【危険動画】2人乗りバイクがスーツケースを引きずって走行!

海外ではトラックや乗用車などによる荷物の危険な運搬をしばしば見かける。

こちらの動画では、タイの空港に向かう男性たちが旅の荷物を運んでいたのだが・・・

 

 

撮影者の車の前方には二人乗りをしているバイクが。

しかし後ろに乗っている男性を見てみると・・・両手にスーツケースを抱えている!

左手のものに至ってはスーツケースを地面に引きずりながら走行している。それもかなりの速度だ。

しかも後ろの男性はノーヘルだ。(ノーヘル率が高いイメージだが、ヘルメット着用が法律で義務付けられている。)

本人たちが事故に遭わないかも心配だが、スーツケースは壊れないのだろうか・・・?

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Viral Press)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

 

記事提供ViRATES

阿曽山大噴火が裁判所で見た、女優が住居侵入してしまったワケ

裁判傍聴芸人として名高い阿曽山大噴火による連載『裁判妙ちきりん』第23回!
法廷でしか味わう事のできない裁判のリアルをお届けします!
罪名 住居侵入
被告人 26歳のアルバイトの女性
事件は今年の10月13日。
東京都内の被害男性宅に、被告人が玄関から侵入したという内容。

事件の中身は一旦置いといて、この裁判は傍聴席が満席。

というのも、被告人の名前を検索すると、ある女優の名前と一致。

個人的には、芸能人とか詳しくないので、開廷表を見てから被告人の名前を検索して、「この人、芸能人なのか」と知ることも多いわけです。

もちろん、単なる同姓同名でまったくの別人ってことも多々あるけど。

人定質問で被告人は職業を訊かれ、「アルバイトと、役者を目指して活動を……」と言ってたので、本人ってことなんでしょう。

被告人の公式サイトには2019年に主演映画が公開されると書いてあるので、立派な女優さん。

初公判の期日を知ってたファンが傍聴席を埋めたってってことなんでしょうかね。

てっきり記者かと思ったけど、メモ取ってる人が少なかったし、ニュースとして記事が出てきてないので。

個人的には傍聴に来てた週刊誌の記者に取材を受けたので、詳しくはそちらを読んでいただくとして。

検察官の冒頭陳述によると、被告人と被害男性は2013年に知り合ったという。

(どういう関係かは明らかにされなかったけど)

2017年に被害男性は関係を絶ちたいと、別れを告げたらしい。

しかし、被告人は何度か被告人に会いに行き、被害男性は警察に相談。

今年の4月に、被告人は警察からストーカー行為で警告を受け、会いに行かないように言われたとのこと。

そして、犯行当日の午後10時49分。

被告人は、被害男性宅を訪れ、無施錠の玄関から侵入し、地下のスタジオのほうへ降りたという。

すると、被害男性の奥さんが被告人の姿を発見。

すぐに夫である被害男性に状況を伝え、逮捕に至ったというのが事件の流れです。

罪名は住居侵入だけど、ストーカー規正法違反の事件になりますね。

調べに対して被害男性の妻は、「自宅の地下はダンススタジオになっていて、利用者がいるので玄関は施錠していなかった。人の出入りはあるが、被告人は許可していない」と述べているという。

被害男性は「5年前に知り合った。2017年3月に関係を絶ちたいと告げたが、その後、迷惑行為があり、警察に相談して警告してもらった。当日、妻から被告人がいると言われたので一階に降りると、被告人は玄関から外に出ようとしていた。許可なく入っちゃダメだと言うと、話がしたいと言っていた」

と述べているそうな。

法廷には、被告人の父親が実家からやってきて、情状証人として立ってました。今後は実家で同居して、東京での仕事は通いにさせて監視すると約束です。

そして、被告人質問。まずは弁護人から。

弁護人

「A(法廷では実名)さんはあなたにとってどんな人ですか?」

被告人

「私が最も尊敬する人で、私の人生で最も大きな影響を与えてくれた、人生のすべてを変えてしまうような存在です」

弁護人

「どうやって知り合ったんですか?」

被告人

「フェイスブックに映画のポスターを載せていたら、それを見た彼の方から、息子がかかわっているとメッセージをもらってです」

弁護人

「その後は? 会ったりとか」

被告人

「しばらくはメッセージで文通してまして、一度会いたいと言われて2013年の年末に。会って、一眼レフカメラで撮られたりして。私はAさんの写真の美しさとかを尊敬してて、そしたらAさんから……」

と、具体的なエピソードが語られたところで、傍聴席から「バリバリバリ」と紙を折りたたむ音が鳴り響いて、被告人の声が聞こえず。

よく見ると、その紙を折っていたのは被告人のお父さん。

証人尋問の内容が書かれた紙を小さくしてポケットにしまうところ。

偶然、このタイミングで音を立てたのか、満席の傍聴席に聞かせまいと思ったのかは定かじゃないけど。

弁護人

「その後、連絡は?」

被告人

「6日間連絡がなくて。それでメールが来て、少し強引だったと謝罪の内容でした」

弁護人

「その後に会ったのはいつですか?」

被告人

「2015年の夏、7月位に親友が間に入って、2人で話す機会を作ってくれて、でも、Aさんを目の前にしたら世間話になってしまって。あの日のことを訊きたかったんですけど。Aさんから、テーブルに手をついて、『ごめんなさい』って言われたんですけど、全部許せる気持ちになれなくて」

2013年に強引に進められた何かが、被告人にとっては許せないって気持ちが長年あったようです。

だから、何度も会いに行ってたと。

弁護人

「警察官から会うなと言われたのが、2018年4月。それ以降は?」

被告人

「行ってないです」

弁護人

「ちなみにAさんの家って?」

被告人

「自宅兼コンサートホールで、毎日催し物が行われています」

弁護人

「当日、話したくて行ってしまったと」

被告人

「はい。家の前にダンサーの男性がいて、声かけてくれて。中に入れてもらって、wi-fi貸してくれたりとか」

入るつもりじゃなく、家の前まで近づいたら、事情を知らない人が招き入れたってことですかね。

弁護人

「今、相手に対してどう思ってます?」

被告人

「AさんにもAさん以外の人にも迷惑かけて申し訳ないです、怖い思いをさせて」

と謝罪の言葉を述べたところで、時間切れ。

弁護人からの質問だけで閉廷となりました。

そして、10日後。

検察官の質問から再スタート。

検察官

「どんな警告受けてました?」

被告人

「本人や家族に接触しちゃいけないと」

検察官

「今後、被害男性とはどうしますか?」

被告人

「5年前の傷が消えることはなくて、心に残ってると思いますけど、行動に出ずに、第3者を介して、解決したいと思います」

と、まだあのときのことが忘れられないと明言です。

最後は裁判官からの質問。

裁判官

「家族にはすべて話しました?」

被告人

「はい。母が5年前のことを支えてくれると言ってくれました」

裁判官

「どうです? Aさんに会いたいとは思いませんかね?」

被告人

「ん~……、話したいというのが大きかったので、誰か弁護士とか介してできるのなら会わなくていいと思っています」

と、会う気はないと誓って質問終了。

この後、検察官は懲役6ヶ月を求刑。

弁護人は前科もなく初犯なので執行猶予が相当と弁論です。

そして裁判官が、その場で判決の言い渡し。

結果は懲役6月執行猶予2年でした。

そして、

裁判官

「男性に対して、いろんな思いがあるのは伝わります。そこは弁護士の先生に任せてね。あと、お父さんとよく話してくださいね」

と、コミュニケーションを増やせとアドバイスして閉廷でした。

──もしこの裁判がフィクションだったとして。私は被告人の言葉に対して──

会う機会を作った親友なら、まだ揉めていたのかと思うだろうなぁ。

ま、12月10日と21日に実際に行われた裁判なのだが

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花粉症対策、3~4割の人が「花粉飛散前からすでに開始」と判明

1月も後半に入り、いよいよ今年もあの悩ましい花粉の季節が近づいてきました。本格的な花粉の飛散時期は暖かくなる3月頃からとはいえ、早い人はまだ寒いこの時期から花粉症対策を始めているようです。株式会社マクロミルがスギ花粉による花粉症の症状がある人1,000名を対象に、症状や対策、対策の開始時期や予算などについて調査したところ、かなり多くの人が飛散前から準備をしていることがわかりました。

スギ花粉対策、3~4割が飛散前から対策開始

スギ花粉による花粉症の有症者は、今年いつ頃から花粉対策を開始するのでしょうか。日本気象協会から2018年12月12日に発表された『2019年 春の花粉飛散予測(第2報)』によると、早いエリアでは2月中旬からスギ花粉の飛散が開始するということです。全国を5エリアに区分して結果を見ると、どのエリアにおいても3割から4割弱の人が2月前半以前からスギ花粉症対策を始めると回答しました。また、「(時期は決めず)症状が出始めたら」という人も同じく3~4割存在しました。

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対策強化の理由は「2019年の花粉飛散量が多そう」。強化するものは「マスク」

それでは、花粉症のどのような症状がつらいと感じられ、どのような対策が検討されているのでしょうか。

スギ花粉飛散シーズンにあらわれる花粉症の症状は、多い順に「鼻水」93%、「くしゃみ」87%、「眼のかゆみ」83%でした。また、最もつらい症状は?と尋ねると、上位から「鼻水」41%、「鼻づまり」23%、「眼のかゆみ」21%の順となっています。

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また今年、昨年よりも花粉症対策を強化する」という人は17%、「強化はしない」は22%、最多は「まだわからない」で61%でした。対策を強化する人に理由を聞くと、「2019年の花粉飛散量が多そうだから」が47%で1位でした。日本気象協会や民間の気象情報会社などが発表した、スギ花粉の飛散量などの情報との接触が背景としてあるのかもしれません。2位・3位は「花粉症の症状が年々ひどくなっているから」46%、「昨年の対策が甘くつらい思いをしたから」28%で、“花粉症の症状のつらさ”に関する理由が挙げられました。

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強化策を具体的に尋ねると、多い順に「マスク」51%、「病院での診察、治療、処方箋医薬品など」37%、「目薬」36%、「ヨーグルト」35%、「アレルギー症状を抑える市販薬」32%でした。病院やドラッグストア等で購入、受診、処方といったものとは別に、食品「ヨーグルト」が上位に挙がっています。

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スギ花粉対策の平均予算は4,550円

最後に、今年のスギ花粉シーズンの花粉症対策にかける予算について確認します。合計予算は平均4,550円で、ボリュームゾーンは1,000円以上~3,000円未満(47%)」でした。性年代別に比較すると、全年代において女性よりも男性の方が予算額が高いことがわかりました。

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今年はマスク消費量が増えるかも!?

例年、スギ花粉症シーズンにはマスクを着用した人を街で多く見かけます。今年のスギ花粉の飛散量は、場所によっては昨年よりも増加するだろうという発表も報道されており、対策強化グッズとして1位に挙げられた「マスクを着用する人がさらに街中で増えるかもしれません。また、マスク選びを慎重に行う、お金を多くかける人や、それによるマスクの消費量の増加なども注目されます。

もっと詳しいデータグラフ集は、こちらから
https://honote.macromill.com/report/20190115/?utm_source=release&utm_medium=page-link&cid=SL-PR

調査:マクロミル
情報:PR Times

すべては人間社会のため。輪廻転生はあると広めたほうがいい理由

いわゆる「輪廻転生」の物語は、インド哲学やヒンズー教、仏教などアジアを中心に各地で伝承されています。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では、著者で学歴やコネが無くても年収1000万円になれるスキルをセミナー等で多くの人に伝えている佐藤しょ~おんさんが、「輪廻転生はあると考えるべし」とし、生き方に与える影響からその理由を解説しています。

生まれ変わりは存在するか?

私は怪しい系と自分で名付けている、現代科学が未だ到達出来ていない領域の現象や、知識体系を研究、開発、実践することに、人生の情熱を傾けているのですが、そうすると頻繁に訊かれることがあるんです。それが、

 ● 輪廻転生ってあるんでしょうか?

という質問です。

これには答えにくいんですよね。私なりの考えはありまして、それはあるセミナーでかなり詳細に解説しているんですが、それはここでは措いておきましょう。

なぜならば、これは「あるかないかという問いを立てる前の生き方の哲学が問われているからなんです。

ちなみに輪廻転生とは、Wikiによると

死んであの世に還った霊魂(魂)が、この世に何度も生まれ変わってくることを言う。

だそうです。

これ、そもそも死んだらあの世に還るのか、という問いもありますし、そのひとつ手前の問いとして、あの世が存在するのかという問いもあるわけですよ。というか根源的には霊魂はあるのか、からスタートするわけですね。

輪廻転生を論じるのであれば、霊魂はあると考えた上で、あの世はあると考えなきゃなりませんし、さらに自分が死んだら自分の霊魂なる存在が、そんなあの世に還るのだと考えている必要があるわけです。この3つの要素全てにイエスと言えた上で

 ● そんな霊魂がこの世に何度も生まれ変わってくるのですか?

と考えた人が発する問いなんです。ところがほとんどの人はそこまで深く考えていないでしょ。ですからこの問いに対する議論はなかなか正確には出来ないんですよね。

ところが、この問いを立てる人に指摘すべきことがあるんですよ。それは、

 ● 輪廻転生があるかないかであなたの生き様は変化するのですか?

という問いです。これが生き方の哲学です。

私は公教育とか、モラルとか、秩序とか、道徳のためにも、輪廻転生は存在すると伝えるべき」だと考えます。実際にあるかどうかは措いておいてね。

輪廻転生もない、死んだら焼かれて灰になるだけで、天国も地獄も無いとなったら、今生の人生は非常に刹那的且つ独善的になりますよね。人間は良い行いをして死んだら天国に行ける、悪いことをしたら地獄に落ちると言われるから、そしてその考えが一定の支持を得ているから、出来るだけ悪いことはしないようにしようという気持ちになるんですよね。

天国も地獄も無いのよ、死んだら何も無くてそこでお終い!となったら、欲望の赴くまま後先考えずに生きる人が特に前科者の中には増えるはずですし、それは社会の治安を悪化させると思うんですよね。

天国と地獄という概念は誰が作ったのか、どの宗教が言い出したのか分かりませんが、これを考えた人は永世ノーベル平和賞ものの貢献だと思いますよ。

権力的な立場に甘え子供を叱りすぎる親は、一生かけて復讐される

一昔前の子育て論は「人さまに恥ずかしくない子に厳しく育てる」べきとされ、「暖かい親子関係を育む」という観点は蔑ろにされてきました。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、子供のためにと厳しくし続けると親子関係がどういう事態になるか実例を挙げた上で、子育てとはどうあるべきかについて考察しています。

最高の親子関係と他人以上に冷え切った親子関係

これはある60代の男性の話です。その人は自分の息子を育てるに当たって、「世間に後ろ指を指されないきちんとした人間にしたい。大人になって本人が恥ずかしい思いをしないようにしっかりしつけたい」という気持ちが強くあったそうです。それで、息子が小さいときから「また○○してない。なんで○○しないんだ。○○しなきゃダメだ」と毎日叱って育てました

あるとき、「使った物を片づけてなかったら捨てるぞ」と宣言しました。そして、子どもが作りかけのプラモデルや遊び途中のボードゲームを庭に捨てました。食べ物の好き嫌いを直そうと、子どもが嫌いな物を毎日食卓に出したり、無理矢理食べさせたりしました。正直な人間に育てたいと考えたので、子どもがちょっとでもウソをつくと徹底的に追究して叱りました

一事が万事この調子でした。その結果、息子は何かにつけ自信がないおどおどした感じの青年になりました。当然ながら父親のことが大嫌いで一緒の空気を吸うのも嫌だそうです。父親から離れたい一心で遠くの大学に進学し、そのままそちらで就職しました。

今は結婚して子どももいます。父親に会いたくないので結婚式は夫婦2人だけで済ませました。そして、年に一度だけ母親に会いにきます。父親がいない日を母親に教えてもらい一人で来ます。そして、母親に会ったらすぐ帰ります。

父親とはもう何年も会っていません。一生会うつもりはないそうです。自分の住所は両親共に知らせてありません。

父親は、自分のおこないを振り返って「叱りすぎたもう一度息子が0歳の時からやり直せたら」と嘆いています。

本当は、親子だったら最高によい人間関係になれたはずです。ところが、他人以上に冷え切った関係になってしまいました。

この親子だけでなく、世間には他人以上に冷え切った親子関係はけっこうあります。その原因の第一歩はやはり親にあると言わざるを得ません。

親という権力的な立場に甘えて、「この子のためだ。しつけのためだ。ひどい言葉も親なら許される自分の子どもに何の遠慮がいるのか?」とやりたい放題。その結果は自分で刈り取らなければならないのです。

今現在このような道を進みつつある人はいませんか?今すぐ方向転換してください。

初出『聖教新聞』(2012年3月23日から連載)

image by: Shutterstock.com

受けの美学にお約束。現役教諭がプロレスを生観戦して判ったこと

一時期は完全に低迷していたものの、今や完全復活を果たしたプロレス。試合会場には女性ファンの姿も珍しくありません。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師でもある松尾英明さんが、自らプロレスを観戦し、肌で実感したそのエンタテイメント性について紹介しています。

プロレスから「受けの美学」の学び

1月4日に東京ドームで行われたプロレスを観戦してきた。初プロレス観戦である。ご存知の方も多いと思うが、私はエンターテインメント関係にはさっぱり興味がない。以前にもお伝えした通り、誘われたからである。チケットまで全て手配してくれて、有難いことである。

結論からいうと何もかもが大変勉強になった。やはり、誘いに従って行ってよかった。

まず、あれだけの人を熱狂させる魅力があるということ。4万人近くの来場者があったらしい。セミナーを開催しますといって50人集めるのも大変なのに、桁違いの恐るべき集客力である。

次に、エンターテインメント性。観客を喜ばせるというのがどういうことなのか。そこにお約束の重要性がある。

関連して、主役と同等の悪役の存在価値の高さ対戦相手への信頼感とリスペクト。相手を後ろから殴り飛ばして足で蹴っ飛ばして踏みつけて挑発ポーズをとっているけど、リスペクトなのである(この辺りはかなり一般的に理解しづらいが、そういうものなのである)。

特にあの、コーナーポストからジャンプしてのボディプレス等を「敢えて避けない理由がよくわかった。避けると、相手が大ケガするからである。大ケガをして欠場になるということは即ち、次以降の大切な対戦相手を一人失うことになる。特に場外へのダイビングは大変危険なので確実に受ける必要がある。敵である対戦相手も、大きな視点でいうと仲間だといえる。

また、エルボーや張り手も避けない敢えて受ける。受けて受けて受けて受けて我慢してからやっとやり返す。一緒にいたプロレスファンの方々の言葉だと「受けの美学」なのだという(翌日の話になるが、ここに関連して講師の俵原先生の教えが印象的であった。教師は子どもからの攻撃を「敢えて受ける」というこの「受けの美学」が足りない。避けすぎずに、敢えて受けまくる必要があるという。これは、カウンセリングマインドの考えにもつながる。なかなかに深淵である)。

プロレス自体で考えずに、多くの人が観る、映画に例えるとわかりやすいかもしれない。映画で悪役が倒されるシーンで、悪役が演技そっちのけで本気で戦って主人公を倒してしまったら、映画が成り立たない(というか、普通に撮り直しである)。そこで悪役がやっつけられる演技を見てやらせだとかいう人はいない。観る側は何となく主人公が勝つことはわかっているけれど、完全には確信できない。たまに悪役が勝つという展開が、エンターテインメント的にあり得るからである。

【書評】恐怖に引きずり込まれる。埼玉の怪奇スポット16か所調査

これまでも多くの怪談系書籍をレビューしてきた無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さん。今回は、図書館で偶然発見したという「埼玉で起きた不気味な現象」をまとめた一冊を紹介しています。

偏屈BOOK案内:桜井伸也『埼玉の怖い話』

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埼玉の怖い話
桜井伸也 著・TOブックス

戸田市内の図書館で郷土関係の書棚を眺めていたら、こんなタイトルの真っ黒い本があった。「埼玉の」というと、わたし自身「どうせ埼玉」という地元民の歪んだ感情もほのかにあり、舐めていたのは本音である。「山怪」のヒットで、創作ではない怖い話を集めた本はたくさん出てきて、殆ど読んでいる。

真っ黒い不吉な装幀、見返しも扉も版面の周囲も真っ黒。前書き、後書きなし。16か所の怖いスポットがレポートされている。中でも浦山ダムの怪八丁湖の怪畑トンネルの怪などは2話、痴漢山の怪が3話。著者はゲーム開発者、イラストレーター、怪談家。幼少からの怪体験を経て、心霊現象に興味を持ち、怪談・心霊写真の蒐集を始めて25年以上、怪談DVDの企画制作に携わっている。

舐めていてすいません。じわっとくるいやな気分、では片付けられない本当に怖い話不気味な話がある。著者はこの道のベテランだから、怪異に出会っても取り乱したりしない。きちんと観察できるし、映像記録も撮れる。他人の話コレクションではないからリアルだ。でも、文章はいまいちの出来である。

全部読んでから、さてどれが一番怖かったか、もう一度読み直した。若い女の子を怪異スポットに連れて行き、何かに怯えるオイシイ映像を撮るのが仕事だから、怪異に慣れた著者による観察は確かで、それはそれで読み応えがあり、うわーこりゃ女の子泣くよなと思う。だが、著者自身の恐怖体験を読みたい。

「私は年金を貰えない」と思っている人も実は貰える場合がある

老齢年金の受給資格期間が、それまでの25年以上から10年に引き下げられたのが平成29年8月ですが、この事実を知らない方が年金を請求し忘れているという、あまりにももったいないケースが多いといいます。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、「貰えない」という思い込みで損をしないよう見直しを呼びかけています。

年金貰えないと思って未請求の無年金だったのに本当はとうの昔に貰う資格あった場合

平成29年8月以降の老齢の年金受給資格期間がそれまで25年以上必要だったのが10年で良くなりました。まあ、これはもう僕の読者様ならそんなん知ってるわ!っていう話ですね^^;。

無年金者を救済するためでもあり、よって大抵の人が年金受給者になれたんですが、今回の記事のような事情で請求自体をしてない人もいる場合があります。25年必要だった時代に、年金貰えませんよってなってそれからもう年金を自分は貰えないんだって諦めてしまった事ですっかり年金の事を忘れてしまったと。だから、無年金のまま来てる人とかですね。

あと、ちょくちょくあるのは「自分は年金貰ってるよ!」っていう人が、実は障害年金とか遺族年金の事で、老齢の年金は請求し忘れてるとかですね。

しかし、長年時が経ってからもともと年金を貰う権利があった事を知った場合一体どうするのか。考えていきましょう。

1.昭和11年7月18日生まれの夫(今は82歳)

何年生まれ→何歳かを瞬時に判断する方法!(平成31年版)

現在貰ってる年金は、老齢厚生年金130万円、厚生年金基金報酬比例代行部分60万円、老齢基礎年金76万円。年金総額は236万円。ところが、平成30年10月に死亡。

2.昭和14年5月7日生まれの妻(今は79歳)

高校卒業の翌月である昭和33年4月から国家公務員共済組合で働き始めた。しかし、昭和36年4月7日に退職。まだこの時期は共済組合や厚生年金は20年以上無いと年金が貰えない時代だったから、共済組合は退職一時金としてこの働いた期間36ヶ月分を支給した。


※注意

昭和36年4月からの国民年金制度の始まりにより、共済組合期間、厚生年金期間を繋ぎ合わせて25年以上あれば年金が貰える通算年金制度が始まったから単独で20年以上満たさなくても年金が貰えるようにはなった。なお、共済組合と厚生年金合わせて20年以上あればそれでも年金が貰えるようになった。


昭和36年4月から昭和48年2月までの143ヶ月の国民年金強制加入期間は未納にした。昭和48年3月にサラリーマンの夫と婚姻して専業主婦となり、昭和61年3月までの157ヶ月は国民年金には強制加入ではなくなった(年金受給資格期間に含むカラ期間となる)。

昭和61年4月から国民共通の基礎年金制度が始まって、国民全員がどんな職種であれ国民年金に加入する事になった。サラリーマンの専業主婦は国民年金第三号被保険者となって、夫がサラリーマンを定年退職する60歳前月となる平成8年6月までの123ヶ月間は国民年金保険料納付済み期間。

「とりあえず残業」が裏目に。自分のキャリアをもダメにする理由

一見同じ「残業」でも、「キリ良いところまで仕上げたい」という自発的なものと「周囲が残っているからなんとなく」という場合では、精神衛生上の作用は真逆。負担が蓄積しすぎてしまう場合もあり得ます。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師でもある松尾英明さんが、自己のタイプを見極め、意に反した残業を避ける「自分軸の作り方」を紹介しています。

残業したい人としたくない人

残業の是非について。1.5セミナーで少し話した内容をやや詳しく。

遊びとプライベートを分けるか」ということに関心が結構集まった。結論、どちらでもよいが、自分のタイプを見極めること、と伝えた。完全に分けた方が心地よい人間と、一緒の方が心地よい人間がいる(私は後者である)。幸せや価値観において他人軸で生きないことが肝要である。

残業の考え方についても、同じことが言える。結論、残業しようがしまいがどちらでもいい。正義はそれぞれの自分の中にしかない。究極、全ての残業は、仕事を優先したいからするのである(「上司が遅くて帰れない」という理由も、広義に見れば仕事に関する人間関係等を優先している)。

今の私自身を言えば、基本的にルールに則って動く方が心地いいと思っているので、しないのである。自閉症スペクトラムの子どもが、急に時間割を変更したり時間を延長したりすると、当然パニックになることの延長である(残業は、原則からするとルール違反である。試合終了のホイッスルが鳴っているのにプレーし続けている状態である。「蛍の光」が流れ終わったのにまだ買い物を続けている状態である。それが気持ち悪いと感じる人間がいる、といえば、そんなに変なことではないだろう)。

自分の哲学に則って残業している人がいる。自分の哲学、美学に従って、仕事を完璧に仕上げたいのである。思う存分するのがよい。それが、エネルギーになる。

周りとの調和を気にして残業している人がいる。自分だけ先に帰ると、和を乱すから、後々自分が困るという。思う存分するのがよい。それが、自分の精神衛生状態と立場を守ることになる。

問題は、そういった自覚症状のない残業である。

例えばあなたの上司が、完璧主義で残業肯定タイプだったとする。品質向上のためには、どんなに時間と予算を投資しても構わないというタイプである。一方で、あなたが私と同じ、決められた範囲内できっちり仕上げることを喜びとするタイプだとする。

これは、ニーズが食い違うので苦しい。必然、部下であるあなたが相手に合わせる形となる。裏で愚痴る羽目になる。

どうするか。