「ダメだった理由」を聞くことで、あなたの勝ちパターンが手に入る

商談を断られたあと、あなたはその商談を思い返すことはありますか? 今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では、著者で営業コンサルタントの菊原智明さんが、 断られた商談は将来の糧となるとして、「勝ちパターン」をつくっていく過程について語っています。

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

勝った理由と負けた理由から“あなたの勝ちバターン”をつくる

以前、出版社に企画書を出した時のこと。営業の企画で「いかにも通りそう」といった内容だった。

もともと編集の方が出してくれたアイデア。それに私が追記する。二人で時間をかけて練っていった。企画書の精度も申し分ない。

しかし、会議で見送られてしまう。さすがにショックだった。今までこのパターンで蹴られたことはなかった。

かなりの時間と労力をつぎ込んだ。そもそも通る前提でやっていたのだから。

この時はさすがに「この件は思い出したくもない」と思ったものだ。

それからしばらくしてのこと。上層部の方と話をする機会があった。

その企画が通らなかった理由を聞くと「そのジャンルの数字が落ちているから」といった話を聞いた。

企画書の内容以前に“全体のトレンド”をつかめていなかった。これが原因だったのだ。

当たり前のことのように思えるがこれが盲点となる。今回これに気づけたことは大きい。もしそのまま記憶から消し去っていたら…今でも同じ過ちを繰り返していただろう。

それからは企画を練る前に「このジャンルの流れが来ているかどうか」を検討するようになった。

それからはいろいろと上手くいくように。この件が非常にいい学びになったのだ。

ダメだった時の理由を聞く。これは重要だ。営業活動においても非常に大切なことになる。

あるお客様と商談をしていた時のこと。毎週スムーズにアポが取れる。話は順調に進んでいた。

気になったのは競合が1社あること。しかし感覚的には「90%は契約になるだろう」と思っていた。

しかし、予想を反してお客様から「今回は〇社にすることにしました」と連絡が入った。

これはショックだった。この時はショックが大きすぎて理由が頭に入らない。少しだけ話を聞いて諦めた。

通常なら「よっし、切り替えて次に行くぞ」といった感じになる。無理やりそう思う時も多かったが…。

しかし、このお客様のケースでは、どうしても“ダメだった理由”を詳しく聞きたくなった。

その数日後、無理を言ってお会いして頂いた。理由を聞くと、〇社の間取りを出して「この間取りは菊原さんの会社ではできないですよね」と言う。

確かにちょっと複雑な間取りだった。しかし、全くできないわけではない。お客様は勝手にできないと判断して他社に決めたのだ。

もし商談中に「このような間取りのパターンにも対応できます」と伝えていたらどうだっただろうか?

いわゆる“たら・れば”になってしまうが、敗戦は防げたに違いない。

これを教訓して、間取りについて「もしこういった希望がある場合も対応できますから」と一言伝えるようにした。それからはこういった勘違いで敗戦することはなくなった。

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すぐに若手が辞めてしまう企業がまったく出来ていない「効率的な対話法」

新入社員が入ってもすぐに辞めてしまう、若手が定着しない…そういった悩みを持つ企業ができていないこととは何なのでしょうか。今回、メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』の著者、本のソムリエさんが紹介するのは、部下とのコミュニケーションを月一回の15分で円滑なものにするワザです。

若手が次々と辞めていくことに悩んでいる会社こそ実践すべき。【一日一冊】部下とは15分だけ話しなさい!

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部下とは15分だけ話しなさい!

藤間秋男 著/水王舎

新型コロナウイルス感染の拡大で懇親会ができなくなり、職場のコミュニケーション不足が課題と考えている人は多いのではないでしょうか。

職場でのコミュニケーション不足は仕事での大きなミスを見逃すことになったり、部下がメンタル不調になって休職するまで気づかないといったことにもなりかねません。

実際、コミュニケーション不足だけが原因ではないと思いますが、中小企業で若手が次々に辞めていくことに悩んでいる会社も多いというのです。

そこで、この本が提案するのは、月1回15分間の1対1の面談です。月1回となると管理職の負担は増えますが、月1回の飲み会の代替と考えれば、逆に効率的ではないかと感じました。

深く、かつ効率的なコミュニケーション…月に1回、15分間の1対1の面談(p6)

1対1の面談を会社で導入するにあたっては、「どんな人材を育てたいのか?」という人材育成方針を作ることが必要です。その人材育成方針に基づいて、1対1の面談を行うわけです。

そして面談の内容、部下の発言を記録するルールや様式を決め、注意点をまとめた面談の手引きを作ります。あくまでも1対1の面談は「部下に話をしてもらい、自立的に仕事とキャリアを考えることを後押しするための時間」とします。

部下に話してもらうために管理職は、日頃の部下の仕事を観察し、対話では仕事の成果を認めてあげて、仕事で悩んだり、困っていることがないか聞いてあげるのです。

特に優秀な人ほど部下の話に対して「すぐに答えや結論を出してしまう」傾向にあるので、面談の手引きの中で、面談はあくまで部下の本音を引き出す場であることを周知しておくことが重要と指摘しています。

優秀な管理職の方ほど、部下に対してのアドバイスが浮かび、何かと自分が口を出したいという場面が多いものですが、1対1面談ではそれをグッと堪えます(p161)

実は懇親会や飲み会よりも、上司と部下とで定期的に1対1で面談するほうが、悩める部下の本音を引き出せるのではないかと感じました。

月1回の1対1面談を制度化している会社は少ないかと思いますが、対話を制度化することで助かる人が必ずいるはずです。

ちなみにヤフー株式会社では「1on1ミーティング」を登録商標して、社内で実施しています。もし月1回の1対1面談が日本の職場の標準となれば、その職場での人間関係がたった15分だけで改善されることでしょう。

藤間さん、良い本をありがとうございました。

【私の評価】★★★★☆(87点)

<私の評価:人生変える度>
★★★★★(ひざまずいて読むべし)
★★★★☆(素晴らしい本です)
★★★☆☆(読むべき一冊です)
★★☆☆☆(余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては)
☆☆☆☆☆(こういう本は掲載しません)

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親がかけた「言葉の呪い」のせいで大人になっても苦しむ人を救う方法

親から幼少期にかけられた言葉の呪い。大きくなってからも、それは子供に染み込み、苦しめることもあります。今回のメルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、親の呪いと自分がかけた呪いを解く方法を紹介しています。

親の呪いと自分がかけた呪いから逃れる方法

先日ツイッターで、

人生とは『親から受け継いだ呪い』と『18歳までに自分で自分にかけた呪い』を解いていく道のり

なんてツイートが回って来まして、これは多くの受講生を見ていて本当だなと思いました。特に人生で悩みが深い人、辛い状況が続いている人、頑張っているはずなのに思ったとおりの人生になっていない人の大半は、

 ▼ 親にインストールされた呪縛から逃れられない
 ▼ 幼少期に自分で掛けた悪い催眠を解けていない

ことが多いんです。どちらも幸せにならない呪文のようなモノで、

 ▼ あんたは頭が悪いんだから…
 ▼ あんたはブスなんだから…

に始まって、

 ▼ おカネなんて簡単に稼げるモノじゃない
 ▼ 女(男)なんだから○○するのが当たり前だ
 ▼ (パートナーに対して)あんな女(男)はロクな人じゃない
 ▼ この程度の成績で褒められると思うな
 ▼ こんなことも出来ないのか
 ▼ この程度は出来て当たり前だ

なんて言われ続けるわけですよ。それが実の親なわけですから、この催眠というか洗脳が子供の頃に始まっていたら抜け出すのは大変なんですよね。

でもそこに気付けたら、これはこの親からの呪縛から逃げ切らなきゃならないんですよ。人生ではそれは非常に苦しいこと、難しいことなのですが、このような親からの呪縛から逃れることが、最初の高い壁なんですから。

威光に翳りも。プーチンのウクライナ軍事侵攻は、結局「失敗」だったのか?

誰もが予想しなかったロシアによるウクライナ軍事侵攻から11ヶ月が経過し、疲弊を隠せない国際社会。欧米諸国はウクライナにさらなる武器供与を決定するなどますますロシアに対する圧力を高めていますが、勝ち切れないでいるプーチン大統領にとってこの戦争は「失敗」だったのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、プーチン氏が軍事侵攻という暴挙に出た動機を改めて分析。その上で、「プーチン大統領は失敗したのか否か」について詳しく検証しています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

プーチン大統領は失敗したのか?

いきなり質問です。

「もし皆さんが日本の45倍の領土を持ちつつ、その6割が永久凍土に覆われ、国土の8割にあたる土地で人が住めない環境にある国で、国内に190近い少数民族を抱え、14の国々と国境を接している国のリーダーなら、この世界はどう見え、その世界でどう振舞うでしょうか?」

勘のいい方ならすぐにこの“リーダー”が誰のことかお分かりになるかと思います。

はい、典型的なランドパワーの国であるロシアの大統領ウラジーミル・プーチン大統領です。

プーチン大統領が始めたウクライナへの侵略を支持することはできませんが、今後、どのような解決策を見出すことができるのかという観点からは、このような暴挙に出た動機を再度検証し、理解しなくてはならないと感じます。

世界最大の領土を持つにもかかわらず、そのほとんどが不毛な土地であり、旧ソ連崩壊後は14の国々と国境を接することになったロシアを前任者から受け継いだのがプーチン大統領です。

他国に囲まれているという状況を持つ国々の特徴としては、最大の国家安全保障対策・国防策は周辺国に攻め込み、領土を拡大し続けることですが、そこには終わることのない恐怖の連鎖とそれを消し去るためのさらなる攻撃が待っているだけです。

ロシアがウクライナに侵攻してからすぐにプーチン大統領が子供からの質問に答える番組がありましたが、その際、子供に「ロシアの国土はどこからどこまでだ?」と尋ね、「ロシア・ウクライナ国境やクリミア半島からシベリアまで」と答えた子供に対し、「ロシアの国土は陸地が続く限りどこまでも広く永遠だ」とプーチン大統領が答えたエピソードを急に思い出しました。

まさにこれこそが、ロシア、そしてプーチン大統領の奥底に秘められたmentalityなのではないかと思います。

クリミア半島の併合
北オセチアへの攻撃(ジョージア)
チェチェン共和国への攻撃
そして、今回のウクライナ侵攻と東南部の一方的な併合・編入…

大ロシア帝国の復興を夢見るプーチン大統領という表現を私もしてきましたが、権威の復興・力の拡大というよりは、果てしない恐怖への自然反応と表現できるのかもしれないと感じています。

さて、そのプーチン大統領が始めたウクライナへの侵攻から1月24日で11か月が経ちました。

2022年2月24日に侵攻した当初「3日ほどでウクライナ全土が陥落する」と評価されていたことを踏まえると、プーチン大統領とロシアの企ては失敗に終わったと言えるかもしれません。

しかし、まだロシアもウクライナも負けていないという現実からは、戦争の遂行という観点では完全なる失敗には終わっていないとも言えます。少しこじつけにはなりますが、そのような見方も可能になってきます。

苦戦しつつも、ロシアと国境を接するウクライナ東部ドンバス地方(ロシアが一方的に併合した)におけるロシアの支配は広がっていますし、南部でも激戦が続いており、実際にはまだ負けていません。

ただ、ウクライナ軍による予想をはるかに超える抗戦と、欧米諸国とその仲間たちが挙ってウクライナへの軍事・人道支援に乗り出してウクライナの生存のための戦いを後押ししている状況とその威力については、ロシアおよびプーチン大統領は読み違いをしていたと言えることは失敗を意味すると思われます。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

現役医師がカラクリ暴露。なぜ医師国家試験の合格率は異常に高いのか?

小説やドラマの舞台にたびたび選ばれる医療の現場。そこにはしばしば研修医や指導医といった医師たちが登場しますが、彼らの「正確な立場」をご存知でしょうか。今回のメルマガ『バク@精神科医の医者バカ話』では、現役の精神科医で内科医としての実績を持つバク先生が、医学生が医者になるまでの道のりを紹介するとともに、研修医、専攻医、専門医、指導医それぞれについて簡潔に解説。さらに臨床能力が高い医師と「確実にヤバい」医者の見分け方もレクチャーしています。

この記事の著者・バク@精神科医さんのメルマガ

医学生はいかにして医者になるのか!?(研修医、専攻医、専門医、指導医って何!?)

皆さんこんにちは。今日は割と医師以外と話をしていて通じない「研修医、専攻医、専門医、指導医」の話をしようと思いました(前回のメルマガでも少し話に触れました)が、まずそれより手前の医師免許の話からした方が良い気がしたので以下予定外に資格取得の話からします。

医者になるまでの道のり

皆さんご存知の通りですが医師国家試験を受けるには医学部(6年間)に行かなくてはなりません。そして

「卒業見込み」という資格で6年生の時に医師国家試験を受けます(国家試験に落ちた所謂国試浪人は除く)。

よく「医師国家試験って合格率90%以上で楽勝な試験なんでしょ?」と言われますが、その試験を受ける前に

  • 医学部卒業(見込み)

を満たしていないとそもそも受験資格自体がありません。時々日本以外の医学部の卒業証で日本の医師国家試験を受験される方もおられますがかなりレアなケースなのでここでは割愛します。

勘のいい人なら「あれ?6年の途中で受験(試験は在学中2月に実施)するってことは卒業できなかった人はどうなるの?」と思われるかも知れません。理論上、その場合は医師国家試験に合格していても、医学部を卒業できていないので合格は失効します。

しかしここで下世話なお話を書きます。各医学部(特に私立)は「医師国家試験合格率○%!」というのが高ければ高いほど宣伝になります。なので「この生徒は絶対このままでは国家試験に受からなさそう……」という生徒は卒業させず、受験自体もさせません(普通に卒業試験に落ちたら卒業できません)。

なのでそもそも医師国家試験を受験している人間にはかなりバイアスがかかっており、その集団での合格率90%以上は普通の一般人全体で受験した場合相当低い合格率になると思われます。

そんな厳しい国家資格のうちの一つである医師国家試験を受験し合格すると即医師免許をもらえ…ません!!しょんぼり!

合格したことを確認したのちに厚労省に医師免許申請用書類を提出し、「医籍」に登録された後(この時発生するのが「医籍番号」という医師免許の番号)にもらえるものです。

私は自分の受験している資格についてその時にならないと調べない(もしくは知らなさすぎて周囲に教えてもらう)タイプだったので、医師免許申請用書類の登録費に6万円もかかることも知らず、倒れそうになりました。

因みに他の業種でも登録費は必要です。歯科医師は医師と同じで6万円、薬剤師は3万円、看護師、保健師、助産師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士が9,000円。

高そうと思って調べた弁護士が6万円。やはり高めですね。

完全に予想外でめちゃくちゃ高かったのが弁理士さん(知的財産を守るお仕事。特許庁の管轄)。実務修習費用で11万8,000円かかり、その後の弁理士登録申請前に納付する必要のある登録免許税(税なの?自分は完全に畑違いだからわからないけどこう書いてあった)が6万円。これまた登録申請前に納付が必要な登録料が3万5,800円。そして弁理士として活動し続ける場合永遠に払い続けなくてはならない「会費」が毎月1万5,000円、でした。

この記事の著者・バク@精神科医さんのメルマガ

 

開催するのは日本だけ。ガラパゴス国家の象徴「駅伝」の大きな弊害

秋から冬にかけて競技シーズンを迎える駅伝。とかく駅伝好きで知られる日本人ですが、なぜここまでの人気を誇るに至ったのでしょうか。今回のメルマガ『モリの新しい社会をデザインする ニュースレター(有料版)』ではジャーナリストの伊東森さんが、その意外な理由を解説。さらに駅伝が日本の陸上競技会に与え続けている大きな弊害を明らかにしています。

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

“ガラパゴス”国家の象徴「駅伝」その弊害

お正月の風物詩といえば駅伝。毎年1月1日の元日には、ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走)が、そして2日と3日には箱根駅伝は開催される。

しかしながら、“世界に誇る”ガラパゴス国家の日本でだけ、駅伝が開催されているのはなぜか。

駅伝という陸上競技は日本にしか存在しない。では、なぜ日本人はこんなに駅伝に熱狂するのか。生島淳氏は、スポーツ全般として個人競技よりも団体競技を好む日本人の国民性のためであると指摘する(*1)。

アメリカやイギリスなど陸上の強豪国や競技人気が高い国で、そもそも陸上が“団体競技”として見なされることはない。陸上=個人競技であり、

「選手が自分の体、能力ひとつで勝負するところに魅力的」(*2)

と考えられている。

ただ、話は結構、単純だ。なぜ、これほど日本人は駅伝が好きなのか、それは日本中のあらゆる駅伝はメディアが主催する「メディアイベント」であり、結果、その不都合を伝えるマスコミも皆無であること。

そのため、日本人は“駅伝教”を信仰するようになった。

目次

  • 駅伝の歴史 なぜこれほど注目を集めるのか “神事“としてのスポーツ
  • 日本の陸上選手がマラソンで勝てない理由
  • 箱根駅伝の出場チームの選手20%が疲労骨折を経験 スタッフはオムツ着用

■主な駅伝の主催、共催、後援に名を連ねるマスコミ各社

1月

  • 全日本実業団対抗駅伝(毎日新聞・TBS共催)
  • 箱根駅伝(読売新聞社共催、報知新聞社・日本テレビ放送網後援)
  • 全国都道府県対抗女子駅伝(京都新聞社主催、NHK共催)
  • 全国都道府県対抗男子駅伝(京都新聞社主催、NHK共催)

2月

  • 全日本大学女子選抜駅伝(テレビ東京主催、日本経済新聞社ほか後援)

10月

  • 出雲全日本大学駅伝(フジテレビ・産経新聞社・サンケイスポーツ・ニッポン放送後援)

11月

  • 全日本大学駅伝対校選手権(朝日新聞社・テレビ朝日・名古屋テレビ放送主催、日刊スポーツ後援)
  • 全日本大学女子駅伝(読売新聞社主催、日本テレビ放送網・報知新聞社後援)

12月

  • 全日本実業団女子駅伝(毎日新聞社・TBS共催)
  • 男子全国高校駅伝(毎日新聞社主催)
  • 女子全国高校駅伝(毎日新聞社主催)

駅伝の歴史 なぜこれほど注目を集めるのか “神事“としてのスポーツ

駅伝の起源は1917年にまで遡る(*3)。京都の三条大橋の袂に「駅伝発祥の地」という記念碑が。

1917年4月27日、この三条大橋を出発して東京の上野の不忍池までの23区間、約508kmの距離で、日本で最初の駅伝大会が行われた。それから3年後の1920年には第1回箱根駅伝が開かれる(*4)。

では、なぜこんなにも駅伝が注目を集めるのか。ひとつのきっかけとなったのは箱根駅伝が始まって70年目の1987年から日本テレビによる生中継が始まったことと関係する。

他方、駅伝を考案した金栗四三は、

「そのころ長距離リレーになんとか名前をつけようということになり、武田千代三郎という伊勢神宮に関係のある皇學館長が駅伝という古式ゆかしい名前を編み出したと思う。そして大正9年の第1回から駅伝を始めたわけだ」(*5)

と語り、駅伝と神道との関係を語っていた。

事実、箱根駅伝は、大手町の「将門の首塚」から「関東総鎮守箱根大権現」と呼ばれた箱根神社を結ぶ。出雲全日本大学選抜駅伝のスタートは出雲大社。

全日本大学駅伝対校選手権大会も、名古屋の熱田神宮を出発して、ゴールは「駅伝」に縁のある伊勢神宮だ(*6)

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キスマイ横尾渉の結婚に「迷惑かけるな!脱退しろ!」顔真っ赤で叫び狂う女たち。“私が一番迷惑”の自覚なく他メンバーもドン引きか

一般女性との結婚を発表したキスマイの横尾渉がSNSで大炎上中だ。焚きつけているのは一部のキスマイファンで、「結婚なんてキスマイに大迷惑」「横尾はグループを脱退しろ」などまさに叩きたい放題。それに対し良識派のファンからは反論の声も上がっている。

キスマイ横尾「結婚発表で大炎上」の異常事態

「キスマイに迷惑かけんなよ!」「仕事に対するプロ意識がなさすぎ!」「横尾はキスマイを脱退しろ!」――

ジャニーズ事務所の人気グループ『Kis-My-Ft2』(キスマイ)の横尾渉(36)が26日、年下の一般女性との結婚を発表したが、SNSでは一部ファンによる目を疑うような罵詈雑言が乱れ飛んでいる。

キスマイメンバーで初の妻帯者となった横尾は、友人の紹介で相手女性と出会い、6年越しの交際を実らせゴールイン。ファンクラブの公式サイトで、「ファンの皆様に応援してきてよかったと思っていただけるように、これからも日々精進してまいりますので、温かく見守っていただけたら幸いです」と喜びを報告したばかり。

同グループの藤ヶ谷太輔(35)もメンバーを代表してコメントを発表。「結婚おめでとう!渉がメンバーへ伝えた時、メンバーみんながすごく喜んでて良かったね。その光景を見て、こちらもとてもうれしかったし、大変感慨深いモノがありました」と、10代の頃から20年以上の付き合いになる横尾の新たな門出を祝福した。

にもかかわらず「キスマイ脱退」を要求し、過激なコメントを投稿しているファンたちは、横尾のいったい何が気に入らないのだろうか?

もっともらしい批判の裏に「女の嫉妬と勘違い」

横尾の結婚を痛烈に批判するSNSへの投稿には、たとえば次のようなものがある。

《みんな「キラキラアイドルのジャニーズが」じゃなくて、「仕事のできないグループのお荷物が」結婚して、一人だけ幸せになろうとしてることに怒ってる》

《横尾のプロ意識のなさに腹が立つだけ。キスマイに迷惑ってこと。匂わせ女と結婚したからとかではない》

《横尾はプロとしての自覚がない。それでファンが付いてきてくれると思ってるのか?甘えるな》

《プロ意識の低さはジャニーズでナンバーワン。ファンに迷惑しかかけていない》

類似の投稿は他にも多数あり、横尾の「プロ意識」の低さや「仕事態度」に文句をつける内容が多くなっている。その際、たいてい「一般女性と結婚したからではなくて」「ジャニーズのくせにとかではなくて」といった前置きが入るのも特徴的だ。

横尾のアンチは本当に、結婚相手の女性へのやっかみなどではなく、横尾の仕事ぶりが気に入らなくてこのような投稿をしているのだろうか。そもそも、アンチの女性たちが言う「プロ意識」とは何なのか?

事情に詳しい記者は次のように説明する。

「SNSでは『私は嫉妬していない、仕事ができないのが許せないだけ』というのがお決まりのテンプレになっていますが、客観的にみると彼女たちは、今回の結婚に焼いているだけですよ(笑)業界内では、横尾さんのお相手の一般女性による『匂わせ』が炎上の根本原因と見られています。

また、横尾さんの『プロ意識』や『仕事態度』に対する批判が多いのですが、これも要するに『彼女の匂わせを許してんじゃねーよ。あのクソ女ムカツク』くらいの意味。もし“自担”のメンバーが同じことをしていたら…と不安になってしまうわけです。ただ、それをそのままストレートに表現するのはプライドが許しませんから、保険をかけて文句をつけているのでしょう」(週刊誌記者)

横尾のハートを射止めた「一般女性」は、女優・モデルの新川優愛さんに似た美人。キスマイファンの間では古くから知られた存在で、2021年には週刊誌で交際報道もされていた。

女性は2016年頃からSNSに、自身が働くマッサージ店に横尾が来店した際の様子や、横尾の愛車カイエンでのドライブデートの写真、横尾のマンションに遊びに行って合鍵を渡された際のエピソードなどを投稿。

それらの写真は交際相手が横尾とはわからないように撮影・加工されていたが、「俺たち結婚しますと紹介された」といった幸せアピールが一部ファンの気に障ったのか、「匂わせ女」として炎上してしまったという。

同時に横尾本人に対しても、彼女とのイチャイチャぶりを隠さないのは夢を売る人気商売であるジャニーズとしての自覚に欠けている――つまり仕事に対する『プロ意識』に欠ける――という理不尽な批判が高まることになった。

良識派のキスマイファンからも「横尾叩き」に疑問の声

今回の炎上騒ぎでは、事情を初めて知った一般層から「キスマイのファンってまともに結婚も祝えない女ばかりなのな、きっつ…」といった疑問の声が上がりはじめている。

しかし当然だが、キスマイファン全員が横尾を理不尽に叩いているわけではない。

自分がどのメンバーの“担当”であるかに関係なく、「なぜ結婚で脱退する必要があるの?」「どうして結婚が他のメンバーに迷惑なの?」「横尾さんは仕事ができないって意味がわからないんだけど?」など、横尾を擁護する良識派のファンは少なくない。真っ当な正論に思える。

「横尾さんは、アイドルとしての歌やダンスが苦手なのは事実だと思うんですよ。ただ、それをもって『グループのお荷物』呼ばわりするのは短絡的ですし、ビジネスセンスに欠ける極めて幼稚な見方だと思います。

横尾さんは横尾さんなりのプロ意識を持って、しっかりと仕事に取り組んできました。たとえば『プレバト!!』の俳句で見せる天才的センスは業界内でも評価が高いですし、キスマイの認知度や好感度を確実にアップさせているはずですよ。

横尾さんの結婚で『他のメンバーに迷惑がかかる』『キスマイに迷惑がかかる』と批判されていますが、そんなことはあり得ない。個性豊かな7人が全員揃って、それぞれの役割を果たしてこそのキスマイですからね。

むしろ事務所も他のメンバーも、今回の横尾さん叩きにはドン引きしているのではないでしょうか。もちろん彼らは『プロ』ですから外部に本音は言いませんが、アンチの人たちは自分の意見が認められたと勘違いしないほうがいい。横尾さんの結婚よりも、こういうアンチのほうが、キスマイの全メンバーにとってよほど『迷惑』というのが本音でしょう」(週刊誌記者)

いまやキスマイメンバーは全員30代、いつ誰が結婚してもおかしくない「適齢期」に差し掛かっている。

彼らが結婚するたび世間に「キスマイ?ああ、あのファンがいつも激怒してるヤバそうなグループね」という風評被害が広まってはたまらない。

良識派ファンの「どうして結婚が迷惑なの?」という素朴な声が、横尾アンチにも届けばいいのだが…。

image by: Kis-My-Ft2(MENT RECORDING)

ANAが「週2勤務制度」を導入へ。元CAが感じた、空から始まる働き方の多様性

週休3日制や4日制が話題になることはありましたが、ANA(全日本空輸)が打ち出したのは、全客室乗務員を対象に「週2勤務」を可能とする制度でした。今回のメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』で、全日空の元CAという経歴を持つ健康社会学者の河合薫さんは、ボーイング747から通路1本のナローボディー機へと時代が移り、パイロット1人制が現実味を増していることなど、「変わりゆく空の事情」を紹介。ANAの「週2勤務」については、これからの働き方として他業種へ広がっていく期待とともに、有期雇用や賃金など、根本問題を解決する必要があると伝えています。

プロフィール河合薫かわい・かおる
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

元CAの視点で考える「変わりゆく空の事情」

ジャンボの愛称で知られるボーイング747の最後の機体が、組み立てラインを離れました。私にとっても愛着のある747型機も、いよいよ終わり、と思うと感慨深いものがあります。

すでに日本の空からは消えていましたが、これで本当にひとつの大きな時代が終わる。それはそれまで当たり前だった飛行機の常識、航空業界の常識が急速に変化し、気がついた時には「そういえばいたね(あるいはあったね)」と懐かしむ、例えるなら公衆電話や切符のような存在になるとともに、新しい当たり前ができるってこと。「私」たちの生活だけでなく、働き方、生き方も変わってゆくのです。

すでにその変化は始まっています。1月18日には、米航空宇宙局(NASA)が、ボーイングと共同で二酸化炭素の排出量を削減した航空機の開発に取り組むことを発表しました。最初の試験飛行は2028年に実施予定で、30年には世界中の空を飛び交う予定です。

“サステイナブル・フライト・デモンストレーター”というプロジェクト名どおり、「持続可能」にプライオリティをおいた飛行機です。747が大量輸送を可能にしたのに対し、こちらは通路1本のナローボディー機。必然的に搭乗するCAもお客さんも大幅に減ります。現在空を飛んでいるナローボティー機の燃費効率を、大幅に向上させるとのこと。地球にも航空会社にも「優しい飛行機」なのです。

また、飛行機の飛ばせ方にも変化の兆しが見えてきました。なんとジェット旅客機の操縦室に乗務するパイロットが、2人ではなく1人のみとする計画が進んでいるのです。

英メディアの報道によると、ドイツや英国、ニュージーランドなど40カ国余りが「パイロット1人の実現」に向け国連専門機関の国際民間航空機関(ICAO)に支援を要請。すでに欧州航空安全機関(EASA)は、パイロット1人で安全飛行ができるよう運用方法決定に向けて航空機メーカーと取り組み、監督ルール策定の準備を進めているそうです。

パイロット1人計画は、2027年にスタートする予定。4年後なんで、あっという間ですから。私たちが爺さん、婆さんになる頃には、「マジ?ウケる~~!パイロット2人もいたの?ヒマそう~~!」という時代の到来ですね、きっと。

この記事の著者・河合薫さんのメルマガ

前の会社のほうがよかった…。転職で失敗しないための「2つ基準」とは?

転職することが当たり前となった昨今ですが、転職後に「前のほうがよかった」と考える人も少なくないようです。今回のメルマガ『石川和男の『今日、会社がなくなっても食えるビジネスパーソンになるためのメルマガ』』の著者、石川和男さんが紹介するのは、後悔しない転職をするための「2つの基準」について。一体どのような基準なのでしょうか?

この記事の著者・石川和男さんのメルマガ

良い転職と悪い転職。後悔しないために絶対に気をつけたい「2つの基準」

新年を迎え、仕事モードに身体がなかなか切り替わらず、メールチェックや挨拶回り、実務に身が入っていない方はいませんか?

そんなとき、考えるのが「このままここの会社にいていいのかな?」ということ。

統計では、求人サイトの応募数が増えるのは、2、3月がもっとも多く、転職を考えはじめるのは1月からなのだそうです。

いまは、転職が当たり前の時代。

20代後半から40代では、むしろ一度も転職をしたことがない人のほうが少ないのではないでしょうか。私自身もこれまで4回転職をしています。

しかし、良い転職と悪い転職があります。

場合によっては、転職してから「結局最初に入った会社が、1番良かった」と、後悔する人も少なくありません。実際、転職を繰り返している人へのアンケートでは、大多数の方が「最初に入社した会社が1番良かった」と答えたという結果が出ています。

そこで、まずは、「どういう基準で転職をすべきか」を考える必要があります。

覚えておいてほしいのは、心身を壊しかねない職場からはすぐに逃げようということです。残念ながら、パワハラ、モラハラ、セクハラが根付いている会社が、まだあります。そういった会社で働いていると、心身が疲弊し、うつ病になったり、体を壊したりします。

そうなってからでは遅いのです。今は、どんな会社でも安心はできません。

心や身体を壊す会社なら、即退職と心に刻んでから、以下をお読みください。

ちょっとした理不尽や人間関係の不安ならどうか。私は、そのような場合、安易に転職するのも考えものだと思っています。

会社には多かれ少なかれ、理不尽なことがあり、不満を抱えざる得ないことがあるものです。

そうした不満を解消しようと、転職を繰り返しても、次の会社でも不満が生まれ、いつまでも理想の会社を追い求めることになってしまいます。

では、どのくらい理不尽や不満を我慢すべきか。この許容範囲は個人差があります。ストレス耐性も人によって違うので、一言では言えません。

多少きつくてもいいから、給料が高いところがいい人もいれば、給料が安くてもいいから、とにかく人間関係が良いところで働きたいと思う人もいます。この判断基準は、年齢によっても変わります。

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800年前の“しくじり先生”?「方丈記」の鴨長明を今こそ読むべき理由

800年前の日本にも「しくじり」ジャーナリストが存在していたことをご存知でしょうか。今回のメルマガ『上杉隆の「ニッポンの問題点」』では、著者でジャーナリストの上杉隆さんが、あの「方丈記」の著者である鴨長明にフォーカスをあて、そのしくじりっぷりを存分に語っています。

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いまこそ鴨長明を読む。800年前のしくじりジャーナリストはいかに生きたか?

大地震、津波、悪政、パンデミック、噴火、戦争……。

この10年余り、日本は多くの災害に見舞われた。時代の変わり目なのか、あるいは「終わりの始まり」なのか、それは誰にもわからない。ただ、不幸な時代の事象を反映するように、いま日本では終末論が蔓延り、予言や都市伝説の類が溢れている。

こんな時代だからこそ鴨長明である。

鴨長明?誰それ?と思うかもしれない。また、『枕草子』(清少納言)、『徒然草』(吉田兼好)と並ぶ日本三大随筆のひとつ『方丈記』の作者だととまでは知っているが、どのような人物かまでは知らないという方もいるのではないだろうか。

50歳で出家した鴨長明については、都を追われて、京のはずれの山奥の「方丈庵」でひとり過ごした厭世文学者のイメージが強いかもしれない。だが、実際の長明は驚くほど人間臭い人物であり、いまでいえば自由ゆえに疎まれるフリージャーナリストのような存在である。

京都・下鴨神社の跡取りとして生まれた鴨長明は、父を正禰宜に持つ御曹司であった。父の死によって、親族からの裏切りや手のひら返しに遭い、孤独な人生を歩み始める。

鴨長明は、約10年間のうちに次々と発生した災難を、日本初の災害文学として遺したジャーナリストであり、勅撰集の編纂を委ねられた歌人でもあり、折琴や継琵琶の名手として傑出したアーティストでもあった。

得度後は、今でいうミニマリストのような暮らしぶりだが、その間にも、還俗を企図するかのような執着や我欲が滲み出ており、俗世と断絶できないかなり残念な、迷いの出家者であったといえよう。同じ50歳で出家したしくじりジャーナリストの筆者が、鴨長明に共感を覚えるのはこんなところが見えるからかもしれない。

さて、その鴨長明の代表作が随筆『方丈記』である。長く日本の教科書にも載っているからご存じの方も多いと思うが、冒頭の有名な一節は、いまだからこそ多くの者の心に響くはずだ。

筆者もそのひとりである。50歳を超え、若い頃には無自覚だった人生の無常に共感しやすくなっているのかもしれない。あるいはまた、若きジャーナリストの頃に受けた、他者からの嫉妬や僻みのイジメに疲れてしまったという共通点が、心を打ったのかもしれない。はたまた、創業者や経営者として数多の裏切りや詐欺に遭った過去がそう思わせるのかもしれない。

いやいや、違うかもしれない。私が仏の道を歩くことになったのは、他人の裏切りや悪行を気にしないよう精神と人生をコントロールしていくためでもなかったか。決して単純な諦観や自暴自棄の類ではない。大悲に基づいての赦しと、世の中の執着や欲求を薄れさせ、無常観や無我で心を満たすよう修行を受けたはずではなかったか。この辺りは『方丈記』の最後、鴨長明のどんでん返しと共通する人生(迷いと苦しみ)でもある。

ゆく河のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し

(現代語訳/佐藤春夫 河の流れは常に絶える事がなく、しかも流れ行く河の水は移り変って絶間がない。奔流に現われる飛沫ひまつは一瞬も止る事がなく、現れるや直すぐに消えてしまって又新しく現れるのである。世の中の人々の運命や、人々の住家すみかの移り変りの激しい事等は丁度河の流れにも譬たとえられ、又奔流に現われては消えさる飛沫の様に極めてはかないものである)

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