維新という「半グレ」政党に屈しなかった吉本女性芸人“魂の叫び”

先日行われた衆院選で大きく議席を伸ばし、吉村大阪府知事がマスコミを利用する形で選挙戦の前面に立ったことから、「吉村旋風」などと報じられた日本維新の会の大躍進。大阪では19の小選挙区で維新が15、公明が4、自民と立憲は全敗という結果に終わりましたが、そこにはどのような「力学」が働いていたのでしょうか。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では著者で評論家の佐高信さんが、公明が獲得した4議席を「維新のおこぼれ」と言い切りそう判断する理由を解説。さらに維新が掲げる「身を切る改革」を極めて欺瞞に満ちたものとして強く批判しています。

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※本記事は有料メルマガ『佐高信の筆刀両断』2021年11月12日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

 

半グレ維新の躍進にショック

大阪で社民党候補の応援をしていたら、相手は自民でも公明でもなく、維新だと言われた。確かに、大阪の小選挙区19のうち、維新の当選が15で、公明のそれが4である。自民も立憲も全敗。

全国的にも維新の躍進が目立ち、自民、公明、維新で3分の2を占めた。改憲可能となったのである。これが「民意」なのかと、いささかならず絶望的になる。

公明党は改憲に慎重だとか言われるが、大阪で公明は維新に脅され、都構想の住民投票に賛成し、そのおかげで、今回、小選挙区の4を確保できた。おすそわけというか、オコボレにあずかったのである。

2019年春の大阪府知事と市長のダブル選挙で維新の吉村洋文と松井一郎は圧勝し、4月21日の衆議院大阪12区補選でも勝った。

そのころ、維新の創業者の橋下徹は、「公明党がいる6つの衆院選挙区すべてに維新のエース級を立てる」と宣言し、公明は震え上がった。さらに、「第2幕は公明党を壊滅させる。そうすると日本の政治構造が大きく変わる。自民党との協力が公明党じゃなく維新となって憲法改正の方に突入していく」と橋下は追撃して、公明は完全に屈服した。その結果が大阪での4議席確保となって表れたのである。これは維新に与えられた議席と言ってもいい。

よく、公明党は改憲には慎重で自民党のブレーキ役になるのだと広言しているが、アクセルの維新が加わったら、ブレーキは完全に利かなくなるだろう。

 

なぜ「コンビニのおでん」は、売れ残っていても腐ったりしないのか?

普段、私たちが何気なく口にしている食品も、モノによってさまざまな温度管理が工夫されています。さて、加熱処理することなく食べられる食材のうち、なぜコンビニのおでんは煮詰めても腐らないか、回らない寿司はなぜ美味しいのか、考えたことがありますか? 今回の無料メルマガ『食品工場の工場長の仕事』では著者の川岸宏和さんが、食品を扱う工場長ならではの豆知識を公開。私たちの生活にも役立つことを教えてくれています。

RTE(Ready To Eat)について知っておこう

コンビニのおでんはなぜ腐らないか

RTE(Ready To Eat)とは、加熱調理すること無く、直ぐに食べられる食材をいいます。

RTEも何時までも食べられる訳ではなく、室温にしばらく置いておくと、カビが生えたり、腐ってしまうため、それぞれの食材に応じた、適切な保管方法が必要になります。レタスなどは、茶色く変色してしまい、ケーキなども、クリームがだれてしまい、商品価値がなくなってしまいます。

RTEの食材を煮ている、コンビニのおでんは、なぜ、腐ったりしないか考えた事がありますか。コンビニおでんは、煮詰まってカピカピになっても食中毒を起こすことはありません。常に60℃以上を保っているため細菌が増殖しないのです。凍結する、冷蔵する、乾燥させるなど、RTEの食材を保管するためには、理論、理屈が必要なのです。

カウンターの寿司はなぜ美味しいか

美味しい寿司は、温かいシャリに限ります。座っただけで高そうな寿司屋の寿司は、シャリが人肌で、ネタも握る前に切り身の状態で室温に戻してから口に入れるとほどける強さで、握ってくれます。

しかし、この美味しい寿司も、「お土産にするから」と言うと、シャリを冷やしてから固く握ってくれます。回転寿司のシャリは、25℃程度まで冷やして、ネタは冷たいまま握ります。

スーパーの寿司は、売り場自体が15℃と冷えているので、シャリのおいしさが伝わりづらいものです。

どのように保存すれば、RTEの食材を美味しく、安全に食べる事が出来るかを科学的な考え方で説明できる事が大切です。

■教育のポイント

  1. RTEの取り扱いの注意点を説明出来る
  2. RTEの適切な保存温度を説明出来る
  3. RTEを室温に放置した場合の注意点を説明出来る

現役精神科医が教える「嫌われない断り方」と「好かれるお願い」

本当は行きたくない誘いを断るのって「相手に嫌われはしないか」と気になってしまって難しいですよね。あるいは、他人へ頼み事をするときも、気分を害してしまうんじゃないかと気になる方は多いと思います。今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では現役精神科医のゆうきゆう先生が、「相手に嫌われない断り方」と「他人へ安心して頼み事ができる逸話」をご紹介。これを読めば、あなたも明日から職場ですぐに生かせますよ!

嫌われるお願いの仕方。好かれるお願いの仕方。フランクリン効果

こんにちは、ゆうきゆうです。今日も元気でお過ごしでしょうか。

少し前にこんなご質問をいただきました。

「私はいつもうまく自分の意見を言えず損してしまう方なのですが、どうしたら相手に嫌な印象を与えずに自分の主張や希望を通すことができますか?」

確かに、「自分の主張や希望を通すとわがままな人、と見られるのではないか」「嫌な人間だと思われるんじゃないか」と感じる方は多いと思います。

いかに主張を通すか、というのは重要ですね。

まず自分が一番にオススメするのは「理由づけ」を行うことです。

嫌われない断り方

例えば気乗りしない誘いがあって、断りたいなーと思ったとき「いや、でもちょっと私はイヤで~」と言ってしまうとやっぱり角が立ってしまいますね。

そういった時に使えるのが理由づけです。

「あっ、ただその日はバイトがあるので~」や「その日は家族が家に来るので~」であったり「外からの理由」をつけるのです。

あなたの気分や気持ちではなく外的要因を使うことで、相手も「それなら仕方ない」と受け入れやすくなります。

加えて、この方法が弱いなと思うのでしたら、さらにポジティブな言い方をしてあげると良いでしょう。

「すごく楽しそうな誘いですね~。ただちょっとその日は…」という形ですね。

内面的に相手を肯定している言葉を使うことで、より雰囲気もやわらかくなります。

ポジティブな面を出しながら自分にはどうしようもない外的な理由を付ける。これによって断りやすくなりますよ。

吉村知事こそ税金泥棒?維新新人が“衆院1日満額100万円支給”暴露も「アンタももらってたやろ」特大ブーメランで大炎上

10月31日に行われた衆院選で初当選した日本維新の会・小野泰輔衆院議員が「文書通信交通滞在費が満額の100万円支払われた」と明かしたことを受け、維新副代表の吉村洋文知事が自身のツイッターで「これが国会の常識。おかしいよ」と投稿した。しかし、吉村氏も衆院議員時代、これを受け取っていた“疑惑”があることから、「アンタももらってたやろ」など批判が殺到。ブーメランとして返ってくる事態となっている。

在職1日で満額支給される費用に異を唱える維新

東京1区から出馬し、小選挙区では敗北したものの比例で復活し、初当選を果たした小野議員。

小野氏は12日、自身のnoteで「国会の常識、世間の非常識」として、特別国会初日に月給に当たる歳費と文書通信交通滞在費が支払われ、歳費は日割り計算(約3万円)だったが、文書通信交通滞在費は満額が支払われたことを明かした。

衆議院事務局に確認したところ「今の法律では1日でも任期がかかっていると満額が出る仕組み」との説明があったといい、「これは世間の常識からしたらおかしいことです」と訴えた。

これに呼応したのが維新副代表の吉村洋文知事。

吉村氏は13日、自身のツイッターに「どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の札束、満額支給らしい。領収書不要。非課税。これが国会の常識。おかしいよ」と投稿した。

強く憤った吉村氏はさらに「この経費の原資は、国民の税金、国の借金。国会の非常識、古臭い慣習、非生産性。維新が突破を」と痛烈に国を批判した。

【関連】維新が自らの手柄にすり替え。1日100万円の文通費を“仕方なく”全額寄付へ、吉村知事の疑惑を大手メディアが報じないワケ

「アンタももらってるやん!」吉村氏に特大ブーメラン

しかし、その強い怒りはブーメランとして返ってきてしまったようだ。

ネットからは吉村氏が衆院議員時代の在任期間が2014年12月19日から2015年10月1日だったことから、「吉村さんも2015年10月1日の1日で満額の支給を受けているのでは?」との指摘が殺到。

「自分ももらってるじゃん」「結局文句言うだけ」「吉村さんは何に使ったんですか?」など批判が相次いでいる。

また、他の野党からも吉村氏のツイートに対して即座に反応。今回の衆院選挙で当選したれいわ新選組の大石あきこ議員は自身のツイッターで「維新が『100万円もったいない』と空騒ぎ。よう言うわ」とあきれ顔。

「資本家やマスコミと結託して、この国のカネやリソースを好き放題に浪費してるのが維新。なにより非正規雇用を推進しまくって、大阪や日本の景気を停滞させた損失は計り知れない」とし、「維新を倒すための戦費として私は100万円でも何でも使います」と辛辣に綴った。

ちなみに今年度、維新には国から政党交付金として18億1700万円が支払われている。これも国の制度のひとつだが、吉村氏からこれについても言及は何もない。

【関連】“中国も顔負け”な日本のデタラメ経済政策「アベノミクス」が招いた悲惨な結末

読売新聞の試算によると、衆院選で躍進した日本維新の会への交付額は19億2200万円となり、当初配分予定額より1億500万円(5.8%)の増額になる予定だという。この巨大な交付金を維新はどうするのだろうか?

新たな仕事を生み出せるかが勝負。AI時代を生き残る“最後の能力”とは

先日掲載の「AI時代でも生き残れ。今すぐにでも学べき『専門的能力』の身につけ方」と「もう会社には頼らない。AI時代を生き残るために必要な『3つの能力』」の2つの記事で、来たるべきAI時代を生き抜くために不必要な能力を手に入れる方法を伝授してくださった、6つの仕事を掛け持ちする時間管理の専門家であり建設会社の役員も務める石川和男さん。今回石川さんはメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』で、AIが取って代わることができない「企画力」を上げるクリエイティブ脳の作り方をレクチャーしています。石川さんが強調する、「AIに勝つため一番大切なこと」とは?

【関連】もう会社には頼らない。AI時代を生き残るために必要な「3つの能力」
【関連】AI時代でも生き残れ。今すぐにでも学べき「専門的能力」の身につけ方

 

あなたは仕事を生み出すことができますか? AI時代を生き残る最後の能力とは?

前回のメルマガでは、「AI時代の突入で、今までは優秀だと言われてきた知識だけは豊富なビジネスパーソンは必要なくなる。また、上司から指示されたことを卒なくこなすだけのビジネスパーソンも同様に淘汰される運命にある」とお伝えしました。

【関連】AI時代でも生き残れ。今すぐにでも学べき「専門的能力」の身につけ方

では今後、必要な能力は何か?それは、「リーダーシップ能力」、「専門的能力」、「企画力、創造する力」です。

今回は、3つ目の能力である「企画力、創造する力」についてお話します。

AI時代でも残っていく仕事とは?

AIが得意な仕事は、調査や検証、データ集計をすることです。

車の運転は、自動化が進み、タクシーを運転する業務は少なくなってきます。測量や調査の機器も自動化が進み、それらの業務に従事していた人も職を奪われつつあります。

しかし、AIの精度があがることで、高度で安全な運転ができるようになれば交通事故は減ります。巻き込み事故も、悲しい死亡事故も、激減するでしょう。

人間が行っていた測量や調査も、危険な地帯では限界があります。たとえば、火山帯や原発事故現場。AIによって安心して行えるようになります。

このようにAIによって、人間の仕事が減るというマイナス面もありますが、災害の減少や安全な暮らしができるなどのプラス面もあるのです。

そして、タクシーが自動化しても、非常時に備えるためや、高齢者を含めたお客様を補助するために人間の助けが必要です。タクシーの車内や周囲の状況をカメラで監視する人もいるでしょう。

いくらAIが進化しても、完全に人間が不要になるわけではないのです。

AI関連の仕事が増えれば、それに連動して、人間が関わる仕事が新たに生み出されます。

アイデアを生み出す「企画力」は、AIに勝つ武器になる

商品をどのようなデザインにするか、商品の構造や価格はどうするかなど、さまざまなアイデアを生み出すのは人間です。

アイデアをいかに生み出していくかが、これからのビジネスパーソンには必要になります。

アイデアや仕事を生み出すことは、AIにはできません。

アイデアを生み出し、仕事を作り出している限り、淘汰されることはありません。

クリエイティブな企画というと、なんだか自分とは関係ない、自分には無理と思う人もいるかもしれません。しかし、たとえ企画部でなくても、すべての職種において企画する能力は必要なのです。

例えば、

  • 営業部では、どんなルートで回れば効率化できるか、より多く売れるか
  • 経理部では、いかに経費を削減できるか
  • 庶務部なら、いかに雑用を楽しむか など

普段行っている職種のなかで、より良く工夫しようと創意工夫すること自体、企画力が必要になってくるのです。

仕事をいかに効率よく行なっていくか、どうやって売り上げをあげていくか、より利益を生み出せるのかを考えられる人は、必要な存在として今後も生き残っていきます。

現状を変えずに過ごしていたら、それは現状維持ではなく衰退です。時代は日々、変化しています。仕事のやり方を柔軟に変えていき、アップデートしなければ現状を維持することすらできません。

 

政府による虐殺やレイプも。建国以来最大の危機に陥る「多民族国家」の空中分解

先日掲載の「性暴力や拷問、虐殺も。タリバン報道の裏で進行するアフガン以上の悲劇」でもお伝えした、アフリカ最古の独立国であるエチオピアの大混乱。あれから2ヶ月ほどが経過しましたが、事態はさらに深刻度を増しているようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、混迷を極めるエチオピアの現状を詳しく解説。さらに複雑に絡んだ関係諸国の思惑を読み解くとともに、エチオピアの地で命の危機に晒され続けている無辜の民を救うため、日本政府がなすべきことについて考察しています。

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空中分解した多民族国家─エチオピアが弾くアフリカの角崩壊へのトリガー

2021年11月4日。1年前の同じ日に、エチオピア政府軍とエチオピア北部ティグレ州の武装勢力TPLFとの間で紛争が勃発してから1年が経ったその日、東アフリカの大国エチオピアは、その国家としての結束を失いました。

実際には、まだエチオピアという国家は存在しますが、多民族の統合体として成り立ってきた国家の基礎は崩壊したと思われます。

2020年11月4日に勃発したティグレイ紛争の原因は、TPLF側がティグレ州に隣接するアムハラ州の政府軍基地にロケット弾攻撃を仕掛けたことと言われています。かつて30年にわたり、エチオピア政治の実権を握ってきたTPLFが、2018年にできたアビィ政権(オロモ族出身)によって阻害されたことへの反攻が、この紛争の始まりです。

その紛争は、隣国エリトリアとの長年の紛争を終結したことで、ノーベル平和賞を授与されたアビィ・アハメド首相とその1年前にできた繁栄党(Prosperity Party)の下に結集した政府軍の反撃によってティグレ州の州都メケレが陥落され、僅か3日間で終了したはずでした。

しかし、TPLF側は反抗をやめず、今年6月にはメケレを奪還し、その後は、破竹の勢いで隣のアムハラ州、そしてアファール州を制圧し、7月にはいつ首都アディスアベバへ侵攻してくるかと噂されるほどの勢いを見せつけ、国内を一気に混乱へと陥れました。

紛争が始まった当初は、30年にわたるTPLFによる独裁に嫌悪感を抱く他州・他民族はアビィ政権に味方しましたが、いくつかの出来事を受けて、その対TPLF感情と対政府感情のバランスが動き始めました。

そのきっかけとは、【大多数のエチオピア人が信仰するエチオピア正教の聖地ラリベラ(アムハラ州)をTPLFが非暴力で獲得したこと】【長引く戦禍の下、政府軍側による反ティグレプロパガンダと、政府軍による虐殺・レイプ・財産の押収などの悪事が次々と明るみに出てきたこと】が主なものです。

この紛争により、ティグレ州からは少なく見積もっても600万人が隣国スーダンに逃れ、国連機関や欧米諸国を中心に難民支援が昨年末から行われていますが、TPLFの反攻が活発化して以来、国際社会からの支援活動も、エチオピア政府によって妨害されるという事態に陥り、その結果、520万人が飢餓を含む、人道的な危機に直面しているのが現状です。

政府側はTPLF側による陰謀だと非難を続けますが、ここにきて隣国エリトリア軍が越境し、エチオピア政府軍とともにティグレ州とその人々に対する大量殺戮行為および性的暴行、略奪などを繰り返していることが明るみに出てきて、アビィ政権側は国際社会からの非難の的になっています。

 

学校という“ブラック企業”を炙り出した「教師のバトン」の大炎上

質の高い教師を確保するためには「現職の教師が前向きに取り組んでいる姿を知ってもらうことが重要」(文科省HPより)とのコンセプトのもと、文部科学省が教師たちにSNS上への投稿を呼びかけた「#教師のバトン」なるプロジェクト。しかし発信された内容は文科省の思惑とは裏腹に過酷な教育現場の「惨状」を訴える声ばかりとなり、大炎上の結果となってしまいました。そんな状況を予想していたというのは、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さん。阿部さんは今回のメルマガ『伝説の探偵』でその理由を綴るとともに、失敗に終わったと言っても過言ではない当プロジェクトを、「働き方改革の一環」として仕切り直すという逆転の発想的提言を行っています。

 

大炎上した「教師のバトン」は潰えたのか?

教師のバトンとは?文科省の案内ではこうある。

現場で日々奮闘する現職の教師、また、教職を目指す学生や社会人の皆さんで、学校での働き方改革や新しい教育実践事例、学校にまつわる日常のエピソードなどを、Twitter等でシェアしませんか?

「ハッシュタグ(#)教師のバトン」でツイートしよう!と。

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しかし、多くは、「残業代無し」「ブラック企業だ」「部活動やめてください」「教師なんかになるな!」などとの批判的ツイートで開始の3月26日から大炎上を記録し、燃え続けたまま、11月9日現在(2021年)確認する限り、プロジェクトは終了してはいないが、文科省の「教師のバトン」アカウントは、9月17日11時の「教員免許更新制に関する審議のポイントについて」を最後にツイートはしていない。

もはや、「#教師のバトン」プロジェクトは潰えたといえる形となっている。

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仕事としての魅力を感じてもらい教職を目指す人を増やそう

教員の仕事は年々増えているように感じる。例えば、英語教育の導入や、このところ問題となることが多い一人一台の端末を貸与するというGIGAスクール構想に関する管理など、省庁によくある何かを始めるには何かを解体するというようなスクラップアンドビルドはなく、常に追加で業務が増えていくわけだ。

私はいじめ問題で学校の現場を目の当たりにすることが多いが、真面目にしっかりと対応するタイプは土日祝返上で、始発から終電まで働き、ストレスフルな状態で身体を壊しやすい傾向がある一方で、全く何もやらない人は、図太く逃げの一手に終始する。

少し見聞きしている程度の私ですら、現場の異常性はわかるのに、教育を司る文科省がこの状況に気が付かなかったわけはないだろう。

その状況の中で、「仕事としての魅力を感じてもらい教職を目指す人を増やそう」という目的で、「教師のバトン」を始めたのだとすれば、これは「失策」であったといえよう。

 

【夢診断】「熊と遭遇して後ずさりで森を脱出」した夢の意味とは?

正夢、逆夢、悪夢に吉夢。毎日見ているらしい夢でもすぐに忘れるものもあれば、ずっと覚えているものもあります。印象的な夢を見ると、何か意味があるのではないかと気になりますね。今回、メルマガ『富田隆のお気楽心理学』に寄せられたのは、森で熊と遭遇したという夢。後退りして逃げ込んだ小屋では落ち着いた老人に出会います。さて、心理学者の富田先生の見立てとは?

 

「森の熊さん」の夢を見ました

58歳の男性です。良い歳をして、童謡のような夢を見ました。森の奥で熊さんに出会ったのです。ただ、夢に出て来た熊さんのイメージはメルヘンチックなものではなく、とてもリアルで、ちょっと怖い感じでした。

なぜ、そんな森の奧を一人で歩いていたのかはわかりませんが、木々が生い茂る暗い森で、細い道の横には笹が一面に生えていました。その熊は、森の奥から、笹をかき分けながらこちらに近づいて来るのです。

私は「来るな、来るな」と心の中でつぶやきながら、道を後ずさりして、熊から遠ざかりました。2~3分の間、熊を正面に見ながら、後ろ向きに進むと、突然周囲が明るくなり、森の中の空き地に出ました。

そこには、炭焼き小屋(だと思うのですが)が立っていたので中に入ると、お爺さんがお茶を飲んでいました。「熊がこの小屋にも来るかもしれない」と私が言うと、その老人は、「その熊は、森を出て来ない。こちらが落ち着いて平常心を保っていれば、悪さはしない」と言いました。私は、なるほど、そういうものか、と納得し、老人からお茶をいただきました。とても、美味しいお茶でした。

以上です。とりとめのない夢ですが、どんなメッセージが読み解けるでしょう?よろしく、お願いいたします。

富田隆先生からの回答

「熊」は、父親や母親の象徴として夢に登場する場合もありますが、今回の場合は、リアルな猛獣としての熊のイメージなので、これは、貴方自身の無意識領域に潜む「攻撃的なエネルギー」の象徴と考えて良いでしょう。

「深い森」は、貴方の心の「無意識」領域を象徴しています。ですから、貴方は、自分自身の心の中を覗き込んで、心の底に強い「攻撃性」が潜んでいることに気付いたわけです。最近、仕事や私生活で、何か不愉快なことを経験し、貴方の攻撃性が刺激されたのかもしれません。

貴方自身は、自身の攻撃性を刺激せず、何とか抑え込もうと、熊から遠ざかります。炭焼き小屋の老人は、貴方の潜在意識に居る「老賢人(不思議な力を持つ男性の理想像)」です。「落ち着いて、平常心を保つ」という老賢人のアドバイスは、貴方が実際に自身の怒りや攻撃性をコントロールする際に役立つものではないでしょうか。そして、貴方は既に、そうした方法を会得しているはずで、老賢人はそれを言葉にして指摘してくれたのだと思います。

 

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【書評】元証券会社社員が書く、老後を見据えた人向けの投資指南

年金制度に対して全幅の信頼を置くことが難しいと言わざるを得ない今、頼りになるのはこれまで積み上げてきた自己資金とこれから受け取る予定の退職金、という方も少なくないと思われます。ではその大切な資産、どのように運用すべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』で取り上げられているのは、元証券会社社員のフィナンシャルアドバイザーによる、老後資産の安全な運用法を紹介した一冊。何より大切なのは「減らさないこと」に尽きるようです。

【一日一冊】老後資産の一番安全な運用方法 シニア投資入門

sk20211112老後資産の一番安全な運用方法 シニア投資入門
西崎努 著/アスコム

著者は証券会社の社員だったので、証券会社は業績を上げるために、担当者にノルマを課して、顧客に手数料の高い商品を売りつけている実態が垣間見れる一冊です。

証券会社社員の反応には3種類あって、たんたんと商品を売ってノルマを達成する社員と、顧客のためにならない商品を売ろうとしない社員がいます。ノルマを達成しないということは、出世を諦めていることになります。

3番目の証券社員は、そうしたジレンマに耐えきれずに、証券会社を辞めて独立して顧客のためにアドバイスをする道を選びます。ただ、独立して十分な収入を得られるかどうかは保証されません。著者は最後の道を選び、独立系フィナンシャルアドバイザーとなったのです。

証券会社は…新規公開する企業の要望に沿ってなるべく高値で株を売ろうとします…販売する担当者としては、顧客に損をさせたくない。(p99)

投資の運用コストは最大でも年1%以下。株式より債権。儲けようとしないなどシニア投資として老後を見据えた人向けに良心的で妥当なアドバイスだと思いました。

若い人であれば、30年、40年といった長期投資できるので、上下するリスクがあっても長期的に成長が期待できる株式投資はインフレ対策としても合理的なのです。その一方で、10年20年で資産を使っていくであろう高齢者は、資産を増やすのではなく減らさないことが大事なのです。

退職金で数千万円の小金を持ったときも証券会社や銀行の担当者の言いなりにならず自分で勉強したうえで、お金の配分を考えたいものです。

減らさないことが第一です。収入も時間も限られている中で、高いリターンを狙うのは失敗したときのリスクがあまりにも大きすぎます。(p49)