高市早苗の“悪あがき”が止まらない。初めの「捏造」発言からトーンダウンした言い逃れの変遷

連日メディアにより大きく報じられている、放送法をめぐる総務省の行政文書問題。無理のある言い訳に終始する高市早苗経済安全保障担当相ですが、我々国民はいつまでかような騒動に付き合わされるのでしょうか。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、騒動勃発時から現時点までの高市氏の発言の変遷を取り上げ、その幼稚な論点ずらしの手法と安倍元首相の国会答弁との類似性を指摘。さらに大臣という要職にありながら、自らが発した言葉の責任を取らない彼女の姿勢を強く非難しています。

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高市早苗「悪あがきババアの茶番劇」、略して国会WBC開幕!

まさか同じネタを2週続けて取り上げることになるとは思いませんでしたが、総務省の行政文書を巡る問題で、高市早苗経済安保相の悪あがきが止まりません。総務省出身である立憲民主党の小西洋之参院議員が3月2日、古巣の同僚から託されたという総務省の「内部文書」を公開したことで始まった今回の問題ですが、高市早苗氏1人だけが自分に関する4枚の文書を何の証拠も示さずに「捏造だ!」と大騒ぎしているのです。

その4枚とは、高市氏が総務大臣時代に、放送法の政治的公平性について総務省のレクを受けた時の内容を記した文書と、当時の安倍晋三首相と電話会談した時の内容を記した文書などです。これらの文書について高市氏は「そのようなレクは受けていない」「安倍首相とそのような会談はしていない」と、どちらも事実無根であり、文書を「捏造だ!」と主張して来ました。

もともとは、立民の小西議員から「そこまで『捏造だ!』と言うのなら、もしも捏造ではないと判明した場合、高市大臣は閣僚も議員も辞職するということでよろしいですね?」と迫られ、売り言葉に買い言葉で「構いません!」と返してしまった高市氏が蒔いた種です。しかし、さすがに安倍元首相の時のように、自民党と省庁が一丸となって公文書を改竄するようなことはできませんから、自民党も総務省も誰1人として高市氏を積極的には助けようとしません。

松本剛明総務相はアッサリと「この文書は本物の行政文書である」と認め、全文を黒塗りなしで総務省の公式HPに公開しました。あたしはさっそく読んでみましたが、この文書はすべて時系列でまとめてありました。以下、目次の一部を紹介します。

平成27年

 

1月9日(金):磯崎補佐官レク
総務省からの説明を踏まえた資料を補佐官側で作成するので、本資料に関する協議を事務的に進めるよう指示。

 

16日(金)、22日(木):磯崎補佐官レク
総務省からの補佐官資料に対する意見は先祖帰りであり、前向きに検討するよう指示。

 

29日(木):磯崎補佐官レク
補佐官了解。今後の段取り(国会質問等)について認識合わせ。

 

2月13日(金):高市大臣レク(状況説明)

 

17日(火):磯崎補佐官レク(高市大臣レク結果の報告)

 

24日(火):磯崎補佐官レク(官房長官レクの必要性について相談)

 

3月2日(月):山田総理秘書官レク(状況説明)

「政治的公平」に関する放送法の解釈について(磯崎補佐官関連)

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

「史上最低の大統領」から一転。なぜ米でカーター氏再評価ブームが起きているのか?

2期目を狙った大統領選でロナルド・レーガン氏に大敗を喫し、1期4年でその座を追われたジミー・カーター氏。そんなカーター元大統領を再評価する動きが今、にわかに広がっているといいます。その背景には一体何があるのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』ではジャーナリストの高野孟さんが、米英の有力紙に掲載されたカーター氏の業績を正確に伝える記事の内容を詳しく紹介。その上で、「カーター再評価ブーム」が巻き起こった要因を考察しています。

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2023年3月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

道徳も良識も失くし弱り果てたアメリカで「カーター元大統領再評価ブーム」到来の訳

このところ何故か、今から数えて7代前、1977年から81年までの1期だけ米大統領を務めたジミー・カーターを再評価する声が湧き上がっている。2月22日付「ニューヨーク・タイムズ」に、伝記作家で『はぐれ者/ジミー・カーターの未完の大統領職』の著者であるカイ・バードが「ジミー・カーターの大統領の仕事ぶりはあなたの思っているようなものではない」と題して寄稿したのが、たぶんきっかけだろう。すぐに、英「フィナンシャル・タイムズ(FT)」の米内政担当記者エドワード・ルースが「カーター氏の真の功績」を書き(3月1日付日経に翻訳あり)、さらに3月10日付「ニューヨーク・タイムズ」はハーバード大学のジェニファー・ボイラン教授の「私を少しはマシな米国人にしてくれたのはジミー・カーターだ」という個人的な思想遍歴に触れたエッセイを載せている。

今さら、一体、何のこっちゃと思うけれども、トランプ前大統領によって米国像、米国人像がズタズタに引き裂かれ、最後は彼の支持者がトランプが落選した大統領選結果を不満として議会に乱入するという暴走まで演じた後に、バイデン現大統領がその始末を背負い込んで迷走を続けている中でどうこの国を建て直し衰退を少しでも食い止めるかを考えようとすると、カーターまで時計を巻き戻さなければならなかった――ということなのだろう。

しかしカーターといえば、1980年の大統領選を争ったロナルド・レーガンの陣営から「腰抜け」「軟弱」「史上最低の大統領」などと罵られて落選し、そのような歴史的評価が人々に浸透しているのではなかったか。いや、だからこそ苦心の「再評価」が必要になる訳なのだ。言ってみれば、ご本尊が行方知れずで信徒たちが誰を拝めばいいのか分からなくて混乱している時に、「そうだ、蔵の中にあの仏像があったじゃないか」と思い出した人がいて、早速、埃を払いピカピカに磨き上げて本堂に安置したといった風情で、それだけ今の米国は心の拠り所を見失っているということである。

この記事の著者・高野孟さんのメルマガ

パートと正社員「同待遇」で話題のイオンは、客と店の関係をどう変えるか

同じ業務を行うパート社員と正社員の待遇を完全に同等とする制度導入で、大きな注目を集めているイオン。そんな実店舗数2万超の小売の雄が、着々とデジタル化を進めていることをご存知でしょうか。今回のメルマガ『週刊145マガジン「腹割って話そうぜ!」まぐまぐ!出張版』では、Webメディア『ECのミカタ』元編集長で株式会社「team145」代表取締役石郷学さんが、同社が推進する「リアルの強みを活かすDX」を詳しく紹介。アナログベースだった顧客をデジタルへと導く、華麗ともいうべき戦略を解説しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊145マガジン「腹割って話そうぜ!」まぐまぐ!出張版』2023年3月13日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

パートと正社員「完全同待遇」で話題のイオン、リアルの強みを活かすDXとは?

リアル店は何を転換すべきか

海外ではウォルマートを筆頭に、リアルのお店がDXを進めています。デジタル企業に対抗してきて、その存在感を発揮しています。それは単純にデジタルだけでは進化しきれないという実態をよく示しているように思います。

国内も徐々にそこに近づいていて、イオンでDX推進に関わる菓子豊文さんの話です。

彼らはリアル店を持ち、お客様と直接、接点を持つことを強調して、その中でどう変えるのかとして、こんなデータをあげてくれました。

お客様へのアンケートでは、リアルにいながらスマホで情報収集をしている人が、全体の55%。また、スマホ決済「PayPay」でクーポンを利用している人の数は1,000万人を超えます。つまり、リアルで商品を手に取るその瞬間も、購入シーンでも、スマホでチェックしているわけです。

強みを踏まえたデジタル化であることが大事

もう一つの視点。その一方で、使うお客様の定義も変わってきています。Facebookでは、属性を男女、その他にとどまらず、58種に分類して、人を理解しているといいます。

つまり、企業側もその向き合い方として、その多様性を受け入れる体制を並行して、整えなければならないとしたわけですね。だから、情報発信と決済、そしてパーソナライズという側面でデジタルが補完していくことが、たとえリアルでも必要になっているわけです。

スマホを使った自らの決済と有益な情報により購買を促すとともに、細かくそのお客様のパーソナライズデータを構築して、リアルの顧客体験を補完していく。彼らの場合、これが大事なのですね。

強みを活かすDXとはなに?

強みを活かすという部分で最初の「リアル店を持っていて、接点を直に持っている」という話に戻ってきます。イオンの場合、リアル店は2万店を抱え、発行されているレシートは1,200万枚に及びます。

それらのジャンルはスーパーマーケットに限らず、ヘルス&ドラッグなど、生活全般に及んでいます。だから、自らのリソースを活用すれば、実は、お客様の特定をしやすい環境にあります。

最終的には、彼らの場合、スマホアプリを起点にすることにしました。リアル接点の補完として情報を発信して、決済を通して、データを収集できれば、今まで培ってきたリソースを最大化できることになります。

そこで、イオン系列のお店ごとに、バラバラで管理されていた会員の仕組みをすべて、「アイイオン」に統合していくわけです。

この記事の著者・石郷学さんのメルマガ

「中華の鉄人」陳建一は、なぜ料理店の厨房見学を歓迎したのか?

超一流の料理の腕と親しみやすいキャラクターとが相まって、「中華の鉄人」としてお茶の間の人気を博した陳建一さん。先日67歳の生涯を閉じた陳さんですが、何が彼の旺盛なサービス精神を支えていたのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、同じ料理家である中嶋貞治氏との対談の模様を紹介。そこで、陳さんの「目指していた到達点」が語られていました。

中華の鉄人、陳建一さんのサービス精神

各界の一流たちが訪れる中華の名店・四川飯店の二代目・陳建一さんが2023年3月11日に67歳でお亡くなりになりました。

陳さんは「中華の鉄人」としてメディアに出演し、雑誌、料理学校の講師など幅広い分野で活躍されました。陳さんを偲び、弊誌掲載の対談記事をご紹介いたします。

※ 対談の御相手は、新宿割烹 中嶋の二代目店主・中嶋貞治さんです。


 「伸びていく子はちゃんといて、そういう子は一緒に仕事をしているとすぐに分かっちゃう。

例えば、どこかのホテルに仕事に行くとするでしょう。仕事の内容は決まっているけど、僕からは事前の指示は何も出さないの。だいたい長く一緒にやっている子は、何をすべきかが分かるからそれなりに動ける。

料理を提供するっていう最終目的があるわけだから、それに向かって準備すればいいわけだから。

そういうことをパッパッパッてやれる子はどんどん伸びる。これをやっておいたほうがいいだろうなって考えられるから、どんどん動くことができるのね。

反対に次に何の指示が来るのか待っている子は伸びない。もちろん指示を出せば、間違いなくやるけど、自分からは動けないの。その違いだよね」

中嶋 「陳さんがいま言ったことは、おそらく料理の世界以外にもあてはまるんじゃないかな。例えば会社勤めの人もそうだと思う」

 「その場の状況を見て、いまこれが必要だと感じたらスッと動くことができる人。要はどれだけ気が利くかってことだよね」

中嶋 「マニュアルの先に何があるかを読めるかどうか」

 「僕の場合、まだ親父が生きていた頃はよく出張料理についていったんだけど、いかに親父が一番仕事をやりやすい状態をつくるかが僕の仕事だった。

うちの親父はこういうことはしませんから、こういう形でお願いしますとか、先方と一つひとつ交渉してさ。とにかく細かいことも含めていろんなことを考えなきゃいけなかったから、いつの間にかせっかちになっちゃった(笑)」

中嶋 「それって結局段取りだよね。例えば、この日にこの料理を出すということが決まっていて、そのためにはこの食材を用意しておかないといけない。特に必要な数が多かったら、何日も前から仕入れの準備をすると。

ただこういうことって、教えればすぐにできるかといったら、そういうふうにはいかない」

「禁酒」で一時的にがんのリスクが高くなる?意外な結果も詳細は…

日常のアルコール摂取量の変化と「がん」のリスクの関連については、これまで詳しくわかっていなかったようです。大好きなお酒の量を減らして体に良いことが何もないとしたら、「やってられない」とその日からお酒の量が増えかねませんね。「もりさわメンタルクリニック」さんの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』では今回、韓国で実施された400万人以上を対象にした調査の要点を紹介。概ね期待通りの結果が得られたようですが、注意すべきは期間の短い「禁酒」ではがんリスクが一時的に上昇してしまうこと。がんリスク低減のために禁酒するなら、そのままお酒をやめてしまう必要があるようです。

飲酒によるがん発症リスクの上昇と禁酒・減酒による効果

飲酒によるがんのリスク上昇については指摘がありますが、禁酒や減酒がどのような効果をもたらすのか詳しいことは知られていません。

今回は、禁酒や減酒といったアルコール関連行動の変化がどのようにがんの発症リスク影響するのか調べた研究をご紹介します。

Association Between Changes in Alcohol Consumption and Cancer Risk

アルコール消費の変化とがんのリスク

韓国における研究で、健診(national health screening)を受けた4,513,746人(平均53.6歳、51.5%が男性)が対象となりました。

飲酒量について、なし(0g/d)、少量(15g/d未満)、中量(15~29.9g/d)、多量(30g/d以上)に分けました。また、アルコール消費行動については、飲酒なし、飲酒継続、飲酒増加、禁酒、減酒に分けて、がん(食道、大腸、肝臓、女性の乳がん等)の発症リスクへの影響を調べました。

結果として、以下の内容が示されました。

  • 飲酒量を多くするとがんの発症リスクが高くなることが示されました(リスクの目安であるハザード比と呼ばれる数値は、なし→少量の変化で1.03倍、なし→中量で1.10倍、なし→多量で1.34倍)。
  • 禁酒すると一時的にがんの発症リスクが高くなることも示されていましたが、禁酒を継続した場合にはリスクが低下していました(アルコールに関連するがんについてのリスクは、少量からの中止で0.96倍に変化。その他、減酒では多量→少量で0.92倍に変化)。

要約:『アルコール摂取を増加させるとがんの発症リスクが増加し、禁酒や減酒ではリスク減少につながる』

禁酒で一時的にがんの発症リスクが高まることは意外でしたが、長期的にみると全体的にがんの発症は少なくなるようです。

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ChatGPTに使われるのではなく「使う側」になるために知っておくべきこと

国内外で話題になっているチャットGPTをマーケティングに活用したいと考える企業は少なくないはず。しかし、どう使っていけばいいのか、どういう点に注意すればいいのか、を明らかにしないままで使うのは危険です。今回のメルマガ『理央 周の売れる仕組み創造ラボ【Marketing Report】』では、MBAホルダーの理央 周さんが、 企業の活用事例を踏まえて、チャットGPTの使いみちと注意点を語っています。

ChatGPT 生成AIはマーケティングに使えるのか?」~事例から考える使い道と注意点

2021年に米OpenAIによって開発されたChatGPTは、AIを使った技術です。

ここのところ、ネットニュースやSNSで、かなり話題になってきていますよね。

日本の有名企業でも、活用されているため、新聞やテレビなどのマスメディアでも、多く報道されるようになりました。

いくつか、企業の活用事例を見てみましょう。

LINE株式会社では、ChatGPTを活用した、AIチャットボット「LINE Clova Friends」を、開発しています。

AIによる自然な対話で、ユーザーの質問に答えたり、ニュースの配信、天気予報の提供などに、使われています。

メガバンクでは、ChatGPTを活用した自然言語処理技術で、顧客からの問い合わせや投資情報の収集、株価予測などに活用しています。

トヨタ自動車株式会社は、AIアシスタント「TOYOTA ACT」で、ドライバーの音声に反応して自然な対話を行い、ナビゲーションの案内や音楽の再生、天気情報の提供などを行っています。

現段階でのChatGPTのビジネス活用を、カテゴリーで分けるとすると、

・顧客サポートやFAQの自動応答
・オンラインショップの商品検索やレコメンデーション
・医療・福祉分野での病気や症状の説明
・教育分野での自動チューターや学習支援
・音声対話型のAIアシスタント

などが挙げられます。

このように、幅広い用途で使えるので、これからもますます活用する企業が、増えていくと思われます。

もちろん、企業活用が進むと、生活者の間にも浸透していくでしょう。

私たち、マーケターや実務家は、このChatGPTをどう使えばいいのか?を、考えていきます。

まず考えるべきは、「顧客の課題」を定義すること。次に、「解決するには何ができるか?」を考えていくことです。

小売業の場合は、以下のような活用が考えられます。

この記事の著者・理央 周さんのメルマガ

給与計算を間違えて「過払い」してしまった。後日“天引き”は許されるのか?

給与計算を間違えてしまった場合、その後、給与から天引きすることはできるのでしょうか? 今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』では、著者で特定社会保険労務士の小林一石さんが、給与計算の難しさを語りつつ、とある学校が訴えられた判決を引いてこの疑問に答えています。

過払いしてしまった給与を、その後の給与から天引きすることはできるのか

給与計算の大変なところは間違いが許されないことです。

みなさんの中にも給与計算を担当されている人がいると思いますが、毎月がその緊張の中で業務をされていることでしょう(私もそうです)。

ただ、現実には間違いが発生するポイントはびっくりするほどたくさんあります。例えば仮に基本給が変わらず、毎月残業も全くなかったとすると、給与計算は簡単そうに思えるかも知れません。

ところがそんな場合でも扶養家族が変われば税金は変わりますし、雇用保険や社会保険の料率が変われば保険料も変わりますし、引っ越しをすれば交通費が変わります。さらに扶養家族が変わったことや引っ越ししたことをあとから報告を受けた場合は不可抗力的に間違いが起こったりもします。

この不可抗力的な間違いは一概に給与担当者のせいとも言えませんがいずれにしてもその後の給与で調整する作業をしなくてはなりません。

では、もし給与を払いすぎていたらその後の給与でその分を天引きすることはできるのでしょうか。

実は労働基準法に「賃金全額払いの原則」というものがあります。これはざっくりお話しますと「給与は全額支払わなくてはならない」ということです。

天引きしてしまうと給与の全額が支払われないことになるのでこの法律に違反してしまうことになります。

では、もし給与計算を間違ってしまったらどうすれば良いのか?

それについて裁判があります。

ある学校で、先生たちが勤務評価に不満があるとして学校を欠勤しました。

そこで本来であれば学校は欠勤した分の給与と手当を減額するべきだったのですが、給与計算の業務が間に合わなかったためそのまま支給してしまったのです。

その後、学校はその分を返すようにその先生たちに話したのですが先生たちは拒否しました。

そこで給与から天引きしたところ先生たちが「納得がいかない!賃金全額払いの原則に違反している!」として学校を訴えたのです。

ではこの裁判はどうなったのか?

メニューはひとつだけ。古くから地元民に愛される「かき揚げうどん一択」な店の秘密

古くから地元民に愛されるお店は、他のお店と一体何が違うのでしょうか。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、著者の佐藤きよあきさんが、 埼玉県にあるとあるうどん屋さんを紹介。ふらっと寄れるそのお店の秘密を解明しています。

もはや地元民の食卓。ねぎのかき揚げうどん一択のお店

どの土地に行っても、古くから地元民に愛され続けている食べもの屋さんがあります。暖簾をくぐると、「いらっしゃい!」「まいど!」「お帰り!」「久しぶり」。慣れ親しんだ空気が、優しく迎え入れてくれます。実家に帰ったような安心感に包まれ、しばし癒される時間が……。

埼玉県羽生市。創業約70年のうどん屋さん「とちぎや」も、そんなお店です。飾り気のない店構えに、年季の入った暖簾。中に入ると、掃除は行き届いているものの、雑多な雰囲気でお客さまを緊張させず、くつろげる空間になっています。

壁には、サッカーや野球選手のユニフォームやサインが掛けられています。これらは三代目店主の趣味ですが、こういうものがあると、お客さまが店主の人となりを知ることができ、安心感というのか、親しみを感じることができます。

このお店、うどん屋さんと言えど、メニューはただひとつ。ねぎのかき揚げと刻んだねぎがのったうどんのみ。温かいものと冷たいものがあり、「並」「大」「特大」「超特大」のサイズ違いが選べます。

お客さまの注文も簡単。「温かいの 大」「冷たいの 特大」。メニューがひとつなので、お客さまも迷うことなく、いつもの注文をスラスラと。

麺打ちは機械を使わず、すべて手作業。生地を捏ねて、一晩寝かせます。コシは強過ぎず、柔らか過ぎず。真っ白でツヤツヤな麺は、ツルツルな喉越し。

つゆは、カツオとサバの合わせだし。色は濃いのですが、だしの風味が生きています。

うどんにのっているかき揚げは、店主のお母さんが担当。大量の長ねぎと水で溶いた小麦粉を混ぜて揚げるのですが、サクサク衣ではなく、もっちりとした食感。これは、つゆに浸して食べることを想定しているからです。

磨き上げられた老舗の味ではありません。創業者である祖父から受け継がれていますが、地域住民の舌に合った、庶民の味です。約70年という歴史は、尊敬に値する重きことです。しかし、地元に根づき、お店の価値を高めようとすることもなく、飽きることのない味を守り続けているのです。

地元の人が、家庭で食事をするかの如く、「今日はうどんにしよ!」という時に、気軽にやって来るお店です。自分の家の台所兼食卓なのです。食卓に座って、お店のお母さんと話をするためにやって来る常連さんも多くいます。

NUROモバイルが発表した「40GB3980円」プランに競争力はあるのか?

NUROモバイルが40GB3980円の新プランを発表。MVNOのライバルイオンモバイルの40GB4158円を意識した値付けですが、ユーザーの支持は得られるのでしょうか。4000円前後になると、100GB4950円のahamo大盛りなどMNOのプランと比較されることになると不安要素をあげるのは、メルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』著者で、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さん。大量のデータを扱う5G時代になっても、MVNOのビジネスがMNOへの「接続料」の支払いがベースという部分に議論が必要ではないかと問題提起しています。

「データ使い放題」に近づくのはMVNOにとって鬼門か?NUROモバイルが40GB3980円「NEOプランW」発表

ソニーネットワークコミュニケーションズのNUROモバイルは3月8日、新料金プラン「NEOプランW」を発表した。月額3980円で40GB、対象SNS使い放題、アップロード無制限、3ヶ月ごとに15GBが付与されるという内容だ。

ユーザーのデータ利用料が年々、増加する中、「20GBでは足りない」という需要に応えたものとなる。MVNOで40GBのプランを提供するところはかなり限られている。

かなり細かい刻みでデータ容量を提供するイオンモバイルにおいて、「さいてきプランMORIMORI」のなかで、40GBで4158円という設定だ。イオンモバイルでは余ったら翌月に繰り越すことができる。

MVNOとしては、あまり使わないユーザーにとってお得な料金設定が多かっただけに、データ容量を使いたい人向けのプラン設計となると、かなり不利なような気がしている。

実際、NTTドコモ「ahamo」の20GBで2980円に「大盛り」をつければ100GBで4950円となる。「NEOプランW」に1000円弱を足せば、ahamo大盛りで60GBも多い100GBが使えるとなると、正直言って、ユーザーからすればかなり悩ましいだろう。ahamo大盛りで4950円、さらに2000円ちょっとを追加すれば、もはや「5Gギガホプレミア」が契約できてしまう。

MVNOとしては、データ容量を増やし、収入を増やしたいのだろうが、中容量から大容量プランにシフトすれば、それだけMNOの「使い放題プラン」に近づいてしまう。

かといって、接続料でビジネスが成り立っているMVNOにとっては、「使えば使うほど接続料を支払う」仕組みになっているわけで使い放題プランの提供は難しい。

そもそも、接続料を基本とするMNOとMVNOの関係でいいのか。もうちょっと議論が必要なのではないだろうか。5Gの浸透によって、これから5G SAをMVNOに開放するという話も具体的になってくるだろう。まさに5Gでデータが大量に流れる時代に、3Gのころから変わらない「接続料」という考え方をベースにしていていいのか。

総務省がこれからもMVNOに対して、MNOの対抗軸として競争政策を進めていくのであれば、そろそろ「5G時代のMVNOのあり方」について、向き合わなければならないのではないか。

この記事の著者・石川温さんのメルマガ

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なぜ、靴の中なのに「靴下」なの?校閲のプロが教える正しい日本語

私たちが普段、疑問を抱くことなく使っている「靴下」という言葉。靴の下にはないのに、なぜ「靴下」なのか、考えたことはありますでしょうか? メルマガ『前田安正の「マジ文アカデミー」』の著者で朝日新聞の校閲センター長を長く務めた前田さんが「靴下」という日本語について、詳しく解説しています。

靴下は、どうして「靴中」と言わないの?

靴下は、どうして「靴中」とか「靴上」あるいは「足下」と言わないのか。どう見たって靴の下にはないじゃないか。

かつての春日三球・照代さんの地下鉄漫才ではないけれど、「これを考えてると一晩中眠れないの」という感じになってしまいます。

着物を着ていた時代は、足には足袋をはいていました。足袋という字は「足に袋」と書きます。足元をすっぽり袋に包むというイメージが字からも伝わります。先人はどうして「靴」と「下」を組み合わせたのか。

今回は「下」の意味するところを考えてみます。

位置関係で示された「下」

僕たちの感覚では「下」という漢字は、通常「上下」の関係で考えます。中国の字書『説文解字』にも「ものの最も低い部分」であると記されています。

ですから「低い位置、底部」「身分の低いもの、庶民」「部下、手下」「時間や順序の後ろ」「中心から離れたところ=付近、のち」といった具合の意味になります。

「荷物を下に置く」は、位置関係で低い場所を言います。人間関係で言えば「下々の者」「部下」「臣下」などということばに、上下関係が表れています。「下にも置かないもてなし」といえば、丁寧に扱って下座にも置かないもてなしという意味になります。

動詞としての「下る」は、「高いところから低いところへ行く」「降りる」「川の上流から下流に行く」という意味になります。さらに「落ちる」という意味も生まれてきます。「身分を抑えて人に対応する」「へりくだる」という意味や、「屈服する」「降伏する」という使われ方も生まれてきました。

「閣下」ということばは、身分や地位の高い人を敬っていうものです。ここに「下」が入っているのは、「高殿(たかどの)の下(もと)」という意味がもとになっています。高殿とは高貴な人の居所をいいます。高貴な人を直接いうのをはばかって、その居所をさしていう語なのです。昔から高貴な人は、大きく立派な居所を構えていたのですね。

この記事の著者・前田安正さんのメルマガ