ドン底を味わったマクドナルドが、したたかに進めている「脱却」

期限切れの鶏肉の使用や異物混入問題などで大きく業績を落とした日本マクドナルドですが、企業努力により2016年第1四半期、ついに営業黒字に転換、以来好調をキープしています。その秘密はどこにあるのでしょうか。メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』の著者でMBAホルダーの理央周さんが、同社の「コンセプトと価格設定」に注目し、好調の要因を探ります。

マクドナルドに見るコンセプトと価格設定

マクドナルドが好調だ。日本マクドナルドホールディングス株式会社のリリースによると、「ビジネスリカバリープランの着実な実行により、売上高、利益ともに対前年比で大幅に改善」とあり、「既存店売上高は5期ぶりのプラス、経常損益は3期ぶりの黒字を達成。さらに、29年度は継続的な成長のための投資とビジネスの強化に注力する」とある。

確かに、平成28年12月期通期連結決算状況には、通年の売上で対前年同期比、61,935百万円、16.4%の増。連結の営業利益も、30,370百万円の増となっている。

4月6日にリリースされた同社セールスレポートによると、2017年1月から3月まで、対前年比での売上が二けた増になっている。

4月1日から、男性を中心に人気があった「クォーターパウンダー」の販売を中止し、やはりマクドナルドには高めの価格設定のハンバーガーは難しいのか? と感じていた中の好調になる。

海外に行きたがらない若者が「日本を潰す」論は、本当なのか?

近年、日本の若者たちの「海外」に対する興味が薄れつつあるようです。以前なら「留学」「海外赴任」「海外旅行」などに憧れ目標にしている人も数多く存在しましたが、近頃の若い人の多くは「日本が一番好き!」なんだとか。これを受けて「今の若者はガッツがない。日本の未来は暗い」と嘆く人もいるようですが…、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは、少々違う考えをお持ちのようです。

若者が外国に出たがらない日本の未来は暗い???

なんでも、最近の若い人たちは、

  • 留学しない
  • 海外赴任を嫌がる
  • 海外旅行しない

傾向があるそうです。もちろん、「みんなそう」という話ではなく、「留学海外赴任海外旅行減っている」と。それで、「若者がガッツをなくした日本の未来は暗い!」という論理を展開する人もいるのですね。

これ、どうなんでしょうか?

小国の悲劇~バルト三国女性の告白

去年、ギリシャ・ケルキラ島(コルフ島)にいった時のこと。ホテルのレストランで、面白い現象に気がつきました。従業員同士がギリシャ語ではなく、「英語で話しているのです。従業員とお客さんが英語で話すのはわかりますが、「なんでスタッフ同士が英語で話しているのだ?」と疑問に思いました。

それで、ウェイトレスの女性に、「何でスタッフ同士、ギリシャ語じゃなく、英語で話しているの?」と聞いてみました。すると、「スタッフはギリシャ語が話せない人が多いからです。私はポーランド人ですが、やはりギリシャ語が話せません」というのです。そして、「あの子はリトアニア人、あの子はエストニア人、あの子はラトビア人」などと、教えてくれました。

な~るほど。ギリシャのホテルで働いているのは外国人ばかり。しかも、ギリシャ語を話せないから、みんな英語を共通語として使っている。私は、その後興味をもっていろいろな従業員と話をしてみました。ギリシャ人のスタッフも一部いますが、バルト三国、東欧の人がとても多いことに気がつきました。

別のウェイトレスに話を聞いてみました。「何でギリシャで働いているのですか?」と。すると、バルト三国から来たというその若い女性は、こんなことを言ったのです(エストニア人かリトアニア人か、忘れましたが)。

「私の国は、小国で未来がありません若者の夢は外国に出て就職し外国で暮らすことです。そのため、学生たちは、一生懸命外国語を勉強します。私は、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語を話せますが、それは普通です。大学を卒業したら、とにかく外国に出て就職することを目指すのです」

私は、「ケルキラでずっと働くつもりですか?」と聞きました。その女性は、「できればそうするつもりです。この島は、私の国に比べれば暖かくて天国のようなところ。しかも、観光シーズンだけ働いて、冬はたっぷり休みがとれますし」などと、言っていました。

私は、「夢が、『母国から脱出すること』というのは、ずいぶん悲しいことだな」と同情しました。しかし…。

昭和の日に考えたい、激動の時代を支えた昭和天皇の「直き心」

昭和天皇誕生日である4月29日は、現在も「激動の日々から復興を遂げた昭和を忘れぬように」との思いを込め、「昭和の日」として国民の祝日に定められています。無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』では、64年間もの間、日本国を支えて来られた「昭和天皇」の軌跡を振り返りながら、日本人が後世に受け継ぐべき「直き心」について考察しています。

昭和の日 「直き心」の日本文明

4月29日は昭和の日」である。昭和時代には天皇誕生日であり、昭和天皇崩御の後はみどりの日」とされていたのを、2007年から「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という趣旨から「昭和の日」とされた。

確かに昭和は激動の日々」だった。大東亜戦争という史上空前の大戦争で国内は瓦礫の山となったが、そこから世界第2位の経済大国へと奇跡の復興を遂げた。その激動の64年間、昭和天皇は国家を支えてこられた

この激動の中、特に戦前の御前会議などで大きな決断を求められた時、昭和天皇は、しばしば「もう少しやわらかいやり方はないか」と、事前にお尋ねになられた、という。

平らけくしろしめせ」(平安に治めなさい)というのが、皇室の先祖である天照大神が命じた所であり、歴代の天皇もそれを守って、「和(やわ)らげ調えてしろしめす」方法をとられてきた。「知(し)ろしめす」とは「天皇が鏡のような無私の心に国民の思いを写し、その安寧を神に祈る」という事である。「もう少しやわらかいやり方をと言われる昭和天皇の姿勢は皇室の伝統そのものなのであった。

「バブル景気」が生み出す「精神のバブル」

しかし、時代は昭和天皇のお気持ち通りには進まなかった。大正10(1921)年、大正天皇のご病気により20歳にして摂政宮となられた時、すでに日本国民は精神のバブル期に入っていた。京都大学教授・中西輝政氏はこう述べる。

大正時代を以降を振り返ってみると、日本がおかしな方向に進み出すのは「精神の膨張主義」に傾いたときであった。それは、対外政策上の膨張主義よりも深刻なものである。成功や繁栄のなかから生まれる、日本人の宿痾(しゅくあ、JOG注:持病)としての「精神のバブル」のことである。それは必ず、過度の物質主義、性急な進歩主義、そして模倣の個人主義をもたらす。

 

大正時代、第一次大戦によって起こったバブル景気により、日本人は未曾有の経済的豊かさに酔う。そして政治的には、日露戦争の余韻が冷めやらぬなか、「世界の一等国」として、さらにはアメリカやイギリスと「三大大国として肩を並べた」と考えるようになった。この錯覚が、日本の進むべき道を誤らせたのである。
(『皇室の本義』中西輝政、福田和也 著/PHP研究所)

この様子は、1980年代後半から1990年代初頭にかけて我々の経験した「バブル景気とそっくりである。当時、世界最強の経済大国として、日本企業はありあまるカネに物を言わせてアメリカの高層ビルや大企業を買いあさった。

そして未曾有の経済的豊かさから生まれた「カネがすべて」という「過度の物質主義」、グローバリズム・ゆとり教育・フェミニズムなど歴史伝統を無視した「性急な進歩主義」、家族や共同体を軽視し「他人に迷惑をかけなければ何をしてもいい」という「模倣の個人主義」。まさに「バブル景気、「精神のバブルを生み出していた

見られているぞ。勉強を楽しめない親の子が勉強嫌いに育つ理由

我が子を「勉強好きな子供」に育てたいー。多くの親御さん共通のこんな思いですが、その鍵は親自身が握っているようです。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、お子さんを勉強好きにする簡単な方法を紹介しています。

勉強好きな子供を育てるには?

勉強好きな子供を育てるにはどうしたらいいかという話。

至極単純な話ですが、「勉強が楽しい」と思えば好きになります。

と、ここで終わってしまうと「タネ」にならないのですが、でもここが一番重要なのです。「楽しいかどうか」というところが。

何かこう勉強すること、学ぶことを、苦痛というか重荷のように扱うようなところを感じることがあります。「罰として宿題!」という言い方をするのがその典型例です。そういうことを繰り返されると「宿題=罰」というのが刷り込まれます。家で勉強するのが苦痛になるのも無理はありません。

本来学びは楽しいものなのに、それを苦痛なものにしようとしているのではないか? という気がします。

子供に勉強好きになって欲しければ、まずは「勉強は苦痛なものだという価値観を見せないことです。親自身が新しいものを学ぶことに積極的で、新しいことを知ったら嬉しい、楽しいという表情をしているかどうか。子供が学校から帰ってきて「こんなん習った」と言うのを、嬉しそうに聞けるかどうか。「へーーー、すごいね、そうなんだ」と感心し、喜んでいたら、新しいことをどんどん持ってきてくれます。そのうち本で自分で学んだことも講義してくれるでしょう。

一見、普通の「土鍋」が異例の大ヒット。その驚きの理由は?

今、ある「土鍋」が主婦たちの間で話題を呼んでいます。その名も「かまどさん」。美味しいけれど火加減が難しいとされていた土鍋での炊飯が、いとも簡単にできてしまうという代物です。「「テレビ東京『カンブリア宮殿』(mine)は、放送内容を読むだけで分かるようにテキスト化して配信。かまどを開発したのは「長谷園」という伊賀市にある老舗の工房。倒産の危機にあったという窮地を救ったのは、「伝統は毎日進化している」という柔軟な発想力でした。

自宅のご飯が絶品に~大人気「魔法の土鍋」

東京・恵比寿にある一見、見過ごしてしまいそうなお店。「イガモノ」という小さな焼き物屋さんが、女性たちに大人気となっている。彼女たちのお目当ては土鍋。ここは大小様々、200種類もの土鍋を扱う専門店だ。

店の一角にお客が集められて始まったのは料理教室。作っていたのは燻製だ。

燻製が作れる土鍋はその名も「いぶしぎん」(大、1万6200円)。土鍋の底にまず燻製のチップを入れ、チーズやうずらの卵などをセット。煙が出始めたら蓋をして、溝になっている淵に水を注ぐ。これによって煙が外に出ないから、食卓で使える。30分燻しただけでしっかりアメ色になっていた。

他にも見たことのない土鍋が続々。3分で温野菜が作れる「ヘルシー蒸し鍋」(大、1万800円)。そして一番人気は、釜戸で炊いたようなご飯が作れる土鍋「かまどさん」(3合、1万800円)。火加減の調整は必要なく、中火のままでOK。13分間熱したら火を止めて、余熱で20分蒸らす。できあがったご飯はふっくらツヤツヤ。お米のひと粒ひと粒が立っている。

かまどさんは土鍋としては異例の75万個を売り上げた大ヒット商品だ。

いつもの味をガラリと変えてしまうこれらの魔法の土鍋は、全て同じ窯元が作っている

その故郷は三重県伊賀市の山里にあった。「伊賀焼の里」と呼ばれる小さな焼き物の町にある長谷園。江戸時代末期の1832年創業で、185年の歴史を持つ老舗工房だ。現在の売上高は6億8000万円。

長谷園7代目当主長谷優磁は伊賀焼には一般的な焼き物とは違う特性がある」と言う。原料の土だ。

「蓄熱することができるし、保温もできる。調理器になったとき非常にいい働きをする」

地元で採れるこの土こそ伊賀焼の要。実は伊賀の里は400万年前、琵琶湖の底にあった。その土は古琵琶湖層と呼ばれ、生物の死骸や植物など多くの有機物を含んでいる。この土を高温で焼くと有機物が燃えて、鍋の中に小さな気泡が無数にできる。結果、発泡スチロールと似たような構造になり保温性が高くなるのだ。

「ウナギを食べれば精がつく」これは本当なのか?

「精をつけるためにウナギを食べるといい」というのは多くの人が耳にしたことがあるでしょう。

しかしなぜそう言われるのか、ご存じでしょうか?

今回は、ウナギに含まれる栄養素やその効果について解説します。

「精がつく」の意味

「精力」とは、「精神や肉体の活動する力、仕事を成し遂げる元気」のことを言います。

精力剤などからイメージすると、性的な能力が思い浮かぶかもしれませんが、それは一部分のことであり、精神的・肉体的に元気づくことを「精がつく」と言うのです。

具体的には、疲労回復や免疫力アップ、血流改善、細胞の活性化などがそれにつながります。

また似た意味を持つ言葉に「滋養強壮」があります。

ウナギが「精がつく」と言われるワケ

ウナギにまつわる風習として有名なのが、7~8月の「土用の丑の日」ですね。

夏バテの時期に栄養満点のウナギを食べて精をつけようというものですが、実はこの風習、ただ単にウナギ屋の売上向上のために広められたという説が有力なのです。

しかし「ウナギを食べて精をつける」という考え方が全くデタラメというわけではありません。

それはウナギには、栄養学的に滋養強壮が期待できる次の栄養素が含まれているからです。

亜鉛

身体の代謝に関わる重要なミネラル。免疫細胞を含む細胞を作る働きやエネルギーを作り出すのを助け疲労回復に働きます。

性ホルモンの合成をスムーズにする働きもあるため、精力剤に含まれることも多くあります。

ビタミンA

ビタミンAは目の健康に欠かせないビタミンです。

また、粘膜の健康を維持し、免疫力を高めるのにも働きます。

ビタミンB群

糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーへと変換する時に必要な栄養素です。代謝を促し、疲労回復に役立ちます。

また、新しい細胞を作るのをサポートします。

ビタミンE

ビタミンEは体内で糖質をエネルギーへと変換する時に必要な補酵素となります。代謝を促進することで、疲労回復にも役立ちます。

抗酸化作用を持ち、血液をキレイにしたり、血管をしなやかにして血行を良くするのに働きます。

「若返りのビタミン」とも呼ばれ、全身の細胞の老化を防ぎます。

EPA

魚油に含まれる良質の油「EPA」を含みます。

EPAは、血液や血管の健康を維持し血行を良くするのに働きます。

 

ウナギだけでは精はつかない!

これまでウナギに豊富に含まれる栄養素を紹介しましたが、ウナギではほとんど摂ることができない栄養素もあります。

それは、ビタミンCや食物繊維です。

精をつける栄養素をいくら摂っても、不足する栄養素があれば身体が働く機能のバランスは乱れてしまいます。

ウナギの食べ方と言えば、うな重や白焼き、う巻きなどが主流。しかし、実はこの食べ方では、ビタミンCや食物繊維はあまり補うことはできません。

ウナギは精のつく食材のひとつですが、「そればかり」「それだけ」ではなく、バランスのいい食事の中に精のつく食品を積極的に摂りいれるようにしましょう。

ウナギ以外に精がつく食品

最後に、ウナギ以外で精がつく食品をご紹介します。

にんにく

疲労回復に働くビタミンB1が含まれます。それだけでなく、にんにくに含まれるアリシンはビタミンB1と結びついて「アリチアミン」という物質に変化します。

アリチアミンには、ビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。

にら

にんにくと同様に、ビタミンB1、アリシンが豊富です。また、免疫力を高めるビタミンA、ストレスを緩和するビタミンCも豊富です。

やまいも

ビタミンB1が豊富。昔から滋養強壮にいいとされ、「山のウナギ」と呼ばれていたそうです。

牡蠣

ビタミンB群、亜鉛が豊富。また、身体を作るもととなるたんぱく質やエネルギー源のグリコーゲンなども含んでいます。

スッポン

含まれる栄養素はウナギと似ており、精のつく食材として有名で、亜鉛、ビタミンB群、カルシウム、鉄分が豊富です。精力剤や市販の栄養ドリンク、健康食品の原材料に用いられることも多くあります。

 

執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ

 

<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー。
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中

<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

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日本に近代化をもたらしたと言われる明治維新ですが、この「革命」を考え直す書籍なども数多く見られます。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』の編集長・柴田忠男さんが紹介しているのもそんな一冊。果たして私達が教科書で学んだ明治維新は「正しいもの」だったのでしょうか。

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明治維新という幻想
森田健司・著 洋泉社

原田伊織の『明治維新という過ち』シリーズ以来、明治維新を考え直す本がいくつも出てきたようだと思っていたら、この分野は従来から学者や作家やマニアによる甲論乙駁の戦場だったようだ。森田健司『明治維新という幻想 暴虐の限りを尽くした新政府軍の実像』を興味深く読んだ。

この本の核心は「平和で豊かな江戸文化・道徳を否定した明治新政府は、非道な方法で戊辰戦争を勝ち抜いた。開明的で希望あふれる『明治の世』を目指したという彼らの正体を、民衆が作った『風刺錦絵』や旧幕府軍側の視点を通して検証する」というものだ。思想史学を専門にする筆者らしい展開である。

歴史観に正解はない。明治新政府の歴史観も、著者の歴史観もひとつの例でしかない。しかし、後者にあって前者にないのが「先人への敬意」であるという。新政府は自らの政権が正当なものであり、戊辰戦争は避けがたいものだったということを、さまざまな理屈を駆使して発信し、維新史を構築していく。

それは「旧き悪しき近世=徳川幕府」を「自由・平等・博愛を旨とする近代=明治新政府」が圧倒する物語を創作し正史とすることだった。戊辰戦争の終結からわず3年後には、自らの正当性を裏付ける史料の収集と編纂を始めた。新政府が「正史」としてまとめた「復古記」は、やがて「事実」に転化する。

その後、文部省維新史料編纂会によるさらに大規模な「正史」編纂プロジェクトが始まり「大日本維新史料綱要」などにまとめられ、今も日本近代史の基礎となっている。一方で、ペリー来航時の幕府の高い外交能力を記した「墨夷応接録」を隠蔽し、幕府が混乱状態であったなどとの虚偽を広めている。

【王子神谷】ラーメン官僚が「ブレイク前に早く」と焦る、わんたん麺【麵屋坂本01】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。豪華執筆陣による興味深い記事を1本から購入できて読める、まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・王子神谷「麵屋坂本01」の特製わんたん麺。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、人気爆発前の訪問を強く勧める、麵屋坂本01の特製わんたん麺のお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】麵屋坂本01

麵屋坂本01@王子神谷にて、特製わんたん麺。

4月18日にオープンしたばかりの新店。

オープンから数日にして既に評判は上々。昼のみの営業で、営業時間が短いとはいえ、店の前には長蛇の列が発生する程の人気ぶりだ。

店舗外観は、まるで民家のような造り。民家用の通常の表札の代わりに『麵屋坂本01』と書いた表札が掲げられている。

ランドマークである行列がなければ、気付かないで通り過ぎてしまいそうな店構えだ。この外観、実にマニア心をくすぐってくる。

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「特製わんたん麺」を注文させていただいた。

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鶏豚をはじめとした動物系素材の重厚なコクをズドンと前へと押し出したスープ。

そのスープを1杯1杯、小鍋で温めて提供する。

提供時には、このスープに牛脂の薫りと山椒の芳香とが絶妙に折り重なる。

汁なし担々麺ならばともかく、汁そばかつ担々麺でもないのに、山椒をデフォルトで投入してくるのは珍しい。

思わずニンマリとさせられるチャレンジスピリットだ。そして、その試みは味的な側面においても、見事に成功している。

肉厚のワンタンが大量に入るサービス精神にも文句の付けようがないし、類まれな存在感を放つ中太ストレート麺も秀逸の一言に尽きる。

これは美味い! 他に類を見ないオリジナリティをしっかりと備えながら、ここまで完成度の高い1杯に出逢ったのは久しぶり。

同店は間違いなく人気店になるだろう。

人気が爆発する前に足を運ぶことを強くオススメしておきたい。

 

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

麵屋坂本01

営業時間 11:00~14:30

住所 東京都北区王子3-8-6

定休日 月曜

右クリック開発の日本人が語る「日本から優秀な人材が出ない訳」

GoogleやFacebookなど、世界的なIT企業の多くは米国で誕生し、これらの企業では数多くの優秀なプログラマーたちが活躍しています。しかし、日本の「IT企業」の優秀なプログラマーが、世界中を驚かすような画期的なサービスを開発した、という話はあまり聞こえてきません。メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で、Windows95の設計に携わり「右クリック」「ドラッグ&ドロップ」「ダブルクリック」などを現在の形にした世界的エンジニアの中島聡さんは、「ITのプロは日本では出世しない」というネット記事を紹介し、その理由として日本のIT企業の2つの問題点を指摘しています。

日本企業とソフトウェアエンジニア

少し前に、Facebook に「ソニー株式会社を退職しました」という記事の投稿をしていただきました。色々と考えされられる記事ですが、同じ時期に書かれた ITPro の「「ITのプロは日本で出世しない」と米国人から言われ、数日考え込んだ」という記事と合わせて読むと、なおさらです。

これらの記事で指摘されている日本のIT業界の問題は、私自身もこれまで何度も指摘して来ましたが、その根底に、「正社員を簡単には解雇できない日本社会」と「建築業界と同じように、大手のITゼネコンにIT投資という形で政府がお金を流し込めば業界全体が潤うと信じている経産省」があるため、簡単には解消しません。

極端な話をすれば、日本の社会で(正確には日本のIT業界で)出世するためには、たとえ理系の大学・大学院を出たエンジニアでも、いつまでもプログラムなど書いていてはダメで、早いうちから「ITの分かる管理職」や「ITの分かる営業」にならなければならないのです。その結果、日本で「プログラマー」と呼ばれる人たちの多くは、下請け会社で働く派遣社員で、理系の大学でちゃんとした教育など受けていないのです。

過去最悪の46億円赤字「大塚家具」に眠っている新たな希望

一昨年の「お家騒動」でにわかに注目を集め新経営体制で再出発を果たした大塚家具ですが、先日同社が発表した決算報告によると過去最悪の46億円の赤字に転落するなど、崖っぷちの窮地に立たされています。大塚家具に何が起きているのでしょうか。無料メルマガ『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』の著者でMBAホルダーの安部徹也さんがこの原因を詳細に分析、さらに「新生・大塚家具」が復活のために打つべき手について考察しています。

崖っぷちに追い込まれた大塚家具

親子による経営権の争い後、娘の大塚久美子社長の下で順風満帆のスタートを切ったと思われた「新生大塚家具」ですが、2016年12月期の決算は誤算だらけだったといっても過言ではないでしょう。

売上高は前期比20%ダウンの463億円、最終利益は過去最悪の46億円の赤字に転落してしまったのです。急激な業績悪化に、手元のキャッシュは1年間で71億円も減少しわずか39億円まで落ち込むなど、まさに「崖っぷち」まで追い込まれた形となりました。

この原因としては、新生大塚家具の誕生後、経営権を巡るゴタゴタのお詫びの意味での「大感謝フェア」を開催し、最大で通常価格から50%割引するなど、大規模なセールを実施することにより、需要の先食いが起こったことが挙げられるでしょう。また、この大幅な割引セールによって、「大塚家具は高級路線から決別し、ニトリやIKEAと同じような低価格路線に舵を切ったというイメージが一般消費者の間に浸透したことも、従来からメインターゲットであった高価格帯の顧客が離れる一方で、低価格帯の顧客はニトリやIKEAから流れてくることはなく、完全に誤ったイメージが世間に定着して顧客離れを招いてしまったことも大幅な業績悪化の要因といえます。

この誤算により、新生大塚家具が誕生した際に策定した2015年度から2017年度までの中期経営ビジョンは達成が困難になったとして、新たな経営ビジョンを策定し直さざるを得なくなったのです。