被害2000億円の悪質な「無断キャンセル」何が飲食店を救うのか?

最近、SNSで大きな話題にもなった飲食店に大打撃を与える客の「無断キャンセル」問題。経済産業省のレポートによれば、年間被害額は2000億円にも上るといい、到底看過できるものではなくなってきています。そのような状況にストップをかけるべく、次々と新サービスが登場しているようです。そんな話題の「飲食業界の救世主」を、ライターの本郷香奈さんがレポートしています。

テクノロジーが飲食店のアナログ流儀を変える

近年、飲食店における無断キャンセル対策が注目されている。インターネット技術の進展で、簡単に飲食店の予約ができるようになった一方、心ない無断キャンセルも増えており、飲食業界に深刻な影響を与えるケースも出ている。業界側も様々な方法で自衛策を講じるほか、そうしたキャンセルを出さないあるいは出ても最小限に食い止めるような仕組み作りに取り組む動きも出ており、注目されている。

大人数が参加する歓送迎会などの幹事をやったことがある人はわかるだろうが、店を見つけて予約するのは結構な手間である。人数が増えれば増えるほど場所を見つけるのは手間取るし、店の側もリスクを抱えることになるので、なかなか予約を入れてくれない場合があるからだ。

問題なのはNo showノーショーと呼ばれる無断キャンセルである。No showは予約しているにも関わらず、その日時になっても客から店に連絡がなく、あるいは店の連絡を無視して来店しないことをさす。電話などで人とのやり取りを介さなくてもネットで手軽に予約できるようになったことや、訪日外国人客の増加などで確認の不備や行き違いなどで無断キャンセルが起こっているのだ。

こうした事態を国も看過することができず、2018年11月秋、経済産業省の有識者勉強会が「No show 対策レポート」という大真面目な報告書まで出している。内容がすごい。

大学のサークルの飲み会で3,000円のコース50人分の予約を受けたが、当日に一人も来店せず、店には何の連絡もなかった。

個人客から4名で予約が入った。時間をすぎても来店がなかったため、担当者が携帯に連絡をいれたが「もうすぐ着く」という返答だったため席を空けて待ったが、閉店時間になっても来店がなかった。

といった事例がリアルに紹介されている。

あたりまえだが、No showが起きると、店が本来得られる利益が失われるだけでなく、食材費や人件費や光熱費なども損失になる。さらに、No showの被害を見込んで飲食店がメニューの価格に被害額を転嫁している場合もあり、他の客が本来よりも高い料金を払っている場合もあるという。飲食店のみならず、回り回って消費者にも損失を与えているのだ。

「日本と中国どっちが大事?」の問いにロシア人が語る戦略的回答

6月5日に開かれた中ロ会談で、北朝鮮問題などを筆頭に「中ロが対米政策で共闘する方針」である事が公表されました。これを受け、国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で、近年の中ロ協調路線が、世界覇権の米国一極集中型から米中二極化へ変化させたきっかけとなった事実を詳しく解説し、現在の日本や米国に必要な戦略を記しています。

中ロ関係に関する「大いなる勘違い」

日本の情報空間を見ていると、時々「すごい勘違いをしているな」と思うことがあります。その一つは、「ロシアは中国が大嫌いこの二国が組むことはありえない!」。皆さん、こんなことを信じていないでしょうね(より正確にいうと、ロシアは中国が嫌い。でも二国が組むことはありえますよね?たとえば、チャーチルはソ連が大嫌いだった。しかし、ヒトラーに勝つためにスターリンと組みました)?

RPEの見解はどうなのでしょうか?昔からの読者さんはご存知ですが、私は07年に『中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』という本を出しています。この本の主張は、「ロシアと中国は05年、【事実上の同盟関係になった」です。そして中ロ同盟が08年、「アメリカ一極時代を終わらせた」。その後世界は、「米中二極時代」に突入しました。

なぜそういう話になるのか、詳しくは「中国ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」を読んでいただければわかります。しかし、1時間ぐらいでざっくり理解したい人は、無料レポート

●「世界一わかりやすいアメリカ没落の真実」【無料】

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で、アメリカ一極時代崩壊後中ロ関係はどうなったの?これ、一時期停滞しました。というのは、08年からはじまった「100年に一度の大不況」でアメリカは沈んだロシアも沈んだ。なぜ?原油価格、08年夏は140ドルだったでしょう?それが、リーマンショック後30ドル台まで大暴落した。一方、中国は一人勝ち」して、アメリカに迫る超大国になった(2010年以降中国はGDPでも軍事費でも世界2位)。つまり、米ロは負け組。それで、09年からは米ロ再起動時代」がはじまったのです。

この時の大統領は、アメリカ大嫌い男プーチンではない。ジョブズから直接もらったアイフォンを「家宝」にしているメドベージェフ。米ロ関係は、しばらくメチャクチャよくなった。相対的に中ロ関係は停滞しました。

しかし、2012年プーチンが再び大統領になると、またすべてが変わります。プーチンは2013年、シリア問題で早速アメリカとケンカ。2014年にはクリミアを併合して、またアメリカとケンカ。それで、アメリカ欧州日本から経済制裁されるようになり、今に至っています。

中国はどう動いたか?中国は、制裁に加わらなかっただけでなく、クリミア併合を一言も非難しませんでした。さらに、ロシアからの石油・ガス輸入を大幅に増やしてロシア経済を救った。これ、「欧州よりもメチャクチャ安く買っているのでしょ?」とい突っ込む人もいるでしょう。そうなのでしょう。それでも、制裁で苦境に陥ったロシアを支えているのが中国であることに変わりありません。

考えてみてください。日本は、対ロシア制裁に加わっている。中国は、制裁に参加せず、ロシアを非難せず、経済を助けている。ロシアから見ると、日本と中国、どっちが大事?もちろん中国でしょう

数年前、「龍馬プロジェクト」の神谷先生と、日本一のカリスマ政治ユーチューバーKAZUYAさんがモスクワにきました。「一番驚いたことはなんですか?」と聞くと、神谷先生もKAZUYAさんも、「ロシア人に日本と中国どっちが大事ですか?」と聞くと、皆口をそろえて「現状なら中国を選ばざるをえない」と答えていたことに驚いたといっていました。

そうなのです。これが事実です。しかし、日本ではどういうわけか、「ロシア人は中国を嫌っている両国が同盟関係になることはありえない!」などと信じている(既述のように、嫌いでも同盟を組むことはあります)。

実をいうと、中国とロシアは、05年から19年まで14年間事実上の同盟関係にある(より厳密にいうと、米ロ再起動時代09~12年、中ロ関係は停滞したが)。

第2の脳を活性化させる。ダイエットにもなる腸活オススメ食材

近年よく耳にする、「腸活」という言葉。腸内環境の改善は単に健康的な身体を作るだけでなく、ダイエットにも大いにその効果を発揮してくれるそうなのですが、具体的にはどんな食材や食習慣が良い影響を与えるのでしょうか。そんな疑問を今回の無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』が一挙に解決してくれますよ。

腸内環境を良くする

腸内環境の大切さが認識されるようになり、その腸内環境を良くする腸活もブームになっているようですね。腸の状態が良くなると風邪を引きにくくなったり疲れにくくなったり、美容の効果もありますが、それだけではないそうです。

腸活に良い食材はダイエットにもピッタリな食材ばかりなのだそう。そこで今回は、腸活食材を使ってダイエットに活かす方法をご紹介。

1.朝食で腸活食材を積極的に摂る

自分で好きなものを用意できる朝にこそとりたいのが腸活食材とのことで、発酵食品であるヨーグルト(豆乳ヨーグルトもオススメ)にオリゴ糖が豊富な蜂蜜を入れたり、最近人気の甘酒や何十種類という乳酸菌が入った発酵ドリンクなど。

その他にも果物は食物繊維がとれる上に食物酵素が豊富なので起きたばかりの胃腸に負担をかけずに午前中に活動するためのエネルギーを補給できるそうですよ。

2.腸活ダイエットを始めたら意識する“麺類ならそば、一番は和定食”

外食する時でも入るお店や選ぶメニューで腸活をすることができるそうです。たとえば麺類なら食物繊維が多いそばがオススメで、あっさりと済ましたい時はとろろそばやナメコや海藻が入ったそば、しっかりたんぱく質もとりたい時は海老天そばや鴨南蛮などを選ぶといいそう。

もっともバランスが取りやすいのが和定食だそうですが、白米は血糖値が上がりやすくダイエットの妨げになるだけでなく、食べた後眠気を感じやすくなるので、できれば五穀米や玄米を出してくれるお店があればベストとのこと。

個人経営のお店などは自家製のぬか漬けを出してくれるお店もあったりするので、探してみるのも楽しいのではないでしょうか。

3.ダイエットの壁!間食におすすめの腸活おやつ

ダイエット中とはいっても、食事以外の間食もついつい欲しくなってしまうものですよね。ここは無理に我慢してストレスにするよりも腸活食材を間食にしてしまいましょうとのこと。

ヘビロテにしたい間食には、食物繊維が豊富なナッツ類や干し芋にドライフルーツ、低カロリーで噛みごたえのある昆布などの海藻のお菓子などがおすすめだそう。週末などにまとめ買いしておくと好きな時に好きなものが食べられますね。

腸が健康になれば必要な栄養素がきちんと吸収されて代謝も良くなり便秘知らずで余計なものは外に出せる体になるのでダイエットも効率的に。ぜひ、取り入れてみてください。

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サボったって誰も死なない。毎日の弁当作りで息切れしない心得

継続は力なりと言いますが、何かを続けて行くのはやはり大変なもの。毎日のお弁当作りもその一つです。プレッシャーを感じたり、時には投げ出したくなったり、そんなことはないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、息切れしないための心構えを記しています。

弁当作りの心得

さて、本日はお弁当を作り続けるための心構えのお話

4月には、進学や就職などで生活が変わりますよね。それをきっかけに新たに始まるのが

  • お弁当作り

です。それまで給食があったり、外で食べていたりしたのがお弁当を持って行くことになったりするわけです。そりゃもう、朝起きる時間からいや前日の夜から時間の使い方も家事のダンドリも変わってきちゃうんですよね。

そして、4月上旬から始めてそろそろ2ヶ月…うん、もうね、そろそろ

  • 一回目の息切れ時期( ̄∇ ̄)

じゃないかと思うんですよ。え?60回目?そりゃタイヘンだ( ̄∇ ̄)

なので、この息切れ時期に一度自分のお弁当作りを見直してみてほしいんです。いや、まずはメニューとかじゃなくて、心構えから。心構えが違うとやることも必然的に変わってきますからね。

で、心構えその1。お弁当を持って行った人に

  • 弁当箱は自分で洗わせる

ことです。いや、あの、マジです。作る側の心構えじゃないように思うかもしれないけど、さにあらず。お弁当箱までバッグから取り出して洗ってあげているようじゃなんだか

  • 召使いみたい・・・(0_0)

に感じませんか。お弁当って、持って行く人が

  • 作ってもらっている

ものですよね?一応念のために聞いておくけど。持っていってもらっているものでも食べてもらっているものでもないですよね?

もちろん恩着せがましく、上から目線で言う必要は全くありませんよ。でも、恩着せがましく、上から目線で

  • 作ってもらって当たり前♪

なんて思われるものなんかじゃナイだろうと思うんです。

それなら、その恩恵を翌日の昼も受けるためにあるいは毎日の感謝の証として、せめてお弁当箱を包みやバッグから出して、洗っておくくらいやってもいいんじゃかいかと思うんです。

は?どうせ洗わない?うん、それが、家事の大変さあるいは自分のランチが自分の人生がどれほどの労力に支えられているものなのかを噛みしめる

  • 良い機会

なんじゃないでしょうか。お弁当箱も毎日洗えないのに、親はお弁当を毎日作っているんですから。

ちなみに、キビシー実母はその方針を徹底していて、私がお弁当箱を洗わないと翌日作ってくれませんでしたね( ̄∇ ̄) いや、そこまでしなくてもイイと思うけどね。

天安門事件からの3日間、上海のバリケード内で見た「本当の中国」

1989年6月4日、民主化を求める学生らを中国当局が武力弾圧した「天安門事件」が発生。その前後2週間に亘り、上海に滞在していた軍事アナリストの小川和久さんが、当時見聞きしたことを自身のメルマガ『NEWSを疑え!』に綴っています。普段から「NEWSを疑う」小川さんが、中国報道に関しては特に「本当の中国」を見なければと、心に刻むきっかけとなった光景とはどんなものだったのでしょうか。

血の日曜日in上海

30年前の1989年6月4日を思い出しながら、このコラムを書いています。私は1989年5月24日から6月6日の間、上海の復旦大学に滞在していました。復旦大学は、日本でいうと京都大学に当たる名門です。学生がストライキ中だったので、私は復旦大学の先生方に日米安保について講義するため、上海市人民政府高等教育部から招かれたのでした。

中国動乱の兆しは、既に私が上海に入った5月24日頃にも現れていました。共産党中央軍事委員会主席の鄧小平氏が南京軍区と協議するために密かに上海入りしたり、カナダなどに脱出しようとしている中国人が空港や駅に溢れていたり。間違いなく、動乱の「臭い」が漂っていました。

6月3日、「北京に異変の兆候あり」を告げる色んな噂が飛び交い始めました。共同通信のT上海支局長に聞くと、「天安門広場で戒厳部隊が動き出し、催涙ガスを使っているらしい。これに対して、市民が車やトラックでバリケードを築いて阻止しているようです」とのことでした。それでも、暢気な私は大ごとにはならないだろうとベッドに入りました。しかし、翌朝、目を覚ますとテレビの画面は李鵬首相の顔が大写し

なにやら重大発表を行っているらしく、間もなく「戒厳部隊指揮部北京人民政府通告」というテロップだけの画面に変わると、「イー(1)、アール(2)、サン(3)、スー(4)」と、四項目の通告が繰り返し読み上げられていきました。

それから3日間、私は上海のバリケードのなかをうろつくことになりました。そのときのことは、『情報フィールドノート激動の世界を読む』(講談社文庫)に3章を割いて書いてあります。
タイトルだけをご紹介しておくなら、「血の日曜日in上海①天安門事件発生」、「血の日曜日in上海②嵐の前ぶれ」、「血の日曜日in上海③党が鉄砲を支配する」です。いま読み返してみても、我ながら結構面白く書けています

少子化対策で1000万円支給は効果的?人気コンサルに聞いた結果

読者からのさまざまな質問に回答してくれる、メルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』の著者で人気コンサルの永江一石さん。今回は、「少子化策として新生児1人あたり1000万円支給はいかが?」という質問が届きました。永江さんは「ない」とバッサリと否定。むやみに子どもを増やすことよりも大切なことがあると訴えます。

「子供1人あたり1,000万円支給」は効果的?

Q.
若年層の多い東南アジアの都市などを旅するとつくづく思うのですが、都市自体が熱気とエネルギーに溢れており、それを肌でヒシヒシと感じます。

日本も若者の人口さえ増えれば、現在起きている多くの問題の根本が解決するように思います。そこで少子化対策について、とても単純ですが、こんな案はどうでしょうか。

新生児に対して、1人あたり1,000万円を補助金として支給。今の新生児は毎年約100万人ですから、年間約10兆円ですよね。(既に生まれた幼児への不公平感の対処の問題は一旦置いておくとします。)

すぐに新生児数が1.5倍ぐらいにはなりませんかね?毎年10兆円で(1.5倍になったら15兆円ですが)10年後には人口ピラミッドが変わり、高齢化や社会保障費などの問題の多くが解決に向かうのでは。

お金目当てで子供を産もうとする輩もいるでしょうが、お金を使える用途を制限(住居・車両・生活費等)してもいいですしそれはそれで制限をすれば良いと思うんです。

・きちんと子育てができていない家からは補助金を取り上げ、
・不幸な境遇になってしまった子をケアする施設、
・もしくはそういう子の養子縁組制度への補助金

日本の国家予算からすると、意義のある投資に思うのですが、いかがでしょう。

永江さんからの回答

初めにバッサリ斬ってしまい申し訳ありませんが、この案はないと思いますね。なぜならよく勘違いしている人が多いのですが、子育てで一番お金がかかるのは圧倒的に教育費だから。出産時の費用ではありません。

新生児用品や月々の保育料がいくら高いといっても、私立中学の学費と比べると比較になりませんよね。以前も回答しましたが、地域差はあるものの今日本の公立中学って教師の質が低く生徒間の格差が激しいため、一人でもヤンキーがいたら少なからず影響を受けてしまいます。そのため子供に良い学習環境を整えてあげようとすると莫大な教育費が必要なんです。

なのに、もし出産と同時に1,000万円なんて大金を全家庭に支給してしまったら、お金目当てのDQNが大量に子供を作り、小学校に上がるまでに旅行や家・車のローン返済で全額使い果たす未来が目に見えています。

大切なのはむやみに子供を増やすことではなく、将来きちんと税金を払って国を支える人材を育てることです。新生児がいくら増えても将来無差別に殺人を犯したり引きこもりのニートになってしまったら元も子もありません。将来、税金をきっちり払ってくれる国民を増やすという施策でないと無意味だと思います。

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暑くなくても渇く「のど」。鍼灸師オススメの対策は「炭酸水」

暑さで汗をかいてのどが渇くのはもちろんですが、エアコンの効いた部屋にいてものどの渇きを感じることがあります。そして、喉など呼吸器の粘膜の乾燥が感染症の原因になると注意を促すのは、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』の著者、のぶ先生です。先生は、暑さや乾燥のせいだけではないのどの渇きの原因を解説し、対策として炭酸水をオススメしています。

のどの渇きに炭酸水

【暑い日じゃなくてものどは渇く】

暑い日、ダラダラ汗をかいた後など、冷たい飲み物をゴクゴクとのど越しよく飲むのって、心地よいです。でも、暑いばかりじゃなく、エアコンが効いている部屋で過ごしていたり、朝の冷え込みを感じるカラダは、鼻やのどが渇きやすいです。

呼吸器粘膜の乾燥は感染症の原因になります。のどは常に適度な潤いが必要な場所なので、風邪をひきやすい人は口の乾きには注意が必要な季節です。

【のどの渇きは粘膜の血流を促進】

そもそものどが渇くのは、空気が乾燥していることが原因ではありません。

  • カラダが火照っていて粘膜系統が乾燥する
  • 疲労による体力消耗で粘液の分泌が低下
  • 冷えや消耗による呼吸器粘膜の血流不足による粘液分泌の低下
  • ストレスや緊張による粘膜の保湿力低下

などなど、体調や疲れ、精神状態が原因で、のどは乾燥しがちです。

【オススメは常温程度の炭酸水】

のどの乾燥を感じる時、シュワシュワの炭酸を含んだ炭酸水をゆっくりのどになじませるように飲んでおくとよいです。炭酸に含まれる二酸化炭素が粘膜に触れると、粘膜は「酸素が足りない!」と誤解して酸素をたくさん含む血流を促進します。粘膜下の血流がよくなると、それだけで粘液の分泌がたかまり、口やのどの渇きが楽になります。

朝夕と日中の気温差やエアコンの冷気が気になる頃、呼吸器系の風邪をひきやすくなります。マスクやストールでのどを守りつつ、ストレス解消も含めてシュワシュワの炭酸水をためしてみてください。くれぐれもアルコールや糖分のたくさん入ったものの飲み過ぎには注意しましょう。※オススメは無糖の炭酸水です。

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【書評】大嘘をついて国民を洗脳する「朝日新聞」という日本の癌

いわゆる徴用工問題や国会議長の「天皇謝罪要求発言」などの影響もあり、改善の兆しが見られない日韓関係。我々はこの「隣人」とどう付き合っていくべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』では編集長の柴田忠男さんが、少々過激なタイトルの書籍の内容を紹介しています。

偏屈BOOK案内:『韓国への絶縁状 変見自在セレクション』

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韓国への絶縁状 変見自在セレクション

高山正之 著/新潮社

好意を受けても悪意で返す「僻み返し」の国民性。大統領が平気でウソをつき公然と歴史を捏造する。「あの国」は、昔から何も変わっていない。大人気シリーズから厳選した30本。関わると不幸になる「あの国」にどう対応するか、というか、いつ国交を絶つかを考える材料になれば幸甚だ、と著者は言う。

国際社会学でいう外国とは、自分の国から見て「隣の国隣の国の隣の国」の二種類しかない。隣の国はまともな国であっても、常に疎ましくて厄介だと定義される。まともな国でなかったら、もはや厄災そのものである。あの国は中国に庇護を求めて、日本は中国と戦い勝った。あの国は日本の最も恐れるロシアにすがった。あの国の目の前で、日本は世界一のロシア艦隊を撃滅した。

日本は二つの戦いで12万将兵を失った。まさに疫病神のようなあの国である。朝日新聞が2010年5月に「百年の明日・ニッポンとコリア」なる連載を始めた。「ハングルは15世紀に世宗のもとで考案され、広められたものだ。だが、日本の統治時代にはこの民族固有の文字は厳しく弾圧され、日本語を強制された」と大ウソを書く。ハングルとは現在、南北朝鮮で使っている表音文字をいう。

世宗が日本の仮名を真似て創った諺文(おんもん)がそのオリジナルだ。世宗のあと、李朝の王らは諺文の使用を禁じ、漢語漢字こそ神聖とした。朝鮮オリジナルの言葉も6割方が葬られたという。朝日のいう「日本の統治時代」に、李氏朝鮮の非識字者を減らす手段として、福澤諭吉が諺文を発掘し学校教育で普及させた。これを朝日は「民族固有の文字は厳しく弾圧」と大ウソを書く。

事実はまったく逆だろうが。朝鮮の民は日本のおかげでハングルで読み書きができるようになった。なぜ朝日新聞の稲田清英は、こんな大ウソを書いたのか。高山正之はアドバイスする。「稲田某は自分の記事を縮刷版から削除するよう頼むがいい。さもなくば孫子の代まで無知で嘘つきの記者という汚名が残る」。しかし、新聞社の校閲がこんな幼稚なウソを見逃す(?)とは……。

精神科医が分析。南キャン山里亮太の超がつくほど高いスキル

日本中が驚愕するとともに、多くの人が祝意をもって受け止めた山里亮太さんと蒼井優さんの結婚。やはり大きな衝撃を受けたという無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が、お二人の結婚を心理学的に分析してくださいました。

山里亮太さん・蒼井優さん結婚の心理学分析

こんにちは。ゆうきゆうです。

つい最近、お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太さんと、女優の蒼井優さんが結婚されるというニュースを聞きました。

いや、結構、衝撃でした。心理学テクニックで、だいたいの感情をコントロールしているのですが、それでも衝撃でした。テクニックが追いつかない

そういえばはるか昔、やはりお笑い芸人の陣内智則さんと、女優の藤原紀香さんが結婚されたことがありました。その際に「この『格差婚』について、心理学的にどう思われますか?」というご取材を受けました。

そのときに「いや、格差婚というほどなのだろうか…?陣内智則さん、成功してるし、さわやかだし…」と思ったのですが…。もし今回、同じような取材を受けたとして、同じく「いや、格差婚というほどなのだろうか…?と断言できるか分かりません

純粋に、いえ、いい意味で言うのですが、山里亮太さんは、いちだん、内向的な外見ではあります。すごく言葉を選んでいます。比して蒼井優さんは、やはり女優さんだけあって、分かりやすくスッキリお綺麗です。

みなさんが感じているのと同じく、確かにアンバランスさを感じてしまいます。しかしそれでも、ちゃんとバランスは取れているのです

好意はバランスが取れる。

心理学では「好意の返報性」というものがあります。お互いがお互いに与える好意はだいたい等しくなるという法則です。

この好意は、一言で言うと「一緒にいて得られる喜び」全般を指します。

たとえば美男美女がモテるのは、一緒にいるだけで喜びが得られるから。顔を見ているだけで幸せな気分になりますし、街を歩けば「あんな美男・美女を連れているなんてすごい…!」と、羨望の眼差しを向けられます。これは喜びにつながるので、広い意味で、好意。そのため美男美女はその魅力だけでそれこそ何もしなくてもモテるわけです。

他にも「有名人社会的に成功した人」とかも同様です。純粋な外見魅力だけでなくても、ステータスは好意につながります。

とはいえ、それだけではありません。

  • ほめてあげる
  • 会話スキルが高い
  • 相手を純粋に喜ばせてあげる

など、行動によって好意を与える方法もあります。これを心理学では「社会的スキル」と言います。個人的に、これこそが我々が追い求める「魅力」だと考えています。モテるためには「ヤセないとダメだ」「カッコよくないと」「ファッションを良くしないと」という考えがすぐに思いつくかもしれません。

もちろんそれは重要なのですが、すぐに身につくものではないでしょう。それよりは、気づかいや会話などの、社会的スキルを身につけていくことが何より重要なのです。

よってまとめると、好意(魅力)は大きく分けて

純粋なビジュアル
社会的な成功
社会的スキル

の3つがあり、これらの総合点として、お互いの好意(魅力)が等しくなると、二人はうまく行くわけですね。

やるとNGな親の手助け「3過剰」が、子の成長と可能性を阻害する

小学校に上がった子が2ヶ月過ぎても忘れ物が多く、常に確認を怠れないと悩む親御さんから、メルマガ『子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育』の著者で家庭教育のプロの柳川由紀さんに相談が届きました。柳川さんは、「失敗しないため」、「恥をかかせないため」の親のサポートは成長を阻害すると指摘。自分で考え挑戦する子どもに育てるためのサポートの仕方を教えてくれます。

転ばぬ先の杖はNG?

Q. 新学期が始まって早ふた月。子どもの忘れ物が多く日々気が抜けません。私が見直しをしなければ必ず何かを忘れています。体操着、給食袋、予定帳、プリント、数えきれません。幸い、私が気がつくので忘れ物をして恥をかくことは今のところありません。忘れ物をしないようにするためのコツなどはありますか?(年中長女、小一長男のママより)

柳川さんからの回答

お子さまは大らかですね。忘れ物をさせないためにお母様が毎日見直しているとのこと。まさに「転ばぬ先の杖」を実行していらっしゃいます。これは、失敗しないように、万が一に備えて予め十分な準備をしておくことを言いますが、成長途中のお子さまにとって、「失敗を避けるためのサポート」は、子どもの成長と可能性を阻害してしまう可能性があります。

1.失敗があるから成功する

「失敗するのが嫌だから」「恥をかきたくないから」という理由で 消極的な子どもたちが増えているのをご存知でしょうか?「したことがないから、やりたくない」という失敗を恐れる「挑戦しない子どもたち」です。挑戦しない子どもたちは、自分の能力の限界を自分で決めてしまいます。

「成功する」とは、自分の今の能力よりももっと上の能力を身に付けないとできないことに挑戦し、それができたときに初めて実感するものです。失敗の分だけ大きな喜びが得られるのです。大きな成功は大きな喜びを生み、そのためにはそれに匹敵するとびきりの失敗、何百回という失敗が必要なのです。

2.失敗を見守るサポート

ご相談者の場合、お子さまに全てを任せてみましょう。お子さまはお母様をあてにしているかも知れません。実際に忘れ物をしたときに初めて気づくことがたくさんあるはずです。子どもはその経験を生かし、忘れ物をしないためにはどうするのかを自分で考えることが大切です。

子どもは忘れ物(失敗)をして泣くかもしれませんが、それを可哀そうだと思う必要はなく、悔しい思い、つらい思いをしている子どもに対し、親として愛情ある励ましの言葉をかけることが大事です。

「だから言ったじゃない」「ほらやっぱり忘れちゃった」などと追い打ちを掛けるように言われると、失敗を恐れるようになり、何も挑戦しない子どもになってしまう可能性があります。

「〇〇を忘れて不便だったね」「次からは忘れないようにしよう」
「きっとできるよ」「何に気をつければいいと思う?」などと失敗を見守り、子どもを信じる勇気と、励ます気持ちを忘れずに声をかけ、できるようになったときに、きちんと褒めることで、挑戦する気持ちが育ち、自分で考える主体性をもった子どもが育っていくのです。