文春砲に“特大ブーメラン”。浦沢直樹と社員の「W不倫」に敷いた箝口令

『文春オンライン』の餌食となり、苦しい立場が続く広末涼子と「sio」オーナーシェフの鳥羽周作氏。各界が恐れおののく文春砲ですが、その銃口を向けることができない相手も存在するようです。今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では著者の伊東さんが、他誌が報じた自社女性社員と人気男性漫画家とのW不倫を文春が黙殺した過去を紹介。さらに彼らが決してその「情事」を報じることができない対象を白日の下に晒しています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

広末涼子W不倫の裏で注目される“文春砲”ブーメラン 2016年、文春社員が「20世紀少年」浦沢直樹氏とW不倫 週刊文春を襲う“作家タブー”

広末涼子(42)とミシュラン1つ星店「sio」のオーナーシェフ鳥羽周作氏(45)のダブル不倫の騒ぎがとどまることをしらない。週刊文春は“第3弾”として、過去の広末涼子の不倫と、広末からの“直電”をスクープしている。

一方の鳥羽氏は、埼玉県戸田市のとだPR大使を解任、六甲バターの大阪・関西万博向けメニュー開発と、ユーグレナのコーポレートシェフの契約解除が明らかになった。

ここ数年の「週刊文春」の勢いは物凄いものがあるのは事実であるが、しかし我々は、ことの本質をそろそろ見極める必要がある。そもそも今回の広末涼子の不倫をスクープした「週刊文春」の社員が、2016年に過去にW不倫をしていたのだ(*1)。

お相手は、『YAWARA!』『MASTERキートン』『20世紀少年』などヒット作を次々と輩出し、“現代の手塚治虫”とも称される人気漫画家の浦沢直樹氏。

「週刊女性」が、2016年10月25日号に、「大人気漫画家 浦沢直樹 週2回の密会愛はまさかのW不倫」としてスクープしている。

問題なのは、なぜこのような世紀を揺るがす“直撃ブーメラン”が見過ごされていたのかだ。出版業界において、浦沢氏のような大作家の威力は絶大だ。

作品がベストセラーになれば自社の利益に直結する関係であるのはもちろん、雑誌のコラムやエッセイ執筆、インタビューなどで付き合いも深くなる。

そのため、作家の批判やスキャンダルは週刊誌の絶対的な“タブー”となっている。そのため、文藝春秋を襲ったまさかの不倫騒動も、結局は出版業界の“内輪ネタ”として関係者の間だけの話題となってしまった。

とはいえ、相手が大物作家だからといってその事実すら報道されないという状況は不公平極まりない。所詮は週刊文春も“イエロージャーナリズム”の類に過ぎないのだ。

目次

  • 週刊文春社員 W不倫詳細
  • 公私混同の不倫撃
  • 作家タブー

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

緊迫のプーチン政権。「ワグナーの乱」粛清で“第2の反乱”の可能性

わずか1日で収束を見た、民間軍事会社ワグナーを率いるプリゴジン氏の武装反乱。しかしプーチン政権にとってその影響は、とてつもなく大きなものとなってしまったことは間違いない事実のようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さんが、刻々と変化するウクライナ戦争の戦況を取り上げ今後の展開を予測。さらに露軍内で始まったプリゴジンの乱の「協力者」に対する粛清が、「第2の武装蜂起」を引き起こすトリガーになる可能性を指摘しています。

プリゴジン反乱後の粛清

ウ軍は、本格的な攻勢のフェーズで、バフムト、ドネツク市北部、ザポリージャ州、ヘルソン州でわずかであるが前進している。前哨ロ軍陣地を抜け始めている。

ウ軍攻勢時に、ロシア国内でプリゴジンの反乱があり、ロシアはロ軍内の粛清を始めた。この影響も出始める可能性が出ている。

バフムト方面

ウ軍はバフムト北西郊外で最強ロ軍空挺部隊は、国内治安維持に回されたようであり、ロ軍はバフムトで攻撃しなくなった。ウ軍は、ザリジネンスクに攻撃して、ロ軍を引き付けて、M03号線をパラスコビウカ方向に攻撃している。

ウ軍は、高台にあるトボボバシュリフカへの攻撃をやめて、トボボバシュリフのロ軍を包囲するようである。ここのロ軍はボダニウカ方向に攻撃して、ウ軍をけん制している。

ウ軍はベルキウカやそれより東のパラスコビウカに攻撃している。

市内からはウ軍は撤退している。威力偵察で市内に入ったが、大きく前進して、市内中央部まで前進できたが、ロ軍砲撃があり、装備も脆弱であり、一旦後方に退いた。

バフムト南西のウ軍独立第24突撃大隊と第3突撃旅団はクリシチウカ方向に攻撃している。西側最後のロ軍陣地を制圧したことで、今後、市街戦に移ることになる。

ウ軍はクデュミウカの西側で反撃して、運河の西側からロ軍を排除した。ウ軍は運河が地下に入る地点で、運河を超えて、クデュミウ市内方向に攻撃している。

ベルカノボシルカ軸

東側のノボマイロスクやノボドネツクにウ軍が攻撃中であるが、前進できずにいる。

中央では、ウ軍はリビノヒリを奪還後、南に前進しているし、ストロマイオルスクとウロジョイナでも攻撃で前進している。

西側のプリュトネ付近でウ軍は攻撃してるが、前進できずである。

前線に、弾薬と食糧が届かない状況になり、兵士は不満を述べている。

フリアポール軸

フリアポールで、ウ軍は、後方のポリフィーの弾薬庫と補給のための鉄道駅を砲撃で破壊している。

オリヒウ軸

東のノボカルピウカとノボポクロフスクをウ軍が攻撃しているが、前進できていない。

中央のロボティネで、ウ軍は激しい戦闘後、前進している。このロボティネに、トクマクからロ軍は予備兵力を投入し続けている。

カムヤンスク軸

カムヤンスクでは、南にあるピアトハーティキーをウ軍は奪還して、次に南ジェレビヤンキーに向かって攻撃しているが、前進できず。

ヘルソン州方面

ドニプロ川の東岸、アントノフ橋付近のダウに、ウ軍は橋頭保を確保して、工兵隊、砲兵隊、機械化歩兵部隊を送り込む準備をしている。ウ軍特殊部隊は、ダウ村から南にあるコンカ川を渡河する準備をしている。

ロ軍は、これに対して、TOS-1攻撃やイスカンデル弾道弾攻撃をしている。これで、ロシア側は、ウ軍の30人を殺したという。それとコンカ川付近で逆襲をしたが、ウ軍に撃退されている。コンカ川の橋を破壊しようとしたが、できなかったことで、砲撃で橋の破壊を試みている。

それと、ヘルソン州へロ軍は部隊を移動させているようであり、他方面での戦力が不足する可能性もある。

クリミアからT-55/T-54を載せた列車が、ヘルソン州方面に向かっているという。

この記事の著者・津田慶治さんのメルマガ

実は水面下で接触していた日本と北朝鮮。拉致被害者問題に「大きな進展」か?

なかなか進まなかった北朝鮮による日本人の拉致被害問題。しかし、6月に両国が急接近していたことをご存知でしょうか? 韓国の報道を翻訳する形で、この大ニュースを伝えるのは、無料メルマガ『キムチパワー』。韓国在住歴30年を超える日本人著者が、日本では報じられない詳細について紹介しています。

日本と北朝鮮が「実務接触」の意味

北朝鮮と日本が先月、第3国で数回にわたって実務接触を行っていたことが分かった。日本人拉致被害者問題、高官級会談の開催などをめぐって直接会って立場調整に乗り出したのだ。

これに先立って5月27日、岸田文雄首相が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談し、日本人拉致被害者問題を解決することを望むと明らかにしたところ、北朝鮮は2日後「会えない理由はない」と明らかにしていた。その後、実際の会合につながったわけだ。双方は今回の実務会談で、主要事案に対する見解の相違を縮めることはできなかったという。ただ、会談に対する双方の利害関係が合致すれば、高官級交渉につながる可能性もあるという観測も出ている。

2日、複数の情報筋によると、北朝鮮と日本は最近、2回以上水面下での接触に乗り出したという。消息筋は「双方の実務陣が中国とシンガポールなどで会ったと聞いている」と明らかにした。続けて「日本が米国にも事前に会合事実を伝えたと聞いている」と付け加えた。

日本政府は1970、80年代に日本で行方不明になった人の多くが北朝鮮に拉致されたと見ている。岸田首相は最近、北朝鮮との直接交渉を通じてこの問題を解決しようとする意志を積極的に示した。北朝鮮の立場では、日朝対話が韓米日3国の協力を揺るがすのに役立つと判断した可能性が高い。また「韓国パッシング」戦略を通じて尹錫悦政府を焦らせる可能性もあるという計算もしているようだ。

ただ、拉致被害者問題などをめぐって日朝間の立場は依然として平行線を描いているという。別の消息筋は「北朝鮮外務省が出した最近の立場が実務接触後、双方の気流が反映されたもの」と話した。先月28日、北朝鮮外務省日本研究所の李炳徳(イ・ビョンドク)研究員は「日本人が言う拉致問題について話すなら、韓国の雅量と誠意ある努力によってすでに(拉致問題は)取り返しがつかず、最終的に完全無欠に解決された」と主張した。

まず、北朝鮮の立場では韓米日3国間協力の輪を弱め、国際的孤立から脱するために相対的に負担が少ない日本を選んだ可能性が高い。韓国政府筋は、「北朝鮮が日本との会談を通じて、韓米日3国の協力気流を確認し、日本をせっ突いて韓米の反応まで探ってみようとする試みとみられる」と述べた。

モディ首相の訪米で露呈。インドを甘やかす米国のダブスタ民主主義

6月22日、インドのモディ首相が国賓としてアメリカを訪問。ホワイトハウスでバイデン大統領と会談し、経済的、軍事的な連携を強化するさまざまな合意がなされました。過去にも例があるように陣営対立の寵児となったインドが大きな利益を得たと分析するのは、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、ロシアへの制裁に加わらず、国内ではヒンズー至上主義を推進するモディ首相のインドを放任するのは、アメリカのダブルスタンダードであると指摘し、インドを“甘やかす”ことに懸念を示しています。

インドのモディ首相の訪米で露呈したアメリカ民主主義のダブルスタンダードと将来のインドへの不安

陣営対立の寵児となって利益を得る。そんな国がいつの時代にも存在する。例えば国際連盟が機能不全に陥っていった時代のイタリアだ。ドイツの台頭を警戒し、どうしてもイタリアを自陣営に引き込みたかった英仏がムッソリーニ政権のエチオピア侵攻に甘い対応をしたのはよく知られている。

拮抗する2つのパワーの間で漁夫の利を得る国はいつの時代にも様々な形で存在する。今日においてその幸運はどうやらインドの頭上に降り注いでいるようだ。

それを証明したのが6月22日、ホワイトハウスでバイデン大統領と会談したナレンドラ・モディ首相の満足げな笑顔だ。国賓として盛大に歓迎されたモディは、米上下両院の合同会議の場で演説を行った。

モディ訪米前の21日夜にはホワイトハウスが会見で「現時点、および将来的にインド以上に重要なパートナーはいない。今回の訪米は前例がないほど幅広く深みのある成果を生み出すだろう」とモディを持ち上げた。

アメリカはモディ訪米を成功させるため、6月上旬にロイド・オースティン国防長官、直前にはジェイク・サリバン米大統領補佐官(安全保障担当)をインドに派遣している。結果、インドは他の同盟国のような条約の義務に縛られないまま、アメリカとの大規模な防衛協力を勝ち取った。

対中国という意味では、同じような「モテキ」が日本にも来ているはずなのだが、防衛予算の増額から韓国との関係改善まで、バイデン政権の要求を一方的に押し付けられる(日本側は否定)ばかりで、インドとは対照的だ。

ロシアによるウクライナ侵攻後、国際社会にはアメリカ中心に対ロ制裁の流れが出来上がったが、インドはそれに加わっていない。それどころかロシアから安い原油を買い漁った。また西側先進国グループがロシア非難を求めても、インドは言葉を濁し続けている。

もし同じことを中国がやればアメリカはあらゆる手段を講じてバッシングしたはずだ。もちろん習近平国家主席がワシントンに招かれることもなく、それどころか首脳会談の目処さえ立たなくなったはずだ。

この記事の著者・富坂聰さんのメルマガ

乾燥機に入れてもいい服はどれ?絶対に覚えておくべき「新洗濯表示」は

雨の日にジメジメして洗濯物が乾きにくい梅雨の時期は、乾燥機が大活躍しますよね。そこで知っておいてほしいのが、新しくなった洗濯表示の読み方です。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者である真井花さんが、乾燥機にまつわる洗濯表示マークを詳しく紹介。ココさえ見ればOK!と、わかりやすく説明しています。

乾燥機の季節に

さて、本日は雨のシーズンの注意事項のお話。

しばらく前に

・洗濯表示が変更

されましたね。みなさん、読めるようになりましたか?私PとFが相変わらず読めません。えへへ(*゚∀゚*) ドライクリーニングに関するマークで、業者さんが読んでくれればいいモン。

今回、覚えてほしいのは

・乾燥に関する表示

です。もう梅雨だもんね。ソトに干しても乾かない。乾燥機能付きの洗濯機や浴室、部屋干しなど工夫しないとなりません。梅雨どきの洗濯で最も大事なのは乾燥の工程なんですよ。

なので、洗濯表示のうち、乾燥については見分けられるようになりましょう。

で、洗濯表示で

・□(四角)のマークは乾燥

です。いろいろバリエーションがあるように思えますが、乾燥に関する表示はすべて四角が付いています。これが共通しているんです。

で、さらに二つに大別できます。

・□の中に〇(まる)が入っている→乾燥機に関して
・□の中に|(縦線)や─(横線)が入っている→自然乾燥に関して

です。もうひとつ、

・×マークは禁止

です。洗濯の仕方や漂白、アイロンなどいろいろ表示されていても、とにかくそのマークの上に大きく×がついていたら

・それはやっちゃダメ!

ということです。

ミスがなかなか減らないお店は「原因」をカン違いしているだけ

ミスをしてしまうことは誰にでもあります。しかし、そのミスを減らせない店は見えてない面があるのかもしれません。今回、メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、 ミスの種類について分析。どんな種類のミスかによって違う対策を立てるべきだと語っています。

ミスの種類

ミスは誰にでもあります。

どれだけ完璧と思える人でもミスはするのが絶対です。

だからこそ、ミスをなるべくしないような工夫やミスをしてもリカバリーできるような工夫が求められます。

これらを考えるためには、ミスの種類を理解していくことも大事です。

一言で「ミス」と言っても、どんな種類のミスなのかによって立てる対策も変わってくるからですね。

例えば、個人の実力不足によるミス。

知識が足りていないとか、技術が足りていないことによるミスは改善策が立てやすいでしょう。

その個人のどこが不足しているかを把握できれば、その修正を図ることができます。

しかしミスをなかなか減らせない店は、個人の実力不足にばかり目が行きがちになっていることが多いです。

誰かがミスをすれば、「その個人が理解していない」「その個人の力量が足りていない」、そう考えてしまうわけですね。

でも果たして本当にそうでしょうか?

放置すると死亡リスク上昇も。50代からの「睡眠不調」を改善するには?

皆さんは、良い睡眠をとれていますか? 若い時は多少の無茶をしても大丈夫でしたが、年をとるたびにきちんとした睡眠をとらないと身体も頭もつらくなってくるものですよね。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、 50歳以降に直面する「睡眠不調」を改善するための一冊です。

よく寝て、働く!⇒『働く50代の快眠法則』

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働く50代の快眠法則

角谷リョウ・著 フォレスト出版

こんにちは、土井英司です。

リンダ・グラットン教授が「人生100年時代」を謳ってから久しいですが、50歳~70歳まで働くためには、身体とうまく付き合う方法がわかっていないとダメ。

本日ご紹介する一冊は、50歳以降、誰もが直面する「睡眠不調」を扱った、注目の一冊です。

著者は、これまで計120社、累計6万5,000人の睡眠改善をサポートしてきたという、上級睡眠健康指導士の角谷リョウさんです。

著者は、セミナーや4週間の睡眠改善プログラムで一般の方の睡眠指導をしており、本書では、その中で実際に効果のあったメソッドを紹介しています。

医者ではないので、エビデンスが弱いところもありますが、生活が整うという意味で、忙しいビジネスパーソンには、一読の価値ある内容です。

50代になると、60%の人が夜中にトイレで起きるようになるのですが、これが睡眠不調の原因となり、放置すると死亡リスクが上がってしまう。

では、どうすればトイレで起きなくなるのか、どうすればぐっすり眠れるようになるのか、本書では、その具体的なやり方が書かれています。

実年齢より20歳~30歳若い脳機能を持つ「スーパーエイジャー」になるヒントも書かれており、これは年齢かかわらず読んでおくべきでしょう。

■スーパーエイジャーたちの習慣や特徴

1.少しきつめの運動をしている
2.楽器を弾いている
3.2カ国語以上を日常で使っている
4.瞑想している
5.年を取ることをポジティブに捉えている
6.積極的に人と関わっている
7.深い睡眠が取れている

すべてにおいて、「お手軽コース」と「本気コース」が示されており、予算やかけられる時間・手間を考慮して、自分に最適なやり方が選べるのがポイントです。

 

【映像】東京・新橋のビルで爆発、ケガ人も。SNSに動画…現場は騒然

3日午後3時15分頃、東京・港区新橋のビルで爆発音と共に煙があがっていると通行人から通報があったと、NHKやテレビ朝日などマスコミ各社が一斉に速報で報じた。SNSには爆発後の火災と煙があがっている様子、心配そうに見守る人の映像などが投稿されており、いかに爆発の勢いが凄まじいものであったかを物語っている。現場周辺にはガラスなどの破片が散乱し、騒然となっているようだ。東京消防庁が消火活動にあたっており、すくなくとも4人の軽傷者が出ているという。

爆発現場はJR新橋駅の西側

報道やSNSなどによると、爆発があったのは港区新橋3丁目2-2付近で、烏森通り沿いの飲食店などが入る雑居ビル。下記のストリートビューに映るビルの2階で爆発が起きた模様だ。

SNSには、現場付近にいたネットユーザーによる動画の投稿が相次いでおり、爆発の様子をうかがい知ることができる。時事通信の報道によれば、少なくとも男女4人のケガ人が出ているという。

新橋爆発、SNS上に動画が多数投稿される







image by : Carbonium, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

裏切り者は許すまじ。プーチンが開始するプリコジンへの復讐と攻撃

「モスクワ決戦」というプーチン大統領にとって最悪の事態にまで発展するかと思われるも、あっけない結末を迎えた「プリゴジンの乱」。その蜂起の理由については謎が深まるばかりですが、真相はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、その背景を独自ルートで入手したさまざまな情報を総合し推測。考えうる複数の「シナリオ」を上げ、各々について詳しく解説しています。

壮大な「プーチン劇場」の一幕か。プリゴジンの乱の先に起こりうる、とてつもない事態

「ワグネルが離反し、ロシア軍の戦闘ヘリを撃墜し、そして南部の要衝ロストフナドヌーのロシア軍基地を占拠した」

「ワグネルはモスクワを目指し、瞬く間にモスクワまで200キロメートルのところまで進軍した」

ワグネルによるロシアへの“反逆”の一報が入ってきたとき、「一体何が起きているのだ?」と混乱し、「もしかしたら意外なところから綻びが生まれて、一気にロシア・ウクライナ戦争が終わるかもしれない」と感じるほどの驚きでした。

「このまま様子を見守るしかないが、意外と早くモスクワが堕ちるかもしれない」と思っていた矢先、僅か30時間ほどのワグネルによる反逆(平和の行進)は意外な結末を迎えることとなりました。

それはワグネルがモスクワまで200キロメートルほどのところまで迫った後、急に反転して、元来た道を戻り、ロストフナドヌーに向けて引き返したことです。

この引き返しが起きるまでの間、ロシア政府内ではワグネル追撃および国家反逆罪での逮捕・拘留、ワグネルのプリコジン氏に対するFSBの捜査の開始といったように、プーチン大統領サイドも徹底的に対応する動きを取っていました。

ワグネルによる反逆の一報がもたらされるとすぐにプーチン大統領は演説を行い、裏切り者を徹底的に処罰すると宣言し、非常に興奮した状態であったように見えます。

実はこの時、モスクワへの進軍を止めるべく、1万人からなるロシア軍の精鋭部隊(首都防衛隊)がモスクワ郊外に展開しており、ワグネルがモスクワに入ろうとした場合には壊滅する命令をプーチン大統領から受けていたようです。

そのような状況をつぶさにプーチン大統領から知らされていたベラルーシのルカシェンコ大統領は、20年来の付き合いを活かして、プリコジン氏に7回から8回にわたって電話で説得を行い、24日の反転に繋がったというのが表向きのお話です。

その際、ルカシェンコ大統領曰く「このままモスクワに進軍したら、待ち構えている首都防衛隊の精鋭部隊に虫けらのように潰される」「プリコジン氏とワグネルの戦闘員をベラルーシに受け入れる用意があり、身の安全は保障する」「ベラルーシ国内の使用していない基地をワグネルに提供する用意がある」などとプリコジン氏に伝え、モスクワ決戦という最悪のシナリオを回避させたそうです。

またプーチン大統領に対しては「今は国内で戦争をしている場合ではない。いろいろと思うところはあるだろうが、bad peaceを選択すべき時だ」と自制を促し、それに対してプーチン大統領は「約束は遵守する。ワグネルの戦闘員はこれまで英雄的な戦いをしてきた。もしロシア軍との契約を望むなら受け入れるし、ベラルーシ行きを選ぶならそれも尊重する」と回答したことで、24日の“内戦回避”に至ったというお話です。

実際にはどうだったでしょうか?

結果的に、ロストフナドヌーに戻り、軍に拠点を返還した後のプリコジン氏とワグネルの動きは消息不明とされていましたが、ベラルーシに入国したようです。とはいえ、その姿はまだ捉えられていないため、注意が必要だと考えます。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

地方の「お土産地ビール」の可能性は?人気コンサルが厳しい見解

都市部では国内や海外から取り寄せて、毎日10種類以上のクラフトビールを樽から提供するタップバーが当たり前の存在となっています。また、地元の小さな醸造所がつくったビールを料理とともに提供する直営店も増えています。こうしたクラフトビールビジネスを地方で成功させるには何が必要なのでしょうか。『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江さんは、ただラベルを変えただけのお土産物的な「地ビール」に芽はないとズバリ。地元の特徴を生かした「本当に美味しいもの」を提供できて初めて可能性が生まれると伝えています。

地方のクラフトビールビジネスについて

Question

shitumon

現在都内在住で、地元でのクラフトビールビジネスを検討しています。永江さんからのご意見をお願いします。

<ロケーションについて>

  • 場所は地方温泉地
  • 近くには温泉宿泊施設は勿論、足湯等の施設があり、観光客が多い。
  • 有名なInstagram等の撮影スポットが近くにあり、それ目的に訪れる人も多い。
  • 近隣にはUターンや移住で、カフェやマフィン専門店などが増えてきており、過疎化が進む地域の中では活性化の兆しがある。
  • ミニマムな地域であり、近隣の他の温泉からも、地域を跨いで旅行者は訪問している。
  • インバウンド客はまだ少なく、近隣の政令指定都市等からの観光客が多い。

<販売商品(クラフトビール)について>

  • 温泉地なので、温泉水は勿論、湧水等が有名なので、それらを使用した商品をラインナップ。地元食材を使用した季節商品も検討。
  • 路面ブルワリーについては、販売は勿論だが、基本的にはお客様とのタッチポイントとしての役割。
    (路面販売商品を海辺に持っていって頂き、夕日と併せたSNS投稿を期待できるのでは?)
  • 現状、空港や道の駅での土産販売で地元焼酎等の取り扱いはあるが、ビールは無い。
  • クラフトビールの単価等を考えて、地元民が日常に飲むビールでは無いと思われる。(手土産等は可能性あり)

<その他補足>

  • 都内在住ですが、私自身がここ数年、その地元で町おこしイベント等を手掛けていることもあり、協力者も多く、人材は確保できる見込み。
  • S級の有名観光地ではないが、県内にブルワリーも無く、道の駅や空港等での卸販売がメインで成立するのではないか?

永江さんからの回答

今は、地ビールは全国に何百種類もあるので、よほど美味しいものを作れない限りはあまり儲かるものではないのでおすすめしませんね。もしやるなら、その地方特有の果物や食材を使ったお酒を造るとか、名産品とセットで楽しめるビールを提供する方が良いと思います。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ