柿食へば鐘が鳴るなり…東大寺?正岡子規が柿を頬張った地の謎

「柿食へば 鐘が鳴るなり 東大寺」だったかも知れない、という説があるのをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田将昭さんが、秋の気配を見事に表したこの名句の「異説」と作者の正岡子規について紹介しています。

柿食へば…

柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
(正岡子規)

上にご紹介した「柿食へば」の俳句は、おそらく知らない人はいないだろうと思われるぐらいに有名な俳句ですね。おそらく正岡子規の俳句の中でももっとも有名な句でしょうし、ひょっとしたらいろんな俳句の中でも3本の指に入るぐらいに有名なものかもしれません。

それぐらいに知られたこの俳句ですが、どうでしょう、あらためて声に出してみると…、なんとも秋の気配をしみじみと感じる良い句だなあと感じます。

正岡子規はどこで柿を食べていたのでしょう。法隆寺の近くの茶店でしょうか。そこで好物の柿を喜んで食べている正岡子規。秋を感じているところに鐘が鳴った。法隆寺の鐘が鳴った。

そういう句でしょう。

そしてこの俳句を詠んだ日が1895年10月26日だ、ということから、この日が「柿の日」として記念日になっているそうです。

ただ、私が大学時代に受講していた正岡子規に関する授業では、この時期に子規が奈良を旅行していたのは間違いないようですが、法隆寺ではなく東大寺ではないか?などの疑義はあるようだということも聞いております。

1895年というのは、日清戦争の翌年です。子規は、日清戦争の連隊付き記者として従軍しています。その時の劣悪な環境の中で喀血をします。帰国後、しばらく生まれ故郷の松山で療養し、その後病状が良くなってから帰京します。その道すがら、奈良にも立ち寄ったようです。

学生時代に授業を受けた先生は、こよなく正岡子規を愛されていて、この日清戦争の時の喀血そしてその時にきちんと面倒を見てもらえなかったことが死期を早めたと見て、非常に悲しんでおられたのを今でも覚えています(もう30年も前の授業です)。私も時々メルマガで正岡子規のことをご紹介しますが、この時に受けた先生の講義の印象が強くあるのは間違いありません。一生心に残る授業を受けられたことはやはり大きな喜びですね。

閑話休題。

この季節、柿が美味しい時期です。関西では和歌山や奈良が柿の産地です。食べすぎると体を冷やしてしまいますが、美味しくてついつい食べてしまいますね。

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仕事上のミスを真っ先に叱咤せず、クレームを減らせる驚きの方法

仕事中の同僚のナイスヘルプは当然のごとく受け取る一方で、ミスに対しては見せしめのように激しく注意する。こんな職場でありがちな光景でも、積もりに積もれば会社への大きな不満に繋がりかねません。今回の無料メルマガ『食品工場の工場長の仕事』では著者で食品安全のプロである川岸博和さんが、従業員が「誉められた実感」や「誇り」を得られる企業の取り組みを紹介しています。

「褒め称えること」の重要性

いい仕事をしてほめられる事は非常にうれしいものです。子供のころは学校のテストでいい成績をとったり、運動会で活躍すると、仲間や親が褒めてくれました。日本の社会では社会人になってしまうとなかなか褒めてもらえないものです。社会人になって偉くなると、勲章がほしくなるのは、子供のころの花丸がほしいのと同じ感覚かもしれません。

私はアメリカの企業で仕事をしたことが有りますが、アメリカの企業は本当に人をほめる事を大切にします。売り上げなどが目標を達成したとき、いい仕事をしたときは、全員で拍手をして人を褒め称えます。いい仕事をしている方を見かけた時は、「ありがとうカードを書いて掲示板に掲示します。毎月のベスト従業員を掲示板に写真入りで掲示して褒め称えます。

人間は働くときに、お金だけで働くのでは無いと思います。「人間はいい仕事をしたい」、「世の中の役に立ちたい」、「人から褒められたい」 と思って仕事をしているはずです。

クレームが発生したことで従業員、仲間を非難するのでは無くいい仕事をしている人を褒め称えることがいい商品を造る事に繋がると私は思っています。工場で働く従業員の方がすべて自分の工場、自分の機械と思って働く事で、クレームの芽を摘むことが出来るとおもいませんか。

スマホのゲームに「ポケモンGO」があります。最近は中高年の方が楽しんでいる姿を多く見かけます。ゲームを行う事で、ある課題をクリアすると、メダルがもらえ、点数が溜まると、評価され、レベルが上がります。そうすれば、ゲームに対する、やる気、モチベーションが保たれるかをよく考えられています。従業員のやる気を常に保つためにはどうすればいいかの参考になるゲームです。

所属することを誇れる

あなたは、現在の企業に所属していることを誇りに思っていますか。家族に説明するとき、退職後に家族に説明するとき、自分自身で自分に語りかけるときに、「素晴らしい時間を過ごしたと思うことができますか

企業会社は誰の物ですか」と質問をしたときに、みなさんの工場の従業員の方は、なんと答えますか。目の前の生産設備、使用しているボールペンまで、すべて「自分の物と思える教育が必要なのです。自分の会社、自分の工場と思えば、過ごした時間も後悔が無いはずです。

自分の工場と、一人一人の従業員が意識することで、通勤中、通勤に使用する車などで、地域の方に迷惑をかける事は行わないようになる物です。「飲酒運転を行ったら解雇」と誓約書を交わしている工場もありますが、「悪いことをしたら、罰があります」と、考えられる項目をリストアップして注意するよりも、「あなたの工場と思って行動してくださいと教育した方がいい結果が生まれる物です。

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あまりに多い嘘。探偵が調査で見抜いた高知小2水難事故の深い闇

高知県南国市で8月22日、友達と遊びに出かけたまま自宅に戻らなかった小学校2年生の男児が、近所の川から遺体となって発見されました。しかし、この件に関わる人々の証言内容が次々と変わり、新たな「疑惑」まで浮上しています。そして、とても十分な捜査が行われたとは言えない状況の中、警察はこの件を「事故」として処理しようとしているというのです。果たして、真実はどこにあるのでしょうか。男児の遺族の要請を受けて現地に入った現役探偵の阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんは、自身のメルマガ『伝説の探偵』で、今回の調査によって掴んだ数々の「事実」を報告しています。

【続報あり】高知小2水難事故に「事件性」示す新事実。捜査を妨害する者の正体とは

 

高知県南国市小2水難事件、調査ファイル~その1

2019年8月22日、高知県南国市の小学2年生、岡林優空(ひなた)君の行方が分からなくなり、父親が警察に通報した。その後、近くの下田川で遺体で発見された。警察の調べで、当時一緒に遊んでいたのは小学1年生から5年生までの4人であり助けを求めずその場から立ち去ったと話したということがわかった。

同年10月15日、遺族は警察に再捜査を求める署名を募り、7万6,000人を超える署名を集めて、高知東署に提出した。

一方、同年10月16日、高知新聞はこの事件を詳しく調べたとする県警幹部を取材したという形で大きめの記事を発表しているが、ここでは、事故であるとしつつも捜査は継続するという主旨で書かれていた。

私がこの事件を知ったのは9月ごろで、別のいじめ事件の関係者から一報を受けた。そこから注視していたが、遺族が極めて苦境に立たされていることは容易に想像がついた。調査についての要請があったのは10月に入ってからであり、各予定の調整をして10月17日現地へ飛んだ

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8月22日、下田川捜索から遺体発見までの概略

8月22日の経緯は次の通りである。

優空君が自転車で遊びに出たのは、午後1時ごろであった。この地域では午後5時にサイレンが鳴って子供たちに帰宅を促すが、午後5時になっても帰ってこないことを心配した家族が、優空君を探しに出る。探しに出たのは5時36分頃であった。

午後7時26分頃、優空君の父親が近所の遊んでいたと思われる友人宅などに尋ね回る。しかし、誰も一緒には遊んでいないと話す

午後7時半頃、警察に通報、捜索が始まる。

午後8時2分頃、優空君の父親が前述の友人宅の裏側およそ50メートルほどの場所で優空君の自転車を発見する。

午後8時28分頃、警察官が優空君のサンダルクロックスと図鑑を下田川の堤防下犬走り部分で発見する。

午後9時20分頃、消防に通報。下田川にて捜索が開始される。警察の調べで、当時小学1年生から5年生までの児童が一緒に遊んでいたことが判明、その中の小学4年生の児童から「優空君はひとりでラッコ泳ぎをして川に沈んだ怖くなって帰った」との証言を得ている。

23日午後4時20分頃下田川で優空君の遺体を発見した。

コロコロ変わる証言の変遷

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現場となった下田川は生活排水が流れ込む川である。確かに、シジミをとるお爺さんらもいるが、汚水と言える生活排水が流れ込むこともあり、川は臭いがあり、緑色であった。

当然ながら水位の上下(干潮満潮)もあり、1日のうちに川の状態は変化する。

8月22日当日は、高知県の山側で雨が降っていたこともあり、水かさが増していた。優空君が亡くなったであろう時間帯は、小潮の干潮に差し掛かるあたりであるが、通常より水位は高かった

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子どもらの証言は二転三転しており、初めは遊んでいない、会ってもいないと証言していたが、その次は、下田川水門近くのブロックのところで遊んでいて、優空君が一人で泳ぎ出して流されたと証言している。当然、子どもらは川に入っていないと証言した。ところが、後に一部の子が濡れていたという事がわかると証言が変わる

当時一緒に遊んでいた子どもたちは、A君(小1)B君(小3)C君(小5)が兄弟であり、D君(小4)の4人であった。

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その次の証言は、優空君を含めて川の浅いところで遊んでおり、C君が泳いだのを見て、優空君が勝手に図鑑を持ってラッコ泳ぎを始め沈んだと証言した。この際、優空君は助けてと何度も叫んだという。それを見て怖くなって、助けも呼ばず逃げたということであった。

ところが、この2つの証言では川の流れに逆らって遺体が動いたことになり不自然であった。

そこで、次は、優空君とC君が、川の深いところで遊んでいて前証言と同様のような状態で優空君が沈んでしまったと証言を変えた。

ところが、優空君はお風呂の水に顔つけるのが精一杯のレベルであり泳ぐことはできない。そこで、次の証言が出る。

優空君と唯一泳げるとされるC君が川の深いところで遊んでいて、優空君が首まで川に浸かる形になって、ピョンピョンと跳ね始めた。「助けてと何度も言い沈んでしまった。それをみて、怖くなり、助けも呼ばずに逃げてしまった。

私は優空君父や支援者の方と22日の当日に近い状態の下田川に入り、水位などを確認した。

助け合いの心と、謙虚さ。令和ニッポンを世界が頼りにする理由

深刻な少子高齢化や景気後退などを理由に、悲観的な論調で語られることの多い我が国の未来ですが、令和時代を迎えた日本を、世界が頼りにする状況になりつつあるという見方もできるようです。今回のメルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者の津田慶治さんが、自国第一主義が蔓延り混乱する現代にあって、武力に代わる力で世界をまとめる役割を日本が担うことになるとして、その論拠を記しています。

日本の時代がやってきた

即位の礼で、式直前まで雨が降っていたが、直前に一転晴れて虹が出た。これは令和の時代に対する吉兆の印である。なぜ、日本の時代になるのか検討しよう。

米国株価

NYダウは、利下げ期待で、7月16日27,398ドルと最高値を更新したが、その後下落して、製造業ISMが50割れ、かつ米欧貿易戦争も始まり大きく下落したが、ステルスQE4で上昇。しかし、NYダウは割高で横バイで10月25日に26,958ドルになったが、SP500は最高値を更新した。

このような株価が最高値になっても10月FOMCでは利下げを行う可能性が高い。米国の金融経済システムの何かが変になっている

米FRBがPOMOというステルスQE4で、月600億ドルの短期国債を買うということと、米中貿易摩擦が一服したことで、FANGは上昇したが、キャタピラやジョンソン&ジョンソン、ボーイング、アマゾンなどの業績の下方修正が多数出て、株価は横ばいになっている。

NBA(全米バスケット協会)なども中国での試合の売り上げが大きいが、中国は、香港問題で香港を支持するNBAの放送を中止した。このため、NBAの売り上げは大きく落ち込むことが確実である。これと同じことが、他の米国企業でも起こっているようだ。

バブル崩壊の兆候も出て、WeWorkのIPO失敗と評価額の大幅な下方修正で資金繰りの問題が出て、IPO市場が混乱して、ベンチャー投資がおかしくなってきた。特にソフトバンクのビジョンファンドのパートナーが辞任したことで、ソフトバンクGの借金と資産の両建経営が行き詰まった印象を与えている。

この兆候と同時に、FRBがPOMOで短期市場を買い支えているが、短期金利が上昇している。この影響でジャンク債の金利も上がり、シェール企業の倒産も増えてきた。倒産でジャンク債金利が上昇して市場もおかしくなってきている。必死にFRBが金利上昇を止めているが、地銀が大量に保有するCLO債に飛び火する可能性あり、日銀は警戒感を強めている。

為替は、1ドル108円台から動かない。ペンス副大統領の対中国非難の演説が10月24日にあったが、株価や為替の反応はほとんどなかった。

このため、資金がジャブジャブにあるために、米国の投資家は、出遅れの日本株を買い始めている。その他の投資先を探している状態でもある。しかし、ここ数カ月、新興国など世界中で抗議行動が激化。発端となった事情は、それぞれ異なるが、経済的格差への不満などが根底にあり、世界的な景気後退が背景にあるので、投資できる感じではないようだ。

日本株価

日経平均株価は、2018年10月2日24,448円になったが、以後低調で、2018年12月26日18,948円と暴落し、その後はレンジ相場になり、10月始めから売り残の買戻しとFRBのステルスQE4、それに伴う海外投資家の買い越しで、10月25日22,799円と連日の年初来高値になっている。そして、世界的にも日本株の値上がりは、大きいことになっている。値上がりは日本株だけという様相でもある。

三空の日足になったので踏み上げ後、反転するかと思いきや、そのまま上昇になっている。このため、23,000円台に乗せる可能性も出て来た。

日本も安川電気などの下方修正が出て、景気後退ぎみであるが、市場は需給で動き、売り残の買戻しと日本株の割安感から買い越し、かつ108円の円安になり、年初来高値を5日更新している。米国のバブル崩壊兆候から日本株への投資が増え、強い相場になっている。大型株が上昇しているが、小型株は安いままである。今後、小型株も上昇すると大きな上げになる可能性もある。

しかし、中国への輸出は減少しているので、日本企業の収益は減少している。このため、日本企業の下方修正が頻発しているので、注意が必要な状況ではある。今の相場はファンダメンタルズを無視した需給相場であり、いつ、反転するかわからない状況である。米国のステレスQE4が作る相場であることを肝に銘じて取引をすることである。

もう1つ、日本も景気後退なのに株価が上がるバブル形成になっている。消費税増税で、このバブル形成をなるべく少なくしたいと、このコラムでは述べていたが、多くの評論家は消費税増税後に不景気になると述べていた。しかし、現在、株価はバブル形成の上昇だし、消費の落ち込みも大きくない

株価暴落の不景気としていた評論家の間違えた理由を聞きたいものである。

海外で戦争するなとビラを配る「九条の会」の面々から漂う悲壮感

「戦争のない世界」を希求するのは人類として正しい姿勢であることは間違いありません。しかし、憲法9条を死守することで、他国からの侵略を防止することはできるのでしょうか。今回の無料メルマガ『日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信』では情報戦略アナリストの山岡鉄秀さんが、「九条の会」の行動指針に異を唱えると同時に、一部日本人知識層に浸透する「独善的平和信念だけの国防意識」に疑問を投げかけています。

九条の会は日本を窮状に追い込む会

全世界のアメ通読者の皆様、山岡鉄秀です。

小雨がぱらつく夕方、私は都内の電車の駅から地上に降りるエスカレーターに乗っていました。

すると、地上でエスカレーターを両側から挟むように、雨合羽を来た老人が無言で通行人にビラを差し出しています

左側は70歳代か80歳代のお爺さん。右側はやはり同世代のお婆さん。

なんでまたこんなご老人たちがビラ巻きなどしているのか?エスカレーターを降りる人は誰もビラを受け取らず、無言で避けるように立ち去って行きます。

お爺さんもお婆さんも、修行僧のように無言のままです。痛々しくて見ていられません。

高齢者福祉充実要求のビラでも撒いているのか?

私はお爺さんからビラを受け取ることにしました。しかしそれは、福祉充実ではなくて、「安倍9条改憲NO!私たちは日本がふたたび海外で戦争する国になるのはゴメンです」と書かれた「九条の会のビラでした。

歩きながらビラを眺めて、「九条の会」の方々が、理想主義というよりも非常に偏狭な視野と思想の持主であることが一目瞭然でした。

この方々にとって、戦争とは日本が外に出て行って外国と戦争を始めることでそれ以外の戦争は想定していないようです。

今の日本にとっての差し迫った課題は、いかに近隣国の覇権主義的進出から日本を防衛するか、なのですが、外国が攻めてくるなんて絶対にあり得ないと信じ込んでいることがわかります。

この団体のホームページに行ってみると、ポスターもありました。そこには若い男女が大写しになり、こう書いてあります。

ゆくのはわたしら 集団的自衛権の行使は海外で戦争すること

つくづく身勝手な発想だと嘆息しました。

この人たちは、日米安保条約なしで日本の防衛ができると思っているのでしょうか?

サンフランシスコ講和条約と同時に締結された日米安保条約は、その前文に、「国際法で認められている集団的自衛権の行使としてこの条約を結ぶ」と明記されています。

つまり、日本は独立回復と同時に70年近くに渡って集団的自衛権を行使しているのです。今更集団的自衛権が違憲だとか、その行使がそく戦争、それも海外で戦争を始めることに繋がると短絡するのはあまりにも無責任で身勝手です。

むしろ、いかに集団的自衛権を自国防衛のために有効に活用するか?それこそ直接関係のない海外の戦争に巻き込まれないようにどう歯止めをかけるのか、を真剣に議論しなくてはなりません。

しかし九条の会は訴えます。

外国が攻めてくることは絶対にない戦争とは日本が外国で始めること九条があればそれを防げる自国防衛のための集団的自衛権行使は見て見ぬふりをする

ホームページに並ぶ、有名文化人たちの顔を眺めながら、この方たちの知性とはいったい何なのだろう?と思わずにはいられませんでした。

それぞれの分野で卓越した業績を上げている優れた知性の持主のはずなのに、ここまで短絡的で無責任で非現実的な思想に疑問をもたず、小雨の中で老人にビラ配りをさせるとは!

有名文化人の写真の中に、田原総一朗氏の顔を見つけて、この人もそうだったのか、と思いました。長年政治の第一線と向き合って、様々な政治家や知識人と議論を交わす機会に恵まれながら、田原氏は本当に九条さえあれば戦争を防げると信じているのでしょうか?

【ジョーク】妻「家族が1人増えるわ」に歓喜の夫、ところが…

毎週英語ジョークを紹介している爆笑メルマガ『笑える英語 無料版』から、「もう1人、家族が増えるの」(Pretty soon we’re going to be three…)というジョークをご紹介します。このジョークの意味、あなたにはわかりますか?

今週のジョーク「もう1人、家族が増えるの」(Pretty soon we’re going to be three…)

The newly wed wife said to her husband when he returned from work, “I have great news for you. Pretty soon we’re going to be three in this house instead of two.”

新婚ホヤホヤの新妻が、仕事を終え帰宅した夫にこう言った。「大ニュースよ。もうすぐ、あたしたち2人じゃなくて3人家族になるの」

The husband started glowing with happiness and kissing his wife said, “Oh darling, I’m the happiest man in the world.”

それを聞いた夫は喜んで、幸せいっぱいの表情で妻にキスをしながら言った。「ダーリン、僕は世界一の幸せものだよ」

“I’m glad that you feel that way because tomorrow morning my mother moves in with us,” she replied.

「そんな風に思ってくれて嬉しいわ。だって明日の朝、私の母が同居するため引っ越してくるのよ」妻は答えた。

(サイト『The-Jokes.com』より出典)

出ました。mother-in-law です。母親にとって娘は自分の一部ですから、新婚夫婦の家庭も、もちろん自分の一部です。遠慮無く、やってきます。baby を授かった喜びから、一転してこれですから、腰が抜けちゃって反対することすらできなかったでしょう(注意:素敵な mother-in-law もいらっしゃるそうです)。

ぜひ毎週届く英語ジョークで、楽しく笑いながら英語力を磨いてください。

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絡まりやすいアクセサリーのチェーン。収納はティッシュを使え!

毎日アクセサリーを身につけている女性にとって悩みどころなのが、チェーンアクセサリーの収納方法。こんがらがってほどくのに時間がかかっている人も多いのではないでしょうか。先日、公開した記事『ヴォーグ編集長考案、アクセサリー収納に抜群な百均で買えるモノ』の著者で無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』を発行する真井花さんが、絡まりやすいアクセサリーのチェーンを綺麗に収納する簡単な方法を紹介しています。

チェーン問題

さて、本日は差し替えた記事。

つい先日

  • アクセサリーの収納

について配信しましたよね(「ヴォーグ編集長考案、アクセサリー収納に抜群な百均で買えるモノ」)。すると、同じ内容の質問メールが来ました。それが

  • チェーンはどうしていますか?

というもの。チェーン…特に、プチペンダントなどは非常に繊細なチェーンでできているものが多いです。で、これがまた実に

  • よくからまっちゃう・・・(´-`)「~‥

んですよね。出がけに絡まったチェーンを外さなくちゃならなくなったときのイライラプンスカときたら、

  • 美容も化粧もダイナシ(`皿´)33

なレベル。あ、私だけじゃないよね?

さて、チェーンは、当たり前ですが、

  • ほそながーーーい

ですよね。絡まってしまうのは、細長いものがまっすぐになっていないからです。なので、まっすぐにしておけば絡まないので、なんとかしてこの状態をキープしたいんです。

で、私がやっている方法は、ヒジョーに簡単です。名付けて

  • ティッシュ巻( ̄∇ ̄)

です。

まず、ティッシュを一枚広げます。

で、チェーンを整えて、ティッシュの手前の端に細長く置きます。このときヘッドの部分がちょっとティッシュからハミ出すように置いて下さい。

で、そのチェーンを芯にして、ティッシュを手前から向こうにくるくる折りたたみます。

  • ヘッドがチョロっと出たティッシュ巻(^0^)

ができましたよね。

最後に、このティッシュ巻を軽く一結びします。

これで完成です。これをポリ小袋に入れれば、カンペキです。

ティッシュに包んでいて、しかも一結びしているので、絡まったり抜け落ちたり傷ついたりする心配がありません。取り出したいときには、結び目を解いて、ヘッドを持ってそのまま引き抜けばイイだけです(*^ー゚) ティッシュはテキトーにポイしてください。

ヘッド部分は目印のために出しているので、完全に見えていなくても問題ありません。

また、チェーン部分が長い場合にも応用できますね。

まず、ティッシュの上に、ヘッドを右にして、チェーンを左側に細長く「一」になるよう置きます。

これだと、チェーンの左側はティッシュから大きくハミ出したままですよね。ソコを気にせず、そのままチェーンを真ん中にしてティッシュを二三巻きしてください。これで、ヘッド近くの部分のチェーンだけがティッシュに包まれたカタチになりましたね。

この状態で、ハミ出たチェーンをティッシュのキワで折るようにしてティッシュの上に置きます。チェーンはヘッド側に来ていますよ。

で、ティッシュを二三巻きする。まだチェーンが余っているようなら、さらにティッシュのキワで折るようにして、ティッシュの上に置きます。チェーンはヘッドと反対側に来ています。で、ティッシュを二三巻きする。

これを繰り返します。

最後に一結びするのは同じです。

要は、チェーンの間にティッシュを挟みながら、チェーンを折りたたんで(折り巻いて?)いるんです。

私は、持っているチェーンタイプのアクセサリーがとても少ないのでこれで十分ワークするんですが、たくさん持っていたり、ヘッドが大きいタイプだったりすると、

  • 面倒くさくてやってられない…

かもしれません(ー人ー)

ま、ものは試し。是非やってみてくださいね。

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冬になると思い出す。ウインターキャラメルの甘い味と白銀の世界

カバヤキャラメル、紅梅キャラメルとともに、昭和の子どもたちの心を虜にしたフルヤのウインターキャラメル。スキーヤーが描かれたパッケージを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『郷愁の食物誌』では著者のUNCLE TELLさんが、ウインターキャラメルの魅力とその後を紹介しています。

北海道発、フルヤ・ウインターキャラメル

先にカバヤキャラメル(「日本中の子供たちの『知』を支えたカバヤ文庫が終焉を迎えた理由」)、紅梅キャラメル(「幸せだった昭和の思い出。記憶に残る紅梅キャラメル、今いずこ」)と取り上げて来たが、今回はフルヤ・ウインターキャラメル。大手の森永や明治の箱が縦型でオースドックスな左右対称のデザインなのに対し、横型で横にウインターキャラメルの文字、そしてなにより雪山でスキーヤーが二つのスティックを左右に大きく拡げジャンプしているイラストが印象的でユニーク、強い印象が残っている。

前回号の紅梅キャラメルでも引き合いに出した本、『駄菓子屋図鑑』(奥成達・ながたはるみ著/飛鳥新社)にもこのウインターキャラメルもむろん載っている。そこでは、1956(昭和31)年、イタリアのコルチナダンペッツオでの冬季オリンピック男子回転で猪谷千春選手が日本初の銀メダルを獲得、その時アルペン三冠王に輝いたトニー・ザイラーは世界的な人気者になるなど、スキーはこどもたちの夢みるあこがれのスポーツになった、そんな時代背景がこのウインターキャラメルのヒットに繋がったのだろうと推察している。

また、ウインターキャラメル、そのバニラエッセンスの香り、あの独特の香料は、60年代のお菓子大好き少年が最も気に入った味であり、「ウインターキャラメル」をかじると、強いバニラの香りが口の中に広がり、この強力さの前では森永や明治のキャラメルといえどもすっかりかすんでしまうほどだったとも。

カバヤは岡山のメーカーだったが、ウインターキャラメルのフルヤ(古谷製菓)は、北海道は札幌の会社である。会社設立は1912(大正元)年と古い。ウインターキャラメルのヒットなどの余勢を駆って本州に進出、工場なども建てたが、その後のヒットもなく、大手に押され1984昭和59年倒産

しかし、ウインターキャラメルを懐かしむ声は多く、その復活要望に応え、権利を引き継いだ明治製菓の子会社の札幌ウインターが期間限定で発売した模様である。少し前になるが、2010年3月記述の札幌在住のどなたかのブログでは、まだ札幌市内のスキー場やスポーツ洋品店などで売っていると出ていたが果たして…。そこで、ネットで検索してみたら、今年、2019年8月29日付けの北海道新聞のネット版か、「『ウインターキャラメル』再復活へ 創業家ひ孫の古谷さん、 20年にも発売』などの記事も出てきたが…。

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命を守るため。気象庁サイトで確認したい、雨風の強さとその影響

日本列島に相次ぐ自然災害。そこから身を守るためには、避難方法や気象に関する情報を把握する必要がありますが、こうした情報はめまぐるしく変わる為、普段からある程度、災害に関する専門用語に慣れておくことも必要ではないでしょうか。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田将昭さんが、風の強さや雨の強さを示す「気象用語」の中で、理解しておくべきポイントを紹介しています。

気象用語を正しく知ろう

先日は「霜」について書きましたが、その中で、二十四節気の「霜降(そうこう)」、つまり「霜が降るという言い方は気象庁が天気予報などでは使わない、ということをご紹介しました。気象庁のサイトには「気象用語」についてまとめたページがあります。

気象庁 予報用語

このページを見ると「2019年6月現在」となっていて、こまめに見直しがされ、更新されているのがわかります。

さて、中身も少しご紹介してみましょう。台風関連でいえば風の強さと吹き方雨の強さと降り方」をみておきたいところです。

風の強さと吹き方
雨の強さと降り方

まず「風の強さ」のところを見てみましょう。予報用語で「強い風」と言った時には、平均風速 15以上20m/s未満。「人への影響」では、「風に向かって歩けなくなり転倒する人も出る高所での作業はきわめて危険」とあります。20m/s以上の非常に強い風」になると「飛来物によって負傷するおそれがある」ということも書かれてあります。うかつに外に出るのは危険だなというのがわかります。

雨の強さ」も見てみると、1時間雨量で10以上20mm未満のときには「やや強い雨」と表現。人の受けるイメージとしては「ザーザーと降る」で、「地面からの跳ね返りで足元がぬれる」とあります。20ミリ以上になってくると「傘をさしていてもぬれる」とあります。「猛烈な雨」と表現されるのが「80ミリ以上」の雨。「息苦しくなるような圧迫感がある恐怖を感ずる」とあります。

天気予報などを見聞きしていても、正確にその言葉を理解しているか?というところが気になりますね。「やや強い雨」と「強い雨」「激しい雨」の違いはどんなものか?というのをイメージできるかどうか。

時間があれば、天気予報などでも、「明日はやや強い雨が降り、足元がぬれるほどでしょう」など簡単に解説をつけてくれていることもあります。

気象庁も「言葉の意味想定される被害などの規模」が少しでも国民に浸透するように色々工夫をこれからもこらしてほしいと思いますが、受け止める私たちも、こうしたページを使って確認をして、間違いなく情報を受け取りたいものです。

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客の「財布の中身」を想像している販売員ほど売れない当然の理由

「何をどうすれば売上が上がるのか」はものを売る全ての人間の永遠かつ共通の悩みですが、「NGな接客法」はあるようです。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』で、接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが紹介しているのは、お客様の財布の中身の「ダメな想像の仕方」。坂本さんは記事中で納得の論理を展開しています。

財布の中身

販売をやっていて、売上を上げる人と、そうでない人との違いの1つに、財布の中身の想像の仕方があります。売っている人と、そうでない人とでは、お客様の財布の中身の想像の仕方が大きく違うのです。

どういうことかというと、売上がなかなか上がらない人はお客様の財布の中身を自分の財布の中身で想像します。

これは人にもよる話にはなってしまいますが、例えば、私の場合で言いますと、販売員として働いている頃は、かなり財布の中身がさみしいことになっていました。もともと、家も裕福な家庭ではなかったですし、何より、私自身が、いろんなことにお金を使ってしまう、あまりよろしくないタイプの人間のため、財布の中身はいつも寂しい状態だったわけです。

この状態は、あくまでも私自身の話なのですが、それが「お客様もそうだろうという感覚だとモノは売れなくなります。自分の財布の中身を想像してしまって、「いや、この金額はなかなか出せないよね」「これって結構高いよね」という感覚になってしまい、お客様にオススメすることに気が引けてしまうのですね。

ですが、お客様の財布の中身は、自分とは絶対に違います。自分がお金を持っているかどうかは関係なく、お客様はお客様の財布の中身があるわけです。

見た目では同じような年代だとしても、仕事も生活も違うわけですから、ものすごくお金が入っている人だっています。見た目や自分の感覚で判断するようなことでは決してないのです。

売っている人は、お客様の財布の中身を勝手に決めつけることがありません。「この人は、自分と歳が近そうだから、あんまりお金がないだろう」「この人は、こういう仕事だから、あんまりお金を持っていないだろう」という想像ではなく、「いやいや、自分とは違うんだから、わからないよね」と、お客様毎に財布の中身なんて違うことを理解していて、そこに対して、勝手に提案しても良いかどうかを決めつけないのです。だから、自信を持って提案ができますし、それにより、モノが売れていきます。

実際、人の財布の中身なんて、わかるようなものではありません。稼いでいる人は稼いでいるし、たとえ、給与の額面的にはあまり高くなくても、やりくり上手で、お金をしっかりキープしている人だってたくさんいます。それを勝手に想像してしまって、「いやいや、この人は出せないから」なんて決めつけることには何の意味もないのです。

どうせ想像するくらいなら、「この人は、100万くらい財布に入っている」「この人は、貯金が何千万円もある」くらい、大きく想像した方がよっぽどマシです。本当にそうかもしれませんし、それなら、自分の財布の中身をイメージして、提案するのに気がひけるなんてこともなくなります。

自分自身の財布の中身が、パンパンだろうが、薄くなっていようが、お客様の財布の中身は、自分とは違う。それをまず理解しておくことが大事です。

今日の質問です。

  • お客様の財布の中を想像するということは、どんな弊害があると思いますか?
  • もし想像してしまうとしたら、どんな想像の仕方をしておいた方が良いですか?

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