パナマ文書に記載された日本企業名リスト
【随時更新中】全世界を震撼させている「パナマ文書」問題。ワシントンに本拠を置く「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」は、10日の日本時間午前3時、タックスヘイブンに設立された世界21万4000法人の情報などをホー…
Details【随時更新中】全世界を震撼させている「パナマ文書」問題。ワシントンに本拠を置く「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」は、10日の日本時間午前3時、タックスヘイブンに設立された世界21万4000法人の情報などをホー…
Details「サラリーマン」「ノートパソコン」「コンセント」…実はこれらの言葉、すべて日本でしか通じない和製英語ってこと、ご存知でしたでしょうか? こうした和製英語について、メルマガ『NEW YORK 摩天楼便り-マンハッタンの最前線から-by 高橋克明』の著者である高橋さんは「言葉の日本独自の意味に誇りも持とう」と述べ、自身も16年以上アメリカで生活したことで感じる、日本人の和製英語に対する奇妙な習性を面白くまとめてくれています。
ところで僕は「アメリカかぶれ」と思われるのがとても嫌です。
日本人と話しているのに、ところどころに英語を交える人を笑いの対象にしてたし、イヂリ倒していた側でして(“ルー大柴”なんてあだ名をつけたりして)。
でもね。16年も住んでいると、やっぱり知らず知らずのうちに英語が出てしまうこともあったりします。 あれだけバカにしてたのに、自分がそうなってしまう。
なるべく気をつけてるつもりですが、以前も書いたように同級生との会話の中で、車に乗っけていってもらう際「じゃあ、ピックアップしてくれよ」と言うと、延々バカにされたり(笑)いつもの癖でエレベーターが開いて、中に乗っている方達に思わず「goin’ up?」って聞いてしまったり。 (ホテルのエレベーター。 乗ってる日本人、全員固まったので、最後まで外国人のフリしたりw)
ただね。 ちょっとだけ言い訳させてもらうと、今の日本人も、僕が渡米する前に使っていなかった英単語、むちゃくちゃ使ってるよ!
営業先ではネコも杓子にもやたら「スキーム」って単語を連発されるし(なんだよ、それ)テレビ観てても「コンセンサス」って言葉をよく耳にします。
これらは僕が渡米する以前の17年前にはあまり聞かない言葉でした(しかも、ちょくちょく使い方間違えてるし)。
つまり、この単語はすでに日本でも市民権を得ていて、この単語はまだ入ってきてないー。 これを判別するのは、日本に住んでない限り、不可能なんです!
だって「ピックアップ」より、はるかに難しく色々な用途で使えちゃうよ、コンセンサス。
アメリカ人だって、あんま使わないよ、スキームに、ウエルメイド。
特にネット用語の一人歩きは顕著で、日本の方と話すと「あ。 この単語はもう使われてるんだ」とか「あ。 この英語は、こんなとき使うのね」とその場で勉強することが多いです。 そうかと思えば、業界にも寄るので、一般の会社員に言っても通じなかったり。
どうすりゃいんだよw
つまり、言葉って、当然、変化していくべきものだと思います。 当たり前だけど、江戸時代の言葉を使ってる現代人はいない。 数十年後には、いま、イケてると思って率先して使ってる英単語を「懐かしいね~(あるいわ、ダサいね~)」って言われるかもしれない。
なので、まったく気にしないことにしました。
あの人、アメリカかぶれだね、と陰口言われたところで、その言葉を数年後、その人たちが普通に使うことになってる可能性も低くない(普通にというか、ちょっと無理して、というか、ちょっと必死になって)。
つまり、言葉をコミュニケーションのツールと考えるなら、伝わりさえすれば、それで成立する。 ホントの正しい意味も、なにも求める必要はない。
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自民党議員やそれに近い筋から相次ぐ報道圧力発言。実際、官邸などからの報道現場への介入は頻繁に行われているものなのでしょうか。講演などでもよく同様の質問を受けるというジャーナリストの高野孟さんが、ご自身のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』に明快な答えを記しています。
講演の際の質疑応答で最近よく出る質問は、「日本では報道の自由がかなり制約されていると国際的にも指摘されているが、実際に報道の現場で、権力による圧力とかで情報がねじ曲げられて、操作されるということがあるんですか?」というものである。
私の答えは、こうだ。
メディアの側で、ジャーナリズムとして当然持ち合わすべき独立不羈(ふき)の思考能力がどんどん劣化していて、政権に媚びるのも安易だが、逆らうのもまた安易で、だからここぞという時に権力の側がつけ込んでくるのをハネ返すのが難しくなる──というのが、この問題の基本構造である。私は、この国に足りないのは報道の自由そのものではなくて、その報道の自由を精一杯活用し拡張して真実に肉薄し権力を脅かすジャーナリズム精神が足りないのだと思う。
そういうわけで、問題は、大きな権力による介入や操作よりも、むしろメディアが自発的に行う小さなねじ曲げの積み重ねである。
市販薬であれ病院で処方された薬であれ、「服む時はかならず水かお湯で」というのが常識ですよね。でもそれ、なぜなのでしょうか。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』では、抗生物質を緑茶で服んだ際の薬効への影響が紹介されています。
薬局で薬をもらうとき、薬剤師さんが「この薬は、お水で飲んでくださいね」とか、「ジュースを一緒に飲むのは避けてくださいね」などとよく言われます。薬との飲み合わせにより、薬効が弱まったり、逆に強くなりすぎたりすることがあるからですが、実際に緑茶で抗生物質を服用すると、抗生物質の効果が高くなることが報告されています。
これは、エジプトAlexandria大学薬学部のMervat Kaseem博士が、スコットランドで開かれた微生物学会で報告したものです。
エジプトでも緑茶をよく飲むのだそうです。そして、抗生物質の服用の際には、お茶で飲むことが多いのだそうです。
そこで緑茶で抗生物質を服用した場合、その抗生物質の効果を弱めないか、あるいは逆に強めるなどの影響が出ないかについて調べました。その結果、緑茶が薬剤耐性菌やその他のバクテリアに対する抗生物質の効力を3倍にまで強めることが明らかになったというものです。
研究では、細菌感染の際に使用されている、28種の抗生物質に対する緑茶の影響を調べました。その結果、緑茶が、抗生物質の持つ細菌に対する死滅作用を高めることが明らかになりました。
例えば、クロラムフェニコールの場合では、緑茶をともに摂ることにより、細菌殺傷力を2倍に高めたそうです。また、セファロスポリン系の抗生物質薬剤耐性菌に対しても、緑茶を同時に飲むことにより20%も、その効果を高めることが明らかになりました。
この研究では現在使用されているほとんどの抗生物質について調べられているのですが、いずれの場合も、緑茶と同時に飲むことにより抗生物質の効き目が高まり、またバクテリアの薬剤耐性度を低下させると報告されています。
この報告によると、抗生物質を緑茶と一緒に飲めば、よく効くようになるのでよさそうに思えますが、同時に何らかの副作用も強まる可能性も否定できません。したがって、当面は今までどおり、水かお湯で服用するのがよさそうです。
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受注確実と思われた豪潜水艦契約を日本が逃したニュースは、オーストラリア国内でも大きく報じられた。発表から数日後、豪メディアは日本側の反応を紹介しており、一部の識者からは、豪政府の対応のまずさが、今後の日豪関係や豪の国際的信用に悪影響を及ぼすという意見も出ている。
潜水艦契約決定のニュースは、フィナンシャル・タイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)のアジア版の一面を飾った。WSJの社説は日豪の戦略的協力強化の機会が失われたと述べているが、オーストラリアン紙に記事を寄せたジャーナリストで外交評論家のグレッグ・シェリダン氏はそれについて、「豪、中国の圧力で日本の入札を退ける」という見出しは、豪には致命的だったと述べている。
武蔵野大学の政治学教授、ドナ・ウィークス氏は、豪ニュース&論評サイト『Conversation』にて潜水艦問題での日本の反応を紹介し、受注失敗の記事が翌日のオンラインニュースを埋め尽くし、数日後も関連ニュースが報じられたと述べ、その関心の高さを伝えた。ソーシャルメディアでは、親中の豪への技術流出を避けることができてよかったという意見から、ターンブル首相の義理の娘が中国人であることや日本の捕鯨に対する豪のスタンスが影響したという意見もあり、安倍政権の防衛政策によって培養されたナショナリズムが、潜水艦問題によって再び加熱したと同氏は見ている。
シェリダン氏は、元朝日新聞主筆で評論家の船橋洋一氏の、「日本側はアボット前首相と安倍首相の交わしたハイレベルな約束がこのように粗末に捨てられるとは思いもしなかった」という言葉を紹介し、今回の事件が日本に不信感を与えたと見ている(オーストラリアン紙)。シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH)は、そもそも豪政府が日本やアジアでの口約束の影響力を理解していないことが問題だったと指摘し、これまでもアジア諸国との間でトラブルがあったと述べている。
同紙によれば、豪政府はアボット政権時代に韓国政府と補給船の建造で話し合いを進めていたものの、結局選ばれたのはスペイン企業だったという。すでに準備万端で、先頭を走っていると思っていた韓国政府は、不当な扱いを受けたとして不快感を露わにしている。オーストラリア国立大学のアンドリュー・カー氏は、潜水艦の件も含め、豪のこのような態度を問題視し、「頼れる貿易相手としての我々の評判が傷つき、防衛契約以外の分野にも波及する可能性がある」と指摘。豪は信頼という面により注意を払うべきだと反省を促している(SMH)。
豪にとって7番目に大きい貿易相手国である台湾も、豪に対して苛立ちを感じているようだ。台湾は豪とのFTA(自由貿易協定締結)を望んできたが、中国とのFTAを締結させた後ならば、と歴代の政権に期待を持たされ、結局今も待たされたままだという。台湾の交渉担当者は、経済と外交は切り離せるということを近隣諸国に見せる意味でも、あいまいな態度はやめ、交渉を進めてもらいたいとしている(SMH)。
シェリダン氏は、今回の事件は日米豪の防衛関係にも影響を与えたと述べ、日本の識者の見方を紹介している。船橋洋一氏は、安倍首相は日米豪の同盟がいかにうわべだけのものかに気付かされたとし、日本をバックアップしたアメリカも落胆していると述べている。京都大学で国際政治を教える中西寛教授は、受注失敗に中国の影響があるとするなら、豪は日本、さらにはアメリカにも近づきすぎないというメッセージを送ったことになるとした。結局潜水艦問題で、アジアはさらに豪が中国の圧力に締め付けられていると理解し、アメリカも同盟国の不安定さをさらに認識したとシェリダン氏は分析している。(オーストラリアン紙)。
同氏は、もし豪のリーダーが自国が直面する複雑な安全保障環境について語り、アジアとのつながりの必要性を訴えるなら、そしてアメリカの衰退とアジアにおける戦略的縮小が真実であるなら、豪にとって何よりも大切なのは日本との密接な関係だと主張する。今回の事件がそのチャンスを遠ざけたとし、影響を軽視することはできないと見ている(オーストラリアン紙)。
(山川真智子)
【関連記事】
反原発デモに身を投じるも、その実態に幻滅した元アイドルの千葉麗子さんが上梓した『さよならパヨク』が大きな話題となっています。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』で、その内容が詳しく紹介されています。

『さよならパヨク』千葉麗子・著 青林堂
『さよならパヨク』という本が売れている。発売3週間ほどで、もう3刷決定という。「パヨク」とは「劣化した左翼」の意で、元アイドル千葉麗子さんが、故郷・福島の原発事故を契機に反原発運動に参加したが、その活動に疑問を持ち、「パヨクやめた、全部ぶちまけます!」と、この本をまとめた。
「パヨクやめた」という場面は、次のように描かれている。
…こっちが必死で「原発反対」ってシュプレヒコールを叫んでいる横で歌や踊りに興じられるのは、はっきり言つて迷惑であり、不愉快でした。いきなり沖繩民謡が始まったり、サンバが始まったりした時は、踊りに興じる連中を見て本気で怒りを感じたものです。沖繩民謡もサンバも福島に何の関係もありません!
そのうちに、デモへの一般参加者も減り、ついには共産党の機関紙『赤旗』に首都圏反原発連合のチラシを挟んで配布し始めた。これでは共産党の運動そのものになってしまうと、千葉さんは「やめてほしい」と申し入れたが、聞き入れられなかった。
一体自分は今まで誰のためにここまで体を張って頑張ってきたのか、福島のためと始めた行動が共産党に利用されたのかと、最後の方は本当に悔しくなってきました。
その時100~200人くらいが集まった国会前で、マイクを握っていましたが、「こいつらのためにやってんじゃない!」「もうやってらんねぇよ!」とマイクをポーンって投げました。
しかしパヨった私のやらかしたことについてはこの約2年間そうしてきたように、そして現在の私が100倍以上の貢献をもってけじめをつけたいと思っています。そしてそれはパヨクに対する1000倍以上のダメージになると確信しています。
今回は千葉さんの足跡を追いながら、反原発運動の正体を見てみたい。
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普段何気なく使っている日本語ですが、ちょっと掘り下げてみると面白い「法則」があり、なかなか興味深いもの。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』には、「魚」を「うお」と読む時と「さかな」と読む時のある法則が記されています。
「魚」という字は
となっています。音読みは「魚介類(ぎょかいるい)」や「魚眼(ぎょがん)」など、熟語で使います。単独で「ギョ」と読むことは普通はありません。問題は訓読みです。「うお」と読むか「さかな」と読むか。一般に「魚類全般」を指す言葉は「うお」でした(表記的には「いを」と考えられていますが)。
では「さかな」ってのは何でしょう? もとは「酒を飲むときのあて」として「酒の菜」、つまり「酒菜(さかな)」が語源でした。もともとはお酒と一緒に食べるものはすべて「さかな」だったのですが、やがて、その中でも「魚」がメインになりました。そこから「魚=酒菜=さかな」となります。
食べるとき、あるいはその一歩手前が「さかな」です。食卓では「魚料理(さかなりょうり)」です。「煮魚(にざかな)」「焼き魚(やきざかな)」で、食材を買うのは「魚屋(さかなや)」です。
でも、魚屋さんが調達するのは? そう、「魚市場(うおいちば)」です。魚市場がある河岸は「魚河岸(うおがし)」です。
イキがいい、あるいは生きている状態は「うお」と言うのが本来です。「魚釣り」も「うおつり」が本来で、「さかなつり」と読むのが一般的になったのは「魚」を「さかな」と呼ぶのが浸透してからです。
ただ、水族館などで「あ、うおが泳いでいる」と言うことはまあありません。「さかなが泳いでいる」と言うでしょう。おおよそ今の時代では「泳いでいても『さかな』」とするのが一般的だと思いますが、ちょっと古いものでは「魚」は「うお」でしかなかった時代もありますので、そこは要チェック、ですね。
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“付き合っていた頃はカッコよかったのに、今の夫の姿にはその欠片もない……”そんな妻たちの声に耳を痛めているという中年男性も多いのではないでしょうか?
Details世界の競馬を知る男、カズ石田さんが現場で感じたリアルな情報を届けてくれるメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』。今回は先月末に開催された世界的レース「ドバイワールドカップ」が開催された現地ドバイで取材を行った際のお話を紹介してくれています。現地ドバイの様子から、関係者でなくては知りえない舞台裏の情報まで、競馬好きにはたまらない貴重なエピソードばかりです!
先月末に開催されたドバイ国際競走に、昨年に続いて撮影をしてきました。
昨年はカタールのドーハ経由で行って私だけがドバイに到着して預けた荷物がドバイでなくドーハにあったという珍事がありましたが、今回は羽田から直航便でしたのでドーハに荷物があるのではないかという心配はせずに済みました(笑)
3月22日の火曜日の夜、羽田で飛行機の搭乗案内を待っていたら、今日本にいる香港のカメラマンのローさんもいました。偶然にも同じ便になりました。
同じ週の日本の高松宮記念に連覇を目指して出走予定だった香港調教馬のエアロヴェロシティが残念ながら取り止めてしまったことで、香港のカメラマンが急遽そして大挙押し寄せることになった話も聞きました。
ローさんは当初から高松宮記念でなくドバイの予定でしたが、それを聞いてドバイで会える人が増えるなと思いました。
エアロヴェロシティの回避の報らせはドバイワールドカップデーまで1週間を切っていましたので、ドバイの広報部は香港からの急な大量の取材申請で大変になっただろうと想像します。
だからドバイではオーマイゴッドでなく「オーマイアラー!」って言っているに違いないと笑いながら話していました。バチあたりです(笑)。
翌23日の水曜日の朝にドバイに到着し、今年は無事に自分の身体だけでなく荷物も一緒に到着したのを確認できて安心してまずは宿泊先に向かいました。
孤独で社会的に孤立している人は、一般の人たちに比べて病気にかかるリスクが29%も高いという新たな研究結果が英国で発表されました。みなさんは孤独と病気の因果関係について、どう考えますか?
英ヨーク大学の研究チームによると、孤独な人々―つまり社会的なつながりが薄い、あるいは精神的に孤独を感じている人々は、社会的なつながりが強い、あるいは強いと感じている人たちと比べて心臓病のリスクが29%高く、発作のリスクは32%も高いということがわかったとCNNニュースが報じています。
研究チームは、合計18万人以上の北米やヨーロッパ諸国、アジア、オーストラリアといった先進国の人々を対象とした、23個もの過去の研究結果をもとにこの数値を導き出しました。
「我々がこの研究結果から伝えたいことは、注目すべきなのはすでに病気にかかっている人々だけではなく、それ以前に彼らが病気のリスクを高める状況にあったのではないかということ」と研究チームのニコール・K・ヴァルトルタ氏は主張しています。
この研究では、孤独や社会的孤立は心臓病を引き起こす要因として「不安」と同等に位置づけられ、さらに脳卒中のリスクについては、仕事上の「ストレス」と同位だとされています。
しかし、喫煙に比べるとそのリスクは依然として低く、喫煙による心臓病のリスクは2~4倍も高いとのことです。
喫煙は孤独や孤立とはまったく異なるリスク要因だと想定されていますが、一方で両者には強いつながりがあるとも考えられます。
「孤独や社会的孤立が喫煙を引き起こす可能性もあるため、一概に喫煙のリスク自体が孤独や孤立とは無関係だとは言い切れない」と、ヴァルトルタ氏は語ります。
孤独と孤立が健康に及ぼす影響はさまざまで、その一つとして心臓疾患があります。
例えば、一人暮らしの人は食生活が乱れがちで運動や睡眠も不足する傾向にあります。
さらに彼らはあまり薬を飲まず、病院にも行きたがりません。
これらの要因や、単に孤独であるというストレスや精神的苦痛が、高血圧や血管の炎症の原因になる場合もあり、結果としてそれが心臓病につながるのです。
「孤独でいることや孤独であると感じることは、恐らく多くの病気のリスクを約30%は上昇させるだろう」と語るのは、ブリガムヤング大学の心理学・神経科学の准教授であるジュリアン・ホルトランスタッド氏。
彼女は、孤独や社会的孤立が具体的にどのようにして心臓病を引き起こすのかを知る必要があると述べています。
というのも、孤独や社会的孤立が心臓病や心臓発作に直接的に作用していると現時点では断言できず、社会的つながりの薄い人がそうでない人と比べて何かが違っているとしたら、それがリスクの要因となっているのかもしれないのです。
社会的なつながりがこれらの病気の予防にとって本当に意義があるのか見極めるためには、さらなる研究が必要だとヴァルトルタ氏は主張します。
英国では現在、さまざまな活動によって社会的なつながりを作り、「孤独の緩和」を実現しています。
その1例として、社会的スキルの向上に特化したセラピーや、シニア向けのアクティビティなどの社会的なイベントを提供するプログラムの利用が挙げられ、孤独を和らげる効果が確認されています。
いくつかの地域で「Reconnections」と呼ばれるお年寄り向けの交流活動をサポートする活動を行っています。
ターゲットはこの先孤独になる可能性が高いと思われるお年寄りで、彼らとソーシャルワーカーやアクティビティ活動のサポートを行う人たちとの交流を図っています。
image by: Reconnectionsの公式サイトより
「こういった活動が彼らの社会的なつながりだけでなく、健康にも有益であるかどうかは、まだ結論が出ていない重要な分野だ」とヴァルトルタ氏は主張しています。
精神的に誰かとのつながりを感じるということは、我々人間にとってとても大切ですが、必要な情報がネット上で簡単に手に入る便利な現代社会では、誰かと「つながる」ということは、実は難しいことだと思います。
しかし、きっと誰もが心の奥では人とのつながりを求めているからこそ、身体が病気になることで、その必要性を訴えているのかもしれませんね。
Image by: Shutterstock
Source by: CNN / Reconnections
文/貞賀 三奈美