なぜ、転職を繰り返すビジネスマンは「これからの時代の勝ち組」なのか?

今までは、転職を繰り返す人を「ジョブホッパー」などと呼んで蔑視することが多かった日本社会ですが、これからは3年程度での転職が当たり前の時代になると言われているのをご存知でしょうか? メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、変わっていくビジネスライフにどう対応していけばいいか、そして「風の時代」にビジネスマンとしてどう生きるかについて持論を展開しています。

風の時代の今、新しいモノを受け入れる

風の時代って、物事が固定化されるよりも、風に乗って流れていく、同じところにいないで、頻繁に変化する、そうやって移動し続けた方が良いことがあるということなんです。

だからサラリーマンも、同じ会社にいて、同じ仕事を20年続けるより、風の動きに合わせて変化した方が良かったりするわけです。その意味では、これからは職人さんも変化が求められるのかも知れません。

そんな時代に対応するための心構えは、とにかく新しいモノを拒否せずに受け入れるということなんです。少なくとも手を出してみる、試してみる、舐めてみるという態度が求められるんです。逆に言えば、拘りという概念は捨てた方が良いということです。

オトナって年を重ねるにつれて、新しいモノを拒絶するようになるんです。いつもの場所、いつものお店、いつものメンツで、いつもの時間を過ごす、それが心地良く感じるわけですが、風の時代はそれじゃダメなんです。微妙に居心地が悪くても、知らない場所、新しいお店、初めてのメンツと、やったことの無い何かに手を出してみる。幸運はそこに潜んでいます。

ですから今までの人生を棚卸しして、自分が今まで頻繁にやって来たこと、「いつもの○○」は何かを洗い出して、それとは全く方向が違う何かを決めて手を出してみるのです。それが今までに一度もやったことのないモノならなお良しです。

こういうのは習慣ですから、例えば

 ● 今週のランチは毎日初めての店を探して行くぞ

と決めてしまうのです。都会ならランチをする場所はたくさんあるはずなので、月曜から金曜まで毎日初めてのお店に行くのです。

自民・生稲晃子議員「同性婚反対」は、統一教会の影響か。地方議会にも暗躍、マスコミに「関係バラす」と脅迫の何サマ

連日の報道で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との親密な関係が露呈している自民党・萩生田光一政調会長(58)。その萩生田氏から「猛サポート」を受けて初当選した同じく自民の生稲晃子参院議員(54)は、公示前に萩生田氏とともに教団の関連施設を訪れていたことを認めた。そこで思い返されるのが、先の参院選前におこなわれたマスコミのアンケートだ。生稲氏は「誰もが働きやすく、自分らしく生きられる国へ」というスローガンを掲げながら、同性婚には「反対」と回答していたことで、統一教会の思想に対する「忖度」がうかがえる。

【関連】生稲晃子、矛盾だらけの政策で大炎上。パクリ疑惑に適当回答&推薦者に故人の名

しかし、このような事例は、一連の「自民と統一教会」の蜜月を示す証拠の“氷山の一角”に過ぎない。統一教会は、全国の地方議会に接近し、日本の政策をコントロールしようとしている事態が明らかになってきているのだ。我々が思っている以上に、日本の政治は「統一教会の影響下」にあるようだ。

統一教会の暗躍により、全国の都道府県で制定されている「家庭教育支援条例」の謎

去る20日に放送されたTBS系「報道特集」では、統一教会が地方の議会にまで暗躍し、教義である「異性婚=同性婚反対」を推し進めている実態が報じられた。

同番組では、北海道の旭川市議会議員である野村パターソン和孝氏(37)の衝撃的な発言が紹介され、ネット上で話題を呼んでいる。野村氏によると、「旭川家庭教育を支援する会」の一員を名乗る人物が近づいてきて、選挙票を交換条件に「家庭教育支援条例」という条例制定への協力を要請してきたという。やがて、その人物は統一教会の信者であることが分かったとしている。その後に判明したのは、その団体の代表を、ある自民党衆院議員A氏が務めていることだったという。

同様の手法を使って、統一教会は日本全国の地方議会の議員を抱き込み、「家庭教育支援条例」や、名称は多少異なるもののほぼ同じ内容の条例を制定してきたという。その「家庭教育支援条例」は、一般財団法人 地方自治研究機構のHPによると、2022年3月22日時点で熊本や鹿児島、群馬などの都道府県が10団体、市町村は6団体が制定しているとしている。岡山県に至っては、県の弁護士会が「国家権力の家庭への介入だ」として反対署名を提出したものの、今年4月に可決されている。

その「家庭教育支援条例」の内容は、「青少年の健全育成」を掲げ、一見、子供の権利を守る至極まっとうな理念のように見えるのだが、その実、統一教会の「家父長的家庭観」を押しつけるものであり、統一教会の関連団体が掲げている理念に瓜二つなのである。

高知県南国市で2006年6月16日におこなわれた第320回市議会定例会の議事録によると、日本共産党の土居篤男議員が、同議会に提出された『「青少年の健全育成に関する基本法」の早期制定を求める意見書』に関する質疑において、「(統一教会の関連団体である)世界平和連合の主張の文章とほとんどそっくり」と指摘し、「議会の名誉にかけてもまずいんじゃないか」と発言している。すでに16年も前から、日本全国の地方議会において、統一教会は浸透工作をはじめていたことが窺える。

そして、この条例は昨今のジェンダーフリーやLGBTなど、多様性を尊重する風潮に真っ向から対立するものだ。それはナゼなのだろうか?

統一教会の理にかなった「同性婚反対」や「家庭への縛りつけ」

統一教会のシンボル的儀式に、「合同結婚式」というものがある。彼らが信者を「家庭」というものに縛りつけることができれば、その後の二世、三世信者はネズミ算式に増えてゆく。むしろ「家庭」という縛りがあるからこそ、安倍晋三元首相(享年67歳)を銃撃した山上徹容疑者(41)のように、洗脳された家族が教団に貢ぐために親族の金を持ち出しても、簡単には訴えることができないケースが多い。旧来の「家庭」という形が壊れてしまえば、統一教会のビジネスモデルは成り立たなくなるため「同性婚への反対」は、彼ら統一教会にとっては“理にかなっている”思想信条だと言えるだろう。

大阪地裁は6月20日、「同性婚を認めていない制度は憲法違反」だとする裁判において、憲法違反を認めず賠償責任も認めなかった。同性婚を認める流れのはずだった司法が、政府に判断を委ね、時代の流れに逆行するような判決を下している。これもまた、統一教会とズブズブである日本政府への「忖度」でなければ良いのだが……。

プーチンの狂気を呼び覚ます、ウクライナ「クリミア攻撃」の最悪シナリオ

ウクライナの独立記念日でもある8月24日に、奇しくも開戦から半年を迎えることとなるウクライナ紛争。現在、欧州最大級のザポリージャ原発を巡る攻防戦が続いており、国際社会はロシアへの非難をより一層強めていますが、その責任を問われるのはロシアのみなのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、ウクライナが当紛争において、露軍に劣らないレベルの市民への残虐行為を行っているという事実を紹介するとともに、ロシアばかりが批判される現状を疑問視。さらに今ウクライナで起きていることは、台湾有事の際に日本でもそのまま起きる可能性があるとして、早急な原発攻撃対策の検討・実施を訴えています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

 

大きな悪の影に隠れる小さな悪の存在?!

「嘘が世界に流れ出し、情報の真偽が分からなくなる前に、“真実”を表に出すことが大事だ」

これは長い間、さまざまな紛争のケースや情報戦でご一緒してきた仲間の言葉です。

過去には旧ユーゴスラビア紛争、コソボ、イラクなど、多くの紛争がこの情報の混乱に苦しめられ、紛争を描写し、評価する際にAll or Nothingの善悪、言い換えると100%の悪と100%の犠牲者という“偽の”事実を植え付けられました。

サダム・フセインは大量破壊兵器を製造・保持していなかったし、クロアチアは、セルビアに劣ることなく、残虐な行為をセルビア系住民やムスリム住民に対して繰り返していましたが、ミロシェビッチ大統領があまりにも強烈なキャラクターでかつ優秀だったこともあり(そしてロシア正教系でスラビックであったこともあり)、英国の情報機関によって悪者に作り上げられました。もちろん、友人とはいえ、ミロシェビッチ大統領がコソボやボスニア・ヘルツェゴビナで行ったことを正当化することは決してできませんが。

よく似たことが、今回のロシアによるウクライナ侵攻でも言えると考えます。

2月24日に大方の予想を上回る規模と範囲でウクライナ全土に侵攻する決定を下したプーチン大統領とロシアがこれまでに行っている様々な行為は決して正当化できません。

ブチャでの虐殺“疑惑”、アゾフスターリ製鉄所を取り囲んで行った攻撃、市民への無差別攻撃、化学・生物兵器を使用した確信に近い可能性などは、言語道断です。

間違いなくロシアが行っている内容は“大きな悪”を構成していますし、その報いは必ず遠からず受けなくてはならないと考えます。

第2次世界大戦後の欧州において、そして恐らく世界全体において、最大の武力衝突を引き起こした事実は、今後、しっかりと検証されるべきでしょう。

しかし、100対0でロシアが全面的に悪いかと言われたら、そこには何とも言えない疑問が出てきます。

米国からハイマースが本格的に投入されてから、ウクライナ側からの反攻が強化され、ロシア軍が東部・南部の支配地域から押し戻されているとの報道をよく耳にしますが、その過程において、ロシア軍の蛮行に劣らないレベルでの残虐な攻撃がウクライナ軍からロシア人に対して行われているという情報をどの程度、目にされているでしょうか?

どこまで信じるかはお任せしますが、2月24日以前は、ロシア側が主張するようにウクライナ東部のドンバス地方に住むロシア系住民への、ウクライナ側、特に“あの”アゾフ連隊からの迫害が存在したと言われていますし、ウクライナでの戦争が始まって以降、ロシアからの侵攻に抵抗するためにウクライナ軍とその友人たちによって行われる“抗戦”の矛先は、ロシア系住民に向けられ、こちらでも残虐な殺戮が起きているという情報も入ってきています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

 

政府も統一教会に汚染されていた日本。『世界日報』を証拠に使った公安調査庁

連日あらゆるメディアで伝えられている、自民党議員と旧統一教会との不適切な関係。しかしそんな「統一教会汚染」は議員のみならず、官僚たちの間にまで拡大していたようです。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では著者で評論家の佐高信さんが、公安調査庁が25年余り前、旧統一教会と関係が深いとされる『世界日報』を証拠として用いていた事実を紹介。当時既にカルト教団と認識されていた旧統一教会と政府機関の繋がりを、批判的な筆致で記しています。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

 

統一教会の『世界日報』と出会った話

統一教会の機関紙ともいうべき『世界日報』に出会ったのは、オウム真理教に破壊活動防止法を適用するのに反対する弁明手続きの立会人としてだった。

地下鉄サリン事件等を起こしたオウムに破防法を適用するのは賛成の世論が8割の中で、それに反対するのは容易なことではなかった。一番の矢面に立ったのは弁護士の芳永克彦や内藤隆だったが、小沢遼子らと共に立会人となった私にも夜中に「お前は殺人集団の味方をするのか」といった電話が来たりした。

麻原彰晃の委任を受けて立会人になっているので、「破防法はオウムだけでなく、市民運動をする人たちをねらっている」と言っても、なかなか聞いてもらえなかったのである。

1996年1月18日の日記に私はこう書いている。

唇を引きむすんで法務省別棟へ。会場前には報道陣がぎっしり。

 

昼休み、同じく立会人となった同志社大教授の浅野健一さんたちと食事に行く時には、記者たちに取り囲まれて前に進めない。

 

その中で、破防法は劇薬であり、ズサンな公安調査庁にそれを扱わせることの危険性を話す。

 

終わった後の記者会見では、証拠の根拠の供述調書を出さない公安調査庁は、「もんじゅ」の事故隠しの勲燃以下だと批判した。

結局、適用は見送られたのだが、『オウム「破防法」事件の記録』(社会思想社)で浅野も『世界日報』を公安調査庁(公調)が出してきた時の驚きを書いている。

ジャーナリスト(浅野は元共同通信記者)の私が弁明手続きの中で最も驚いたのが公調が新聞記事のコピーを証拠として提供したことであった。

 

全国紙に混じって『世界日報』のコピーが入っているのを見たときは、何かの冗談だと思った。

桜田淳子らの合同結婚式が騒がれたのが1992年夏であり、すでに霊感商法も問題になっているのに、政府の一機関である公調が証拠として『世界日報』を使ったのである。ということは自民党だけでなく、政府(官僚)も統一に汚染されていたということだろう。

ちょっと記憶が薄くなるが、『世界日報』は統一の疑惑隠しのためにオウムを攻撃したのだったと思う。

世間を敵にまわしたような弁明手続きの中で、とりわけ不愉快だったのは、東京拘置所の中でのそれで、トイレに行こうとしたら、入口まで職員がついてきて、無線で、

「サタカはいま、トイレに入っています」

などと、どこかへ報告していることだった。

私自身は宗教(オウムや統一は宗教ではなくカルトだが)に惹かれることはないが、その信者もまた、この日本が生み出したものであり、それを隔離したり、排除したりして問題が解決するわけではない。社会の実態を知らない役人は、すぐに法律を持ち出して取り締まろうとする。薬害エイズの薬害をもじって言えば役人の惹き起こす“役害”こそ恐いのである。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

 

 

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挑発的な中国の72時間軍事演習によって「不沈空母=台湾」の認識が消えた

長年、台湾はその地形から他の侵略を許さない「不沈空母」と思われてきました。しかし、それは「過去の話」だということが今回の中国の軍事演習で明らかとなってしまったようです。台湾と中国の間に流れるピリピリとした空気の理由を、韓国在住歴30年を超える日本人著者が発行するメルマガ『 キムチパワー 』の中で詳しく紹介しています。

「台湾=不沈空母」の認識、崩れる

ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問で、台湾海峡に戦雲が漂っている。8月4日昼12時から7日昼12時までの72時間にわたって実施された中国人民解放軍の軍事演習は一段落したが、訓練を主管した解放軍東部戦区は8月8日、「台湾海域で訓練を続ける」と脅しをかけている。実際、8月9日にも45機の中国戦闘機が台湾海域に出没した。中国軍の軍事行動に対抗して台湾軍も8月9日から11日までの3日間、対抗軍事訓練に乗り出した。

1995年6月の李登輝前台湾総統の米国訪問に触発された「第3次台湾海峡危機」以来、27年ぶりの最大の危機だ。環球時報の総編集者は「台湾海峡危機が蔡英文総統の任期中ずっと日常になるだろう」という見通しまで出している。2020年に再選に成功した民主進歩党(民進党)蔡英文総統の任期は2024年5月までだ。

72時間の「台湾封鎖」で核のない台湾の国防力と地政学的弱点は余すところなく露出した状態だ。中国の軍事訓練初日の8月4日、中国軍が東風-15B系列弾道ミサイル11発を「飛行禁止区域」に設定した台湾周辺の東西南北6海域に打ち上げると、台湾の関門空港である桃園空港は3日間で64便の航空便が欠航し、1日数百便の航空スケジュールが調整された。台湾最大港湾である南部の高雄港をはじめ、首都台北の関門である基隆港も直ちに船舶の出入りに影響を受けた。

特に11発の弾道ミサイルのうち4発は台湾上空を東西に横切り、台湾東方海上に設定した作戦区域に落下した。このうち5発は、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落ちた。1996年台湾初の直選制総統選挙を控え、「台湾独立派」李登輝の当選を阻止するために造成された「第3次台湾海峡危機」の時でさえ、台湾本島の東側にはミサイルが落ちなかった。中国ミサイルが台湾上空を横切ったのは、1949年の国共内戦が事実上終了して以来初めてのこと。

報酬は20億ドルか?FBIにトランプの別荘を家宅捜査させた人物

世界各国のメディアが一斉に伝えた、FBIによるトランプ元大統領別荘の家宅捜索。最高機密を含む大量の政府文書が押収されたことが明らかになっていますが、トランプ氏がこれらを隠し持っていることがなぜFBIに伝わったのでしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では著者で国際政治経済学者の浜田和幸さんが、アメリカで噂されている「FBIにトランプ氏別荘を家宅捜索させた人物の名」をリーク。さらにこの件が米国社会に与えた大きすぎる影響を紹介しています。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

 

トランプ前大統領の別荘をFBIに家宅捜査させたのは誰か?

ぶっちゃけ、アメリカの政治も社会も混乱の極みを見せています。

何しろ、トランプ前大統領がニューヨーク近郊でゴルフ三昧にふけっている最中、彼の所有するフロリダの別荘にFBIが30人の捜査員を派遣し、家宅捜査を実施したのですから。

アメリカの歴史上、前大統領がこのような扱いを受けたのは初めてのことです。

本人曰く「自分の大統領再選を封じ込めるため、民主党のバイデン政権が企んだ陰謀だ。こんな非合法な行為が行われるのは第3世界の独裁政権だけだろう。こうした犯罪をなくすには、自分がホワイトハウスを取り戻すしかない」。

FBIに強制捜査を命じた司法省の説明によれば、「トランプ氏はホワイトハウスを去る時に、国家機密に指定されていた文書を大量にフロリダの別荘に運んでおり、そうした情報が他国に流出する恐れがあった。特に核兵器に関する情報を密かに持ち出したことは看過できない」とのこと。

実際、トランプ氏の別荘からは大量の国家機密文書が押収された模様です。

しかも、地下室からはレゴを使った小型の核爆弾の模型も見つかったといいます。

もし、完成していれば、安倍元首相を狙撃した山際容疑者がネット上で得た情報に基づき散弾銃もどきを作ったのとは大違いです。

トランプ氏はこの小型核爆弾について、「将来できる自分のミュージアムに展示するために制作中だった。速やかに返してほしい」と訴えています。

とはいえ、大量の機密文書や疑似核爆弾を保管しているとの情報はどこからFBIに伝わったのでしょうか。

トランプ氏の姪にあたるメアリー・トランプさんは、これまでもトランプ氏の秘密を暴露する本を出版していますが、今回の件について「娘婿のクシュナーが怪しい」とTV番組に出演して述べています。

言わずと知れた、トランプ氏の娘イバンカの夫のことです。

メアリーによれば、クシュナーはトランプ氏がホワイトハウスを去った後、サウジアラビアの投資会社から20億ドルの契約を得たとのこと。

この資金の目的は何なのか?

メアリーの推測ですが、もし国家機密文書の持ち出しと判定されれば、3年以下の懲役になり、トランプ氏は2024年の大統領選挙には出馬できなくなります。

それを狙って、トランプの中東政策を快く思っていないサウジが別荘の内情に詳しいクシュナーを動かし、20億ドルを渡して密かに内部告発を行わせたというわけです。

実態は不明ですが、他にもヒラリー・クリントン関与説も急浮上してきました。

対するトランプ陣営ですが、支持者に対してFBIや司法省の幹部への反撃を促す有様です。

実際、各地で司法省の出先機関が襲撃に遭っています。

ぶっちゃけ、アメリカの民主主義は「絵に描いた餅」に成り下がってしまったようです。

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

 

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大阪桐蔭の敗退で自己破産まっしぐら!? オッズ1.04倍に全財産投入?下関国際の大金星に揺れる高校野球賭博の実態

夏の高校野球・準々決勝で18日、春夏連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)が下関国際(山口)にまさかの敗退を喫した。大阪桐蔭の西谷監督は試合後のインタビューで「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」と語ったが、この日の“大番狂わせ”で多額の財産を失ったギャンブラーも少なからずいるようだ。

一夏で自己破産、球児よりも大泣き!?

大阪桐蔭が土壇場の9回1死から逆転を許し4-5で試合が終了すると、SNS上では大阪桐蔭の敗退や下関国際の大金星がトレンドに。ツイートの大半は両校の健闘を讃えるものだったが、野球賭博を連想させる内容もチラホラ。

《知り合いとチョコレート賭けて負けたw》

《これ大阪桐蔭が鉄板だと思ってた人息してないでしょ》

《全財産を賭けなくて助かった…》

《大阪桐蔭にすべてを賭けていた人たちの今後の人生が気になってる》

仲間内で菓子類を賭ける程度なら「一時の娯楽に供する物を賭けた」にとどまり賭博罪にはあたらないとされる。しかし多額の現金や、まして“全財産”を賭けるとなれば明らかに違法賭博だ。

もっとも大阪桐蔭といえば優勝候補の筆頭。下関国際も近年力をつけてきた強豪校とはいえ下馬評は「大阪桐蔭有利」が大半。素人目には、高額なギャンブルがまともに成立するとは思えないのだが――

「高校野球賭博といえば古くからある反社のシノギですね。胴元が賭け金の一定割合を手数料として徴収するシステムが主流で、実力差のある対戦カードの賭けを“公平”に成立させるためハンデが設定されることがほとんどです」

そう語るのは国内外のギャンブル事情に詳しい競馬紙ライターだ。

「専門のハンデ師(ハンデキャッパー)が、実力が劣る側のチームにたとえば『+3点』といった形でハンデを与えます。こうすれば、優勝候補が対戦相手だったとしても、0-3までチャラなら賭けてみようか、という者が出てくる。

職場など小さなコミュニティでの優勝校予想など可愛いもので、これらの賭けでは100万単位の現金が飛び交うことも珍しくありません。

高校野球で代表各校の実力を正確に見極めるのは至難の業ですが、だからこそギャンブルとしての中毒性が高い。過去にはたった一夏で自己破産に追い込まれ、それこそ球児以上に号泣した者もいると聞いています。

複勝ころがしならぬ『大阪桐蔭ころがし』も流行っていましたから、今回痛い目に遭った者は多いでしょうね」

オッズからも伝わる大番狂わせの衝撃

さらに現在は、このような高校野球賭博の「オンライン化」が進行しているという。

「最近になって、海外業者の一部が日本の高校野球を賭けの対象とするようになりました。そこで驚いたのは、甲子園の全国大会だけでなく、地方予選の試合までフォローする業者が出てきたことです。

高校野球は毎年、中心選手が入れ替わり精神面もまだまだ未熟です。地方予選の段階で各校の戦力を正確に調査・把握し適切なハンデを設定するのは不可能に近く、これまで“賭場の開帳”は国内勢の独壇場とされていたのですが……。

なんと言っても野球賭博の本質はハンデ師の腕ですからね。そのため業界内では、背後にいるハンデキャッパーは反社の賭場とも共通の職人なのではとも噂されています」

編集部で確認したところ、大阪桐蔭-下関国際戦には「8.25点」のハンデが。また別の業者では大阪桐蔭の勝利に「1.04倍」のオッズがついていた。数字からも今回の大番狂わせの衝撃が伝わってくる。

これらの海外業者の中には設置国のライセンス取得済みを謳っているものもあるが、もちろん日本の法律においてこのような賭博は違法だ。迂闊に参加して命金を溶かさないようくれぐれも注意されたい。

小林よしのり氏が論破。中国は台湾についてとやかく言う資格がない理由

自国が台湾を威嚇するために行った軍事演習に対する我が国の常識的な対応に、過剰な反応を見せた中国。ついには「台湾問題に関して日本にとやかく言う資格はない」とまで主張し始めましたが、それは言いがかりにすぎないようです。今回のメルマガ『小林よしのりライジング』では、『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』等の人気作品でお馴染みの漫画家・小林よしのりさんが、「台湾についてとやかく言う資格がないのは中国の方」としてその根拠を徹底解説。中国の「いちゃもん」を見事なまでに論破しています。

この記事の著者・小林よしのりさんのメルマガ

 

ウクライナから台湾へ?

もしもロシアがウクライナ侵略を達成し、国際法秩序の破壊に成功したら、中国は迷わず台湾を侵攻するだろう。だが逆にロシアが失敗したら、中国も一蓮托生となるかもしれない。今は世界史的な分水嶺にある。

8月2日から3日にかけ、米国の大統領・副大統領に次ぐ「ナンバー3」といわれる下院議長、ナンシー・ペロシが台湾を訪問した。

これに中国は猛反発、事前には米中首脳会談で習近平国家主席がバイデン大統領に「火遊びすれば身を焦がす」と警告した。

この言い回し、ほとんどマフィアの恫喝だが、ペロシはこれに動じず台湾訪問を実行。中国はその「報復」のように、台湾近海での軍事演習を4日から9日まで行った。

そしてこれとちょうど時を同じくして3日から5日までの間、カンボジアの首都プノンペンでは、ASEAN関連の国際会議が開催されていた。

台湾問題に関してASEAN各国の対応は分かれていて、シンガポールやマレーシアなど、米中双方と経済的な結びつきが強い国は「中立」的な態度を取り、カンボジアやラオスなど、中国に経済で大きく依存している国は「台湾や新疆ウイグル自治区、香港などは全て中国の内政問題」として、中国寄りの態度を取っている。

ウクライナ戦争について、ロシアへの依存度によって各国の態度が変わるのと同じ現象である。

そんな中、4日に行われた会議で日本の林芳正外相は、中国の軍事演習に「懸念」を示した。

すると、これに対して中国の王毅国務委員兼外相が激怒。王は台湾の現状について日本の「歴史的な責任」を持ち出し、「日本には発言する資格がない」と声を荒らげたという。

中国外務省も報道官(外務次官補)が記者会見で「日本は台湾問題で歴史的な罪を負っており、とやかく言う資格はない」と発言した。

王毅は4日に予定されていた、対面では1年9カ月ぶりとなる日中外相会談を開始予定の2時間前に急遽キャンセル。

翌5日の東アジアサミット外相会議では林外相の発言の際、ロシアのラブロフ外相とともに退席した。

一国の外相が国際会議の席で声を荒げて激怒し、その後にドタキャンだのボイコットだのを繰り返すとは、あまりにも子供じみていて外交的には失態としか思えないが、それほどまでに余裕を失っているようにも見える。

中国は日本に対しては、居丈高に「歴史的な責任」を言いさえすれば勝てると思っているから、今回も「日本は台湾を植民地にしていたのだから、台湾のことを言う資格はない」と言えば、日本は黙ると思ったのだろう。

そして実際に、中国に「歴史カード」を出されたら直ちに平伏する、歴史を全く知らないバカな日本人もいるのだから、始末に悪い。

そこで今回は、この中国のイチャモンに対して反論しておこう。

とはいえ、細かい検証などする以前に、いくらなんでも「台湾を植民地にしていた日本には、台湾のことでモノ申す資格はない」というのは、呆れるほど見当はずれな言いがかりであることは明白である。

だったら、ミャンマー(ビルマ)を植民地にしていたイギリスは、現在のミャンマーにおける人権侵害に対して何も言う資格はないのだろうか?もちろんそんなことはなく、イギリスはミャンマーの軍事政権に制裁措置を行っている。ミャンマーに対しては、なぜか日本政府の方が制裁に消極的なのだが。

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防虫や殺虫にあらず。新ジャンル「逃虫」を形にした企業の大戦略

春先から急に増えて困ることも多い、家の中に入ってくる虫たち。生き物だとはわかっているけれど、家の中に出てくるとついつい退治してしまい後悔…そんな気持ちになったことはありませんか? 今回、MBAホルダーで無料メルマガ『MBAが教える企業分析』の著者である青山烈士さんが紹介するのは、虫を簡単にキャッチ&リリースすることができる「逃虫」という画期的なアイディアを形にしたアイテムです。

虫を簡単にキャッチ&リリースできる「触らず むしキャッチリー」を分析

今号は、虫を簡単にキャッチ&リリースできる商品を分析します。

● 日本大学 商学部 水野ゼミナール メンバーの企画・開発商品でありプラスティック加工メーカーである「旭電機化成」が展開する「触らず むしキャッチリー」 

虫を触らずに外に逃がしたい方をターゲットに「“逃虫”という画期的なアイデア」に支えられた「虫を触らずに、外に逃がすことができる」等の強みで差別化しています。

殺虫や防虫ではなく“逃虫”という画期的なアイデアが、SNSや様々なメディアでで話題になり、注目を集めています。

■分析のポイント

家の中で、蜘蛛(くも)を発見!あなたは、どうしますか?

私は、それほど、虫が苦手ではないので、ティッシュで掴んで、外に逃がしています。しかし、優しく掴んでいることもあり、外に持っていく前に逃げられてしまうことも多く、わりと苦戦します。

私の周りにも虫が苦手な方がいますが、そういった方の場合は、戦々恐々としてしまいますよね。

虫が苦手な方が、虫に遭遇した時の選択肢としては殺虫スプレーなどで戦うか、見なかったことにするか、誰かを呼ぶか、くらいでしょうか。

ですが、戦いたくない方も多いでしょうし、見て見ぬふりをしても、全く安心できないでしょうし、家に虫が得意な誰かがいるとは限らないですよね。

そういったシーンで、救世主と呼べるようなグッズが、今回、取り上げた「触らず むしキャッチリー」です。

苦手な虫と戦う必要もなく、外に逃がせるので、安心感を得ることもできますし、一人でも対応可能ですから、虫が苦手な方には、ありがたいグッズだと思います。

今回のポイントとして取り上げたいのは、虫を外へ逃がす派の方は、一定数いるはずですが、それは、あくまでも虫が大丈夫な方の選択肢であったということです。

一般的に多くの選択肢があったとしても、現実的に、その人が選べる選択肢は限られているものです。

選択肢を並べてみて、選びたいけど、選べない、という経験をしたことがある方も多いと思いますが、限られた選択肢を広げるためのサポートしてくれる商材は、大きな価値があります。

まさに「触らず むしキャッチリー」は、虫が苦手な方にも、虫を外へ逃がす選択肢を選べるようにした商品、お客さんの選択肢を広げる商材ということになります。

お客さんが選ぶことを諦めた選択肢を知る、ということは商品開発のヒントになるかもしれませんね。

今後、「触らず むしキャッチリー」がどのように拡がっていくのか注目していきます。

現役探偵は「思い出の神社探し」という変わった依頼にどう対処したか?

映画やドラマの世界ではお馴染みの探偵物ですが、現実の探偵には会ったことも仕事を依頼したこともない人の方が多いのではないでしょうか。男女関係の調査や企業による人物照会以外にも、さまざまな依頼が舞い込む探偵の仕事のあれこれを教えてくれるのは、メルマガ『探偵の視点』の著者で現役探偵の後藤啓佑さんです。今回は、後藤さんが受けた仕事の中でもちょっと変わった2件の“思い出探し”の依頼を紹介。どのように見つけたのかも明かしてくれます。

この記事の著者・後藤啓佑さんのメルマガ

探偵事情:思い出の神社を探してほしい?

今週は、「ちょっと変わった探偵の仕事」シリーズです!

探偵の仕事と言えば、男女トラブルを真っ先に思い浮かべますよね。しかし、このメルマガでも度々お伝えしている通り、僕のところには浮気以外の仕事も結構来ます。本日は、そんな中でちょっと変わってるなぁと思う仕事をピックアップしご紹介します。

今回は、「思い出の神社を探してほしい」という依頼です。どういうこと!?という感じですが、開口一番こう言われたんです(笑)。

依頼者は70歳代の男性。60年前にお兄さんとたまに行っていた神社があった。そこの神社はお兄さんのお気に入りだった。お兄さんが他界してしまった為、その思い出の神社の場所に行きたいけれど場所や名前を忘れてしまった。探偵さんなら探せると思い、相談することにした。という流れでした。

これは、比較的簡単そうだけど一歩間違えれば迷宮入りしそう…という内容です!依頼者さんの情報次第でどこまでいけるかが決まります。

まずはその頃住んでいた場所。そこからどういう交通手段でどのくらいの時間かかったのかを聞き出し、計算します。これである程度の神社が絞れますので、あとは当時のイメージや景色など覚えているものをなんでも聞き出し、どんどん絞り込むと、最終的に2つに絞ることができました。グーグルマップを使い、15分ぐらいで決着です(笑)。

どちらかだと思うから、現地に行ってみてください。と送り出し、数日後…。電話で連絡がありました。「どちらも多分違うと思うんです…。なにかしっくりこない」。これは、迷宮入りパターンか?

なんとかしてあげたいのでさらに思い出を聞くことに。すると…「あっ!思い出した!祖母の家だ!その神社は祖母の家から行っていました!」。祖母の家!?じゃあ前提から違った…。「探偵さん、思い出しました!多分たどり着けます!!!ありがとうございます」こう言って依頼者さんは電話を切り、数日後にそこに向かったようです。

数日後、「見つかりましたよ!!いやあ探偵さんのおかげです」と電話がきました。探偵の能力は一切使っていないですし、もちろんお金も頂いてません。ただの親戚の人が手伝った感じで終わってしまいました(笑)。仕事、とは言えないですが、なんともほほえましい相談でした。見つかってよかったです(笑)。

この話は微笑ましい形で終わりかと思いきや、実はここで終わりではなかったのです。その後、その方から再び電話があり、「探偵さん!思い出の仏像を探してほしいっていう友達がおるんだが!」

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