パリ五輪出場権を獲得!バレーボール女子日本代表「強さの秘密」

パリ五輪の出場権を手に入れた、バレーボール女子日本代表。監督の眞鍋政義氏が語った、選手たちの「能力の引き出し方」を無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』が紹介しています。

バレーボール女子日本代表 躍進の秘訣

パリ五輪の出場権が決定したバレーボール女子日本代表。代表監督の眞鍋政義氏はいかに個々の能力を最大限引き出しているのでしょうか。

2008年の代表監督就任から2012年のロンドンオリンピックで銅メダル獲得へと導いた歩みを振り返っていただき、世界の舞台で勝利を掴む人材・組織を育てる要諦を探ります。
※対談のお相手は、柔道全日本女子をメダルラッシュに導いた増地克之氏です。

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〈眞鍋〉
2008年の北京オリンピックでは、男子は11位、女子は5位という結果に終わりました。私は解説者をしていたのですが、もう居ても立ってもいられないといいますか、日本代表のプレーを見ながら自分ならどう戦うか、どんな指示を与えるか、自然と感情移入していました。

その中で北京オリンピック終了後、日本バレーボール協会が次のロンドンに向けて代表監督を公募することを知り、すぐ手を挙げたんです。そしてプレゼンテーションとコンペを経て、女子日本代表の監督に選んでいただきました。

当時、日本女子バレーは1984年のロサンゼルスオリンピック以来、20年以上メダルから遠ざかっていました。ですから、最初に「ロンドンオリンピックでメダルを獲る」という明確な目標を掲げました。ところが、バレーボール男子日本代表監督を務めた松平康隆さんに呼ばれた時に、目標はメダルを獲ることだとお伝えすると、こうおっしゃったんです。

「その目標を達成するのであれば、非常識を常識にするしかない」

〈増地〉
非常識を常識にする。

〈眞鍋〉
この言葉にはものすごく衝撃を受けました。

あとは、「5つの世界一をつくれ」「セッターの竹下佳江、エースの木村沙織のサーブは既に世界一、リベロの佐野優子は世界で3本の指に入るがまだ世界一とは言えない。残りは自分で考えろ」と。それで3か月くらいずっと戦略を考え、いろんな本も読みながら、サーブレシーブ、ディグ(スパイクレシーブ)、失点を少なくするディフェンスの強化など日本オリジナルのバレーを追求していったんです。

選挙イヤーの欧米で「関心事の変化」とプーチン大統領「北朝鮮訪問」の波紋

アメリカ大統領選挙の第1回テレビ討論会を間近に控え、アメリカの有権者の関心事は「民主主義」から「インフレ」へと移ったと話題になっているそうです。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授が、選挙が続く欧米で何が関心事となっているのか解説。外交面では、この1週間で最も注目されたプーチン大統領の北朝鮮訪問に触れ、両国間で結ばれた包括的戦略パートナーシップ条約に韓国が激しく反応した理由を伝えています。

激しい気候変動のなか、朝鮮半島とガザ、ASEANで展開された外交と変化を検証する

11月のアメリカ大統領選挙に向けたジョセフ・バイデン大統領とドナルド・トランプ前大統領の第1回のテレビ討論会まで1週間を切り、世界は「選挙イヤー」の熱気を否が応でも感じ始めた。欧州ではイギリスの選挙に続いてフランスの議会選挙も予定されている。

アメリカの有権者の最大関心事が「民主主義」から「インフレ」へと移ったことが多くのメディアで報じられ、欧州の選挙との共通点が注目された。

日本人が欧米の選挙を見ていてしっくりこないのは、経済への関心が同じように高くても「インフレ」とは「まだ無縁」だと多くの有権者が思っているからなのだろう。同じように欧米社会で関心の高い「移民・難民問題」や「気候変動問題」も、日本では馴染みのあるテーマとは言えない。日本のニュースのラインナップと欧米を比べたとき、圧倒的に頻度が低くなるのが移民と気候変動のニュースだからだ。

ここ数年、欧米の初夏のトップニュースといえば中国のお株を奪うように大雨と洪水が定番で、時折、干ばつと山火事の被害情報が入るというパターンが繰り返されてきた。

今週はフランスで大規模な洪水が起き、気候変動のせいなのか、長雨でミツバチが大量死したニュースも注目された。アメリカではヒートドームが中西部から北東部を覆い、高温への警戒が呼びかけられるなか、ニューメキシコで山火事が発生し、大規模災害の宣言も出された。南部ではハリケーンや竜巻の被害も続いている。

こうした被害がなぜ起きたのか。それが気候変動から説明されることによって大統領選挙での争点になるのである。つまり日本のメディアが高い頻度で取り上げる対中国をふくむ外交問題は、ひょっとするとインフレや移民、そして気候変動といった問題の次にくるテーマかもしれない。

その外交問題のなかでも、中国により強い関心が注がれているかといえば、必ずしもそうではない。恐らく、イスラエルとハマスの戦い(ガザ問題)や、ロシア・ウクライナ戦争(露烏戦争)と比べれば優先度はむしろ低いのではないだろうか。

というのも、どう中国と向き合うかという問題は、ガザ問題や露烏戦争とは違い、バイデン、トランプの間にそれほど大きな政策の違いはないからだ。トランプ大統領の再登板によってウクライナ支援が見直されたり、イスラエルのガザ攻撃がほぼ手放しで支援され続けるかも、といった激変がもたらされるわけではないのだ。

木村拓哉にザワつく芸能界。キムタクドラマが最終話だけ高視聴率なのはなぜなのか?「ありえない…あの内容で…」の声も

木村拓哉さん(51)主演の連続テレビドラマで「異常現象」が発生し、芸能関係者をざわつかせています。先日の『Believe-君にかける橋-』最終回視聴率は、それまでの9%台から13.2%にジャンプ。また2年前の『未来への10カウント』でも、9~11%台をウロウロしていた視聴率が最終回で突然13.1%になりました。なぜキムタクのドラマは「初回と最終回が高視聴率」になり、結果として平均視聴率二桁台をぎりぎりキープできてしまうのでしょうか?芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、キムタクの不思議なパワーの謎に迫ります。

最終回にいきなり「高視聴率」木村拓哉が起こす奇跡

6月25日に発表された視聴率に、芸能関係者たちがザワザワしています。

それは、健闘したり大惨敗したりの4月期連続ドラマがあまたある中で、キムタク主演の『Believe-君にかける橋-』最終回視聴率が、いきなりのジャンプアップをみせたからです。

初回こそ11.7%と“高視聴率男・木村拓哉復活か!”と期待されたものの、第3話~第8話の視聴率は全て9%台というジリ貧状態だったドラマが、第9話の最終回はいきなりの13.2%…週刊視聴率ランキングでは堂々の第4位にも輝きました。

初回から大ラス前の平均視聴率は9.9%で、このままだとキムタク主演のドラマではとても不名誉な“平均視聴率一桁台”で終わる可能性もあったのですが、最終話の巻き返しにより、辛うじて二桁に乗せた10.3%で終わることができたのです。

この視聴率の推移で私の頭の中に浮かんだのは、2年前の『未来への10カウント』で憶えていた違和感でした。

このドラマも、初回視聴率は11.8%と期待されたわけですが、第2話以降は9~11%台をウロウロ…ところが第9話の最終回はいきなりの13.1%…平均視聴率は10.9%でした。

これがキムタクパワーなのか?通常では「ありえない…」の声も

私は、1話完結の連続ドラマ以外は、第2話以降視聴率が失速すればそのまま、第2話以降盛り上がりをみせれば最終話に向けて徐々に視聴率は上がっていくという認識を持っていたので、この“最終話だけいきなりジャンプアップする視聴率”に違和感を憶えたものでした。

私の周辺のドラマ好きな人物たちと話をしても、「今はネットの影響も大きいみたいだから、話題になったとしても1回観て、つまんねぇ~と思えば2度と観ることはないですよ…」という意見は昔から今も変わっていません。

また仕事仲間の芸能関係者たちに聞いても「確かに物語の肝の“未来への希望や再生”という終わり方でしたが、それまでの伏線回収ばかりで、特に目新しい展開もなかったことが若干の消化不良を残しました」という感想が聞かれました。

どんでん返しやサプライズを期待した視聴者が“最終回に何かある!”とチャンネルを合わせたのでしょうか…それだけで4.1ポイントも数字がジャンプアップするものでしょうか…。

やりたい放題「カオス都知事選」に立命館大学教授が警鐘。NHK党の悪ノリも自民の裏金も日本国民の“写し鏡”だ

東京都知事選における「NHKから国民を守る党」や衆院東京15区補選の「つばさの党」などによる、選挙戦での目に余る悪ふざけや蛮行とも言えるパフォーマンス。あまりの酷さに公職選挙法の改正を訴える声も多く上がっていますが、法改正を「筋が悪い」とする見方もあるようです。政治学者で立命館大学政策科学部教授の上久保誠人さんは今回、国民の側が毅然たる態度で選挙に臨む姿勢を示さない限り政治家は変わらないと断言。その上で、何が上記2党のような団体が跋扈する政治現象を生み出したのかについて考察しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:脆弱さが露呈。立命館大学教授がカオス都知事選を機に考える選挙制度

プロフィール:上久保誠人(かみくぼ・まさと)
立命館大学政策科学部教授。1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。

NHK党も自民党も国民を見て行動。有権者が毅然と選挙に臨む姿勢を示さなければ政界の劣化は続く

東京都知事選に過去最多の56人が立候補した。選挙ポスター掲示板が波紋を広げている。ある候補者は、ほぼ全裸で局部をシールで隠しただけの女性の選挙ポスターを掲示した。

また、掲示板に候補者と直接関係のない同じ人物やデザインのポスターが多数張られた。掲示板には、さまざまな人物の画像とともに、デザインの同じピンク色のポスターがずらりと張られていた。

仕掛けたのは、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首だ。NHK党は24人の候補者を都知事選に擁立した。立花氏は、候補者を大量擁立して選挙ポスターの掲示板を占有し、党に寄付した人の主張をポスターに掲載するという、型破りの構想を打ち出した。

NHK党によれば、5月末日までは1カ所5,000円、6月1日~19日は1万円、20日以降は3万円を党に寄付すれば、都内約1万4,000カ所にあるポスター掲示板のうち1カ所で、独自に作成したポスターを最大で24枚貼れる。

ポスターのデザインや内容は、立候補者ではない寄付者が考えたもので、QRコードなどが掲載されることになる。読み込むと特定の交流サイト(SNS)の画面に誘導される。まるで、風俗の広告としか思えないようなポスターもある。

公職選挙法上、これらのポスターは規制ができないのだという。内容についての規制はないからだ。ほぼ全裸のポスターは、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」に違反するとして、警視庁から警告を受けて、最終的に撤去した。また、掲示板に風俗店の店名などを記載したポスターを貼ったことについても、警視庁が風営法違反にあたる疑いがあるとして、政治団体の代表に対して警告を行った。警告の後、ポスターは政治団体によって貼り替えられたという。

だが、これはあくまで条例や風営法の違反であって、公職選挙法違反での摘発ではない。公職選挙法上、これらのポスターは規制ができない。内容についての規制はないからだ。

公職選挙法の改正など、今後どう規制していくかの議論は、すでに他の識者などによって行われている。候補に際して必要な「供託金」の金額を引き上げること、推薦人制度を導入すること、ポスターに関して本人の顔写真を加工無しで掲載することを条件とすること、などさまざまな案が出ている。筆者は、法改正が必要ならば、すればいいと思う。

ただ、私は政治に関して、法改正による「罰則」を強化するのは、筋が悪いだと思っている。政治家とは選ばれたすぐれた人、「選良」であるはずだからだ。「選良」は、政治活動をいちいち罰則で縛る必要はない人たちである。

基地建設予算の75%が本土のゼネコンに。「利権の問題なので止められない」元防衛相も認めた“辺野古移設利権”の現実

6月16日に県議会選挙が行われ、23日には「慰霊の日」を迎えた沖縄。名護市辺野古では米軍基地移設のための埋め立て作業が政府により進められていますが、本土に住む国民の関心は決して高いと言えないのが現状です。今回の『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、沖縄国際大教授が沖縄を巡るさまざまな問題を解説したラジオ番組の内容を文字起こしし掲載。私たちが知るべき「沖縄の今」を誌面で紹介しています。
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:沖縄の今

沖縄慰霊の日、県議選の低投票率、辺野古の基地問題。私たちが知るべき「沖縄の今」

今週の「前口上」は、6月16日(日)に投開票が行なわれた沖縄県議選について書くと予告しましたが、すでに報道され尽くしている沖縄県議会でのパワーバランスの変化や、玉城デニー知事による今後の県政運営について、あたしが今さら書いたところで、この問題に興味のない人には読んでもらえないだろうし、興味がある人も食傷気味になると思いました。

それで、どんな切り口で書けば多くの人に興味を持ってもらえるかと考えていたら、6月21日(金)の文化放送『長野智子 アップデート』の「ニュース アップデート」のコーナーに、沖縄国際大学の前泊博盛(まえどまり ひろもり)教授が電話出演したのです。

沖縄県の宮古島に生まれ、琉球新報の記者として27年間を勤め上げた前泊教授は、外務省の機密文書をスクープして「日米地位協定」の不平等の源流を明らかにした記事で、早稲田ジャーナリズム大賞、日本ジャーナリスト会議大賞、日本新聞労働組合連合ジャーナリズム大賞特別賞を受賞するなど、他にも複数の受賞歴があります。

常にジャーナリストの目で「沖縄の今」を見つめて来た前泊教授は、今回「23日の沖縄慰霊の日について」「16日の沖縄県議選について」、そして「辺野古の基地問題について」と、今、あたしたちが知るべきことをとても分かりやすく、とても的確に解説してくださいました。長野智子さんと「びんさん」こと鈴木敏夫解説委員の質問も的を射ており、全編にわたって素晴らしい内容でした。

そこで今回は、前泊教授の発言をすべて文字起こししました。明日27日まではラジコのタイムフリーで聴くこともできますが、この素晴らしい内容はテキストとして残すべきだと思ったからです。それでは、あたしたちが知るべき「沖縄の今」を、どうぞ最後までお読みください。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

都知事選が分岐点に。NHK党の元幹事長が吐露、立花孝志氏を改心させられなかった忸怩たる思いと政治家としての賞味期限

法の不備をあざ笑うかのように、都知事選で選挙ポスタービジネスなるものを展開する「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。このような振る舞いを有権者はいつまで許すのでしょうか。今回のメルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』では、かつてNHK党の幹事長を務めた経験を持つジャーナリストの上杉さんが、同職を引き受けた理由を記すとともに立花氏や同党を「改心」させられなかった経緯を述懐。さらに今回の都知事選が、彼らを政治の世界から退場させる一つの分岐点になるとしています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:【教育係からの反省】5年前、なぜ立花孝志(執行猶予中)とNHK党(旧N国党)を改心できなかったのか?

【教育係からの反省】5年前、なぜ立花孝志(執行猶予中)とNHK党(旧N国党)を改心できなかったのか?

人生に失敗はつきものだ。失敗は誰でも嫌なものである。だが、その失敗が人間を豊かにし、また人生に色どりを付けてくれるのもまた確かだ。

私自身、社会的には失敗だらけの人生である。

「なんであんな人物に近づいたのだ?」「惜しいよね、メディアさえ敵に回さなければ、能力を活かせたのに」「16本のテレビレギュラーを降板?オワコン、残念すぎるね」

こんな言葉を何度投げかけられたことだろう。

『人生から失敗をゼロにする方法』(三笠書房)という本の著者なのに、失敗だらけというのは問題があるのだろうか?

いや、実は、私自身はそうした指摘の中のひとつたりとも失敗だとは思っていない。むしろ、私の失敗の概念というのは世間のそれとは違い、チャレンジの途中で、休止を余儀なくされた成功の過程だとみなしているほどだ。

確かに、救済を求められ、人助けのつもりで手伝うと、しまいには当の人物に逆恨みをされ、裏切られる。そのようなケースは枚挙にいとまない。それでも、私はチャレンジを続けて、いわゆる「失敗」を繰り返している。

そうした批判の中で、私自身、もっとも大きな失敗だと言われているのが、NHK党の立花孝志氏を手伝い、同党の幹事長に就任した件だ。

「なんであんなやつとつるんだのだ」「上杉さんを嫌いになったのはあんな政党の幹事長を引き受けたことだ」「最低の選択だったな」

こうした言葉はもっともだろう。昨今の立花氏とNHK党の目を覆いたくなるような蛮行の数々を考えれば、私自身でもそう思う。だが、私は幹事長になった自体は問題だとは思っていない。なぜか?それは、5年前の就任会見で私自身の語った5つの宣言を知ってもらえば、納得してもらえるところもあるのではないかと思う。

この記事の著者・上杉隆さんのメルマガ

印象的な『虎に翼』のセリフ。「法律とはきれいなお水が湧き出ている場所」の“その場所”は時代によって変わるのか

性同一性障害と診断された男性が、戸籍上の性別を女性に変更した後に自身の凍結精子を使って生まれた娘との間の父子関係認定を求めた裁判で、最高裁は6月21日、法的な親子関係を認める判決を出しました。この判決に至るまでの経緯を取り上げているのは、健康社会学者の河合薫さん。河合さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で今回、1審からこれまでの各裁判所の判断を詳しく紹介・解説するとともに、この裁判を通して自身が強く考えさせられたという戸籍や家族、性別等に関する思いを綴っています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:親子とは何か?法律とは?

プロフィール河合薫かわいかおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

親子とは何か?法律とは?

家族とは何なのか?親子とは何か?性とは何か?性的マイノリティの家族のあり方に、新たな道を開く判決が最高裁で出ました。

この問題はすでに先週、多くのメディアが取り上げたので、ご承知の方が多いと思いますが、最高裁に至るまでの経緯の詳細を知るだけでも、とても意味あることだと思いますので、取り上げます。

今回「父親」と認められた40代の女性(以下、当事者)は、性同一性障害と診断され、2018年に戸籍上の性別を男性から女性に変更しました。

当事者は変更する前に凍結保存していた自分の精子を使って、30代の女性との間に2人の娘をもうけます。しかし、長女を出産した時の戸籍上の性別は「男性」、次女は「女性」に変更後に生まれました。

長女も次女も戸籍上の「父」の欄が空欄になっていたので、同じ年に父親としての認知届を自治体に出しましたが、認められませんでした。当事者の戸籍が女性に変更されていたことが理由です。

そのため子供が「親が認知しないことを訴える」というカタチで裁判を起こします。

しかし、1審の東京家庭裁判所は、原告の子ども2人と被告の40代女性には血縁上の親子関係があると認めたものの、法律上の親子関係は血縁関係と同義ではないと説明。「民法が規定する父は男性を前提としている」として、男性から性別変更をした40代女性と子との父子関係も否定し、「父とも母ともならず、法律上の親子関係を認める根拠は見当たらない」と結論づけました。

一方、2審の東京高等裁判所は、性別変更の前に生まれた長女については父親の認知を認めましたが、変更後に生まれた次女については認めませんでした。

そして今回、最高裁判所第2小法廷の尾島明裁判長は「親子に関する法制度は血縁上の関係を基礎に置き、法的な関係があるかどうかは子どもの福祉に深く関わる。仮に血縁上の関係があるのに親権者となれないならば、子どもは養育を受けたり相続人となったりすることができない」と指摘しました。その上で、裁判官4人全員の意見として「戸籍上の性別にかかわらず父親としての認知を求めることができる」という初めての判断を示し、性別変更後に生まれた次女との親子関係を認めたのです。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

知られざるガンジーの素顔。実の孫が語る“おじちゃんからの教え”

インドの伝説の指導者であるマハトマ・ガンジー。偉大な彼のお孫さんが書いた著書が話題となっています。“祖父”としてのガンジーは孫に何を教えたのでしょうか? 無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者である土井英司さんが詳しく紹介しています。

【あの大人物の孫による自己啓発書】⇒『おじいちゃんが教えてくれた人として大切なこと』

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おじいちゃんが教えてくれた人として大切なこと

アルン・ガンジー・著 桜田直美・訳 ダイヤモンド社

こんにちは、土井英司です。

本日ご紹介する一冊は、インドの伝説の指導者、マハトマ・ガンジーの教えを、5人目の孫である著者が説いた一冊。

著者のアルン・ガンジー氏は、『タイムズ・オブ・インディア』紙で30年間ジャーナリストを務めた後、祖父の教えを広めるため、「非暴力のためのM.K.ガンジー協会」を設立した人物で、2023年5月に亡くなっています。

著者は12歳から14歳までの2年間、ガンジーの教えを受けて育ったらしく、本書の内容はその時の言葉とエピソードが中心となっています。(時折、「バプジ」という呼称が出てきますが、これはガンジーのことを指しています)

「すべての人類は一つの家族だ」

「あなたがこの世で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」

「怒りは、賢く使いなさい」

「自分で自分を解放しなければ、誰もあなたを解放できない」

怒りや才能をどう扱うか、差別や偏見に打ち勝つにはどうするか、世界を変えるために必要な態度とは何か、豊かに生きるとはどういうことか…。

ガンジーの教えが、直接聞いた言葉でまとめられているので、じつにリアリティがあります。

さすが身内だけあって、これまでに聞いたことがないエピソードも含まれており、興味深く拝読しました。

著者が最後の方で補足しているように、後世になって伝えられているガンジー像は、決して聖人君子ではありませんが、それでも大きな変化を成し遂げるためにどんな態度で仕事に臨むべきか、大切なことを教えてくれたと思います。

本書を読めば、ガンジーの教えの根底にあった思想が何なのか、なぜ度重なる屈辱や理不尽に耐えられたのか、その強さの秘密がわかると思います。

教育やリーダーシップについて述べたパートもあり、リーダーとして、また親として、教育に悩む人にも、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。

紙の本じゃなくてもいいから読みなよ。1日に3冊本を読める方法

あなたは最近、本を読んでいますか?あまり読めていないな…という方に、メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が伝授している読書法をおすすめします。

1日に本を3冊でも読める! ほぼ無料かつ秒で読んでいける技術

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

僕は、実は本を読むのが大好きでして、毎日だいたい多い時で1日に3冊くらい、少なくても1冊半分ぐらいは読むようにしています。

たくさんの本を読むやり方として、Kindle unlimited、これ本当にアリだなと思っています。

だいたい1000円くらいの月額で何でも読むことができます。

これが素晴らしいのは、どんな時でも一瞬でダウンロードして読むことができるという点です。

例えば気になった本があったとしましょう。

「この人のこの本のタイトル面白いな」と思ったとしますよね。

そうしたらAmazonでその本を検索します。それがunlimitedにあったらすぐ買うことができます。

■ Kindle unlimitedに登録が無くてもハードルを上げずにすぐ読む方法!

もし無かった場合はどうするのかという話なんですけれども、

その作者さんの名前とかで検索すると、ある程度人気のある方だったら何冊も本を出しています。

何冊も本を出していたら、そのうち1個か2個unlimited登録があるんです。

それをとりあえず試しに読んでみましょう。

試しに読んでみて、それがすごく良い本であるならば、他の本も買えば良いですし、もしくは良い本でないなと思ったらそれで見限るのもありだと考えます。

その方の知識というか、言いたいことのメッセージや方向性は1冊読めばだいたい分かりますから。

1冊目は微妙だったけど、2冊目・3冊目で予想外のすごい内容だったとかそういうことはそこまでありませんし、逆に1冊目がすごい良かったら2、3冊目もだいたい良いので、とにかく作者さんのunlimitedをとりあえずまず読んでみて下さい。

著者の知識の多くはその1冊にだいたい入っていたり、結構かぶっていたりすることも人によってはあります。

ですので、まず1冊読むというのを習慣的にやっています。

あと会員になっていれば0円で心理的ハードルもないので、とりあえずunlimitedを探して読んでみる、

もしくはその方のunlimitedじゃなくても1番今安く売っている本を読んでみるというのがスピーディーで良いでしょう。

本を読むに際して当然かけるものはお金と時間です。

お金というハードルをunlimited、または1番安い本を探すということで、手間をかけずパッと読んでいくというのが重要です。

迷っている時間は無駄です。

これをやっていただくと読書量も増えていきますし、色々なことを知ることができます。

うつ病の人は「生活リズムが乱れて夜遅い時間に睡眠をとっている」という研究結果

うつ病の人と健常者では生活リズムにどのような違いがあるのでしょうか。それを調べた実験結果を、今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』で紹介しています。

うつ病と生活リズム

◎要約:『うつ病では身体活動の強度低下や分断化が生じ、生活リズムがつきにくく、睡眠相と身体活動のピークが後退した時間帯となるかもしれない』

うつ病では睡眠障害や活動性の低下が起きることが知られています。

今回は、客観的に測定された睡眠、身体活動、生活リズムとうつ病との関連を調べた研究をご紹介します。

加速度測定から分かる睡眠、身体活動、生活リズムとうつ病

Integrative Modeling of Accelerometry-Derived Sleep, Physical Activity, and Circadian Rhythm Domains With Current or Remitted Major Depression

スイスにおける研究で、うつ病(再発を含む)の患者と健常者を合わせて2,317人(平均61.79歳、54.42%女性)が対象となりました。

加速度測定を少なくとも7日間行い、うつ病の有無と睡眠、身体活動、生活(概日)リズムの関連について調べました。

うつ病がある場合の特徴として、以下の内容が示されました。

・身体活動においては、活動の強度が低下し、活動が分断していました(まとまった活動が少なくなっていました)。

・生活(概日)リズムが低下し、睡眠と身体活動のピークが遅い時間に後退していました。

今まで指摘されていた身体活動、睡眠、生活リズムについての内容が客観的に確かめられた結果となっていました。

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