意外と“やっちゃってる”!? どんな人でも「必ず不幸になる思考」とは

どんな人でも、必ず不幸になってしまうおそろしい思考。意外とやっている人も多いその考え方をメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が紹介しています。

他人と比較したら、みんな不幸になる!

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

どんな人でも、必ず不幸になる方法を知っていますか?

それは「自分が幸福か不幸か判断するのに、他人と比較すること」です。

他人と比較すると、必ず絶対100%不幸になります。

なぜなら、人は他人と比較するときに、相手の「いい面」しか見ていないからです。

「あぁ、あの人はあんなにモテてる」

「あの人はあんなにお金持ちだ」

「あの人は、こんなにも恵まれてる…!」

そんなふうに、ついつい、いい面だけを見て比較してしまいます。

しかしどんな人でも、幸せな面もあれば、不幸な面もあります。

お金持ちだって、大変な苦労をしていたかもしれません。

または現在進行系で、大変な目にあっているかもしれません。

大人気の芸能人だって、色々なストレスがあるかもしれません。

逆に他人と比較するとき、比較対象の「あなた」は、まさに不幸なとき、ダメなときのあなたです。

ある意味、他人は全力で90~100%の状態、あなた自身は調子が悪い0~10%の状態で、比較しているわけです。

それはあなたにとって勝ち目はありません。

とはいえ、誰にとっても、比較したくなってしまうのは本能。

ですのでもしあなたが比較したくなったら、過去の自分と比較してみることです。

そして少しでも、過去に比べて優れていること、変化や成長したこと、または今日できたことをポジティブに誇りましょう。

一つでも二つでも、何か見つかることがあるはずです。

これを繰り返していくだけでも、気持ちはどんどん前を向いていくはずです。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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居酒屋100店を経営する企業が「年収500万」を実現するために取り組んでいること

人手不足を理由に店じまいの張り紙を出す店をよく見かけるようになりました。原材料費や水道光熱費が高騰するなかでも賃金を上げ、人を確保するには何をすればいいのでしょうか。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、居酒屋100店舗を経営し「“最頻値”として年収500万円」を意識する企業の取り組みを紹介。賃上げの原資となる「儲け」を出し続けるため、妥協せずにしていることを詳しく伝えています。

平均年収500万円を実現するために100店舗企業がやっている事

賃上げ。これはどの企業でも重要なテーマですね。これから労働者人口は激減の一途。持続した成長には採用・教育・定着が大前提になりますがそのハードルが右肩上がり。しかも飲食業だけの比較ではなく、全産業と比較してのそれが重要。

その中で100店舗以上居酒屋を展開するご支援先では最頻値として「年収500万円」が今の重要なテーマになっています。

平均値や中央値だと一部の異常値で良くなるので、あくまでも会社としての土台として、最頻値を重視している訳ですね。これを実現していくためのプロセスを今日は書いていこうと思います。

大前提:無い袖は振れない

儲かっていないのに賃上げをする企業。これって集客が鈍った地点で終わります。儲ける自力がないのに賃上げしても、それに持続性なんてないですよね。そのため、こちらの企業においても「生産性の向上」が絶対的なテーマ。

逆に言えば、毎年生産性を高め賃上げ原資があれば、毎年の賃上げをやり続ける事ができる訳ですね。無い袖は振れない。だからこそ毎年より儲けていく。これが大前提になります。

儲ける為に:1.継続した粗利改善

粗利あってこその賃上げです。安さ合戦で集客して売上が伸びても、粗利が伸びなければ貧乏暇なし状況。粗利を増やすために毎年戦略を練ります。

i)継続した値上げの実施
粗利改善で絶対に避けられないのは値上げです。こちらも年1回は必ずそれを実施。その際、社員さんに何故値上げが必要なのか?を毎回説明されているのは印象的です。

ii)常に新規仕入先探し
仕入先開拓部隊を作り、その人たちが常に交渉をされています。もちろん同じ仕入先さんと信頼持ってやっていくのも一つの形だと思います。

ただこちらの企業さんの店舗数であれば、やはり競争の原理も必要となります。

現役小学校教師が語る、教師に「圧倒的に足りていないもの」って何!?

今の教師に足りないもの、それができるようになればクラスががらっと変わるもの…って何だと思いますか? メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教師の松尾英明さんは今回、山口県の中村健一先生の研修を受けた際に感じた、教師に足りないものについて語っています。

ネタを使うにもフォローが命

山口県の中村健一先生が千葉県を来訪しての研修というチャンスがあった。そこの一日講座を受けた。

授業のネタ、怒涛の数十連発である。ここについてはご本人の著書を見ればわかるので割愛する。

本質は、そこではない。一つ一つの、ネタの裏にあるねらいの方である。

一つのネタを使うにも、片々の技術が散りばめられている。

特に強調されていたのが「上條理論」(東北福祉大学教育学部 教授 上條晴夫氏による)の

1 フリ

2 オチ

3 フォロー

の流れである。

教師は特に「3 フォロー」が足りないという。全く同感である。

どういうことか。

ここは自分の解釈だが、授業の場合に当てはめると

1 フリ(=指示あるいは発問)

2 オチ(=活動や回答)

3 フォロー(=評価)

である。

つまり「3 フォロー」がないというのは「やらせっぱなし」ということである。

叱るという、一見お笑いとは真逆の行為の場合にも当てはまる。

1 フリ(叱る)

2 オチ(改善行為)

3 フォロー(励まし)

である。

1と2があるのに、3がないのは、最悪である。それほどまでに「3 フォロー」は大切であり、かつ忘れられがちである。

そしてこれは中村健一先生も物真似をしてしまうほど尊敬してやまない、野口芳宏先生から私が教わった御言葉だが「濃淡軽重」というものがある。

その意味するところを簡単に言うと「あれこれやらずに、大事なことのみ濃く伝えよ」ということである。

まだまだ学びとして紹介したいことがあるが、濃淡をつけて、この一点のみをお伝えするに留まる。

「3 フォロー」を忘れないこと。これだけで、学級が全く変わって来ること請け合いである。

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中国に情報ダダ漏れ!?「LINEヤフーの暗部」週刊文春“巨大キャンペーン”を10倍楽しむポイントは…試されるYahoo!ニュースの対応

23年の11月以降、51万9,000件もの情報を漏洩させていたことが発覚したLINEヤフー。今年3月5日には総務省が“怒りの行政指導”を行ったことが大きく報じられたが、そんな巨大IT企業に文春砲が照準を合わせた。『週刊文春 電子版』は3日、“「LINEヤフーの暗部巨大キャンペーン”を開始しその第一弾を掲載。

今回の記事で言及されているのは韓国リスク、そして中国リスク。特に大手企業や自治体が利用し、SlackやChatworkと競合するビジネス版LINELINEワークス)の“中国への情報筒抜けリスク”が指摘されており、国家安全保障上の重大な脅威としている。

【関連】LINEヤフーの暗部《日韓総力取材・巨弾キャンペーン第1弾》日本人9000万人の個人情報か゛中国、韓国に…

この内容について、40代の男性マスコミ関係者は以下のように話す。

台湾有事が迫っているという見方もある中で、アメリカを中心とした“TikTok禁止”の流れを連想してしまいました」

言うまでもなくTikTokは中国企業が運営するSNS。23年にはEUの欧州委員会が職員の端末でのTikTok利用禁止を決定し、今年3月14日には米下院が、180日以内にアメリカ国内での事業を売却しなければアプリの配信等を禁止する法案を超党派で可決している。

【関連】台湾の天才IT大臣 オードリー・タンが「TikTok禁止」を支持した決定的理由

「各国が中国への情報流出を警戒していますから、今回の文春さんの記事も多くの読者の支持を集めるのではないでしょうか」(同前)

ヤフーにも牙を剥くと予告した『週刊文春』

今回はLINEヤフーの「LINE」の暗部を詳らかにした『週刊文春』だが、次号では<LINEヤフーのもう一方の巨人、ヤフーの内実に迫っていく>と予告している。「これは非常に興味深い対決です」と、大手週刊誌での執筆経験を持つ50代の男性ライターは語る。

「『週刊文春』は94年にJR東日本の労組関係に批判的なキャンペーンを展開したのですが、その際に10万部以上の売り上げたがあったキヨスクから撤去されるという報復を受けて“敗北”したことがあったんです」

この件についてはウィキペディアにも記載があり、<結局『週刊文春側』が謝罪広告を掲載することで決着した>とされている。

「当時はキヨスクやコンビニが週刊誌の“生殺与奪権”を握ってしましたが、スマホ全盛の現代にそれをガッチリ握っているのはネット上のニュースサイトです。『Yahoo!ニュース』がその代表格ですが、そこにも配信している『週刊文春』がヤフーに牙を剥くというのは相当の“勇気と覚悟”を持ってのことだと思います」(同前)

斜陽が叫ばれる既存メディアの多くがニュースサイトにトラフィックを依存している中で、『週刊文春』がヤフーに仕掛けたガチンコ対決。その行方に注目が集まるのも当然のことだろう。

LINEヤフー側が抱えている“弱み”

松本人志(60)の性加害疑惑を巡る報道に関しては、『週刊文春』に対する批判も多い。LINEヤフーの「文春記事記事不掲載」といった“兵糧攻め”に『週刊文春』が敗北を喫し、松本信者らが快哉を叫ぶという展開もありえないとは言えない。ただしLINEヤフー側も“弱み”を抱えているという指摘もある。

「ヤフーは21年に『ヤフーに都合の悪い記事であってもYahoo!ニュースに掲載します』と宣言したのですが、今年3月に運営方針を『ヤフー側の判断で、非表示または削除により契約期間内でも閲覧できなくなる場合がある』と改定しているんです。要は検閲するぞ、ということじゃないですか」(40代の男性ネットメディア編集デスク)

確かに21年に公表された「Yahoo!ニュース トピックスにおける自社(ヤフー)ニュースの取り扱いについて」には、

今後はヤフーが主語のニュースでも各社で報道される重要なものであれば、Yahoo!ニュース トピックスに掲載することにいたします。

社会的に大事なことなのに伝えないのか」などのご指摘を外部からいただき、そういった点を踏まえてメディアに知見の深い有識者の方々からご意見を聞かせていただいたうえで、今後は掲載することといたしました。

とあるが、現在の「Yahoo!ニュース運営方針」は

コンテンツの掲載期間は、パートナー各社との契約によって異なります。ただし、パートナーやYahoo!ニュースの判断により、非表示または削除されて契約で定めた期間に満たなくても閲覧できなくなる場合があります。

となっている。ちなみにYahoo!ニュースは3日、『文春オンライン』が配信した『週刊文春 電子版』の今回の記事のダイジェスト版をサイトに掲載している。これについて前出のネットメディア編集デスクはどう見るのか。

「今回の『週刊文春』の記事はメインがLINEの話ですからセーフだったという見立ても成立しますよね。とは言え、次回の“ヤフーの内実に迫る”という記事もバッチリ掲載されることを期待しています」

Yahoo!ニュースが試されている。

【台湾でM7.7地震発生】ビル倒壊、島の崩落、死者も出る甚大被害。日本のSNS「台湾大丈夫?」「#台湾加油」心配と応援の声で溢れる

日本時間3日午前8時58分ごろ(現地時間午前7時58分ごろ)、台湾東部海域を震源とする最大震度6強の大きな地震が発生した。台湾の交通部中央気象署や日本の気象庁が発表したところによると震源の深さは約23km、地震の規模を示…

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京大教授が嘆く「松本人志を擁護する人々」の浅はかさ。「松ちゃんがんばれ!」が黒歴史にしかならぬ理由

自身の性加害疑惑をめぐり、松本人志が週刊文春発行元の文藝春秋に5億5千万円の賠償を求めた名誉毀損裁判。松本側は第1回口頭弁論で、被害者女性の実名・LINEアカウントなど個人情報を求めましたが、これは“大悪手”というのが専門家の大方の見方です。出版社側には取材源の秘匿が認められ、記事に真実相当性があれば損害賠償等も免責に。今回、訴訟の立証責任はあくまで原告の松本にあり、“常識外れの嫌がらせ”を続けても訴えを棄却されてしまうだけ――というのがその理由。ただ、そんな“常識”を理解できない人々も少なくないようで、本気なのか工作なのか松本人志のXには「松ちゃんがんばれ!」系のリプライが多数。これに「日本社会の深刻な下劣化」を感じるとするのは、メルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』の著者で、京都大学大学院教授の藤井聡さんです。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:松本人志氏のツイートに対して「松本擁護コメント」多数、文春批判ラップに「絶賛コメント」…という状況が示す日本社会の深刻な下劣化と闇

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2024年3月31日配信分の抜粋です)

よく考えもせず「全力で擁護」して大丈夫なのか

もしも自分の仲のいい大好きな兄が、レイプしたと週刊誌に書かれ、世間からバッシングを受け始めたとしましょう。

で、そんな週刊誌記事に対して、本人は「やってない」という声明を出しているものの、週刊誌には毎週、レイプについての詳しい情報が掲載され、週刊誌と本人の言い分が食い違っていたとしたらどうするでしょうか?

僕ならば、まず、本人が言っていることが真実なのか、週刊誌が言っていることが真実なのかを明らかにするために、本人に問い詰める事も含めて、可能な限りの情報を集める努力を重ねることと思います。

「そんな事をするはずがない」「その報道が嘘であってほしい」「その報道が真実ならなんてつらい話なのだろう…」などと強く思ったとしても、だからといって(真実についての確信が無い限り)、「全力で弁護」するということは無かろうと思います。

もしもそうやって弁護してしまえば、レイプ被害者に対して「お前は嘘をついてるんだ」と宣言することに等しいことになってしまいます。そんな宣言をしておいて「ホントは兄がレイプしてたんだ」っていうのが真実だって事が後で分かったら「ごめんごめん、あれ、俺が間違ってたわぁ~」では絶対に済まされません。

レイプの被害者に「おめぇ、嘘ついてんだろ?」っていうのは、卑劣な最低の行為だからです。

だから僕は、(兄の事をどれだけ愛していても、信じたいと思っていても)兄がレイプをやっていないと「確信」できない限り、どう考えても、兄を徹底弁護するなんてことは、絶対にできないのです。

無意識の「セカンドレイプ」

以上を整理しますと、僕がなぜ「兄を全力で弁護」できないかというと、その理由は次のようになります。」

(1)僕は、兄がレイプをしていないと断定できない。

(2)一方で僕が「兄はレイプなんてしてないんだ!」と徹底弁護できるのは、「兄がレイプをやっていない」と断定できると、僕が思った場合に限られる。

(3)だから(兄がレイプをしていないと僕は断定できない以上)、僕は兄を徹底弁護できない。

こう考えると、極めて当然の話ですよね。ただし、この件がレイプである、ということを踏まえると、さらに重要な次のポイントを挙げることもできます。

(4)しかも、万一、兄が実際にレイプをやっていたとして、そしてそれにも関わらず僕が「兄を徹底弁護」していたとすれば、その徹底弁護が被害者女性に対する被害を拡大する事になる(いわゆる、セカンドレイプ、と呼ばれるもの)。

その被害拡大リスクを回避するためにも、レイプ事件については特に『「兄はレイプなんてしてないんだ!」と徹底弁護できるのは、「兄がレイプをやっていない」と断定できると思った場合に限られる』という態度をより強固に持つ必要がある。

常識、良識、理性、法的精神の欠如

ということで一定の倫理性を持つ人ならば、「兄はやっていない」と確信が持てない限りにおいて、兄を徹底弁護する言葉を、口にすることは、絶対回避する事になります。

それは「レイプされた被害者を、お前はレイプされてないのに、レイプされたって嘘ついてんだろ!!」という酷い人非人(クズ)な振る舞いをしてしまうことを回避するため、です。

だから兄を愛する僕は、「兄はやったかもしれない!」とまでは言いませんが、「兄は絶対やってません!あの女は嘘ついてるんです!」とは口が裂けてもいわないのです。

…っていうか、普通の「常識」(common sense)や「良識」や「理性」(reason)、あるいは最低限の「法的精神」(regal mind)があれば、上記の当方がイメージする判断をされるのではないかと思います。

…が、恐るべき事にこの国には、こういう常識も良識も何も無い、酷い人非人(つまりクズ)に自分自身がなってしまうリスクを厭わず、レイプ被害の告発者を「お前は嘘つきだ!」という趣旨の主張を繰り返すような種類の人達が驚く程多数いるようなのです(むろん、嘘つきであることを理性的に確信しているのなら、それはそれでいいのですが…)。

松本人志問題」についてです。

この記事の著者・藤井聡さんのメルマガ

ニセ池上彰が「鋭い質問ですね」音声合成AIまで駆使した詐欺師の“技術革新”に対処法はあるのか

ここ最近激増している、著名人になりすましたアカウントがSNS等で投資を呼びかける詐欺広告。つい先日もニュース解説などで知られる池上彰氏が自身を騙る偽アカウントを直撃したことが話題となりました。被害者だけでなく、利用された著名人にも大きなダメージを与えるこれらの詐欺行為に、私たちはどう対処すべきなのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では作家で米国在住の冷泉さんが、AIの進化とともに「技術革新」を続ける詐欺犯罪の現状を紹介するとともに、その具体的な防止策を提示しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:詐欺犯罪の「技術革新」にどう対処するか

池上彰氏や前澤友作氏になりすまし。進む詐欺犯罪の「技術革新」

池上彰さんとは、テレ東さんの特番でご一緒したことがありますが、出演時のキャラと全く変わらない温厚な紳士でした。その池上氏の名前を利用した投資詐欺が横行しているというので驚きました。

詐欺といえば、近年、世界的に詐欺師の技術革新というのは、かなり進んでいます。詐欺というのは、根本の部分が反社会的な違法なものですが、基本は知恵比べであって、知恵を使って精緻化することで、相当なリターンがある地下産業であるわけです。

これも世界共通ですが、詐欺師の心理としては騙されるような被害者への極端な侮蔑感や優越感というのがあるようです。例えば日本の特殊詐欺というのは、世代格差への怒りが根本にあると言われています。とにかく「簡単に騙されるような判断力の落ちた世代」には財産があり、自分たちの世代には財産がないという中で、非合法的な財産の移転、つまり詐欺や強盗をしても罪悪感がない、これは大きな問題です。

今回の池上氏の名前を騙った詐欺もそうした「罪の意識のない」認知の歪んだグループによる犯行なのかもしれません。しかしながら、その手口はかなり巧妙です。

  1. SNSを使って、池上彰氏を騙ったLINEアカウントに誘導
  2. 最初はもっともらしい「池上氏のような口調」での投資情報を提供
  3. その上で、少額の「お試し投資」をさせ、「被害者を儲けさせ」て信用させる
  4. 油断した被害者は、投資の金額を増やしていき、気がつくと大きな金額を騙し取られる

というようなステップを踏んで被害額が増えるのだそうです。その過程では、何度かメッセージによる対話を重ね、関係性が深まった段階で信用させて投資話を持ち出してきたり、サクラと思われる別のメンバーからも後押しさせることで投資を促したりといった手口が使われるそうです。

そんな中で、最初は著名人を騙っていたのが、途中からはその周囲の投資のプロという匿名の別人格に変わっていっても、被害者は「池上氏の仲間だ」と信じてしまい、気がつくと多額の投資を騙し取られたという場合もあるようです。

一方で、この種の詐欺の被害にあった人を対象として、救済すると称して近づく「自称弁護士事務所」があり、その中にはその弁護士事務所自体が詐欺のマシーンだという場合もあるそうです。

この事件の悪質なのは、池上彰氏という著名人が獲得している幅広い人気、あるいは信頼感というものを完全に悪用しているということです。つまり「なりすまし」という技術を使うことで、社会的に確立している著名人の信用を「横取りして悪用」するというわけです。現在、ネット上では前澤友作氏を騙ったものも出ているなど、何人かの著名人の名前が悪用されていると言われています。

この記事の著者・冷泉彰彦さんのメルマガ

中島聡氏が驚嘆、音楽生成AI「Suno」の「とんでもない価値」とは?進む才能の民主化、必要なのは“歌い手”になる覚悟だ

文章からイラスト、写真、動画まで簡単に作り出してしまう生成系AI。それによって人間の生産性が上がる、コストが下がるといった話題は、すでにお馴染みのものとなりました。一方で生成系AIは、そのような「効率化」の議論とは別に、…

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息をするのと同じ。なぜ文筆家は軽視されがちな“メモ”についてあらためて考えるのか

ビジネスシーンや日常生活で誰しもが利用するメモ。しかしそんな「メモ」について、深く思いを巡らせた経験があるという方は決して多くないというのが実情ではないでしょうか。今回のメルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』では、自身を「メモ魔」という文筆家で多くのビジネス書を世に送り出している倉下忠憲さんが、メモについて考察。まずその第一歩として、「メモの汎用性」を解説しています。

※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです

なぜメモ論なのか

これからメモについて考えていこう。

それにしても、なぜメモについて考えるのだろうか。そんなありふれた行為、もっと言えば、あまりにも当たり前すぎて「技術」と呼ぶのすらはばかられるような行為について改めて検討する理由はなんだろうか。

一つには、私がメモ魔だからだ。ちょうど18歳くらいの頃からポケットにミニノートを忍ばせてさまざまなことをメモしてきた。学業であれ、執筆であれ、家政であれ、どんな場面にもメモは登場する。そうしたメモを少しでも「向上」したい思いが私にはある。もっとうまくメモしたい、メモを使いたい気持ちがあるわけだ。

本連載の探究は、そうした自分の「欲求」が一つの原点になっている。

しかし、それだけではない。メモについて改めて検討するもう一つの理由は、それがありふれた行為であり、当たり前すぎて「技術」と呼ぶのすらはばかれるまさにその点にある。あまりにも日常的なものは、技術や技能として認識されない。それは分析・向上・錬成といった視点で見られていないことを意味する。

たとえば呼吸だ。私たちはごく普通に呼吸をする。特に問題はない。毎日を問題なく送れている。しかし、そこに技術的介入の余地がまったくないのかと言うと、それは違うだろう。たとえば深呼吸は立派な呼吸の技術である。長期間の訓練は必要ないにしても、意識的な動作の促しはあった方がいい。

同様に、過呼吸に陥ってしまったときは、ビニール袋などに口を差し込み、酸素の吸入を意識的に減らすことが有用になる。これも意識的な介入であり、ある種の工夫だ。

私たちは日常的に問題なく呼吸はできているが、しかしそれ以上のものが何も存在しないわけではない。しかし、日常的に問題なく呼吸できているがゆえに、それ以上のものを模索する視線は自然には発生しない。なんらかの問題が生じたときにはじめて着目される構造になっている。

おそらくメモもそうではないか。私たちはたいていのメモを問題なくこなせる。だから、メモを重用していると共に軽視もしている。そこにある深みを見つめようとはしていない。技術的な発展の余地が、イメージの中においても疎外されているのだ。

だからこそ、メモについて改めて考えてみようと思う。

取るに足らない、日常的で、当たり前な行為だからこそ、そこにある深みを捉えるために考えを進めていきたい。

この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ

肥料、農薬、水やり無しの「手抜き農家」が日本を変える?即完売の野菜を作り出す仕組みとは

近年、気象災害や異常気象などによる農作物の不作や価格高騰に悩まされる日本。そんな課題の克服に、とある農家が取り組んでいるそうです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、そのSDGsなビジネスモデルを紹介しています。

「手抜き農業」で創る、SDGsなビジネスモデル

国の政策として進んできた「大規模な強い農業」が、崩壊しつつあります。

決まった農作物を地域全体で作り、特産品として、大量に販売してきました。

しかし、大きな気象災害が多くなると、被害に遭った地域の農作物は出荷できなくなり、日本全体での品不足や価格高騰に繋がります。

こうした現象が近年繰り返されるようになってきたため、リスクの分散という観点から、多品種少量生産の小規模農業の必要性が注目されるようになりました。

さまざまな農作物を少しずつ栽培する農家がたくさんあれば、緊急時にも地域の需要に応えることはできるはずです。

この大きな課題に取り組んでいる農家があります。

愛知県の山間部で、自然有機農業に取り組んでいます。

野菜や果物を200種類以上栽培し、ヤギと鶏を飼っています。

自然農法と言えば、雑草も放置したまま野菜を育てる方法。

有機農法と言えば、農薬や化学肥料を使わず育てる方法。

自然有機農業というのは、この2つを組み合わせたものかと思えば、そうではありません。

この農家は、常識を捨て去った方法で、たくさんのファンを持つ、おいしい野菜を育てているのです。

まずは、畑の不耕起。耕さないのです。

自然農法では普通のことですが、その後の工程が少し違います。

種を蒔く時は、泥団子に種を仕込み、適当な場所に置くのが一般的ですが、この農家では、種をそのまま雑草の中に投げ入れています。

そして、粉砕機能のある草刈機で草を刈りながら、粉砕された雑草をその場に落とし、蒔いた種を覆うのです。

刈った草が天然の肥料になると同時に、直射日光から土の乾燥を防いでくれます。

驚くのは、これですべての作業が終わり、放置してしまうことです。

肥料はなし、農薬もなし、水やりさえしません。

農薬や肥料を使わないことで、土の中に、ミミズやアリ、微生物が多く棲むようになり、勝手に土を耕してくれるのです。

その結果、土壌が柔かくなり、保水率も上がり、水やりが不要になります。

害虫がいても、他の生き物が食べてくれます。

自然界の法則によって、人の手を必要としないのです。

雑草と生き物が共存する環境で、野菜も自然の一部として、育っていくということです。

自然界のメカニズムを知れば、時間と労力を掛けることなく、農作物を生み出すことができるのです。

できた野菜や果物は、朝市などで直売していますが、非常に評判が良く、並べ始めると同時に、お客さまが手を出し、すぐに完売となります。

お客さま曰く、「甘い」「本物の野菜の味がする」「旬の美味しさを知ることができる」。

食品の安全性を気にする人が増えているいま、自然有機農業はますます注目されるはずです。

新規就農を考えているなら、付加価値の高い農作物を検討すべきです。

しかも、この農家のような“手抜き”なら、苦労も少なく、楽しい農業となるのではないでしょうか。