【書評】絶対に買ってはいけないマンションが、ニッポンにはある

かつての「一戸建て信仰」はどこへやら、現在では終の棲家としてマンションを選択する人も多くなっています。今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者・土井英司さんが紹介しているのは、住宅ジャーナリストが日本のマンションの課題を正面から論じた一冊。「買っていいマンション、いけないマンション」についても記している極めて実用的な良書です。

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マンションは日本人を幸せにするか
榊淳司・著 集英社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、住宅ジャーナリストとして30年のキャリアを誇る著者が、日本のマンションの課題を論じた1冊。

人口減少、空き家問題と、この国の不動産の未来を懸念する論調はいたるところで目にしますが、本書もまたそのうちのひとつ。

これから買っていいマンション買ってはいけないマンションという実用的な視点と、そもそもマンションがわれわれ日本人に与えた影響は何かという社会的な視点、両方が入った、読み応えのある論考です。

著者は、本書の25ページで、マンションが日本人の暮らしに与えた影響をこうまとめています。

  • マンションは、日本人を都会に住まわせた。
  • マンションは、日本人にマイホームを持たせた。
  • マンションは、日本人の核家族化を進めた。
  • マンションは、日本人を少子化に導いた。
  • マンションは、日本人の資産となり、負債となった。
  • マンションは、日本人に区分所有という概念を植え付けた
  • マンションは、日本人に管理組合という強制加入組織を作らせた。
  • マンションは、日本人に高気密・高断熱な住まいを提供した。
  • マンションは、日本人にエアコン使用を定着させた。
  • マンションは、日本人に高層生活を定着させた。

その影響には、良いものも悪いものもあるでしょうが、従来のシステムが行き詰まっている以上、これらを再考する余地は十分にありそうです。

これから住まいはどうあるべきか、何がマンションの問題なのか、何に気を付ければいいのか、ヒントが満載の一冊です。

同じものを売るな。不毛な値引き合戦のドロ沼から抜け出す方法

安売りすれば一時的にお客さんは集まってきますが、確実に企業の体力も奪われていくのは自明の理。特に小売業にとって、価格競争ほど辛い戦いはありません。そんな値引き商戦に参戦せずとも売上を確保できる方法はあるのでしょうか。無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で現役コンサルタントの梅本泰則さんが、定価の付かない「技術」や「ソフト」を武器にした、「商品を定価で売ってもお客様がついてくる戦術」を紹介しています。

値引き競争を避ける方法

小売店さんに向けてセミナーをしますと、よくこんな質問をされます。

「値引きをして売りたくはないのですが、周りの店が値引きをされるのでどうしても値引きをせざるをえません。どうしたらいいでしょうか?」

切実な問題ですね。これは、スポーツ業界だけでなくスーパー、家電店、玩具店、ドラッグストアなど多くの業界における問題でしょう。私は、この質問にはこう答えることにしています。

「同じ商品を売っているのなら、お客様は値段の安い方に行くに違いありません。ですから、値引き競争をしないためには同じものを売らないようにすることです」

とはいえ、そう返事をされても、すぐに「そうだ!」と納得されるお店はいません。そりゃあ、そうです。「実際に商売をしてもいないコンサルタントに現場のことが分かるのか? あなたの言っていることは、空論だ」と思っておられるかもしれません。

では、「同じものを売らない」とは、どういうことなのでしょう。それは後ほどお話をすることにして、その前にお聞きします。

値引きをすることは、良いことでしょうか、悪いことでしょうか?

イラッとする無謀運転…自転車にも違反キップを切るべきではないのか?

メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者で交通ジャーナリストの吉田武さんが、現役の警察官Tさんへのインタビューで「自転車の取り締まり」に関する裏話を暴露する当シリーズ。今回は、自転車に乗る人はもちろん乗らない人も必見の「自転車で違反キップを切られると最悪の場合、検挙もありうる」という恐ろしい現実を紹介しています。

軽車両の自転車はどこまで車両や歩行者と共存できるのか? その4

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増える暴走自転車。現役警官に聞いた「自転車取り締まり」のウラ話

なぜ自転車の「危険運転」に、警察は無力なのか?

吉田:実際に自転車で違反キップ切られた場合はどうなるんですか?

Tさん:私自身は自転車に対して違反キップを切ったことはないですが、きっといつか切ることになるとは思います(笑)。署によっては自転車の取り締まりを強化しているところもありますので、パトカーで自転車を追いかけたりも普通にやっているんですね。結局は大きなペナルティーを受けないと、無謀運転する自転車が減りませんから。

吉田:白バイ隊員がそういう無謀運転をするサイクリストを取り締まる方が効率良いと思いますけど。

Tさん:パトカーだと警察官は2人1組での行動がメインですので、助手席の警察官が途中でパトカーから降りて走って追いかけて自転車を捕まえることもあります。もちろんクルマで進みづらい場所や歩道とかに特定されますが。白バイ隊員ですと機動力高いので自転車の取り締まりはしやすいのですが、白バイの存在価値はクルマやバイクに対して交通違反を未然に防ぐ……と言いますか、違反させないよう安全運転に努めてもらう感じのけん制的なパトロールをしてますので、自転車の違反までは積極的に行ないませんね。白バイは国道などの主要幹線道路での活動が主ですし。

吉田:白バイの存在は……けん制というか、監視というか、交通違反したら追いかけられて捕まってしまう意識が高いので、違反するのを隠れて待機している白バイ隊員をどうにかして欲しいですけどね。本来は交通違反を抑止するのが彼らの役目のはずなのに、違反しやすいポイントで待ち伏せして後ろからサイレン鳴らして追いかけるとか、あれは僕的に”なし”だと思っているんですね。そんなことしている暇があったら、日常で交通違反をすることがクルマやバイクより遥かに多いサイクリストを取り締まるべきかと思うんですがどうでしょうか?

Tさん:自転車も軽車両ですから交通違反を白バイ隊員が取り締まることは重要かと思いますが、世間からやり過ぎと思われる部分も懸念されます。白バイ隊員もそこまで多いわけではないので難しいですねぇ……。

吉田:自転車のような軽車両の交通違反を中心に取り締まる125ccのスクーターを使用した白バイ隊員なんかが存在していたら良いと思うんですけど、難しいんですかね?

Tさん:それは素晴らしいアイデアだと思います。ですが、白バイ隊員の育成にも時間かかりますし、なかなか上手くいくとは思えないですね。もっと世論が声をあげてくだされば上層部に届くと思いますが……吉田さんのアイデアは間違ってない気がします。750ccの白バイ隊員よりもカジュアルにパトロールできるでしょうから、自転車の取り締まりを強化するのにはうってつけです(笑)。

中国よ、なぜ動かない? 北朝鮮危機で米国が突きつけた「最後通告」

北朝鮮によるICBM発射実験の成功により、東アジアの緊張がさらに高まりを見せています。トランプ大統領から北朝鮮への働きかけの役割を期待された中国は、ロシアとともにアジアから米国を追い出す決意表明とも取れる声明を発表するなど、状況はますます混迷を極めています。メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』の著者・高城剛さんは、今年4月の米中首脳会談時にトランプが習近平国家主席に「北へ100日以内に経済制裁もしくはなんらかの解決手段を強く求めた」とし、そのリミットが訪れる今週7月第3週に米国が起こすアクションについて様々な視点から分析・考察しています。

デッドエンドは今週

今週は、北朝鮮のICBM発射成功につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

7月4日米国独立記念日にあわせるように、北朝鮮は国営の朝鮮中央テレビを通じて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと発表しました。

朝鮮中央テレビによれば、金正恩朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、ICBM火星14を発射し、ミサイルの飛行距離は933キロ、高度は過去最高の2,802キロに達して、飛翔時間は39分。海上(日本の排他的経済水域=EEZ内)の標的に命中させることに成功したと報道しています。

同日、ティラーソン米国務長官は、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル発射は、同国による核の脅威の新たな高まりを示すとの見方を示し、世界的な行動が必要だと訴えました。

その上、北朝鮮からの「労働者を受け入れる国」や、北朝鮮政府に「経済的」または軍事的な支援を行う国、あるいは国連制裁の実施を怠る国は、いずれも「危険な政権を支援し、ほう助している国家だ」と警告しています。

なぜ「新聞」はここまで読まれなくなってしまったのか?

メルマガ読者からの質問に、敏腕コンサルの永江一石さんが回答してくれる人気メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』。今回のメルマガ読者さんからの質問は、ズバリ「新聞社に未来はあるのか?」です。スマホの普及により、キュレーションサイトやネットニュースが一般化し、紙媒体である新聞を読む若い世代は少なくなっているといいます。はたして、永江さんが考える新聞衰退の最大の理由とは?

新聞社が収益を上げるには

Question

スマホの普及もあって、新聞を読む人はどんどん減少しています。いまや電車の中で新聞を開いているのは一部のオジサンくらいです。若い人は新聞を全然読まなくなっているので、全国紙も地方紙もどんどん経営状況が悪化しています。

これまで、あぐらをかいてきた新聞各社の戦略ミスなのでしょうが、デジタル版でそれなりの収益をあげているのは専門紙の日経くらいです。一方で、独自取材をほとんどしていない、Yahoo!やキュレーションメディアは儲かっています。

新聞社が、張り巡らせた取材網を維持するのもかなりの費用がかかっています。今やマスコミを志望する優秀な人材も減ってきているそうで、会社の将来性がなければ、なおさら取材力も落ちていくと思われます。

新聞社、特に地方紙が収益をあげていくためには、どういった方法が残されていると思われますか?

悪質コンサルも都議選も同じ。権力だけで不都合な真実は隠せない

フタを開けてみれば、小池都知事率いる都民ファーストの会圧勝で終わった東京都議選。この流れは、選挙に限るものではないと指摘するのは、マンション管理士でメルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者、廣田信子さん。今回の都議選で自民が大敗した流れと、マンション管理組合の不適切コンサル問題には共通点があるとし、権力だけで「不都合な真実」を隠せる時代が終わったことを、都議選もコンサル問題も象徴していると語っています。

「都民ファーストの会」の流れをマンション管理にも

こんにちは!廣田信子です。東京都議選小池さんの「都民ファーストの会の圧勝で終わりましたね。私は過去記事で書いた通り、小池さんの応援団です。都民ではないけど…。「小池都知事を応援します!」参照

小池知事の誕生は、情報が隠蔽され、重要なことを誰がどこで決めているのかわからない、裏の権力者のようなところへ人が群がるような社会を変えていく大事な一歩だと期待したからです。

今回の都議選の勝利が、それをもう一歩進めることにつながってほしいと心から思っています。

小池知事の改革に、巷の昭和感覚のおじ様方が、「小池さんは世の中の仕組みが分かっていないそんなきれいごとじゃ政治はできない」的な発言をしている場面に、何度か遭遇し、私は、思わず、「その感覚がもういらないの!」と言いたくなりました。

その「きれいごとでは仕事はできないよ」という感覚を、政治家だけでなく一般市民も持っていることが「今」をつくり出しているのです。

でも最近は、そういう感覚を持たない若い人たちが増えてきて、不公正なことやウソが証拠とともに表に出てくることが多くなりました。

役所にも企業にも政治家の事務所にも、たくさんの人がいるのですから、これからは権力だけでは不都合な真実を隠せなくなると感じます。

よいことです

今、マンション管理の世界でとても大きな課題となっている不適切コンサル問題もその一つです。

この問題について、国の対応を紹介しながら、どういたら大規模修繕工事を公正に適切に合理的に実施できるかという課題に対して、6月20日から、いろいろな角度で記事を書いてきました。

修繕工事が危ない。マンションを狙う悪質コンサルの悪どい手口

書き始めてしまったら中途半端では終われないので、いろいろな切り口で書いてきたら、こんなになってしまいました。

けっこうしんどかったです。

興味を持って読んで下さる方は、どこまでも私が知ることの範囲で、私が感じたことしか書けませんから、一つの情報に過ぎないということを前提で、できるだけ6月20日の記事から通して読んでいただきたいと思います。

米も射程内に。それでもトランプが北攻撃にモタつく理由

アメリカ政府は、7月4日に北朝鮮が発射し日本の排他的経済水域内に落下した弾道ミサイルは、米国まで到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)であったことを認めました。しかし肝心のトランプ大統領は、なんとも煮え切らないツイートを繰り返すだけで具体的な行動を起こす様子はありません。あの強気の大統領がなぜ? その理由について、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で世界情勢に詳しい北野幸伯さんが持論を展開しています。

北朝鮮ICBM発射で何が変わった?

皆さんご存知だと思いますが、北朝鮮は7月4日、「大陸間弾道ミサイル」(ICBMの発射実験をしました。これで、世界情勢は、何が変わったのでしょうか?

まず、経緯から見てみましょう。

北、ICBMは核弾頭搭載可能と主張 金氏「米独立記念日の贈り物」

7/5(水)8:13配信

 

【AFP=時事】(更新)北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は5日、前日に発射に成功したと発表した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、大気圏へ再突入できる「大型で大重量の核弾頭」を搭載する能力があると報じた。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長がICBMは「米国のろくでなしどもへの贈り物」と述べたとも伝えた。

発射に成功したのは、

  • ICBMで
  • 核弾頭を搭載する能力がある

と宣言しました。「またまたまた~~。いつものホラでしょ?」。ところが、アメリカ政府も、「あれはICBMだった」と認めています。

米政府、北朝鮮のICBM発射実験を確認

BBC News Japan 7/5(水)11:14配信

 

北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルについて、米政府は同日、北朝鮮が主張しているとおり、大陸間弾道ミサイル(ICBM)だったと確認した。レックス・ティラーソン国務長官は、米国や世界に対する「脅威がさらに深刻化した」とし、米国は「核武装した北朝鮮を絶対に容認しない」と述べた。

さて、北朝鮮がICBM発射実験に成功した前と後で何が変わったのでしょうか? 答えはこれです。

米政府関係者は、北朝鮮のミサイルがアラスカ州まで到達できるようになった可能性があるとみている。
(同上)

「北朝鮮のミサイルがアラスカ州まで到達できる」

別の言葉で、「北朝鮮は、アメリカをミサイル攻撃できる」。ひょっとしたら、「北朝鮮は、アメリカを核攻撃できる」。これが、2017年7月4日前と後の、巨大な変化です。

状況は、もっと悪くなる

北朝鮮が、初めて「地下核実験」を実施したのは、2006年10月。当時、「専門家」は、「あれは、ホントに核兵器なのかわからない」などと言っていました。

あれから11年が過ぎた。北朝鮮が核兵器を保有していることを疑う国はありません。そして、ICBMの発射実験に成功したこと、アメリカも認めている。このままだと、北朝鮮の技術はますます進歩し、5年後には「アメリカ全土を核攻撃できる能力」を獲得するかもしれません。つまり、アメリカにとっての状況は今後、「悪くなる一方」なのです。

現状見ると、北朝鮮のミサイルが届くのはアラスカまで。ホントに核を搭載できるか、わからない。この先、状況がますます悪くなることを考えると、「アメリカが北朝鮮を攻撃するなら、今しかない」といえます。しかし…。

自民大敗を笑えない。偏向報道を続けるマスコミの終わりの始まり

自民党が歴史的大敗を喫した東京都議選。ITジャーナリスト宮脇睦(みやわき・あつし)さんは自身のメルマガ『マスコミでは言えないこと』の中で、「猪瀬・舛添両氏のクビを切ったら、小池氏が都知事になって自分たちのクビが切られる結果になった都議会自民党と、自民党を批判し都連を大敗に追い込んで、ウルトラ右翼が党首を務める都民ファーストの会を第一党にしたメディアは自らの死期を早めている点でぴたりと重なる」と両者の問題点を指摘しています。

ぴたりと重なる都議会自民党とメディアの自殺

都議会議員選挙結果がでました。自民党の歴史的大敗、というより正しくは都議会自民党都連の敗北です。そしてメディアの死期が早まりました。まるで都連の轍わだちをなぞるようです。

猪瀬直樹氏舛添要一氏と2人の都知事のクビを切ってみたら、小池百合子氏が名乗りを上げて、自分たちのクビが切られる結果になったというお伽噺のような展開。

また、望まぬ選挙結果でも、決まった以上は、少なくとも滑り出しぐらいは従って見せるから成り立つ民主主義ながら、小池百合子氏と対面で記念撮影を拒否したのは都連です。

「自民党」がメディアにどう扱われているか、とりわけテレビに限れば、ほぼ反自民の色調であることを考えれば、どれだけ融和的に接しても、細部の悪意を見つけられ拡大され、時には捏造してまで貶めようとする連中に、美味しい餌を与えたのは都連です。

一例を示せば、投開票翌日の7月3日TBSひるおび』で、先の記念撮影拒否の前段、自民党 川井都議会議長のところを就任の挨拶に訊ねた小池百合子都知事との握手を拒否」したと報じます。

しかし、挨拶の握手はしっかりしていたと、ネット民が当時の映像で発掘し、いまネットで急激に拡散中。対面当初、後で手を組んでいた川井議長の映像と、握手の後の映像を「切り貼り」し、そこにナレーションと解説を加えるという悪質さ。

ここまで悪質な例はさすがに珍しいながら、ナレーションなしで加工した映像だけで、視聴者に誤認させる手口ならよくあること。選挙報道の前後に、自民党のスキャンダルや騒動で挟み込むといった印象操作は日常茶飯事

偏向報道には呆れるばかりながら、それへの警戒は「自民党」を名乗る以上、もたなければなりません。これはマスコミだけではなく、国民も含めた自民党への甘えながら、だからこそ一定程度は「甘受」すべきと考えます。理不尽なようですが、それぐらいの度量の広さを日本人なら持ちたいもので、それを期待できるのが自民党ぐらいしかないと考えるからです。

失策に話を戻せば、豊洲移転の延期を小池百合子都知事は、議会に諮らず独断したことなど、いくらでも作り出せたはずの議会としての争点を作らなかったのも都連です。

小池旋風に怯えて、戦う前から逃げていた。とはいささか敗者に厳しいでしょうか。いずれにせよ、選挙結果という民意は尊重しなければなりません。

2人に1人!男性が嫌う”キングオブムダ毛”、やっぱりアソコの毛

夏到来!クールビズや水着等で薄着になるこの時期、 やはり気になるのが自分や他人の“ムダ毛”。 もはや女性が脱毛処理を行なうことが当たり前の時代、 女性が男性を見る目も年々厳しくなっている傾向に。 女性に限らず男性の美意識の高まりを感じる昨今、 ファッションやスキンシップ、 仕事における人間関係上においても男女問わずムダ毛のない「清潔感」が求められるようになりました。

近年では、 ムダ毛をなくしてツルツルを希望する“脱毛男子”にも注目が集まり、 「男性がムダ毛ケアするなんて恥ずかしい」という時代は変わり、 「ムダ毛処理」という自己管理ができる男性がもてはやされるようになりました。

そこで男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』では、 昨年に続き、 今年も“20~30代日本人男性220名”を対象に実施した「男性の脱毛・ムダ毛ケア事情」アンケート調査を実施しました。すると、 2016年と2017年で男性のムダ毛に対する意識の変化が見えてきました。

男性の6割が気にする「自分のムダ毛」

質問1. 自分のムダ毛は気になりますか?

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全体の6割の男性が「自分のムダ毛を気にしている」ことが判明しました。

うち約9割が気にするのは「下着周辺のムダ毛」

●質問2. 下着周辺のムダ毛は気になりますか?

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下着周辺のムダ毛を気にしている人が9割も。

「鼻毛」「肛門の毛」を不要だと答える人が増加傾向に

●質問3. 特に許せない【自分のムダ毛】部位はどこですか?

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2017年アンケートの許せないムダ毛ワースト3は、「鼻毛」「肛門の毛」「ヒゲ」となりました。やはり、普段から人に見られる部位が気になるのでしょうか・・・しかし、一方で肛門の毛が2位にランクアップしてきました!自分の全身に美意識を求める男性が増えてきたということでしょうか。

脱毛するなら徹底的に!  3割以上の男性が「ツルツル」を希望!

●質問4. ムダ毛を脱毛するなら何を希望しますか?

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半数以上の男性が「さりげない減耗」を希望するも、 3割以上の男性は「ツルツルにしたい」願望があるようです。完璧を目指したいという、美意識の高まりを感じます。

「アンダーヘア処理、 当たり前」 肯定派は全体の半数に

●質問5. 「アンダーヘアケア」はしていますか?

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全体の3割以上がアンダーヘア処理を当たり前にしているという、驚きの結果が。

【6割】下半身ケアは「ハサミ」が主流!【4割】「シェイバーで剃毛」も人気

●質問6. あなたの日ごろのアンダーヘアの手入れ方法を教えてください

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しっかりした毛が生えていますから、ハサミでカットが主流ですね。ついでシェイバー、毛抜きと続いています。

【3割の男性】アンダーヘアケアは「20代になってから」

●質問7. アンダーヘアの手入れ(カット・毛抜き等)は、 いつから始めましたか?

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思春期に脱毛に目覚める人もいれば、20歳すぎて始める人もいるようです。

「アンダーヘアケアのメリット」第1位の声に「衛生的でムレなく清潔」

●質問8. アンダーヘアの手入れをしていて、 良い点を教えてください

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清潔感・見た目の美しさだけでなく、ムダ毛を処理する気持ち良さにもメリットを感じているようです。

【7割の男性】女性には「アンダーヘアケアをしていてほしい」と思っている

●質問9. 「アンダーヘアの手入れをしていない女性」を、 どう思いますか?

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7割の男性が「女性は何かしらアンダーヘアケアをしていてほしい」と考えているようです。女性の皆さん、夏に向けて準備は万全でしょうか?

同性が選ぶ!「見えない個所も気をつかっていそう」な【男性有名人】は?

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男性が選んだ、見えないところまで美意識を持っていそうな芸能人第1位はGACKTさんとなりました。過去のデータを見ると、GACKTさんが不動の評価を得ていることがわかります。

いかがでしたか。まもなく夏本番となるこの時期、あなたも今までのアンダーヘアケアの意識改革をしてみては。

★ゴリラクリニック公式サイト: https://gorilla.clinic/
★全身脱毛 公式サイト: http://www.dansei-datsumo.com/
★ヒゲ脱毛 公式サイト: http://www.hige-gorilla-datsumo.com/

プレスリリース:PR Times

不安も悩みも一気にさよなら! 魔法の言葉「赤ちゃん」とは?

誰でも、過去の失敗を思い出して落ち込んだり、将来のことを想像して不安になってしまうことってありますよね。精神科医・心理研究家のゆうきゆう先生が、自身のメルマガ『★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★』の中で、そんな後悔や心配から解放されて楽になるヒントを語っています。

今日生まれた赤ちゃん

あなたは今の自分について悩むことがありますでしょうか。または過去のことや、未来のことについて、色々と考えてしまって、行動できないことがありますでしょうか。今回は、そんな悩みをあなたにたいして、ヒントになる話を教えます。

アランの幸福論の中に…。

以前に紹介した「アランの幸福論」の中に、こんな一節があります。

過去も未来も、今のキミの想像の中にしか存在しない。すなわちそれを考えなければ、存在しないのも同じ。結局のところ、考えるのは『今』だけでいいのだ

実際、悩む人の多くは、過去や未来にとらわれているものです。「どうしてあのとき、あんなことをしてしまったんだ…!」「何で私はうまく行かないことばかりなの…!?」そんな風に過去について悩み続けたり。

「これからどうなのか不安…!」「自分の仕事がどうなるか分からない! これからどんな風に変わっていくんだ…!?」なんて風に、未来について心配しすぎたり。

それがあまりに強く、その結果、「今」の行動がおろそかになってしまいます。すると当然ですが、今何もしないわけで、その後の状況は、容易に想像できます。

今日何もしなければ、明日はこう思うはず。「あぁ、どうして俺は昨日、何もできなかったんだ…!」

このように過去についてさらに悩みます。また未来についても、同じく悩みはさらに深くなります。「昨日ですらあんなに悩んでいたのに、また一日たってしまった…! どんどん希望がなくなっていく…!」そんな不安は、さらに強くなることでしょう。

そのためアラン先生も言うように、考えるべきなのは「今」だけ。そして今、行動することです。

でも「そう言っても、簡単にそう考えられない!」という人も多いはずです。

よって自分が勧めるのは、「自分は赤ちゃん」と思うことです。

「自分は赤ちゃん」と思う、とは?

こう考えてみてください。

あなたは、今日この瞬間に生まれた赤ちゃんです。そして生まれた直後に、今の年齢まで成長しました。ある意味、過去の自分からバトンタッチされて、今日というこの日を生きるのです。

昨日までの自分は、昨日だけを生きた自分。やはり昨日、赤ちゃんから突然に成長して、昨日の自分として生きていました。一日ごとに、新たに生まれた、あなたという赤ちゃんが、その日を生きるのです。

そうイメージすることによって、「過去にこんなことをしてしまった…!」なんて悩むことが、格段に減ります。過去のあなたの行動は、あなたとは別の赤ちゃんが起こしたこと。それは完全に切り離されて、今のあなたとは無関係です。

考えてみてください。あなたが生まれた場所や、あなたの国籍や、あなたの顔つきや身長…。そんな特質の一つ一つに、あなたの責任は無関係ですよね。遺伝子や生まれなどは、あなたがいくら悩んでも意味がありません。親がそう決めたから。祖先がそう行動したから。その結果で今の人生があるわけで、そこにあなたが責任を負うこともありませんし、悩んでもまったく意味がありません。

そしてそれは、今日という人生においても同じなのです。

昨日までのあなたの行動も、「決して変えられない」という意味では、遺伝子や生まれと違いありません。であればもう、今のあなたと「無関係な人間」が作ったものと考えればいいのです。

毎日毎日、小さな赤ちゃんが、その日だけとして一生懸命生きてきた結果です。そう思えば、今のあなたの立ち位置がどうであっても、「でも昨日までのたくさんの赤ちゃんのせいだから、しょうがない」と思えませんでしょうか。このように考えることで、過去への後悔を軽くすることです。

未来にたいしても。

さらにこれは、未来にたいしても同じです。

あなたは明日のあなたに、責任を負うことはありません。なぜなら、あなたという赤ちゃんは、今日で死ぬからです。明日からは、また別の赤ちゃんであるあなたが生きることになります。24時を迎えた瞬間、あなたとしての人生は終わる。そう思うと、かえって気持ちが楽になるはずです。

まるで海外ツアーのように。一日だけ滞在した旅のように。今日のあなたの人生は、この一日で終わるのです。

そう考えると、「じゃあ、どうせ一日だから、思い切り楽しもう」「せっかくだから、一生懸命やってみよう」と思えませんでしょうか。また明日や明後日のことについて悩んだり、苦しんだりする必要もない…と思えるはず。それを生きるのは、また明日の赤ちゃんだからです。

「一日だけの人生」と限ることによって、かえって今日の生活の密度を高める結果になるわけです。

すごくシンプルな考え方ですが、これだけで日々は大きく変わるはずです。どうか試してみてくださいね。

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★ 今回のまとめ。
        今日生まれた赤ちゃん。
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  • 過去や未来は、想像の中にしか存在しない。
  • それより大切なのは、今行動すること。
  • そのためのイメージとして「自分は今日生まれた赤ちゃんであり、今日だけを生きたらそれで終わる」と考えること。
  • そう思えば、過去も未来も気にならなくなってくる。

どうか覚えておいてください。

さいごに。

今日という一日は、人生すべての縮図です。今日が楽しければ人生すべてが楽しく、今日がつらければ人生すべてがつらいものです。だから。今日だけでいいんです。昨日のことも、明日のことも、今は考える必要はありません。今日だけを笑って、今日だけを生きてみましょう。それこそが、過去のあなたを救い、未来のあなたを幸せにする、唯一の方法なんですよ。ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

ゆうメンタルクリニック

ゆうスキンクリニック

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