「少女支援」なぜシャブ漬けに?元ヤクザNPO牧師がキメセク逮捕…覚醒剤を尿から検出、社会運動標ぼうゴロに怒りの声

「人生はやり直せる」と優しい言葉を投げかける牧師が、シャブをやめられないのだとしたら洒落にならない。神戸の教会に所属する牧師・森康彦容疑者(64)が8日、覚醒剤使用の容疑で逮捕された。内縁関係にある女性に「キメセク」被害をタレこまれたもの。ヤクザから牧師に転身した異色の経歴を持つ森容疑者は、非行や虐待、不登校などの問題を抱える少年少女たちの自立を支援するNPO法人「ホザナ・ハウス」を運営していたが、一部サービスでは受け入れ対象を少女のみに限定していたこともあり懸念が広がっている。 

子どもを守る牧師が「シャブ漬け」裏の顔

集英社オンラインなどの報道によると、7日深夜、別のトラブルの通報で森容疑者の施設に警察官が出動。挙動不審な女性がおり話を聞いたところ森容疑者の内縁の妻で、「キメセクされた」(覚醒剤を打たれて性交させられた)と被害を訴え、尿検査でも陽性反応が出たため逮捕・保護された。

その際、森容疑者は任意聴取を拒否し逃走を図ったが、翌8日に車を運転中のところを警察に発見され、検査で覚醒剤の陽性反応が出たという。森容疑者は容疑を否認している。

警察は施設内から注射器を押収。森容疑者は検査の際に、「点滴を打ったから陽性反応は出ない」など、警察を挑発するような態度をみせたとも報じられている。

森容疑者は先月14日、心を打つ地道な活動によって社会に貢献する人を表彰する「関西こころの賞」を受賞したばかり。

「道を踏み外して行き場がなくなった若者を自立できるようにしたいとの思いでNPO法人を設立し、何十人もの少年少女たちを更正させてきた」ことが受賞の理由。森容疑者は「私たちは彼ら(少年少女)の傷ついた心に寄り添いながら、責めることをせず、否定せずに寄り添い、そういう支援を続けています」とコメントしていた。

NPOが反社の隠れ蓑に?「少女支援標榜ビジネス」の可能性

内閣府のWebサイトによると、森容疑者が代表理事を務めるホザナ・ハウスは2011年11月18日、「刑務所や少年院から社会復帰を目指す人たちに対して自立、更生と社会参加促進に関する事業を行う」「不登校の子ども等とその親を支援するためのフリースクールを運営する」などを目的として設立。

自立援助ホームの「カリス・ホーム」「カリス・ボーイズ」や、家庭で虐待などを受けた少女の駆け込み寺となる「ガールズシェルター」、放課後等デイサービスの「ホザナ・ルーム」、就労継続支援B型作業所「ホザナ・ファクトリー」などを運営し、福祉事業分野で様々な助成金や補助金を受ける一方、「子どもたちへの食事提供、相談業務、事業所や作業所での利用者さんの補助」を名目にボランティアを募集していた。

さまざまな問題を抱える少年少女たちを支援しようと現場に集った人々に罪がないのは言うまでもないことだが、多くの善意を食い物にしながら森容疑者が薬物に耽っていたのだとしたら、その罪はあまりに大きい。

ネットでは、「覚醒剤中毒の元ヤクザが少年少女を保護って危なすぎる」「内縁の妻だけじゃなく、施設の少女にも手を出しているんじゃないだろうな」「真剣に子どもたちを支援している人たちへの風評被害が心配」など、卑劣なやり口に怒りの声が多く上がっている。

「キメセク」はやめられない?過去に覚醒剤経験を告白

夜遊びにハマって大学を中退後に暴力団に入り、みかじめ料集金や違法薬物売買で幹部に出世。だが自身も薬物絡みのトラブルで43歳のとき破門されたと報じられている森容疑者。

所属していた教会や関係団体の記事はすでにほとんどが削除されているが、森容疑者に直接話を聞いたことがあるという人物のブログが残っていた。

今から約9年前に書かれたそのブログでは、

森 康彦さん。わたしの急なご連絡にも優しく、親身に対応してくれた素敵な方です。実は元ヤクザで銀座でぶいぶい言わせていたんだとか・・・。(笑)

森さんはヤクザで、覚せい剤も散々経験していたのだそう。しかし、教会と出会い、回心し、クリスチャンヤクザとして活躍し、その後ヤクザ界の兄貴の借金を一気に背負うことになり、その後破門。それから、関西にて、神学の道に進んだのだそう

今のホザナハウスの原型ができたのが数年程前で、最初は3LDKのマンションからスタートしたのだそうです。それがどんどん知り合いの口コミで入居者が7人にまで増えてしまい、去年の3月から今のホザナハウスに至った。

しかし、そのような保護施設に対する地域住民の反発は激しく、なかなか理解をしてもらえないいのが現状。森さんはいつだって抵抗していたのだが、今度は矛先が家主さんのところへ向かい、やむなく立ち去ることを決意しました。

など、森容疑者の「素顔」が紹介されている。

この内容が事実で、今回の容疑も報道どおりなら、森容疑者もまた「覚醒剤の快楽」を断ち切れなかった一人のようだ。

2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕された元プロ野球選手の清原和博氏は、2019年の朝日新聞のインタビューで「今も突然、覚醒剤を使いたくなることがある」と赤裸々に告白している。

屈強なアスリートをして「主治医をはじめ色々な人の助けがなければ、ずっと薬をやめ続けるのは無理だった」「一日一日の積み重ねでここまできました」と言わしめるほど、覚醒剤には恐るべき依存性があるのだ。

そこに性交が加われば、もはや薬物中毒から抜け出すことは不可能とも言われる。それは一体なぜなのか?

日本は侵略などされない。脅威を捏造し「防衛費倍増」する国民ダマシ

周辺国による脅威の高まりを理由に、大幅に増額されることとなった防衛費。現在政府・与党内ではその財源を巡る駆け引きが激しさを増していますが、そもそも日本が直面しているという「周辺国の脅威」とは、一体どれほどのレベルなのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、我が国にとって最大の脅威とされる中国や北朝鮮について、「両国が日本に上陸侵攻し直接軍事占領を目論むという事態は200%ない」と断言。その単純にして明快な理由を記しています。

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※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2022年12月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

日本は一体どういう「脅威」に直面しているのか/その基礎の基礎を蔑ろにして防衛費を倍増することの嘘くささ

およそ一国の防衛の戦略・政策・予算を論じるについて、第1ページをなす出発点は、その国が一体どういう軍事的な「脅威」に直面しているのかという、軍人用語で言う「脅威の見積り」である。

それは具体的には、「どこの国の、どの部隊が、どういう様態で侵略してくる蓋然性が高いか?」ということの、冷静、かつ可能な限り科学的・客観的な分析でなければならない。もちろん、その蓋然性には複数の可能性があり、従っていくつも脅威シナリオがあり得るけれども、可能な限り数学的な確率計算を適用し、優先順位を付けなければならない。

こんなことはごく当たり前のことで、或る戦士が誰かから狙われているらしいことを察知したとして、その相手が誰で何人なのか、柔道家もしくはキックボクサーが素手で襲ってくるのか剣術の達人が刀を抜いてくるのか、どういう条件の下でどのタイミングで立ち現れる公算が大きいのか等々を大まかにでも推測し読み切ることなくして、身を守る作戦など立てられるはずもない。

政府はことあるごとに「日本を取り巻く安全保障環境はますます厳しさを増しており」という決まり文句を繰り返し、そうするとマスコミも「ますます」というのが、いつから比べて(量的に)、どのように(質的に)、脅威が増しているのかの中身を何ら問うことなく、その表現を鸚鵡返しに垂れ流す。それを毎日にように繰り返されると、一般の人々は「そうか、ますます脅威が差し迫っているのだな」と、根拠不明の不安感を上から上から刷り込まれていくのである。

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中国は拒否か。ロシアの諜報機関が探し始めたプーチンの「亡命先」

モスクワからわずか200kmほどしか離れていない空軍基地をはじめ、国内3箇所をウクライナによるものと思われる爆撃を受けたロシア。予想だにしなかった攻撃に、プーチン大統領はこの先どのような反応を見せるのでしょうか。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、ウクライナ戦争の最新の戦況と、核兵器の先制使用を示唆したプーチン氏の発言を紹介。さらにロシア連邦保安庁が検討し始めたという意外な動きをリークしています。

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ウクライナ軍の長距離攻撃

ウ軍は、巡航ミサイルでインフラ攻撃するロ軍長距離爆撃機の空軍基地を、ドローンで攻撃した。今後を検討しよう。

冬場になり、道の凍結もなり、機甲部隊も動けるようになっているが、その割に両軍ともに、攻勢をかけているとは思うが、前線が動かないようである。

特にウ軍の機甲化部隊が動かない理由が見えない。温存した機甲化部隊はどこにいるのであろうか。もしかして、温存の機甲化部隊自体がないのかもしれない。少しずつ、各戦線に投入したのかもしれない。

南部ヘルソン州

ドニエプル川東岸にウクライナ国旗を立てたが、その後の動きがない。キーンバーン半島のウ軍の動きも分からない。ウ軍は残存ロ軍を排除できていないようである。

しかし、ウ軍南部方面戦術担当の大佐は、ドニエプル川を渡河できる場所と時期を知っているので、その時期が来たら、分かるはずと言う。どうも、ドニエプル川を渡河して、東岸に機甲部隊を前進させるようである。

このため、ロ軍はドニエプル川から10km以上も離れた場所に防衛線を構築しているようである。ロ軍は守勢である。

ザポリージャ方面

ロ軍は、マリウポリに南部方面司令部を作り、ザポリージャ州とヘルソン州への補給を安定させたいようである。クリミア大橋をプーチンが、ベンツ車を運転して復旧したと宣伝しているが、貨物列車は、まだ通行ができないようである。

このため、ロシア本土からアゾフ海をフェリーや揚陸艦で渡り、物資を運ぶ方法で補給を行うようである。プーチンもアゾフ海はロシアの内海になっていると述べている。

前回のパブリウカをロ軍が確保したとしたが、それ以上にロ軍の攻撃がないのは、鉄道輸送ではなく、アゾフ海の海上輸送を中心にしたことで、多大な犠牲を伴う攻撃を止めたようである。

この地域でもロ軍は守勢である。例外的にパブリウカ攻撃があったが、それも止めたようである。そして、マリウポリ・ウルズフ村のロ軍の南部方面司令部も爆破され吹っ飛んだようである。恐らく、HIMARSの攻撃であろう。

ロ軍は、冬場に「戦力化された兵士」が多くないので、今の時期はバフムト以外は守勢になるようである。

もう1つ、ロ保安局(FSB)部隊が、盗聴やインターネット監視により、ウクライナのパルチザン活動家と協力者を摘発するため、ウクライナ南部占領地域で活動を開始した。ここの支配を確実にするようである。動員兵により、手が空いたことで、FSB部隊を本来の業務に回せるようである。

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日本に辛口のNYタイムズも。世界が賞賛する日本人のW杯ゴミ拾い

数大会前から始められ、今ではワールドカップの風物詩になったと言っても過言ではない日本人サポーターによる試合後のスタンド清掃。国内では賛否両論かまびすしいですが、海外ではどのように受け取られているのでしょうか。今回のメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』では著者の大澤先生が、日本に対して辛口な姿勢で知られるNYタイムズと、道徳的な報道をする機関ではないというサウスチャイナモーニングポストそれぞれに掲載された記事を翻訳・要約し紹介しています。

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ワールドカップの日本人清掃についての海外報道

ワールドカップサッカーで日本人が客席を清掃する姿が世界中で称賛されています。

その一方で、元東京都知事の舛添要一氏は「清掃を業とする人の仕事を奪うものだ。日本文明だけが世界ではない」と批判。

また大王製紙元会長の井川意高氏は「奴隷根性だ」とも揶揄しています。

米国のNYタイムズ11月27日は、そのような日本国内の批判も含めて報道しています。抜粋、紹介しましょう。

日本のファンは、試合後にスタンドのゴミを拾うことで高い評価を得ている。

 

しかし、この習慣は新しいものでもなければ、彼らにとっても珍しいことでもない。

 

試合終了のホイッスルが吹かれ、日本のファンたちは、コスタリカに1-0で敗れた悔しさに浸る時間を持った。

 

しかし、その瞬間はすぐに過ぎ去り、青いゴミ袋が登場した。

 

今年のワールドカップで驚きをもって迎えられた試合後の儀式の再来である。

 

ついさっきまで歓喜の歌声をあげていた日本の観客たちが、アハマド・ビン・アリ・スタジアムのスタンドを念入りに掃除し始め、周りの座席に散らばっているゴミを拾い始めたのだ。

 

中身のないペットボトル、オレンジの皮、汚れたナプキン…誰が置いたかわからないようなものばかりだ。

 

ファンたちは通路を横切り、ゴミを袋に入れては、笑顔で(明らかに喜んで)スタジアムの従業員に手渡して去っていった。

 

「東京から来たという服部さん(32歳)は、瓶やチケットの半券などスタジアムのゴミを袋に詰めて持っていた。

 

「この場所は私たちのものではないので、使うならきれいにしなければなりません。そして、たとえ私たちのゴミでなくても、汚れていることには変わりないのだから、きれいにするべきだ」

 

ワールドカップ期間中、観客が冷静に清掃活動を行う姿は、アメリカなど他国の観戦者を魅了した。

 

アメリカでは、ベタベタのソーダがこぼれ、ポップコーンの袋が倒れ、ピーナツの殻の小山があっても、通常のスポーツ競技場の体験の一部として受け入れられることが多い。

 

しかし、日本では、特に公共の場での整理整頓は美徳として広く受け入れられている。

 

試合会場にいた日本人は、そのような習慣は家庭で教えられ、学校でも強化されてきたと述べている。

 

スタジアムのような共有スペースの清掃は、個人の責任となり、そのために雇われた労働者がいるわけではないことが多いのです。

 

「日本人にとって、これはごく普通のことだ」と日本チームの監督である森保は言った。「場所を去るときは、前よりもきれいにして去らなければなりません」

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京大教授が絶句。防衛費増を利用した岸田首相の「大増税」に呆れたワケ

防衛力強化を議論する政府の有識者会議は、防衛費増額の場合の財源について、国債に頼らず幅広い税目による「増税」を含めた国民負担が必要だとする報告書をまとめました。その報道に接し絶句したと語るのは、京都大学大学院教授の藤井聡さん。今回のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』では、有識者会議に名を連ねる経済専門家の顔ぶれについて、緊縮財政を目指す岸田政権と財務省が「増税」の結論ありきで選んだ人たちと指摘。欺されて増税を許せば、経済が疲弊しかえって防衛力を低下させてしまうと、「増税論」の矛盾を説明し阻止すべきと訴えています。

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岸田・麻生流の緊縮財政派は今、「防衛費増」を利用して「増税」を狙っている ~増税のためにつくられた“有識者会議”~

『有識者会議“防衛費財源 国民負担で”意見相次ぐ』、の報道にはホントに絶句しました……
有識者会議“防衛費財源 国民負担で”意見相次ぐ 議事要旨公開 | NHK

この会議は、「外交・防衛のほか、経済・財政分野などの専門家」も出席していたそうですが、彼らの発言は「むやみに国債発行をしてはならない」「第2次世界大戦時の軍事費調達のため、多額の国債が発行され終戦直後にインフレを招いた歴史を忘れてはならない」と、国債発行はダメだという意見に加え、「日本はOECD=経済協力開発機構の国々と比べ租税負担が少ない」「幅広い税目による国民負担が必要なことを明確にして理解を得るべきだ」と、増税・国民負担を求める意見が多数でたとのこと。

こうした意見は、財務省の公式見解、すなわち所謂“ザイム真理教”の教義そのものです。一体どういう人達がこの発言をしていたのかと確認してみると、そのリストは次の様なものでした。

  • 上山隆大 総合科学技術・イノベーション会議 議員(常勤)
  • 翁百合 株式会社日本総合研究所理事長
  • 喜多恒雄 株式会社日本経済新聞社顧問
  • 國部毅 株式会社三井住友フィナンシャルグループ取締役会長
  • 黒江哲郎 三井住友海上火災保険株式会社顧問 
  • 佐々江賢一郎 公益財団法人日本国際問題研究所理事長 
  • 中西寛 国立大学法人京都大学大学院法学研究科教授
  • 橋本和仁 国立研究開発法人科学技術振興機構理事長 
  • 船橋洋一 公益財団法人国際文化会館グローバル・カウンシルチェアマン
  • 山口寿一 株式会社読売新聞グループ本社代表取締役社長

これらのリストには、国際政治学者や元外交官・防衛官僚、外交・軍事のジャーナリストなどが含まれていますが、経済・財政関係の有識者として入っているのが、翁百合株式会社日本総合研究所理事長 元日銀のエコノミスト、喜多恒雄株式会社日本経済新聞社顧問 慶応大学経済学部から日経新聞に入社、國部毅株式会社三井住友フィナンシャルグループ 取締役会長の3人。

まず、國部氏は、財務省の意向に逆らった委員会発言など絶対の絶対に出来ない銀行グループの取締役。喜多氏も同様に、「財務省の機関誌(赤旗)」とすら言われる日経新聞に入社し、顧問にまで上り詰めた人物。彼らがザイム真理教の教えに背いた発言をする筈がなく、増税だ、国民負担増だ、財政破綻だ、国債発行はまかり成らぬという発言をすることは、人選の時点でハッキリ分かっていた人物です。

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そのスーツ何年もの?「見られる」ことを意識するビジネスマンがデキるワケ

あなたは、仕事をしているときの自分を「誰かに見られている」と意識していますか? メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんが話すには、仕事をする上で重要なことの一つに「見られていることを意識する」というものがあるそうです。その明確な理由とは?

仕事は人に見られてナンボ。サラリーマンでこの意識を持てる人が伸びる人、出世する人

人に見られることでおカネを頂けるビジネスのことを「プロ」と呼ぶわけですけど、これはサラリーマンでもやれるんですよ。というか、サラリーマンでこの意識を持てる人が伸びる人、出世する人なんです。

あなたのいつもの仕事ぶりを見ている観客がいるとしたら、あなたは今日のような振る舞いをしますか?今日のような業務態度で仕事に臨みますか?

観客がいて、あなたの一挙手一投足を見つめているとしたら、もっと格好を付けようと思うでしょ。もっと華麗に、もっと美しく、観客が思わず拍手をしたくなるようなやり方で仕事をするでしょ。

どうせ誰も見ていないと思っているから、テキトーに仕事をしているんです。だからグダな態度で、イヤイヤ仕事をするんです。

ちなみに、新入社員を毎年採用する大きなメリットは、新入社員がフレッシュな時って、先輩社員がシャキシャキ働くからですよ。なんでシャキシャキ働くかというと、新人が先輩であるあなたの仕事ぶりを見ているからです。だからいつもよりちゃんとした格好で、無精髭もちゃんと剃って、いつもよりハッキリとした声で、できれば新人の(特に異性の新人の)注目を浴びたいと思うわけ。

ま、それはひと月も保たないんですけど、それでも4月って会社の空気が変わるわけですよ。

それと同じことを、普段から意識して仕事をやったら、パフォーマンスは必ず上がりますよ。

まるで魔法。あの上司は、なぜ取引先にも部下にも好かれているのか?

ビジネス書ランキングで3年連続1位に輝いた『人は話し方が9割』。今回、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、その第3弾である、リーダーの話し方にフォーカスした一冊です。

『リーダーは話し方が9割』部下の自己肯定感、自己重要感を高めるノウハウ

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リーダーは話し方が9割

永松茂久・著 すばる舎

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、日販の年間ビジネス書ランキングで、3年連続1位に輝いた、『人は話し方が9割』の第3弾。

● 第1弾:『人は話し方が9割
● 第2弾:『人は聞き方が9割

今回は、「リーダーの話し方」がテーマということで、先日ご紹介した矢野香さんの『最強リーダーの「話す力」』とテーマが似ていますが、『最強リーダーの「話す力」』がパブリックスピーキングに重きを置いているのに対し、こちらは部下への個別指導・対話が中心。

※ 参考:『最強リーダーの「話す力」

どうやって部下の自己肯定感、自己重要感を高めるか、現場で効く考え方、ノウハウがまとめられています。

うまくいくリーダーが自然とやっている「フォーユートーク」、部下が主役になるコミュニケーション、部下の自己重要感を高める魔法の言葉12選など、読んでおきたいノウハウが満載です。

過去をふり返り、もっと早く知っておけば良かったと思う内容がびっしりと書き込まれていますので、リーダーの方はご注意ください。

部下のいいところをいくつ知っているか、部下が嫌いなことをどれだけ把握しているかなど、話し方だけにとどまらない、リーダーの日々の心構え、行動についても書かれており、じつに勉強になりました。

心理学者が本気を出して考えた「PK戦で勝つ運」を引き寄せる戦略とは?

ワールドカップのクロアチア戦でPK戦負けしまった日本代表。技術、実力だけでなく、運も関わるPK戦を勝ち抜くためには何が必要なのでしょうか? 心理学者・富田隆さんのメルマガ『富田隆のお気楽心理学』の中で、その「運」を引き寄せる方法について詳しく語っています。

この記事の著者・富田隆さんのメルマガ

エスパーPK戦。「運」を引き寄せる戦略について本気で考える必要がある

サッカーの試合は残念でしたね。ワールドカップのクロアチア戦は1対1で、延長戦でも勝負がつかず、最後の最後、ペナルティー・キック戦で負けてしまいました。

それでも、日本代表は強豪のドイツとスペインを下し、トーナメントに進んだのですから、今回は素晴らしい健闘ぶりでした。PK戦には「運」まかせの部分がありますから、クロアチア戦の戦いぶりも、前回の準優勝チームを相手に、ほぼ互角のものだったと言って良いでしょう。グループリーグ戦なら引き分けになる試合でした。

「PK戦は運まかせ」という意見は、私だけでなく、多くのサポーターの間からも聞こえて来ました。

もちろん、キーパーの「実力」も大切ですし、キッカーの「力量」も重要です。「運ではなく技術だ」という意見にも一理あります。

たとえば、もしベテランのキーパーが、敵のキッカーが無意識に発する微妙な身体のサインを見逃さないという実力を備えていたらどうでしょう。何処にボールが飛んでくるかを見破ることができるのですから、これを跳ね返し、ゴールを阻止することができるはずです。実際、キーパーの中には、ボールが左右のどちらに飛んでくるかを事前に知っていたとしか思えない余裕の対応をする人がいます。

しかし、キッカーの側も百戦錬磨の強者ですから、わざと逆のサインを出してキーパーを欺くこともできるのです。たとえば、左サイドを狙っているかのように見せかけて、実際には右サイドにボールを蹴るといった具合です。

こうなると、まさに、「キツネとタヌキの化かし合い」で、より「人の悪い」方が勝つのではないでしょうか。

ブラジルのネイマール選手は、見事にキーパーの裏をかいてPKを決めてみせた後、いかにも「どうだい、騙してやったぜ!」というような顔で悪戯っぽく舌を出していました。このように、PKで勝つには、技術プラス「人の悪さ」が重要なように思えます。

ところが、日本人の選手たちを見渡すと、いかにも人の良さそうな好青年ばかりです。とても、おっかない顔をした強豪チームのキーパーを騙せそうには見えません。技術の点では世界基準を満たしていても、「人の悪さ」となるとちょっと無理なのではないでしょうか。

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人の「善意」を利用してダマす統一教会の悪質な手口。元信者が暴露する「募金」「寄付金」「ボランティア」の実態

メルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』発行者で、かつて旧統一教会の信者であったジャーナリストの多田文明さん。人の「善意」を使ってさまざまな団体や自治体に入り込む悪質な統一教会の手口を、最新刊『信じる者は、ダマされる。元統一教会信者だから書けた「マインドコントロール」の手口』(清談社Publico)の中で詳しく綴っています。今回、特別に多田さん最新刊の一部を抜粋してお届けいたします。

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統一教会も駆使した「善意」でダマす手口。なぜ、旧統一教会の「寄付」や「応援」を断れないのか

旧統一教会内での活動を見てきて、「善意を装って近づく」のがとても巧みであることを痛感しています。これにより、心あるやさしい人たちはダマされてしまいます。

すでに旧統一教会から全国の自治体にお金が寄付されていた実態が明らかになっています。地域住民の福祉の推進を行っている社会福祉協議会への寄付も目立っています。寄付されたところは相当数になると見られ、教団組織としてなんらかの指示や意図を持って行われている可能性もあります。なぜ、こうした寄付が行われているのか。教団の目的などについてお話しします。

2022年8月に入り、私が一時期所属していた仙台の旧統一教会から仙台市社会福祉協議会への寄付があったとの報道があり、急いで取材しました。

寄付は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の仙台家庭教会の壮年部からによるもので、仙台市社会福祉協議会によると、3年間にわたり、約10万円の寄付を受けています。「当時、旧統一教会の認識はあったものの、寄付という善意なので、断る理由がありませんでした」との答えでした。

このあたりが巧妙なのですが、相手先の団体が霊感商法を過去に行い、甚大な消費者被害を引き起こした旧統一教会であるとわかっていても、「寄付」という善意を前面に出されるために、断りにくい状況になるのです。

2020年10月、長崎県の佐世保市社会福祉協議会のもとには、世界平和統一家庭連合佐世保家庭教会から約4万円が寄付されています。同社会福祉協議会によると、「チャリティーバザーを開催した益金とのことでした。ただ、どんなチャリティーを行っていたのか、その詳細までは把握していません」との答えでした。

どうしても善意の行為を疑い、その内容を聞くこと自体が「よくないこと」と思ってしまいがちです。それゆえ、詳細を尋ねることを躊躇してしまいます。まさに、その点を突かれ、寄付を受け取ってしまったといえます。

このほかにも、2021年11月、奈良県の香芝市社会福祉協議会は世界平和統一家庭連合かつらぎ家庭教会よりチャリティーバザーによる17万円の寄付を受けています。この額はなかなか多いとの印象を受けますが、ここでは「SDGs」を謳っていることもあり、多くの人がやってきて、それだけバザーでの収益があったということでしょう。

報道によると、このほかの全国の社会福祉協議会にも同様の寄付がなされています。

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糖尿病治療も一因か?現役医師が推測する、渡辺徹を死に追いやったもの

11月28日に急逝した、俳優でバラエティタレントとしても類稀なる才能を発揮した渡辺徹さん。各種メディアで伝えられた訃報では、渡辺さんが抱えていた糖尿病の恐ろしさがクローズアップされましたが、現役医師の和田秀樹さんはその内容に違和感を覚えたといいます。今回和田さんは自身のメルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』で、「糖尿病の真実」を解説。さらに糖尿病とアルツハイマー病の意外な関係を紹介するとともに、渡辺徹さんの死因について自身の見解を記しています。

この記事の著者・和田秀樹さんのメルマガ

 

糖尿病や高血圧より低血糖や低血圧や低ナトリウム血症が怖いのを教えない国

渡辺徹さんが亡くなったときも糖尿病の怖さがあおりまくられた。

1981年、「太陽にほえろ!」でデビューした当時は69キロ。それが榊原郁恵さんと挙式した87年には130キロだったとのことだ。“マヨラー”で大食漢。30歳で「2型糖尿病」と診断されて以後、急激なダイエットやリバウンドを繰り返してきたらしい。

料理番組の収録中に胸が苦しくなり血糖値を測るとなんと600mg/dLだったらしい。その後、奥さんの徹底的な栄養管理のもと、体重は79キロになったとのことだ。ところが、公演中で足が思うように動かなくなり、虚血性心疾患が発覚。このときも、妻の目を盗み、暴飲暴食していたと告白したそうだ。

そして2013年に膵炎で一時入院。さらに16年からは人工透析を受けるようになったという。死の一か月前の記者会見ではかなりスリムになった姿が報じられた。

ところがその一か月後に亡くなっている。

こんな話を書くと糖尿病は怖いし、それなのに暴飲暴食をした報いだという人が多いだろう。

血糖値600mg/dLなんて最重症の糖尿病と思う人もいるだろうが、私も3年半前に糖尿病が発覚した際には血糖値が660mg/dL(勝ったとは言わないが)だった。ただ、胸の苦しみなどなく、のどがひたすら渇くだけだった。

おそらくその2年くらい前から糖尿病はあったのだろうが、現時点では、腎機能もまったく正常だし、眼底も正常だ。

糖尿病という病気で誤解が多いのは、ただ血糖値が上がる病気だと思われていることだ。

実は、血糖値のコントロールが悪くなる病気だ。

糖尿病のない人は多少のダイエットをしても病的な低血糖にはならないが、糖尿病の患者はダイエットをしても、薬やインスリンが効きすぎても、失神をするような低血糖が起こってしまう。慌てて氷砂糖を食べるのもそのためだ。

この記事の著者・和田秀樹さんのメルマガ