もはや倒錯。ホンマでっか池田教授が指摘する「ビーガン」の傲慢

乳製品や卵を含む動物性食品を一切食べない完全菜食主義者ビーガン。最近ではファストフード店でもビーガンメニューが開発されるなど、その存在が話題となることも増えてきました。しかし、中にはその主義主張を他者にまで強要するケースがあり「倒錯している」と異を唱えるのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でもお馴染み、メルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』著者の池田教授です。池田教授はさらに、人が口にする農作物は、牛や豚の命は奪わなくても、虫など多くの命の犠牲の上に成り立っていると、その倫理感の矛盾を鋭く指摘しています。

ビーガンという倒錯

ドミニク・レステルという初めて聞く名のフランスの哲学者が書いた『肉食の哲学』という本を読んだ。原題は『Apologie du carnivore』(肉食者の擁護)である。帯には「肉食は我々の義務である。ビーガンの心がけは立派だ。だがその道は地獄に続いている」と過激な文言が書きつけてある。帯の後半は「地獄への道は善意によって敷き詰められている」という有名な箴言のもじりだな。

ところで、ビーガンとはどういう人か。基本的に植物食の人はベジタリアンと呼ばれるが、ベジタリアンにもピンからキリまであって、忌避する食べ物の種類によって5通りくらいに分けられる。

  1. ビーガン 植物性食品のみを食べ、動物性食品は一切食べない。最も極端なベジタリアンである
  2. ラクト・ベジタリアン 植物性食品に加え牛乳や乳製品は食べる
  3. ラクト・オボ・ベジタリアン 2に加え卵は食べる
  4. ペスコ・ベジタリアン 3に加え魚は食べる
  5. ポーヨー・ベジタリアン 4に加え鳥肉は食べる、獣肉は食べない

ベジタリアンの意識の底に流れる基本的な倫理として、生きた動物を殺して食べるのは残酷だという思いがあることは確かだろうが、4や5は健康志向あるいは個人的な趣味の問題で、倫理的な問題とはあまり関係ないだろう(だからいけないと言っているわけではない)。牛や豚を殺して食うのは残酷だが、魚や鶏を殺して食うのは残酷ではないというのは、どう考えても合理的でないからだ。

牛乳や乳製品は殺さなくても入手できるので、これを食べるのは上の倫理に照らして許されるという2の人の考えは理解できるが、3は微妙である。鶏の卵には有精卵と無精卵があり、前者は鶏に育つので、これを食するのは発生途中の鶏を殺すことになり、鶏の生命が至上のものとの考えに立てば、人間でいえば堕胎と同様な倫理的問題を孕む。無精卵は厳密には生きていないとは言えないが、発生を始めることはないので、単なる細胞だと考えれば、これを食するのに倫理的抵抗感は少ないだろう。尤も有精卵と無精卵を見た目で判断するのは不可能に近いが。

「再雇用で給与が大幅ダウン」貰える年金額も下がってしまうのか?

60歳以降も再雇用や継続雇用で働く人が多くなっていますが、気になってくるのが年金の問題。再雇用で今までよりも給与が大幅に下がった場合、厚生年金はどうなるのでしょうか?今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、そんな気になるケースを詳しく解説しています。

高い給与平均で厚生年金貰ってる人が、再雇用等にて低い給与で働いたら年金が下がってしまうのか

厚生年金って年金貰うまでに加入してきた時までの給与と、賞与の総額を平均して年金額を計算します。だから、入社した時から引退するまでの給与や賞与がすべて足されて、それが平均されるわけですね。

例えば若い頃は20万円くらいの給与で1年間働いて、その後50万円の給与で1年間働いた場合の平均は(240万円+600万円)÷24ヵ月=35万円になりました。この35万円を用いて年金額を計算します。単純に年金額を計算すると、35万円×5.481÷1,000×24ヵ月=46,040円の年金になります。

ところで定年後も働いてる方は多いのですが、再雇用とか継続雇用をする時に大幅に給与が下がるケースが大半です。そこで一つの疑問を持たれるのですが、低い給与で働く事になると、その結果として全体の給与平均が下がって年金額を下げてしまう事になるのではないか?と。

確かに、過去から今までの給与の全体の平均を取るので、せっかく高い給与だった人が低い給与で働く事になると給与の平均を下げて年金額を下げる事になりそうですよね。果たして年金額は下がってしまうのかを検証していきましょう。

1.昭和32年8月生まれの女性(今は63歳)

(令和2年版)何年生まれ→何歳かを瞬時に判断する方法!

絶対マスターしておきたい年金加入月数の数え方。

20歳になる昭和52年8月時点では外国に在住していたため(国籍は日本)、国民年金には加入できなかった。昭和61年3月までの海外在住期間は国民年金には加入不可だった。昭和61年4月以降の海外在住期間は任意で国民年金加入は可能にはなった。昭和52年8月から昭和57年5月までの58ヶ月間はブラジルで過ごす。

なお、この58ヶ月間は国民年金には加入できなかったので年金額には反映しないが、年金受給資格期間最低10年には組み込むカラ期間にはなる。

昭和57年6月からはサラリーマンの男性との婚姻を機に日本に帰って住むようになる。婚姻したのがサラリーマンの男性だったので、この女性は引き続き国民年金には加入する必要は無かった(昭和61年3月31日までの時代は)。

昭和57年6月から昭和59年3月までの22ヶ月間は国民年金には加入する必要は無かったが、将来の事も考えて任意での加入をした。一緒に付加保険料毎月400円も22ヶ月間納めた。

昭和59年4月からは民間企業に就職し、60歳前月の平成29年7月までの400ヶ月間は厚生年金に加入した。なお、昭和59年4月から平成15年3月までの228ヶ月間の給与平均(平均標準報酬月額)は25万円とし、平成15年4月から60歳到達月前月の平成29年7月までの172ヶ月間の給与と賞与の合計を平均したもの(平均標準報酬額)は48万円とする。

柔道の古賀稔彦はなぜ「五輪直前の大怪我」で金メダルを確信したか

華麗な一本背負いを得意技とし、平成の三四郎とも呼ばれた柔道家・古賀稔彦氏。1992年に行われたバルセロナオリンピックでは、その直前に全治1ヶ月の大怪我を負うも見事金メダルを獲得、日本中に感動を呼び起こしました。何がこのような「快挙」を可能にしたのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』で、その驚くべき秘話が明かされています。

勝負の極意

女子柔道が初めて公開競技として採用された1988年のソウルオリンピック。弱冠22歳にして、その大舞台で銅メダル獲得の快挙を成し遂げたのが北田典子さんです。

引退後もコーチとして恵本裕子選手を日本女子柔道史上初の金メダリストに育てるなど、手腕を発揮されています。そんな北田さんと女子プロ野球界の“女イチロー”こと三浦伊織さんの対談から勝負の真髄に迫ります。


北田 「講道学舎では、『負けは死を意味する』という暗黙の了解があるほど勝利に対する強いこだわりを選手全員が持っていました。といっても、敗北したこと自体で怒られることはありませんでした。要は、『負け方』なんです。勝っても勝ち方が悪ければ怒られましたし、負けても勇気をもって一歩踏み込んだために負けたのであれば、逆に褒められました。ですから、技術的なこと以上に、『なぜあの場面で攻めに行かなかったのか』といった精神面、人間育成の根幹である人間力を教え込まれました」

三浦 「ああ、技術以上に人間力を」

北田 「話は少し逸れますが、古賀稔彦が金メダルを獲得した1992年のバルセロナ五輪の時、古賀は試合10日前に靭帯を痛めて全治1ヶ月の怪我を負ってしまいました。おそらく、世間には『古賀はもうメダルを取れない』という諦めの雰囲気が漂っていたと思います。しかし、講道学舎の中では、『これで条件は揃った。古賀は勝てる』と皆が確信していたんです。というのも、オリンピックの舞台はどんなに実力があっても、0.1パーセントでも油断があれば勝てない世界です。古賀の場合、技術面はこれまで培ってきたものがありますから、最後の勝敗を分けるのは心です。怪我をしたことによって緊張感が研ぎ澄まされますから、『これで古賀は勝てる』とスタッフたちは確信しました。試合前に祖父が古賀に掛けたのは、『人間力で闘いなさい』のひと言だけでした」

三浦 「人間力で闘う」

北田 「そして古賀も古賀ですごかったのは、『自分は足が1本ないくらいで負けるような練習をしていない』と腹が据わったこと。見事、判定勝ちで金メダルを手にすることができました」

※ 本記事は『致知』2020年9月号特集「人間を磨く」より一部を抜粋・編集したものです

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アメリカの大都市を旅行しても野良猫にほとんど遭遇しないワケ

しゃべる猫「しおちゃん」の飼い主として有名な米国在住の医学博士しんコロさんのメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』には、読者から多くの質問が届きます。今回は「アメリカに野良猫はいる?」「研究職のしんコロさんはロックダウン中も出社していたの?」という2つの質問に、いつものように真摯に回答しています。

アメリカに野良猫はいるんですか?

Question

shitumon

アメリカには野良猫はいますか?(保護猫がいるくらいだからいるんでしょうね…。)また、TNR(捕獲して去勢避妊して離す)はアメリカではしませんか?

しんコロさんの回答

おっしゃる通り、野良猫が捕獲されてシェルターに保護されています。地域によって野良猫の数はかなり変わってくると思います。これまで僕はロサンゼルス、シアトル、ニューヨーク、そしてボストン郊外と4都市に住みましたが、路上で猫を見かけるという事はほとんどありませんでした。今住んでいるボストン郊外では時々庭に猫がやってきますが、彼らは飼い猫のようです。日本よりも保護に関してアメリカの都市の方が徹底しているのかもしれませんね。

一方で、TNRも行われています。TNRに関しては賛否両論で、野生動物の保護や地域の衛生管理の点で効果がないと言う意見と、それに反対する意見の両方がぶつかっています。TNRは猫の命を奪わない手段であり、捕獲して殺処分する方法とは本質的に違うので、直接的な比較をするのはナンセンスだと思いますが、立場の違いによって様々な意見が生まれてくるのは避けられない部分もあります。

Question

shitumon

ロックダウンの間もシンコロさんは出社?していらっしゃいましたか?

しんコロさんの回答

していました。何故なら僕は「エッセンシャルパーソネル」、かっこ良く言えば「会社にとって最も必要な人たち」、かっこ悪く言えば「出社しないと仕事にならない人たち」に含まれていたからです。

オフィスワーカーの人たちはZoomなどを使ってリモートで仕事をすることができますが、僕たちのような研究者は自宅では実験を行うことができません。研究施設がある場所でないと仕事にならないのです。そのため研究者たちはシフトを組んでなるべくいちどに大勢の人が研究室に入らないようにしながら仕事をしています。

現在もエッセンシャルパーソナル以外は出社していません。今回のコロナウィルスでのロックダウンの後、アメリカでは史上最高の失業者が出ており、その傾向は今もずっと続いています。僕たちのようなヘルスサイエンス系の仕事はなくなりにくい一方、研究者たちは現場に出向かないといけないのでリスクを負って仕事を続けなければならない部分もあります。僕個人としては支えなければいけない家族がいるので、コロナ禍でもこうして研究職を続けられることが有り難く感じています。

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10年後の「あおり運転犯」は、いま親から「早く食べなさい」と叱られている

社会問題となった「あおり運転」において、「あおり」行為に及んでしまうきっかけの一つに、前を走る車のノロノロ運転があります。「のろい」ことに怒りの感情が湧いてしまうのはなぜなのでしょうか。無料メルマガ『子育て相談室便り(非行 不登校 引きこもり)』の著者で、引きこもり不登校の子供を持つ母親を支援している「ラカン精神科学研究所」を主宰する登張豊実(とばりとよみ)さんは、子ども時代に親から「早く、早く」と急き立てられたことによる「切迫感」が大きく影響していると分析。切迫感は強迫観念を生み、強迫神経症の原因にもなると、伝えています。

子ども時代の母の「早く、早く」が大人になってあおり運転に繋がる

昨今、ニュースでよく耳にする『あおり運転』。

『あおり運転』の元にある性格は、子ども時代によく聞いた親の「早く、早く」の言葉からつくられます。

「早く、早く」は急き立てによる切迫感。「早くしないと学校に遅れる」、「早く食べなさい」、「早くお風呂に入りなさい」「早く寝なさい」…。

このように母はいつも「早く、早く」とあおっていました。

すると、「のろい」という文字が発生します。のろく走る車を見ると、かつて自分を急き立てた母になってしまう。

急き立てられていた主体が、一瞬にして急き立てていた母に入れ替わって、あおってしまう。

この切迫感は切迫流産にも繋がります。

すべては文字、言語です。どの言葉が自分を引っ張り、導いていくか。

味も形も想像できぬ。信州名物「辰野のほたる丼」とは一体ナニモノか

以前掲載の「卵でとじない。信州名物『駒ヶ根ソースかつ丼』のディープな世界」では、多くの方が思い浮かべるかつ丼とは少々勝手が違う「駒ヶ根ソースかつ丼」を紹介してくださった、無料メルマガ『郷愁の食物誌』の著者・UNCLE TELLさん。今回UNCLE TELLさんは、「辰野のほたる丼」なる、そのネーミングだけでは想像がつかない信州のご当地丼を取り上げています。

信州ご当地丼「辰野のほたる丼」

国道153号線、沿道の各地域どんぶりの会が手を取り合って「信州・天竜川どんぶり街道の会」を結成・連携を深めていると「卵でとじない。信州名物『駒ヶ根ソースかつ丼』のディープな世界」で紹介したところだが、もうだいぶ前になるのだが、その内のひとつ、辰野町のほたる丼を見聞試食すべく、友人と温泉行を兼ね取材と称し出掛けたことがあった。

辰野のほたる丼、ネットを見ると限り辰野町内ではけっこう認知はされている様子だが、松本市に住む私は、先の号で書いた『季刊信州』の記事ではじめて知った。まわりの友人何人かの内、聞いたことがあるという人もいたが、ちょっと離れたよそからはまだそれほど知られた存在にはなっていないようだ。ともあれ、松本市街から東山山麓線を経て、善知鳥(うとう)峠を越え、153号線を辰野町へ。

出力して持参したほたる丼についてのネット記事、ホタルの名所・辰野名物・ジューシーな信州鶏がおいしいほたる丼、その「ほたる丼マップ」、なんてカラフルな楽しいものもある。どうやら、ほたる丼はホタルの名所・辰野にちなんだネーミング、そして信州地鶏が丼にのったもののようだ。またサイトの情報によれば、ほたる丼は辰野町の商工会が音頭をとって2001(平成13)年に企画がスタート、その翌々年の03(平成15)年に販売を開始。辰野町界隈には、ギタローシャモなどおいしいい地鶏が何種類もあるので、鶏料理を盛り込んだ丼物にしたらどうかという話が進み、現在は“信州ハーブ鶏”を照り焼きにしてのせている。

スタート時に出来た基本レシピはあるが、この信州ハーブ鶏を120g使うことがほたる丼の唯一の決めごと、あとは店の裁量に任されているとか。だから店によってはかなりの個性も。町内に15店もが参加している信州辰野名物ほたる丼の会が出している「ほたる丼マップ」や、各店を紹介した記事をみて私たちが訪れたのはテンホウ辰野店。長野県内でラーメンや餃子のチェーン店を展開している店である。ほたる丼はその辰野店の独自メニューという。

「サザエさん」元フネ役声優に学ぶ、シニアという巨大市場の掴み方

「人生100年時代」という言葉もすっかり定着し、若者よりもお元気そうなシニアが溢れている感もある我が国。そこには大きなビジネスチャンスが眠っているようです。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、シニアの「元気」をビジネスに繋げるアイディアを披露しています。

シニアの“元気”は、巨大なマーケット!

グラウンド・ゴルフや社交ダンスだけが、シニアの娯楽ではありません。年配の方でも「やってみたいけど、私の歳では……」と、諦めてしまっていることがたくさんあるはずです。

ネットカフェ、まんが喫茶、プリクラ、カラオケBOX、ゲームセンター、コスプレ、ビーチバレーボール、ダイビング……。

年配だからといって、若者のやることに興味が無いわけではありません。面白そうだ、やってみたい、と思う人も多くいます。そんな人たちのために、無理なく、簡単に、気軽に、体験できる施設・サービスを作れば、喜んでもらえるのではないでしょうか。

いまのお年寄りは、気持ちが若く、意外とチャレンジャーです。たとえば、60歳以上の還暦野球チームが、全国に1,000チームあると言われ、全国大会も開かれています。驚きです。

テレビアニメ「サザエさん」の元磯野フネ役の声優・麻生美代子さんは、47歳でスキューバダイビングを始め、81歳まで続けていたそうです。スゴい!としか言えません。

高齢であるため、日頃の運動や健康診断は欠かせませんが、スポーツを楽しむことで、いつまでも元気でいることができます。ここにも、ビジネスチャンスがあります。医師のバックアップ、高齢者向けスポーツ用品の開発、スポーツジム、健康食品、講演会など、対象を高齢者に絞ったビジネスが、考えられます。

シニアに特化して成功している地域と言えば、東京・巣鴨地蔵通り商店街。大勢のお年寄りたちで賑わう、元気な街です。その商店街のお店には、お年寄りが必要とする、欲しくなる、楽しくなる商品が、たくさん陳列されています。

赤パンツで有名な洋品店をはじめ、老舗和菓子屋、鍼灸院、健康食品のお店、ベテラン揃いの美容室……など。

高齢社会となったいま、全国どこでも、こうしたお店が求められているはずです。あなたが扱う商品・サービス・お店を“シニア向け”に考え直してみませんか。

  • シニア向けドン・キホーテ
  • シニア向けヴィレッジヴァンガード
  • シニア向け居酒屋
  • シニア向けファストフード
  • シニア向け家電量販店

……。

お年寄りだって、楽しみたいのです。元気なシニアを応援してあげましょう。

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1兆円「日の丸ジェット」なぜ幻に?三菱重工の笑えぬ驕りと現実無視

三菱重工は、開発を進めていた「三菱スペースジェット(MSJ)」について、事実上凍結する方向で調整していると各メディアが伝えています。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者で、ジャーナリストの内田誠さんは、初飛行に成功してから約5年にわたる「国産ジェット」の夢の軌跡を東京新聞の記事から探ります。そして見えてきたのは、型式証明取得に苦しみ、外国人技術者頼みとなって開発費が嵩むという笑えない「国産」の実態でした。

三菱重工が初の国産ジェット旅客機開発を事実上凍結

きょうは《東京》から。【セブンNEWS】の第7項目でも取り上げましたが、三菱重工が初の国産ジェット旅客機開発を事実上凍結することになりました。

そこで、「国産ジェット」で《東京》の5年分の記事から検索を掛けることにしました。ヒットしたのは18件。意外に少ない感じがしますが、初飛行した2015年くらいから現在までの足跡をたどることができそうです。

《東京》の3面。まずは見出しと【セブンNEWS】第7項目の再掲から。

国産ジェット 事実上凍結へ
三菱重、コロナで需要激減

三菱重工業は、国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発費や人員を大幅に削減、事業を凍結する方向で調整していることが判明。問題続発で6度にわたる納期延期の末、新型コロナウイルス流行で航空会社の需要回復が望めず、止めを刺された形。

(補足)
既に今年6月、開発体制の縮小は報道されていたが、今回、30日に発表する中期経営計画で説明されることが判明したというもの。今後、航空需要の動向をみながら、事業を再開させるかどうかを検討するとみられ、事業再開に備えて「型式証明」の取得に向けた活動は継続するという。

開発費は既に1兆円規模となり、三菱重工の2020年3月期連結決算は、事業損益が20年ぶりの赤字に陥ったほどだった。

●uttiiの眼

スペースジェット(旧MRJ)開発が度々頓挫してきたのには様々な理由があったのではないかと想像する。6度の納入延期には、技術的困難以外の障害も数多あったはずだ。

加えて、新型コロナウイルスの影響は、想定することもできなかった不運であり、このような決断は致し方ないところだろう。型式証明さえとっておけば、何時の日か再び航空需要が増えた時に、プロジェクトが復活することもあり得るという計算のようだが、その日が本当にやってくるか否かは誰にも分からない。

仮にその日がやってきも、この飛行機に国際競争力が残っているかどうか、そこは皆目見当がつかないといったところだろう。

年末年始の17連休案は「空気読めてなさすぎ?」菅内閣の盲点とは【2020-2021】

今年の年末年始、17連休となる可能性はどれくらいあるのだろうか?西村康稔経済再生担当相が23日、「年末年始の休みを1月11日の成人の日まで延ばすよう企業に要請する」と発表。スケジュールの調整次第では17連休も夢ではないが、嬉しいという声だけではなさそうだ。

年末年始「17連休」案のカレンダーに賛否

カレンダー通りであれば、12月29日から来年1月3日までの6連休という企業が多い。しかし、これではコロナ禍の中で帰省や初詣などで人が集中してしまうとして、延長案が浮上した。土曜日にあたる12月26日から休みが取れる人は、17連休となるのだ。

年末年始カレンダー

突如として降って湧いた17連休案。月の半分以上を休むことができるこの案に、早くも賛否両論の声が上がっているが、意外にも否定的な意見が目立つ。

弁護士の八代英輝氏は、26日に出演した『ひるおび!』(TBS系)の中で、「ウチの事務所は検討してみようかと思っている」と発言。連休の延長に前向きな姿勢を示した。

一方、第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは『日刊ゲンダイ』の中で、「人出が減るとは限らず、感染の抑制につながるかは疑問です。加えて、2週間もマーケットを開かなければ、株価が下がる可能性もあります。社会的な影響への考慮が不十分ではないでしょうか」と語っている。

「思いつき」の連休が非正規の生活を直撃

もし17連休になった場合、最も大きな影響を受けそうなのが、非正規など時給制で働いている人たち。休みになってしまう分、収入を得られないことになる。単純に考えても通常よりも半分近くの収入を失ってしまうのだ。

一方、収入面で影響を受けないのは、月給制で働く公務員と正社員。ただ、「その期間はすべて有給消化で対応して」と指示する企業が出てくるることも懸念されており、正社員だからといって安泰とはかぎらない。

このような現状を受け、囁かれているのが、「形を変えた休業要請では?」との声。「人が集中しないように分散させる」と言えば聞こえは良いが、そのぶん企業活動は停止することになる。要は「働くな」ということだ。

これを「休業要請」という言い方にしてしまうと、国が補償をしなくてはならなくなる。だから、「休暇延長」という響きの良い言葉を使ったのではないかと見られているわけだ。

国民ウケは「給付金15万円」のゆくえ次第

しかし、国民に「働くな」という以上、給付金をセットにしなければ意味がない。派遣社員やパート・アルバイトで生計を立てている人たちにとっては死活問題だ。

先日、自民党の長島昭久、武部新両衆院議員らが国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策などを求める要望書を菅義偉首相に提出した。

そのメンバーの一人、細野豪志氏はツイッターで、「5万円は2次補正の予備費からの給付、3次補正も合わせると15万円の給付を提案した」と明かしている。

17連休案が現実味を帯びてくれば、この15万円給付を求める声も再熱してきそうだ。

中国の合法「侵略」に日本政府が対抗、土地購入者の国籍届け出義務化へ

外国資本による土地の売買が増えていることを受け、政府が土地購入者に国籍などの事前届け出を義務付ける法整備を検討していることがわかったと産経新聞が報じている。重要防衛施設周辺と国境離島に区域を対象にするとみられていて、日本の土地が外国に買われてしまうことに、政府も危機感を抱いているようだ。

外国資本による土地購入に政府がメス

私有地に関して現行の制度では、日本政府に所有者の国籍など個人情報を確認する権限がない。そのため、外国資本による日本の不動産購入に歯止めがかからない実態がある。日本の土地が、いつの間にか外国のものになってしまっているということだ。

この問題について、メルマガ『鈴木傾城のダークネス・メルマガ編』の著者で作家の鈴木傾城氏は、中国籍住民に占拠された「チャイナ団地」が日本各地で増加していることを指摘。『中国が画策する日本占領計画の恐怖。“チャイナ団地”はその橋頭堡と気づけ』の記事の中で、その危険な実態を暴いている。

「チャイナ団地」は侵略の第一歩

鈴木傾城氏によると、どこの地域にもある普通の団地が、中国人が多く住みつくことで乗っ取られてしまうような状況になり、周辺店舗を含めて中国化してしまっているという。

「チャイナ団地」と呼ばれる、こうした団地を拠点とした「侵略」はすでに始まっていて、中国は日本を標的にしていると鈴木傾城氏は指摘。

現行制度において、このような中国人の居住は別に違法でも何でもないが、こうした「点」はやがて「面」となり「領」となる危険性をはらんでいるとしている。

「土地購入」という手段でジワジワと侵略する中国

日本人は1平方メートルですらも中国の土地を買うことはできないのに、中国人はどんどん日本の土地を買い続けているという事実。

鈴木傾城氏によると、北海道では中国や外国資本によって東京ドーム515個分の水源地が購入されているという事実があるいい、約1万5000ヘクタールの土地はもう日本のものではないと伝えている。

これは北海道だけではない。東京や新潟でも中国人による大規模な土地購入が進められ、地元住民による反対運動を受けるということが起きている。九州や四国でも森林の買収を中国人が画策しているという。

他にも、外国資本による土地買収例としては、長崎・対馬で海上自衛隊基地の近接地を韓国資本が買収したケースがある。

このような侵略をこれ以上増加させないためにも、政府は近日中に有識者会議を設置し、年内に法整備の方向性について提言をまとめる方針で、来年の通常国会での法案提出を目指すとしている。

image by: 首相官邸