新型コロナで延期した結婚式、9月に開催するのはアリ?ナシ?正解は

一生に一度の記念すべきイベント、結婚式。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、中止や延期を強いられたカップルの話題がメディアでたびたび報じられました。そんな中、今回のメルマガ『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』に寄せられたのは、4月に予定していた挙式を延期していた新郎からのクエスチョン。延期代無料の期限となる9月に挙げてもいいものなのか、また開くとしたら参列者に対してどのように「安心」を担保すればいいのかという切実な質問に、永江さんはどう回答するのでしょうか。

今年9月末の結婚式開催は賛成 or 反対?

Question

shitumon

いつも有益な情報配信ありがとうございます。早速質問ですが、私は今年の4月中旬に結婚式を行う予定でしたが、コロナの影響で延期を余儀なくされました。

式場にはよく対応してもらえ、延期代無料で9月末まで伸ばしてもらいました。その9月末の2ヶ月前になりますので、予定通り行うのであれば、そろそろ招待の連絡をしなければなりません。ちなみに場所は都内になります。

検査数が増えているとはいえ感染者数が過去最大を更新し続けている状況です。新婦は参列者が減ったとしても9月にやってしまいたいと話しています。この状況下で参列者に安心してもらうためには、どのような方法をとると良いかを教えて下さい。招待時、開催時の双方でアドバイスいただけると助かります。

それとも、そもそも9月末に行うこと自体に反対でしょうか。ご回答よろしくお願いいたします。

永江さんからの回答

 

そもそもわたしは結婚式不要派ですがw、9月末の開催には反対ではありません。もし参列者の方々に安心して来てもらいたいならオープンエアの式場を選べば良いと思います。

従来の箱型の式場だと3密を気にする方も多いと思うので、ガーデンウェディングなど屋外で行うスタイルに変えるんです。招待時に「こんな時期で不安な方もいらっしゃると思いますので、式はオープンエアで行います。屋外のイベントでクラスターが発生した例はないのでご安心下さい」と配慮を伝えれば参列者も安心ですよね。

当日は会場で大型扇風機を設置して適宜換気したり、席もソーシャルディスタンスを守れば心配もいりません。

ここまでしてまだ怖いという人を無理やり招待しても仕方ないので、考えうる限り万全の対策をした上で開催すれば全く問題ないと思います。

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有名投資家が考案!「株価はもっと上がる?」を見抜くたった1つの質問

これから株式市場はもっと上昇するのか? それとも、そろそろ限界が近いのか? 無料メルマガ『ハロー株式』で、興味深い話が紹介されています。

「私は投資家です」と自己紹介してみる

私たちの周りでは、相場の変調を暗示するようなちょっとした変化が起こっているものです。

例えば、著名ファンドマネジャーのピーター・リンチは「カクテル・パーティー理論」として次のような話を紹介しています。

パーティーに出席した際、職業を尋ねられて「投資家です」と答えると、相場が低迷中であれば、聞いた人は少しうなづくだけですぐに話題を変えてしまうか、近くにいた医者に話しかけたりする。
ピーター・リンチはこのような場合は、相場上昇の兆しだとしています。

次の段階は、職業を答えると、すぐには医者のところへは移らずに、株式投資がどんなに危ないものかを説明してくるというものです。このころ相場は15%前後上がっている頃だとしています。

第三段階では、相場は3割程度上昇しており、人々は医者のところへは移らず、一晩中株の話を聞きたがるというもので、自分の経験を披露したがる人が増えるのもこの時期の特徴だそうです。

最終段階では、今度は皆がどの株を買うべきか教えたがり、医者でさえも銘柄を薦めてくるようになります。この段階になると既に相場はピークを過ぎている、とピーター・リンチは断言しています。

原理は「靴磨きの少年」と同じ

似た話として、株式投資で莫大な財産を築いたジェセフ・P・ケネディ(第35代米大統領ジョン・F・ケネディの父、元駐日大使キャロライン・ケネディの祖父)は1929年の相場大暴落直前に売り抜けたことで知られていますが、靴磨きの少年が得意そうに自分の相場観を話しているのを見た時に相場の天井を悟ったとの話が伝えられています。

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女子ドン引き!「ドルチェ&ガッバーナおじさん」の痛すぎる生態とは

無名の男性シンガーソングライター、瑛人による楽曲『香水』がYouTubeの再生数8000万回、各種サブスクリプションサービスの総再生回数も1億回を突破するなど、空前のヒットとなっているのは周知のとおり。

だが、この曲のヒットをきっかけに、「若者についていこう」、「若い女性にモテよう」と、“無理”をする中年男性が増えているという。そんな彼らは若者たちの間で、『ドルチェ&ガッバーナおじさん』と呼ばれているらしい。

「俺の時代が来た」おじさん族が勘違い

ドルチェ&ガッバーナといえば、言わずと知れたイタリアを代表する世界的なラグジュアリーファッションブランドだが、そこでしゃしゃり出てきたのが中年おじさんたち。実は彼らは元祖「ドルガバ世代」にあたり、若い頃に洗礼を受けている。

瑛人の歌がヒットし、そのミュージックビデオをものまねする芸人が続出して、ドルチェ&ガッバーナの知名度を一気に上げたことで、どうやら「俺の時代がきた」と勘違いをし、調子に乗ってしまっているようだ。

ドルチェ&ガッバーナの香水をつけ、ドルチェ&ガッバーナの洋服やアクセサリーを身にまとうおじさんたち。「俺、決まってるでしょ?」感がぷんぷん匂ってくるが、肝心の女性ウケは…どうやらイマイチだという。

女子ウケ最悪。ドルガバ中年はなぜ嫌われる?

記者の周辺でこのような話を女子から聞かされたので、実際に何人かに話を聞いてみた。

会社の上司がドルチェ&ガッバーナの香水をつけているという女性は、「もういいおじさんのくせにドルガバの香水つけてるとかありえない。まだ席が離れているから良いけど、同僚たちはみんな近くに寄ってこないで欲しいと思ってる」(26歳・IT)。

他にも、「自分の夫がドルチェ&ガッバーナの香水をつけていて、奥さんは何も言わないのだろうか?」(28歳・事務)、「マスクしているから何とかセーフ」(24歳・アパレル)、「勘違いしているおじさん、ドルガバに謝れ!」(38歳・金融)など、女子からは大ブーイング。

またネットを覗いてみても、「キモイ」「くさい」「うざい」といった言葉が並ぶ。

どうやら、汗やたばこにまみれたおじさんならではの体臭や加齢臭と、ドルチェ&ガッバーナの香水が相まみれて、周囲を不快にさせてしまっているようだ。

おじさんたちの体臭はもはやドルガバでもカバーできなくなっている。さらに、いちいち女子に対して「ドルガバアピール」をしてくるのがウザさに拍車をかけているのだ。

辞任か解散か?安倍「今月2回目の散髪」で永田町に憶測3つの見方

安倍首相が8月23日、行きつけの渋谷の美容室「HAIR GUEST」で散髪した。時事通信などが報じた。今月に入ってすでに2回目となる散髪に、永田町周辺ではさまざまな憶測が乱れ飛んでいる。

首相動静によれば、安倍首相は8月2日にも同店へ散髪に出かけている。通常は1~2ヶ月スパンといったところだが、8月はわずか21日間に二度も散髪。近々、メディアに露出する機会=重要な会見があるのではと憶測を呼んでいるのだ。

安倍首相に健康不安説や辞任説が囁かれているのは周知のとおり。この真夏の散髪劇に関して、大きく3つの見方が浮上している。

①体調不安フェイク説

ひとつは、「体調不安フェイク説」だ。極度に疲弊している人間が何度も散髪に行くわけがない、という訳だ。ネット上などでも「実は元気満々なのではないか?」「リフレッシュ完了か?」という見方が出ている。

また一部では「前髪を軽く調整しただけでは?」といった指摘も見られたが、それだけであれば、自宅のバスルームで髪を切ればいいだけの話。そもそも、安倍首相のヘアスタイルにおける前髪の重要性は低いはずだ。美容室には1時間半にわたって滞在していることから、「前髪調整説」は否定されるだろう。

②辞任会見準備説

もうひとつは、安倍首相に「8月24日辞任説」が囁かれていることもあって、「ここ数日内に辞任会見があるのではないか」という説だ。安倍首相は東京・信濃町の慶応大学病院を24日午前に再訪し、17日に訪れた際の検査結果を聞く予定だという。この検査結果が思わしくないことをおそらく事前に連絡されており記者会見の準備として散髪に行った、という見方である。

③その他の会見準備説

最後は、辞任会見などではなく、「新型コロナ関連」や「追加の給付金」、「東京五輪に関する重大発表」があるのではという見方である。もしかすると「解散総選挙」や「消費税減税」といったミラクルサプライズ会見がないとも限らない。

以上3つの説を紹介したが、8月2度目の散髪の意図はまもなく明らかになるだろう。安倍首相の連続在職日数は24日に2799日となり、歴代最長を記録した。たかが散髪にこれだけマスコミや永田町、ネット上で注目が集まるということは、安倍首相の「Xデー」は意外と近いのかもしれない。

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source: 時事通信

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開戦前夜の外交戦。中国の報復に「小型核」で応じるアメリカに死角はないか?

新型コロナウイルスの感染拡大により大打撃を受けた世界経済ですが、その再生を、安全保障面での米中対立の激化が妨げています。互いに譲らぬ二大国の争いは、我々に何をもたらすのでしょうか。元国連紛争調停官で国際交渉人の島田久仁彦さんは今回、自身のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』で、国際社会に属する各国政府と国民が直面している課題の分析を試みています。

 

米中対立の激化とコロナが蝕む国際政治経済の行方

オリンピックイヤーである2020年が明けた際、誰がこのような混乱を予想したでしょうか?恐らく誰もいなかったはずです。私も朝鮮半島情勢が悪化するとか、米中対立の激化などの予測は行ったような気がしますし、今では遠い昔のように思える1月3日の米軍によるイランのソレイマニ将軍の暗殺で米イラン関係が非常に緊張し、一触即発のムードが漂いましたが、そのすべてをはるかに上回ったのがCOVID-19(新型コロナウイルス)のパンデミックによる世界的なダメージでしょう。

8月20日現在、2,200万人以上を感染させ、70万人以上の命を奪ったCOVID-19は防疫における国際協調の脆さと、相互信用の脆さを露呈し、半強制的に絶たれたものと人の移動は、10年ほど先に起こるとされた“働き方”(Work mode)を一気に変え、リモートベース・オンラインベースでの仕事と教育、そして人のつながりの形をNew Normal(ニューノーマル = 新常態)として定着させようとしています。

そのNew Normalは、これまでの経済モデル、特に成長モデルを変革させ、コロナの感染が“落ち着いた”と言われて経済活動が再開されても、かつてのような賑わいに戻ることはしばらくないだろうと言われています。

実際に今週発表された経済統計によると、主要国経済の2020年4月~6月のGDP成長率は、平均年率マイナス10%ほど(9.1%)となり、2008年のリーマンショック時の約3.5倍の落ち込みとなったようです。日本もその例に漏れず、マイナス27.8%の成長率となり、Bloomberg社の表現を借りると「日本経済は全治5年」というほどのショックとなっています。アメリカ経済も欧州各国の経済も劇的な回復を見込めるきっかけがつかめておらず、次の四半期の経済状況はさらに悪化するだろうと言われています。

中国はいち早く回復した!

そんな報道をよく目にしますが、数字上の回復は存在しても、それらは政府の政策頼みの結果であり、民間の投資はまだ回復せずマイナスですし、家計の出費もまだ戻ってきていないため、“回復の持続性”は不透明です。

以前、世界銀行やIMFの予測値をお伝えし、2020年の下げは8.6%くらいと申し上げましたが、すでに年率ではそれを上回る悪化となっていますし、それは16億人と言われた失業者数をさらに増やす要因にもなりかねません。COVID-19の感染拡大がまだ止まらない中、世界的な経済不安が広がっていると言えます。

それに追い打ちをかけているのが米中対立の激化です。

これまでにも米中貿易戦争によって周辺国が巻き込まれてきましたが、対立と分裂を決定的にしたのは、米とその同盟国サイドからの見解では、【コロナ感染の起点が中国で、中国政府は感染情報を隠蔽していたとの理解】【各国がコロナ対策に奔走している隙に南シナ海での実効支配を強めたり、尖閣諸島への侵入を本格化させたりするという強硬姿勢をより強めたこと】【香港国家安全維持法のスピーディーな施行により、一国二制度を葬り去り、香港の自由を奪ったこと】でしょう。

特に香港国家安全維持法の施行によってアメリカや英国、オーストラリアなどが次々と対中強硬姿勢に打って出ました。香港との犯罪人引き渡し条約の停止や、香港行政府に対する制裁措置の発動で【香港の経済的なハブとしての役割に止めを刺した】のに加え、アメリカ政府は中国の存在そのものを悪とするイデオロギー戦争を仕掛けたことはこれまでにもお話ししてきました。

中国政府もただ言われるままにしていたのではなく、逆に強硬姿勢を強め、欧米や日本からの非難や懸念をよそに、着々と覇権の拡大に邁進しています。

加えて、中国による報復・反撃もスタートしました。その例が、オーストラリアからの鉄鉱石輸入をストップする可能性に言及したり(注:2019年では豪州産の鉄鉱石の9割が対中輸出で依存度高い)、実際に一帯一路で影響力を発揮できるアフリカ諸国からの調達を匂わせたりして、7月以降、対中強硬姿勢を貫くオーストラリアを威嚇し始めました。農産物や食肉に80%の関税をかける措置を取ったのも報復と威嚇の一環でしょう。

またマスク外交などで分断を狙ったEUには、さらなる切り崩し策を講じています。その典型例がギリシャのインフラ整備と不動産への投資にチャイナマネーを膨大に突っ込み、ギリシャ経済の立て直しに寄与することで、ギリシャからの外交的なサポートを得ているようです。その証拠に、EU内で一致団結して対中批判決議を行おうとしても、セルビアや中東欧諸国と共に、ギリシャが反対をして、EU外交の迷走の中心的役割を担っており、結果、EUの存在感と影響力を著しく低下させています。

 

いつも君のそばに無数にいるよ…怖いダニから子供と家族を守る対策

蚊取り線香や虫よけなど、刺されるとかゆ〜い蚊やコバエなどの対策をしている方は多いでしょう。でも、目に見えない虫の対策はされていますか? もしかしたら、今の対策だけでは不十分かもしれません。今回、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、著者の真井花さんが実は蚊よりも怖いのに、あまり対策されていない「ダニ」に効果的な商品を紹介しています。

考えただけでも虫唾が走る、大嫌いなムシの話

さて、本日は大っっっ嫌いなムシのお話。

私、

・虫と相性が悪い

んですよ。虫って、あの、ツノがあったりするカッコイイヤツじゃないですよ。ちっこくて刺したり噛んだり血を吸ったりするヤツですよ。全世界的に嫌われているヤツですよ。

私は、あのイヤーーーな虫に

・刺されやすい
・悪化しやすい
・治りにくい

なんです。家族と一緒にいても刺されるのは私だけ。同じように刺されたり噛まれたりしても、赤くなったり痒くなったりするのは私だけ。なんでなんだろう。

そうそう。ちなみにイナカって、やっぱり都会より虫は多いですから。まあ、草むらが多いので、そこに棲息する虫の数も種類も比較になりません。また、野生動物も都会よりはるかにいるので、動物が媒介する虫もたくさんいるんです。虫に詳しくないのでいちいち名前が挙げられませんけど。

今年は開催されませんでしたが、夏祭りの屋台。屋台の近くを明るくしていますよね。あの電球の近くに傘を下向きにした虫受けがありますもん。で、その虫受けが真っ黒に見えるくらい虫がたかっているんです。屋台も花火も都会の方がスゴいけど、虫の数は絶対イナカの方がスゴいわ。

閑話休題。で、その、イヤな虫の話ですが。蚊はメジャーなので対策されやすいんですが、同じくらいメジャーなのに見えないせいで真剣に対策されないのが

・ダニ

です。ダニって、フツーに一般家庭にいるんですよ。いない家庭はまずないですから。いるのがフツー。人やペットにくっついて移動するし。特に

・人がよく使う布製品

に居着くんですよ。なので

・ベッドや布団
・ソファー
・ラグやカーペット
・クローゼット

には、確実にいます。

こいつら、死骸もフンもアレルゲンになる上に刺されるとものすご痒い(体験談)。

反プーチン指導者が重体。陰謀論ではない「ロシアで何が起こったか?」

絶大な権力を有し、ロシアの全てを支配していると言っても過言ではないプーチン大統領ですが、今月1日には各地で反政権デモが行われるなど、「ほころび」も目につくようになってきています。そんな中、反プーチン勢力の指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏が意識不明の重体に陥ったというニュースが世界を駆け巡り、さまざまな憶測を呼んでいます。専門家はどう見るのでしょうか。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、ナワリヌイ氏がこれまで起こしてきたアクションやそれに対するプーチン大統領の反応等、事件の全体像を掴む一助となる「事実」を記しています。

反プーチン勢力指導者ナワリヌイ意識不明の重体

8月20日、反プーチン勢力の指導者、アレクセイ・ナワリヌイさんが「意識不明の重体」であることが報じられました。

ロシア反体制派指導者が重体 「毒盛られた」可能性

産経新聞 8/20(木)17:45配信

 

【モスクワ=小野田雄一】ロシアの反体制派指導者、ナワリヌイ氏の広報担当者は20日、ナワリヌイ氏が意識不明の重体となり、病院で緊急治療を受けていると明らかにした。何者かに毒物を盛られた可能性があるという。

もう少し、具体的に。

広報担当者や露独立系メディアによると、ナワリヌイ氏は9月の露統一地方選の選挙キャンペーンのためにシベリア西部トムスクを訪問。20日朝、モスクワに戻る途中の航空機内でうなり声を上げ、倒れた。航空機は露南西部オムスクに緊急着陸し、同氏は緊急搬送された。医師は「熱い液体を通じて毒物が摂取され、中毒になった可能性がある」と診断した。ナワリヌイ氏はこの日朝、空港のカフェでお茶を飲んだという。
(同上)

この件、「ホントに毒盛られたのですか?」「あの人がやらせたのでしょうか?」など、いろいろ疑問が湧くでしょう。匿名掲示板やヤフーニュースのコメント欄なら、好きなことを書けます。

しかし、真面目なメルマガなので、「現時点ではわかりません」と言うしかありません。「証拠なし」のまま想像力を駆使して記事を書くのは、「陰謀論、トンデモ系のはじまり」です。ですが、「ナワリヌイとは何者なのか?」を語ることはできます。これを読めば、なんとなく全体像が見えてくるでしょう。

ロシア政治の特殊な事情

まず、ロシア政治の特殊な形態についてお話します。ロシア議会(下院)には、4つの主要政党があります。与党「統一ロシア」。野党「ロシア共産党」「ロシア自民党」「ロシア公正党」。つまり、与党1、野党3の割合。民主的ですね~~~。

ところが、ロシアの議会は特殊です。与党はもちろん、3野党も、決してプーチンを批判しないのです。彼らは、プーチンの下の首相や閣僚の批判ならします。しかし、プーチン批判は決してしないのです。いってみれば彼らは、「なんちゃって野党」。ロシアでは、「システム内野党」(システムナヤ・アパジ
ツィア)と呼ばれます。

では、ロシアには、リアルな「反プーチン勢力」はいないのでしょうか?います。「マジ反プーチン勢力」。ロシア風にいうと、「システム外野党」(ヴニェシステムナヤ・アパジツィヤ)。その勢力の代表的人物が、アレクセイ・ナワリヌイなのです。

一億総リモートワークで浮き彫りになった「情報弱者」が生まれる構造

リモート社会を見据え、昨年4月から埼玉と名古屋、新潟を結んだ「遠隔講義」に取り組み、手応えと課題を感じてきたシャローム大学校の引地達也さん。その最中に起こったコロナ禍による急激なリモート化は、恐れていた「情報弱者」を生む構造になっていると、メルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で訴えています。引地さんは、インクルーシブという概念などなく「健常者」中心になってしまう日本社会の問題を認識すべきと論じています。

リモート社会は「高速道路」情弱化リスクは誰にでも

8月16日に名古屋で予定されていた全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会の実践研修講座はウエブでの開催となった。私も登壇者として「遠隔授業を通した学びの連携」と題した発表を行ったが、その中身は新型コロナウイルス前から始めた新潟と名古屋と埼玉を結ぶ遠隔授業から出発したリモート講義の実践と、現状を受けての可能性、その「危惧」であった。

コロナ禍前に始めた遠隔授業はウエブ上でのテレビ会議システムの機能が充実し、静かにテレビ会議が浸透していた時期に、要支援者の福祉や教育の活動の中でもリモートでのコミュニケーションの手法を学び、テレビ会議が一般化する際には「情報弱者」にならないようにとの目標も掲げて始めたものだった。

そして起こったコロナ禍によるリモート社会。怒涛のようなリモート会議、リモート授業、リモート飲み会、リモート出演、リモート討論など、一億総リモート化社会にあって、やはり、ますます障がい者が「情報弱者」になる構造が浮き彫りになり始めている。

この社会、とりわけ日本社会は「健常者」中心に設計されており、その中心円の中にインクルーシブという概念はなく、健常者以外は周縁に置かれてしまう体質にある。だから、リモート社会の始まりとともにその様式が浸透していく社会は、マイノリティを置き去りしてしまうのにためらいがない。これを私はアスファルトに舗装された真っすぐに伸びた道路のような社会であるとの説明をしている。

アスファルトは走ってスピードを出すには申し分のない環境である。人の能力さえあれば、どんどん効率性も生産性も上がる道。ただし、条件がある。それは必要な道具があること。車両ならば、エンジンの性能やタイヤの質がスピードに大きく影響を与えるし、歩行者であれば走り易い靴を履かなければ、不便極まりない。サンダルではスピードはでないし、裸足でアスファルトの道を行くには、現代人の足はあまりにも貧弱だ。

このアスファルト社会は靴を履かない人、持たない人を自然と排除することになる。それが今、「情報弱者」に起こっているのだと思う。

インクルーシブ教育の概念は静かに関係者の中で取り組まれているが、生産性を高めようとするマジョリティの築く道は、「誰もが」通りやすい道として提示しているのかもしれないが、それが「心地よい」かは別問題であるし、その通りやすい道でさえ不親切な構造であることを再度認識する必要があるだろう。

中国・習近平体制に赤信号か?「政敵粛清」に見えた焦りと危うさ ほか3本

中国の習近平国家主席が政権に不満を抱いている勢力に対する排除を行っています。米中対立が加速している中、党と軍に吹き荒れる激しい粛清の嵐。メルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』著者でジャーナリストの内田誠さんは、激しい党内闘争は習近平政権の行く末を危うくしていると分析しています。その他、秋元司議員逮捕で揺れるIR計画、未だオンラインのみの大学授業、次期米大統領候補のバイデン氏の話題も。

「危うい習近平政権」ほか、新聞各紙の報道を比較(8/21)

【ラインナップ】

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…秋元議員を逮捕
《読売》…秋元衆院議員 逮捕
《毎日》…秋元議員を逮捕
《東京》…藤井2冠

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…英語民間試験 コロナで混乱
《読売》…IR計画 暗礁
《毎日》…クラスターすぐ全検査
《東京》…王位戦 4局のドラマ

【プロフィール】

*きょうのテーマは「危うきものたち」です。立憲民主党と国民民主党が合流する「合流新党」は十分「危うきもの」ですが、きょうに関しては“次点”ということで(笑)。

■危うき習近平体制■《朝日》
■カジノ計画の蹉跌■《読売》
■危うし!知の未来■《毎日》
■バイデンという選択肢■《東京》

危うき習近平体制

【朝日】の記事に見える「危うきもの」は中国の習近平体制。9面国際面に気になる記事。見出しから。

中国公安部 また粛清
今年3人目 政権不満勢力を排除か
習氏の求心力に影?

中国で、公安当局の幹部が相次いで粛清されている。反腐敗キャンペーン中で失脚させられた周永康氏(元政治局常務委員。無期懲役)の影響力が残っていて、次々に排除されている形。

今、取り調べを受けている上海市副市長兼公安局長で3人目。3人には、周永康氏の部下の部下という共通点。

朝日が取材した党関係者によれば、摘発は「今なお周氏を支持し、現政権に不満を抱く勢力がいるため」で、今年4月にも公安省内では「組織から徹底して周永康の毒を取り除け」と発破が掛けられたという。

●uttiiの眼

習近平体制は、周永康に対する独裁という意味合いもあるのだろう。共産党内部の激しい党内闘争の一端を見せられているように感じる。

周永康氏の汚職が「冤罪」ということはなさそうだが、逆に言うと「汚職」だけなら、周永康氏が摘発されたあとも信奉者が残っているのは理解しにくい。どっちもどっちの「勢力争い」という印象が拭えない。

このようなガタガタした状態が続けば、22年の次期党大会で習氏がトップの座に留まれるかどうかが焦点だという《朝日》の分析は非常に興味深い。

「深まる米中対立に加え、深刻さを増す香港情勢、インドなど周辺国との摩擦など難問が山積。新型コロナウイルスで落ち込んだ経済を回復軌道に戻す手腕も問われる」という。

最も重要なのは「経済」に違いない。そのためには米中対立をどう軟着陸させるのかも重要。その点では米国大統領が誰になるかという要素も大きいはずだ。

私の恋人はサイコパス?尽くすと人生が台無しになる危険な男を見抜け

あなたは「サイコパス」という言葉をご存じですか? 「サイコパシー」は、反社会的人格の一種を意味する心理学用語ですが、そのような性質をもった人のことを「サイコパス」と呼びます。恋愛や人生で成功する方法を指南するメルマガ『幸せなセレブになる恋愛成功変身術』の著者・マキトさんが、そんな「サイコパス」について解説。その特徴や考え方について具体的な例をあげながら、彼らとの付き合い方についても指南しています。

サイコパスはぜ善人嫉妬するのか

マキトです。今回は、あサイコパスの気持ちを「バーチャル体験」していただきます!

あまり知られていませんが、サイコパスとって最大の快感とは、

「善良人を苦しめ、人生を台無しすること」

です。( ̄Д ̄;)

彼らは、ほとんど無差別他人迷惑をかけますが、こと善人対しては意識的狙い撃ちし、人格と人生を破壊しようとします。

普通人の脳は「善悪」「損得」「好き嫌い」、この3種の物差しがありますが、サイコパスの脳は、このうち「善悪」の物差しが存在しません。

損得と好き嫌いが判断基準の全てです。まさ爬虫類レベルですね。

つまり、彼らの中で純粋善意どフィクションすぎいのです。何しろ生まれてから一度も実感することができいのですから。

一応、サイコパスも表面上は善良ふるまいますが、それは、あくまで損得計算よるものです。

彼らは善良人を自らの物差しでしか評価できません。

純粋善意で行動する人々は自然周囲から感謝され、尊敬を集めます。

しかし、サイコパスとって全ての善人は偽善者見えています。

つまり、

「偽善者が世の中をだまして尊敬を集め、裏で利益をむさぼっている」

としか思えいのです。(゚д゚lll)

これは本来、サイコパス自身とっての理想です。

それを実現している(よう見える)善人は、サイコパスとって最も妬ましい存在であり、「罰を与える」の十分動機とります。

善意が自ら向けられたものであっても、決して感謝どしません。

むしろ、とことん利用し苦しめてやろうとします。

彼らを信じれば信じるほど、メンタルを破壊され、人間不信陥る羽目ります。

「恩を仇で返す」という諺は、サイコパスのためあるようものです。