中国企業と不透明なカネの流れ。元IR担当の自民議員、事務所捜索

日本でのIR・統合型リゾート施設への参入を目指していた中国企業の日本法人元役員らが海外から数百万円の現金を不正に持ち込んだとされている事件の関係先として、IR担当の内閣府副大臣だった秋元司・衆院議員の地元事務所が入る東京都江東区のビルの捜索を始めたとNHK読売新聞時事通信日本経済新聞などが報じた。

東京地検特捜部は、「外国為替法違反」の疑いで、これまでに秋元議員の元政策秘書らの自宅なども捜索。すでに秋元議員からも任意で事情聴取している。押収した資料と合わせて精査し、持ち込まれた現金とIR事業の関連につて実態解明を進める。


外為法違反事件

問題になっている中国企業は、2017年に日本法人を設立した、インターネットでのくじ販売を手がけている企業。北海道留寿都村でのIR構想も投資する意向を示していた。日本法人元役員らは、海外から外為法が定める上限である100万円を超える現金を国内に持ち込んだ際、事前に必要な税関への届出をしなかったとされている。

秋元議員は、元「IR担当の内閣府副大臣」

今回関係先として捜索されているのは、去年10月までIR担当の内閣府副大臣だった秋元司議員の事務所や地元事務所。秋元議員は、IR整備推進法を審議する衆院内閣委員会の委員長として、16年12月の委員会採決を取り仕切った経験がある。また、副大臣に就任する直前の2017年8月には、那覇市で開催されたIR関係のシンポジウムで問題となっている中国経営の代表とともに講演を行なっていた。秋元議員は14日、NHKの取材で「私自身が何かの不正に関わったことは一切ない」とし、捜査の推移を見守っていくと話した。

帰省ブルー、減額できないお年玉。年末年始はストレスだらけ?

令和元年も残すところあと2週間を切りました。みなさんは年末年始をどのように過ごす予定ですか?国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」が主婦利用者を対象に実施した意識調査によると、令和初・消費税増税後初の年末年始となる今回は、新たな気持ちで新年を迎えたいと思っている人が多いなか、消費税増税が年末年始になくてはならない「おせち料理」や「帰省費用」にも影響することがわかりました。

ただし、消費増税減らせない費用も…。また、「帰省ブルー」、「帰省うつ」などと呼ばれ、主婦にとって悩みの種となっている「義実家への帰省のストレス」についても興味深い結果が得られています。今回は、年末年始を迎える前に知っておきたい「令和の家計と妻の気持ちのリアル」をご紹介しましょう。

年末年始はポジティブなイメージ。でも…

主婦にとっての「年末年始の印象」について聞いたところ、32.7.%が「ポジティブ」、42.2%が「ややポジティブ」なイメージと回答。74.9%の主婦が前向きな印象を持っていることがわかりました。「お買い物が楽しみ」(30代)、「クリスマスやお正月で街や人が賑わっていたりして、ワクワクした気持ちになるから」(40代)というのが理由のようです。さらに「令和初めてのお正月が来る」(50代)など、新時代の幕開けを楽しみにしている声もありました。

一方で、「ネガティブ」「ややネガティブ」なイメージと回答した方は両方合わせて25.1%でした。その理由に、「お年玉や忘年会・新年会で出費がかさむ」(20代)、「大掃除で精神的にも肉体的にも疲れる」(40代)、「義理の実家に帰省しないといけない」(30代)という声が目立ちました。

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ポジティブ・ややポジティブなイメージの理由

  • テレビ番組が豪華だったり、美味しいものを食べるので(20代)
  • 師走の忙しさのなかにも新しい年の期待感にワクワクする(60代)

ネガティブ・ややネガティブなイメージの理由

  • 仕事が忙しくなるのと掃除など家の仕事も増えるので(30代)
  • 毎年、お年賀、おせち料理、大掃除と、バタバタしているので疲れてしまいます(40代)

頭を悩ませる「減らせない出費」は…?

年末年始のネガティブなイメージとして「出費がかさむ」という回答もありましたが、「年末年始を通した、もっとも高い出費は何になりそうですか?」と聞いたところ、子どもたちが一番楽しみにしている「お年玉」が25.4%とトップ。次いで「おせち料理」(13.8%)、「帰省の交通費」(10.5%)が続いています。いずれも年末年始における「必要経費」が上位になりました。昨年(2018年)の結果と比較してみると、「お年玉」が3位から1位にランクアップしています。

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メルカリと109異色コラボ。その場で「カスタム福袋」に歓迎の声

気が付けば師走も中旬。そろそろ年末年始のことも考えなければならない時期になりました。今年はカレンダーの並びも良く、土日が休みであれば、12月28日から1月5日まで9連休となる人も多いのではないでしょうか?そんな令和になって初めて迎えるお正月。お正月のイベントといえば、初詣、お年玉、福袋…そう、その福袋に関して少し驚きのニュースが飛び込んできました。何とあのメルカリと渋谷109が福袋でコラボするというのです。

メルカリと渋谷109がまさかのコラボレーション

フリマアプリの「メルカリ」と「渋谷109」が福袋のリセールプロジェクトを行うといいます。…と言ってもいまいち良くわかりませんよね?
ご存知の方も多いと思いますが、渋谷109の福袋といえば、毎年大行列ができるほど大人気のイベント。価格以上の洋服やアクセサリーなどが入っていてお得気分が味わえると、10~20代の女性が我先にとこぞって買い求めます。その一方で、購入者がすぐにその場で開封し、サイズが合わないものや、好みと異なるものが入っていると物々交換するという光景も風物詩となっていました。

そこで今回、メルカリと渋谷109がコラボレーション。渋谷109の2階にメルカリがポップアップショップをオープンさせ、その場で購入した商品の撮影や梱包ができるようにするほか、メルカリの梱包資材を封入した「売れる福袋」を無料配布するといいます。これらはメルカリのスマホ決済「メルペイ」で福袋を購入した人が対象。売れる福袋は109内の対象店舗でメルペイを利用して、福袋や2000円以上購入した人を対象に、20年1月5日までの4日間配布するそうです。

驚きのコレボといえそうなこの協業ですが、メルカリの原田マーケティングマネージャーは、「この数年で福袋の検索件数は増加傾向にあり、3年前の2倍にまで増加し、常に検索数のトップ5に入っていた」といい、一方渋谷109の澤邊総支配人は「買ったものをそのまま売ったり交換をしたりという行動自体は、SDGsにも沿った地球のための行動になっている、ということを福袋を通じて啓発したい」と語るなど、両者の狙いが合致した形となっています。

リピ買い決定!スタバの季節限定「抹茶ホワイトチョコ」が神ってる

日本人のみならず、外国人からも人気を集めている日本の味、「抹茶」。あの渋み・苦みが日本特有のモノで、我が国が誇る味のひとつでもありますよね。そんな日本の「抹茶」が冬仕様になって、大人気コーヒーチェーン店「スターバックス」より本日2019年12月19日(木)「抹茶 ホワイト チョコレート フラペチーノ(R)」「抹茶 ホワイト チョコレート(ホット)」として発売されました。さっそくゲットしたので、ご紹介していきます。

冬にもグッド!「抹茶 ホワイト チョコレート フラペチーノ」

生クリームがたっぷり乗った「抹茶 ホワイト チョコレート フラペチーノ(R)」は、ほんのり苦みが感じられる抹茶と濃厚ホワイトチョコレートがマッチしたデザート感覚で飲める満足な一杯。

マーブル模様がきれいな同商品は、ホワイトチョコレートの甘みが広がる冬に飲みたくなる味わいです。「抹茶の苦みが苦手…」という方にも飲みやすいのではないでしょうか?

税金で作った自転車専用レーンが走れない。動画がネットで大拡散

去る15日にTwitterへ投稿された、ある1本の動画が話題となっている。それは、日本の車道の端に作られた自転車専用レーン(自転車専用通行帯)が、路上駐車する自動車によって遮断され、税金を使ってペイントされている専用レーンの上を自転車で走れないという現状をそのまま撮影した、ツイッターユーザー・たけ(@take0204)さんのツイートだ。

動画を見ると、撮影された区間の自転車専用レーンはまったく使用できず、一部業務用のトラックが配達等で停車しているものの、車道を走らざるを得ない状態なのが良くわかる。近年、この車道における「専用レーン」の供用の範囲は日本中で拡大しており、中には乳幼児を後ろに載せた電動アシスト付き自転車で同レーンを走行する人もよく見かけるようになった。かくいう筆者もその一人だが、この自転車専用レーンの路駐問題は、こうして動画で可視化されると、その問題点がわかりやすく浮き彫りになる。

このツイートが投稿されるや否や、RTといいね!が急増。投稿から4日間が経った現在でも再生回数は伸びており、19日現在で130万回再生を超えている。日常的に疑問を持っていた人々が、この動画に「共感」あるいは「憤り」、そして「どうにかならないのか」と考えるきっかけになったのかもしれない。

老後レス時代の到来か?公務員の定年延長に向け法案提出へ

国家公務員の定年を60歳から65歳に段階的に引き上げる関連法改正案をめぐり、政府は18日、2022年度から引き上げを始める方向で検討に入ったと時事通信などが報じています。当初は21年度からの開始で調整していましたが先送りし、国家公務員法などの改正案について、来年の通常国会への提出を目指すということです。

改正案には、60歳を迎えた後の給与を7割程度に減らして人件費を抑制する方針などを盛り込みます。定年は2年に1歳ずつ引き上げる案と、3年に1歳ずつとする案があり、与党の意見などを踏まえ、最終的に判断するいいます。

公務員の定年を延長することで何が変わるのか?

政府が思い描く定年延長のイメージを3つに分けて見ていきます。
まずは「給与」。現在の定年後に改めて行われる再任用では、給与が半減もしくは大きく減ってしまいます。しかし、定年延長すれば給与は3割減となるものの、再任用よりは厚遇となり不満を減らすことができます。

続いては「役職」。再任用ではかつての部下が上司となってしまうケースもあり、これでは士気が低下してしまうだけでなく、お互いにやりづらさを残すことになります。一方、定年延長では自分の経験を生かせるポストや専門職に就くことで、やる気を削いでしまうことを是正できるとしています。

そして「勤務時間」。こちらはもっと働きたいけど、現行では短時間労働の枠内でしか就労できないという人がいますが、定年延長ではフルタイムで働くのか時短勤務にするのか選べるようになるといいます。

来年の通常国会に提出する場合、年度内は予算案の審議などがあり、成立は20年度になる可能性が高いと見られています。そのため、当初は21年度からの引き上げを目指していましたが、二度の見送りで成立から施行までの準備期間が短くなることから、22年度に先送りする方向になったと記事では伝えています。

政府は公務員の定年を延長することで予想されるメリットばかりを強調していますが、実際はどうなのでしょうか?政府が推し進める関連法改正案には、ある思惑が垣間見れるとの声が挙がっています。

家族4人で「普通の生活」に月48万は必要。報道にネットため息

家賃が6万1000〜6万7000円の賃貸マンションに家族4人。夫の飲み会は月に1回4000円…こうした「普通の暮らし」に、税、社会保障費込みで30代なら月48万6900円、40代なら54万9800円、50代なら70万7500円が必要だという調査結果を労組の「京都総評」が発表したと毎日新聞が報じた。これについて、日本のネット上では「これは真っ当な数字」「共働きで普通の生活に届く」「これ以下でも生活はできるけど、最低限の暮らしになる」「大人しくみんな独身で暮らすしかない」「48万は高そうに見えて子供がいればそうでもない」とさまざまな声があがっている。


アンケート対象

労働組合の「京都総評」は、子育て世代に人気の伏見区で暮らすと想定し、組合員やその家族にアンケートを実施。30代は321件、40代は481件、50代は563件のデータを分析した。

ここでの「普通の暮らし」の定義

アンケート結果から生活実態と所持品を調べ、「普通の暮らし」を定義。ここでの普通の暮らしは、「43~50平方メートルの賃貸マンションで家賃が6万1000~6万7000円」「夫の飲み会は月1回で4000円」「中古乗用車の維持費に3万7000円」「日帰りの行楽が月1回、4人で5000円」の夫婦ふたり子どもふたりの4人家族とした。

【今日は何の日】週刊少年ジャンプが発行部数500万部を達成

今から31年前の今日、1988(昭和63)年12月19日は、「週刊少年ジャンプ」が初めて発行部数500万部を超えた日。大人世代にとってジャンプは、学生時代に読んでいたという人も多いのでは?記念すべき500万部を達成したのは、この年に発売された年末の最終号(1989年3・4合併号)でした。(※画像は1995年3・4合併号です)ちなみに、どんな作品が掲載されていたかというと、これが物凄いラインナップ。

ジャンプ黄金期を彩った作品がズラリ

「ドラゴンボール(鳥山明)」「聖闘士星矢(車田正美)」「シティーハンター(北条司)」「まじかるタルるートくん(江川達也)」「魁男塾(宮下あきら)」「燃えるお兄さん(佐藤正)」「こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)」「ジャングルの王者ターちゃん(徳弘正也)」「ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)」「山下たろーくん(こせきこうじ)」「ついでにとんちんかん(えんどコイチ)」「BASTARD(萩原一至)」「ろくでなしBLUES(森田まさのり)」など。当時読者だった人にとっては、たまらない作品ばかり。500万部を突破するのも納得です。

そもそも少年ジャンプが創刊されたのは、1968年7月11日。創刊号の発行部数は10万5000部だったそうです。しばらくは第2、第4木曜日の月2回の発売。創刊から一年後の1969年10月から週刊化され、毎週火曜日の発売となりました。

その後、順調に発行部数を伸ばしていき、3年後の1971年に初めて100万部を突破、1978年には200万部、1980年に300万部、1985年に400万部を突破していき、1988年ついに500万部を記録したのです。当時は本来の発売日である火曜日より前、月曜日に発売されるお店に子供たちが殺到したりと大変な人気でした。

1995年にはジャンプの歴代最高記録を樹立

もちろん、500万部で終わる週刊少年ジャンプではありません。1991年には600万部を突破し、そして1994年の年末最終号となる1995年3・4合併の発行部数が歴代最高となる653万部を記録しました。週刊少年ジャンプのその人気を不動のものにしたのです。

しかし、653万部という信じられない記録を打ち立てたのも束の間、ここから少しずつ発行部数が低下していきます。そこにはある国民的人気漫画の影響がありました…

インフルエンザにかかったらいつ出勤できる?治癒証明書は必要?

東京都内でインフルエンザ定点医療機関からの第49週(12月2日から12月8日まで)の患者報告数が「流行注意報基準」を超えたことが東京都のHPでわかった。インフルエンザの流行は日に日に広がっており、さらに大きな流行へ拡大する可能性も大きい。インフルエンザ対策のポイントや、かかってしまった際はいつ職場復帰できるかなど、今一度確認しておこう。

日に日に広がるインフルエンザ

都内にある419ヶ所のインフルエンザ定点医療機関からの報告によると、12月2日〜12月8日までの患者数は、都内平均で1週間に10.36人。患者報告数が1週間に10.0人を超えた保健所は、都内31ヶ所中15ヶ所で、管内人口の合計は、東京都全体の55.04%とのこと。また、集団感染事例は12月8日時点で610施設にも及んでいる。日本のネット上では、発症報告や職場の状況などを報告する声が毎日あがっている。

インフルエンザ対策のポイント

東京都によると、インフルエンザ対策のポイントは以下の5つ。

  • こまめな手洗い
  • 休養・栄養・水分補給
  • 咳エチケット
  • 過度な室内加湿・換気
  • 予防接種(かかりつけ医と相談)

インフルエンザ発症、いつから出社して良い?

インフルエンザは、発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれている。学校保健法では、「インフルエンザ発症後5日かつ熱が下がった後2日(幼児は3日)」の間に休むことになっている。インフルエンザになってしまったら、「発症日」と「熱が下がった日」を把握しておくことが必要だ。

「お前は寄生虫だ」パワハラ横行のかんぽ生命の呆れた実態

日本郵政の長門正貢社長は18日に記者会見し、子会社かんぽ生命保険の不適切販売問題への経営責任について「経営陣全体で大きな責任を感じている。しかるべきタイミングで改めて発表する」と述べ、辞任検討を示唆したと時事通信などが伝えています。報告によると、内部調査を進めてきたおよそ18万3000件のうち、これまでに14万8000件について顧客の意向確認が終了。このうち、法令や社内ルールに違反する疑いのある販売が1万2836件確認されたということです。また、この中で670件を法令・社内規定違反と認定。被害者の7割超が60代以上の高齢者で、85%が女性だったことがわかりました。過大な営業目標が不正を誘発し、「社内で黙認される風潮があった」と指摘しています。

日々パワハラが横行するかんぽ生命

「顧客に迷惑と心配を掛け、深くおわびする」と記者会見で陳謝した長門社長。しかし、報告書では、営業目標の達成のために不適切な販売が正当化される風潮があったことや、不適切な販売の実態把握につながる現場の声が経営層に届かない組織風土だったことなど、会社の体質やガバナンスの問題を厳しく指摘。問題の根が深いことが明らかになりました。内部調査は依然として完了しておらず、問題の全容が解明されたとは言えません。

会社は保険の販売の際、顧客への説明を録音するなどの再発防止策も明らかにしましたが、来月からの営業活動の再開は難しい状況で、信頼回復に向けた道筋が見通せない厳しい状況になっています。

調べれば調べるほど増え続ける不正の実態。この会見を受け、新聞各紙はどのように報じているのでしょうか?