まずはゴミをゴミと認めて捨てる。片付けグセをつける簡単な方法

書店を見回すと、全米でブームとなったコンマリさんをはじめ、さまざまな片付け本が出版されています。それらの中で「捨てる」ことが大事にされてはいますが、捨てるのもけっこうなストレスが伴うものですよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』に記されているのは、著者の真井花さんからの、片付けの基本中の基本、ゴミ捨てをクセ付けしてしまおうという提案です。

ゴミ捨てクセ

さて、本日は捨てるもののお話

ワタクシ、なぜか最近

  • 不要品の処分

に励んでいます(*^^)v

  • 首回りがユルノビしてきたカットソー
  • ゴワゴワしてきたタオル
  • サイズのビミョーなプラ鉢
  • フタの壊れたタッパ
  • 旅行先のチケットやパンフ
  • 存在を完全に忘れていた古いサンダル

などなど。なんだかターボがかかっているんですよ。その割に我が家がスッキリ片付いた感がないのは、なぜなのかしら。それだけモノに囲まれて過ごしているからかもしれませんね。

コンマリさんの登場から片付けがブームになって数年。片付け流派(?)がたくさん出て来ましたね。どの流派を好むかに拘わらず、片付けの初手は

  • ゴミを捨てること

です( ̄∇ ̄)。ゴミって、あのゴミですよ。ゴミ箱に入っているあのゴミです。散らかっている、片付いていないと嘆く方の大半は、整然とした中にセンスの光るインテリアの部屋…みたいなのを妄想していますが。

が!それは遠い目標としてとっておきましょう。いきなりそんな部屋にはなりません(キッパリ)。その妄想にはいろいろなバリエーションがありますが、もっと足下に共通するのが

  • ゴミを捨てること

です。散らかっている部屋、片付いていないと感じる空間には

  • 100パーセント例外なく

ゴミがあるものなんです。ちなみに、ここで言うゴミとは

  • 捨てるかどうか判断する迷う時間が全くないモノ

のことです。片付けや断捨離では、ある基準によってモノを処分するかどうか判断しますね。これは逆に言えば、

  • 見ただけでは分からないモノ

が対象だということです。ゴミかどうか、基準によって判断されるまで分からないもののことです。ところが、この基準を当てはめてなにかを処分するかどうかを判断するのは言われているほど簡単じゃないんですよね。なので、ここではこうした「見ただけでは分からないモノ」はゴミに含みません。誰が見てもいつ見てもはっきり明らかにゴミだと分かるもののみです。

  • そんなの、たくさんあるわけないじゃない…

と思います?それがそうでもないんですよ。多くの場合、モノを捨てることには心理的な苦痛が伴います。なのでモノを捨てることは

  • 先送りしがち

なんですよ。だから、改めて「コレは?」と尋ねられればゴミとしか答えようのないモノがいつの間にか溜まるんです。

そして、モノの処分には慣性の法則とも言うべきモノ(?)があって

  • 一度処分し始めると処分についての決断クセがつく

んです。逆に言えば、処分しないでいると、どんなにボロくなっても壊れていても腐っていてもサイズアウトしても、そういった外的な条件が揃っても、処分できないんです。クセがついていないからです。

なので、まず、ゴミを捨てましょう。一度ゴミをゴミと認めて捨てるとクセがつきはじめそれだけでかなり片付きます

秋の初めゴミを捨てて。クセをつけることで片付けはグッと進むようになりますよ。

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新月の時期にダイエットを始めても上手くいかない納得の理由

はるか昔から、生物に影響を与えてきたとされる月。とくに「新月」はエネルギーに満ちているといわれています。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、秋の新月について詳しく解説し、「何をすると効果が出やすいのか」について紹介しています。

天秤座の新月

さて、本日はお月様のお話。

秋分の日が過ぎたところで、新月となりましたね。

田舎に住んでいると、新月の夜は真っ暗です。夜に窓から外を見ても、庭先も見えないくらいです。月はここから徐々に光を増し、だんだん膨らんでいくわけです。そのため、新月には

  • 増やす広げる始める

エネルギーが満ちているといわれています。なので、ダイエットなど「減らす」方向性のものは、この時期に始めても上手く行きにくいんですよ。

あなたの人生で「増やしたい」「広げたい」「始めたい」ものがあるのではないでしょうか。それを新月の時期に始めると満ちていく月のエネルギーの後押しを受けて、上手く行きやすいんですね。

そして、今回新月は

  • 天秤座

で起こりました。天秤座は

  • 対等なパートナーシップ
  • バランスのとれた振る舞い
  • 美的なセンス

を示す星座です。なので、これに関連するようなコトを増やしたり広げたり始めたりするとますますイイわけです。たとえば、こんな感じでしょうか。

  • バランスを考えた食習慣を身に付ける
  • パートナーと一対一の会話を楽しむ
  • 飲み会やイベントなど人が集まる場所に出掛けるようにする
  • プチ贅沢なファッションアイテムを買う
  • テーブルマナーを学んで、優雅なしぐさを身に付ける
  • デスクにバラの花を飾る

出来そうなもの、やってみたいものはありましたか?

また、

  • ヒップアップには結果の出やすい時期

です。ヒップアップに効くヨガやストレッチを始めたりするのもいいと思いますよ。

秋の新月。ちょっと美しくてバランスのいいことをやってみてくださいね。

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遠のく大英帝国「再建」の夢。誇りに縛られ凋落のパラドックス

英国の新首相ジョンソン氏は、以前から英国EU離脱運動を扇動、さらに「何が何でも離脱」といった就任演説も注目を集めましたが、こうした首相の派手な言動が今の英国の国力に合致しない面もあるとの見方も存在します。ジャーナリストとして数々のメディアで活躍中の嶌信彦さんは無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』の著者で、「かつての大英帝国」が今、ヨーロッパで置かれる現状を冷静に分析しています。

歩きながら考える英国はどこへ?

昔、国民性を表す小話としてよく聞いた言い回しがあった。

「イタリア人は駆け出してから物事を考える」
「慎重な日本人はよーく考えてから歩き出す」
イギリス人は歩きながら物事を考え判断する

そのイギリスの新首相ボリスジョンソン氏は、任命された直後の就任演説で「何が何でも10月末に欧州連合を離脱する」と宣言。新たな閣僚人事でも前任のメイ首相のメンバーを大幅に変えた。ジョンソン氏はイギリスの欧州連合(EU)離脱が決まった2016年の国民投票で、離脱キャンペーンを先頭に立って旗を振った人物だ。当初は離脱派が敗北するとみられていたが「私は困難な状況でも驚くような結果を出してみせる」と豪語し、勝利を導き出した。

ジョンソン氏の父が欧州委員会の職員だったため、EUの首都ベルギーのブリュッセルで少年時代を過ごした。祖父はトルコ系イギリス人だが、先祖にはユダヤ系ロシア人もいてグローバル化時代のEUを体現している人物ともいえる。オックスフォード大学を卒業後、英紙ザ・タイムズやデイリーテレグラフ紙の記者を務め、2001年に下院議員に当選して政界入り。08年から16年までロンドン市長だった。その後メイ政権の外相となったがメイ首相のぐらつくEU離脱方針に反発し去年7月に辞任していた。

ジョンソン氏の発言は、派手で“合意なきEU離脱を述べるなどイギリス第一を主張するところは、アメリカのトランプ大統領と似ているところがあり、トランプ大統領は「彼は素晴らしい首相になるだろう」と祝辞を送っている。ただEU離脱が将来にわたってプラスとなるかどうかは、いまなお議論が多く、イギリスの凋落につながるとの懸念も強い。

イギリスは1516世紀までは世界のリーダー国を誇り、アフリカからアジア、オーストラリア、アメリカ、カナダなどの支配権を持っており、大英帝国が世界の覇権を握っていたのでかつての英国の再興を夢見る英国人は多い。しかし第二次大戦でドイツが台頭、大戦後はアメリカとソ連が世界を支配し始めると英国は覇権国から落ちこぼれた。

現在のヨーロッパはドイツフランスを中心にまわっており、英国がEUから離脱すれば、金融の中心からもはずれ、英国に工場などを置いていた国々も欧州大陸へ移るだろうと予測されている。かつての大英帝国の誇りに縛られているとますます凋落が続くとみる向きが強い。歩きながら理性的に判断するといわれたイギリスの国民とジョンソン首相はこの秋までにどんな知恵を出し名誉あるEU離脱をはかってゆくのだろうか。

(財界 2019年9月10日号 第502回)

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よく考えれば判る。優秀な経歴だけを持つ人を採用すべきでない訳

超がつく一流大学の卒業者、非の打ち所のない経歴、難関資格ホルダー…。「こんな人たちは引く手あまたなんだろうな」と考えがちですが、世の中そう甘くはないようです。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、中途採用の現場で感じた「企業の求める人材像」についてわかりやすく解説しています。

良い経験と悪い経験

キャリア採用(中途採用)をやっていると、煌びやかな経歴を持っている人に出逢うことがあります。学歴は言うに及ばず、今までの会社も、そこでやって来た仕事も、その成果も、どれかひとつあるだけで、充分に評価されるよねというトラックレコードを持っている人に、年に一人くらいはお会いしたモノです。

ところがこういう人を採用したことはありません。というか、ほとんどは書類審査で落としますね。

そりゃオマエが高卒だからコンプレックスを持ってるんだろう?って考えたらダメですよ。私のコンプレックス(実は全くコンプレックスに思っていませんが)と、会社という組織が達成すべきゴールとでは、どうやっても後者の方が重要なんですから、本当に良い人なら採用するに決まってるでしょ

本当に良い人なら…問題はここなんですよ。

非の打ち所の無いトラックレコードを持っているということは、まさに非の打ち所が無いんだから、これは最優秀ってことになる…わけがないところが、社会の面白いところなんです。

その経歴や実績が事実であって、全然盛っていないモノだとしても、

 ■ だからこそ、そういう人は採用しない

のですよ。経歴が素晴らしすぎるから、あえて採用しないのです。

どうしてかというと、

 ▼ 努力して力を付けて

 ▼ 頑張って成果を出して

 ▼ 身に付けた知恵や才覚を使って業績を上げた

からこそ、人生に於いて良い経験ばかりをしているから

 ▼ 挫折した時に立ち上がれなかったり

 ▼ 失敗した人の気持ちが分からなかったり

 ▼ 成果が出ない人に優しくなれなかったり

するんですよ。出来て当たり前、やるのが当然、なんでやらないの、どうしてもっと頑張らないのと考えて良いのは、その人がまだジュニアで下っ端の頃なんですよ。人の上に立つような立場になったら、それだけじゃダメなんです。出来ることやれることが基準になっている人が責任者になるとギスギスした組織になるんですよ。

人間って、人生ってバランスが取れるモノですから、良かった経験と同じボリュームで悪い経験もするはずなんですね。その両方を経験するから、丸い人間になれるわけです。ところが学校も一流会社も一流成果も資格も一流となると釣り合いが取れないわけです。

ってことは、確率的にウチの会社に入ってから、釣り合いが取れるようなネガティブな経験をするかも知れないじゃないですか。そしてそんな人は、そんな負の体験を乗り越えられないんですよ。だって負けたり、裏切られたり、悔しい思いをしたり、ウソつかれたり、死にたくなったりしたことが無いんですから。そこを乗り越えられるかどうか分からないじゃないですか。

よしんば、そういうネガティブなことが無くても、挫折を知らない人が組織をまとめるのって非常に胆力が要るモノでして、こういう経歴を持っている人の10人に一人いるかいないかなんですよね。それはそれでリスクを背負うわけです。

だから大きく成功したいのなら大きく失敗した経験も持たなきゃダメだと思うんですよ。死にたくなるような経験も、悔しくて泣いてしまった経験も、あの野郎殺してやるって経験も持っているべきなんですよ。

そういう経験が無いと、正しいとは、努力とは、成果とは、喜びとは、チームとは、ありがたいとは、という大きな価値観が薄っぺらになるんですよね。

だから優秀なだけの人間には興味は無いんです。

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外国人の彼から求婚され「親に会って」と言ったら別れ話のナゼ

日本のマスコミではあまり報じられない海外のメディアのニュースを、本当はどう報じられているのか解説する無料メルマガ『山久瀬洋二 えいごism』。今回は、周りからみると笑い話でも当人同士にとっては深刻な事態になりがちな、異文化コミュニケーションの誤解について解説されています。

異文化での誤解は喜劇そのもの、そしてそれは深刻な悲劇

【ニュース解説】

文化が異なれば、人は異なる行動様式をもちます。ですから、そんな行動様式に支えられたコミュニケーションスタイルも自ずと文化によって異なってきます。そこから発生する摩擦は、このチャップリンの言葉の通り、一見滑稽でそれをネタにすればジョークにもなれば、一人でクスクスと笑ってしまうこともあるのです。
しかし、そんな摩擦に見舞われた本人にとっては、それは実に深刻なケースとなっていることも多いのです。

ここに一つの事例を紹介します。
私のアメリカ人の友人が日本に滞在していたときのことです。彼は一人の日本人の女性と仲良くなり、付き合うようになりました。

ある日、二人はビーチに行き、夏の海を楽しみます。そして、夕暮れ時に、彼はちょっとムードを盛り上げようと、夕日を見ながら、「こんな美しい夕日をずっと一緒にみていたいねと彼女に語りかけました。彼女は「うん」と頷いて彼の肩に寄り添います。

さて、翌週のこと、彼女は両親に会って欲しいと彼にいうのです。どうしてだろうと彼は思い彼女に聞いてみると、彼からプロポーズをされたものと彼女は思い、両親に相談をしたというのです。私の友人は、そこまで真剣に彼女と付き合ってはいなかったのです。それで戸惑いながら、「ちょっとまってよ」というと、彼女は当惑し目からは涙。結局二人はその行き違いがもとで別れてしまいます。これは実話です。

ここで、問題になった「こんな美しい夕日をずっと一緒にみていたいね」の一言は何だったのでしょう。

日本人はコミュニケーションをするとき、とかく婉曲になってしまいます。直截にものをいうよりも、一呼吸置いて、言いたいことを比喩や周辺の様子などを語りながら、間接的に伝えることが多いのです。むしろそのようにした方が言葉に重みがあると思う人がいるほどです。

それに対して、英語を母国語とする人は直接語る内容をそのまま相手に伝える習慣があります。ですから、「夕日をみていたい」ということは、「本当に一緒に美しい夕日をみて、またいつかこんな機会があればいいのに」と言ったに過ぎないのです。言葉通りに自分の思いを直接伝えたに過ぎないわけです。

しかし、日本人のガールフレンドはそのようにはとりませんでした。彼が婉曲にプロポーズをしたと思い込んだのです。
この話を聞いたとき、そこに集まった友人はみんな大笑いをしました。そして、お前は悪い奴だよねといって彼をからかいました。

そう、このエピソードは遠くからみれば喜劇なのです。しかし、実際はというと彼女は傷ついたはずです。もしかしたら、私の友人に裏切られたと思ったかもしれません。彼女にフォーカスしてこのエピソードをみれば、それは深刻な悲劇です。

脱競争原理のオタク主義。勝負せず生きていくために必要なこと

時代が変わっても社会の仕組みをそれに応じて変えていくのは容易ではありません。それでも変えていかなければならないものの一つに、この国の教育手法をあげる人は多いのではないでしょうか。メルマガ『j-fashion journal』の著者で、ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、競争的教育手法が採用された背景と、そこから生まれた価値観について解説。現代の多様な価値観と生き方を踏まえた教育の必要性を伝えています。

競争的な教育手法は正しいのか?

1.国家のための教育、個人のための教育

国家が「教育」を国民の義務にする。教育こそ、国が強くなる手段である。しかし、教育を受ける側は、国のために教育を受けているという意識はない。自分のために教育するのだ。教育を受けることは、個人を幸せに導く手段であり、国を豊かにする手段でもある。両者の利害は一致していたのだ。

しかし、昨今の状況を見ると、「時代の変化と共に教育の中身を見直す時期に来ているのではないか」と思う。国家にとっても、個人にとっても、現在の学校教育は機能していないのではないか。

かつての日本が必要としていたのは、大多数の工場労働者と、一部のエリートであった。理想の工場労働者は、均一な品質であること。時間を守り、約束を守り、協調性があること。全員が最低限度の知識を持っており、それを共有していること。従って、赤点を取ってはならない。得意なことを伸ばすよりも、できないことを平均点まで持っていく。均一な労働力を育成する。教育の目的だったのだろう。

エリート教育は、工場労働者の教育とは全く次元が異なる。こちらは徹底した競争により、能力のある者を選抜していく。スタートは同じでも、途中から国立や私立の有名校に進学する。そこでは、均一な人材ではなく、考える力を付けていく。経営、マネジメントなどの基礎となるものだ。ある意味では、支配者側の教育である。あるいは、国家に貢献する各専門分野の研究者、エキスパートを育成する。

2.競争原理から生まれた価値観

個人の幸せを追求するには、何としても選抜に勝ち残らなければならない。競争に負ければ、先がない。そこで学校だけでなく、塾に通う。それだけでも飽き足らず様々なスポーツ教室に通う。しかし、スポーツの世界も一部のプロフェッショナルだけがスポーツで生活できるのであって、ここでも競争に勝ち抜かなければならない。幸福とは競争の果てにあるもの。そういう思想が刷り込まれるのだ。

しかし、当然のことだが、学問でも、スポーツでも競争に勝ち抜くのはほんの一握りの人であり、大多数の人は競争から脱落していく。競争から脱落した人は、どこかにコンプレックスを抱えている。競争に勝てない人は「平凡な暮らしの中で幸せを見つける」という価値観を押しつけられる。なぜなら、競争に負けたのだから。

勝った者も負けた者も、競争原理から導き出された価値観を押しつけられている。これは正しいのだろうか。

驚き?でも納得。妊婦のダイエットが子どもを太りやすくする理由

日常生活において不思議に思ったり、ちょっと気になったあれこれについて考察するメルマガ『8人ばなし』。著者の山崎勝義さんが最近気になっているのは、身の回りというか腹周りや二の腕周りの脂肪のことなのだそうです。その脂肪が大きくなったり増えたりするメカニズムについて調べるうちに、妊婦さんのダイエットと、肥満傾向の子どもの気になる調査データを見つけています。

太ること

年を取るほどに気になるのが脂肪のことである。腹周りに、二の腕周り、太もも周りとどういう訳か周りばかりが緩く太くなる。

実はヒトが太っていくメカニズムは最近までよく分かっていなかった。原因となる脂肪細胞(白色脂肪細胞)の振る舞いが解明されていなかったからだ。勿論、脂肪細胞の肥大化が肥満の基本モデルであることは周知の事実である。だが、それだけでは肥満の諸相は説明できないのである。

例えば、脂肪細胞はどんなに肥大化しても直径で通常サイズの1.3倍にしかならない。体積で言えばこれを3乗することになるから、約2.2倍である。この大きさが脂肪細胞の肥大限界という訳である。

ところが、この脂肪細胞の肥大化という事実のみで説明できるのはせいぜいぽっちゃりデブ程度までなのである。つまり、それ以上の肥満となると他の要因があるということである。

論理的に考えて、大きさ的に限界に達したものが猶全体として大きくなっているなら、それは数的に増加していると見るのが自然である。実際、肥大限界に達した脂肪細胞は増殖し始める。肥満の第二段階である。そしてこの増殖が定常化すればそれが肥満の第三段階ということである。

ところが、肥大化した脂肪細胞が増殖を開始するには一つの障壁がある。接触阻害である。これはある種の生物学的リミッターのようなもので、細胞が肥大化し近隣の細胞と押し合い圧し合いのすし詰め状態になると、それ以上の細胞肥大・増殖を抑制しようとする恒常性のための機能である。

逆に言うと、ダイエットに成功して痩せた時は肥大化した脂肪細胞が縮小した状態だから、脂肪細胞間に隙間ができその余裕分は太り易くなる。これが所謂リバウンドではないかと考えられている。

まとめると、肥満の第一段階、つまり脂肪細胞肥大化の段階では、接触阻害のためにそれ以上には太りにくい反面、痩せてもすぐに戻ってしまうという実に悩ましい状態が続くのである。このことには現代人の多くが強く賛同してくれるのではないだろうか。

しかし、肥満も第二段階(脂肪細胞増殖期)や第三段階(脂肪細胞増殖定常化期)ともなれば、生物学的リミッターを越えて猶のことだから、やはり病的なレベルと言わざるを得ない。実際、多くの疾病の近因・遠因となっていること、周知である。

【動画】バスを追いかけて飛び乗った男性が脚を踏み外し…

扉がきちんと閉まっている日本のバスにおいては、『走ってバスに飛び乗る』という光景を目にすることはまずない。

こちらの動画では、後ろが開放されているタイプのバスに飛び乗ろうとする男性がいて・・・
 

 
オレンジのシャツを着た男性がバスを走って追いかける。(傘を落とした人も気になるが・・・笑)

なんとかバスの後ろを掴み、飛び乗ろうとするが・・・

ジャンプが足りなかったようで足を踏み外してしまう。

そのまま引きずられながら走るというちょっと危ない状況になってしまったが、大事に至る前にバスが停車し事なきを得た。

見ているこちらがヒヤッとしてしまう・・・!

電車の駆け込み乗車もそうだが、ギリギリ行動は思わぬ危険を生み出すので、時間に余裕を持って行動したいところだ。

 

 

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Viral Press)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

現役アナが教える。聞いた話をそっくり引用する話し方のメリット

人前で話すあらゆるシーンに役立つプロの技を伝えてくれるメルマガ『話し方を磨く刺激的なひと言』の著者で、アナウンサー歴30年の熊谷章洋さんによる「話し方の表現力を上げる5つのアプローチ」シリーズの「口調を操る」その3が届きました。今回は、話の中に他の人のセリフをそのまま引用する話し方の効果やメリットについて、わかりやすく例をあげて解説しています。

聞いた話をそっくりそのまま引用する話し方

話す内容の良し悪し、完成度に関係なく、表面的な「しゃべりの技術」によって、話し方の表現力を上げる5つのアプローチをご紹介しています。アプローチその3は、「口調を操る」こと。

まず、口調とは、「〇〇口調」というように、その口調を表現する何らかの修飾語が付けられる、全ての口ぶり、話しぶりのこと。そして、イメージできる口調は、全て、再現できる。つまり、自分の話し方の技術のなかに、思いつく限りすべての口調を取り入れることができる。前回はこのような話をしました。

今回は、その続きです。口調を変えることによって、具体的にどういう効果が得られるのか、考えていきましょう。口調を変えて話す効果は、主に3つ

  1. 話に臨場感を与え、聞く人に話の世界を疑似体験させることができる
  2. 役作り、個性・キャラクターづくりをすることができる
  3. 演じる楽しみ、人を喜ばせる楽しみなどが得られる

などが考えられます。3の自分の楽しみについては、前回お話ししました。

まずひとつめの、「話に臨場感を与え、聞く人に話の世界を疑似体験させることができる」点について。簡単に言うと、口調で、雰囲気を作るということです。

落語を想像していただければわかりやすいと思いますが、話の一部をセリフ形式にして、まるでそれらの発言者が言ったかのように話し手が再現したり、擬音擬態語をリアルに音で表現したり、例えば、怪談ではおどろおどろしくなど、その話の雰囲気に合わせた、語り口調を作ったりすることで、聞いている人を、まるでその場にいるかのような気分にさせる、話し方の演出法です。

なかでも、話の一部をセリフ形式にして、まるでそれらの発言者が言ったかのように再現する、というのは、例えば、「彼女はとても喜んでいましたよ」という言葉を、「彼女が『嬉しい!』って言ってましたよ」と言い換えるような、話し方です。

後者のように、彼女のセリフを再現する言い方にすることで、彼女が喜んだ雰囲気がリアルに伝わり、なんだか、愛情が湧きませんか?その「嬉しい!」の言い方が、彼女の特徴を上手にとらえていれば、なおさらだと思います。

なんでもかんでも、こうする方が良い、というわけではありません。前者の「彼女はとても喜んでいましたよ」という言い方も、朴訥で素直な言い方で好感が持てる、と評価する人もいると思いますが、感情をダイレクトに表現するなら、そして、話して人を喜ばせるなら、断然、そういう演出はあっていいでしょう。

自然に、こういう話し方になっている人も、いらっしゃると思います。エンターテイナータイプと言えますね。

【動画】台湾で橋が崩落、死傷者18名。21年間もワイヤーを検査せず

10月1日午前9時半(日本時間午前10時半)頃、台湾の北東部・宜蘭県の南方澳漁港で連絡橋が崩落したと、台湾現地の地元紙やウェブニュースサイトが速報で報じた。現地のニュースサイト「フォーカス台湾」や、地元紙「蘋果日報」、現地TV局「TVBS」によると、地元の消防局の話として、橋を通行していた車や、港に停泊していた漁船3隻が巻き込まれ、12人が怪我、漁船に乗っていたとみられる行方不明者6人全員の死亡が確認されたという(3日午後1時更新)。いずれも漁業関係者とみられており、消防が連日、救出作業を続けていた。オイル輸送車や漁船が事故に巻き込まれて火災が発生していたが、火はすでに消し止められている。輸送車を運転していた男性は、骨折して病院に搬送されたものの命に別状はないという。

 上の動画を見ると、崩落時にオイル輸送車が通過しようとして巻き込まれ炎上している。この「南方澳大橋」は1999年に竣工、来年に定期メンテナンスが行われる予定だったという。この崩落の影響で、近隣の2400戸で停電が発生。また、現地紙「蘋果日報」が10月3日に報じたところによると、台湾交通部(日本の国土交通省に相当)の部長である林佳龍氏の話として「責任は港務公司(国営の港湾管理会社)にある。政府の航港局と港務公司はもう21年の間、橋の一番メインのワイヤーとその連結部分をまったく検査していなかった。同じく港務公司が管理している17の橋のうち、計9基は少なくとも7〜13年間も検査を受けていない」という。

MAG2 NEWSが独自に入手した、崩落現場付近で漁船を走らせていたという台湾人漁師のコメントは以下の通り。「当時、事故現場で救出などの支援をおこなっていた。自分の船は無事だった」(随時更新)

source: フォーカス台湾蘋果日報

image by: 台湾海巡署提供