KDDIはStarlinkと強固な関係。auスマホでの直接通信は実現するか?

日本で衛星通信サービス「Starlink」を法人や自治体向けに展開するKDDIが法人向けサービスの説明会を実施。将来的にスマホへの直接通信を視野に入れていることが明らかになりました。今回のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』では、ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川さんが、スマホでの直接通信実現のための技術面、制度面の課題を列挙。それでも衛星通信分野においては国内で優位な位置にいると伝えています。

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KDDIがStarlinkによるスマホ直接通信の実現に含み──同社が持つ周波数帯にStarlinkは対応するのか

KDDIは10月19日、Starlink説明会をオンラインで開催。法人向けサービスについて説明を行った。Starlinkはすでに日本でサービス提供を行っているが個人向けにとどまっており、国内における法人や自治体向けのサービスはKDDIが手がけることになっている。ただし、サービス内容や料金体系については今回、明らかにされなかった。

説明会で注目されたのは、au基地局のバックボーン回線の活用、さらに「Starlink BUSINESS」としてWi-Fiや有線LANが提供されるだけでなく、将来的にスマホへの直接通信を視野に入れているという点だ。

StarlinkとアメリカのキャリアであるT-MobileUSが数年中にスマホへの直接通信のサービスを提供するとしている。Starlinkではアメリカ以外の国でのパートナーを募っているとしていた。

KDDIは衛星においてStarlinkに技術協力しているし、日本でのサービス導入においても、総務省との交渉に一役買っている。さらにKDDIは国内で唯一の「認定Starlinkインテグレーター」であり、これも世界で4社目なのだという。つまり、KDDIはStarlinkとの関係は強固なのだ。

日本におけるスマートフォンへの直接通信には技術的、さらには制度面の課題がいくつか残っているという。

松田浩路経営戦略本部長兼事業創造本部長は「iPhoneで発表された衛星通信機能は、衛星通信に使っている周波数をスマートフォンに搭載している。一方、StarlinkとT-MobileUSが発表したのは、地上で使っている周波数を衛星で使うというもの。

厳密に言えば、地上で使っていい周波数と、衛星で使っていい周波数は、国際的にも区分が分かれている。そこが制度面での課題となっている。

技術的には通信速度がどの程度になるのかといったことは、衛星側のアンテナの大きさなどにもよる。またスマートフォンのままで直接通信することを考えると、いくつか技術的な課題が残っている」としている。

StarlinkとT-MobileUSはミッドバンドを使ってスマホとの通信を実現するとしている。両者の使うミッドバンドと同じ周波数帯をKDDIが使えるのかどうか。もしくはKDDIが持つ周波数帯をStarlinkに対応させることができるのか。

楽天モバイルのスペースモバイル計画やHAPSがこれからの計画に対して、Starlinkはすでに3400機以上の衛星を飛ばし、ビジネスを稼働している点が大きい。

もちろん、事業が上手くいかず、突然、終了してしまう恐れもゼロではないが、いまのところ、KDDIは実に上手くStarlinkと組むことができたのではないだろうか。

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中国メディアすら“称賛”をやめた、中国の新最高指導部7人の顔ぶれ

中国共産党の党大会が10月22日に閉幕。翌23日に明らかになった7人の最高指導部メンバー「七皇」の顔ぶれは、メディアや専門家の予想以上に「習近平体制一色」を思わせるものとなったようです。多くの中国関連書籍を執筆している拓殖大学教授の富坂聰さんは、事前の人事予想の無駄を指摘していましたが、その富坂さんですら少なからず衝撃の人事だったよう。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、「七皇」の顔ぶれから透けて見える習近平の思惑を読み解き、中国メディアすらも冷ややかな反応を示した習総書記3期目の船出を伝えています。

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新たな最高指導部メンバーから習近平の思惑を読む

中国共産党第20回全国代表大会が閉幕し、予定通り新たな中央委員会のメンバーによって最高指導部メンバーが選出された。出そろった「七皇」の顔ぶれをみて改めて考えさせられたことは、やはり党中央の上層部人事の予想は難しいということだ。

そもそも外国メディアが何のストレスもなく人事を報じ、ほぼ事前の予測通りになったのは、胡錦涛の党中央総書記への就任時くらいだった。当然といえば当然の結果だ。

それにしても習指導部の情報管理は徹底していた。これまで「二人交代説」(党中央政治局常務委員=常委が二人退き二人上がるという説)に始まり「四交代説」まで予測があふれた。李克強が首相に留任するとした説や胡春華国務院副総理の首相就任説、はたまた李首相の全国人民代表大会(全人代)常務委員長へのスライド説までメディアを賑わした「説」は引きも切らない。だが、いずれも当たらなかったということだ。

筆者自身、このメルマガでも触れてきたように事前予想には無力感を感じているので、分析にそれほど熱心ではなかった。それでも「二人交代説」(栗戦書と韓正)で、丁薛祥(党中央弁公庁主任=中弁主任)と胡春華の昇格という説が一番しっくりきていただけに、打ちのめされた。

前評判の高かった李強上海市党委員会書記(上海書記)も新型コロナウイルス感染症対策で大きな味噌をつけ、加えて年齢も少し高めなので、枠が二つであれば見送られるのではないか、と予想したのだった。

二人交代説が有力だと考えたのは、現状、中国を取り巻く環境の厳しさを考慮すれば、新人事はマイナーチェンジにとどめるのではないかという判断だった。しかし習近平の大胆さは、やはり筆者の予測をはるかに凌駕していたようだ。コロナ対策での不満など一顧だにせず、むしろ大胆に首相候補としてしまった。もっとも李克強も抜擢直前に河北省の売血問題で大失敗していたのだから、前例がないわけではない。

ただ中国の国民がこれをどう受け止めたのか、という点において筆者の感覚は多少は役に立つようだ。というのも、この最高指導部メンバーに対する評判は決して良くはないようだからだ。日本では、中国のメディアは完全に当局によってコントロールされ、すべてが茶番であるかのように扱われるが、現実は決してそんなことはない。

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「女子中学生髪切り事件」の被害者宛に届いた“嫌がらせ年賀状”の写真と文面

2016年に山梨市内の中学校で起きた、女子生徒が教員に工作用のハサミで髪を切られたという許し難い事件。両親が市を相手取り起こした損害賠償訴訟は被害者側の勝訴が確定していますが、事件発生から6年が経った現在も誹謗中傷が続いています。今回のメルマガ『伝説の探偵』では現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、被害者宅に届いた匿名の嫌がらせ年賀状を誌上公開。さらに学校事故やいじめの被害者に対するこうした行為が絶えない現状を訴えるとともに、彼らの救済のために私たち一般市民ができることを紹介しています。

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山梨「女子中学生髪切り事件」後日談

山梨県山梨市の市立中学校で2016年6月、女子生徒が教員らに工作ばさみで髪をザクザク切りにされ、その後不登校になったという事件があった。

いわゆる「山梨髪切り事件」である。

「伝説の探偵」でもこれを報じている。

探偵が激怒。女子中学生髪切り事件の黒塗りだらけな調査委員名簿
探偵が脅迫覚悟で暴露。女子中学生髪切り事件の驚くべき異常事態
探偵が告発。山梨「女子中学生髪切り事件」の信じ難い情報漏えい

報道によれば、2021年11月30日、被害者の両親が山梨市に770万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、一部の損害を認めて、「教諭が工作用ハサミを使った方法も不適切で職務上の法的義務を違反している」と指摘した、とされている。

その後、控訴されることもなく、この判決は確定した。

この判決には、これまでにはない画期的な判断があり、今後に対して大きな影響を与えるだろうと言われている。

一般に、これで一件落着と思うだろうが、被害者はその後も嫌がらせをされているというのだ。

匿名の嫌がらせ年賀はがきが届く

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写真は、この髪切り事件被害者宅に2022年に届いた年賀はがきだ。

1つは、被害者宅の自宅の写真と自家用車、勤務先が推測できるものが写ったものであり、「監視しています」との宣言だとも言える。

もう1つは、文面で被害者側の主張が嘘だという内容になっている。

さらにネットでは、不審な人物からストーカーのように付け狙われたり、送った覚えなのないDMが拡散されるという嫌がらせを受けているというのだ。

ちなみに、調査を進めてみたところ、「山梨県内」からの発送だということまでが分かった。

推測に過ぎないが、利害関係者が嫌がらせを目的に被害者宅に送り付けたということだろう。陰湿を通り過ぎて、その思考は犯罪者そのものと言っても過言ではないはずだ。

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【関連】数十万の署名も無視。高知小2水難事故を解決する気がない警察の怠慢

“裸の王様”と化した米国の大誤算。従うのは日本だけという情けない現実

世界的なエネルギー価格上昇に各国が頭を悩ます中、10月5日に原油を減産することで合意したOPECプラス。7月には自らサウジアラビアを訪れ原油増産を訴えたバイデン大統領ですが、産油国が出した答えは正反対のものでした。このような状況の背景には、どのようなパワーバランスが働いているのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、米国とサウジの特殊な関係を紹介するとともに、バイデン大統領が理解していなかったと思われる「石油をめぐる国際政治学」をレクチャー。その上で、世界の変化について行けないアメリカと、彼らへの追従路線を取り続ける岸田政権を批判しています。

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※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2022年10月24日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

なぜサウジもインドもバイデンの言うことを聞かないのか/米国は“裸の王様”化して自分の立ち位置が分からない

10月5日に開かれた「OPECプラス」の閣僚級会合は、11月から来年12月までの13カ月間にわたり200万バレル/日の原油減産を実施することを正式に決定した。

バイデン米大統領は、対外面では、減産による原油価格の上昇でロシアの収入が増え戦費の調達がたやすくなることを警戒すると共に、内政面では11月中間選挙目前にこのような決定が出て米国内のガソリン代の高騰への不満が抑えきれなくなることを恐れて、去る7月16日にサウジアラビアを訪問、事実上の最高権力者であるムハンマド皇太子と会談してOPECのリーダーであるサウジが原油増産に踏み切るよう働きかけた。確約は取り付けられなかったものの、それなりの感触を得た〔と思った〕バイデンは会談後、「世界の需要を満たすのに十分な供給を確保する必要性について意見が一致した。今後数カ月で起こることを楽しみにしている」とまで述べたのだったが、数カ月後に出た結論は真逆で、彼の面子は丸潰れとなった。

10月15日付ニューヨーク・タイムズが論説欄の1ページを割いて「米国がサウジアラビアと訣別する時が来たのか?」と問いかけたのも当然の、米国にとっては大きな出来事だった。

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トランプ復権に繋がるか。在米作家がアメリカ中間選挙を大胆予測

11月8日に投開票が行われるアメリカ中間選挙。苦戦が伝えられているバイデン政権ですが、国民はどのような審判を下すのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では著者で米国在住作家の冷泉彰彦さんが、選挙を直前に控えたアメリカ国内の状況をレポート。候補者のプロフィールを含めた激戦区の情勢を詳しく伝えるとともに、選挙結果の予測を試みています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2022年10月25日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

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アメリカ中間選挙の直前情勢

それにしても、中国の中央委員、中央委候補委員、常務委員の人事には驚きました。団派は徹底的に排除されたばかりか、第6世代の男性ばかりが団子のように固まって習近平体制にしがみつく異様な人事になってしまいました。

ということで、先週お話した人事の観測は、香港メディアなどを参考にしたものですが、全くの「ハズレ」になってしまいました。この結果に関しては、後でご紹介するように、長年の読者の方から厳しいご指摘をいただいております。

つまり、「ロシア侵攻」「ウクライナ和平を中国仲介」に続いて「予測3連敗」という事になってしまったわけです。「希望的観測」は有害無益だというのは、全くその通りですし、JMM時代の2016年11月に「ヒラリー辛勝」という「ハズレ」をやったことを考えると、4連敗とも言えます。

そうではあるのですが、時間は刻々と過ぎて行く中で近未来に関する仮説を持ち、それを修正するという態度は、やはり必要です。とりわけ、アメリカの政局はここ20年以上、専門的に見てきたわけですので、その責任から逃れるわけには行きません。

ということで、11月8日に迫ったアメリカの中間選挙の見通しをお話する時期となってしまいました。

さて、今回の選挙戦ですが、大きな見取り図としては次のような枠組みを考えながら見る必要があります。

1)新任大統領が経験する初の中間選挙は、基本的に大統領への信任投票になる。多くの場合、就任2年目の秋というと、「期待を裏切られた感」が顕著になる時期なので、どんな大統領でも与党を勝たせるのは難しいし、今回のバイデンもそれは同じ。

2)これに加えて、30年ぶりという厳しいインフレ、とりわけ原油高から来るガソリン価格の上昇が家計を直撃する中で、経済への不満は非常に深刻。これは結局のところは、現職への大逆風となっている。

3)これに加えて、バイデン大統領の「高齢問題」が、裏のストーリーとして進行中。多くの信頼できる世論調査が、民主党支持者の間でも「バイデンは高齢故に2024年の大統領候補として不適当」という意見が過半数。そんな中で、バイデン再選出馬断念というアナウンスは時間の問題という説も。

4)民主党では、依然として「経済合理性=グローバリスト」対「環境、雇用、格差を問題視する左派」の対立は激しい。バイデンが辛うじて左右をまとめているという構図は2年前と変わらない。但し、共和党が「各州中絶禁止法の合憲化」に成功するなど、価値観戦争を仕掛ける中で、共通敵の存在から団結は強まっているという構図もあり。

5)一方で、アメリカの場合はコロナ禍の「出口」に差し掛かったというムードは顕著。雇用も堅調であり、若者世代には切迫感はそれほどではない。例えば、リーマン・ショック後の2009年から10年の世相に比べれば、遥かに明るい。

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マスク過信で密集の愚。日本がこの夏世界一のコロナ流行地になったワケ

2022年夏のコロナ第7波で、新規陽性者数が世界最多となる日々が続いた我が国。ほぼすべての国民がマスク着用を続けていた日本にあって、なぜあのような感染爆発が起きてしまったのでしょうか。その理由を探るのは、ジャーナリストの伊東森さん。伊東さんは自身のメルマガ『モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)』で今回、「ハイブリッド免疫」「マスク過信」「参院選」をキーワードに、日本がコロナ感染者数世界一となってしまった原因を考察しています。

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この夏の日本「コロナ感染者数世界一」のナゼ。マスクを過信しすぎて“密集”を生み出していないか?

今年の夏、新型コロナウイルスの新規感染者が、日本が世界最多を占める時期が、ある時期続いた。

7月27日、WHO(世界保健機関)は24日までの1週間当たりの新規感染者が、日本でおよそ97万人と、世界で最多を占めたと報告。

日本はその1週間前から73%も増加。一方、アメリカでは3%減って86万97人、ドイツは16%減り56万5,518人となった(*1)。

このことについて、政府の新型コロナ対策分科会メンバーの舘田一博・東邦大教授(感染症学)は東京新聞の取材に対し、

「欧米の感染が落ち着いている時に、たまたま日本が急増したので、一時的にトップになったのだろう」(*2)

と語っている。

感染の流行の波は、ワクチンの接種状況の時期や各国の気候などに左右されやすい。一方、世界では検査体制を縮小している国も存在。日本は無症状者を含め新規感染者の把握を続けていた。

ただ欧米ではコロナとの“共存”する路線が定着。ニューヨークでは屋外ではマスクをする人はほとんどおらず、商店や公共施設など、屋内でも少ない。地下鉄のなかでも半数程度だという(*3)。

目次

  • ハイブリッド免疫
  • マスクを過信しすぎて、“密集”を生み出していないか
  • 参院選終了までコロナ対策“放置”か

ハイブリッド免疫

オミクロン株の出現により、ワクチンによる感染の予防効果が大きく低下。ただ夏の時期に欧米で日本ほど感染者が増えなかったのは、欧米で「ハイブリッド免疫」を持つ人が増えたためだと考えられる(*4)。

イギリスでは2021年に入ってから、S抗体(ワクチン接種または感染すると陽性になる)の陽性者とN抗体(感染した人だけが陽性になる)の陽性者との乖離が生まれ始めた(*5)。

これはワクチン接種が開始されたことによるものであり、21年半ばには国民の90%以上がS抗体陽性者となった。一方、22年に入ってから急激にN抗体の陽性率が高くなる。

理由は、オミクロン株がイギリス国内で拡大したことによるもので、21年末に約20%だったN抗体陽性率が、70%にまで達す。

これは、オミクロン株の流行により、国民の半分がオミクロン株に感染したからだと考えられる。

つまり、イギリスでは約7割の人が、「ワクチンによる免疫」と「感染による免疫」の両方か獲得したことを示す。

これが「ハイブリッド免疫」だ。このことにより、とくにBA.5に感染しにくい人が多いことから、感染者がそれなりに抑えられたようだ。

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このまま円安が続けば、日本の領土が「中国のもの」になるという地獄絵図

円安がとどまるところを知りません。先日、1ドルがとうとう150円を超え、この流れを止めることは難しいと言われています。今回のメルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』では著者で現役医師の和田秀樹さんが、円安が日本を中国色に染めてしまうとして警鐘を鳴らし続けています。

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教育に力を入れないツケ

1ドルがついに150円を超えた。その後、NYで急落しているらしいが、おそらくトレンドは変わらないのではないだろうか?

日本で国防といえば軍事予算を増やすことだが、教育に力を入れないツケだと私は思っている。

何回も書いたように、私は統一教会の真の犯罪は、日本を韓国に負けるダメな国にしたことだと思っている。

だから、彼らは自民党がろくな人材を大臣につけない文科大臣のポストに狙いをつける。

もともと旧統一教会とつながりの強い、下村博文や萩生田のような人間を文科大臣につけ、ペーパーテスト軽視、人間性重視などという名目で大学入試改革をやろうとした。

私は、当初、下村という男が自分たちの支持母体である塾業界を助けるためのものと考えていた。つまり面接対策や、志望動機書対策や小論文対策は、塾に行ったほうが圧倒的に有利なので、塾業界の望むところなのだろうということだ。子供の数が減っているのに、大学の定員が増え、また親の経済力も落ちて、窮地に立っている塾業界を救うことで、彼らからの献金を期待して、あるいは献金を実際に(裏からかもしれないが)もらって、この入試改革を断行するのだと思っていた。

韓国(中国もだ!)がペーパーテスト学力を重視して、どんどん技術力を上げる中、日本が東大受験者まで、総合的に人間を見ると称して、ペーパーテスト学力を落とすことができたら、それこそ統一教会の願い通りだ。

下村や萩生田はそれをやろうとしたし、岸田も東大入試にルサンチマンがあるから今でもその方向性は変わっていない。

今回は金利差で説明されているが、おそらくは日本は売られ続けるだろう。

一人っ子政策で、親が子供を殺すことを許さない中国が、あるいはもっと少子化が深刻な韓国だって、本当のところでは戦争はできない。

それよりは金の力で日本を買うほうがよほど中国的だ。

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統一教会との関係が次々判明。なぜ岸田首相は山際大臣のクビをすぐに切れなかったか?

旧統一教会トップとの深い関係について、「記憶にない」との答弁を繰り返す山際大志郎経済再生担当大臣。本人の“予告”通り次々と新たな事実が明らかになり、更迭や辞任を求める声が高まった結果、ついに24日、山際大臣自ら「辞意」を表明しました。なぜ岸田首相は更迭をすぐ決断できずにいたのでしょうか。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、山際氏が甘利明前幹事長の側近であり、岸田首相誕生を後押しした麻生派に所属していることを指摘。麻生、甘利、岸田という世襲のボンボン議員たちは、利権維持を容易にしたい勢力が担ぐ“神輿”にすぎず、政治の劣化の最大原因であると批判しています。

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ミコシは軽くてパーがいい 利権の維持のために世襲議員をかつぐ者たち

岸田文雄はなぜスパッと山際大志郎のクビを切れないか。それは山際が関係の深い統一教会に対して及び腰であることもあるが、何よりも山際が甘利明の側近であり、甘利と共に麻生(太郎)派に入っているからだ。

山際を切るのは甘利と麻生の了承を得なければならない。岸田は甘利の言うがままに山際の大臣再任を決めたし、麻生は岸田の最大の後盾である。

岸田が自民党の総裁になったのは、当時、幹事長として権勢を誇っていた二階俊博の留任を実質上ストップした作戦の成功によるものだった。党役員に任期制を導入する策を考えたのは、もちろん岸田ではなく、あるいは甘利だったかもしれない。

これによって流れは岸田に傾き、その諭功行賞で甘利は幹事長になった。しかし、衆議院の小選挙区で落選し、辞任せざるを得なくなる。

いまは亡き岸井成格は私との対談『保守の知恵』(毎日新聞社)で、安倍晋三の信頼度は菅義偉がナンバー1で、甘利がナンバー2だと言っていた。ただ、菅が「玄人受けする政治家」なのに対し、甘利は「腰の軽さを生かした御用聞き」だという。

当選回数も岸田より多い甘利は岸田を子分扱いし、「チーム甘利の一員だ」と言っていたこともある。とすれば、岸田は「御用聞きの御用聞き」ということになる。要するに安倍や麻生、そして甘利と同じ世襲議員で、現実知らずのボンボンなのである。

甘利はTTPの交渉の当事者だったが、大臣室で疑惑のカネを受け取るような甘利が、まともな交渉をしていたはずがないだろう。私はこの国の政治の劣化の最大原因は世襲の拡大だと思っている。岸田が息子を秘書にしたのも世襲を前提にしてのことであるのは間違いない。

世襲議員について「彼らには存在は許されても行動は許されていない」と喝破したのは田中秀征だった。

「ミコシは軽くてパーがいい」とヤユされるが、利権の維持のために議員をかつぐ者にとって議員が自分の判断で勝手に動き回っては困るのである。田中はその著『自民党解体論』で「彼らは、維持者としての使命を忠実に果たすために、何かしているふりをしながら、『何もしない』ことを厳しく要求される」と書き、「彼らが、選挙区や国会の廊下を足しげく動きまわるが、それは本質的に、新聞配達と同質の行動である」と続けている。

首相になる前だったが、ある所で私は岸田のスピーチを聞き、その迫力のなさに驚いたが、世襲でなければ議員にはなれなかっただろう。

宗教法人は公益性があるから認められてもいるのだが、その統一教会と自民党は手を切ると言っているのに、宗教法人としての解散は求めないというのは極めておかしい。つまりは世襲集団の自民党に公益性がないということである。

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image by: やまぎわ大志郎Facebook

玄米でも変わらない。炭水化物摂取が多いと「がんリスク増」の可能性

健康を気遣う人たちに人気の玄米や全粒粉ですが、食後の血糖値上昇値に関しては、白米や精製小麦を摂取したときと臨床的には差がないようです。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では、糖質制限食の提唱者として知られる医師の江部康二先生が、3つの研究結果から、精製未精製の別なく「炭水化物摂取が多いとがんリスクが高まる」との結論を導き出すとともに、スーパー糖質制限食にはがん予防効果が期待できると伝えています。

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炭水化物の摂取が多いほどがんのリスク増加の可能性あり

A)米国糖尿病学会は「炭水化物・タンパク質・脂肪はカロリーを含有し、炭水化物のみが、血糖値に直接影響を及ぼす」としています。

炭水化物に関して未精製のもの(茶色)と精製されたもの(白)を区別していません。「炭水化物=糖質+食物繊維」であり、血糖値を上昇させるのは糖質です。

つまりADAによれば、茶色だろうと白だろうと、血糖値を直接上昇させるのは、炭水化物のみであり、タンパク質と脂肪は血糖値に直接影響を及ぼすことはないのです。これらは、エビデンス以前の生理学的事実です。

American Diabetes Association
Life With Diabetes:A Siries of Teaching Outlines by the Michigan Diabetes Research and Training Center,-4th Edition-,2009 57ページ

B)国立がん研究センターがん予防・健診研究センター・予防研究グループの多目的コホート研究(JPHC研究)によれば、肝がんを除外すると、HbA1c値は正常値の段階から直線的に全がんリスク上昇と関連していました。

すなわちB型ウィルス、C型ウィルスというウィルス感染による特殊な発がんリスクを除外すると『血糖値が高いほど、直線的に全がんになりやすい』という、とても簡明な結論です。

以下、英文論文として掲載されいますので、すでにエビデンスとなっています。
ヘモグロビンA1c(HbA1c)とがん罹患との関連について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト(International Journal of Cancer 2015年11月WEB先行公開)

C)A)により明らかですが、白(精製炭水化物)だろうと茶(未精製炭水化物)だろうと炭水化物摂取により血糖値が上昇します。

確かに、茶(未精製炭水化物)のほうが、白(精製炭水化物)より少しだけ血糖値は上がりにくいです。しかし例えば糖尿人である江部康二が、1人前の玄米を食べると食後血糖値のピークは220mg/dlくらいで、1人前の白米を食べると食後血糖値のピークは240mg/dlくらいであり、臨床的にはこの差は無意味です。

一方、たんぱく質や脂質を摂取しても、血糖値はほとんど上昇しません。例えばビーフステーキを200g食べてもそれに含まれる糖質は0.6gくらいであり、「0.6mg×3mg=1.8mg>と1.8mgしか血糖値は上昇しません。

D)A)B)C)を合わせて考察すると炭水化物(白でも茶でも)の摂取が多いほど、血糖値が上昇するので必然的に全がんリスクが増加することとなります。

スーパー糖質制限食なら、明白ながんリスクである食後血糖値の上昇を最少限に抑えることができます。すなわち、スーパー糖質制限食実践により、がん予防効果が期待できることとなります。

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あのアイマス声優も毒牙に?作曲家の田中秀和 わいせつ未遂逮捕。「アイカツ」ライブに中止懸念、最悪「ウマ娘」お蔵入りの可能性も…

「作曲家が逮捕されても楽曲に罪はないのか?」そんな論争がネット上で巻き起こっている。きっかけは、「ウマ娘プリティダービー」「アイドルマスター」などの楽曲の作曲・編曲を手がけている作曲家の田中秀和容疑者(35)が10代女性への強制わいせつ未遂容疑で警視庁碑文谷署に逮捕されたことだ。多くのファンがこの逮捕にショックを受けているが、アニメやゲームの配信停止やDVDなどの発売禁止を心配する声があがる中、「被害者の気持ちを考えろ!」という意見もあり、ネット上ではファンやアニメ関係者を巻き込んだ罵り合いが起きている。

作曲家の逮捕で人気ゲームが「販売停止」「イベント中止」危機

田中容疑者は8月20日午後10時半ごろ、東京・目黒区内の駅近くの駐輪場で、面識のない10代の女性に声をかけ、わいせつな行為をしようとしたという。認否はあきらかではないが、警察の調べでは「別の駅で女性を見かけた、同じ電車に乗って後をつけた」と証言しているようだ。

田中容疑者は2010年、音楽クリエイター集団「MONACA」に就職し、音楽活動を開始。以来、チームの中心としてゲーム「アイドルマスター」シリーズ、「ウマ娘プリティダービー」、アニメでは「アイカツ」「灼熱の卓球娘」「這いよれ! ニャル子さん」、また人気声優やYouTuberたちへの作曲・編曲を担当している。

その独特な疾走感と高揚感あふれるコード進行、転調が特徴で、田中容疑者は「天才」あるいは「変態」と評価されていた。

逮捕の知らせに一番衝撃を受けたうちの一人が、耳コピのピアノ演奏で知られる登録者166万人を誇るYouTuber「ゆゆうた」だった。ゆゆうたは田中容疑者の作曲・編曲した「灼熱の卓球娘」の主題歌「灼熱スイッチ」から、自身のYouTubeの軸を「耳コピ演奏」にすることを決意したという。

ゆゆうたは、田中容疑者の独特のコードBlackadder Chord(ブラックアダー コード)にエロスの匂いを感じ取り「イキスギコード」と名づけている。

ゲーム実況の最後で田中容疑者の逮捕を知ったゆゆうたは「(逮捕を知ったら)その曲作りの秘密に、裏を感じざるを得ない……」とおののいていた。

常習犯か?声優・アイドルに犠牲者はいるのか?

犯行がおこなわれたのは8月で、現行犯逮捕ではなかった点からも、警察による入念な捜査があったものと思われる。

他の駅から女性を追いかけて電車に乗る手口もあったようで、田中容疑者の余罪を疑う声も多い。

「アイドルマスターシンデレラシリーズ」のメイン声優に抜擢された大橋彩香、声優ユニットの「サンドリオン」の結成当時のメンバー川田澪や会沢紗弥、そして「アイカツ!」の歌唱を担当したSTAR☆ANISやアイドルグループ「わーすた」など、田中容疑者の作る楽曲の性質上、10代の女性を起用するケースが多く、彼女らが田中容疑者の「毒牙にかかった」可能性を疑われてもしかたがないというものだろう。

こうした噂について、「真実」が暴露される日も近いのかもしれない。

配信停止か? 影響を受ける作品は?

田中容疑者の逮捕で懸念されるのが、担当した楽曲が使われているゲーム・アニメの発売・配信停止だ。

特にアイカツシリーズは来年10周年をひかえており、田中容疑者が手がけている作品の中でも大きな影響があるのは必至だ。ネット上でも来年2月の記念ライブなどの影響を心配する声があがっている。

これで思い出すのが「アクタージュ」原作者の一件だ。2020年に週刊少年ジャンプで連載されていた「アクタージュact-age」の原作者マツキタツヤ氏が、未成年への強制わいせつで逮捕されると、漫画の内容と同じように新人女優をオーディションで発掘して舞台化する計画が中止となり、ジャンプの連載もなくなった。

以後、マツキタツヤ氏の名前を見ることはなく、作画担当だった宇佐崎しろ氏は主にインディーズで活躍している。

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「少女が女優をめざす」という物語の作者が、未成年に対するわいせつ行為で逮捕されては、そんな作品を未成年に提供できるはずがないのは当然だ。未完のコミックス12巻は無期限販売停止になり、今のところ再販売される様子はない。

同じく田中容疑者が楽曲を手がけた「アイマス」「アイカツ」「Wake Up, Girls!」なども、少女がアイドルの道を歩むという未成年少女の「憧れの世界」が描かれている。

そして、「ウマ娘プリティダービー」は大人気のゲーム作品だけに、その影響はかなり大きいと思われる。

田中容疑者の楽曲を聴いて育ったというある女性は、田中容疑者の作った曲について「気持ち悪くて2度と聴けない」と嘆いていた。

このままでは、関係作品が「配信停止」「販売中止」そして関連イベントも「開催中止」になる可能性も否定できないだろう。