カギは「息継ぎ」の場所?飛び込み営業でも断られないトーク術

「何件営業をかけても話すら聞いてもらえない」とお悩みの方、もしかしたら「息継ぎ」のポイントを変えるだけで、一気に光が見えてくるかもしれません。今回の無料メルマガ『売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識!』では営業実務コンサルタントの島田安浩さんが、アプローチの最初で断られない営業トークのキモをレクチャーしています。

「おはよう」には「おはよう」

この話は、営業を開始したばかりの頃にさかのぼります。飛び込み営業をやっていた中で、気づいたことです。当時の営業トークは、

「こんちはぁ、新日本工販と申しまして今お使いので電話機の件で回っていたんですが」

というものです。最初の頃の僕は、ここで、息継ぎをしていました。そうすると、「いらない!」「間に合ってる」「出てけ!」なんて、断られるんです。

まあ、最初の頃は、そんなものなんだろう。そう思っていたんですが、徐々に、いつもいつもそのタイミングで断られるのは、なんか、おかしいんじゃないか?そう気が付きました。

そこで、間を開けないで、次のところまで話すように変更してみたんです。

「こんちはぁ、新日本工販と申しまして今お使いので電話機の件で回っていたんですが、こちらでは何番まで電話使えますか?(電話番号は何本ありますか?)」

と、回線数の確認まで言うようにしてみたんです。すると、今までと反応が明らかに変わったんです。「3本だよ」とか、「2番までだよ」とか、質問に対して答えてくれるようになったんです!

「スゲぇ~!」って思ったわけです。今まで、アプローチの一番最初で断られていたのが、一歩先に進むことが出来たんです。これって、凄いことだったんです。当時の僕にとっては、大きな気づきでした。

しばらくしてから、「なんでなんだろう?」って考えて、分かったのは、「おはよう」には「おはよう」なんだってことです。「おはよう」に「私バナナ好き」だとおかしいんです。チョット、痛い子に成ってしまうんです。人間て、「言葉に反応するんだ!」って分かった瞬間でした。

営業をする人間として、この気づきは大きなものでした。そのように考えてはじめて、営業トークがなんでそんなふうに作られているのか?裏側が理解出来てきたんです。

言葉によって、お客様を契約というゴールに誘導していたんだ!とまあ、現場で営業を毎日、毎日やって、1ヶ月~2ヶ月経って、はじめて気づくって言うのも遅いんですが、僕にとっては大きな気づきでした。

「私バナナ好き」っていうのは、大学の後輩に変な子がいて、その子の口癖です。そのイメージがハマったんです。そうすると、「こちらは何番まで?」って私が言っているのに、「いらない!」とか、「間に合っている」というのを聞くと、思わず笑えるのです。「バナナ好きな人だ!」って。

まあ、僕は根が楽天的なのかもしれませんが、断られても、落ち込まずに、笑えると、断られたショックが残らないんです。後輩のことを思い出しながら、飛び込みを続けたものです。

営業トークはお客様を言葉によって、契約するという所に推し進めるシナリオ(台本)だと理解できました。

それまでは、ただ、「トーク練習をしろ!」って強制されてやらされていましたが、気づきを得たことで、営業トークって、間や区切る場所なんかが、凄く重要なんだって分かって来て、自分のためにトーク練習をやるように変化しました。お客様の反応がイメージできるようになってきたんです。

営業マンが必要な業界というのは、営業マンがお客様の現状を把握して、お客様に合った提案をするような業界です。なかなか、シロートが自分で判断できない、そんな業界に限られます。それ以外は、ドンドンネットに市場を奪われました。

ビジネスホンも、回線が絡むと、お客様には難しいようで、未だにネット販売には移行できていない業界です。僕は、アナログ回線の頃からこの業界で育ちましたので、業界の表も裏も知り尽くしています。つまり、即決営業をする場合には、お客様から必要な情報を聞き出す必要があるのです。営業トークは、自然にそれを聞けるようにもなっています!

そんなことも、現場でやりながら、気づき、驚き、「スゲぇ~」って感動しながら、徐々に成長しました。

韓国で異常事態。日本で伝えられない「玉ねぎ女」のさらなる暴走

先日掲載の「韓国法相がSNSで報復予告。『玉ねぎ女』の暴走に検事ら一斉蜂起」でもお伝えしたとおり、韓国でますますエスカレートするチュ・ミエ法相によるユン・ソンヨル検察総長への圧力。事態はついに、法相が検察総長に対し職務排除命令を出すまでに至ってしまったようです。なぜこれほどまでに法相は検察総長を敵視するのでしょうか。そして国民はこの「異常事態」をどのように受け止めているのでしょうか。今回の無料メルマガ『キムチパワー』で韓国在住歴30年を超える日本人著者が、現地の新型コロナウイルスの感染状況と併せてレポートしています。

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11月末の韓国スケッチ

11月26日、27日、28日が、581人→555人→503人と3日連続500人台を記録した後、4日ぶりに500人を割った。11月29日は450人。この4日間、確定者数が少しずつ減少する様相を見せているが、拡散の勢いが落ちたとは言い切れない。特にこの日確定者数が減ったのは、週末の検査件数が直前の平日に比べて7,000件余り減少した影響もあるとみられる。防疫当局は家族や知人の集まり、学校、塾、サウナなど日常空間で集団感染が続出しており、当分の間拡散傾向は続くものとみている。感染症の専門家は1日1,000人以上の確定者が出る可能性があると警告している。

政府は29日午後、中央災難安全対策本部(中対本)会議を開き、「社会的距離social distancing」段階の格上げをはじめ防疫強化対策を議論する。今現在は2段階の状態にある。段階格上げの基準である1週間1日平均地域発生確定者数は416人に達しており、全国的に2.5段階にアップされる可能性が高くなっている。社会的距離は、韓国では1段階、1.5段階、2段階、2.5段階、3段階の5つの段階からなっていて、定義は若干複雑でここにすべてを書くことはできないが、たとえば2.5段階になれば、会社での勤務が3分の1以上は在宅勤務(テレワーク、リモートワーク)を勧告し、3段階になると、必須社員のほかは全て在宅勤務を義務にするといった内容である。

さて、コロナ以外では前号にも書いた秋美愛(チュ・ミエ)茶番劇事態がさらに深刻さを増している。チュ・ミエ法務部長官(法務大臣)は11月24日、尹錫烈(ユン・ソンヨル)検察総長に対し職務排除命令(検察総長を辞めろという意味)を出した。その理由として

  • 数年前に中央日報のオーナーと不適切な面会をした
  • チョ・グク元法務部長官事件など主要裁判部への不法査察をした
  • 韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相事件の監察・捜査妨害
  • チャンネルA事件関連の監察情報の外部流出
  • 検察総長対面監察調査の妨害
  • 検察総長の政治的中立の損傷

などの6つの懲戒の疑いがあるとして、尹総長に対し懲戒請求および職務執行停止を命令した。しかしこれら一つ一つが話にもならない「言いがかり」としか言いようのないものなのである。

これを受け、ユン・ソンヨル総長は25日午後10時30分ごろ、「該当処分の効力を止めてほしい」と執行停止申請を出し、続いて26日午後3時、本案の取り消し訴訟も起こした。

法曹界によると、ソウル行政裁判所行政4部(チョ・ミヨン裁判長)は、ユン・ソンヨル総長がチュ・ミエ長官の職務排除に対する「執行停止申請事件」の審問を11月30日午前11時に非公開で行うとしている。

一般的に、執行停止申請事件の結果は、尋問から1週間後に当事者に通知されるが、今回は事案の緊急性と重大性を考慮して、裁判所は早ければ尋問当日、遅くても翌日に判断を下す可能性が高い。

チュ・ミエ法務部長官の職務排除命令で危機に追い込まれたユン・ソンヨル検察総長の運命が早ければ30日または12月1日に決定されるものとみられる。

ホンマでっか池田教授が明かす生物学的な「多様性」と社会の矛盾

ここ数年、日本社会が掲げるスローガンの1つに「多様性の尊重」があり、企業などでは生き残り戦略として「ダイバーシティ」の推進や実践が求められています。CX系「ホンマでっか!?TV」でもお馴染み、メルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』著者の池田教授は、生物学的にも遺伝的多様性は絶滅しにくさにつながると具体例を紹介。一方で、野生生物については「外来種」を毛嫌いする人や排斥する政策が存在し、さらには「遺伝子汚染」というネガティブな言葉を使う人がいることにも触れ、「多様性」という言葉の曖昧さと、抱えている多くの矛盾を明らかにしています。

多様性ってなんだろう

多様性というのは曖昧なコトバである。生物多様性から人間社会の多様性まで、多様性は様々な文脈で用いられるが、その意味するところは必ずしも明瞭ではない。例えば、生物多様性は、普通はある地域の生物種がどれだけ多いかを示すコトバとして使われるが(種多様性)、単純に、種多様性が高ければ高いほど素晴らしいかというと、なかなかそうもいかないのである。

例えば、ある地域の生態系に外来種が侵入してきたとする。ほとんどの場合は、しばらくすると絶滅するが、稀に定着すると、この地域の種多様性は1種増えたことになる。種多様性が高いことを無条件に善とする立場からは、これは歓迎すべきことだが、外来種排斥主義者は、悪と思うだろう。確かに競争力の強いアメリカザリガニのような外来種は、在来種を絶滅に追いやったり、激減させたりするので、外来種排斥主義者の主張も分かるが、在来種と共存して、共に生残可能なものは、問題ないと思う。

例えば、アカボシゴマダラという蝶がいる。この種は人為的な放蝶によって関東地方に定着した外来種で、中部地方や東北地方にも分布を拡げている。幼虫はエノキの葉を食し、オオムラサキ、ゴマダラチョウ、ヒオドシチョウ、テングチョウといった在来種と食草が同じである。食草が競合するという理由で、環境省はアカボシゴマダラを特定外来生物に指定して、人為的な移動や飼育などを禁じたが、アカボシゴマダラ自身は法律を守らないので、どんどん分布を拡げている。

実はアカボシゴマダラは、他のエノキ食いの蝶と多少ニッチ(生態的地位)が違い共存するので、問題にするほどのことはないのである。日本の蝶の種多様性を増やしたのだから、排斥しなくともいいと思う。尤も膨大な税金をつぎ込んでも絶滅させることは不可能だけれどもね。

多様性が大事だと言いながら、合理的な理由からではなく、自分たちの感性に合わない多様性を、遺伝子汚染というコトバで忌避する人たちもいる。生物学では、種多様性のほかに遺伝的多様性という概念があり、一つの種が擁するゲノムの総体のことだ。無性生殖で増えている生物は基本的に親と同じゲノムを持つので、一個体のメスの子孫はすべて同じゲノムを持つクローンで、遺伝的多様性はない。

なぜ大阪の下町食堂は「大盛り定食」を激安で出し続けるのか?

食の激戦区・大阪に、圧倒的なボリュームと激安価格でお客様のハートを掴んで離さない食堂が存在するのをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、その「下町食堂」が安価で定食を提供し続ける、心に響く理由を紹介しています。

安過ぎる定食

大阪・京橋に、知る人ぞ知る食堂があります。とにかく安くて、ボリュームがあることで有名。“不思議な”という形容がピッタリくるほど、安く提供されています。

ある日の日替わり定食を紹介すると…。「エビフライ・チキンカツ・ビーフコロッケ・玉子フライ・サラダ・ご飯・味噌汁」。これで、430円。ひとつひとつがミニサイズというわけではなく、ごく普通のサイズです。

別の日の日替わりは、「まぐろ+はまち+あじの造り・チキンカツ・サラダ・ご飯・味噌汁」。これも430円。あり得ません。どんな食材を使っているのかと疑ってしまうほど安いと思います。

他にも、「うどん・そば 120円」「カレーライス 230円」「カツ丼・天丼 330円」「エビフライ定食 380円」「トンカツ定食 380円」……など。

なぜ、ここまで安くできるのでしょうか。というより、なぜ安くしているのでしょうか。その答えは、このお店の経営理念にあります。というほど、難しいことではなく、創業した先代の想いを守り続けているだけなのです。

戦争を経験し、苦労した先代が、「物のない時代だからこそ、みんなにお腹いっぱい食べさせて、喜んでもらいたい」と、このお店を始めたのです。みんなが大変な時だから、少しでも役に立ちたいと願ったのです。「人を喜ばせる」という商売人の原点を実践した人。その想いをいまも受け継いでいるのです。

有名になったことで、わざわざ遠くからやって来る人も多くいます。しかし、その評価は低いのです。

「美味しくない」「それなり」。

確かに、安くてボリュームのある料理を作ろうとすると、食材のレベルは多少落ちるかもしれません。安い食材を選んで仕入れなければ、安く提供することはできません。このお店は、そこを割り切っています。お客さまも納得の上で利用しているのです。

失礼ながら、この地域は超下町と言っても良いところ。“リッチな食事”を望めない人は多いのです。でも、お腹いっぱい食べたい。なので、このお店が流行るのです。

これは私の考えですが、「ボリュームは美味しさ」だと思っています。味そのものはそれなりだとしても、ボリュームがあって、お腹がいっぱいになれば、「美味しかった!」と思えるのです。不況が続く中では、こんなお店が必要なのです。救世主となるのです。こうした考えに共感した人が、暖簾分けをしてもらい、いまや数店舗の支店ができています。

利益を考えず、人助けのためにやっている食堂。もっともっと増えて欲しいと思います。

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トランプ大統領の悪あがき。元側近に露骨な「恩赦」を出す理由

感謝祭を前にした恒例行事、ホワイトハウスの庭での七面鳥恩赦式を開いたトランプ大統領。その裏で、フリン元大統領補佐官に恩赦を与えたと自身のツイッターで発表し、各メディアが報じています。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者でジャーナリストの内田誠さんは、乱発される恩赦について、大統領特権が性善説に基づいている弱点を突いたものと酷評。成否は別として、最終的に自身への司法手続きを回避したいとの思惑も覗くと呆れています。

トランプ米大統領が元側近のフリン氏にも出した「恩赦」を新聞はどう報じてきたか?

きょうは《朝日》から。トランプ米大統領が元側近のフリン氏に恩赦を与えたというニュース。各紙、掲載していますが、ここから「恩赦」を検索してみると、《朝日》の新聞記事検索で20件ヒットしました。

まずは3面の記事。見出しと【セブンNEWS】第3項目の再掲から。

トランプ氏、元側近に恩赦
「ロシア疑惑」で訴追のフリン氏 民主党は批判
大統領選「覆さねば」

トランプ米大統領は、ロシア疑惑の捜査に関連して偽証罪に問われ、公判中だった元側近のフリン元大統領補佐官に恩赦を与えた。フリン氏はトランプ政権発足直前に駐米ロシア大使と協議をしていた件で、連邦捜査局に虚偽の説明をしたとして訴追されていた。

ホワイトハウスは声明を出し、フリン氏について「フリン氏は無実で、本来は恩赦を必要とすべきではない」としつつ、「2016年の大統領選を覆そうとした党派的な政府職員による組織的試みの犠牲者だったことを示す証拠が、複数の調査によって明らかになっている」と主張。一方、トランプ氏は支持者に向けて「この選挙は覆さなければならない」と述べたという。

偽証罪に問われているフリン氏は、公判でいったん罪を認めたものの、後に無罪主張に転じていた。裁判自体は、5月に司法省が訴追を放棄する異例の申し立てをしたが、裁判所が認めていなかったために継続中だった。今回の恩赦によって打ちきられることになるという。

この7月には、ロシア疑惑に関して実刑が確定していた腹心のロジャー・ストーン元選挙顧問の刑を免除するなど、トランプ氏は自らに近い人に恩赦を与えてきた。

●uttiiの眼

恩赦はさらに続く可能性がありそうだ。大統領が自らに掛けられた疑惑に関連して有罪になったり訴追されたりしている手下どもを、大統領権限を使って救出してやっているということだろう。なんと卑怯な人物かと思うが、大統領には少なくとも形式的には無制限の恩赦権限が与えられているようだから、「違法性」を問われることはないのだろう。

ただ、通例では、司法省が恩赦対象者のリストを推薦し、その中から恩赦を与える人を大統領が決定するらしい。そうした「手続き」を飛ばしての今回のような恩赦は、少なくとも「異例」であるようだ。

兎にも角にもこんなことができてしまうのは、「大統領たるもの、いくら何でもそんな恥ずかしいことはしないだろう」という性善説に基づいて制度がつくられており、その弱点を突かれてしまったということでもあろう。

「#竹中平蔵つまみだせ」の声に本人も戦々恐々?非正規激増の戦犯に高まる批判

「#竹中平蔵つまみだせ」というハッシュタグがツイッターでトレンド入りし、竹中平蔵氏への批判が続いている。現在は人材派遣大手「パソナ」グループの会長を務め、菅政権のブレーンでもある竹中氏になぜ今、非難が集中しているのか?

【関連】利権はあっても理論なし。竹中平蔵氏と菅首相の哀しき共通点

街に溢れる「#竹中平蔵つまみだせ」の怨嗟

竹中氏が小泉純一郎政権で総務大臣を務めた際、菅首相が副大臣となったことから、“主従関係”にあった2人。それだけに関係性は深く、菅首相は現在も頻繁に竹中氏と会い、経済政策について教えを受けている。

政治の世界から離れたはずの竹中氏が、菅政権の「成長戦略会議」の民間議員として多くの政策提言をし、いまだに影響力を保ち続けていることに、ネットからは批判が殺到。「こんな日本に誰がした」「マジでいらない」「国民を舐めるな」などの声が上がっている。

竹中氏をめぐっては、新型コロナウイルスによる営業自粛を余儀なくされた事業者に給付される「持続化給付金」制度で、業務委託を実質的に請け負った企業がパソナであり、その会長が竹中氏であることから、政府とパソナの間に“クロいカネの流れ”があるという見方がある。
【関連】竹中平蔵氏に逃げ道なし。元国税が暴くパソナと政府間「黒いカネ」の流れ

この疑惑について、元国税調査官の大村大次郎氏は、「この世の中にこんなやつがいるのかと思うと気分が非常に落ち込む」としたうえで、「絶対に逃げ道の無い、明確なパソナと政府の利益相反」が存在すると指摘。「政府の助成金が、リストラしたい会社を経てパソナに流れる仕組みとなっている」と痛烈に批判している。

また竹中氏は、10月30日に出演した「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)で格差問題に関連し、「正規雇用と言われるものはほとんど首を切れない。それで非正規雇用をだんだん増やさざるを得なかった」と発言し炎上。雇用者を使い捨てのように扱ったことで物議を醸した。

現在、ツイッターでは「#竹中平蔵つまみだせ」以外にも、「#竹中平蔵は政治に関わるな」「#竹中平蔵ろくでもない 」「#竹中平蔵に殺される 」「#竹中平蔵を太陽系から排除しよう」などのハッシュタグが拡散。

非正規が増えたのは、竹中氏の責任だとする論調が多く、「竹中平蔵の罪は重い」「竹中平蔵が悪魔に見える」「もう政治と関わるな」など、ネット上には怒りのツイートがあふれ返っている状況だ。

一方、竹中平蔵氏のTwitterは2020年8月29日以来、更新をストップしている。かねてより住民税脱税疑惑が囁かれていた中での今回の騒動。釈明のしようがなく嵐が通り過ぎるのを待っているのか、「しょせんネットで貧乏人たちが騒いでいるだけ」と高をくくっているのか。元国税調査官が「ほぼクロ」と断言する竹中氏の“悪行”が、断罪される日は本当にくるのだろうか。

【関連】元国税が暴く竹中平蔵氏の住民税脱税疑惑「ほぼクロ」の決定的証拠 – まぐまぐニュース!

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

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元検事が回想する「賭け麻雀」常習組織としての検察庁。官邸の守護神・黒川氏の新任時代とは

以前掲載の「追い詰められた安倍前首相。『桜』前夜祭にまつわる嘘八百を暴く」でもお伝えしたとおり、ここに来て「桜を見る会」の前夜祭を巡り窮地に立たされている安倍前首相。そんな前首相が定年を延長させてまで検事総長に就任させようと画策するも、賭け麻雀騒動が発覚し職を追われたのが「官邸の守護神」と呼ばれた黒川弘務氏ですが、検察庁では以前から賭け麻雀が頻繁に行われていたようです。今回、元検事で弁護士の郷原信郎さんは自身のメルマガ『権力と戦う弁護士・郷原信郎の“長いものには巻かれない生き方”』で、常習的な賭け麻雀組織だったという検察庁の実態を暴露するとともに、同期でもあった黒川氏の麻雀に関わるエピソードを紹介しています。

 

プロフィール:郷原信郎(ごうはら・のぶお)1955年島根県松江市生まれ。1977年東京大学理学部卒業。鉱山会社に地質技術者として就職後、1年半で退職、独学で司法試験受験、25歳で合格。1983年検事任官。2005年桐蔭横浜大学に派遣され法科大学院教授、この頃から、組織のコンプライアンス論、企業不祥事の研究に取り組む。2006年検事退官。2008年郷原総合法律事務所開設。2009年総務省顧問・コンプライアンス室長。2012年 関西大学特任教授。2017年横浜市コンプライアンス顧問。コンプライアンス関係、検察関係の著書多数。

“長いものには巻かれない”「自分史」 法務大臣招宴から始まった検事任官初日~新任検事時代の検察は「賭け麻雀」常習組織だった

有料メルマガ『権力と戦う弁護士・郷原信郎の“長いものには巻かれない生き方”』は、

  1. “長いものには巻かれない”「自分史」
  2. 独自のコンプライアンス論
  3. 組織の不祥事事例の分析
  4. 第三者委員会委員長等で関わった不祥事の解説
  5. 特捜事件の論評
  6. 弁護士として担当した「権力と戦う」訴訟事件の解説

をコンテンツとして、読者の皆様への発信を行っていきます。

今回は、1.“長いものには巻かれない”「自分史」として、「法務大臣招宴から始まった検事任官初日~新任検事時代の検察は「賭け麻雀」常習組織だった」をお届けいたします。


1983年4月1日、私は、法務大臣の辞令を受け取り、検事となった。その日の昼、私には、「大任」が待っていた。新任検事全員が招かれる法務大臣招宴で、新任検事52名を代表して、法務大臣への答辞を述べることになっていた。当時の司法修習は2年間で、前記修習が1年目の4月~7月の4カ月、その後、1年4カ月の実務修習(民事裁判・刑事裁判・検察・弁護)、2年目の12月~3月までが後期修習だった。私が、その大任を仰せつかったのは、後期修習の終わり頃、司法修習の修了試験の「2回試験」が終わり、発表を待っている期間だった。検察教官から、「検事任官の初日の大臣招宴で任官者を代表して答辞を述べてほしい」という話があった。研修所を出た後、弁護士になるつもりだったのが、検察教官の強い勧誘で検事に任官することになった話は、前回の「自分史(1)」(メルマガサンプル版)で書いた通りだ。しかし、当時も、「2回試験」では、500人の修習生のうち20~30人が落第していた。この場合は、追試験を受け、遅れて研修所を出ることになる。検事任官は、あくまで「2回試験合格」が条件だった。試験科目の中には、かなりヒドイ答案しか書けなかった科目もあったので、「ひょっとしたら2回試験落第も」という思いがないわけではなかった。そういう時に、検事に任官してからの依頼があったというのは、「これで合格は間違いなしだ」という安心感につながった。

 

現役探偵が暴露。いま日本中の教師たちが疲弊し切っている現状

いま、日本中の教師たちが窮地に立たされています。いじめ問題に真摯に向き合えば、校長や目上の教師たちから妨害され、部活の顧問や残業など、労働環境も改善される余地はない状況のようです。今回のメルマガ『伝説の探偵』では数多くのいじめ問題を解決に導いてきた現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、学校の現場で出会った教師たちが疲弊している現状を紹介。さらに、世界的に見ても教師の数が足りないとするデータや、デジタル化の進まない教育現場の問題点を指摘しています。

 

圧倒的に教師が疲弊している

あるいじめ事案で公立小学校の教師と面会した時のこと、その教師は息をするのもやっとというほど、疲弊していた。聞けば、いじめが発生する以前からほとんど休めず、寝る時間も少ないのだそうだ。

一方、現在の学校の様子などを伝えてくれる教員も、中学校の教員の場合は、部活の顧問で休みがなく、手当もないとぼやく。持ち出しも多く、唯一の救いは生徒たちとの関わりだという。

先日もLINEで現役教員と連絡を取ったが、夜の22時ごろになっても職員室から出られないのだとぼやいていた。

いじめ問題を通じて学校と関わっているが、ワークバランスに余裕があるという教師には、確かに出会ったことがない。皆、疲弊しているというのが現場にいる肌感覚だ。

上司によってすり潰されてしまった小学校の教諭

いじめ問題で保護者と同行することになった、ある県の公立小学校では、若い教員が担任であった。

副校長と担任との面談という形であったが、担任はほとんど発言しなかった。印象的だったのは、面談前に泣いていたのか、鼻が赤く目が腫れているということであった。

保護者の話によれば、この若い担任はいじめ発覚の当初はよく話を聞き、よく動いていたそうだが、なかなか止まらない状態の中、電話の対応などでトーンダウンしはじめ、急速に対応が変になったそうだ。その変わりぶりから、保護者はこの教師はダメだと思ったと私に話していた。

しかし、副校長と途中から面談に参加した中年の学年主任の話は具体性がなく、いじめについては否定的であったことから、私はこの担任の考えを後日、帰り道で聞くことにした。

この担任はいじめを止めさせるために、個別面談ではなくアンケート調査をしようとしていた。理由は、いじめの加害者が単純な問いでは正直に話す子ではなく、下手にあたるとより強いいじめをするだろうという普段の観察からであった。

もちろん、クラス内での席替えはすぐに行い、それとなく味方になりそうな子には声をかけたそうだ。しかし、アンケート調査は副校長からダメだと言われ、学年主任からは「クラス運営を失敗したからこんなことになる」と毎日のように叱責された。

そこで、個別に面談をしたり、先生が教室にいない時間にあえて行くようにするなどの行動をとった。いじめ予防の教材を使って授業もしたそうだ。

しかし、これには別の保護者からのクレームや問い合わせがあって、すぐにやめるようにと副校長から圧力がかかった。さらに、いじめの中心的加害者である子の保護者から、「うちの子を犯罪者扱いしようとしている」とクレームが入り、どうしたらよいかわからなくなってしまったのだということだった。

私が同行した面談日もその時間の前まで、「何が間違っていたのか、この場で答えろ。」と副校長と学年主任に詰め寄られていたそうだ。

このいじめ事件は、校長を巻き込み、対応できなくなった校長から教育委員会に連絡されて指導主事を入れた。その間に私はこの市の市長と面談し、教育長から指導課の課長を紹介させるという対応を取ったことで、慌てた学校が強烈な指導を加害者側に入れたことで、収束に向かうことになったが、結果として、精神的な苦痛から担任は翌年教職を離れることになった。私は彼女に対する上司のパワハラも問題にしたが、見えない形での嫌がらせや職員室内の圧力に堪えきれなくなったということだった。(現在は私立校の教師として働いています。)

懸命にいじめ対応をしようとしていた教員が孤立させられ、圧力をかけられて、結果的にすり潰されてしまったということだろう。

感染対策とGoToの「二兎」を追って感染拡大を招いた菅政権の愚

新型コロナの感染拡大を防ぎながらGo Toキャンペーンを、という「感染拡大防止と経済活動再開」の両立を目指してきた菅政権ですが、ここにきて感染拡大に歯止めがかからず、肝煎りの「Go To」も一時停止となってしまいました。軍事アナリストで危機管理の専門家でもある小川和久さんはメルマガ『NEWSを疑え!』の中で、「二兎を追うものは一兎をも得ず」のことわざを地で行く危機管理の欠如を厳しく批判。短期の「不自由」を国民にお願いせずに「二兎」を追った政権が今後とるべき対策について論じています。

二兎を追った挙げ句の感染拡大

東京都で過去最多の539人の感染者が発生した21日、「感染拡大防止と経済活動再開」の二兎を追ってきた菅義偉首相も、ついに「Go To」キャンペーンの一時停止に舵を切りました。このあと東京都は3日連続で500人を超え、22日には大阪府も400人を超える事態となっています。(編集部註:27日は570人で過去最多を更新)

「政府は21日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・菅義偉首相)を首相官邸で開き、一部地域での感染者急増を踏まえ、需要喚起策『Go To』キャンペーンの運用見直しを決めた。トラベル事業は、感染が拡大している地域での新規の予約受け付けをいったん停止する。イート事業でも、プレミアム付き食事券の新規発行を一時停止する。

首相は対策本部で、政府の20日の対策分科会が示した提言を踏まえ『感染拡大が一定レベルに達した地域ではその状況を考慮し、都道府県知事と連携し、より強い措置を講じる』と表明した(後略)」(出典:2020年11月21日付時事通信

その直前までは、神奈川県の黒岩祐治知事の考え方を支持し、「マスク会食」を奨励していた菅首相ですが、さすがに危機感を抱いたようです。

そこで今回は、危機管理の基本である「二兎を追うものは一兎をも得ず」ということについて、いま一度、整理をしておきたいと思います。

まず危機感が欠けている問題があります。もし日本政府と国民に「生命の危機」という認識があれば、感染が大幅に拡大している段階で感染拡大防止と経済活動の両立を求めたりしないはずです。

物事には順序があります。当然ながら、最優先課題は感染拡大を抑え込むことです。そのためには、一定期間にわたって国民の行動を規制するロックダウン(都市封鎖など)は避けられません。ところが、政府は外出や経済活動について「要請」を繰り返すことに終始しました。これは自由を奪われることへの国民の不満や、事業主などからの補償要求の噴出を恐れ、忖度したからです。新型インフルエンザ等対策特別措置法にも強制力を備えさせませんでした。第三波と思われる今回の感染拡大は、二兎を追った挙げ句に生じたことを忘れてはなりません。

考えればわかることですが、収束が遅れるほどに医療は崩壊するし、政府は補償措置を繰り返すことになります。経済活動は停滞し、予算編成も税収減を前提としたものにならざるを得なくなるでしょう。長引くほどに補償金額は細り、財政を圧迫する恐れすら出てきます。これは悪循環そのものです。

菅総理はナチスか特高か?「公安顔」指摘に激怒、学術会議を襲う狼の本性

日本学術会議の6人任命拒否問題で、大手メディアやSNSから大バッシングを浴びている菅義偉総理。官房長官時代から続く、あの「冷徹な眼差し」の奥にはどのような感情が秘められているのでしょうか。評論家の佐高信さんは自身のメルマガ『佐高信の筆刀両断』で、菅総理の性格や顔の表情に関するエピソードを披露。あのナチスドイツで宣伝大臣となったゲッペルスとの共通点を、任命拒否問題と重ねて指摘しています。

※本記事は有料メルマガ『佐高信の筆刀両断』2020年11月20日号、10月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

羊の群れに狼が襲いかかる

よく考えが変わるので、いまはそうは思っていないかもしれないが、佐藤優が官房長官時代の菅義偉について、池上彰との対談で、こう言っていた。

「彼はすご腕官房長官のように見られているかもしれませんが、基本はゴリ押し一本ですから。バッターボックスに立ちさえすれば、三振でもいいという、そういう感じ。沖縄問題を見れば分かりますよ。引くことができない人なんです」

10月28日付『毎日新聞』夕刊インタビューで、作家の辺見庸が菅を「特高顔」と言ったら、菅は怒ったらしい。

「菅さんっていうのはやっぱり公安顔、特高顔なんだよね。昔の映画に出てくる特高はああいう顔ですよ」

辺見のこの規定に私は双手を挙げて賛同する。スパイとして常に人を疑っているから、菅は暗く陰湿な顔になる。

陰と陽の区分けはかなり重要で、”最後のフィクサー”の朝堂院大覚との対談『日本を売る本当に悪いやつら』(講談社α新書)は、朝堂院と共著を出すのは行き過ぎではないかも言われたが、朝堂院は陰ではない。

妖しい人ではあっても卑しいひとではないのである。

それで猪瀬直樹評で一致した、猪瀬は私の天敵のような男だが、朝堂院は顔を見た途端に付き合ったらダメだと思ったという。

「何回もわしは同じテーブルで会ってるんだよ。木村三浩の結婚式でもわしは猪瀬の横だったんだけどね。わしはもの言わないんだ。反対側向いてたわけ」

猪瀬は編集者などに威張るので有名だった。石原慎太郎に徹底的にゴマをすって都知事になって、天にも昇る気持ちだっただろう。

ヒトラーの側近中の側近で「戦時国家総動員総監」となったゲッペルスとも菅は似ている。

平井正著『ゲッペルス』(中公新書)にゲッペルスが『攻撃』でこう書いているとある。

「われわれが国会に入るのは、民主主義の兵器庫の中で民主主義自身の武器をわれわれのものとするためである。

われわれが国会議員となるのは、ヴァイマル的な物の考え方を、その考え方そのものの助けで麻痺させるためである。

民主主義が自分の仇となる情けのために、われわれに無料乗車券と食事を与えてくれるほど愚かであるとしても、それはわれわれの関知しないことである」

のちにナチスの宣伝大臣となるゲッペルスは、その後を

「われわれは友人として乗り込むのでも、中立者としてやって来るのでもない。われわれは敵として乗り込むのだ!羊の群れに狼が襲いかかるように、われわれは乗り込むのだ!」

と続けている。

日本学術会議会員の任命拒否問題は、まさに「羊の群れに狼が襲いかかる」問題としてとらえなければならない。