何を使っても落ちやしない「風呂の黒カビ」を一瞬で落とす方法

お風呂で一日の汗を流してさっぱり、これぞ至福の時…ですが、黒カビが気になってしまっては極楽気分も台無しです。無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さんも頑固な黒カビに悩まされてきた一人。そんな真井さんが発見した、お悩み一発解消アイテムとは?

黒カビ撃退

さて、本日はリラックスタイムを充実させるお話。

汗っかきのワタクシ。畑や田んぼ仕事をちょっとするだけで、汗ダック。とりあえずシャワーを浴びないと、何もできないほどの有様です。みなさんのお宅でも、夏場にはシャワーやお風呂の使用頻度が上がるんじゃないでしょうか。

ところが、このところだんだん増殖しつつあるのがお風呂の目地の黒カビ!! です。私が出張で不在にしていると、誰もまともに掃除しないんですよね。で、帰宅してから頑張ってみるんですが一度できた黒カビくんは結構手強い。

もうね、死ぬほど嫌いなんですよ。ちょっとくらいならイイだなんて、そーんなことは言えません。楊枝の先くらいでもイヤだもん。その嫌いぶりときたら、もうほとんど倶に天を戴かざる敵のレベル。そう、黒カビは私にとって不倶戴天の敵。

せっかくお風呂でリラックスしていても、黒カビを見ただけでサゲサゲ(T-T)。なんでこんなヤツがここに。え? なんでそんなに嫌いなのかって? そりゃもちろん健康運に悪影響があるからですよ。アヤシイ系を持ち出すまでもなく、すぐ解りますよね。だって、カビですよ。密閉された空間の中で胞子が飛びまくっているんですよ。それを毎日吸って身体にイイわけないじゃないですか。

なにより不潔感が漂っているでしょ。こんなトコに長居していたらこっちが汚れちゃうわ。

「地元で人気のパンケーキ」は、ネット販売してもうまくいかない

いつも読者からの質問に回答してくれる、メルマガ『『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回はカフェを経営しているメルマガ読者さんから「オリジナルのパンケーキミックスをネット販売したいが、うまくいきますか?」という質問が寄せられています。SNSやネットからの集客に精通する永江さんの回答は?

オリジナルのパンケーキミックスをネットで販売したい

Question

shitumon

当方カフェを経営しており、先日オリジナルのパンケーキミックスを開発しました。

地元ではある程度知名度のあるカフェで、地道な営業活動をしながら、ネットでも販売をしていきたいと考えております。単価は500gで1000円程度で、一般的なパンケーキミックスよりは値段はやや高めです。卸売はあまり考えておらず、基本的には直販形式で行う想定です。

永江さまがいつもおっしゃってる通り、独自のネットショップではなく、まずはAmazonやYahooショッピングなど、初期費用がかからないショッピングモールを利用して販売していくことを考えております。しかしそもそも知名度が低い(というかネットではほぼゼロと考える)ため、ブランディングが必要と考えております。

そこで、ターゲットは20~40代くらいの女性を想定しており、ウェブサイトを立ち上げて開発ストーリーを伝えること、あとはインスタを使って食卓にパンケーキのある生活を訴求していこうと考えております。

もし永江さまがコンサルをされる場合、他にどのようなことに取り組まれるのかを教えていただければと思っております。また助言などがございましたらお願いします。

自転車の危ない逆走を止めろ。「自転車ナビライン」のビミョーな制度

メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者で交通ジャーナリストの吉田武さんが、現役の警察官Tさんへのインタビューで「自転車の取り締まり」に関する裏話を暴露する当シリーズ。「警察の適当な違反キップ処理」について語られた前回に続き、今回は最近よく見かけるけどよく知らない、自転車ナビライン・ナビマークについても触れられています。

軽車両の自転車はどこまで車両や歩行者と共存できるのか? その7

【関連記事】 現役警官が明かした、テキトーすぎる「違反キップ」処理の実態

吉田:聞けば聞くほど自転車に対しては厳しい取り締まりが必要なのに、甘すぎる警察の対応にもどかしさを感じますね。軽車両だからと不公平すぎます。我々クルマを乗っている身からしたら、同じように取り締まらないとおかしいと思います。じゃあ、自転車で信号無視しても厳重注意で終わったりすることがありますが、これがバイクやクルマだと、厳重注意よりも青色のキップ出して交通違反者扱いで反則金を支払わせるべくキップを切りますよね。それが甘いってことだと思うんです。一応同じ車両ですよ。軽いか重いかの違いです。さらに重たい車両の方は軽い車両よりも多くの税金を国に納めてます。でしたら、不公平なく自転車も積極的に取り締まってくださいよ。恐らく僕なんかよりも、危険に感じる歩行者の方々が特にそう思っているはずですよ。

Tさん:自転車に対する取り締まりが甘いと吉田さんが指摘することはもっともなご意見なのですが、私個人の見解では、行政はまだ本気を出してない気がします。以前から全国的に実験していましたが、ここ最近になって都内ほぼ全域で自転車通行帯の意味を込めて自転車ナビラインナビマークを、ブルーのペイントを使い幹線道路や生活道路にも敷きましたけど、あれは自転車の逆走を抑止できるだろうとの考えで行なっています。そして、実際に逆走は激減しました。ですが、自転車の違反検挙数は特に大幅に増えたなどの話はあまり聞きません。私の耳に入ってきてないだけかもしれませんが(苦笑)。

 

コンビニは3強時代になり、ますます女性とシニア向けに特化していく

セブン、ローソン、ファミマのいわゆる3強の寡占化が進む中、昨年度の国内全店売上高が7年ぶりの低水準となったコンビニ業界。もちろん各社ともその現状に手をこまねいているわけもなく、次々と新戦略を打ち出してきています。今回のメルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では著者でMBAホルダーの理央さんが、そんな各社の「固定観念にとらわれずに立て続けられる戦略」を紹介するとともに、すべての業種がコンビニ3社から学ぶべきことについて考察しています。

コンビニ3強に学ぶ市場攻略戦略と水平思考

コンビニエンスストア業界が、新たな局面に向かっている。7月26日付の日経MJのトップ記事に載っていた2016年度のコンビニ調査によると、国内全店売上高は、対前年比3.1%の増と7年ぶりの低水準

そんな中で、セブンイレブン、ローソン、ファミマの3強時代になり、この3店舗で9割近いシェアを占め、なかでもセブンイレブンは40%を超えた、とのことだ。ファミリーマートもサークルKを統合し、業界を取り巻く環境も変化している。

業界が変化しているということは、事業のコンセプトも進化させなければ将来の競争に勝てなくなる。「うちの会社はコンビニエンスストアだから」という固定観念にとらわれず、広く、フレキシブルな発想と、スピードもった対応が必要となる。

駄菓子「都こんぶ」の元ネタは倉庫でかじった切れ端だった?

どこか懐かしい食べ物を愛情込めて紹介する無料メルマガ『郷愁の食物誌』では今回、著者のUNCLE TELLさんが、酢こんぶ菓子で圧倒的なシェアを誇る「都こんぶ」のサクセスストーリーを紹介しています。なぜ創業者は「都こんぶ」を思いついたのか、このネーミングにはどんな想いが詰まっているのか、興味深いエピソードが満載ですよ。

都こんぶ物語

今回は、酢こんぶと言えば、誰しも思い浮かべる「都こんぶの歴史秘話を、作っている会社・中野物産株式会社のホームページから要約、多少アレンジしてお届けしよう。サクセスストリーだが、なかなか興味深い。

キヨスクなどで売っていて、酢こんぶと言えば、誰しも思い浮かべる「都こんぶ」。

1912年(明治45年・大正元年)に京都で生まれたという中野物産の創始者、中野正一氏によって考案され、世に出た。中野正一氏は、小学校を出てすぐに大阪府堺市のある昆布問屋へ丁稚として奉公。日々の厳しい生活と商売の中で、倉庫の中にある売りものにならない昆布の切れ端をおやつの代わりとして食べながら、「こんな切れ端のこんぶも、味付けしたらお菓子になるのではなかろうか? もしかしたら売れるのではなかろうか」と頭を巡らしていた。

根っからの創意工夫と商才のある中野正一氏は1931年(昭和6年 )19歳で晴れて独立。堺に中野商店を創業、かねてから温めていたアイデアの昆布を原料としたお菓子を開発。それは今の「都こんぶ」の原型の黒蜜の入った酢漬けの昆布。そしてこの昆布を原料にしたお菓子に自分の望郷の思いを込めて都こんぶ」』とネーミング。

中野商店は生まれたばかりの「都こんぶ」を販売するために、まず駄菓子の販路に目をつけた。当時は子供相手の駄菓子屋が中心であったから、菓子問屋の立ち並ぶ大阪は天王寺や松屋町へ売り込みを開始、さらに中野正一氏は子供たちの娯楽の中心であった人気の紙芝居屋にも目をつけ、強力に売り込みを行った。このことで、少しづつではあるが「都こんぶ」の名前は全国に広まっていった。

要確認。年金の加入期間が25年未満でも受給するための条件とは?

8月1日から年金受給資格期間が25年から10年に短縮され、「これでやっと年金がもらえる!」と安心している方も多いのではないでしょうか。しかし、無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』の著者で年金アドバイザーのhirokiさんは、「年金には特例があり、実は25年に達してなくてもすでに受給資格のある人はたくさん存在する」と、驚きの事実を明かしています。

8月1日から年金受給資格期間が10年に短縮。でも再度年金記録を見直したら遡って年金が貰えちゃった!

8月1日からいよいよ老齢の年金をもらう為の年金受給資格期間が最低でも原則25年ある必要があったのが10年になっちゃいますが、僕みたいな30代の人間でも受給資格期間を満たす! っていうとなんだか変な気分でもあります(笑)。

まあ、既に年金を貰う年齢に達している人は8月1日に老齢の年金の受給権が発生し、まず9月分から年金が発生して10月13日(15日が日曜日だから)が初回支払いになります。ただ、今回は事前に順次に請求書を送られていますが請求が遅れたりすると…10月支払いに間に合わなくて11月支払いになる人もいるかもしれないですね。

さて、10年になりますけどその前にもう一度自分の年金記録の棚卸をして欲しい所ではあります。25年も納めてないよ! って人でも既に年金を受給出来ていた場合があるから。年金にはいろいろ特例があってですね、25年なくても貰える場合が前からあったのです。

というわけで一つの事例で見てみましょう。

1.昭和28年8月18日生まれの女性(来月64歳)

この生年月日の女性なら厚生年金期間が1年以上あり(平成27年10月からは厚年と共済合わせて1年以上でもいい)、年金受給資格期間25年以上満たしてるなら厚生年金が60歳から既に貰える人。

厚生年金支給開始年齢(日本年金機構)

この女性の年金記録。

20歳になる昭和48年8月から昭和51年3月までの32ヶ月間は定時制の学生で国民年金強制加入だったが、国民年金は未納(昼間学生だったら国民年金は任意加入で加入しなければカラ期間として年金受給資格期間に32ヶ月間入っていた)。

平成3年3月までは昼間学生は任意加入でした。定時制、夜間、通信、専門学校は強制加入だった。なお、専門学校は昭和61年4月から平成3年3月までは任意加入で、任意加入しなければカラ期間

諦めるなかれ。年金を25年納めなくても貰える「カラ期間」とは(まぐまぐニュース参考記事)

昭和51年4月から昭和62年2月までの131ヶ月は厚生年金に加入。昭和62年3月に自営業の夫と婚姻を機に会社を辞める。この女性は昭和62(1987)年3月から平成6(1994)年12月までの94ヶ月は国民年金未納。

平成7年1月から平成18年7月までの139ヶ月また厚生年金に加入。平成18年8月からこの女性が60歳になる月の前月平成25年7月までの84ヶ月国民年金未納。

よって、この女性は厚生年金期間の131ヶ月+139ヶ月=270ヶ月(22年と6ヶ月のみ)<300ヶ月(25年)。25年に足りていない

だからこの女性は自分は年金が貰えないと思って、年金請求の事は諦めていた。平成29年8月1日に10年になるっていうからそれを待っていた。

“腹心の友”が発した「安倍総理は金がかかる」発言の深刻さ

加計学園をめぐる国会の閉会中審査で、「加計孝太郎理事長とは獣医学部新設について一度も話したことがない」との仰天発言をした安倍総理。これを受け、同学園の問題点を指摘し続けてきたメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、今までの安倍総理周辺の動きや発言にある数々の矛盾点を指摘。さらに、安倍総理に対する新たな収賄疑惑についても言及しています。

大疑獄事件に発展しかねない加計隠しの暗部

加計学園疑惑をめぐる国会の閉会中審査で、安倍首相はありえない主張をしはじめた。

なんと、今年1月20日まで“腹心の友”加計孝太郎理事長とは獣医学部新設について一度として話したこともなく、新設を申請しようとする加計氏の思いすら知らなかった。そして、その日の国家戦略特区諮問会議で、獣医学部新設の事業者に加計学園が認められて初めてわかったと言うのである。

たしかに、国家戦略特区での獣医学部新設を提案したのは愛媛県と今治市だ。

加計学園ではない。しかし、事業主体となる大学がどこになるか固まってないのに自治体だけで提案できるはずもない

今治市の特区イコール加計学園の獣医学部、という共通認識のもとに、あえてその名を出さず、諮問会議やワーキンググループで議論してきただけのことだ。

諮問会議の議長である安倍首相が、今治市の獣医学部新設を認めるかどうかを判断するのに、どこを事業主体として計画しているのかを知らないとすれば、職務怠慢もいいところであろう。

むしろ、加計理事長と安倍首相の親しい間柄ゆえに、特区の審査段階では、あえて加計の名前を伏せてきたと考えるのが自然だ。

借金8億からの大逆転。なぜ男は「世界一の庭師」になれたのか

ガーデニングの本場・英国で、100年以上の歴史をもつ最も権威のあるフラワーコンテスト「チェルシー・フラワー・ショー」。そのコンテストで2006年から3年連続で金メダル受賞、2012年からも別部門で6年連続金メダルを受賞するという偉業を達成した日本人がいます。彼の名は、石原和幸さん。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、数々の困難にも屈さず「花と緑でお客様を喜ばせること」に心血を注いだ石原さんのエピソードが紹介されています。

世界一の庭師の使命~石原和幸

その庭園を見た観衆の一人は、涙を流しながら言った。「どうしてこんな発想ができるの、あなたは」。2008(平成20)年、英国で開かれた世界最大の庭の花のコンテスト、チェルシー・フラワー・ショーでのことである。

エリザベス女王が総裁を務める英国王立園芸協会(会員数約37万人)の主催で、ここで優勝すると、世界の王室、貴族、富豪から「庭園をつくってほしい」と声がかかり、ガーデン関連企業から「うちと契約しないか」という申し込みが殺到する。

その第一次の書類審査の段階で、審査員は「デザインを見た瞬間今年のゴールドは決まった」と、会場内の場所決めでは人がたくさん並べる場所を与えてくれた。

2004(平成16)年の初挑戦で銀メダルをとり、翌年以降、3年連続で金メダルという偉業が達成された大会だった。ガーデニングの本場、英国でも誰もやったことのない大記録を一人の日本人がやってのけたのである。

その人、石原和幸さんは、決して恵まれた道を歩んできたわけではない。23歳の時に路上の花屋でアルバイトを始めたのが、この道に入ったきっかけだった。この大会に初挑戦した時は、事業に失敗して8億円もの負債を返済しながら、なんとか2,500万円の出展費用を工面した。だから石原さんは言う。

金がなくったって、アルバイトだって、人生の折り返し地点を過ぎた年になっていたって、借金を背負ってマイナスの状況にいたって、「これが!」と決めて必死になれば、必ず道は開けます。
(『世界一の庭師の仕事術 ~路上花屋から世界ナンバーワンへ』石原和幸 著/WAVE出版)

在米日本人が、日本の「駅弁」を羨ましがる納得の理由

世界でも高く評価されている日本の「和食」ですが、その中でも根強い人気を誇っているのが「駅弁」。とくに海外で暮らす日本人にとって、ご当地名物を手軽に味わえる駅弁には郷愁の念を強くするそうですよ。なぜ駅弁は日本で100年以上も愛され続けているのでしょうか。NY在住で『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の著者・りばてぃさんは、日本の駅弁人気の謎と、アメリカの最新食事情について、楽しいエピソードを織り交ぜながら紹介しています。

日本駅弁は体験の1つ

日本独特の文化である駅弁

蟹入り弁当やいか飯、牛肉弁当に穴子といった地元ならではの高級食材を使ったものから、幕ノ内そぼろ弁当といったシンプルなお弁当など様々。

日本のテレビの特集やお友達のSNSでの投稿など駅弁の話題が出る度にとても羨ましくなる日本のものの1つだ。

駅弁の起源については諸説あるものの、今から132年も前の1885年(明治18年)7月16日に日本鉄道(当時)が大宮─宇都宮間を開通し、それと同時に宇都宮の旅館の白木屋が、駅でお弁当を売り始めたのが駅弁の発祥と言われている。

おにぎり2個とたくあん2切れを竹の皮に包んで5銭で売ったそうだ。132年も前のこと。

その後、駅弁は広まり今では4千種類もあるという。

(ご参考)・駅弁「誕生」から132年、超素朴だった 最初のメニュー進化の歴史

駅弁ブームは度々訪れるが、また最近ちょっとしたブームのようで、東京駅にできた日本各地の駅弁が集まる「駅弁のアンテナショップ」にはつねに多くのひとだかりができているという。

(ご参考)・「全国の駅弁を売る店」が東京駅にあるワケ 使命は「地方の駅弁業者を元気にすること」

本当に羨ましい。

なぜなら、アメリカには駅弁がない

なぜ「腹へった」が口グセの人に限ってちっとも痩せないのか?

「疲れた」「ムカつく」「お金がない」などなど、ついつい口にしがちなこんな独り言が、あなたの人生の「困り事」を生み出しているとしたら…。無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、かつての自分の経験から、人生を変えるには「意識して独り言を停止させる時間を持つのが良い」との納得の理論を記しています。

あなたを、そして私を作るもの、それは…

人間が人間として機能するために必要なものは、「思考」なんです。我々の人生は自分が日々行っている思考が結晶化したものなんです。

ご飯を食べるのだって、「腹減ったな」と思考したから、「何か食べないとな」と思考した結果、食事をするという行為に至ったのです。今から会社に行くのだって、「会社に行かなきゃな」と考えたから行くことにしたんですよ。今日休んでいる人は、「今日は休もう」と初めに考えたんです。決断は思考の後にそれを採用しようと決める行為で、その前段階に「考える」という行為があるんです。

そんなバカなと言う人は、今から3分で良いから「何も考えない」ということにトライしてみて下さい。たぶん1分もしないで、何かを考えている自分に気付くはずです。ここでいう「考えている」というのは、独り言を言っている自分がいるということです。

人間って起きてから寝るまで、実はひたすら独り言を言い続けているんです。人生って独り言の連続なんですよ。さしずめ現代人に多い独り言は、「疲れた」、「腹減った」、「面倒くさい」、「ムカつく」、「カネが無い」だったりします。こういう言葉を起きている間中ずっと内言で言い続けているんです。

そしてここからが重要なんですけど、こうやって言語を使って思考したもののうち、頻度の高いものが現実になるんです。