小泉進次郎がサーフィンで“処理水の安全アピール”に「はじめて進次郎構文が役に立った」の声。アンチも驚愕のセクシー波乗りとは?

8月24日13時、海洋への放出が開始された福島第一原発の「処理水」だが、福島県の漁業関係者からは政府・与党へ「説明不足だ」と批判の声があがり、国民の声も賛否両論だ。また中国をはじめ海外から批判の声があがるなど、批判の声は止む気配がない状態に。そんな中、我らが小泉進次郎元環境相(42)が、またも奇策に打って出た。南相馬市の海岸で開かれた子ども向けの「サーフィン教室」に颯爽とあらわれた進次郎は、何と自ら海でサーフィン姿を披露することで「処理水の安全性をアピールする」という、常人には思いもよらない方法をとったのだ。これには、SNS上で久しぶりに「進次郎構文」のキーワードがトレンド1位を獲得。「はじめて進次郎構文が役に立ったところを見た」「意味がとおった」という声が相次いでいる。

漁師に「説明」するでもなく、処理水を「飲む」でもなく

報道によると、進次郎は3日、福島県の海の安全性を示すために、南相馬市の坂下海岸でおこなわれていた子ども向けサーフィン教室に出現。自らサーフィンを楽しむことで、処理水の安全性をアピールした。

 
 
 
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この様子は、進次郎の公式インスタグラムのほか、多くのテレビメディアでも報じられている。「安全なら処理水を飲め!」と批判されている日本の政府・与党だが、飲むどころか自ら海水に身を預け、その波に乗って楽しむという、進次郎以外の人間には到底できない方法で安全性をアピールしたのは衝撃的だ。

今まで「有料レジ袋」「昆虫食」「セクシー」「不倫」など、国民から批判されることの多かった進次郎。しかし今回は、ネタではなくマジの「処理水放出後の海でサーフィン」だった。

これには、ネット上も「斜め上すぎる」「福島の処理水は安全です、だからこそ福島の海で泳いでも安全なのです はじめて進次郎構文が役に立った」など、称賛(?)の声が殺到。

普段は、ネット上で反自民、リベラル寄りの発言が多い脳科学者の茂木健一郎氏(60)も、X(旧ツイッター)で、

「小泉進次郎さんが、福島の海の安全性をアピールするためにサーフィンをされたのは、配信された写真を含め久々のヒットだと思う。人々はサプライズを求める。福島の魚を食べるなどの「絵」は見慣れていて大きな効果がない。政治家は、世論にアピールする際の認知的効果をもっと研究したらいい。」

などと称賛した。

ネット上では「ネタかと思ったらマジだった」「なんかもうお前らしくて大正解だ」「アンチの挙動も計算している」「思いつかなかった維新が歯軋りしてそう」など、さまざまな声があがっている。

“ラーメンの小池さん”今年で90歳!アニメーション作家・鈴木伸一さんが明かす、トキワ荘と手塚治虫とスタジオ・ゼロ

40代以上の世代であれば誰もが知っている、藤子不二雄アニメに登場した、いつもラーメンをすすっているメガネのおじさん、通称「ラーメンの小池さん」。この人物にモデルがいたことをご存知でしょうか? その名はアニメーション作家の鈴木伸一さん(89)。今年で90歳になる“ラーメンの小池さん”こと鈴木伸一さんは、一体どんな生い立ちをたどり、そしてどんな仲間とどんな仕事を残してきたのでしょうか? 漫画原作者で元漫画編集者の本多八十二さんが、元トキワ荘メンバーで、今も現役のアニメーション作家・鈴木伸一さんに単独インタビューしました。

鈴木伸一 (すずき・しんいち):アニメーション作家。1933年長崎県生まれ。漫画家を目指し上京、トキワ荘の住人となる。おとぎプロでアニメーターとして活躍後、トキワ荘時代の仲間とアニメ制作会社「スタジオ・ゼロ」を設立。数多くのテレビアニメを制作。並行して自主アニメを制作し海外のアニメ映画祭の賞を受ける。その後フリーとしてCM・アニメ制作に携わる。杉並アニメーションミュージアムの初代館長として日本アニメの普及に尽力。アニメ制作集団G9+1のメンバーとして現在も作品を作り続ける。

何をしているのかよくわからない「近所のおじさん」の正体

昭和のアニメの象徴といえば、土管のある空き地と、近所の謎のおじさん。きちんとした勤め人ではなさそうだが、おそらく何らかの生業を持っていて、どんなシーンにもさりげなく映り込んでいる。そしてそのおじさんはなぜか常にラーメンを食べていた。

かようなアイコンの代表格、赤塚不二夫氏や藤子不二雄氏らの作品にしばしば登場したラーメン大好き小池さんのモデルとして名高いアニメーション作家の鈴木伸一さんが、これまでの足跡を生い立ちから語り下ろした『アニメと漫画と楽しい仲間』が、卒寿を迎えられる今年、玄光社から上梓された。今回鈴木さんにお話をうかがう機会を得て、脳内にたたずむ近所の謎おじさんの正体にせまってみた。

鈴木さんは昭和8年、長崎県のお生まれ。ご家族で当時の満州にうつられ、終戦後引き揚げて早々にお母様が倒れ、鈴木さんは学校を休んで看病と弟らの世話をするという大変な生活を送られた。そんな生い立ちから、父親の知縁である漫画家の中村伊助氏を頼って単身上京するようすが、本書の序盤にさらりと書かれている。

「僕がディズニーが好きだったもんで、当時『おんぶおばけ』という漫画映画をつくっていた横山隆一先生を中村先生が紹介してくださったのが、僕にとっての大きな転機でした。また、上京してすぐに『漫画少年』編集部にあいさつに行って、編集長から<寺田ヒロオさんがいるから訪ねてみれば?>と紹介されたことで、トキワ荘と手塚治虫先生に繋がりましたし、今思うとそれが人生の始まりでしたね」

学校に通えず家事と看病に明け暮れる鈴木少年を不憫に思われたのかもしれない、お母様は学童社の雑誌『漫画少年』を買い与え、鈴木少年は昼間は家の仕事、夜は投稿、という毎日を過ごした。当時の『漫画少年』には落選も含めて投稿者の氏名が県別にすべて掲載され、その中にはのちにトキワ荘で出会うことになる面々も含まれていた。そのような同好の士との合縁奇縁が、トキワ荘の仲間と設立するアニメ製作会社、スタジオ・ゼロの歴史とともに本書の中で楽しく展開されている。

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トキワ荘にしろスタジオ・ゼロにしろ、同好の士とともに貧しいながらも切磋琢磨し粗末な建屋から出発する、いまでいうベンチャーのロマンのようなものをかんじるわけだけれど、おそらく当事者からとってみればそのような感傷にひたる暇もないほど当時は必死だったのだろう。

だが鈴木さんの語り口からはご苦労は微塵も感じさせず、むしろ同じ志をもつ仲間たちとともに好きな仕事をする喜びや楽しさがあふれ出ている。本書は全体からそのような、人と人との結びつきや縁のようなものの温かみを大事にする精神が貫かれていて、それは実際にインタビューで鈴木さんご自身に接してもひしひしと感じられた。

いわゆる老害、と揶揄されるような、お歳をめした方や一時代を築いた方特有の、自分を大きく見せようだとか、ことさら過去の仕事を強調しようだとかいう欲が一切感じられない。ただただにこにこと控えめに話される語り口に、中村伊助、横山隆一、手塚治虫という三人の師と巡りあえた幸運を「僕は本当にラッキーだったと思うんです」と受け止められている謙虚さが貫かれていることに感銘をうけた。

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東映動画や東京ムービーという大手と仕事をシェアし続けたスタジオ・ゼロ時代を振り返り、次の仕事をどんどん取ってきてくれる番頭というか敏腕マネージャのような存在があれば、もっと長く続けられたかもしれない、というようなことを鈴木さんはおっしゃっていた。

逆に考えれば、”仕事馬鹿”のあつまる職能集団であるスタジオ・ゼロに、次々とアニメ作品の仕事の話が舞い込んできたこと、さらに、フリーの業界雀である鈴木さんに、トキワ荘時代の漫画家らの作品のアニメ化の話がひきもきらず持ち込ま続けたこと自体、鈴木さんへの信頼と、ゆるいながらも魅惑的な吸引力をみせるお人柄が大きく影響したことだろうと思われる。

じっさいご本人も、「彼ら(トキワ荘出身作家ら)が僕に自分の作品のアニメ化の仕事をずっと声かけてくれたのは、こいつに任せればどうにかなる、という思いがあったのかもしれませんね」とお話になっていた。

ついに「核兵器」使用か。“プリゴジンの死”でプーチンの留め金が外れた

8月23日、搭乗していたプラーベートジェット機が墜落し死亡した民間軍事会社ワグネル代表のプリゴジン氏。その影響は世界の今後に大きな影を落としかねないようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、プリゴジン氏の死がロシア政府や軍内の「ストッパー」を外してしまった可能性を指摘。さらにウクライナ戦争の裏で国際社会の分断がより深刻化する現状を解説するとともに、そのような状況の中で日本はどう行動すべきかを考察しています。

ロシア・ウクライナ戦争の裏で進む「国際社会の大再編」

「我々は早急にウクライナからの出口戦略を立案し、実行しなくてはいけないかもしれない」

国民の7割強、上下院議員の8割が「これ以上の対ウクライナ支援は再考する必要がある」と表明しているアメリカ政府内で強まっている意見です。

NATOのリードを取り、他国に抜きん出て対ウクライナ支援を実行してきたバイデン政権ですが、ロシアによる侵攻から1年半が過ぎても一向に成果が表れず、ロシアに力を蓄え、軍を再編成する余地を与えただけでなく、主導した対ロ制裁が、中国やインド、南アフリカとブラジルをはじめとするBRICs諸国と、中国・ロシアとの距離を縮めつつ、次第に欧米諸国と距離を取り始めた中東・アフリカ諸国に阻まれて機能しない現実に直面した結果、来秋に実施される大統領選への悪影響を排除するために、ロシア・ウクライナ戦争からの出口を探りだしているのが、アメリカ政府・バイデン政権と民主党と言えます。

その波に便乗するように、欧州各国(特に西欧)の政府も“この”戦争からの本格的な撤退を計画するようになってきています。

ビジネス面では、戦争の継続によって、冷え切っていた経済や景気を再ブーストする効果が期待されているものの、ロシア・ウクライナ戦争の泥沼化と長期化により、先の見えないインフレと常に付きまとうエネルギー危機への強い懸念が国民生活を圧迫し、各国の国内政治上、現在のリーダーと与党に対する負の圧力が拡大していることで、“一刻も早くこの戦争から抜け出す必要がある”との認識が広がってきています。

アメリカが供与したアブラハムやクラスター爆弾、ドイツが供与したレオパルト2、フランスが提供してきた装甲車、英国が供与したストームシャドーなどが、次第に成果を収め始めている中、ウクライナ政府と軍が、当初の約束とは違い、それらの兵器を直接ロシア本土への攻撃に用い出したことで、ロシアからの激烈な反撃と報復を懸念し、武器兵器の管理(監理)義務はほどほどに、互いに“いつ”この戦争から抜け出すかを真剣に議論する段階にまで発展してきています。

NATO各国はすでに今年中には解決できないことを確信し、現実的にはウクライナが諦めるか、プーチン大統領がいなくなる(言い換えると死亡する)というサプライズでも起こらない限りは、短く見積もってもこれから3年以上は戦争が続くという分析結果を出し、シェアしています。

調整プロセスの準備をしているNATOサイドの仲間たち曰く、「NATO各国はもう一枚岩とは言えず、可能な限り迅速にこの戦争から手を退きたいという意見が強まっている。物理的に距離があるアメリカはもちろん、直接的な攻撃を受けづらい英国やフランス、ドイツ、イタリアといった国々(西欧)は、表向きはウクライナを支えるそぶりを見せつつ、真剣さが欠如しはじめているように見える。直接的な脅威に曝されているポーランドやバルト三国などについては、NATO内でも非常に対ロシア・ハードライナーの立場を明確にし始め、NATOの諸会合でも加盟国間の意見の調整が実質的にできなくなってきた」とのことで、「NATOとしてのコミットメントの結束がいつ崩れ、対応が“関心国のみ”という形式になるかは、もう時間の問題」との認識が示され始めています。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

話すことが心底楽しいと思えるか。45歳過ぎからの「英会話」習得の秘訣

中学から高校まで6年も勉強したはずなのに、ちょっとした英語も話せないし聞き取れないアラフィフが大勢いるのが日本の実状です。それだけに「話せるようになりたい」と思っている人も多く、45歳からの英語習得に関する質問が『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』に届きました。人気コンサルの永江さんは「英会話学校に通って話せるようになった人を知りません」と語り、英会話習得に何が必要かを伝えています。

45歳から英語を話せるようになるために

Question

shitumon

45歳も過ぎてから、子会社の監査等で海外出張が増え、英語の必要性を感じるようになりました。良い機会なので英会話学校にでも通おうかと思っているのですが、営業ではないので英語を話せても取引先に行くわけでもなく、そこまでモチベーションも上がりません。ホテルやタクシー程度ならgoogle翻訳で十分じゃないかとも思っています。

ただこの先のサラリーマン生活を考えた時に、英語を話せないと収入を増やしにくいようにも感じておりまして、永江さんのご意見を頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

永江さんからの回答

英語はやるのはもちろんありですが、日本にいながら英語が話せるようになれるかは、英語を好きになれるかどうかにかかっていると思います。

日本の主要企業はどんどんグローバル化しているので、特にハイスペックな仕事で英語を喋れないのはデメリットでしかありません。45歳なんてバリバリ現役で、英語が話せてマイナスはないし、チャンスは広がるでしょう。

でも身に付ける方法としては、わたしは英会話学校に通って話せるようになった人を知りませんw。強制的に仕事や生活で使うわけでもなく、英語を話せるようになる人って、大体は映画を丸ごと覚えたとか、スティーブ・ジョブズのスピーチを完コピした人とかです。

これって要は、英語を話すこと・勉強することが心底楽しいと思えるかが重要ってこと。英会話教室に通うかどうかは必要条件じゃありません。楽天なども一時期社内公用語を英語にして失敗していましたが、やらされ感や義務感で英語を習っていても話せるようにはならないでしょう。

例えば、通訳なしで現地の実態を聞いて把握できるとか、現地の人と通訳抜きで人間関係を築けるとか、自分が英語に関心を持ってのめり込めるのはどんなことかを考えて、楽しみながら勉強できるやり方を考えて英語を身に付けるのが良いと思います。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

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Google日本元社長が問う。なぜ日本政府は「汚染水の海洋放出」に拘るのか?

中国の猛反発を招き、ネット上においても日本国民を分断する事態を引き起こしている福島第一原発の処理水海洋放出。そもそもなぜ政府は「海洋投棄」と批判されても仕方のない方法にこだわったのでしょうか。今回のメルマガ『『グーグル日本法人元社長 辻野晃一郎のアタマの中』~時代の本質を知る力を身につけよう~』では、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』等の著作で知られる辻野さんが、そんな疑問を含む「自身が確認したいこと」を列挙。その上で、「感情論よりも冷静な検証が必要」との見解を記しています。

自ら国際問題化。核汚染水の海洋投棄を強行した日本政府

8月24日午後1:00、日本政府は福島第一原発からの俗に「ALPS処理水」と呼ばれる核汚染水の海洋放出を開始しました。

これに際して、岸田首相はX(旧ツイッター)で以下のメッセージを発信しました。


本日よりALPS処理水の放出が始まりました。
福島第一原発の廃炉に向けて歩まなければならない道であると同時に、福島を始めとした被災地復興の新たな一歩です。
今後政府を挙げて、風評対策をはじめ福島や被災地の復興の姿と、日本の食文化の魅力などを、世界に向けて力強く発信してまいります。

このメッセージに違和感を持った私は、上記に対して以下のように引用リポスト(引用リツイート)しました。


失礼ながらおっしゃっていることのすべてが的外れです。処理水の海洋放出と廃炉は無関係ですし、海洋放出が被災地復興に繋がるわけでもありません。また、重要なのは風評対策ではなく実害の検証であり、日本の食文化の魅力は大きく棄損されることになります。

すると、これがかなりバズったので、今回はこの処理水の問題について取り上げます。私も専門家ではないので、ここでは断定的な物言いを出来るだけ避け、私が疑問に思ったり、確認したいと思ったりしていることを列挙する形に留めて問題提起したいと思います。

1.岸田首相は、「処理水の海洋放出が福島第一原発の廃炉に向けて歩まねばならない道」と発言していますが、本当なのでしょうか?廃炉の作業を進める上で、デブリに触れた汚染水や、その汚染水をALPS処理した水の保管タンクが敷地内に増えて、廃炉の作業の邪魔になる、ということはあるかもしれませんが、「廃炉作業を進める」ということと「処理水の海洋放出を行う」ということは全く別次元の話かと思います。処理水の海洋放出は廃炉作業を進める上でどうしても必要な作業ではありません。すなわち、「海洋放出は廃炉に向けて歩まねばならない道」という首相の発言は正しくありません。

2.処理水の処分オプションについて、何故海洋放出一択なのでしょうか?実際のところ、処理水を処分するオプションは別に海洋放出だけではありません。タンクの増設スペースがないと言いますが、それは東電の敷地内の話であって、敷地外の中間貯蔵エリアなどには広大なスペースがあると聞いています。そういうスペースを確保し、タンクの増設を続けながら汚染水を保管し続けて時間を稼ぐとか、米スリーマイル島原発事故でやったように汚染水を乾燥・蒸発させるとか、あるいはモルタル固化法と呼ばれるセメントで固めて地中に埋める方法など、汚染水や処理水の処分オプションはいろいろあるようですが、他のオプションは何故排除されたのでしょうか?特に、モルタル固化法については、環境省が「リプルンふくしま」という施設を作って実際に取り組んでいる手法でもあります。

この記事の著者・辻野晃一郎さんのメルマガ

本人に対して「〇〇に似てますね?」と言うのは避けるべき理由

よく、芸能人にたとえて「誰々に似てるって言われませんか?」と言う会話、よくありますよね。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、こうした会話を本人に対しては避けるようにしているとか。その納得の理由とは?

「〇〇に似てますよね?」

人と話をしていて、個人的になるべく言うのを避けようと思っていることがあります。「〇〇に似てますよね?」という話題です。

例えば、「ジャニーズの誰々に似てますよね?」「女優の誰々に似てるって言われません?」みたいな話題ですね。

当人がいない場所で他の誰かと話題にする分には構いませんが、当人に対しては避けると言う話です。

なるべく気をつけていてそれでもつい言ってしまった時は、「あ~やってしまったな」と後悔することが多い話題でもあります。

誰かに似ているという話は、言っている側の人からするとたいてい「褒めているつもり」の場合が多いでしょう。

この時代に言い方は悪いですが、言われて嬉しくないであろう人に「似てるね」と言う人はそう多くはありません(そこまで考えてない人もいるのかも
しれませんが)。

ただこの「言われて嬉しいだろう」という考え自体がそもそも違うと思うのです。

人の好みなんて人それぞれですから、「絶対に嬉しい」なんてことはありません。

それこそ僕も、「誰々に似ている」と言われることがたまにあるのですが、その人がどれだけ有名だろうが良いとされている人だろうが、別に嬉しいことはありません。

むしろ、「似てると言われるということは、自分にはあまり個性がないのかなぁ」とか考えてしまうこともあります。

また、「誰々に似ている」と言われても返答に困ることがほとんどです。

「嬉しいです」と言うのも変だし、かといって「そんなことないですよ」もなんだか違う気がするし、やたらと気を使うことの方が多い。

言われて喜ぶ人もいると思いますが、僕のようなタイプもいるのです。だからなるべく自分からは言わないようにしようと思ってはいます

これで気をつけたいのは、相手がお客様なら尚更ということです。

すでに関係が出来上がっていて、お互いに知っている相手同士であればまだ返しようもあります。

でも、今日初めましてのような相手だとそれこそ返答に困ることが多く、「面倒だな」と感じることの方が多い(と僕は思ってます)。

それをお客様にやってしまうと、いよいよ接客もしにくくなります。

万一喜んでくれればラッキーですが、リスクの方が大きい気がしませんか?

ですが意外と、この話題をぶつけてくる販売員って結構いるのです。

会話をしていたと思ったら急に、「ところで誰々に似てるって言われません?」みたいに言ってくる。

それで会話が盛り上がると思っているかもしれませんが、言われた側は返しに困り面倒なだけです。

絶対にやめるべきとまでは思いませんが、少なくとも他の話題で会話を盛り上げた方が良いのではないかと考えています。

もしよく言ってしまうということであれば、その発言は本当にお客様のためになっているかどうかは考えてみてもらいたいです。

今日の質問&トレーニングです。

1.「誰々に似ている」と自分が言われて、返事に困ったことや違和感などを感じたことはありませんか?
2.そう感じた理由はなんでしょうか?

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中共らの裏工作が存在。保守潰しに走る保守系チャンネルの裏側

YouTubeをはじめとする動画配信サイトに多数存在する政治系チャンネル。そんな中にあって今、保守系メディアが「保守潰し」に走っているという状況が生まれているようです。そんな理解し難い現状を取り上げているのは、作家で国史研究家でもある小名木善行さん。小名木さんは自身のメルマガ『ねずさんのひとりごとメールマガジン』で今回、一部保守系媒体が日本人の利益を毀損している事実を紹介するとともに、その裏工作を行なっている勢力の正体を明かしています。

保守言論が日本を潰す??

希望を持ち、日本を護り、日本を再生する。これが、この15年来、一貫して追い続けているテーマです。

信長も光秀も生きていたかもしれないなどというお話も、自分の頭で考えようよ、いまある常識をもういちど根底から振り返って考えてみようよ、というそのテーマに基づくものとして発信したものです。

何が真実かはわからない。その瞬間瞬間に、自分が信じることができる、あるいは自分の魂が納得できることを、まじめにひたむきに追い続ける。そういうことが大事なのだと思っています。

名聞名利という言葉がありますが、ただバズれば良い、ただ儲かればよいということではなく、すこでも良い未来のために役立つかどうか。そのために自分にできる精一杯を尽くしていくことではないかと思い活動しています。

そしてその活動は、日本的精神というか、日本の歴史伝統文化に基づくものを起点としています。すなわち、日本は天皇のしらす国。この原点を常に踏まえること。現実の問題には、いろいろな考え方もあり、利権ももちろんあるでしょうから、様々な対立がありますけれど、たいせつなことは、根底に和を置くこと。そして議論は尽くしても、人の名誉を奪わないこと。これが大事なことだと思っています。

ただ、そうしたなかにあって、たいへんに残念なことがあります。それは、大手メディアのみならず、youtubeなどにおける保守系媒体が、むしろ保守つぶしに走ってしまっていること。

それはどういうことかというと、いたずらに陰謀論に走り、日本人を被害者に仕立て上げることで、いわゆるバズることで利益を得ようとする方向に、やや極端に走りすぎているという部分です。

言論というのは、ただ「言いたいことを言う」というだけでは、実は何も変わらないのです。ひとつの言論をもとに、共感の輪を広げ、仲間をつくり、議会であれば、その意見について党内での合意形成を図り、多数議員の賛同を得て、はじめてひとつの政策が実現されていきます。党内の大物議員が何か言ったら、それで党がまとまるといった簡単なものではない。

このことは民主主義であれば当然のことですし、企業内でも同様です。合意形成。そのための多数派形成。これを行うことで、はじめて世の中が動いていきます。

この記事の著者・小名木善行さんのメルマガ

いかにして記憶に残すか。12月までの4ヶ月で目標を達成させる術

早いものでもう9月、今年も75%の月日が経過しましたことになりますが、年初に立てた「2023年の目標」の達成度合いは順調でしょうか。今回のメルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】』では経営コンサルタントで関東学園大学で教鞭を執る菊原さんが、「ほとんど達成不可能」と半ば諦めかけている方に向けて、12月までの残り4ヶ月を充実させるためには「今日から年末までの目標」を設定すべきとしてその理由を解説。さらに目標達成率を高める方法をレクチャーしています。

2023年を充実させるために年末までの目標設定をする

今年も早いもので9月になった。残り4カ月。のんびりしているとあっという間に年末になる。時が経つのは本当に早い。

9カ月経って、“2023年の目標の達成率”はいかがだろうか?

立てた目標の75%は達成している。これであれは問題ない。計画通りといえる。

もしくは60~70%くらいでも「ここからスパートをかけるぞ」と気合を入れれば間に合う。これも問題はない。

一番問題なのは「目標はもう記憶にない」というケースだ。

年始にいい目標を立てたとする。時間が経つとその記憶が薄れてしまい忘れてしまった…それは仕方がない。

もともと人は24時間で74%忘却する生き物。3日も経てば記憶の残存率も10%程度に。どんなに頭のいい人でも時間が経てば忘れるものだ。

とくに営業職はなにかと忙しい。業務に追われる日々が続く。あっという間に意識から消えていくもの。

あなたが今の時点で「目標は記憶の彼方だ」といったほど忘れてしまった、もしくは“ほとんど達成不可能”であっても諦めないで欲しい。

9月から年末までの目標を立てる。ここからの4カ月間をどう過ごすか?は非常に大切になってくる。これをするかしないかによって“2023年が充実するか、しないか”に分かれるのだ。

ではどんな目標を断てればいいのか?契約であれば「12月までに〇件の契約を取る」というものでもいい。もしくは「トークを1つ考えてアポ取得率を高める」といったものでもいいだろう。

また仕事以外の目標設定も大切だ。人によっては「4カ月で5キロ痩せる」といったものかもしれない。または「まわりの人との関係を良好にする」といったものでもいいだろう。

これからの4カ月「しっかり目標を立てて活動しよう」と思うのか、それとも「残り少ないし、まぁ流しておけばいい」と考えるのでは大違いになる。

まずは“今日から年末までの目標”を設定して欲しい。

そしてこれからが大切になってくる。今立てた目標を“いかにして記憶に残していくのか?”が重要なのだ。忘れてしまったのでは意味がない。

まずやって頂きたいのが“目標を毎日見る”ということ。

  • 手帳に書いておく
  • トイレに貼っておく
  • 車のダッシュボードに貼っておく

などなど。とにかく嫌でも目に入るようにしておく。目標が100回、200回と目に入れば記憶に残る。おのずと達成率は高くなる。

【9月からの年末までの目標を立てる】
       ↓
【あらゆるところに目標を貼っておく】

これをぜひやって頂きたい。

これだけでも十分だが、ここからはバージョンアップ編を紹介する――(メルマガ『菊原智明の【稼げる人、売れる人に変わる知恵】2023年9月1日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

この記事の著者・菊原智明さんのメルマガ

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自己啓発で語られる「思ったことが現実になる」は本当にいいことか?

人生においてなかなか思い通りにならない状況が続くと頼ってしまうこともある「自己啓発」の手法。しかし、その手法を用いることで「思ったことが現実になる!」と謳っているようなら、眉につばしたほうがいいのかもしれません。メルマガ『Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~』著者で、「知的生産」に役立つ考え方やノウハウについて探究を続ける文筆家の倉下忠憲さんは、そもそもの前提「思ったことが現実になると幸福になる」に疑問を提示。小さな自分の世界の願望だけを追って、外の世界のことが欠落する危うさを伝えています。

理想を現実化しない

自己啓発の文脈では「思ったことが現実になる!」というメッセージが華々しく打ち出されています。ということは、思ったことが現実になるのは基本的に良いことである、という認識が一般的に存在しているのでしょう。小難しく言えば、自身の願望の達成は、アプリオリに善性を帯びていると信じられているわけです。

でも、本当にそうでしょうか。自分が願ったことが、そのまま現実になることが幸福や充実感に結びつくのでしょうか。あるいは、善いことにつながっているのでしょうか。

たとえば昔の私は「はてなブックマークで1000を越える」というような願望を持っていましたが、実際に達成したら待っていたのは虚無感だけでした。欲望を達成した結果がどうなるのかを、自分はぜんぜん見通せていなかったのです。

他にも「あれも食べたい、これも食べたい」という願望を満たしたら、いつしか体重計に乗るのが怖くなるでしょうし、異性にモテまくるという願望を満たしたら、悲惨な修羅場を経験することになるかもしれません。願望の充足は、必ずしもいいこととは限らないのです。

しかし、そうした批判的視線はまったくなきものにされ、「思ったことが現実になる!」というメッセージは形を変えてさまざまな場所にばらまかれています。これは行きすぎた個人主義の弊害でしょう。

とにかく「自分が」考えたこと、思ったこと、願ったことがよいものであり、それが実現されることが好ましいことなのだ、という観点では、自分の外にあるものがまったく想像されていません。いわゆる外部が欠落しているのです。

ままならない生において

人生なんて、基本的に思い通りにいかないものです。この世界を眺めてみてください。70億人の人間がいるとして、「自分」はその中の一人で、残りの69億9999万9999人は「他人」です。そうした世界で「思い通り」にいくわけありません。

「この世界は、基本的にままならないものである」
これはもう純然たる事実でしょう。だからこそ。

そう、だからこそ、私たちはいろいろな作意を持ち、技能を磨き、道具の助けを借りて僅かばかりの「思い通り」を実現しようとするのです。荒々しい自然の中に、ほんの小さな区画に作るビオトープ。それがセルフマネジメントといった分野で目指されている行為です。

この記事の著者・倉下忠憲さんのメルマガ

なぜ、韓国ではこんなにも死刑執行がされないままなのか?

1997年以降、死刑が確定するも執行が行われていない韓国。しかし最近、死刑執行施設の点検を命ずる指示が入ったと報道されています。今回の無料メルマガ『キムチパワー』では韓国在住歴30年を超える日本人著者が、現在の死刑執行を待つ囚人たちと韓国世論はどうなっているのかを紹介しています。

死刑執行施設を点検せよ

韓東勳(ハン・ドンフン)法務長官が最近、死刑執行施設を備えた全国の4つの矯正機関に「死刑執行施設を点検せよ」と指示したことが29日、分かった。

国内では1997年以降、死刑執行が行われていない。このため拘置所や刑務所にある死刑執行施設は、これまで事実上放置状態だった。全国矯正機関の中で死刑執行施設があるところはソウル拘置所と釜山拘置所、大邱(テグ)刑務所、大田(テジョン)刑務所の4か所だ。ハン長官は先週、この4か所に対して「死刑制度が存続している状況だから施設維持をきちんとしろ」と指示したと伝えられた。

韓国は死刑制度を維持しながらも長期間死刑執行をせず「実質的死刑廃止国」に分類されている。金泳三(キム・ヨンサム)政府時代の1997年12月、死刑囚23人に対して死刑執行をしたのが最後だった。翌年2月に発足した金大中政府から現在まで死刑執行は1件もなかった。

最近、新林(シンリム)駅・ソヒョン駅での凶器暴動(出刃包丁などを振り回し人を刺す)、新林洞(シンリムドン)公園での性暴行殺人事件など凶悪犯罪が相次いで発生し予防策が議論され、一部では「死刑執行の中断が『死刑が廃止された』という誤った信号を犯罪者に与えている」という指摘が提起されている。

ハン長官の今回の指示について法曹界では「今すぐでなくてもいつでも死刑執行ができるという可能性を開いておいた」という分析が出た。これと関連して法務部関係者は「ハン長官が『死刑制度が存続している状況で法執行施設が適正に維持管理されなければならない』という趣旨で指示を下したと理解している」と明らかにした。死刑執行を前提にした指示と見るのは早いという話だった。

刑事訴訟法は「死刑は法務長官の命令により執行する」と規定している。法務長官が死刑執行命令を下せば、矯正機関の施設で絞首刑方式で死刑を執行することになる。