消費税0%など議員有志が提言。追加経済対策「第3弾」の中身は?

政府は11日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、第3弾となる追加経済対策の検討に着手したと読売新聞時事通信などが報じた。第3弾では子育て世帯への支援が柱になると見られており、来月にもとりまとめる考えだという。

追加経済対策第3弾の概要

第3弾には、子育て世帯に3万円を給付する案が水面下で検討されているとのこと。ただ、政府・与党は補正予算案編制の作業を始めておらず、新年度予算成立後に調整を本格化させるとみられている。

また、自民党は農林水産業者らから現状を聴取し、岸田文雄政調会長は「思い切った経済対策を用意しなければならない」と述べたという。

若手議員の提言

自民党の当選1〜3回生の若手議員有志41人は11日、岸田氏と西村康稔経済再生担当相に「30兆円規模の補正予算案の編成」や「6月ごろを目標に消費税を当分凍結」、「企業の資金繰り支援」などの提言を西村再生担当相に提出。財源には国債をあて、政府が掲げる基礎的財政収支黒字化の目標は当面の間延期を求めたとしている。有志の中心メンバーの安藤裕衆院議員は政府の緊急対策について、「とても規模が小さいし遅い」と指摘。西村氏はこれを受けて、「経済に相当厳しい影響を与えてきている」「前例にとらわれずに思い切ったことをやらなければいけない」と語ったという。

トム・ハンクス夫妻が新型コロナウイルス検査で陽性。全米に衝撃

米俳優のトム・ハンクス氏が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。検査の結果、陽性であることが判明したと本人とワーナーが11日、明らかにした。また、妻で米女優・歌手のリタ・ウィルソンさんの感染も判明したという。

トム・ハンクス氏はバズ・ラーマン監督によるエルヴィス・プレスリー伝記映画のプリプロダクションのためオーストラリア入りしていた。その滞在中に発熱。現在は隔離観察の対象になっているとAFP通信は伝えている。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:AFP通信

image by: JStone / shutterstock

中国より劣る日本の「入国」対策。新型コロナへの徹底された警戒

先日掲載の記事「日本より中国の方が安心。上海在住日本人が漏らす日本への危機感」では、新型コロナウイルスのある程度の抑え込みに成功していると言われる上海の様子を伝えてくださった、無料メルマガ『上海からお届け! 簡単3分、写真で覚える生活中国語』の日本人著者・ジンダオさん。ジンダオさんは今回も、新型ウイルスへの中国人の徹底した警戒具合をレポートしています。

上海のコロナウイルス対策とマスク代わりに流行りだした医療品

新型コロナウイルス発症騒ぎ後、ついに事務所に出社することに。久しぶりに普段、見慣れた風景を観察しながら出向いてみました。

数週間前にビザ更新の準備で事務所に向かおうとしたのですが、地下鉄を待っている途中で申請時期が早い事が判明(うっかりうっかり)。

そのため事務所へ足を運ぶチャンスが無かったのですが、今回打ち合わせがあり初出社となりました。

電話会議の案件も出社した訳

2020年3月2日月曜。打ち合わせは日本との電話会議。正直な話、自宅でも対応可能なので元々は自宅で対応予定だったのですが、急きょ会社集合に変更。

出社は正直「嫌だなぁ」と思う気持ちが少しありましたが、日本側との打ち合わせで新規プロジェクト。コロナ騒ぎのご時世、確実に話を進めたいので「中国側は事務所に集合!」とボスからのアツい要望が。

日本語が母国語でない中国人も参加。日本人の言葉の表現や向こうの話など分からない部分の確認をしながら話を進めたかったようです。

そんな背景があり準備を済ませて自宅を出たのですが「ラッシュの時間帯の地下鉄に乗りたく無いなぁー」と頭をよぎったのでした。

初出勤で分かった働く中国人の意見

そこで「滴滴快车(dī dī kuài chē)」と言う配車アプリで車を手配。8分ほどで迎えに来るとの事でその場で待機。

アプリには「運転手はマスクを付けています」、「窓を開けて空気を入れ替えています」などメッセージ表示が。この時期らしい配慮です。

不特定多数が乗る地下鉄だと感染源の特定が少々時間が必要でしょうが、仮に運転手が感染源だった場合、スグに私の感染の可能性はわかります。行きくらいはタクシー移動。帰りは昼頃なので人も少ないだろうと地下鉄の移動に切り替えました。

定刻通りに車が迎えに来て移動。運転手は女性の方で当然マスク着用。少し世間話をしたのですが、ラッシュの時間帯は私のような気にしすぎ(ビビリ)が多いのか忙しいそうです。

それ以外の時間帯は、さほど忙しくないとの事。出歩く人が少ないという事でしょう。南京東路辺りは人がまだまだ少ないなど、運転手らしい街の様子を教えてくれました。

「暇でも働くの?」と聞いたのですが、家に居ても退屈だしねぇとの事でした。

しかし話を聞いて「しっかりしているな」と思ったのは、上海はある程度抑え込んでいるが他の省が収まらないと、まだこの状況が続くだろーねーと、判断していた点。

それと運転手が一度だけ咳払いをした後に、窓を開けて換気をした事。

時期が時期だけに気にする乗客がいるんでしょうね、普段だったらやらない運転手の行動に中国人の警戒具合が感じ取れました。

※ 乗客がアプリで運転手の評価に対しての警戒もあると思いますが。

ビル入室も申請必須。通行許可もアプリで情報管理

移動中にボスから「到着したら連絡を」とメッセージと共に謎のQRコードが送付。到着するとビルの入り口は保安スタッフが入室者を一人づつ検温確認中。

私の自宅と同じで基本的にテイクアウトやEMSなどのスタッフは入室が出来ないようです。

ボスに連絡をすると一階に降りてきて私の携帯を使ってQRコードをスキャンして何か登録を始めました。どうやらビル通行証が必要らしく、会社名やら登録。ちゃんと今の時間も表示され画面コピペを防止。

画面は5日。今週は2回出社したため。

jd20200311-1

このくらいのアプリ日本でもスグ導入できるので、人の動きを管理するには最適だと思います。が、個人情報保護から難しいですかね。

次はエレベーター。噂には聞いていたのですが弊社が入るビルは階層ボタンのタッチ用に綿棒が置かれていて「ご自由にお使いください」との事でした。ボタン自体にも薄いフィルムを装着してボタンの消毒作業が行いやすく加工。

jd20200311-2

今まで無かった消毒作業の一覧表も。

jd20200311-3

普段から気を遣い生活する日本は緊急時にあたふた。普段気を遣わず生活し、緊急時に日本以上に気を遣う中国。

中国の日頃と違う極端な対応に「日頃は余力を残しているのね」と思った瞬間でした。日本も日頃は余力を残して生活しましょー。

記録したがらない安倍政権。どうなる?新型コロナの公文書管理

政府は10日の閣議で、新型コロナウイルスの感染拡大を「歴史的緊急事態」に指定することを決定。これにより、この件に関わる会議の議事録作成などが義務付けられることになりました。公文書の改ざんやずさんな管理が続いた安倍政権を考えれば進歩ですが、読売を除く各紙からは注文も多く出ています。ジャーナリストの内田誠さんが、メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で、各紙の論調を詳しく解説。何が記録され、何が記録されないのか、しっかりと注視していく必要があるようです。

新型コロナの公文書管理について各紙はどう報じたか?

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…ダウ急落 一時2000ドル安
《読売》…NY株一時2000ドル安
《毎日》…NY株一時2000ドル安
《東京》…自粛 19日まで継続を

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…金融市場 大揺れ
《読売》…世界株安が加速
《毎日》…市場 リスク回避一色
《東京》…連日の閣僚会合 議事録なし

【プロフィール】

■詳細な記録を残せ■《朝日》
■「意趣返し」?■《読売》
■「独断専行」の安倍首相■《毎日》
■新型コロナ関連の公文書廃棄を停止せよ■《東京》

詳細な記録を残せ

【朝日】は4面に記事、14面に社説。見出しから。

(4面) 新型コロナ 議事録義務に
「歴史的緊急事態」に指定へ
判断に余地 抜け道も

(14面・社説)
新型コロナ対応 検証に堪える記録残せ

uttiiの眼

これは、安倍首相が参院予算委で表明したもので、公文書管理ガイドラインに基づいて、新型コロナウイルスの感染拡大の事態を、「歴史的緊急事態」に指定するというもの。指定されると、関連会議の議事録作成などが義務づけられるが、「最終決定前にある実質的協議の議事がどこまで記録されるかが焦点」だと、《朝日》は早速具体的な注文を出している。

もともとは4日の党首会談で立憲民主党の枝野代表から提案されていたもので、政権サイドから積極的に表明したのではなく、同党の蓮舫議員が「いつ指示するのか」と質問したことに答えたもの。東日本大震災で、旧民主党政権が決定過程の記録をしていなかったことの反省からガイドラインに盛り込まれたもので、「国民の生命、進退、財産に大規模かつ重大な被害が生じ、また生じるおそれがある緊急事態」に政府が指定することとしている。

しかし、政府が「途中経過」だと判断すれば議事録の作成義務はないということになり、これが「抜け道」になっているという。例えば、実質的な意思決定をした首相と関係閣僚による非公式の「連絡会議」が議事録に残されるかどうかが重要なのは明らかだが、首相は国会で詳細な議事録の作成は対策本部のものに留める考えを滲ませているという。

「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は、この「抜け道」を指摘しつつ、「公文書ガイドラインには、閣僚が参加する会議は、議事録を作らなければならない義務がある」とも指摘。「連絡会議」に首相や官房長官が出席している以上、決定や了解がなくても記録を作るべきだ」としている。

広がる、誤った印象。再確認すべき「津波てんでんこ」本来の意味

東日本大震災から今年で9年。しかし現在も2,500名以上の行方不明者を数え、4万8,000人あまりの方が避難生活を送っています。健康社会学者の河合薫さんは今回、自身のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、未だ震災の爪痕は癒やされていないとした上で、多くの命を救った「津波てんでんこ」という言葉の本来の意味が正しく伝わっていない現状を取り上げています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2020年3月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

避難者数4万8,000人の現実と津波てんでんこ

東日本大震災から9年が経ちました。警視庁の発表によれば、死者は1万5,899人。行方不明者は遺体のDNA型鑑定でなどで身元が特定され、昨年より4人少ない2,529人です。

この1年で2人のご遺体が見つかりました。お1人は岩手県大槌町の女性で、もうお1人は宮城県山元町の女性です。工事現場や漁船の網から骨が発見されたそうです。

また、全国の避難者数は4万8,000人で、震災直後の47万人と比べると1割ほどに減少したことになります(2月時点)。共同通信がまとめた本年4月以降の仮設住宅入居者数は被災三県で60世帯120人となり、震災直後の5万3,000戸から、10年後となる2020年度末にようやくゼロとなる見込みです。

私が震災後に、数回訪問させていただいた宮城県の雄勝町の仮説住宅に暮らしていた方から、「最初に取り残された俺たちは最後まで取り残されたままだった。でも、やっと自分の家で暮らす日がきました」というお手紙を、昨年いただきましたが、震災の爪痕は…まだまだ癒されていません。

「津波てんでんこ」――。この言葉をみなさんは覚えているでしょうか?

てんでんことは各自のこと。海岸で大きな揺れを感じたときは、津波が来るから肉親にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く高台に逃げて、自分の命を守れ―という意味です。

この教訓を生かした岩手県釜石市内の小中学校では、全生徒計約3,000人が助かり、当時「釜石の奇跡」と呼ばれました。

地震発生直後、釜石東中学校の生徒達は直ちに学校を飛び出し、高台をめがけて走りました。近所の鵜住居小学校の児童や先生達も、近所の多くの住民もそれに続き、安全な場所に一緒に辿りつきました。

その直後、彼らの背後では巨大な津波が町を飲み込んでいったそうです。

釜石市では1,000人以上が亡くなりましたが、学齢期の子どもの犠牲はたまたま津波が襲った時に学校にいなかった5人だけでした。

「津波てんでんこ」の教訓と、防災意識の高い中学生の冷静な状況判断が多くの命を間一髪で見事に救う結果をもたらしたのです。

津波てんでんこの教訓は、防災で身を守るための心構えとしては極めて重要です。もっとも「自分だけ逃げる」ことにためらったり、自責の念をいだきがちですから、「避難する姿を見せることで他者の避難を促進する」効果があることなどを、平常時から家族間、学校や地域でも話し合い、「信頼関係を構築する」必要があります。

そういった共通認識と信頼関係が、「自分だけが助かってしまった」という生存者の自責の念を軽減することにつながっていくのです。津波てんでんこの教訓は、学校の教科書にも掲載され、防災教育の一環として全国に広がりました。

いきなり妻が豹変!? 熟年離婚の危機を乗り越えるお金と家のつくり方

「熟年離婚」は突然に。悠々自適なハズの夫婦に何があった?

「ねえ、私たち離婚しましょう」

「ん? なんだよ、唐突に。り、離婚って……お前正気なのか?」

「ええ。なんか、いろいろと疲れちゃって」

「……疲れがたまってるだけなら、少し横になったらいいんじゃないか?」

突然だった。妻の口から「離婚」の二文字が出るなんて。

つい先週まで、これからお互いの老後の楽しみ方を話し合っていたばかりじゃないか。

私は65歳、長年勤めた会社の嘱託も今年の3月1日に終わり、これで晴れて自由の身となった。

一人息子の長男(30歳)も数年前に家を出て独立、夫婦水入らずで「悠々自適」の老後を始めるはず、だった。

妻の老後の夢は、自宅で「編み物教室」を開くこと。

大した資金もいらないし、顔馴染みのお友達とお喋りしながらワイワイやれるし。

お茶でも飲みながら楽しい老後を過ごしたいと言っていたから、反対はしなかったし、むしろ賛成だ。

私の夢はといえば、趣味の模型を作りながら、飼い猫とたまに昼寝をすること。

瓶の中に船を作る「ボトルシップ」が趣味で、今までもいくつか作ってきたけど、これからは時間を気にせずに飼い猫とゆったりとした時間を過ごしながら作品作りに励むつもり、だった。

shutterstock_681801403

それなのに、ああ、それなのに。なぜ妻は「熟年離婚」を口にしたんだ……?

妻はソファに座り、普段は読みもしない新聞で顔を隠して、何かを読んでいるフリを始めた。

私が青い顔をして真横に立ち尽くしているというのに。

身に覚えがないわけじゃない。私たちの老後資金が潤沢かと言えば、それは嘘になる。

家のローンはあと数年残っている。ちょうど家を買った頃はバブルの絶頂期。

少し背伸びして、郊外に大きめの家を購入したけど、それがいけなかった。

この30年、住宅ローンを必死で返し続けてきたけど、その間にボーナスは減るし、給料も少しづつ下がって返済額はなかなか減らない。あと数年で完済するが、退職金もそのお金で消えるだろう。

老後の資金なんて何も残らないし、頼みの綱はわずかな年金だけだ。

妻は専業主婦、子育てや家事で苦労をかけた。やっと息子が独立したと思ったら、今度は私が会社を退職。

やることもない私が、家でゴロゴロして掃除の邪魔だし、一日中いるから朝昼晩のごはんも作らなきゃならない。

退職してここ2週間近く、何もせずに家にいる私といた妻は最近、なんとなく浮かない顔をしていた。

そういえば去年、趣味のボトルシップ用にと、街の酒屋の裏に置いてあったワインやウイスキーの空き瓶を数十本も大量に持ち帰ってきた時も、
「こんなガラクタどうするの?」と、怒るのを通り越して呆れ顔をしていたっけ。

そんな妻が「離婚」を口にした。

これからの老後を想像するだけで気が遠くなり、嫌気がさしたのかもしれない。

熟年離婚なんて映画やドラマの中だけの話だと思っていたけど、実際に口にされるとショックなんだよなぁ。

妻は両親のいる故郷に帰るつもりなのだろうか、それとも新しいパートナーでも見つけるつもりなのか。

初めて目にした「選択肢」

ショックのあまり動揺した私は「少し考えさせてくれ」と捨て台詞を残して、書斎にこもった。
そして、これまで真剣に考えたこともなかった老後資金や家のローンについて、いろいろ調べてみることにした。
不慣れな手つきでインターネットを見ていたら、ある方法にたどり着いた。

セゾンのリースバック……?」

初めて聞いた言葉だった。

リースバックとは愛着のある家に住みながら、その家を売却できるというシステムだ。

家を売っても家賃を払えば住み続けることができるから引っ越しもいらないし、老後資金のお金だって家を売却したお金で手に入る。

まとまった資金ができるから、そのお金で家のローンも完済できる。

これで、妻の夢だった「編み物教室」の費用だってまかなえるし、老後の不安もとりあえず解消される。

セゾンのリースバック」なら、家賃や初期費用もできるだけ抑えているらしく、低額で済むらしい。

クレジットカードの「セゾンカード」でおなじみの、クレディセゾングループのセゾンファンデックスという会社が買主になって家を購入し、家主になって賃貸してくれるから安心感が違う。

この家に妻と、そして猫と、これからも一緒に住み続けたい。私の心は決まった。

「おい、この家を売るぞ!」

私は書斎から出て、笑顔で妻に叫んでいた。

まだキョトンとしている妻に、さっき知ったばかりの「セゾンのリースバック」について話した。

妻の顔に少しだけ笑顔が戻ったような気がした。「さっきは離婚なんて言ってごめんね」だってさ。

明日からは、私が家の洗濯か掃除を手伝ってみようかな。いや、料理もいいな。

きっと、「下手くそね!」と怒られるかもしれないけれど。

家を売っても、引っ越さずにそのまま愛着のある家に住み続けることができる「セゾンのリースバック」。

「今の生活を大事にしたい」、その思いを大切にしたい。

● 「セゾンのリースバック」に関する詳細はコチラから

image by : shutterstock.comshutterstock.com(船)

PR:株式会社セゾンファンデックス

危機管理のプロが安倍首相の休校要請は正しいと主張する理由

新型コロナウイルスの感染予防対策として発せられた、全国一律の休校要請が、安倍首相の独断であったと批判の声が高まっています。これに対し、ときに戦争よりも恐ろしい感染症に対し、法整備が間に合わないときには、首相が決断して然るべきと主張するのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストで危機管理の専門家でもある小川和久さんです。小川さんは、「独断」との批判が出るのは、日本人が危機に鈍感で「当事者意識が欠如」しているからだと、厳しく指摘しています。

決断するのは首相だ、専門家ではない

国会論戦やマスコミ報道、TwitterやFacebookなどSNSの投稿を眺めていると、つくづく日本人には危機についてのDNA的な欠陥があると思わざるを得なくなります。緊急事態ということについてまるっきり当事者意識がないからです。

安倍首相の全校休校の決定にしても、それが発令された直後の段階で科学的根拠を求めるなど、愚かな質問が国会で行われたりします。そして、専門家の意見をもとに決定したのではないと首相が正直に答弁すると、またまた非難の嵐です。それをマスコミが大きく書き立て、世論が安倍批判の方向に動いていきます。

しかし、よく考えて欲しい。安倍首相にしても、専門家の意見をないがしろにしているわけではないのです。それでも、批判を覚悟で全校休校という決断をしなければならなかった。それは、大抵の場合、専門家の議論が時間を必要とし、テーマによってはまとまらず、両論併記のようなことになる恐れすらあるからです。

その一方で、新型肺炎の感染範囲は拡大を続けています。一定の感染防止効果があると考えれば、そして、その一つが全校休校ではないかと頭に浮かべば、専門家でなくとも手を打つのは当たり前ではないでしょうか。そこから生まれる様々な国民生活の支障や副作用的な問題については、それこそ政府を挙げて手を打ち、全校休校の期間が終了するのを待たなくても、さらに効果的な対策が出てくれば、それを実行に移す。それが政治のリーダーシップということでしょう。

前にも編集後記で書きましたが、安倍首相の独断だという見出しが新聞に躍っています。安倍首相と今井首相補佐官(首相秘書官兼務)の2人だけの考えによって、萩生田文部科学大臣の意向さえ無視するような決定が行われたという内幕話も報じられています。

この場合は独断でよいのです。萩生田文部科学大臣は、学校現場の混乱や保護者の反発をだけを気にする文部科学省の官僚の考えに従って、全校休校などの首相の考えに否定的だっただけです。文部科学大臣の意向をもとに首相が逡巡すれば、いたずらに時間が経過し、感染は拡大します。独断の誹りは甘んじて受けつつ、ましな方向に動かしていくのは、首相の立場に立てば当然のことではないでしょうか。

コロナ特措法巡り立憲内で論争勃発。枝野代表に山尾氏「ずさん」

新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正をめぐり、改正案に賛成する方向の立憲民主党執行部と「私権制限」を懸念する所属議員との間で見解がわかれ、SNS上で論争になっていると、毎日新聞産経新聞などが報じた。


ツイートで論争

山尾志桜里衆院議員は、特措法に関する枝野幸男代表のツイートに対して「賛成から逆算しているせいなのか、かなり杜撰(ずさん)なので問題点を指摘します」と投稿。「もちろん今日12時からの会議でも発言しますが、時間がないし国会議員の腰がひけまくっているので、皆さんにまずシェアします」と続けた。山尾氏がずさんだと厳しく言及した枝野氏のツイートは以下である。

枝野代表のツイート





山尾氏のツイート

山尾氏は、緊急事態宣言に踏み切る際の「国会の事前承認」を改正案に盛り込むよう訴え、修正されないようであれば反対すべきだと主張した。党内からも、何か「歯止め」となるような策が必要だという声も多くあがっている。





枝野氏「緊急事態という言葉に振り回されないで」

山尾氏のツイート投稿後、枝野氏も再度ツイート。平時に比べて緊急事態の際の私権の制約が大きくなっていることを認めた上で、「一般の国民の皆さんに関係しうるのは、みだりに外出しないという要請にとどまります」とし、デモや集会そのものを規制できる規定や報道や放送、表現に関しての規制などの改正は提案されていないと説明。「緊急事態」という言葉に振り回されないよう呼びかけた。

しかしなぜ、枝野氏と山尾氏はSNS上で議論を行なったのか。本来なら党内で直接議論し、意見をまとめるべきことではないのだろうか。ここにきて、最大野党の立憲民主党の中で不協和音が鳴り響いている。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source:毎日新聞産経新聞

image by: 立憲民主党HPMukimuki52 / CC BY-SA

養子縁組も解消か?ゆうこりんこと小倉優子に2度目の離婚危機

「ゆうこりん」の愛称で親しまれているタレントの小倉優子(36)が、再婚2年目の歯科医の夫(46)と別居していることがわかったとサンケイスポーツが報じた。

妊娠を知りながら家出

サンケイスポーツによると昨秋、東京都内で歯科医院を営む夫が、小倉に芸能界引退を頼んだのがきっかけになった。これまでストイックに仕事に打ち込んできた歯科医の夫は、歯科医仲間の間で「アイドルをゲットした」などチヤホヤされるのが苦痛だったという。歯科医の奥さんも専業主婦が少なくなく、周囲の生活を聞いているうちに小倉の芸能界引退を望むようになったとしている。小倉は仕事の継続を熱望したが、夫は結婚1周年記念日である昨年のクリスマス直前に突然家を出たという。小倉は現在妊娠5ヵ月で、小倉の妊娠を知った上での別居だったらしい。

離婚と養子縁組解消

何度も連絡を入れた小倉に届いたのは、前夫との間に生まれた2人の息子との養子縁組解消と離婚を求める書類だったという。2月中旬には夫の弁護士同席で面会したが、離婚の意思を曲げず、赤ちゃんにも会いたくないとの主張を曲げなかったとしている。

女性セブンの取材によると、小倉の所属事務所は「(小倉の夫は)小倉の自宅近くに別宅を借りて住んでいます。いま、関係修復に向けて話し合いを進めていると聞いております」と回答したという。

イタリアで新型コロナ感染者1万人越え。医療崩壊で感染拡大

イタリアの新型コロナウイルス感染者の増加が止まらない。イタリア保健省は10日、新たに977人の感染が確認されて1万149人となり、感染者が1万人を超えたことを明らかにした。中国に次いで世界2番目の多さとなる。イタリア政府は全土で不要不急の外出を控えるよう求める措置を打ち出すなど、新たな対策が感染の封じ込めにつながるか注目されている。

イタリア感染者1万人越えは世界ワースト2位

感染者が1万人を超えたイタリア。死者は一日で過去最多となる168人増え、631人に達した。コンテ首相は9日、封鎖を国内全土に広げると発表。やむを得ない移動を除き、10日から来月3日まで、集会やスポーツの試合も全て禁止された。各地では混乱も起きていて、受刑者と家族の面会が禁止された刑務所では、20カ所以上で受刑者家族を巻き込んだ暴動が起き、6人が死亡したとテレビ朝日が報じている。

一体、なぜイタリアでここまで感染が拡大してしまったのか?その背景には、医療スタッフの不足が関係しているようだ。

イタリアは欧州連合(EU)が求めた財政緊縮策として医療費削減を進め、医療機関を減らしてきた。その結果、過去5年の間に約760の医療機関が閉鎖し、医師5万6000人、看護師5万人が不足しているという。政府は引退した医療関係者の現場復帰を呼びかけ、軍事施設の活用など対策を急いでいる。

加えて、深刻なのが医療体制。AP通信はロンバルディア州では医師と看護師の10%に陽性反応が出て隔離されていると伝え、「病棟の半分以上の医師が感染」と報じた現地メディアもあるという。また、自らの感染を恐れて、個人医院の多くが休診している。