日本の新聞が報じぬバイデン大統領「最初の試練」アメリカ国境崩壊の危機が近づいている

昨年11月の米大統領選挙によって僅差で勝利したバイデン大統領ですが、早くも「国境崩壊」という問題で大きく揺れていることをご存じでしょうか? こうした日本のマスコミがほとんど報じない重要な海外ニュースを毎回詳しく丁寧に解説しているのが、在米歴14年の起業家にして大学教授の大澤裕さん。この度、大澤さんが5月23日に創刊したメルマガ『在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説』 では今回、米国内でリベラル寄りのマスコミさえ批判するバイデン政権の「国境崩壊」問題を取り上げ、いかに偏向報道というものが恐ろしいかについて解説するとともに、海外ニュースを見るためのポイントを伝授しています。

 

 

日本では報じられない、アメリカ「国境崩壊」の危機という現実

2021年5月4日現在、アメリカで「このままでは近く国境が崩壊する。国家的危機だ」と騒ぎになっています。大量の不法移民が押し寄せて国境管理機能が麻痺しているのです。今後、大きな問題になります。 

バイデン大統領になって不法移民政策が大幅に変更されたためです。彼は就任初日に国境の壁の建設の中断を命令しました。そして不法移民に市民権を与えるなどと言及したためです。特に「親のない子供は強制送還することはしない」と発言したために、中南米の貧困家庭の親が子供だけを米国に送り込む悲劇的な例が増えています。 

トランプ大統領時代には「 700人もの子供が国境保護施設で親と離された 」と批判されていましたが、バイデン政権になり子供だけの不法移民が急増して2万人に達しようとしています。 

ところが、日本のマスコミはその経緯をほとんど報道していません。 

ちなみに下記は、3月後半から4月前半のニューヨーク・タイムズの記事表題です。 

  • 3月11日 移民の子供の保護に奔走するバイデン政権 
  • 3月16日 満杯の国境の保護施設でマットに眠る子供 
  • 3月20日 国境での移民急増に直面する民主党 
  • 3月25日 バイデン、ハリス副大統領に中南米移民問題を任命 
  • 4月1日  国境危機の本当の理由 
  • 4月3日  国境での逮捕が過去15年で最高レベルに 
  • 4月6日  バイデン、移民急増で苦しむも「我国を選んでくれて感謝」 
  • 4月9日 「私の娘はどこ?」移民の母 
  • 4月11日 若者でいっぱいになるシェルター、バイデンの試練 
  • 4月14日 我々に必要なのは門のある高い壁だ、南部国境 

このニューヨーク・タイムスはリベラル、反トランプで有名な新聞 です。 それが連日のように報道し、4月半ばには「 トランプの壁を早く完成させろ 」とさえ言っているのです。 

バイデン大統領と民主党政権が右往左往

このような不法移民の急増に動揺したバイデン大統領は、本年の難民受け入れ数をトランプ政権時代と同数の1万5000人に抑えると発表しました。受け入れ数の大幅増という方針から転換したのです。ところが、これがまた身内の民主党の大反発を受けて再度修正。5月3日には6万2500人にするとしました。 

それほどバイデン大統領と民主党政権が右往左往して混乱しているのに、その経緯をなぜ日本の新聞・TVは報道しないのか、というのが私の疑問であり怒りです。一貫して「トランプはバカなアメリカ人を騙している」といった論調で放送していたので、今さらトランプの政策を是認する報道をすることに抵抗があるのかもしれません。 

 

 

不自然すぎる陽性率。東京都のコロナ感染者データに「捏造」疑惑

減少傾向が伝えられる東京都の新型コロナ感染者数ですが、データの解釈には注意が必要なようです。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、感染者数の「分母」である検査数が、5月17日から22日までの間に不自然なほど減少している東京都公開のデータを転記。さらに「陽性率」を算出して判明した、都による「データ改竄の可能性」を指摘しています。

 

摩訶不思議な東京都の感染者数

5月24日(月)の夕方、新聞各紙やNHKなどのネットニュースは、一斉に「東京都の新型コロナの新規感染者は340人」「300人台になったのは4月12日以来」「1週間前の月曜日より79人減」「前の週の同じ曜日を下回るのは11日連続」と大々的に報じました。これまで、500~800人台の数字が続いていたので、ずいぶん減ったように感じた人も多かったと思います。それでは、前の週の月曜日から8日間の東京都の感染者数を見てみましょう。

東京都の5月の感染者数の推移

 

17日(月) 419人

18日(火) 732人

19日(水) 766人

20日(木) 843人

21日(金) 649人

22日(土) 602人

23日(日) 535人

24日(月) 340人

確かに、前の週の同じ曜日の「419人」より79人減っていますし、全体の流れとしても、週の後半から少しずつ減り続けているように見えます。しかし、あたしは当初から言い続けていますが、これらの数字は「分数の分子」に過ぎないのです。分母、つまり、検査数が分からなければ、これらの数字には何の意味もありません。

たとえば、ある日の東京都と大阪府の新規感染者数が、どちらも500人だったとします。そして、この数字だけが報じられれば、多くの人は「東京と大阪の感染の様子は同じくらいだ」と思い込んでしまいます。しかし、この日の検査数が、東京都は5,000人、大阪府は1万人だったとします。すると、東京都の感染率は大阪府の2倍になるため、状況は大きく変わるのです。

また、東京都だけの推移を見る場合でも、毎日の検査数が違うのですから、感染者数だけを見て「昨日より減った」「前の週の同じ曜日を下回った」「300人を下回ったから緊急事態宣言を解除する」などと言うのはナンセンス、意味のないことなのです。それでは、先ほどの東京都の感染者数の推移に、それぞれの日の検査数を書き込んでみますので、以下、ご覧ください。

東京都の5月の検査数と感染者数の推移

 

17日(月) 14,700人 419人

18日(火) 10,489人 732人

19日(水) 9,163人 766人

20日(木) 8,402人 843人

21日(金) 5,950人 649人

22日(土) 5,150人 602人

23日(日) 1,665人 535人

24日(月) 9,815人 340人

これは、東京都のHPに公開された数字をそのまま書き写したものですが、左側の検査数の推移を見てください。17日から22日までは、まるで何らかの意図があるかのように検査数が減り続けています。あえて言わせてもらえば、何が何でも東京オリンピックを強行したい勢力が、東京都の感染者数が減少しているように演出するために、集計したデータを改竄しているのでは?と勘ぐってしまいます。

「そんなバカな!」と言う人がいるかもしれませんが、政権に都合よく公式データや公文書の改竄や隠蔽を日常的に行なって来たのが安倍政権であり、どんなに緑色の衣装で自民党との差別化をアピールしようとも、水面下の利権の部分では自民党と完全に一致しているのが小池百合子都知事なのですから、これは一概に妄言とは言えません。その証拠が、23日と24日の検査数と感染者数の不自然さです。

また忖度か?コロナワクチン“副反応”を正しく伝えぬメディアの怠慢

メリットばかりが喧伝される新型コロナワクチンですが、あまねくすべての人に恩恵ばかりをもたらすわけではないようです。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』では著者で健康社会学者の河合薫さんが、とある著名人の家族の身に起きたワクチンの深刻な副反応と、国が公表している副反応に関する情報等を紹介した上で、接種にあたっては当然ながら熟考が必要と指摘。さらに、その判断に必要となるワクチンのデメリット情報をまったくと言っていいほど報じないメディアの姿勢を強く批判しています。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

 

“副反応”情報を伝えぬ不可解

ワクチン接種が始まった当初は、メディアが速報で伝えていた“あのこと”が、めっきり報じられなくなりました。

はい、あれです。接種後の体調、「副反応」に関する情報です。

そんな中、信州大学特任教授の原田曜平氏の80代のお父さんが、ワクチン接種直後に、深刻な副反応で重篤な状態になっていることがわかりました。

5月13日に更新された内容によると、「家に戻って少ししたら40度近い高熱。全く動けなくなり、何も食べられず、体の一部が腫れ上がり、2日経ち、接種会場が設置されている病院に連絡しても東京都のワクチン相談センターか接種会場に連絡せよ。接種会場に電話しても繋がらず」「近くの医院に連絡するとかかりつけ医に連絡しろとたらい回し。結局、東京都相談センターのススメで救急車を呼び接種会場の病院へ」とのことで、18日になっても高熱がひかない状態が続いていました。

当初は、「ワクチンの副反応かどうかわからない」と医師に言われたそうですが、20日には「昨日頂いた父の診断内容。とりあえずコロナの可能性を明記頂き、ほっ」とツイート。

しかし、その後も状態は回復せず、接種から13日目の24日には、次のように更新されました。

「車椅子に乗り点滴を何本かぶら下げ、両手は腫れあがり、両足から体にかけて無数の赤い斑点。後頭部にはたくさんの皮膚がめくれた跡。後ろの首筋は火傷の跡のようなケロイド状。長らく食事をあまり食べられなかったので痩せ細っていた」

私の80代の母も、5月17日にワクチン接種をしたので、原田さんのお父さんの状況は他人事とは思えないし、何より情報公開をしてくださったことに、とても感謝しています。

そして、どうかお父さんにはがんばって回復してほしいし、こういった情報は1人でも多くの人にメディアが伝えるべき情報だと思うのです。

ところが原田さんが出演していた一部の情報番組などで取り上げられただけ。しかも、伝え方も決して満足できるものではありませんでした。

接種を加速するにせよ何にせよ、接種は「本人同意」が前提なので、極めて重要な情報なのに、なぜ、メディアは伝えないのか?

ここでも、忖度をしているのではないか?

そんな疑念がつきません。

 

親の「困ったなあ」という言葉が子どもの心に与える大ダメージとは

もしあなたが親であれば、子どもに対して「困ったなあ」という言葉、気安く使ってはいないでしょうか。子ども相手にこの言葉を使う際には注意が必要だと説くのは、現役小学校教諭で無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者である松尾英明さん。角田光代さんの著書から気づきを得たという松尾さんは、「困る」や「怒る」ということの本質を考えながら、教育やしつけの指導力について説明しています。

「困る」の本質を考える

次の本からの気付き。

● 『何も持たず存在するということ角田光代 幻戯書房(2008)

『対岸の彼女』で直木賞を受賞するなどしている、大変著名な作家が10年以上前に出したエッセイ集である。気負わず読めて、とても面白い。

この本の中で「困る」というタイトルのエッセイがある。以下、一部引用する。

「私が困っている」ということと、「だれかが私を困らせている」というのは、必ずしもイコールで結ばれない。

これは、「困る」を「怒る」に置き換えても同じことだ。

ちなみに、電話で仕事の依頼が来たが、時間がないから断ったという時の話である。相手は「困りましたねえ」と大きくため息をついたという。それで「いけない、私はこの人を困らせている」と思い込み、引き受けてしまった。しかし電話を切った後で「なんか、違うじゃん!」と気付いたというお話である。

この文章がとても響いた。教育現場に限らず、あらゆる間違いの元凶はここである。

例えば、教室で「私」の言うことをきかない子どもがいて、困っているとする。「困っている」のは間違いなく担任である「私」である。しかし「その子が私を困らせている」というのは、真実か。その二つはイコールか。

これは残念ながら「否」である。私が困っていることと、相手が私を困らせていることは、イコールではない。困っていることの根本的原因は、私自身の捉え方の方である。それは、相手の行動のせいではない。

私が困っているから、相手に「言うことをきいてくれ」と頼んだり、あれこれ手をうつのは構わないのである。相手はそれで聞くようになるかもしれないし、聞かないかもしれない。しかしながら「私が困っているのはあなたのせいだ」と言うのは違う、ということである。

要望されている子どもの立場になって考えてみればよりわかる。子どもである「私」は、担任の先生に「あなたが言うことを聞かないのが困る」と言われた。しかし、子どもである「私」は自制心がきかず、言うことを聞けないでついはしゃいでしまう。自分は、相手を困らせる悪い子だと思う。

…これは、結構よくあることであり、かつ悲劇的である。確かに、言うことを聞いて欲しい相手と、聞けない自分の間は、ミスマッチである。

しかしながら、ここは折り合いをつけるしかない。担任の先生の側も、子どもの側も、それぞれ自分の100%を通せると思わないことである。離れて別々の空間にいられれば問題ないが、そうはいかないのだから、お互いの譲歩が必要である。そしてこの場合、子どもの側はやろうにも「できない」のだから、大人の側が大きく譲歩するしかない。

なぜ「友達リスト」の下位2名と付き合う時間を減らすべきなのか

先日掲載の「親しい友人のほとんどが『10年以上同じメンツ』という人は何がマズいのか」では、人生をあっという間に激変させる方法を紹介してくださった、無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』著者の佐藤しょ~おんさん。佐藤さんは今回、よりよい人生を手にしたいのなら「友達リスト」を作り、その下位2名と付き合う時間を減らすべき理由を解説しています。

【関連】親しい友人のほとんどが「10年以上同じメンツ」という人は何がマズいのか

友達のリストを作って考えてみる

お友達って自然発生的に生まれて、あまり意識もしないままなんとなく、ズルズルとお付き合いが続いてしまったりするモノです。ここを戦略的に、意識して手を加えると人生の変化を狙って起こすことができるようになります。

つまり、前回(「親しい友人のほとんどが「10年以上同じメンツ」という人は何がマズいのか」)書いたように意識して友達に取り込む人が誰なのか?を考え、その人に近づく方法を考えるということと、もうひとつは、

 ● この人とは距離をおいた方が良いよな

という人をお友達のリストから見つけて、その人とのお付き合いの頻度を下げることです。

今日は後者について解説します。

こんなことを書くと、

 ■ お前は友達との縁を切れって言ってるのか?

と受け取る人がいるんですが、それは本筋ではありません。

人生に変化を起こすために、新しい人脈というか友人ネットワークを作らなきゃならないということは、ここまでのシリーズで理解されたと思うんですよ。ところがこれが思ったほど簡単にできない理由を分かっていますか?それは人間には24時間しか時間がないからです。

時間が無尽蔵にあるのなら、新しい人と近づいたり、付き合ったりすることも可能なんですが、誰しも1日は24時間しかないんです。その中で、仕事をしたり、食事をしたり、睡眠を摂ったりするわけで、このように生きていくために絶対に必要なことをやった後に残った時間でしか、お友達とは付き合えないわけですよ。

まさか仕事を辞めて新しい人と繋がるとか、寝る時間を惜しんでお付き合いをするなんてことはオトナはできないですし、やるべきでもないですよね。

つまり友人との関係を構築、維持するために使える可処分時間に限りがあるということで、その可処分時間を今はフルフルに使っているわけです。この状態で新しい人間関係を作るための時間はどこにあるんですか?

意識して友人関係を変えるということは、そういうことをちゃんと考えるということです。今までのように手なりで、自然に任せて、なすがまま、結果として友人関係やお付き合いが始まりましたみたいな、主体性の無い成り行き任せのやり方ではダメだということです。

繰り返しますが、あなたの人生はあなたがお付き合いしている人たちの平均値になるんですよ。あなたの人生に猛烈な影響を与えているのは、今、あなたが付き合っている人たちなんです。人間が受け取る情報で、最も価値が高くて、最も影響を与えるのは、

 ● 信用できる人から回って来た情報

なんです。その信用できる人の集合があなたの友人たちで、だから友人の質があなたの人生を決めるのです。そういう重大な役割と影響を与えている友人のセレクションを主体的にやらずして、人生が良くなるわけがないでしょ。

成功者は、いついかなる時でも「一期一会」の精神で人と接している

人間が成長していく上で新しい出会いは欠かすことができない要素ですが、「初対面」の緊張感はストレスフルなものでもあります。そのような緊張感や不安を「快感」に変える秘策があるとするのは、国際ビジネスマンで心理カウンセラーの経験も持つただのひろしさん。ただのさんは今回の無料メルマガ『成功者たちの習慣 VS. 普通のひとたちの習慣』で、出会いの緊張感を解くコツを紹介しています。

幸せな成功者は、常に一期一会!?

例年だとGWくらいにベルギー・ブリュッセルで世界最大のシーフードショーがあり、そこでは世界中の水産メーカーや商社が自社製品を展示・紹介するために集結していて、わたしがボストンシーフードショーにエクアドルのエビ屋さんを探しに行ったのと同じように、それを目当てに、世界中の商社マンやスーパーのバイヤーさん、と言ったようなひとたちが、何か魅力的な商品はないかと目の色を変えて集結してくるのです。

世界で仕事をするにあたっては、一度にいろんな国の食品事情を知り、いろんな国のいろんな食品メーカーとのつながりをつけるために、食品展を訪れる、というのは非常に効率が良い手段なのです。

わたしが飛び込みで訪問しても、訪れた様々なブースで会社の社長クラスのひとたちが対応してくれて、自分の企業の売込みはもちろんのこと、それ以外にも、その企業がある国の水産業の状況や、ある特定した水産品の供給状況や、世界の相場等、その企業の情報だけではなく、とにかく様々な情報交換が出来て、世界のエビやその他水産物の状況を詳しく知ることが出来るんです。

ほんと、世界の企業って、驚くほどオープン且つ真剣な対応をしてくれるんです。

それに比較すると、残念ながら、日本で開催されている様々な食品展ってなんとなく“お祭り”、って感じで、真剣に商談の場と思って訪問してくる海外の企業には、あまり評判が良くないようなのです。

何故って?

出展している企業側もその場を商談の場とは思っていないし、メインの訪問者である日本の企業から派遣されてきたひとたちも、そこを商談の場とは思っていないから、ってことに尽きると思うんです。

いったい、同じ食品展示会なのに、何故こんなにも海外と日本では臨む姿勢が違うのでしょうか?

これって、日本独特の商習慣ってやつなんでしょうか…。

わたしがいた会社も、わたしが若い頃には、フーデックスという日本最大の食品展に毎年出展してわたしも展示会のブースで一生懸命に営業努力していた頃があるんですけど、肉体的な疲労とは関係なく、まったく商談にならないんですよ。

後々、様々な企業と様々な場面で、個別の商談を繰り返してわかったことは、日本では、買う立場の人間は、わざわざ相手を訪問する必要がない。売りたいなら、出向いて来なさい、っていうのが商談の常識となっているようなんですね。

だから食品展は単なる情報収集の場であって、わざわざ展示会まで、真剣に買いつけたいものを探しに行ったりはしない。

ま、日本では売る側が何でもやってくれるから、わざわざ自分で探す必要もない、ってことなんでしょうね。

そして売る方も、手の内はあまり他の会社にはさらしたくないからどうせ商談するなら、自分の会社だけでこっそりと、って感じで、隣に競争相手のいる展示会場で、堂々と自社の新商品を商談、なんてことはしたくないんでしょうね。

軍事アナリストが「支那」呼称問題に終止符。一流の国が使用せぬ訳

石原慎太郎氏が意識的に使用し政治問題化した例など、時折起こる「支那」という呼称に関する議論。呼称の正当性を議論するのではなく、その呼び方を避けるようになった歴史的な経緯を伝えるのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは、好き嫌いがあったとしても、相手が嫌う言葉を使わないのが大人の態度であると、主義主張の前に尊重すべきものがあると述べています。

「支那」という呼び方について

日本の戦後史を調べていて、「支那の呼称を避けることに関する件」という項目を発見しました。

支那という言葉については、中国と台湾が嫌っており、それを承知で石原慎太郎さんなどは「どこがどう悪いのか」と反論し、意識的に使うなど、政治問題化しやすい面もあります。

ここでは、支那という言葉の正当性などを論じるのではなく、戦前戦後を通じて、どんな経緯があったのかを少し勉強してみたいと思います。

日本の敗戦から1年も経たない1946(昭和21)年6月13日、外務省はさきほどの「支那の呼称を避けることに関する件」という通達を全官庁宛に出し、新聞・放送・雑誌など報道機関にも「中華民国の呼称に関する件」を公告しました。

これは、戦勝国となった中華民国の蒋介石総統が「今後は我が国を中華民国と呼び、略称は中国とするよう」と主張したことを受けたものです。このあと、日本政府は学術的な論争の有無にかかわらず、「理屈抜き」に、中華民国側が嫌がる文字や呼称を公式、非公式を問わず、使わないことにしたのです。

もともと支那という言葉は中国語には存在しなかったようで、既に日中戦争の頃には、蒋介石は「日本人は中国を支那と呼んでいる。この支那とはどういう意味であろうか。これは死にかかった人間の意である」と述べています。中国を見下すために日本側が造語したという認識です。中国側には、支那という言葉には中国に対する侮蔑の意味があると受け取る向きが少なくなかったようです。

その一方、戦前の日本にも支那という言葉を使わないでいく方向が生まれていました。1930年代になると日本政府の公文書は「中華民国」という国名を使うようになり、その後、南京政府(汪兆銘政権)の要請を受けて、日本政府は支那という呼称をやめていくことを約束したようです。

このように、既に戦前の段階でも支那という言葉が死語になりつつあった訳で、いま支那という言葉を意識的に使うのは、中国嫌いということを自ら表明している面があるのです。

中国を好きか嫌いかはともかく、相手が嫌う言葉を使わないというのは、日本が一流の国として大人の態度を示せるかどうか、その点を評価するポイントになることは知っておきたいものです。(小川和久)

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感染しそうにない知り合いランキング1位の潔癖な女性が陽性だった衝撃

5月25日現在、日本国内の新型コロナウイルス陽性者数の累計は72万6千人余り。人口比では約170人に1人が陽性判定を受けたことになります。昨年中は周囲で感染したという話を聞かなかった人でも、年末年始の第3波、4月からの第4波で知り合いが陽性判定を受けたというケースが増えているようで、メルマガ『8人ばなし』著者の山崎勝義さんもその一人。知り合いの中でも最も感染しそうにないと思っていた女性が無症状感染者となり語った恐怖をリアル伝え、このウイルスに対し持つべき心構えを改めて説いています。

感染者第1号のこと

この1年というもの「コロナ」について随分と書いて来たが、自分の身内や知り合いからは一人の感染者も出ることはなかった。そういう事情もあって、口では「恐い」と言いつつも、心では「危ない」と知りつつも、どこか隣家の大事件のような身近だけど縁遠いもののようにも思えて、下手に近づきさえしなければ巻き込まれることもなかろうと自分なりにおとなしく過ごしてきた。

先週5月17日のことである。ついに私の知り合いに感染者が出てしまった。その人は20代女性、コロナ下にあって猶業績好調な日本屈指の企業グループに勤務している。私とは去年の夏からは完全リモートでの付き合いとなっている。

意外だったのは、彼女が私の中の最も感染しなさそうな人リストにおいて第1位に位置するような人であったことである。というのも彼女はCOVID-19の流行とは無関係に、つまりそれ以前から自他ともに認める潔癖症なのである。例えば、親疎を問わず自分以外の者と鍋料理や大皿料理をつつくことは絶対NGだし、温泉などの共同浴場もダメ、常にアルコール消毒液を携行し、トイレに行けばその度に肘まで石鹸で洗うという徹底ぶりだ。

一応彼女の名誉のために言っておくが、それは決して病的なものではない。清潔好きの極相といった感じで、付き合っていて不愉快に思うところは一つとてない。むしろ、きれいに整理されたカバン(女性は男性より遙かに持ち物が多い筈)や整然と片付けられたデスク(彼女の職場では稀有)など、見ていて気持ちのいいところの方が目立つくらいだ。

今のところ、同社・同棟・同階・同部署での感染者は彼女ともう一人らしいが、時差通勤とリモートワークの併用などにより、その人とは所謂(現行保健所定義における)濃厚接触にはならないようなのだ。頼みのアプリを見ても何も示すところはなく所謂感染経路不明ということになるのだそうである。

そもそも、彼女もその同僚も会社が新規プロジェクト等に合わせて行っている検査でたまたま陽性と分かっただけで何の症状もないと言う。それでもどうしようもなく恐いと言う。まったくの無症状でも、である。

自分が陽性と判明した瞬間、彼女の心を暗く支配したのは「誰かにうつしたのでは」という恐怖であった。こういう場合、自分が無症状だと却って罪悪感が増すような気がするらしい。不幸中の幸いで名前の分かる範囲での接触者に新たな感染者はいなかったようだが、だからといって安堵できるものでもない。経路も分からず向かって来たものが、どの経路をたどって去って行ったかなどおよそ分かるものではない。「どこかで、誰かが…」これを思うと夜も昼も眠れないと言う(因みに今は自宅待機中)。

大手新聞の医療情報サイト元編集長がコロナワクチンを打つと明言した訳

先日掲載の「絶望に次ぐ絶望。ワクチン予約システムがクソゲー状態という悪夢」では、母親の代わりに引き受けた新型コロナワクチン予約の模様をレポートしてくださった、iU情報経営イノベーション専門職大学教授の久米信行さん。そんな久米さんは今回、メルマガ『久米信行ゼミ「オトナのための学び道楽」』で、新型コロナに対して自然免疫で立ち向かうつもりでいた自身が「ワクチンを打とう」と思うに至った過程を克明に記しています。

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「ワクチンってどうなの?」

みなさんの身内で、もうワクチンを打たれた方はいますか?

みなさんはワクチンを打たれるつもりですか?

ゴールデンウイーク初日の5月1日に悪夢のようなワクチン接種予約体験を味わったのですが、おかげさまで、先週、老母は無事ファイザーの第1回ワクチン接種を終えることができました。

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地元の病院の前に、ちょうど空地だったところがあり、そこが駐車場を兼ねた接種会場になっておりました。母曰く、10人ぐらいの親切な看護婦さんが応対してくれて、接種自体はあっという間に終わったようです。

心配していた2回目の接種予約は、その場で3週間後の予定が決められ、予約用紙をもらえたそうで、ほっといたしました。もうあの4時間以上もパソコンとスマホで予約をしてはエラーとなる辛い目に遭うことはないのです(はてさて自分の予約時はどうなることやら)。

もともと、母は、インフルエンザのワクチンで調子が悪くなったこともありました。それ以来、ワクチン嫌いになり、当初は今回のワクチンも打たなくてよいとも言っておりました。しかし、日々恐ろしいニュースをワイドショーなどで見ているうちに、打つ気になったようです。

幸いにして、打った直後からの副反応はなく、母はいつも通りに生活できております。2回目の接種後の方が、副反応が出る人が多いようなので、そうならないことを切に願っております。

これもちょっとしたシンクロニシティ(意味のある偶然)でしょうか?

母のワクチン接種の2日後、明治大学商学部ベンチャービジネス論で、なぜか、ワクチンに関する興味深い議論が展開されました。

毎年恒例で、ゲスト講師に、毎日新聞社の佐藤岳幸さんをお招き(秋田からzoomで)したところ、学生との質疑応答の中で、ワクチンの話題になったのです。

佐藤さんは、現在、秋田支局長ですが、最近まで、毎日新聞の医療情報有料サイト「医療プレミア」の編集長をされていました。つまり、コロナ禍の真っただ中で、関連する情報と専門家の意見収集を続けて編集・発信してきた毎日新聞社のキーパーソンなのです。

佐藤さんは、長年、家族ぐるみのお付き合いをして、一緒に渡良瀬エコヴィレッジで和綿の収穫もした、信頼できる友人でもあります。

事前に佐藤さんから学生に出されていた課題は「毎日新聞本紙かニュースサイトを読んで、気になったニュースを1つ以上挙げる」というものでした。

その時、ワクチン関連の記事を選んだ学生 がいたのです。

勝ったのは米国だけ? 「コロナ戦争」戦略なき日本の敗北

なぜそのニュースが気になったかという理由は

「日本のコロナ対策の杜撰さを象徴しているような見出しだったから」

佐藤さんはコメントで、米国がいちはやく多額の国費を投入してワクチン開発を指示したのに比べて、日本が後手に回り予算規模も小さかったことを指摘しました。

 

大谷翔平に“20代黒髪女性”の影。交際疑惑の狩野舞子とは破局?年俸30億超を手にする結婚相手の行方

大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(26)の快進撃が止まらない。大谷は25日(日本時間26日)、本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に2番・DHで先発出場し、第3打席にリーグトップに1本差と迫る右越え15号3ランを放った。そんな絶好調の大谷だが、女性関係の話題はほとんど出てこない。しかし、ここへきて気になる情報も報じられるようになった。

大谷翔平がモテモテ!米美人レポーターが猛アピール

投げては160キロの剛速球、打ってはホームランと、文字通り投打で大活躍している「リアル二刀流」の大谷翔平。今や全米でも大谷フィーバーは過熱していて、現地の女性からも熱視線を送られている。

中でもグラマラスな美人リポーターが大谷に対して積極的に迫っているとFLASHが報じた。

記事によると、その女性はスポーツ専門の放送局『FОXスポーツ・ウエスト』に所属するアレックス・カリーさんだといい、球団関係者やメディア関係者に対して、「翔平を紹介して」とお願いしまわっているという。

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年齢は33歳と大谷より7歳も年上。すでに結婚しているということで真の狙いは不明だが、グラマラスボディをいかした肉弾取材は大谷を惑わせそうだ。

背が高く少年のような顔立ちの大谷はアメリカでも女性から大人気。カリー以外にも多くの女性記者が狙っているといわれている。

しかし、すでに大谷と親密な関係にあるとみられる女性が存在していた。

2ショットが目撃された“20代黒髪女性”の存在

実は大谷、エンゼルスの本拠地近くにある日本食スーパーで、女性との2ショット姿を目撃されている。

FLASHによると、大谷はこのスーパーを度々訪れるようで、その内の何度かは女性と一緒に買い物をしていたという。

気になる女性は20代と思われる黒髪美女。

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詳細は明らかになっていないが、この女性は大谷を取材する大勢の中のひとりで日系人女性。ケーブルテレビのレポーターという説が有力だと週刊実話は伝えている。

目撃されているのは2人で買い物をしている姿だけで、手をつないだり、抱き合ったりと言うような親密ショットは確認されていない。

交際しているとまでは言い切れず、仲の良い友達レベルの可能性もある。

スポーツ紙の記者は次のように話す。

「大谷選手を取材する現場では、なぜか女性が多いのは事実です。アメリカ人記者やレポーターだけではなく、取材を目的に日本人女性の姿も見受けられます。虎視眈々と大谷翔平という至宝をみんな狙っているのではないでしょうか」

大谷ほどの偉大な選手となれば女性が寄ってくるのも無理はない。しかし、女遊びに興じることなく、誠実な男を通し続けるのが大谷翔平の凄いところ。

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とにかく野球が大好きで、他のことには目もくれない、そんなナイスガイぶりが日本のみならずアメリカでも愛される理由だろう。