【人体の不思議】都会に生まれると花粉症になりやすいードイツ研究

季節は春真っ盛りですが、花粉症の方にとっては苦しい季節です。この苦しさは花粉症の人間にしか分からないものですよね。ところで、この厄介な花粉症、実は発生する地域に偏りがあるということはご存知でしょうか?メルマガ『8人ばなし』ではこの花粉症の発生分布の偏りについて、免疫学の先進国ドイツで行われたとある研究を例に目から鱗の説を紹介しています。

「花粉症について」

目の痒さと鼻のムズムズで春を知る、という人も少なくなかろう。その経済損失や経済効果はひとまず置くとしても、やはり花粉症は厄介には違いあるまい。

言うまでもないことだが、花粉症はアレルギー反応である。アレルギーは免疫反応の一つだから、広義には免疫疾患ということになる。少しばかり面倒くさい物言いをすれば、外部環境由来の抗原(=アレルゲン)への曝露に起因する過剰な免疫反応ということである。

さて花粉症に代表される、このアレルギーだがその発症分布には明らかな傾向がある

それは、先進国に多く、後進国に少ない、さらに、先進国内でも都市部に多く、田舎には少ない、というものである。細かな分析を待つまでもなく、衛生的な環境にあればあるほどアレルギーになり易いということが直感的に分かる。どういう訳か。

少し話がそれるがアレルギー研究の先進国はドイツである。そもそもアレルギー(Allergie)という単語自体がドイツ語なのだから当然と言えば当然であろう。そういう事情であるから、ドイツ発の研究あるいは論文が質・量ともに秀でており学術的にも意義深い物であるように思う(一応、個人的見解としておくが)。

そのドイツの研究に面白いのがある。遺伝子的に全く同じ人間、つまり一卵性双生児が都市部と田舎という異なる環境に育った場合、免疫特性に違いが出る、というものである。

運命の6月23日。EU離脱の是非を国民投票に託したイギリスの行く末は

6月23日に行われる「EU離脱の是非を問う国民投票」を前に、イギリス国内はこの話題で持ち切りとなっています。無料メルマガ『出たっきり邦人【欧州編】』では、ロンドン在住の日本人・藤隼人さんが、今まさに目の前で起こっている「Brexit=EU離脱問題」について、独自の見解を交えながら詳しくリポートしてくださいました。

街角の風景 Brexit

今現在、欧州で大きな焦点の1つとなっているのは英国が欧州連合EUにとどまるかどうかで、これは「Brexit」(英国のEU離脱問題として大きな波紋を引き起こしています。スコットランドによる英国からの独立や、カタルーニャ州のスペインからの独立以上に大きな問題と言えるでしょう。

巨額な拠出金の割りにEU内で正当な配分を受けていないとの不満が英国内で根強い上、シリアなどからの難民増加へのEUの対応の不備に対する疑念の高まりを反映して、残留を目指すキャメロン首相率いる英政府は他のEU加盟国から譲歩を引き出そうとしてきました。こうした努力が実ってからある程度の譲歩についての言質をEUから得たキャメロン首相は6月23日にEU残留・離脱をめぐる国民投票を実施することを決めました。

第三者の目からするとどうも、残留派、離脱派ともに歯がゆい展開を繰り広げています。残留派は経済的や自由の移動などの利点を強調する一方、離脱派は域外での経済繁栄のほか、経済政策と外交政策の自主性を謳い、かなり楽観的な見方を示しています。双方ともに自分たちの主張を支えるため、都合の良い数字を利用しているような感じを受けます。

英調査機関YouGovが14日公表した世論調査によれば、残留派が40%離脱派が39%、投票しないまたは立場を決めていない人たちは21%となっています。

こうした主張を真に受けているかは分かりかねませんが、多くの一般市民がそのまま吟味せずに考えを受けているような印象があります。大英帝国時代ならまだしも国際化が進んだ現代世界で、EUの一部である有利性をないがしろにする意見には疑問を感じます。国境での検査を経ずに移動の自由を保障するシェンゲン条約に加盟していないことから違法移民が大量に押しかけてくることはまずなく、逆に他のEU加盟国に暮らす同胞のことはまったく無視しているように見受けられます。EUへの拠出金は多いでしょうが、経済・政治・金融面で大きな恩恵を受けていることは疑うことのできない事実です。

これまでEU残留を支持する観点から話しを進めてきましたが、万が一離脱することになったらどうなるのでしょうか? 残念ならが離脱派はこの点において明らかな将来像を描くにはいたっていません。あくまでEUから主権を取り戻すことが目的でどのように国家を運営するかにまで考えが及んでいないかのようです。

オス化が進んでる!? 2割以上の女性が悩む「ヒゲ女子」とは

「●●女子」という言葉を聞くことが増えていますが、「ヒゲ女子」という言葉、聞いたことありますか?

入浴後に化粧水やボディークリームを使い、ムダ毛処理を怠らない「女子力男子」が増えているなか、女性の間のオス化も進んでいるといわれています。

なんでも男性ホルモンの影響を受けて、身体の変化まで見られるそう。彼女たちのなかには、口周りにヒゲが生えてくるヒゲ女子、通称『ヒゲジョ』と呼ばれる人までいます。

男女の境目があいまいになり、女性もバリバリと働いている今の時代。

もしかしたら、ある日鏡を見たら急にヒゲが生えてきた…!なんてこともあるかもしれません。

そこでここでは、女性のヒゲに対する原因と対処法をご紹介します。

 女性の7割が「オス化」を実感!

2013年、4月、株式会社ウエディングパークが20~50代の女性136人を対象に行った「男女の印象に関する実態調査」によると、自身を「男性っぽい」と思ったことがある女性は60.1%にのぼり、半数以上の女性が自身のオス化を実感していることがわかりました。

さらに細かくみていくと、アルバイトや専業主婦の女性が自身のオス化を感じることがあると回答したのが50.0%なのに対し、フルタイムで働く女性のオス化を感じる割合は70.2%。フルタイムで働く女性のほうが2割も多い結果となりました。

毎日がつがつ働いている女性のほうがオス化を体感しているようです。

25.6%の女性が「ヒゲ」が気になっている

また、自身の「オス化」を感じる理由を聞いたところ、トップであがったのが「気が強い(87.2%)」次いで「言動が荒い(41.0%)」「ファッションやメイクを気にしなくなった(38.5%)」という結果です。

オス化している理由として性格の変化や言動をあげる女性が多いなかで、4番目にあげられたのが「ヒゲや濃い毛が生えてきた(25.6%)」というもの。

また、2012年4月に貝印株式会社が男女1282名に行った「産毛に関する意識調査」によると、産毛を処理している女性は7割を越えます。

処理する部位は鼻の下(49.5%)がトップ、次いで口のまわり(35.3%)、あご(11.9%)という結果に。

「口周りの産毛が濃くなってきて3日に1回は剃っている」という女性がいることからもわかるように、精神的な部分だけでなく、見た目や身体的な面でも女性が男性に近づいてきていることがわかりますね。

 女性に「ヒゲ」が生える原因と対処法

女性にヒゲが生えるのは、自律神経のバランスが崩れたことによる「女性ホルモンの不足」が原因です。

女性ホルモンが不足すると、女性の身体のなかで少量分泌されている男性ホルモンが優位になり、男性ホルモンの影響を受けてしまいます。

そのため、少しずつ身体が男性に近づき、女性でもヒゲが生えてしまうのです。

ホルモンバランスの崩れを防ぐには、ストレスをためないことが一番!

ヒゲ女子から脱したいのであれば次の3つを心がけましょう。

1:質の良い睡眠をとる

2:栄養のとれた食事バランスを心がける

3:運動をする

長時間労働により睡眠時間が足りていなかったり、食事を抜いてしまったりする人は要注意。また、デスクワーク続きの人も、入浴後や寝る前に軽くストレッチをするなどして日頃の運動不足を解消しましょう。

仕事や生活に追われると、つい美容や健康をおざなりにしてしまいがちです。健康を損ねることのないよう、ヒゲ女子を脱してオス化を食い止めましょう!

執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)

 

【関連記事】

「爆買い」は、もうすぐ死語?中国人が日本を訪れなくなる理由

2015年の流行語大賞にも選ばれた「爆買い」。特に中国人観光客の買いっぷりとマナーの悪さで話題になりましたね。しかし、無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』によれば、そんな爆買いの熱も長くは続かないというのです。その理由は何ななのでしょうか? そして、日本が今後とるべきアジア向けの戦略とは?

爆買いからネット通販へ

最近、訪日中国人や中国出身で日本に住んでいる知人・友人と話すと、爆買いが疲弊してきたということを言う人が何人かいる。要するに荷物をたくさんもって帰るのは面倒で、なんとかならないのかと考える人が徐々に増えてきたということのようである。

政府は2020年に訪日外国人が4,000万人という目標(現在の訪日外国人数の2倍)を打ち出し、まだまだ爆買いは続くとみているようだ。しかしながら、中国人観光客からは「日本で買物をしたいが、持ち帰るのが面倒」「日本から送ればというが、ちゃんと着くかどうか心配」「途中で壊れる心配も」「届くまでに時間がかかる」といった意見があり日本で購入した商品を持ち帰らざるをえない状況。私が中国に手紙を出すと、1週間で届くこともあれば、1ヵ月かかることもあり、到着期間がマチマチでいつ到着するのかがはっきりしない

中国人は日本で良いモノを買いたいということで、日本到着後すぐにスーツケースを購入。サイズは大きいもの、それに入る中型、さらに小型の3種類を持って歩く。スーツケースに大量に詰め込みたいため買物した品物の外箱を外し中身だけにしている。日本製の「炊飯器やウォッシュレット」「化粧品」「薬や水筒」が人気で、それぞれのサイズに合うスーツケースに収納。スーツケース自体も日本製が人気で、価格が5,000円台で格安、丈夫、カッコイイデザインの物が人気であるというのがこれまでの訪日中国人の動きであった。

こういった爆買いは面倒ではないかという声も最近は出てきており、一度爆買いで日本に来たことのある中国人は実際に商品を見ているので、今後はネットで購入したいと思っていることに目をつけ、進出している日本企業も増えてきた

アート・インタビュー「自分が生きてる間だけは自分の文化にしておきたい」

一口に「アート」と言っても多種多様なものが並ぶ現代、アートというものに対する概念は人によっても異なります。変わりゆく美術作品/アートがあふれる中で、私たちはどのようなものを見てどう振る舞うべきなのでしょうか?そんな疑問に応えるべく、5月開催の「アートフェア東京2016」のエグゼクティブプロデューサーである來住尚彦さんが、「東京美術倶楽部」元副会長の吉田誠之助さんに、戦前から現在までの古美術の歴史や同倶楽部の過去の取り組みなどについてお聞きしました。

木造家屋・畳からのスタート。とてもアートフェアとは呼べない 

インタビュアー・來住尚彦(一般社団法人 アート東京 理事長。以下、來住):いま私は「アートフェア東京」のエグゼクティブプロデューサーをしています。アートフェア東京は5月に開催し、10月に東美特別展が開催されます。東美特別展は3年に一度開催され、間の2年間は東美アートフェアが催されます。

格は当然、東美特別展の方が上です。しかし、その前に「この二つの展示会の役割の違い」を考え、東美特別展にも、東美アートフェアにも、そしてアートフェア東京にも足を運んでいただけるように、東美特別展の歴史から伺いたいと思います。

吉田誠之助(東京美術倶楽部 元副会長。以下、吉田):東美特別展はそもそも昭和39年、東京オリンピックでブランデージ氏(アベリー・ブランデージ、国際オリンピック委員会第5代会長。アジア美術の蒐集家としても名を馳せた)が来るということで、氏を始め、海外から多くの人が来日するこの機会に日本美術の精華を広く紹介したいと、「オリンピック記念古美術展観特別即売会」を開催したことが始まりでした。

当時の東京美術倶楽部は木造3階建ての純日本家屋で、とても「アメリカのアートフェア」のような雰囲気はありませんでした。ほとんど畳敷きでしたし。

それでも大変好評だったため昭和41年に第2回が開催されました。その際に名称を「術倶楽部観即売会」略して「東美特別展」と改め、今回で20回目を迎えることとなります。

当初40〜45だった出展ブースも、今の建物(東京美術倶楽部ビル・平成3年竣工)が完成してからは凝った造作もできるようになり、また出展者数も増えました。

來住:今は65になってますね。

百貨店を参考に拡大

吉田:東美特別展はいわゆる「ブランド」を目指しています。分かりやすく言うと銀座や表参道にあるような高級ブティックブランドです。そして私たちが行っているその他の催事はリーズナブルなファストファッションという位置付けです。そういう棲み分けで行こうというのが趣旨でした。

しかし、当初のニーズはブランドメインだったのですが、最近は少しファストファッションとの距離が縮まってきているように感じます。

第19回東美特別展の様子

來住:最初、もっと離そうと思ったんですか?

吉田:離れていました。断然離れていました。

そういうターゲットでスタートしましたから。

ただ、お客様のニーズの変化や、内部からの新規出展を要望する声が多数あったこともあり、新社屋を作ったばかりだった頃、どういう風に見せたらいいか、視察でニューヨークに行ってきました。

そこで、「あ、なるほど!」と。老舗もいいけど、手が届きやすいファストファッション系も入れていいかなと思ったんです。

そこからブースを半分の大きさにして、一気に出展数を倍にした「東美アートフェア」(平成11年~)に発展しました。

來住:ブランドとそうでないものの割合は、そのときは何対何で始めたんですか?

吉田:そこは全部自己責任です。出展側がどういうものを出すか決めます。

企画はこの組織が練っていますが、いわゆる店舗貸しの形態をとっています。もともと自分で仕入れて自分で売っていたデパート業界で、店舗貸しにした丸井さんのモデルを東美特別展で導入し、東美アートフェアでも踏襲しました。 

來住:専門展開ですね、わかります。

吉田:自分の責任で展開するやり方。では、私たちもそれで行きましょうと。

來住:ということは、割合は出展者の方々のバランスで決まると。

吉田:そう。ただあまりに安いものばかりを並べるのはやめて欲しいと。

例えばお茶のお稽古道具というものがあります。ビギナー用のものだと3〜5万円くらいでしょうか。

でも、やっぱり東美特別展では300万円のお稽古道具を並べて欲しいんですよね。

その中には3万円の物も並べてもいいよという風潮になってきたんです。

來住:「中には3万円のも並べてもいいよ」というのは最初から告知してたんですか?

吉田:いえ、そこは出展者の売れ筋とかニーズを大切にしたので暗黙の裡にです。あくまでも自己責任ですし。ただ大体予想はつきます。会期中は毎日見ていますからね。

來住:東美特別展というブランディングがあるのに全然違うニーズから展開したように感じます。その場合東美特別展ブランドは上がるか下がるかどちらなんでしょうか?

吉田:大変上から目線で申し訳ないですが、美術商や美術品、お客様にランクがあるとしたら、東美特別展は全て最上級を目指しています。そこはぶれません。それでは敷居が高いように思われてしまうのも仕方ないですが、一方で、先述した東美アートフェアや、他にも「東美正札会」という庶民的なものも開催しています。

ターゲットは歴史とニーズで掴む

吉田:戦後、髙島屋と日本橋を繋いでいた地下道があって、そこでは戦後のガラクタを売っていました。それに目をつけた髙島屋が「我楽多市」を始めました。私は子供だったけど覚えています。地下道は遊び場でしたからね。

その東京美術倶楽部版が「東美正札会」(昭和27年~)で、いわゆる蚤の市や骨董市と言われるものです。「我楽多市」は値段が付いてなかったですが、うちでは正札(値札)を付けました。

整理をすると、現在私たちはニーズに合わせてそれぞれ、庶民的な東美正札会(昭和27年~)と最上級の東美特別展(昭和39年~)、その間を狙った東美アートフェア(平成11年~)の3つを展開しています。

來住:その「間」ってお客さんいるっていうイメージできていたんですか?

吉田:はい、なんとなくですが。

一般家庭でも部屋に飾り付けをしようとする風習が出てきたのではないかと。特に置物など。

來住:通常マーケットって、上と下があった場合、引きちぎって上にするか下にするかというマーケティングの手法をとるのに、あえて真ん中にしようというのは、今のご説明で半分わかったんですが、もう少し説明していただけませんか。

吉田:正確な人口分布はわからないですが、もともと富裕層はいると思います。そしていわゆる一億総中流の意識を持っている、そういう人も多くいるのではないかと。

ただ、昔から思えば今は総富裕層ですよね? だって極端な話、駅弁の蓋の裏の米粒を食べる人はいないでしょう。 

來住:でもあれは食べないと神様にしかられちゃいますからね(笑)。

吉田:それは、単なる教えだったわけじゃなく、貧乏だったから。

つまり、あれを食べないと1日の量が間に合わなかったから。

來住:教えには必ず意味というか、実益がありますからね。話を戻しましょうか? 富裕層がいて、中流にいた人がさらに増えているとおっしゃいましたが、他の層はどうですか?

吉田:減ってきているんでしょうね。美術品買う人達は。

これからのアートの捉え方とは

來住:東美特別展の成り立ちはよく分かりました。吉田さんは10年後のイメージングはいかがでしょうか?

吉田:私の将来の自分の形というよりは、ニーズがかなり違ってきてるので、もう次の世代の感性でやらないと。

例えば「千利休の手紙」というものがあります。それは由々しきもので、きちんと床の間に掛けて、それなりの古い裂で仕立てて、というのが「千利休の手紙」の概念であり原点です。それが代々渡って、孫の代になったときに「軸装を額装に替えたいから、手紙の部分だけ切り取ってくれ」と言われても、それはできないでしょう?というのが私。

だから、そういうニーズがあると軸装のまま表具ごと額に収めてあげます。

和室がないからでしょうか? 今はそういう人が多いですね。外国人もそうですし。

何だかんだ言ってもニーズに対してやらないといけないこともあります。私はやることすら嫌だと言いますけど、それをやらなければならないのが次の世代かもしれません。

來住:そのニーズはあっても、正しい/正しくないというのを…

吉田:きちんと伝達しないといけないですよね。

とは言え、あんまり原点と言い過ぎると、取り残されてしまう気がします。それでもそういうニーズに対して、時間をかけて折衷案をなんとか保っていこうとしてるのが私たちの世代。

どうやってその移行期間を引き延ばそうかと。

そういう信念がいいという人もいれば、悪いという人もいる。 

身近なところだと、私はガラケーしか使えないです。でも今ニーズはスマホに移ってしまっているし、便利さで言ったら明日にでも替えるべきだとは思います。

だからいずれガラケーはなくなってしまうのでしょうけど、そうなっても何とか引き延ばして使っていくつもりです。

そして、それは文化も同じだと思います。相当な何かがないと、保てないのではないか?と。 

例えば、お茶というと正座が基本ですが、江戸時代以前は立膝でしたしね。今では足を入れるこたつ式もあります。

來住:ということは常に変わってるわけですね。

吉田:そう。それでもすごい勝手なことを言うと、自分が生きている間だけは自分の文化にしておきたいですよね。死んだら知らない(笑)。

(2016年4月、東京美術倶楽部にて) 

 

2016年のイベント一覧

東京美術倶楽部 

 

PR:東京美術倶楽部

 

現役アナウンサーが断言。話に無理やりオチをつける必要はありません

あなたは日々の会話の中で「で、オチは?」「え、それだけ?」なんて言われた経験はありませんか? こんなこと言われると「自分は話が下手なのかな…」と思ってしまいますよね。でも、安心してください。アナウンサー歴26年、話し方のプロである熊谷章洋さんが、自身のメルマガ『話し方を磨く刺激的なひと言』で「無理にオチをいう必要などない」と断言しています。さらに「そもそも”オチ”とは何か?」と論理的に詳しく解説。話下手の方、必読の内容です。

無理してオチを言う必要などない

今週の、自問の言葉は・・・

オチは無くていい

話の終わり方、というテーマを続けます。

今回は、オチについて。

オチのない話はつまらない」というイメージはありませんか?

お笑いのプロだけではなく、一般人レベルでも、オチがない話をした人が、

「それだけかよ!」
オチはないのか!」

と突っ込まれるシーンを、よく見ますよね。

ですから、

「最後になんらかのオチを用意せずに話すのは、悪」
「オチがある話=面白い話」
「オチが無い!と指摘されるのが、恐い」

という印象を、話し手は少なからず持っているのではないでしょうか。

でも、安心して下さい

世の中に氾濫するオチは、ほとんど、そんなに面白いものではありません

もっと正確に言うと、

即興で考えたオチは、大抵面白くない。

ものですから、無理してオチを言う必要などないのです。

ではここで、

そもそもオチって何なのか?

考えてみましょう。

新卒学生の内々定を取り消した企業が、裁判で敗訴した理由

今年の就活戦線は、昨年に続き学生優位の売り手市場と報道されるなど、一時期の就職氷河期に比べると少し明るい状況のようです。とはいえ、まだまだ先行き不透明な日本経済。突然の業績悪化などで予定していた新卒採用数を減らさなければ…ということも十分考えられます。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』では、企業が内々定を出した後で取り消しをした場合は法律上どのように解釈されるのかについて。人事担当者のみならず、就活中の学生さん、親御さんも必読の内容です。

内々定の取り消しは法律違反になるのか

実は、私は以前に車の営業をしていました。そのときに先輩によく言われたことがあります。

印鑑をもらうまでは、契約じゃない

つまり、それまでは絶対に気を抜くなという営業のアドバイスです。確かに、どんなに「買っていただけそうな」お客様でもそれが必ず契約につながるわけではありません。「家族に購入を反対された」「他社で良い車をみつけた」など、様々な理由で契約にいたらないこともたくさんありました(あ、いえ、たくさんではないですかね)。もしかしたら、みなさんの中にも似たような経験をお持ちの人もいるかも知れません。

このように、契約は印鑑がひとつの区切りになるわけですが、それでは、「採用」はどうでしょうか。例えば、採用するつもりだったけど、急な事情で採用ができなくなったとします。その場合はどの状態までだったら断ることが認められるのか

採用までには、3つの段階があります。まず、選考段階、次が、内々定段階、最後が、内定段階です。選考段階であれば、まだ何も決まっていないわけですし問題なく認められるのは言うまでもありませんが、内々定内定の場合はどうか?

それについて裁判があります。

ある不動産会社が、内々定通知をした新卒の学生にその取り消しを行いました。その学生は、納得いかないとして、会社に損害賠償を請求しました。

では、その結果どうなったか?

まず、法律的な前提をお話しますと、内々定と内定は大きく違います

内々定では基本的には労働契約は認められません(つまり採用したとは認められないということです)。

ですが、内定は本人に採用と伝えるわけですので労働契約が成立したと認められます。そのため、内定通知後に内定を取り消すことは解雇と同じ意味になるのです。

では、この裁判は内々定なので、問題ないのでは、と考える人が多いでしょう。ところが、この裁判では会社が負けました

もはや犯罪企業。三菱自動車「25年の詐欺」を新聞各紙が冷静に分析

続々と明らかになる三菱自動車の不正。軽自動車だけでなく他の車種でも燃費の不正操作が行われており、しかも25年の長きに渡っていたとなれば事はより深刻度を増します。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ』の著者でジャーナリストの内田誠さんは、「三菱自工はもう助からないだろう」とし、新聞各紙がこの不正問題をどう伝えたかを分析しています。

各紙は、「繰り返される三菱自動車の不正」をどう報じたか

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「三菱自 91年から不正測定」
《読売》…「燃費 走行データ無視」
《毎日》…「三菱自社長、引責辞任へ」
《東京》…「三菱自 不正25年「伝承」」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「三菱自「不正」四半世紀」
《読売》…「燃費目標5回引き上げ」
《毎日》…「経営陣関与 焦点に」
《東京》…「不正脈々 消費者欺く」

ハドル

こりゃ、もう助かりませんね、多分。もちろん、三菱自動車のことです。各紙、表現のきつさ、厳しさを競うような趣が見出しに溢れんばかりです。よく使う表現ですが、「企業の不祥事」と観ていたら実は「企業犯罪だった、いやいやそれどころか、対象は根っからの犯罪企業だった、というお粗末。リコール隠しの時にはトップら3人と法人に有罪判決が下りました。今度はどこまで大きくなるのか、きょうはこれをテーマにするしかありません。

基本的な報道内容

三菱自動車に燃費偽装問題で、26日相川哲郎社長が記者会見し、軽自動車4車種では燃費目標を達成したと偽るため、走行試験の結果と関係なく、タイヤや空気の抵抗についてデータをねつ造していた他、1991年以来、軽を含む多くの車種で国内法が定める方法とは違う方法で燃費の計測を続けていた。社長は「会社存続に関わる事案」と謝罪した。

今回の報告書でも問題の全容は明らかになっておらず、国交省は再提出を指示。問題はさらに拡大する様相。相川社長と益子会長の引責辞任必至

※ 以下、きょうは順番を入れ替え、【毎日】→【読売】→【朝日】→【東京】です。

近づく中国崩壊Xデー。三大投資家ソロスが「リーマン直前の米国に酷似」

以前、「さよなら中国マネー。三大投資家ジョージ・ソロスも中国を見捨てる」という記事でも詳しくご紹介した、世界三大投資家ソロス氏の中国経済へのスタンス。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では、再び彼のこれまでの発言に着目し、覇権国家目前で全てを失った中国の犯した過ちと、迫り来る中国経済崩壊の危機について分析しています。

ソロス、「中国は、リーマンショック直前のアメリカに酷似」

リーマンショックが起こる8か月前(2008年1月)に、「現在の危機は、ドルを国際通貨とする時代の終焉を意味する」と予言した、世界的投機家ジョージソロス。今度は、「今の中国はリーマンショック直前のアメリカに酷似している」と発言し、世界を動揺させています。

ソロス氏:債務で増強の中国経済、07-08年の米国と不気味な類似(1)

Bloomberg4月21日(木)11時25分配信

 

(ブルームバーグ):資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏は20日、債務を増強剤とした中国経済は、クレジット市場が行き詰まり世界的なリセッション(景気後退)に拍車が掛かる前の2007-08年当時の米国に似ているとの認識を示した。

07年を思い出してみると、「サブプライム問題」で盛り上がっていた。08年は、「リーマンショック」が起こり、「100年に1度の大不況」に突入していきました。今の中国は、そんな時期のアメリカに似ている。ソロスさんにいわせると、今は、「超巨大台風前夜」ということですね。

ところで、今の中国と07、08年のアメリカ、どこが似ているのでしょうか?

ソロス氏はニューヨークで開催されたアジア・ソサエティーのイベントで、中国の3月の与信の伸びを警戒警報とみるべきだと述べた。

 

中国の3月の経済全体のファイナンス規模は2兆3,400億元(約39兆7,000億円)と、ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値である1兆4,000億元を大幅に上回り、中国当局が債務抑制より成長を優先していることを示唆した。

 

ソロス氏は中国の現状について、「同様に与信の伸びで増強されていた07-08年の米国の金融危機当時と不気味なほど似ている」とし、「皆が予想する時期よりも後に転換点を迎える可能性がある」と語った。
(同上)

ソロスさんは、世界で23番目の金持ちであると同時に、「オープンソサイエティ財団」を通し、積極的に政治活動をしていることで知られています。つまり、彼の発言は、「実際に中国の現状はそうだから」という側面と、「そういう状況を作り出したい」側面があることを知っておく必要があります。

どういうことでしょうか?

A社はやばい状況にある。誰かが、「A社はやばいよ」と言えば、事実を語ったのです。A社は、「ヤバい」とまではいかない状況にある。しかし、ソロスさんのような有名人が、「A社のハードランディングは不可避だ!」と言えば、A社株は大暴落するでしょう。これは、「事実を語った」のではなく、「事実を創り出した」のです。

そういえば昔、「Xファイル」で、世界支配者グループのメンバーが、スカリーに、「予言を当てる一番いい方法は、自分が予言した現実をつくり出すことだ」と言っていました。ソロスさんにそんなことができるとは言いませんが、「かなり影響を与えることはできる」と言えるでしょう。

ところで、過去と今のソロスさんの発言を追っていくと、

国際金融資本は中国を愛していた

しかし今、「国際金融資本は中国を見捨てた」という事実が見えてきてとても面白いです。

奇跡の7分間。新幹線の清掃員が世界中から賞賛される理由

東京駅から出る新幹線に深々と頭を下げる人たち。彼らは新幹線の車内を1両あたりに1人、わずか7分で完璧に整える「新幹線清掃員」です。自らを「お客様の旅を盛り上げるキャスト」だと言い切る彼らの姿から見える日本人の職業観とは? 無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』に詳しく描かれています。

新幹線清掃員のプライド

2014年サッカーワールドカップブラジル大会で、日本チームは初戦コートジボワール戦で惜しくも逆転負けを喫したが、試合後、日本のサポーターが世界を驚かせた

応援するチームが負けると、サポーターが怒りをあらわにしてイスを蹴ったり、物を投げたりする事が少なくない中で、日本サポーターたちは自ら持参したビニール袋を広げて、ゴミ拾いを始めたのだった。

アメリカのあるテレビ放送局が自社サイトで、2枚の写真と共に「その作業は徹底されていて、負けたチームのサポーターなのにもかかわらず非常に上品な行動だ」と報じた。この写真がネット上に数多くアップされ、コメント欄に英語やスペイン語などで次のような書き込みがあった。

「彼らの文化と教育。ブラボー!」
「日本は最高だ!」
「彼らはとても礼儀正しい。私たちは彼らから多くのことを学ぶことができる」

掃除を通じて姿勢を正し心を整えるのは日本の文化と教育の神髄の1つである。弊誌でも、トイレ掃除で問題校の建て直しや暴動族の更正を果たしたり、礼儀作法や掃除を取り入れて、学力日本一となった福井県の教育事例を紹介した。

新幹線1両を1人、7分間で清掃

掃除で注目を集めている企業がある。JR東日本の子会社で、新幹線の掃除を担当している鉄道整備会社通称テッセイである。

東京駅などで新幹線に乗ると、一列に並んでお辞儀をする女性たちの姿を見かける。列車がホームに入る3分前に、1チーム22人が5~6人ほどのグループに分かれて、ホーム際に整列する。列車が入ってくると、深々とお辞儀をして出迎える。降りてくるお客様には、1人1人「お疲れさまでした」と声を掛ける。

お客の降車が終わると、7分間の清掃に入る座席数約100ある1両の清掃を1人で担当する。約25mの車両を突っ切り、座席の下や物入れにあるゴミを集める。次にボタンを押して、座席の向きを進行方向に変えると、今度は100のテーブルすべてを拭き、窓のブラインドを上げたり、窓枠を拭く。座席カバーが汚れていれば交換する。

トイレ掃除の担当者もいる。どんなにトイレが汚れていても7分以内に完璧に作業を終える。チームのリーダーは、仕事が遅れていたり、不慣れな新人がいる場合には、ただちに応援し、最後の確認作業を行う。

7分間で清掃を終えると、チームは再び整列し、ホームで待っているお客様に「お待たせしました」と声を掛け、再度一礼して、次の持ち場へ移動していく。

始発の朝6時から最終の23時まで、早組と遅組の2交代制でこの作業を行い、1チームが1シフトで、多いときには約20本の車両清掃を行う。JR東日本で運行する新幹線は1日約110本、車両数にして1,300両。これを正社員、パート含めて約820人平均年齢52歳の従業員で清掃する。

30人くらいの海外のお客様全員から拍手

日本人の乗客でも、そのきびきびした動作に感心してしまうが、外国のお客さんにとっては、その動きは信じられないほどのようだ。こんなレポートがある。

21番線で社内清掃作業中、ホームから熱心に作業を見ている海外からのお客様がいらっしゃいました。作業終了後、整列、退場の一礼をすると、ホームで待っていた30人くらいの海外のお客様全員から大きな拍手と歓声をいただきました。

 

見えているから、がんばるわけではありませんが、見えているから、もっともっとがんばらなくてはとも思います。

平成20(2008)年度に国際鉄道連合(UIC)の会合が日本で開かれた際、その分科会がテッセイを視察に訪れた。同年、ドイツ国営テレビが取材にやってきた。さらには米国のラフォード運輸長官も視察に訪れた。

視察だけではなく、米国のスタンフォード大学、フランスのエセックス大学の学生たちが、研修にやってきて、制服を着て、掃除の実習をしている。日本の「礼」の文化に触れ驚いていたそうだ。

海外からの注目を集めると、日本のメディアもテッセイを取り上げ始めた。テレビ朝日やTBS、『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『日経ビジネス』など多くのビジネス誌でも紹介された。