ピコ太郎、絵文字、週休3日制。今話題の時事英単語を覚えよう!
メルマガ「RNN時事英語辞典メールマガジン」では、毎週気になるニュースからピックアップした時事英語を、例文・語彙チェッククイズとともに紹介しています。今回も、その中から5つの時事英語を取り上げました。 singles c…
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Details米大手のクリスピー・クリーム・ドーナツの大幅な店舗数削減、新規参入したコンビニ各社のドーナツの売上不振など、ドーナツ市場に陰りが見られる中、ついにミスタードーナツも値下げによる売上アップ戦略に打って出ました。しかし、無料メルマガ『ビジネスマン必読!1日3分で身につけるMBA講座』の著者でMBAホルダーの安部徹也さんは今回の値下げについて「あまりに短絡的」と厳しい見方を示しています。
ミスタードーナツが、11月8日からおよそ8割にあたる商品を値下げしました。たとえば、人気商品であるポン・デ・リングはそれまで130円だったものが100円に…。実に23%もの大幅な値下げになります。
ミスタードーナツは、今回の値下げにより、これまで月に1回程度実施していた100円セールを廃止し、いつ行っても手軽に買える価格で、集客、そして結果としての売り上げアップを図る戦略に舵を切ったのです。
これまで、販売戦略で重要な役割を果たしてきた「100円セール」ですが、ミスタードーナツは、なぜ今後「100円セール」を実施しないという決断を下したのでしょうか? その背景には、顧客は「100円セール以外はドーナツが高く感じる」という不満をもらしていて、セール以外の日に足が遠のく一因になっていたという事実が挙げられます。
たとえば、せっかくドーナツを買った次の日から、同じものが100円で売られ始めると、顧客はやはり損をしたような気分になります。このような経験をすれば、次からは100円セール以外の日は購入するのを控えようと思うことは当然のことといえるでしょう。結果として、ミスタードーナツは、100円セールをしない限りは、売り上げをアップすることは難しくなるという悩ましい状況に陥ってしまっていたのです。
このような顧客行動は「アンカリング効果」と呼ばれ、同じ商品であれば最安値が顧客の購買基準に設定され、それを上回る価格の場合、余程の緊急な必要性が起こらない限りは購買に結びつかなくなります。つまり、セールは短期的な売り上げアップに貢献するというメリットがある反面、一旦行ってしまうと、やり続けなければ消費を刺激することはできなくなるというデメリットもあるというわけです。このようなセールのメリットとデメリットを天秤にかけた結果、デメリットの方が大きいという結論に至り、100円セール廃止を決定したのでしょう。
今後、ミスタードーナツが展開するのは、いつ行っても安いというイメージを顧客に植え付けて来店頻度を高め、売上アップを図る戦略です。これはEDLP(Every Day Low Price)と呼ばれる価格戦略で、アメリカではウォルマートが取り入れて、大きな成功を収めたことでも有名です。
ミスタードーナツも、8割もの商品の値下げに踏み切り、毎日割安感を感じてもらうことによって、減少傾向にある売り上げに歯止めをかけたいところなのでしょう。
世界中に衝撃が走った、共和党ドナルド・トランプ候補(70)の当選。まさかの「トランプ大統領」が本当に誕生してしまうことになりそうです。世界は、そして同盟国である日本は今後どうなってしまうのでしょうか? 今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』は、この結果を受けて緊急号外を発行。著者でアメリカ在住の作家・冷泉彰彦さんは、まだ日本のマスコミでは誰も語っていない、トランプの真の勝因とアメリカの未来、そして日本がとるべき外交姿勢について、緊急号外ならではの箇条書きにて綴っています。
アメリカでも世界でも、多くの、いやほとんどの専門家の予想に反して、そして多くの世論調査のデータにも反して、ドナルド・トランプが大統領選で勝利し、第45代の合衆国大統領に就任することになりました。
まだ、全く整理ができていない中ではありますが、皆さまの議論の材料として、また自身の思考を進める作業の一環として、直後の印象についてメモしておきたいと思います。完全な文章ではなく、箇条書きになりますが、ご参考にしていただければ幸いです。
▼勝敗を決したのは、「ペンシルベニア、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシン」という俗に言う「ラスト・ベルト」つまり往年の製造業が錆びついた地帯。従来は民主党の牙城であり、今回もヒラリーの勝利が予想されたこの地域を、トランプは精力的に回って勝ち抜いていった、そのことが勝因。日本時間で9日の午後になってからのこの地域の票の急展開には鳥肌の立つような思いがした。
▼考えてみれば、つい一週間前「ワールドシリーズは最終戦」。オハイオ州のクリーブランドで行われた試合でありながら、球場にはクリーブランドのファンだけでなく、シカゴ・カブスのファンも20%ぐらい入っていた。シリーズが盛り上がり加熱した「再販市場」でチケットの価格は高騰し、平均で一枚2900ドル(約30万円)になったという。そんな中、イリノイ州のカブスファンが、クリーブランドのインディアンズのファンから「カネの力」でチケットを奪っていったのだろう。オハイオの経済力では球場が埋まらず、シカゴの経済力に屈したということだ。そこに、トランプに吸い寄せられる「何か」があったのだ。
▼ペンシルベニアにしても、従来は「先に票が開く郊外」が共和党優勢で開票が進んでいって、最後に都市部の圧倒的な民主票で逆転というパターンだったのが、最後の方でトランプ票が怒涛のように出てきた。つまり都市圏や近郊圏でのトランプ票が従来と違う形で出た。
和食離れが進むと言われる一方で、その素晴らしさも見直されつつある昨今、消費者たちに健康で便利で美味しいものを届けたいと、日々奮闘している食品メーカーが「フジッコ」です。「テレビ東京『カンブリア宮殿』(mine)では、放送内容を読むだけで分かるようにテキスト化して配信。核家族化が進み、食卓を家族みんなで囲むというスタイルが崩壊しつつある中で、フジッコの福井正一社長が「伝統食」を守るために力を入れている取り組みについて語ります。

スーパーの総菜売り場は年々品揃えが充実、存在感を増している。そんな中で最近、品数を増やしているのが和総菜のコーナーだ。並ぶのは煮物など、美味しそうな伝統的な家庭の味。今や、常連客には欠かせない存在だ。
材料ごとに煮る時間が違う、手間のかかる和総菜。作っているのは意外な会社だ。多くの商品の裏には「フジッコ」の文字。東京・中野にある「サミットストア東中野店」の和総菜の多くは、フジッコが作っている。同店の惣菜部門チーフ、玉川由祐さんは「フジッコさんは昆布を使った商品が有名ですが、誰でも簡単に作れる商品ではないというのが分かる。最高だと思います」と言う。
その美味しさを生み出す千葉県船橋市にあるフジッコの惣菜工場。茄子の肉味噌和えに、ヘルシーな豆腐ハンバーグ……ここで作る総菜は実に1日300種類以上にのぼる。
その美味しさを決める最も重要な作業が、味のベースとなるだしづくリ。粉末のものではなく、こだわった材料からとっている。昆布の中でもだしが一番とれる真昆布の根の部分に、カツオの肉のうまみを商品に与える枕崎産鰹節の厚削り。フジッコは美味しい総菜作りを裏で支え、ライフ、いなげや、サミット、関西スーパーなど、全国の主要スーパーへ、その美味しさを提供している。
フジッコといえば、思わず口ずさみたくなるCMのフレーズで有名だが、実は圧倒的な強さを誇るトップ企業だ。
煮豆をパックにした、1976年発売のロングセラー「おまめさん」シリーズを中心に、豆製品の国内シェアは4割を超えている。さらに昆布。やはり1966年発売のロングセラー「塩こんぶ」をはじめ、膨大な数の昆布商品を販売、そのシェアは5割近くに達する。
日本海を望む兵庫県新温泉町。ここにフジッコの昆布商品のひとつ、とろろ昆布「純とろ」のおいしさの秘密がある。
案内された倉庫の中に高く積み上げられていたのは膨大な量の原料。その全てが昆布だ。北海道を中心に厳選して買い付けられた昆布。フジッコにとってはまさに宝の山だ。
薄い「純とろ」はどうやって作られるのか。細切れにした昆布を機械に入れ、プレス機で押しつぶし始めた。出来上がったのは四角に固まった昆布。これを一定時間寝かせると、カチカチの状態になる。その塊を特殊な機械にセットし、カンナがけのように断面を削る。すると、とろろ昆布が出てきた。
その厚みは髪の毛の5分の1、驚きの0.02ミリ。あのまろやかな美味しさは、極限までの薄さで決まる。実は削りだす刃の調整は、限られたベテランしか出来ない職人技だという。とろろ昆布の美味しさはこの職人技が生み出していたのだ。

フジッコの社長、福井正一には、商品作りで最も大事にするポリシーがある。
「やはり健康が一番だと思います。日本の伝統食には、昔から身体にいいと言われるものが入っています。和食の伝統食をしっかり食べてもらいたいというのが私たちの望みです」
身体に必要な様々なミネラルを含み、カルシウムは牛乳の6倍といわれる昆布。タンパク質やビタミンなどの栄養素をバランス良く含み、食物繊維もたっぷりの大豆。フジッコの主力、昆布と豆は、日本伝統の健康食だ。
その商品開発の本拠地、神戸にあるフジッコ本社。フジッコはここに大勢の研究者を抱え、長年、大豆と昆布の成分を徹底的に研究してきた。そして実際に健康にどんな効果があるのかを検証し、その商品作りの中心に据えてきた。
研究開発室長で工学博士の戸田登志也は「健康効果のエビデンスをきっちり出し、それに基づいて自信を持って商品開発を行っている」と語る。例えば丈夫な骨を作るイソフラボン。大豆からそれを見つけ出し、最初に商品化したのはフジッコの研究者だ。
そこには福井のこんな決意があった。
「我々の特徴はただの佃煮屋、煮豆屋ではない、という自負があるんです。本当に健康にいいのか。機能性成分は入っているのか。それを確かめたうえで、健康にいいものでなければ開発をしない」
フジッコの健康食へのこだわりは、思わぬヒットも生んだ。今や売上げ50億円を超える「カスピ海ヨーグルト」。普通のヨーグルトに比べ、驚くほど粘りがあるのが特徴だ。
実はジョージアにある長寿の村で日常的に飲まれていたもの。その菌を発見して、日本に持ち帰ったのは、長寿と食文化の研究で知られる、京都大学の家森幸男名誉教授。家森教授は持ち帰ったヨーグルトの菌を増やし、その商品化をフジッコに依頼。するとフジッコは、採算度外視で商品化してくれたという。
「損を覚悟であえて商品化していただいた。人々の健康のために尽くしたいという熱意が、フジッコを支えていると私は思っています」(家森教授)
創業以来、昆布と豆を中心に徹底的に健康食にこだわってきたフジッコ。その売り上げはこの10年で100億円増加し、600億円に迫る。
そんなフジッコの始まりは、創業者である福井の両親の親心にあったという。福井は幼少の頃、かなりの肥満児だった。
「自分の子どもに与えられて、子どもが元気でいられる、病気をしない。健康にいいものしか作らないと決心したんだと思います。だから僕のおやつはずっととろろ昆布でした」
それが健康にこだわった理由だった。


フジッコが新たな豆の売り方に取り組んでいた。
働く女性をメインターゲットに、海外の豆の食べ方を参考にして開発したというのは、今や年間売上げ10億円に迫る勢いでヒットしている「朝のたべるスープ」。レンジで2分温めるだけで、豆がふんだんに入ったスープが出来上がる。
ところがこの商品、ヒットに浮かれることなくすでに次の作戦が動き出していた。
本社のテストキッチンでは、スープ開発に関わった元料理人の商品開発室・鍵和田崇が、新たなメニューを試作していた。食べるスープを使った料理だという。朝食向けのスープを晩御飯に。トマト味の食べるスープで鶏肉を煮込むことで、ボリューム感のあるメイン料理が簡単に作れるという提案だ。
「有職主婦の方が非常に多いので、可能な限り短い時間で本格的な美味しい料理を、ということが極めて重要になります」(石田吉隆開発本部長)
健康で、しかも便利。それがフジッコの基本戦略だ。
例えば最近、その便利さで売れまくっているという「おまめさん豆小鉢」。小さな食べきりサイズの容器が2つ入った今までにないおまめさんだ。福井は「核家族化が進み単身者も増えて、ひとりで生活される方が増えています。これからも支持されるんじゃないかと思います」と言う。
減塩なのに美味しい「塩こんぶ」は、「より塩分を気にする方が増えてきたので、それに合わせて改善した」(福井)商品。さらにサラダの味付けに使える「塩こんぶ」のような商品もある。
「時代に合わせて、嗜好に合わせて、商品を殺さずに長く生かす。それが私たちの使命、役割だと思います」(福井)
そんな変化の時代を生き残るため、福井が毎月のように通い詰める場所がある。六甲山の中腹にある墓地。ここに眠るのは、新たな創造に挑み続けた、福井の父、フジッコ創業者の山岸八郎だ。一昨年、亡くなって以来、福井はここに来て、経営の舵取りについて相談しているという。
八郎の生涯は、時代のニーズに挑み、それまでにない商品を生み出すための格闘の連続だった。フジッコの前身、富士昆布を創業したのは1960年。妻と従業員1人の3人での船出だった。
ちょうど日本は高度成長へ突入。同時に、公害や食品問題など、ひずみが生まれ始めていた。そんな時代に、もともとは教師だった八郎は、子どもたちの健康に良い「昆布」を商売に選ぶ。洋食が増えていく中、八郎は日本の伝統食、昆布を健康に良い食品としてアピールし、販売に走り回った。
八郎は昆布の売り先が見つからない中、単身、長距離列車に乗り、必死で地方の小売店を回った。信じたのは「昆布」という商品の良さだった。
会社を爆発的に大きくしたのが、今ではスーパーに当たり前に並ぶパック商品。八郎は、家庭で作ることが減っていた佃煮などを、日持ちのするパックとして商品化した。当時、全国に勢力を拡大し始めていたダイエーなどのスーパーへ営業をかけ、一気に全国へ展開、女性たちのニーズをつかんだ。
1969年、人工甘味料チクロの発がん性が問題になると、八郎はすぐに人工甘味料を問題視。自分たちも使っていたサッカリンの使用をやめた。その後も業界に先駆け、添加物を使わないなど、「安心安全」をキーワードにした先進的な取り組みを進めていく。
あらためてスタジオで八郎の格闘の歴史に焦点をあてた村上龍に対して、福井はこんなエピソードを明かしている。
「今でも覚えているのですが、確か3歳か4歳くらいのとき、親父が泣いて帰ってきたんです。どうしたのかと思ってふすまの陰から聞き耳を立てていたら、静岡だったか、問屋さんにこんなことを言われた、と。『お前のところの商品は“午後4時”の商品じゃないか』と。午後4時といえば夕暮れで日が沈んでいく。日が沈んでいく産業に投資をするわけがないじゃないか、という意味なんでしょう。悔しくて涙が止まらなかった。それでもやめなかったところがすばらしいですよね」
時代に取り残されそうだった日本の食文化を、八郎の様々なアイデアで次の時代に繋いだフジッコ。その格闘は今も続いている。

豆を生業とするフジッコにはある悩みがあった。それは最近の若者たちの「豆離れ」だ。そもそも大豆がどう育つのかさえ、ほとんどの人がよく知らない。
兵庫県篠山市。収穫体験に来た一行が畑の中を覗き込むと、見覚えのあるものが。枝豆だ。実は枝豆は大豆を若いうちに収穫したもの。一方、その枝豆を乾燥するまで待って収穫すれば大豆になる。
この「黒枝豆収穫体験ツアー」は、大豆のことをもっと知ってもらうために毎年フジッコが開いているイベント。単なる収穫体験と違い、6月に種を植えた参加者が10月の収穫まで一貫して行う。豆についてちゃんと知ってもらいたいというフジッコ流の食育だ。
収穫したてのみずみずしい豆を使ったお昼ご飯。自分で植えた豆の味に、子どもたちも満足そうな様子だ。
体験はこれだけではない。午後に訪ねたのは、フジッコにも豆を卸している問屋、小田垣商店。丹波の黒豆などの高級品は、今も手作業で選別を行っている。
とても身近な食材なのに、豆は知らないことだらけ。日本の豆文化をいかに次に繋いでいくか、フジッコは、トップメーカーとして危機感を持って取り組んでいる。
一方、東京・文京区のフジッコ東京FFセンター。フジッコがロングセラーを生み出せる秘密は、フジッコが開く料理教室にもある。
だがそのレシピは驚くほど簡単。ナッツを砕き、「おまめさん」をつぶした豆に混ぜる。後は小さく丸めて、抹茶やチョコの粉末をまぶせば、あっという間にお洒落なスイーツが。
メインメニューに使うのは「純とろ」。作るのはピザだ。マヨネーズをピザ生地に塗り、その上に純とろを乗せていく。そこに蒸した鶏肉を切って乗せ、さらにその上にチーズを。それをオーブンで焼きあげれば、「和風とろろ昆布ピザ」の完成だ。
伝統の昆布や豆で、今までにない魅力を生み出す。こうしてフジッコは、ロングセラーにさらなる磨きをかけている。
教師だった母は忙しく、簡単な料理が得意だった。わたしは、生ピーマンと「フジッコ」の塩昆布を和えた一品が好きだった。
「フジッコ」という社名には、ほのぼのとしたイメージがある。だが創業者は、驚くべき起業家だった。従業員3人のころから、「家業」ではなく「食品メーカー」を目指した。
販路を拡大し、アイデアに満ちた販促を行い、流通革命を予期し、全商品の無添加に挑戦したのだ。
「フジッコ」は、ITやバイオだけではないことを示す、まさに「ベンチャーの鑑」であり、その精神は現代に見事に継承されている。
<出演者略歴>
福井正一(ふくい・まさかず)1962年、兵庫県生まれ。1991年、東北大学大学院卒業後、花王入社。1995年、フジッコ入社。2004年、社長就任。
source:テレビ東京「カンブリア宮殿」
「ポッキー&プリッツの日」など、11月11日は「1」が4つ並ぶとあって、さまざまな「◯◯の日」とされています。中には「ちょっと強引?」なんて思ってしまう理由もあったりしますが…、無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、そんな11月11日の「オモシロ記念日とその制定のワケ」が紹介されています。
メルマガのネタで「今日は何の日?」はできるだけ使わないようにしようと思っているのですが、今日は特別。というのも、「1111」という数字の並びを見れば誰でも「なんとなく特別」な気がするだろうと思うからです。
他の日と比べて「○○の日」が多いかどうかは分かりませんが、思いついただけでも
がありました。
「ポッキーの日」は正確には「ポッキー&プリッツの日」だそうで、1999年に江崎グリコ社が制定しました。1999年は平成11年。そう。この年は
と1が6本も並んだんですね。
「電池の日」は1987年に制定されたもので、こちらは漢数字の「十一月十一日」が由来。「十一」をプラスとマイナスに見立てています。
「鮭の日」も同じく1987年に制定。こちらも漢数字が由来で、「十一、十一」を縦に重ねてみましょう。「圭」ですね。それを魚編にくっつけると…「鮭」という字になります。
数字の並びをポッキーやプリッツに見立てる。十と一をプラスとマイナスに見立てる。十一を縦に重ねて、「圭」の字に見立てて、「鮭」につなげる。この想像力と連想力。なかなか楽しいものがあります。
調べてみると、他にも「11 11」の形を
など色々ありました。面白いのは、やはり「11 11」の並び方が「靴下を2足並べた様子に見える」ということで「靴下の日」というのがありました。「日本靴下協会」(世の中、いろんな「協会」があるものです)が制定して、「恋人同士でペアの靴下を贈りあいっこしましょう」と呼びかけています。1993年制定ですから、もう20年以上も前の話なのですが、初めて知りました。
「ポッキーの日」は手軽ですし、日本語学校で働いていた時には、留学生が国のポッキーを持ってきて「先生どうぞ~」と皆に配っていたこともあるぐらいでした。
記念日が浸透するのはそういう「手軽さ」と「楽しさ」というのもあるかもしれませんね。
image by: Shutterstock
スマホやパソコンの画面を一日中見ていると、眼の疲れや乾きを感じますよね。しかも、眼の筋肉が硬くなったまま放置しておくと、近視や老眼になるリスクも高まるそうです。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、眼の筋肉をほぐす方法やドライアイの防止策、さらに眼に良い食べ物が紹介されています。
眼はもともと、周囲の危険をどんな時にでもすぐに察知できるようになっていて、常にキョロキョロ上下左右に動かすことは、眼の筋肉を鍛えることにもなるのだそうです。しかし、近年は、携帯電話やパソコン画面を凝視しすぎることによって、目の筋肉が硬くなっている人が多く、それが近視や老眼発症を早める原因につながっているのだとか。
そうなる前に、空いた時間に、ちょっと目をつぶって休めたり、上下左右、右回り、左回りと、目をぐるぐる回したり、遠くの景色を見て、目の筋肉をゆるめることを1日に数回行うと効果的なのだそうです。
パソコン作業が終わったあと、モニターの四隅を利用して、対角線に視点移動する目のエクササイズをすると疲れ目に効果的なのだそう。速く動かす場合は、一日10秒2セットで十分だそうです。
疲れた目は乾きやすいもの。目に潤いを与えるには、意識してまばたきの回数を増やし、意識して強めのまばたきをするといいそうです。特に入浴中、浴槽に浸かりながらは効果的。
食材としてはサンマ。サンマに含まれるDHA、EPAを摂ることで涙の保湿力を高め、目の渇きを防ぐことができるといわれています。焼きサンマは美味しいものですが、焼くと脂が落ちてしまうので、目のためには煮付けにしたほうがベストだとか。
赤いリンゴも青いリンゴも果肉の成分はほとんど同じ。青リンゴの皮には、赤リンゴにはない「ルテイン」という成分(加熱しても壊れない)が多く含まれ、眼を疲れにくくする働きがあります。皮をむいた時は野菜炒めなどに利用しても良さそう。
また、青リンゴの皮の色はクロロフィルという葉緑体、抗菌、消臭などの効果があります。こちらは加熱すると壊れるため、ジュースにするとか、細く刻んでサラダに。
image by: Shutterstock
南アフリカ出身の写真家John Thackwrayさんが始めた「マイルーム・プロジェクト」が話題です。彼は、プロジェクトとして、6年間以上にわたって、55カ国1000人以上のベッドルームをこれまで撮影してきました。最初は面白半分で、友達のベッドルームを撮影した彼ですが、それが次第に大きなプロジェクトとなり、メキシコ、ロシア、ネパール、日本など各地をまわるようになったそうです。特定の世代の希望や願望を比較するために、80年、90年代に生まれた若者の部屋を撮影しています。彼が撮影した写真を一部ご紹介。みなさんのお部屋、覗き見しちゃいましょう!
世界中の若者のベッドルームはまさに十人十色。
見てるだけで、とても楽しいですね!
Image by: John Thackwray
Source by: Bored Panda, John Thackwray , QUARTZ
文/MAG2 NEWS編集部
健康診断などで結果が気になる項目のひとつとして「尿酸値」が挙げられると思います。
尿酸値が高くなりすぎると、痛風の原因となることで有名ですよね。
しかしこの尿酸値、一体何なのでしょうか?
これにはテレビのCMなどでよく聞く「プリン体」が関係しています。
それでは、ご一緒に詳しく見ていきましょう。
尿酸とは、プリン体の代謝によって生まれる老廃物、つまり体に必要なくなり排出されるものです。
しかし適度な尿酸は体に良い効果もあり、抗酸化作用(こうさんかさよう)といった「がん」を防ぐなどの役割もあります。
プリン体は、そもそも体にあるものを原料として作られているのが全体の80%とほとんどを占めています。そして残りの20%は食べ物から摂取しています。
プリン体が含まれている食べ物は、肉や魚介類、特に内臓や卵に多く含まれています。
食生活の欧米化によって、このプリン体ひいては尿酸値が増えることにより近年注目されるようになったと言えるでしょう。
尿酸値は、食品からプリン体を摂取し過ぎたり、排泄がうまく行われなかった場合に上がってしまいます。
尿酸値の正常な値は「7(mg/dl)」以下。この範囲内ならば、抗酸化作用など体に良い効果を与えてくれています。
しかし尿酸値が高くなっていくと、血管の細胞に刺激がかかり、炎症を起こすなどの負担が起こってしまいます。これは「高尿酸血症」で、動脈硬化が進んでいる状態です。
そして、痛風を発症するリスクが高くなってしまうのです。
尿酸値を下げるためには、食事に気を付けることが第一。
プリン体を多く含む食品は過剰摂取に注意が必要です。
先に述べた、肉や魚介類、特に内臓や卵など、好んでたくさん食べてはいませんか?一度食事習慣を見直してみましょう。
また過剰な飲酒も要因のひとつです。
ビールにはプリン体が多く含まれています。「それでは“プリン体ゼロ”のものを」と思うかもしれません。しかしプリン体ゼロ・糖質ゼロといったビール・発泡酒などは添加物が多く含まれているため、体への悪影響も考えられます。
たくさんお酒を飲むときは、ホッピーや焼酎など、プリン体が少ないものを選ぶのもひとつの方法です。
尿酸の排出を促すために、水分を多く摂ることも大切。
1日2リットルの水分補給で排尿回数を増やし、尿酸を排出しましょう。
その他にも、適度な運動や、ストレスを貯めすぎないなどの心がけが大切です。
尿酸値が上がることにより発症リスクが高くなる「痛風」は、風が当たるだけでも痛いと言うほどの激痛を伴う病気です。
特に肥満傾向の男性は発症しやすいので、尿酸値が高くなってきたら、上記に注意して生活してみてくださいね。
執筆:松本 たお(正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者)
image by: Shutterstock
<執筆者プロフィール>
松本 たお(まつもと たお)
正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者
精神科・産婦人科・助産院での臨床経験を持つ正看護師。現在は育児に奮闘中の2児の母。
【関連リンク】
作家・中村うさぎさんが綴るメルマガ『中村うさぎの死ぬまでに伝えたい話』。今回は、高橋ジョージさん・三船美佳さん夫妻の離婚で話題となった、夫婦間のモラハラについて。最近では「夫(妻)源病」などと呼ばれ、身体の不調の原因がパートナーからのモラハラであると気付く人も多いとか。しかし、うさぎさんは、一方的な精神的・肉体的DVでない限り、夫婦間の問題は「お互い様」の部分も多く、自分が被害者だと先に言い出した方が「何でもあり状態」で騒ぐのはおかしい、と主張しています。
ツイッターでタレントの高橋ジョージの離婚を知った。
いや、じつのところ高橋ジョージという人の事もよく知らなかったし、他人の結婚や離婚にそもそも関心がないので私にはどうでもいい話題だったのだが、その離婚の原因が「夫源病」だと聞いて「ほう」と思ったのである。
「夫源病」「妻源病」は、近年俄かに耳にするようになった病名である。
夫(妻)のセクハラやモラハラに精神的に追い詰められて、鬱病やパニック障害などの症状が現れ、離婚はもちろん下手すると自殺などにも繋がりかねない。
が、もちろんこれは今に始まった事ではなく、倦怠期以降の夫婦の多くが長年抱えてきた問題であった。
そこに「夫(妻)源病」という病名がラベリングされただけのこと。
今まで夫婦間のプライベートな問題として特に名づけられることもなく見過ごされてきた問題が、新たな「病名」を得て、水面下から浮かび上がり、世間の耳目を集めることになったのだ。
この病名がなかった頃、世間の夫婦はこの問題にどのように対処してきたのだろうか。
夫婦なんてこんなもの、と諦めて、互いにストレスを抱えつつも何とかやり過ごして来たのだろう。
結婚してしまったのだから仕方ない、子どももいるから仕方ない、と、自分に言い聞かせて。
そして、そこから発生する鬱病やパニック障害は、夫婦問題とは無関係の精神症状(たとえば中年鬱とか更年期障害とか)として認知され、心療内科で処方される薬を飲むことで表面上の解決をみる。
だが、二人が夫婦である限り、根源的な解決は望めないのだ。
そうやって考えると、おそらく日本中の夫婦が「夫源病」「妻源病」の患者だと言っても過言ではなかろう。
いや、それは過言か(笑)。
でもまぁ、圧倒的多数の人に心当たりのある現象であることは間違いない。
この病名を聞いて「そうか! 私は夫(妻)源病だったのか!」と気づいた人も多かろう。
私がちょっと懸念しているのは、そこなのだ。
長引く不景気もあって、観光客を呼べない地域のホテルや旅館が頭を悩ませています。「地域再生コンサルタント」を呼んでも、かかったコスト以上の成果が見込めないケースも多いとか。そんな中、無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者で繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんは、数々の成功例を上げつつ、「地域で何かをしようとするよりも、自身の宿で何ができるかといったスタンドプレーの方が成功率が高い」と記しています。
地方にある営業不振なホテル・旅館のオーナーが、必ず口にする言葉があります。
「お客さまを呼ぶ手立てがない」
「観光資源がない」
これらは、自分の無能さを隠すための、ただの言い訳です。
何もせずに、お客さまに来てもらうことはできません。お客さまを呼び込むための「何か」が必要なのです。口先だけの呼び込みではありません。お客さまが行ってみたいと思うだけの魅力づくりが大切なのです。
地域のみんなで協力して、呼び込む策を練っているところもありますが、地域全体で何かをやろうとすると、必ずと言っても良いほど、まとまらなくなります。人それぞれに考え方が違い、新しいことに消極的な人が必ずいるものです。
地域おこしのようなカタチで、街全体が発展することは理想ですが、時間が掛かり過ぎます。単独で始めてしまう方が、スピード感があります。意見の集約も必要なく、思いのままに行動できます。
大人数で決めたことは、例え自分の考えとは違っていても、従わなければいけません。また、失敗したら、他の人を責めてしまうかもしれません。なので、「自分のことは自分で」が、正しい選択なのです。
人を呼ぶには、ホテル・旅館のブラッシュアップも必要ですし、新たな仕掛けも考えなくてはなりません。「呼ぶ手立て」も「観光資源」も、自分たちだけで創り出してしまうのです。