【動画】想像以上! 電気ウナギの電力の強さがショック死レベル

強力な電気を自ら起こす電気ウナギ。

最高電圧は600V~800V・電流は1Aにも達する強力な電力を発生させると言われている。

この電気ウナギから発せられる電力をスローで見てみよう。

水槽にいる電気ウナギに、手の模型を近づけてみる。

 

 

 

手の中に埋め込まれたLEDが光っているのがわかる。

これは強力な電気だ。

電気ウナギには要注意!

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(SciNews)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供:ViRATES

 

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速読法を学ぶ前に。その本は、そこまでして読む価値があるのか

日々仕事に追われがちなビジネスマンにとって、読書時間はなかなかとれないものですよね。どうしても速読法などに目が向きがちですが…無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』の著者で自らも多くの本を読まれるという現役弁護士の谷原さんは、「速読は必要ない」と言い切ります。その根拠はどこにあるのでしょうか。

速読は必要か?

こんにちは。

弁護士の谷原誠です。

ビジネスパーソンの悩みとしてよく聞かれることに、「読みたい本がたくさんあるが、時間がなくて読めない」というものがあります。どうしたら速く本が読めるのかという、いわゆる「速読法」は、多くの書籍のテーマになっていることでもわかる通り、誰もが知りたい情報のようです。

私たち弁護士という職業は、個別の案件に関する法律や判例を調べるため、また法改正などの勉強のため、大量の書籍から情報を収集する仕事です。「速読法」について尋ねられるのも、そのイメージのためなのかもしれません。

しかし、私には特にこれといった速読法があるわけではありません。たしかに職業柄、短時間で大量の本に当たらなくてはならないことは多いのですが、読むこと自体に特別な方法はなく、ことさらに本を速く読もうとしたこともありません

むしろ、仕事以外で自分が読みたくて読む本、面白い本であれば、じっくり書いてあることを咀嚼しながら読むタイプ。自分の考えをまとめるためメモを取るなど、立ち止まって考えることもしばしばあります。

私は速読法を求める人に、聞きたいことがあります。

何のために本を速く読みたいのですか?」

ビジネスのために本を読む場合、何か明確な目的があるはずです。目的によって読書の仕方は変わります。たとえば、具体的な業務のノウハウを知りたい、自分の知らない業界の実情を知りたい、著者がどのような主張をしているのかという、本の骨子を知りたい。また、雑談ネタのため、ベストセラー本の内容を簡単に知りたいということもあると思います。

用意するのは付箋とペンだけ。トラブルを客観視できる簡単な方法

問題に直面した時、人間がまっさきに考えるのは「ある2つの選択肢」だそうです。しかし、実はその選択肢はどちらを選んでもNGなのだとか。無料メルマガ『たった一つの小さな「コツ」があなたを変える』では、著者で大学講師でもある野澤卓央さんが、2つの選択肢にとらわれず問題を客観的に見られるようになるコツを紹介しています。

問題が客観的に見られるようになるコツ

人間の脳は問題を目の前にすると、まず、「戦う逃げる」の二択になります。例えば、会社を辞めるか、続けるか? 家を出るか、残るか?自分の意見を押し通すか、諦めるか?

問題解決の方法が二択になっているときは要注意。たいていの場合、そのどちらを選んでも、その言動が後々次の問題を引き起こすことになってしまいます。

頭の中を整理する方法はたくさんありますが、僕がやってよかった方法を書きたいと思います。

最初に、「原因」、「現状」、「目標」、「影響」、この四つのキーワードを付箋に書き出し、この順番のまま50センチほど離して床に貼ります。

次に、一つの場所で、一つのテーマについて考えていきます。違うテーマについて考えるときはそのテーマの場所に移動します。

その1 「目標」の場所に立ちます

今ある問題が「本当はどうなったらいいか?」、目標を考えます。十分、想像できたらその2に移動します。

※付箋を貼る順番は「原因」からですが、あえて目標から考えるのがポイントの一つです。

その2 「影響」に移動します

その場所では「目標を達成するとどんなことが起こるか?」、目指していたことを達成したり、手に入れたあと、どの様なことが起きたり、その影響が周りにどう広がるか想像します。

身体の感覚や気持ちがどうなっているかに注目してください。

サービス、サービスゥ! 上海に出現したエヴァ初号機を激写してきた

1995年の登場以来、多くの人間を魅了し続けるアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。お隣の中国にもファンが多いようですが、なんと上海に世界最大級のエヴァンゲリオン初号機が降臨したとのことで、無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさんが早速その姿を激写すべく現地に走ってくれました。

上海に出現! 世界最大級巨大エヴァンゲリオン初号機。

これが意外と想像を超えてカッコよかったです。

上海にエヴァンゲリオン初号機が降臨! との話を聞きつけ、目指したのは人民広場から地下鉄1号線で北へ40分の場所にある「汶水路駅」。駅の周辺は建設中のマンションが並び都市高速が建設されている場所。「本当にこんな場所に初号機が?」と疑問を抱きつつも、都市高速の下をテクテクと駅から歩くこと10分。私の目に飛び込んできたのは、あまりにも巨大な紫色の巨大な背中!

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信号が変わるのを今か今かと待ちながらシャッターを押していると、交通整理中の警察官から「お前もアレを見に来たのか? 最近多いな」と一言。

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横断歩道を渡り足早に正面に向かって行くと、私と同じくパシャパシャと撮影をしている中国人がチラホラ。以前「エヴァンゲリオン」の登場人物の中国語をご紹介しましたが、中国人にも根強いファンがいるようです。

正面に向かって撮影を! と思ったのですが、いつまでたっても塀が続き、初号機が降臨している正面に到着できず。そのためでしょう、遠巻きや塀を登って撮影を試みている中国人が。

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トランプの扇動に懸念の声。今こそ噛みしめたいオバマ夫人の一言

海外のメディアで報じられたニュースを解説する『心をつなぐ英会話メルマガ』では、オバマ夫人のスピーチについて解説しています。

今週のテーマは、「複雑な世界だから根本的な価値観を大切に」です。

【海外ニュース】

 

So I want our young people to continue to learn and practice those values with pride. You see, our glorious diversity – our diversities of faiths and colors and creeds – that is not a threat to who we are, it makes us who we are.

 

【訳】今、若い人たちには、これらの価値をプライドをもって学び続け、実践して欲しい。我々の素晴らしい多様性を。様々な信仰があり、人種がいて、思いがあるということ、つまり多様であるということは恐怖ではなく、我々が今こうしている基盤なのだということを(Michelle Obamaのスピーチより。)

【ニュース解説】

オバマ政権はあと数日で終わります。これから先の見えにくい未来に向けて、多くの人が不安を抱いています。

人類は、未来を予測できないまま、過去に何度も大きな試練にさらされました。ちょうど100年前の1917年は、世界は第一次世界大戦の真只中でした。そして、その年にはロシア革命がおこり、世界初の共産主義政権がお目見えしました。それから100年の間に、世の中は大きく変化しました。

我々の未来をみたときに、我々がこの情報社会をどうマネージしてゆくかという課題を突きつけられています。アメリカでは、情報社会特有の二つの課題で社会が揺れています。

一つは、正月早々にマスコミを騒がせているロシアのアメリカへのハッキングの問題です。ロシアがアメリカの大統領選挙をロシアに有利に誘導しようと意図的にウイキリークスなどを使い、民主党側の情報を漏洩した証拠をアメリカの諜報関係の高官が公聴会で証言したのです。CNNなど、海外のメディアはその証言の模様を特別番組で中継し、ロシアの反応、さらに選挙を有利に進められたトランプ次期大統領のコメントなども添えて、今アメリカの政治がさらされている情報管理の課題について大々的に報道しました。

特に、60年代からずっとアメリカの軍と諜報畑で活躍し、オバマ政権の元でアメリカの諜報活動を統括する国家情報長官 Director of National Intelligence として勤務してきたジェームス・クラッパ ー James Clapper 自らが、ロシアによる選挙妨害の実態を明言したことは衝撃でした。

そして二つ目の課題は、トランプ次期大統領の情報へのアプローチです。元CIA長官のレオン・パネッタ Leon Panetta が記者会見で、トランプ次期大統領のツイッターの使い方を批判しました。彼曰く「トランプ氏は twitter で自分の感情をそのまま即座に人々に伝えている。これは複雑な内外の情勢を統括する大統領の行為としては、あまりにも配慮に欠けるもの」。

トランプ氏が大統領に選ばれた理由の一つに、人々の既存の政治への嫌悪がありました。ソーシャル・メディアで自分の気持ちをあからさまに伝えたことが、人々に新鮮に映ったことは事実です。しかし、トランプ氏は世界の超大国アメリカの次期大統領です。その彼が語る一言一言がアメリカのみならず、世界にどれだけの影響を与えるかということを考えれば、その時の感情で思いついたことをオープンに語ることの危険さがないとはいえません。

実際、マスコミも、報道陣へ発表せずに、さらりとツイッターで政治的な発言をするトランプ氏の手法に戸惑っているのです。ソーシャル・メディアは、情報の真偽に関係なく、人々がその影響を受けてしまいます。その結果世論も動揺し、思わぬ方向に人々の思いが誘導されるということが、今世界中で起こっている問題です。

2017年はアメリカでもヨーロッパでも政治状況が大きく変化する年です。耳に心地の良い誘導や扇動にソーシャル・メディアがますます活用されるようになりそうです。それにどのように対応するか、これは我々の近未来を考える上で、最も重要な課題なのです。

そうした不安定な未来に直面した今、ホワイトハウスを去るオバマ大統領の夫人ミッシェル・オバマが、自らが取り組んできた教育関係の集会でお別れの演説を行いました。ヘッドラインで紹介している一文はその中で彼女が語ったことです。私は、これが今後の世界情勢を考える上で、最も原点的なビジョンとして心に刻み込んでおかなければならないことではないかと思ったのです。

というのも、今世界中の宗教や多様な文化に我々がどのように接してゆくべきかという根本的な問題をめぐって世界が揺れているからです。ソーシャル・メディアで煽られがちな、イスラム教や異なる人種への偏見、身近なことでいえば、日韓や日中での感情的な対立に直面したとき、彼女のこの一言を思い出し、心に刻む必要があるのではないでしょうか。特に多様な移民のパワーによって大きくなったアメリカ社会では、今後も貧富の差や人種の問題に起因した対立が深刻になるはずです。ミッシェルはそのことを念頭におき、ホワイトハウスを去る前に、このスピーチをしたのでしょう。

今年は、日本も含め、世界が大きく動く年のように思えます。それだけに、世界の情勢や人々の動きにより目を向けるように心がけたいものです。我々としては、こうした世界の動きに接して、海外の人と共通の話題を持ち、その中で自分の意見を語れるように、例えば日本の英語学習のあり方などの教育の課題も含め、いよいよ真剣に考えてゆく年にしたいものです。

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韓国まさに四面楚歌。日韓合意「白紙」で米国のメンツも潰すことに

釜山の日本総領事館前の慰安婦像設置に対して韓国政府に抗議の申し入れをするとともに、駐韓大使の一時帰国などを含む措置を取った日本政府。これを受けた韓国メディア等の猛反発が世界中で報道されています。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では、一部から「強硬」との声も上がる今回の日本側の措置について「これまでが生ぬるすぎた」とした上で、「日本は韓国の言い訳には耳を貸さず、粛々と合意履行を強く求めていけばいい」との持論を展開しています。

【韓国】日本の罠にはまって錯乱する韓国

慰安婦:NYタイムズ「合意を崩壊させてはならない」

すでに多くのメディアが報じていますが、昨年末、釜山の日本総領事館前に市民団体が慰安婦像を設置し、韓国政府もこれを黙認したことに対し、日本政府は2015年末の日韓合意に反していると猛抗議すると同時に、駐韓大使と釜山総領事を一時帰国させ、日韓通貨スワップ協議の中断、日韓ハイレベル経済協議の延期、釜山領事館職員による釜山関連行事への参加見合わせを決定しました。

韓国メディアも日本のメディアも「日本が極めて厳しい措置に動いた」と報じていますが、これまでが生ぬるすぎたのです。さらにいえば、もっと強い措置でも良かったと思います。一部では「日本側が国内で面目が立たないから一応、対抗措置を出した」と報じる向きもあり、単なるパフォーマンスだという見方もあるからです。

とはいえ、日韓合意はアメリカの仲介によって成立したものです。そのため、安倍首相はバイデン副首相と電話会談を行い、バイデン氏から日韓合意の着実な履行への期待を表明されています。要するに理は日本にあることを日米で確認したわけです。

首相「日韓合意逆行、建設的でない」 米副大統領に

そして日頃は反日姿勢の強いニューヨーク・タイムズさえ、「何としてでも慰安婦合意は守られるべきだ」と評しています。当然でしょう。韓国側の態度を許してしまえば、その火の粉はアメリカにも降りかかってくるからです。

アメリカの面子も潰れるうえに、韓国は戦時統帥権の問題やTHAAD(高高度ミサイル防衛システム)の問題でも、これまで態度をころころ変えてきた過去があります。THAADについては昨年7月に韓国は在韓米軍への配備を決定したわけですが、こう簡単に合意を無視するようなら、この決定もいつ覆されるかわかりません。

そう考えると、ある意味では、韓国側が合意をひっくり返すことも予想したうえで、日本側はアメリカを仲介者として「最終的かつ不可逆に解決した」という日韓合意を結び、今回の強硬手段に出たともいえます。

2015年末の日韓合意については、当時、日本側でも不満を訴える保守層は少なくありませんでした。しかし、韓国の不実を見越して打ったギリギリの手だったとするならば、やはり安倍首相の手腕は大したものだといえるでしょう。

現役医師だから語れる、インフル患者が病院に行くことのリスク

例年1、2月にピークを迎えると言われている「季節性インフルエンザ」。しかし、メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で現役医師の徳田先生は「肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者以外は、インフルエンザになったからといって、すぐ病院に行くべきではない」と断言。それは一体なぜなのでしょうか? また、すぐに1回吸入式の抗インフルエンザ薬「イナビル」を処方してもらう人が増えていることや、鼻の穴に綿棒を入れるインフルエンザウイルス迅速抗原検査の精度についても疑問を投げかけています。

肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者では

毎年流行するインフルエンザ。これを季節性インフルエンザといいます。同じウイルス性である普通の風邪と違って、高熱が出て、倦怠感や咳、そして筋肉や喉の痛みも強いので罹るとつらいですよね。

最近では、病院に受診してインフルエンザウイルス迅速抗原検査を受けて、イナビルという1回吸入式の抗インフルエンザ薬を処方してもらう人が増えています。しかしながら、このような受診行動(受療行動といいます)は必ずしも勧められません。その理由について考えてみましょう。

ただし、肺や心臓腎臓などの病気を持つ人や高齢者がインフルエンザにかかった場合には早めの医療機関受診をお勧めします。なぜなら、肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者がインフルエンザに罹ると重症となることがあるからです。

そのような人々ではインフルエンザウイルスそのものによるウイルス性肺炎になったり、インフルエンザの後に細菌による二次的な肺炎になったりするリスクが高くなります。重症の肺炎は死亡することもあります。肺や心臓、腎臓などの病気を持つ人や高齢者が肺炎になると死亡するリスクが高くなります。医師は通常、脱水の補正や抗インフルエンザ薬の投与を行います。細菌による二次的な肺炎に対しては抗菌薬を使います。

若くて健康な人々では

しかしながら、若くて健康な人々ではインフルエンザにかかったとしても数日間で自然回復します。肺炎になるリスクは限りなくゼロです。もちろんゼロではありませんが、大量のインフルエンザの中から健康な人が死亡するリスクは限りなくゼロに近いのです。

でも、高熱、倦怠感、咳、筋肉や喉の痛みはつらいので、薬を飲んで早く治したい、という気持ちが多くの人々にはあります。その気持ちはよく理解できます。しかしながら、膨大な数の臨床研究データによると、抗インフルエンザ薬はこのような症状を平均で約一日短くすることができる程度の効果があるくらいのみです。しかも、そのような効果を得るためには、発症から48時間以内に使用する必要があります。

つまり、5日で治る病気が薬を使うと4日で治るということです。イナビルでもタミフルと同程度の効果があったというデータはありますが、内服薬のタミフルよりよく効くというデータはありません。もちろん、1回吸入式なので、簡便性に優れていることは確かです。それでも、効果としてはその程度なのです。

【MBA分析】近江商人の心得「三方よし」で成功した地方の文化会館

人口3万2,000人の地方都市にある多目的ホールが全国的な注目を集めています。ギネス世界記録に認定されたというその構造もさることながら、商売の原点ともいえる「三方よし」が理想的な形で実現されている「南陽市文化会館」を、無料メルマガ『MBAが教える企業分析』の著者・青山烈士さんが詳しく分析しています。

三方よし

山形県南陽市にある注目されている多目的ホールを分析します。

南陽市文化会館

今回は企業ではありませんが、とても参考になる事例でしたので取り上げました。

戦略ショートストーリー

南陽市民とアーティストをターゲットに「国内最先端の耐火木造技術と専門委員」に支えられた「やわらかい質感とダイナミックかつ美しい響き」という強みで差別化しています。

日本初となる大型木造耐火の文化ホールや最大の木造コンサートホールとしてギネス世界記録に認定されるなど、注目を集めることで顧客の認知度を高めています。

■分析のポイント

三方よし

近江商人の心得である「三方よし」という言葉がありますが、今回の南陽市文化会館は、それを実践している好事例です。

「三方よし」とは「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の三つのよしを意味しており、売り手と買い手が満足し社会貢献にもつながる商売が良い商売であるということです。

今回の事例でいうと、「売り手」に該当するのは、南陽市文化会館ですね。「買い手」に該当するのは、利用者である南陽市民や観客、コンサートを開くアーティストや演劇を行う劇団などです。「世間」となるのは、その地域や関わりのある方々となります。

それでは、一つ一つ見ていきましょう。

一つ目は「売り手」を見てみます。南陽市文化会館にとっては、施設が利用されることが一番ですから、多くの著名アーティストがコンサートに利用しており市民にも活用されている状況は満足といえるでしょう。

二つ目は「買い手」ですが、コンサートを開いたアーティストから「またここでコンサートを開きたい」と言ってもらえているようですので、満足度は高そうです。そして、人口約3万2,000人の小さな町の市民にとっては、著名なアーティストが来ることは嬉しいことでしょうし、ここでしか味わえない音楽空間に観客も満足しているようです。

三つ目は「世間」ですが、著名なアーティストのコンサートが開催されることで、地域の旅館などの宿泊施設も潤っているようで、地域へ経済効果があるようですので、地域へ貢献しているといえます。

また、全国からの視察者は後を絶たないようで、学びの場としても貢献しています。さらに、南陽市という地域の知名度向上にもつながっていますし、南陽市のシンボルとして、地域に貢献しているといえるでしょう。

そして、構築・耐火技術を採用された地元の企業である株式会社シェルターなどの関わりのある企業にとっても非常に大きな宣伝効果になっています。

以上のように、南陽市文化会館は公共施設ですが、「三方よし」を実践されていることがよくわかります。南陽市文化会館のように、商売の原点ともいえる「三方よし」を意識してビジネスをしていきたいですね。

トランプ氏が当選後に初会見。選挙のハッキングは「ロシアだ」

【速報】トランプ次期大統領が選挙後の初会見で「ハッキングはロシア」と発言

ドナルド・トランプ次期大統領は1月11日午前11時過ぎ(日本時間12日午前1時過ぎ)、NYで米大統領選後初となる会見を開いた。

その中でトランプ氏は冒頭、自身に対するマスコミの報道を強く批判。「正確な報道がなされなかったため、記者会見を開かなかった。偽のニュースを広まるのを止めようとしてくれたメディアもある」と語った。

続いて、アメリカの自動車産業については「自動車メーカーが米国内の雇用を増やすという素晴らしいニュースがあった。多くの企業が米国に帰ってくる、私は過去最高に雇用を生み出す大統領になる」と述べた。

その後の記者による質疑応答の中でトランプ氏は、2016年の大統領選で起きたハッキングの実行者は「ロシアがやったと思う」と認めたが、ロシアのプーチン大統領との良好な関係は「強み」になるとの見解を示した。米情報機関はロシアがトランプ氏に関して不名誉な情報を持っている可能性をトランプ氏に伝えている、と米国で報道されているが、トランプ氏は「米情報機関が流したかもしれない」と批判した。そして、これらの情報について「虚偽ニュース」とし「事実は起きていない」と述べた。

一方、自身が展開する不動産業などのビジネスに関して、大統領の職務が「利益相反」にあたる可能性が指摘されているため、トランプ氏は、事業の経営を息子2人に譲る意向も明かした。

image by: Evan El-Amin / Shutterstock.com

 

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ラーメン「一蘭」NY店、反応上々。味集中カウンターに驚き解釈も

「とんこつラーメン」で人気の「一蘭」の全米1号店が、10月にニューヨークでオープンした。味の評判は上々のようだが、それ以上に話題となっているのが、左右が板で仕切られ、おひとり様状態で食べられる「味集中カウンター」だ。まわりを気にせずにラーメンを食べられるという同店独自のコンセプトだが、その理解に関しては日米で感覚の違いが見られる。

1杯2000円でも行列

ニューヨーク店は、倉庫や町工場が集まる地区から変貌を遂げ、いまやスタイリッシュな街として注目される、ブルックリンのブッシュウィックにある。ラーメン1杯18.9ドル(約2000円)という値段にもかかわらず、連日行列の盛況ぶりだと米メディアが伝えている。

味については総じて評判がいい。ニューヨーク・ポスト紙(NYP)でレストランレビューを書くスティーブ・クオッツォ氏は、味の濃さや麺の固さ、トッピングが簡単に選べる点を高く評価。また、満足感が得られるとんこつスープとオリジナルの「赤いたれ」が素晴らしいとしている。ウェブ誌『Saveur』の食旅コラムニストのジェイミー・フェルドマー氏も、メニューはほぼ日本のものと同じで、味も東京で食べたものと同じか、それ以上だと述べている。

「味集中カウンター」に新解釈?

「一蘭」の特色である「味集中カウンター」は、ニューヨーク店でも採用されている。同社のホームページによれば、「本物の美味しさを見極める時には、味覚だけに集中する」という考えから生まれたコンセプトだが、実際のところ日本では、客が他の客や従業員と顔を合わせることなくラーメンを堪能できるシステムとして、わずらわしさを嫌う人や、一人では入りづらいと考える女性客などから支持されている。日本人からすれば、ドライながらも至って日本的なシステムと理解できてしまうのだが、アメリカ人はなぜかこれを日本文化論につなげてしまうようだ。

フェルドマー氏は、日本においては、社会的に許容できる方法でふるまうことが大切で、それ以外の行いをすれば面目を失い恥につながると述べる。よって、仕切りに囲まれたカウンターで、他人の目を気にすることなくふるまうことで、一蘭の客は現代生活のプレッシャーから一時的に逃れられるのだと述べている(Saveur)。日本人がそこまで精神的に追い詰められているとは思えないのだが、外国人の目にはそう映るのだろうか。

ウェブ誌『クオーツ』は、「味集中カウンター」における他との「低接触」を、ミニマリスト的禅のアプローチととらえており、ネット社会で過剰につながってしまった世界を静かに反省するまれな機会を、ひたすらラーメンをすするための「味集中カウンター」で提供したのが、一蘭の成功理由ではないかと見ている。同誌は、アメリカの成人は1日平均10.5時間以上もスクリーンを見て過ごし、オンライン中の20%はソーシャルメディアで直接的もしくは間接的にだれかと交流していると述べる。だからこそ人々が、1日のうち1つのことだけに費やす機会を食事に求めることも理解できるとしている。

日米の違いは要調整

一方、クオッツォ氏は、ニューヨーク店には「瞑想的」で静かに麺をすするだけの環境はないと断じる。同氏が来店したときには、店内には赤ちゃんの泣き声、イスを引きずる音、日本の音楽やラジオのトークショーの音が同時に入り乱れるなか、キッチンスタッフの威勢のいい「いらっしゃいませ」の声まで聞こえたという(NYP)。

フェルドマー氏も、ニューヨーク店では店員がカウンター席まで案内してくれたし、ドア付近にはレジ係もおり、竹のすだれ越しにラーメンを出してくれる店員も、顔を出して話しかけて来たと述べ、日本の「一蘭」との違いを指摘する。同氏は「低接触」こそが「一蘭」の特色だが、アメリカの客に対応するため、「中接触」に調整する必要があるのだろうと述べている(Saveur)。

客の滞在時間に関しても、日本は平均20分だが、ニューヨーク店では1時間座っている客もいるとのこと(NYP)。長すぎると喝を入れたくもなるが、ラーメンはファーストフードという感覚がない人も多いのかもしれない。海外でのラーメン人気は高まっており、それ自体は喜ばしいことだが、日本のラーメン文化の普及にはかなりの時間を要しそうだ。

(山川真智子)

 

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