東京五輪不正疑惑、海外から厳しい視線。露呈した政府や電通のズレ

 2020年東京五輪の招致運動に絡み、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会から当時のIOC委員の息子が経営するコンサルティング会社の秘密口座に、多額の資金が流れたとされる買収疑惑で、フランス検察当局が12日、該当口座に招致委員会から約2億2000万円の入金があったことを確認し、捜査中であることを明らかにした。疑惑は、英紙ガーディアンが前日に特ダネとして報じていたが、その内容の信ぴょう性が増した形だ。

日本側は、招致は「クリーンな形で行われたと認識している」と菅義偉官房長官がコメントするなど“無実”を主張しているが、ガーディアンに続き、AFP、CNNなどの海外主要メディアも続々と「重大な疑惑」として報じている。海外報道では大手広告代理店の電通が背後で動いていたとも詳報されている中、国内報道は比較的あっさりとした傾向にある。日本流の「臭いものに蓋をする」センスで疑惑をうやむやにしようという意志も見え隠れするが、果たして世界にそれが通用するだろうか?

汚職にまみれた親子と招致委の“黒い関係”

「フランスの検察当局は12日、2020年の東京五輪招致への支持を取り付けるために、国際陸上競技連盟(IAAF)のラミーヌ・ディアック元会長の息子に、280万シンガポールドル(約2億2000万円)が支払われた疑いがあると発表した」――。AFPは、このようにはっきりと買収行為を匂わせるトーンで疑惑を報じている。CNNも、フランス検察当局の声明を独自に入手し、東京2020招致委員会から「2013年7月と10月の2度に渡って計約200万米ドルの支払いがあった」と確定的に報じている。

キーパーソンのラミーヌ・ディアック氏は、1999年から2015年までIAAFの会長を務め、IOCの委員も兼任していた。セネガル出身の元走幅跳選手で、母国やフランスを拠点に活動してきたが、近年は国際スポーツの舞台での汚職疑惑にまみれた人物として有名だ。2011年にはスポーツマーケティング企業から裏金を受け取っていたとしてIOCから警告処分を受け、さらにはやはりガーディアン報道をきっかけに、ロシア選手に蔓延するドーピング問題を隠蔽するために裏金を受け取っていたという疑惑も浮上。これを受け、昨年IAAF会長を自ら辞任した。ロシア絡みの裏金はパリで資金洗浄された疑いがあるとして、現在、フランス当局の捜査が続いている。

ガーディアンによれば、東京招致委員会からの金の流れは、この資金洗浄の捜査の過程で浮上した。検察の発表によれば、息子のパパ・マッサタ・ディアック氏が所有するシンガポールに拠点を置くコンサルタント会社「ブラック・タイディングス」に、「2020年東京五輪招致」の名目で約2億2000万円が振り込まれた。ガーディアンは、今年1月、このパパ・マッサタ・ディアック氏についても、2016年五輪招致に絡み、「IOCの6人の委員に“小包”を送る陰謀」を主導したとスッパ抜いている。東京五輪招致委員会による送金が買収に絡んでいると欧州で見なされる背景には、このように、ディアック親子は汚職にまみれた人物だという認識が定着していることがある。

電通は疑惑を全面否定

「東京招致委員会によるこの7桁の支払いは、日本の強大な広告代理店、電通の役割についても疑念を抱かせるものだ」と、ガーディアンは、日本のマスメディアには多大な影響力を持つ「電通」にも名指しで疑惑の目を向ける。ディアック親子の不正行為を調査した世界アンチ・ドーピング機関の報告書によれば、東京五輪招致委員会による送金があった「ブラック・タイディングス」の口座は、イアン・タン・トンハンという人物が管理する秘密口座だという。この人物はスイスに拠点を置く電通の子会社「アスリートマネジメント・アンド・サービス」(AMS)のコンサルタントを務めていたと指摘されている。ガーディアンによれば、同社は、IAAFと契約を結び、その商標管理を行う会社だ。

電通は、父ディアック氏が会長を辞任する直前にIAAFとの包括スポンサー契約を2029年まで延長している。ガーディアンは、これらは電通とディアック親子の黒い関係を匂わすのに十分な情況証拠だとみているようだ。招致委員名義での「ブラック・タイディングス」への送金も、IOC委員への買収資金として電通の関与のもとで行われたのではないかという疑いが強く持たれている。

電通サイドは、ガーディアンの取材に対し、「ブラック・タイディングス」への支払いについては「何も知らない」とし、イアン・タン・トンハンという人物をコンサルタントとして雇ったこともないと答えている。パパ・マッサダ・ディアック氏についても、電通が直接契約を結んだことはなく、あくまでIAAFと同氏の間の問題だと、疑惑を全面否定。AFPも直接取材を行っているが、こちらに対しても電通は「AMSは我々の子会社ではなく、コンサルタントを雇ったことも決してない。フランス当局からの捜査も受けておらず、協力要請もない」と突っぱねている。

政府・招致委は「クリーン」だと反論

疑惑を全面否定する電通に対し、政府の反応はやや異なる。菅官房長官は「2020年東京大会の招致については、クリーンなかたちで行われたと認識している」と送金が買収に当たるという疑惑は否定。ただし、フランス当局と連絡を取っていることは認め、「フランスの司法当局の要請があれば、その内容を踏まえてわが国として適切に対応することになる」と、捜査に協力する姿勢を示している(ロイター)。

一方、東京五輪組織委員会の小野日子(ひかりこ)広報官は、疑惑の内容について「全く関知していなかった」と、関与を否定。招致委員会の方は、ディアック氏サイドに支払われた2億2000万円は、コンサルティング、招致運動のプランニング、プレゼンの指導。情報・メディア分析などの「プロフェッショナルなサービスへの対価」として支払われたと弁明している(CNN)。

政府と招致委員会は、送金があったこと自体は認めつつ、その内容に違法性はなかったという線で対抗する方針なようだが、日本側の反応をまとめると、「政府」「組織委員会」「招致委員会」「電通」で認識や対応に温度差あると言わざるを得ない。官民の足並みが揃わないまま疑惑をうやむやにできるほど世界は甘くはないだろう。フランス当局や海外メディアの視線は厳しい。

(内村浩介)

 

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高級店は畳が多い。接待で恥をかかないために知りたい「和室の作法」

近頃はフローリングのお部屋ばかりで、和室を普段使いするという方は少数派になりつつありますよね。とはいえ接待や会社の飲み会で使う料理屋さんなどが畳敷き、なんて場合もあるわけで、やはり最低限のマナーは知っておきたいもの。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』で紹介されている和室の作法、身につけておいて損はないですよ。知っていれば上司があなたを見る目も変わるかも?

和室の流儀

さて、本日は近頃少なくなってきた和室のお話。

GW中にイナカに帰省♪ そこまではよかったけど、慣れない和室の生活に足がしびれてスッテンコロン…なんてことはないですか?(笑)

日本の家庭の6割以上がフローリングという現在、畳の部屋での立ち居振る舞いには気を遣ってしまう方も多いでしょう。あ、ちなみに我が家にはちっこいちっこい畳スペースしかありません。オホホ(^^;

和室に入る前にあるもの、それは襖や障子ですね。ドアと同じ機能なワケですが、これくらい開け閉めの作法が違うモノもないんじゃないかってくらい違います。まずそもそも座って開け閉めするものです。立ってやってもいいんですが、あくまでこれは自宅内での簡易的な作法。自宅外では基本的に座って開け閉めしましょう。

さらに言えば、襖や障子って引き戸ですね。なので、これを引くときの作法もあるんですが、たまに帰るイナカでそこまでこだわらなくても(^ー^; いいんじゃないかと思います。ま、す~っと静かに無理な~く開けてください。

ひとつだけ注意するなら、後ろ手で閉めないことです。ちゃんと見ずにカンで閉めるせいか、ひどく大きな音がしてしまうモンなんです。おばあちゃんちでよく怒られました(^^; 怒られた記憶も今ではいい思い出ですが、どうせならいい思い出の方がよかったと思うもんね。まあ、後ろ手で閉めない方がいいのは、洋室のドアも同じかもしれませんね。

さて、和室に入るとすぐに難関が出現します。それがタタミの縁。あの、タタミの端っこに別のテープが巻いてある、あそこのことです。で、このヘリを踏まないようにするのがルールなんです。タタミの部屋だって、別にフツーに歩いてもらったらいいんですが例外がこのヘリなんです。これを踏んで歩くと、ヘリがタタミよりも早くいたんでしまうからなんでしょう。

もうひとつは、ヘリを踏んで歩くのが、振る舞いとして美しくないからです。実際にヘリを踏みながら歩いてみるとわかるんですが確かに美しくない(苦笑)。確かに。

和室には和室の作法がある。イナカにいる関係のビミョーな義理両親や親戚たちの前でそうでなくてもストレスが溜まるもの。和室のちょっとした作法くらいは押さえておきましょう。

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システマティックな「ま、いっか」家事術
食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。
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超絶ギタリストが伝授する、「売れなくても食える音楽」の重要性

「超絶ギタリスト養成ギプス」といえばギター経験者なら一度は耳にしたことはある教本ではないでしょうか? その著者としておなじみのKellySIMONZ(ケリーサイモン)さんがメルマガ『ケリーサイモン「超絶ギタリストへの道」』で、自身にとってのギターセミナーの重要性から、ミュージシャンとして最も大切にしていることまでを惜しみなく解説しています。音楽の道を志そうと考えている方には必読の内容ですよ。

ケリーサイモンにとっての「ギターセミナー」

今年はコンスタントにセミナーを行いつつ夏に向けて自身のソロアルバムの制作をしておりますが、ここ数年バンド活動に力を入れることで新しい認知度も増えたことは間違いない事実ではありますが、やはり僕自身今後の音楽業界やミュージックビジネスにおいて「他との違いを明確にしてくためにはやはりこのギターセミナーというスタイルは非常に重要な意味を持つと考えています。

僕の若い頃はやはり「ライブを経験してナンボ」という感覚があり、当たり前ですが人に見てもらうにはライブしか手段がなかったからというのが一番の理由です。大きな音でギターを鳴らし「真空管アンプは爆音でならせてナンボ」という概念もその当時は当たり前でしたが、いまの時代別に真空管アンプを爆音でならせなくてもプロでやっていけるという現実も少なからずあると思います。

僕自身はいうまでもなく大きな音をコントロールすることは大切だと思っていますがもはやそれもバンドメンバー全員がイヤモニタを装着して演奏するのが当然の現代においてはむしろステージでの大きな音は邪魔になるという概念が一般的となってきました。なので今年のセミナーは僕自身やりやすい環境を目指すことでお客さんにも再現性の高いオーディを環境をという考えでPCからのサウンドと備え付けのマーシャルアンプとのバランスを7:3ぐらいの割合で鳴らすことでどの席に座っていても安定したギターサウンドを聴かせることが出来ています。

ライブハウスに行くと多いのがミュージシャンである僕でも耳が痛いほど大きいバランスでミックスするエンジニアが少なくありません。

正直なところご本人の耳がすでに難聴になっているのではないかと思うほどに「痛い」音の時もあります・・人間はある程度の体に感じる中低音(腰のあたりに響く感じ)があればそれほど高音は必要ないと思います。でもいわゆるドンシャリだと迫力があると思っているので異常に低音と高音をブーストする人が意外に多いように思います。

これでは正直どれだけ自分でいい音を作っても全くPAではそれが再現できていないということになり、お客さんには満足してもらえない可能性が高くなります。毎回専属エンジニアがつくような裕福なバンドならいいんですが、毎回そのライブハウスの方にお願いするのであまり我儘も言えません・・なので僕が一番自分の融通が利きさらに音量も音質もバランスも自分の思うようにできるギターセミナーが今の所ギターを聴いてもらうにも一番いい環境となっています。

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

俳優・堺雅人が主演を務め、高視聴率を誇るNHK大河ドラマ「真田丸」。番組では、草刈正雄演じる真田昌幸がいよいよ大坂に上洛し、ますますの盛り上がりを見せている。今作は、とにかく若い世代にもウケがいい。Twitterでは、ハッシュタグ「#真田丸」をつけて、番組の感想&分析だけでなく、大泉洋の“顔芸”を楽しむなど新たな楽しみも派生し、ネット民の心をもがっちりつかんでいるようだ。

そうなると、よりくわしく知りたくなるというもの。そんな人々に朗報だ。東京都江戸東京博物館では、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」が6月19日(日)まで開催されている。この展覧会は、真田信繁(幸村)の名を知らしめた「大坂の陣」をc中心に、プロローグとエピローグを加えた全7章で、その生涯を描く。

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

入口をくぐると、まず目に入ってくるのは信繁画像の祖本とも言われる江戸時代の「真田信繁画像」や、信繁所用の頭形兜や馬具。

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

ファンには垂涎ものだが、こんなものじゃない。足を進めると「上田合戦」や「関ヶ原合戦」における真田の貴重な資料が惜しげもなく展開される。

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

特に注目したいのが第3章の「関ヶ原合戦絵巻」だ。これは、多数ある関ヶ原の合戦を描いたもののなかでも、真田について多く場面を割いてあり、ひとつひとつの場面が時系列で、目近に見ることができる。開催者側も5メートルほどの特注ケースを用意するなど、力の入れようもすごい。

さて、どんどん進んでいくと、ついに登場するのが第5章「大坂の陣」の資料だ。突然開けた空間に出現する、「冬の陣・夏の陣」の配陣図は迫力のひと言。

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

第5章は、他の章の3倍もあり、最新の研究成果で判明した「大坂の陣」の地形を高低で表現した模型もある。最後の戦いに挑む信繁の覚悟と息づかいがこちらまで伝わってくるようだ。

真田丸ファン必見! 真田信繁の生涯を描く展覧会「真田丸」展が開催中

とにかく見どころ満点、レポートではすべてを伝えきれない「真田丸」東京展。熱心なドラマ視聴者は当たり前、歴史好きにも見逃せない内容だ。もちろん最後には、「真田丸」に関連するおみやげコーナーもあるぞ。

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自分でできる。脳が喜ぶドーパミンを放出するスモールステップ法とは

物事を何度やってもうまくいかず、つい折れそうになってしまうことってありますよね。そんな時こそ試してみたいのが、無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』で紹介されている、「脳が喜ぶドーパミン放出法」。スモールステップを設定して1つずつクリアしていくことで頑張り続けることができる、「魔法」のようなテクニックですよ。

脳に喜びのご褒美を

「何度やってもうまくいかない」ときには、やり方がそもそも間違っているということであればやり方を変えればいいのですが、「自分には才能がないのではないか」「向いていないことをやっているのではないか」「立てた目標が間違ってたのではないか」という気持ちになってしまうと、頑張り続けるのが困難になってしまいます。

そういう時は「スモールステップ」が必要です。

たとえば大学受験を例に取りましょう。あなたが高校3年生として、チャレンジするのは来年の2月、3月です。それまで「成果の確認」はできません。日々、受験勉強をしていても、前に進んでいるのかどうかまったくわからないのでは辛さが募ります。「結果」が出ないことほど疲れることはありません。

そのために模擬試験があるのです。一般には「合否判定」などを見たがるとは思うのですが、それだけではなく、「今度の模試では英語で何点取ろう」という科目単位の目標設定や「苦手なこのタイプの問題の対策をしっかりやろう」という小さな目標でも構いません。

ひとつひとつ小さなステップを設定してうまくいけば脳は喜びます

やった、うまくいった。結果が出た。気持ちイィ~~~

そうです。脳は成功すると快感物質といわれる「ドーパミン」を放出します。努力の結果のドーパミンほど脳が喜ぶものはありません。その喜びは次への頑張りの原動力になります。

いきなり大きな目標を立ててしまうと、たどり着くまでが大変です。結果もなかなか出ません。

小さなステップを積み重ねて、ようやく大きな目標にたどり着きます。小さなステップで脳に快感を与えて、やる気を生み出し、前に進んでいる実感があれば、その過程の努力も楽しみになるのは間違いありません。

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「ズル」している人間が、ビジネスで成功など出来るわけがない理由

ただいま購読者が急増している、大人のためのファッション指南メルマガ『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』。その著者で人気メンズバイヤー・MBさんの生き方に憧れ、同じように成功したいと考える方も少なくないそうです。そんな人達に向けてMBさんは、その条件はただ一つ「ズル」をしないこと、だと語っています。果たしてMBさんが考える「ズル」とは何なのでしょうか?

「ズル」は出来ない

何事も「ズル」は出来ません。

時折ミラクルが起こって「ズル」がまかり通ることもありますが、基本的に。9割方。「ズルは許されないものです。

勉強をしない人はテストで良い点が取れません。

食べることをやめない人は決して痩せることが出来ません。

仕事に対して誠実でない人は結果を出すことが出来ません。

今日はそんな話です。

私のサイトKnowerMagを読んで

「私もインターネットで仕事をしてみたい」

「ブログを生きる方法にしたい」

と思う人は一定割合いる様です。よくそんな声を聞きます。

それは何もおかしなことではないし、私はそういった型にはまらない生き方をする人が好きですし、支援したいとも思っています。

・・・しかしその多くの人が「やり方を教えてくれ」と言うのです。

それはちょっと「ズルじゃないのかなと思うんです

・・・いや違います。

誤解しないでほしいんですが

「俺が築き上げてきた”運営方法”を簡単に教えるわけがないだろう??」

「自分でちゃんと努力して正解を見つけろ、ズルすんな馬鹿野郎」

という意味の「ズル」ではありません。

もし教えて欲しければ運営方法くらいいくらでも教えます。

(ただし一部、本当に核となる部分は企業コンサルなどで使用しているためそうやすやすと教えるわけにはいきませんが。)

そうじゃなくて、

やり方だけで仕事が成立するわけがない

という意味の「ズル」です。

少し説明が必要だと思いますが・・・

何故私がファッションのメルマガや情報配信ができるのか考えてみて欲しいのです。何故できるのだと思いますか??

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「5月病」は大丈夫? セルフチェックで確認

新年度、新社会人として頑張りつづけ、ゴールデンウイーク明けのころには気持ちが一転、無気力状態になってしまう、 社会人の5月病や6月病 。

6月病とは、6月になって症状が出てくる場合のことを指し、「新5月病」ともいわれています。

春から夏への季節の変わり目、「梅雨」で天候が変化することも影響しているようですね。でも、意識して予防できることがあります。

以下から詳しくご紹介しましょう。

 社会人の6月病 :今の心の状態をチェックしてみよう!

今の自分の状態にあてはまる項目をチェックしてみてください。

□ 他人と会うのが面倒くさい(ドタキャンが多くなった)

□ 悲観的に考え、クヨクヨ悩み続ける

□ 睡眠不足が続いている

□ 服装に気をつけるのが面倒になり、そのまま出かけてしまう

□ 通勤の前後最中に体調が悪くなる

□ 好きだった趣味をやるのがおっくう

□ 朝になると行きたくなくなり、遅刻や欠勤をしてしまった

□ 「おはよう」「ありがとう」などを言い忘れる

□ 仕事のミスが増え、効率が落ちた

□ いつも読んでいる雑誌や新聞・テレビが見たくなくなった

以上の4~6つが当てはまればストレス傾向が強く、7つ以上なら要注意です。

適応障害としての「5月病・6月病」

「5月病」は医学用語ではありません。

やる気が起きない、疲労感が取れない、人間関係が面倒、身体がだるい、思考力や集中力が低下した、考え方が悲観的になってしまう、頭痛・腹痛に悩ませられる、食欲低下など、理由のよく解らない心身の不調に陥るのが、5月病(6月病)なのです。

5月病・6月病は医学的には、うつ病一歩手前の、「適応障害」と言われます。

急激な環境の変化についていけずに心身が悲鳴を上げている、ストレス反応です。多くは一過性ですから、そのうち自然に症状が消えていったり、生活習慣を整えることで改善が図れます。

しかし、以前から「うつ状態」になりやすかったり、不調が1か月以上続いて辛かったりするなら、医務室や健康管理室に相談に行き、場合によっては心療内科などに受診することも考えましょう。

特徴は?

新しい環境に十分になじめない「適応障害」としての5月病・6月病の特徴は、次のようなものです。

■ 新しい環境についていけていない:学生時代、もしくは以前の職場とあまりに環境や生活が違うなど

■ 新しい人間関係ができていない:年の違う先輩や後輩たちと話ができない、同期とも親しくなれていないなど

■ 理想と現実のギャップに悩んでいる:想像していた会社とちがう、希望した仕事や職場と違うなど

■ 目標を見失った:毎日業務に追われて、何のためにやっているのかわからない、今の仕事が自分のやりたいことなのかがわからないなど

どうやって乗り越えるか、2つのカギ

生活習慣を整える

睡眠・休息、栄養バランスのとれた食事を1日3度摂る、運動不足にならないなど、基本的な生活習慣を整えましょう。とくに睡眠を十分とって「on」と「off」のメリハリをつけることは重要です。

何がストレスかを考える

・何が嫌かを書き出してみる

・そのストレス解決法を、いくつでも書き出す

・解決できないなら、時間に委ねて「忘れる」と言い聞かせる

・解決法が実施できない理由を書き出す

・具体的なアクション・プランまで突き詰めて考える

 仕事はもともとストレスフルなもの!

「仕事に取り組む」ということは、もともとストレスフルなことです。

時間との勝負で、他の競合と、品質や価格で争っていくのがほとんどの仕事です。だからこそ、ストレスを上手に発散し、耐性を高め、これと上手に付き合っていくために、5月病・6月病は格好の予行演習のようなものです。

それだけに、ストレスを独りで抱えないことが大事です。

考えていることを先輩や同期、友人、家族などに聞いてもらったり、アドバイスを受けたりすることは、「吐き出す」行為として重要です。逆に、「がんばっている」人がいたら、吐き出しやすいように、声をかけてあげることも大切です。

執筆:Mocosuku編集部

 

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脱サラしてコンサルタントになりたい人が身につけるべき3つのスキル

最近よく目にする「経営コンサルタント」という肩書きの人たち。「自分も挑戦してみたい」という方も多いかと思います。そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』。現役売れっ子コンサルの著者が、「コンサルタントになるために必要な3つの能力」とその身につけ方を紹介しています。

経営コンサルタントにチャレンジ

経営コンサルタントとして起業をしたいのであれば、それなりの準備が必要です。

私は、まず自分の事業計画書を作るところから始めました。会社を辞める1年前に、商工会議所主催の創業塾」に参加して、計画書を作ったのです。

このとき、自分の強みを考えながらスポーツ店専門の経営コンサルタントとして生きていくことを決めました。

そして、経営コンサルタントになるには、それなりの知識が必要です。私は「中小企業診断士」になるための勉強を始めていました。起業の4年前です。結局、診断士の資格は取れませんでしたが、この時に学んだ知識は今でも役に立っています。

また、「コンサルタント養成講座」という高額セミナーに参加しコンサルタントに必要な能力は3つあることを学びました。それは、「アドバイス力」「書く力」「話す力」です。1つずつ説明しましょう。

まず「アドバイス力」。これは、コンサルタントには最も重要な力です。コンサルティングの成否に関わります。

ものごとの本質をつかまなくてはなりません。ここで、今までの経験が生かされます。ただし、アドバイスの裏付けとなる経営理論やマーケティング理論が必要です。私の場合は、ドン・ペパーズが打ち立てた「ワン・トゥー・ワン・マーケティング」が大きな柱となっています。

そして、もう1つの能力は「書く力」です。コンサルタントは、執筆を通じて自分の考えを発表する場面が多く出てきます。そのために、「書く力」を磨かなくてはいけません。私は、それを「メルマガの発行から始めました。起業の1年前です。

起業後は、地元の経済新聞や業界新聞への寄稿を積極的に行いました。その結果、「商業界」からの執筆依頼があったり、新聞への連載が続いています。今も「書く力」を、メルマガで磨いています。

米国人が驚いた、日本人の変な習性

日本語の「もったいない」という言葉が世界中で広まり、モノを大切にする日本人の精神は世界から見習うべきだと言われています。しかし、メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者である高橋さんは、先日アメリカ人から受けたある質問によって、彼らが日本人の美徳を完全に理解することは難しいと感じたようです。日本人には当然でも、アメリカ人には理解不能な「ある習性」とは?

ニューヨーカーが驚く日本人の習性

アメリカ人の友人と“NIPPON”について話すと、非常に面白い刺激をもらいます。 

彼らはみんな日本を褒めてくれ、素晴らしい国だと賞賛します。 

話し相手が僕だから(笑) アメリカ人はどうあれ、まず褒めるw

でも、それを差し引いても、 日本の良さを知ってくれている人は多い気がします。 

もちろん、不思議な風習についての疑問も口に出してきます 。 

・どうして学生がみんな、ブランドバックを持てるんだ? 
・「つまらないものですが」と言いながら、プレゼントを渡された。 
・上司から勧められたお酒を飲まないと出世に響くって本当か?
etc………

そのつど適当に答えるようにしていますが、先日、ちょっと面白い質問をされました。 

【沖縄返還】多くの尊い命と引き換えに叶った「奇跡の祖国復帰」

5月15日は沖縄本土復帰記念日。終戦からこれほど短期間で、しかも平和的な話し合いで返還された例は、世界史上稀に見る出来事だと言います。なぜそんな奇跡が実現したのでしょうか。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』で詳しく解説されています。

沖縄の祖国復帰を果たした県民の思い

沖縄は昭和471972年5月15日に返還された。戦争で失った領土が平和的な話し合いで短期間のうちに祖国に復帰したのは世界史上でもあまり例がない。

一度失った領土を外交交渉で取り戻す事がいかに難しいかは、北方領土や竹島の現状を思い浮かべれば、容易に理解できる。香港はアヘン戦争の結果、1898年にイギリスとの間で99年間の租借条約が結ばれ、中国に返還されたのは1997年であった。

まして米軍は沖縄戦で7万5,000人もの死傷者を出した。アメリカ軍の中には、「沖縄は我々の青年の血で贖あがなった戦利品である」と発言する者もいた。

昭和22(1947)年6月、マッカーサーは「沖縄人は日本人ではない」と発言した。この時点で、アメリカは、本土と沖縄を切り離して永久支配することを考えていた。いわば、今日のグアムのような形態である。

朝鮮半島、中国大陸、東南アジアを睨む沖縄の地政学的な重要性を考えれば、ここをアメリカの直轄地として、自由に使えるようにしておきたい、と考えるのは当然であった。

しかし、沖縄は「香港」にも「グアム」にもならず、平和裏に祖国に復帰できた。この世界史上での奇跡がどう実現したのか見てみよう。

祖国防衛に尽くした沖縄

沖縄が祖国防衛のために果たした役割は計り知れない。

昭和20(1945)年2月のヤルタ会談で、ルーズベルト大統領は、日本を壊滅させ、無条件降伏させる方針を確認した。4月中に沖縄を占領した後、南九州上陸を狙うオリンピック作戦、続いて関東平野に侵攻するコロネット作戦が計画されていた。スターリンのソ連は北海道、東北地方に侵出することが決定されていた(『祖国復帰は沖縄の誇り』p19)。

このシナリオ通りに展開したら、本土決戦でさらに数百万人規模の日本人が犠牲となっていたろう。さらにドイツと同様、無政府状態となったまま、米ソに分割占領されていたはずだ。

その悲劇を阻止したのが沖縄戦であった。日本軍の洞窟陣地を利用したゲリラ戦術により、米軍は太平洋戦争で最大の損害を受けた。日本軍守備隊の戦死者約6万5,000人に対して、米軍は地上戦闘での死傷、神風特攻による艦船の沈没・損害、激烈な戦闘による神経症での戦線離脱などで合計7万5,000人もの死傷者を出している。

日本軍の5倍の兵力を投入しながら、1ヶ月の作戦が3ヶ月もかかった。米軍は実質的には沖縄戦は敗北だったとの認識をしていた(同、p17)。

そして、その被害の大きさに、このまま本土侵攻に進んだら、米軍も100万人規模の犠牲を出すであろうと予想された。ここから、米政府は無条件降伏の方針を撤回し有条件降伏を勧めるポツダム宣言を出した。

戦場となった沖縄で、日本軍は島民の3分の1、20万人を本土や安全な島北部に疎開させた。それでも軍属として戦った青壮年、従軍看護婦らも含めて、10万人規模の住民犠牲者が出ている。

沖縄戦での軍民の尊い犠牲により、本土決戦を避け得て、その何倍もの国民が救われ、国家と皇室の護持ができたのである。