側近さえも理解不能。プーチン大統領の頭に「終戦」の二文字はあるのか?

8月24日で開戦から1年半となってしまうウクライナ戦争。停戦に向けた要請が世界的に高まっていますが、その実現はまったく見えないのが現状です。一体何がそれを阻んでいるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、自身の経験を交えつつ停戦協議がいかに困難なものであるかを解説。さらにウクライナ戦争を泥沼化させている原因を推測しています。

ウクライナ戦争はいつ終結するのか。困難極める「停戦」の本当の姿

2023年8月15日、日本は78回目の終戦記念日を迎えました。第2次世界大戦・太平洋戦争において生命を賭して国のために戦った御霊への祈りと、二度と戦争を起こすまいという誓いと覚悟を示す一日です。

しかし、「実は日本にとっての第2次世界大戦・太平洋戦争は1945年8月15日には終わっていなかった」と申し上げたら、皆さんはどうお感じになるでしょうか?

昭和天皇陛下が玉音放送にて“終戦”を国民に告げた日として、1945年8月15日は伝えられていますが、実際にこれは停戦命令でも降伏の命令でもなかったそうです。

アジア一帯に散らばっていた各部隊に停戦命令が出されたのは、8月16日以降に、数次に亘って行われたものであり、大本営の意識は「降伏が正式に連合軍に受け入れられるまでは、各部隊は臨戦態勢を取れ」というものであり、そのように現場の部隊には命令が伝えられていたという記録が残っています。

「新たな攻撃は慎むべきだが、自衛のためには攻撃やむなし」「中国(China)方面の戦線については、別途指示する」というように、大本営からは命令が出されており、8月終盤までは、実際に海外に展開されていた軍は武装解除も行っていなければ、停戦も行っていないというようにも解釈できます。

これを指して、ロシアの軍事戦略家は「日本軍は8月15日以降も降伏しておらず、武装解除も行っていなかったのだから、ソ連軍によるクリル4島(北方四島)への攻撃と占拠は、戦時状況に行われた正当な行為であった」と、ロシア政府が北方四島の領有・占拠を正当化する理由に挙げていると指摘しています。

「どの時点を以て、日本は降伏したのか」についてはいろいろと解釈が分かれるところのようですが、そこの検証は歴史家の先生方にお任せするとして、私は戦略上、降伏・停戦・終戦が成り立つまでにどのようなことが実際に行われるのかについてお話しします。

軍事戦略家の皆さんと、紛争調停官の仲間たちと話し合った際、「降伏・停戦・終戦を実行に移す時、実は戦闘相手に降伏・終戦・停戦の事実を認めさせ、合意するよりも、自軍の中の強硬派を納得させ、実際に武器を置かせることの方が、実ははるかに難しい」という結論に至りました。

私自身、紛争調停も行いますし、戦後体制の調整のための交渉も担いますが、その際にもめることが多い要素の一つが「DDR(Disarmament, Demobilization, and Reintegration 武装解除・動員解除・社会復帰)についての合意と合意内容の具体的な進め方について」です。

DDRは国家の復興や平和構築促進を目的とされた国連主体の国際平和活動で、 紛争地で行われ、特に紛争後の復興を目的とされており、平和構築に不可欠なプロセスともされていますが、これまでcombatに携わってきたものにとって、自らが所有する武器は自らの生命を守るものとも捉えられているため、なかなかそれを手放すことは出来ず、動員を解除することは、実質的に最終的な敗北を受け入れ、場合によって従属さえ受け入れることを意味するため、なかなか受け入れがたいものとなります。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

南シナ海でフィリピン輸送船に放水した中国がすぐ「矛を収めた」ワケ

8月5日、南シナ海のスプラトリー諸島で、中国海警局の巡視船がフィリピンの輸送船を放水銃で排除しようとする事案が勃発。領有権を巡る両国の対立激化が心配されました。しかし、実力を行使した中国側がすぐに抑制的な動きを見せ、事態の沈静化を図っているようです。メルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂教授が、火種となっているフィリピンの座礁軍艦の問題を解説。今回、中国側が強い措置を取らなかった理由については、中国の専門家の「西側諸国の落とし穴を避けるため」との指摘に注目しています。

南シナ海で再びフィリピンと緊張を高めた中国が抑制的な対応をした理由

8月5日、6カ国・地域が領有権を争う南シナ海で、くすぶっていた火種が再燃した。現場となったのは南シナ海のスプラトリー諸島仁愛礁=アユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)。同海域にはフィリピンの座礁した軍艦、シエラ・マドレがある。フィリピン側が同艦への物資輸送のため派遣した2隻の輸送船と巡視船に、中国海警局の巡視船が放水銃を使用し、排除を試みたことが対立激化の発端となった。

フィリピン沿岸警備隊は早速「中国が放水銃で攻撃してきた。国際法違反だ」と反発。一方の中国海警局は、フィリピン側の行動を、「国際法と『南シナ海行動宣言』に違反する行為」と反論。さらに「われわれは何度も警告したがフィリピンの船は無視した。われわれは衝突回避のため放水銃で警告した。現場での行動に非難されるべきところはない」(中国海警局報道官)と説明。自らの行動を正当化した。

中比の主張は真っ向からぶつかり合い、非難の応酬は海から陸へと場所を変えて激しさを増した。

フィリピン政府は、排他的経済水域内における物資の輸送は「国際法で守られた権利」としてフィリピンに駐在する中国大使を呼び抗議。シンガポールのテレビ局のインタビューに応じた安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官は、「フィリピン政府はこれからも国家主権及び領土の保全を維持し、すべての領土、その一切を失わないことをフィリピン国民に約束する。アユンギン礁の軍事拠点についても兵員と物資を補給するという決意が揺らぐことはない」と強気に応じた。

妥協の余地のない領土問題に引火し、両者が一歩も引かない姿勢を示せば、中比関係が劇的に悪化する可能性は高まる。メディアの報道も一気にヒートアップした。しかし、その後の展開は案に反して落ち着いたものとなった。

実は中国は「領有権争いが続く海域で平和を維持するため」の対話を求めるための特使をいち早くフィリピンに派遣して(シンガポール『CNA』8月8日)いたのだ。もちろん領有権争いが背後にあれば、問題が簡単に解決へと向かうはずはない。だが、それでも一時的な安定を取り戻すという意味で中国側の動きは確実に功を奏した。

なぜ中国が妥協的な動きをしたのかについては後述しよう。その前に少し今回の中比対立の背景にある仁愛礁の軍艦座礁と同艦への物資輸送の問題について詳しく見てみたい。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

テレワークは本当に「生産性」を落とすのか?Google日本元社長の考察と提言

新型コロナの流行により、日本でも一気に普及したテレワーク。しかし現在世界的にその割合が急減し、「オフィス回帰」の流れが進んでいると言います。そんな現象を取り上げ論じているのは、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野晃一郎さん。辻野さんは自身のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』で今回、テレワークが生産性を落とすのか否かを検証した複数の調査結果を紹介するとともに、このタイミングで企業と社員の双方が働き方を巡り考えるべき「重要事項」を提示しています。

テレワーク率が減少してオフィス回帰へ。なぜ企業のテレワーク離れが進んでいるのか?

3年前の半分以下となった日本のテレワーク実施率

8月7日に配信された朝日新聞デジタルの「テレワーク実施15.5%、コロナ禍後で最低 オフィス回帰浮き彫り」という記事が目に留まりました。

同日、日本生産性本部が発表した調査結果によると、働く人のテレワーク実施率が15.5%となり、新型コロナ禍以降で最低になったそうです。半年前の前回調査時の16.8%から1.3ポイント低下し、最も高かった2020年5月の初回調査時の31.5%と比べると半分以下の水準になりました。

テレワークを活用していると答えた人は、従業員1,001人以上の企業で22.7%、101~1,000人の企業で15.5%、それ以下の企業では12.8%となりました。特に大企業での低下が目立ち、前回調査の34%から11.3ポイント減少しています。

週5日のすべてをテレワークする人の割合も14.1%と、半年前の調査からほぼ半減しており、テレワークを継続する人の間でも出勤日数が増える傾向にあります。

同調査は今回が13回目で、国内企業などで働く20歳以上の1,100人を対象に、7月10から11日にかけてインターネットで行われました。

日本生産性本部によると、政府が今年5月に、新型コロナの感染症法上の位置付けを5類に移行したことを受け、コロナ禍での緊急対応としてテレワークを導入していた企業で、オフィス回帰を求める動きが活発になっているそうです。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

ハワイ・マウイ島の山火事に“疑惑”が浮上。報告される多くの「不可思議な現象」とは

100名を超える犠牲者と1,000名以上の行方不明者を出すなど、マウイ島に壊滅的な被害をもたらした大規模火災。この火事を巡り、多くの不可思議な現象が報告されていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』では国際政治経済学者の浜田和幸さんが、そんな「怪現象」の数々を紹介。その上で、ハワイへの見舞金の支出を決めた日本政府に対する「ある要望」を記しています。

マウイ島の大規模な山火事は自然発生?それとも人工的な放火によるものか?

ぶっちゃけ、ハワイのマウイ島で発生した大規模な山火事は100人を超える死者と、1,300人を超える行方不明者をもたらしており、アメリカ史上最悪の自然災害と言われています。

19世紀前半にハワイ王国の首都だったラハイナでは最も大きな被害が発生しており、内外からの観光客で賑わっていた人気の街は廃墟となってしまいました。

とはいえ、この前代未聞の大火災については、不思議な現象が数多く報告されています。

先ず指摘されているのは、火災の発生を知らせる警報機が80台も設置されていたにもかかわらず、全く作動しなかったことです。

携帯へのオンライン警報もテレビやラジオによる避難勧告もありませんでした。

結果的に多くの住民が火の手が迫っていることに気づかず、焼け落ちた住宅の下で命を失うことになった模様です。

更に奇妙なことですが、マウイ島にはオバマ元大統領をはじめ、ビル・ゲイツ氏やジェフ・ベゾス氏といった経済界の大物やオプラ・ウィンフレイやレディー・ガガなど有名なアーティストもたくさん別荘や大豪邸を所有しているのですが、こうした著名人の物件はいずれも火災を免れています。

しかも、火の回りは凄まじく早かったようですが、火の手の進み具合が実に不自然で円を描くような形で進んでいったことが映像で確認できるのです。

最も腑に落ちないのは、ハワイ州政府の肝いりで計画が進んでいた「ジャンプ・スマート・マウイ」と命名された未来のスマートシティの建設予定現場が跡形もなく消滅してしまったことでしょう。

2045年を目標に100%自然再生エネルギーで電力を賄う構想で、日本企業も全面的に関与してきたプロジェクトに他なりません。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を中心に、日立製作所やみずほ銀行、サイバー・ディフェンス・インスティテュートなど日本企業がマウイ電力などと協力して「公害も犯罪もない、クリーンな未来都市」建設を進めようと意気込んでいました。

そのため、今年7月にはニューヨークの国連本部でハワイのグリーン州知事が、このグリーン都市構想を世界に広げようと大演説をぶったばかりです。

そうした構想も活動も一瞬にして崩壊してしまいました。

ハワイのマウイ島から日米が協力して、自然のエネルギーを活用する未来都市を建設しようとしていたのですが、残念ながら、当面、再起動の可能性はなさそうです。

日本が関与する自然再生エネルギー事業が狙い撃ちされたとは思いたくありませんが、どう考えても不可思議なことが多過ぎます。

日本政府は20万ドル(約2.9億円)のお見舞金を送るようですが、ぶっちゃけ、今回の山火事にまつわる不可思議な現象の糾明に取り組む必要があるのではないでしょうか?

この記事の著者・浜田和幸さんのメルマガ

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回転寿司の生みの親は、何を見て「回るレーン」を思いついたのか?

あらゆるビジネスの現場で求められる、オリジナリティに富んだ自由な発想力。とは言えそのような能力、おいそれと身につくものではないこともまた事実です。今回のメルマガ『熱血日記』では外資系金融機関で30年間の勤務経験を持つヒデキさんが、創造力を高めるために身につけるべき6つの考え方のパターンを紹介。その各々について的確な解説を記しています。

ダイソンの掃除機や回転寿司、Appleに学べ。Creativity 創造力思考 パターン化する!

ソニーやトヨタ、花王などの研究所で日夜、新製品の開発に没頭している技術者は別として、そもそも、Creativity(創造力)を系統的に教えてもらったことがない私たちが、いかにして創造力の豊かな人間になるかというのは答えのない未知の領域だと思います。

それでも、貧しい発想力からなんとか抜け出そうと必死にもがいてきた私は、Creativityには一定のパターンがあることを学びました。自由なアイデア出しが出来なければ、海外の同僚に負け、会社から籍を追われてしまうのですから生活が掛かっているのです(笑)。

普通の人でも、ある一定のパターンを学べば、創造力が豊かになります。

1.見えなかったものを見えるようにする

ダイソンの掃除機にある、透明のゴミ収容箱がまさにその例です。視覚に頼る方法です。

オープンソース系のプログラミングもそうですし、文系ビジネスマンでも応用できます。

失敗例を隠匿したりせずに、ノートに書きだしたり、周囲と共有してミスを防ぐ知識財産にしてしまうなども一例です。応用して考えてみましょう。

2.真逆のものを組み合わせる

そのギャップが人に認められたとき、与えるインパクトは大きくなります。

無口な営業マンと、良くしゃべる饒舌な営業マンをコンビにして顧客開拓の現場に出してみれば、お客様が面白がって契約に結び付くでしょう。

3.ずっと新しいままにしておく方法を考える

商品やモノがいつまでも新しいままだったら素晴らしいと思いませんか。

切り取り式のカッターナイフの刃が一例です。ガーナチョコレートも、チョコを割って食べてしまっても、縦横並列に並んだチョコレートの次の部分がきれいに現れます。

4.自分が一番欲しいものだけを作る

アップルを創業したスティーブ・ジョブズは、丸みのあるデザインが綺麗なマッキントッシュ・コンピュータや、iPad、大学時代に偶然手に入れたカリグラフィ(筆記体)の知識を応用した多様な文字例の選択など、エンジニアと喧々囂々の議論をしながら自分の欲しいものだけを製品化しました。

この記事の著者・ヒデキさんのメルマガ

渡部建が反面教師…ジャンポケ・斉藤慎二の不倫騒動で蘇った元人気アイドルの傲慢。「記事は事務所に潰してもらう」

お笑いトリオ『ジャングルポケット』斉藤慎二の不倫を『FRIDAY』が報じました。この件について、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、斉藤は渡部建を反面教師にしたのではないかと考えているようです。そして、報道で蘇った芋澤さんの実体験として、元人気アイドルの傲慢態度にも触れています。

『ジャングルポケット』斉藤慎二がキャバ嬢と不倫

『ジャングルポケット』斉藤慎二が、20代前半の福岡のキャバクラ勤務女性と不倫、『FRIDAY』に暴露され『X』(旧ツイッター)で謝罪しています。

“愛妻家キャラのはずが…ジャングルポケット・斉藤慎二が“中条あやみ似の美人きゃば嬢”と不倫愛”というタイトルは、幸せ溢れる新妻・中条にははた迷惑以外何ものでもありませんけど…。

 4月25日から始まった『日本マクドナルド』のCMでは『ジャニーズアイランド』代取社長の井ノ原快彦と共演し評判も良かったのに…不倫はファストフード業界が最も忌み嫌うスキャンダルですから、今後の対応が気になります。

『FRIDAY』を見る限り、これはキャバ嬢側からのタレこみでほぼほぼ間違いないと想像できます。

その後1ヶ月に渡るLINEのやり取りを公開までする告発に、私は“強い憎悪や復讐”というよりは“不倫しておいて何のフォローもないなんて…少し懲らしめてやろうかな…”といった少々軽めの空気感を感じました。

私が週刊誌記者だった頃、この種のタレこみは本当に多かったことを憶えています。

今回のように軽いノリのタレこみもあれば、“私を弄んでおいて、何もなかったように知らない顔で笑顔を振りまくなんて絶対許さない!”という強い怨念・復讐を感じるものまで。

情報提供者が何故告発したいと思っているのか…その思いにはかなりの落差が存在するわけです。

若い方は御存知ないかもしれませんが、かつて漫才ブームを盛り上げた『島田紳助・松本竜介』の島田氏が、佐々木希という妻がいるにもかかわらず不倫騒動でいまだ完全には復帰出来ないでいる『アンジャッシュ』渡部建を「今は薬物より不倫の方がペナルティが重いのか?」と揶揄したことがありましたが、今回はこの件の二の舞はごめんとばかりに斉藤夫妻は迅速に対応しました。

『FRIDAY』の直撃取材に斉藤は「魔が差しました」と正直に答え、妻の瀬戸サオリは「しっかり叱責し夫も反省しております」と自身のインスタグラムでコメントを投稿しています。

CMも好評、7月からは『ZIP!』水曜MCも決まり、地方競馬の馬主でもある斉藤が渡部のようになったら大変とでも考えたのでしょうか。

関係者に聞くと、どうやら日本テレビ、テレビ東京、グリーンチャンネルとスポンサーに、夫人同伴でお詫び行脚をしたようですね。

渡部のように“放っておけばいつか忘れられる。騒ぎもそのうち収まるさ…”と甘くみていたらどんな“しっぺ返し”が待っているのか…渡部が反面教師になっていたかもしれません。

「この取材、記事にはならないからね…」

『FRIDAY』の直撃取材のやり取りを読みながら、私もかつて実体験した、やはりタレこみがきっかけとなった元人気トップアイドルの直撃取材を思い出しました。

情報提供者からの細かい事実をこの元人気アイドルにぶつけ、何回かのキャッチボールの後この人物が放った言葉があります。

「この取材、記事にはならないからね…」

翻訳すれば“どんな事実を晒されても、自分には大きな後ろ盾が付いているから大丈夫なのさ! こんな“いち芸能記者のオッサン”の取材なんて表に出る前に潰してもらうから公になることは絶対ないも~ん!”といったところでしょうか。 

病院職員のタバコのニオイが家に。「受動喫煙」の苦情を入れるべき?

吸わない人はすぐわかるのがタバコのニオイ。家の中で身に覚えのないヤニ臭がして調べてみたら、近くの駐車場で喫煙している人が何人かいる。どうやら「改正健康増進法」により敷地内で吸えなくなった病院関係者らしい。屋外の自分の敷地ではない場所でのことで、苦情を入れていいものか悩む読者の背中を押すのは、『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江さん。きちんと事情を説明し要望を伝えれば、病院側は対処するはずと、どう話せばいいか具体的にアドバイスしています。

敷地外からの受動喫煙問題に苦情を入れるべき?

Question

shitumon

時々、自宅横にある駐車場(私の敷地ではありません)で病院関係者が喫煙をしています。そこに灰皿が設置されているわけでもなく、吸い殻を捨てていくこともないのですが、匂いが漂ってくるので困っています。この場合、病院に苦情を入れるべきでしょうか?

以下、経緯です。ある日、家の中でヤニ臭がすると不思議に思っていたら、たまたま病院関係者が喫煙しているのを防犯カメラがとらえていて明らかになりました。病院清掃係の中年女性、病院の制服を着た男性などが、それぞれ別の日時で喫煙しています。

これが私の敷地内の出来事であれば当然苦情を入れますが、他人様の敷地のため、苦情を入れるのもやりすぎなのかな?と迷っています。永江さんならどうすべきだと思われますか?

なお、この病院は職員3,000名以上のそこそこ大きな規模です。私も何度かお世話になっているため、制服の見間違いはありません。

永江さんからの回答

いや、全くやり過ぎではなく、わたしなら間違いなく病院に電話しますね。

別に喧嘩腰に苦情を言うのではなく「おたくの病院関係者がわたしの自宅横の駐車場で喫煙しており、受動喫煙の被害に遭っています。煙が家の中に入ってきて困るので、止めてもらうように指導していただけませんか?」ときちんと要望を伝えればいいんです。

病院側の対策としては、院内や敷地内は健康増進法により当然禁煙なので、屋外の空いたスペースにタバコの煙が漏れない密閉された施設(プレハブ型喫煙所など)を建ててもらうしかないでしょう。

もしそれに難色を示すようなら「喘息の子どもがいるので、外から煙が入ってくると咳き込んで苦しんでるんです」と言えば、市民の健康を守る病院としては動かざるを得ませんw 反応が悪ければ最寄りの保健所に通報してください。管轄は保健所です。

今後病院の屋外に喫煙所を建てたら、患者さんやご家族がその横を通る度に受動喫煙の被害を受けることになりますし、喫煙所から出た人の衣服には煙がついているので2次受動喫煙の恐れもあるため、最終的には院内外全て禁煙の体制に変わっていくと思います。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

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常に公倍数を求める。会議でやってはいけない「最大公約数」とは

小学生の頃に算数で習った「最大公約数と最小公倍数」。これが、会議や議論の際に重要になると話すのは、メルマガ『ねずさんのひとりごとメールマガジン』の著者で作家、国史研究家でもある小名木善行さん。答えが最大公約数になってしまう人と公倍数を求めることができる人達に生まれる差とは。

最大公約数と最小公倍数

小学5年生の算数で習うことに、「最大公約数と最小公倍数」があります。

たとえば、8個のチョコと、12個の飴を同じ数だけ袋に分けるとき、どちらもあまりなく分けられるのは何袋のときか、といったものが公約数です。このなかで最も数の多いものが最大公約数です。

8と12のときの答えなら、1、2、4が答えで、このうち4が一番大きな数ですから、最大公約数は4となります。

公倍数は、簡単にいえば2と3の両方の倍数になっているもので、この場合なら、6、12、18、24…と、あとは無限に数が大きくなっていきます。そしてこのなかで、最も小さな数が6ですから、2と3の最小公倍数は6が答えです。

不思議なことに、会議や議論を行うときに、なぜかしらないけれど、答えがいつも最大公約数になってしまう人たちがいます。AさんもBさんもCさんも、それぞれに良い意見を持っているのに、議論したら3人が共通できるところだけが落とし所になるのです。つまり、求める答えが、3人が納得できるもっとも程度の低いところにしかまとまらないのです。

一方、会議をしたり議論をすることで、公倍数を求めることができる人達がいます。3人で議論すると、それぞれが自分の思っても見なかったような見解を持っていることに気付き、それによって互いに役割分担をしながら、より大きな展開にしていく人たちです。

Aさんは6、Bさんは12、Cさんは4の意見を持っていた。議論した結果、みんなで2だけをやることにした。なぜなら、みんなで共通できた意見は2だけだったから。

これは残念です。なぜなら、Aさん、Bさん、Cさんは、実現しうるもっと大きな可能性を持っているからです。これでは才能の無駄遣いです。

そうではなく、Aさんは3、Bさんは5、Cさんは2の意見しかなかったけれど、3人集まったら、公倍数の論理で、なんと30の仕事をすることができるようになって、みんなびっくりした。そういうこともあります。

このブログや、動画などにおいて、異なる意見があったら、真実はその中間にある、ということをいつも申し上げています。けれどその答えは、どちらか一方に寄るというものではありません。公約数にしてはいけないのです。公倍数にする。3と5と2という異なる意見を合わせることで、公倍数の30を得るのです。

これが議論の意味です。これがわからないと、意見は、ただのつぶしあいになります。

だいたい、どんな人でも、自分の人生を振り返ってみれば、99%失敗の連続です。なかには99.9999%失敗の連続という人もあるかもしれない。けれど、残りの0.000001でも良いから、そこにある成功を掴む。それが人生だと思います。

その成功の確率が小さなものであればあるほど、リターンも大きい。経済的に成功している人、学問分野で優れた成功を収めた人、すべて、限りなく失敗の連続の人生の中で、ほんの微細な成功のきっかけを得た人です。

だからこそ、議論は、常に公倍数を求める。そういう姿勢が大事なのだと思います。

日本をかっこよく!!

この記事の著者・小名木善行さんのメルマガ

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「現状維持」は想像以上に難しい。日々の“アップデート”の重要性

変化を続ける世の中。当然、消費者の求める物も時代と共に変化していきます。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、販売員の現状維持の難しさに言及し、日々のアップデートの重要性について語っています。

現状維持はかくも難しい

今年入社の新人スタッフの方も、そろそろ仕事を始めて半年が経とうとしています。

このくらいの時期になると、ある程度仕事も覚えてきて自分できることも増えてきているはずです。

良い意味でも悪い意味でも、慣れが出てくる時期だとも言えますね。

販売員としてそれなりに仕事に慣れてき出すと、中には「現状維持をし出す人」が現れ始めます。

売上もそこそこ取れている、お客様もそこそこついてくれている。

そういう現状に大満足とまではいかないまでも、それなりの満足感はあり、周りの評価もそれなりにあるために現状をキープしようとし出すのです。

まぁそれ自体は決して悪いこととは言いません。

販売員個人に限らず、多くの企業も店舗も現状維持ができれば上々というところがほとんどですし、キープができれば文句なしというところは少なくないでしょう。

ただ問題は、現状維持は想像以上に難しいと言うことです。

多分これに関して最もわかりやすいのは、自分の体です。

人間の体は、何もしなければ絶対に衰えていきます。

毎日同じように食べ物を食べて、同じように生活をしていても、確実に老いていくわけで、今の体をキープすることはできない。

だから運動をしたり、勉強をして脳を動かしたり、高い化粧水を使って肌を整えたり、いろんなことをしてなんとか現状をキープしようとみんな必死です

販売員の仕事でもそれは同じです。

そこそこの売上が今取れていて、お客様もそれなりについているとは言っても、何もしなければ確実にその成果は失われていきます。

お客様は次第に減っていくのは必然ですし、売上も今のままいくとは限りません。

そうなるのは、自分が変わらないからというよりも周りが変化していくからです。

人間の体が老いて変化するように、世の中もどんどん変化をしていきます。

お客様も日々変わっていきますし、世の中に求められるサービスも商品もどんどん変わっていく。

それらを日々アップデートし続けないと、現状の売上やお客様の数をキープすることなんて到底できないのです。

それをわかっていないまま、とりあえず今うまくいっているつもりになってしまって、「現状維持ができればいい」と言っているだけだと、必ず落ちていきます。

立ち止まることは現状維持ではなく、衰退でしかないのです。

現状維持とは、常日頃から向上し続けてようやく達成できることなんですね。

会社はそれをわかっていますから、日々商品を変え、サービスを変え、ようやく現状維持ができています。

なのに人が何も変わらなければ、置いていかれるのは当然です。

日々の筋トレで筋力をキープするのと何も変わりません。

販売という仕事にも日々のトレーニングが欠かせないのです。

「向上するのはちょっとしんどい」と思う人でも、現状維持をする努力を怠るとえらい目に遭います。

少なくとも今のまま現状維持をするために、どんな行動が必要かは考えておきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1.あなたの現状をキープするために、欠かせない能力は何ですか?
2.その能力を3年後もキープするとしたら、具体的にどんなトレーニングが必要ですか?

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『君たちはどう生きるか』を分かったフリする素人の「考察」がウザイ。被害者の声

7月14日から公開されたスタジオジブリのアニメ映画『君たちはどう生きるか』。宮崎駿10年ぶりの監督作でもあり、宣伝も一切しないという異例のスタイルでの封切が話題となった。公開から約1か月の本日、声優陣が一挙に発表され、映画に対する世間の関心はまだまだ高いようだ。現在の興行収入は約62億3500万円を記録しており、大ヒットと言ってもいいだろう。

分かったフリをするバカとどう生きればいい?

『君たちはどう生きるか』は内容が難解だったこともあり、評価は賛否両論だが、映画を賞賛する人の中には「考察」の形で、映画評論をするケースも目立つ。

それに「はっきり言ってウザイ」と語るのは、都内で働く20代の男性だ。

「彼女と観に行きましたよ。ただ、はっきり言って何も分からずでした。彼女も同意見で〈久々に映画で眠くなったわ~〉と言っていました」

男性は「分からないならそれでいいはずなのに…」と話しながら続ける。

「多分、高評価を付けている人は、あの宮崎駿の集大成の作品を〈分からない〉と言うのが怖いんでしょうね。自分は芸術を理解できる人間に思われたいから考察をして、分かったフリをするのではないかと思っています」

少々辛口な意見ではあるが、男性は実際に「被害」に遭ったという。

「5回観たという会社の上司です。〈あの役はきっと高畑勲であいつは宮崎吾朗。で、多分あの役は鈴木敏夫かなぁ〉など、ドヤ顔で語ってくる。僕が〈正直あんまよく分かんなかったし面白くなかったです〉と言ったら〈う~ん、まあ、ちょっと若い人には難しいんじゃない?ある程度映画を観てきた人間じゃないと理解はできないだろうね〉と上から目線。確かに上司は映画好きらしいけど、もっぱら邦画派とか。たかが日本映画を多く観ているくらいで調子に乗るのという感じですよ。自分の意見が正しい、はっきり言って『分かったフリをするバカ』とどう生きていけばいいっすかね?」

あんたに宮崎駿の頭の中が分かるワケないだろ

確かに、映画口コミサイトには、男性の上司のような意見もある。自らの考えを持つことはもちろん良いことだが、それは正解とは限らない。なので、他人を巻き込んでしまうのは少し違うのかもしれない。

映画を観たという30代の女性も言う。

「つまらなくも面白くもないというか…。なんか、絵が綺麗で某キャラクターが可愛かったなくらいの感想しかありません。ただ、一緒に行った彼が大のジブリファン。ずっと、〈あのシーンは千と千尋の~〉とか言ってくるのはウザイかな(笑)。私が〈え、そうなの?違くない?〉というとキレ気味で反論してくるんですけど、なぜお前の考え=正解の思考になるのか理解できない。あんたに宮崎駿の頭の中が分かるワケないだろっていう(笑)。てか、彼氏は本当に自分の考えで言っているならいいんだけど、他の人の口コミ見まくってるんですよ。明らかに他人の意見に影響されてるじゃねーかっていう…(笑)」

一方で、こんな声もある。

「別に、自分の考えを押し付ける気はないですけどね。普通に感想を話して、人と共有したいから、僕は自分のブログに長文の映画評を書きました。僕の頭では、あの映画を理解できているつもりです。分からない人から〈分かったフリするな〉とか言われるのは腹立たしいし、違うかと思います」(40代・男性)

『君たちはどう生きるか』の考察問題。皆さんは、どう思いますか?