渡部建が反面教師…ジャンポケ・斉藤慎二の不倫騒動で蘇った元人気アイドルの傲慢。「記事は事務所に潰してもらう」

お笑いトリオ『ジャングルポケット』斉藤慎二の不倫を『FRIDAY』が報じました。この件について、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、斉藤は渡部建を反面教師にしたのではないかと考えているようです。そして、報道で蘇った芋澤さんの実体験として、元人気アイドルの傲慢態度にも触れています。

『ジャングルポケット』斉藤慎二がキャバ嬢と不倫

『ジャングルポケット』斉藤慎二が、20代前半の福岡のキャバクラ勤務女性と不倫、『FRIDAY』に暴露され『X』(旧ツイッター)で謝罪しています。

“愛妻家キャラのはずが…ジャングルポケット・斉藤慎二が“中条あやみ似の美人きゃば嬢”と不倫愛”というタイトルは、幸せ溢れる新妻・中条にははた迷惑以外何ものでもありませんけど…。

 4月25日から始まった『日本マクドナルド』のCMでは『ジャニーズアイランド』代取社長の井ノ原快彦と共演し評判も良かったのに…不倫はファストフード業界が最も忌み嫌うスキャンダルですから、今後の対応が気になります。

『FRIDAY』を見る限り、これはキャバ嬢側からのタレこみでほぼほぼ間違いないと想像できます。

その後1ヶ月に渡るLINEのやり取りを公開までする告発に、私は“強い憎悪や復讐”というよりは“不倫しておいて何のフォローもないなんて…少し懲らしめてやろうかな…”といった少々軽めの空気感を感じました。

私が週刊誌記者だった頃、この種のタレこみは本当に多かったことを憶えています。

今回のように軽いノリのタレこみもあれば、“私を弄んでおいて、何もなかったように知らない顔で笑顔を振りまくなんて絶対許さない!”という強い怨念・復讐を感じるものまで。

情報提供者が何故告発したいと思っているのか…その思いにはかなりの落差が存在するわけです。

若い方は御存知ないかもしれませんが、かつて漫才ブームを盛り上げた『島田紳助・松本竜介』の島田氏が、佐々木希という妻がいるにもかかわらず不倫騒動でいまだ完全には復帰出来ないでいる『アンジャッシュ』渡部建を「今は薬物より不倫の方がペナルティが重いのか?」と揶揄したことがありましたが、今回はこの件の二の舞はごめんとばかりに斉藤夫妻は迅速に対応しました。

『FRIDAY』の直撃取材に斉藤は「魔が差しました」と正直に答え、妻の瀬戸サオリは「しっかり叱責し夫も反省しております」と自身のインスタグラムでコメントを投稿しています。

CMも好評、7月からは『ZIP!』水曜MCも決まり、地方競馬の馬主でもある斉藤が渡部のようになったら大変とでも考えたのでしょうか。

関係者に聞くと、どうやら日本テレビ、テレビ東京、グリーンチャンネルとスポンサーに、夫人同伴でお詫び行脚をしたようですね。

渡部のように“放っておけばいつか忘れられる。騒ぎもそのうち収まるさ…”と甘くみていたらどんな“しっぺ返し”が待っているのか…渡部が反面教師になっていたかもしれません。

「この取材、記事にはならないからね…」

『FRIDAY』の直撃取材のやり取りを読みながら、私もかつて実体験した、やはりタレこみがきっかけとなった元人気トップアイドルの直撃取材を思い出しました。

情報提供者からの細かい事実をこの元人気アイドルにぶつけ、何回かのキャッチボールの後この人物が放った言葉があります。

「この取材、記事にはならないからね…」

翻訳すれば“どんな事実を晒されても、自分には大きな後ろ盾が付いているから大丈夫なのさ! こんな“いち芸能記者のオッサン”の取材なんて表に出る前に潰してもらうから公になることは絶対ないも~ん!”といったところでしょうか。 

病院職員のタバコのニオイが家に。「受動喫煙」の苦情を入れるべき?

吸わない人はすぐわかるのがタバコのニオイ。家の中で身に覚えのないヤニ臭がして調べてみたら、近くの駐車場で喫煙している人が何人かいる。どうやら「改正健康増進法」により敷地内で吸えなくなった病院関係者らしい。屋外の自分の敷地ではない場所でのことで、苦情を入れていいものか悩む読者の背中を押すのは、『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で人気コンサルの永江さん。きちんと事情を説明し要望を伝えれば、病院側は対処するはずと、どう話せばいいか具体的にアドバイスしています。

敷地外からの受動喫煙問題に苦情を入れるべき?

Question

shitumon

時々、自宅横にある駐車場(私の敷地ではありません)で病院関係者が喫煙をしています。そこに灰皿が設置されているわけでもなく、吸い殻を捨てていくこともないのですが、匂いが漂ってくるので困っています。この場合、病院に苦情を入れるべきでしょうか?

以下、経緯です。ある日、家の中でヤニ臭がすると不思議に思っていたら、たまたま病院関係者が喫煙しているのを防犯カメラがとらえていて明らかになりました。病院清掃係の中年女性、病院の制服を着た男性などが、それぞれ別の日時で喫煙しています。

これが私の敷地内の出来事であれば当然苦情を入れますが、他人様の敷地のため、苦情を入れるのもやりすぎなのかな?と迷っています。永江さんならどうすべきだと思われますか?

なお、この病院は職員3,000名以上のそこそこ大きな規模です。私も何度かお世話になっているため、制服の見間違いはありません。

永江さんからの回答

いや、全くやり過ぎではなく、わたしなら間違いなく病院に電話しますね。

別に喧嘩腰に苦情を言うのではなく「おたくの病院関係者がわたしの自宅横の駐車場で喫煙しており、受動喫煙の被害に遭っています。煙が家の中に入ってきて困るので、止めてもらうように指導していただけませんか?」ときちんと要望を伝えればいいんです。

病院側の対策としては、院内や敷地内は健康増進法により当然禁煙なので、屋外の空いたスペースにタバコの煙が漏れない密閉された施設(プレハブ型喫煙所など)を建ててもらうしかないでしょう。

もしそれに難色を示すようなら「喘息の子どもがいるので、外から煙が入ってくると咳き込んで苦しんでるんです」と言えば、市民の健康を守る病院としては動かざるを得ませんw 反応が悪ければ最寄りの保健所に通報してください。管轄は保健所です。

今後病院の屋外に喫煙所を建てたら、患者さんやご家族がその横を通る度に受動喫煙の被害を受けることになりますし、喫煙所から出た人の衣服には煙がついているので2次受動喫煙の恐れもあるため、最終的には院内外全て禁煙の体制に変わっていくと思います。

この記事の著者・永江一石さんのメルマガ

image by: Shutterstock.com

常に公倍数を求める。会議でやってはいけない「最大公約数」とは

小学生の頃に算数で習った「最大公約数と最小公倍数」。これが、会議や議論の際に重要になると話すのは、メルマガ『ねずさんのひとりごとメールマガジン』の著者で作家、国史研究家でもある小名木善行さん。答えが最大公約数になってしまう人と公倍数を求めることができる人達に生まれる差とは。

最大公約数と最小公倍数

小学5年生の算数で習うことに、「最大公約数と最小公倍数」があります。

たとえば、8個のチョコと、12個の飴を同じ数だけ袋に分けるとき、どちらもあまりなく分けられるのは何袋のときか、といったものが公約数です。このなかで最も数の多いものが最大公約数です。

8と12のときの答えなら、1、2、4が答えで、このうち4が一番大きな数ですから、最大公約数は4となります。

公倍数は、簡単にいえば2と3の両方の倍数になっているもので、この場合なら、6、12、18、24…と、あとは無限に数が大きくなっていきます。そしてこのなかで、最も小さな数が6ですから、2と3の最小公倍数は6が答えです。

不思議なことに、会議や議論を行うときに、なぜかしらないけれど、答えがいつも最大公約数になってしまう人たちがいます。AさんもBさんもCさんも、それぞれに良い意見を持っているのに、議論したら3人が共通できるところだけが落とし所になるのです。つまり、求める答えが、3人が納得できるもっとも程度の低いところにしかまとまらないのです。

一方、会議をしたり議論をすることで、公倍数を求めることができる人達がいます。3人で議論すると、それぞれが自分の思っても見なかったような見解を持っていることに気付き、それによって互いに役割分担をしながら、より大きな展開にしていく人たちです。

Aさんは6、Bさんは12、Cさんは4の意見を持っていた。議論した結果、みんなで2だけをやることにした。なぜなら、みんなで共通できた意見は2だけだったから。

これは残念です。なぜなら、Aさん、Bさん、Cさんは、実現しうるもっと大きな可能性を持っているからです。これでは才能の無駄遣いです。

そうではなく、Aさんは3、Bさんは5、Cさんは2の意見しかなかったけれど、3人集まったら、公倍数の論理で、なんと30の仕事をすることができるようになって、みんなびっくりした。そういうこともあります。

このブログや、動画などにおいて、異なる意見があったら、真実はその中間にある、ということをいつも申し上げています。けれどその答えは、どちらか一方に寄るというものではありません。公約数にしてはいけないのです。公倍数にする。3と5と2という異なる意見を合わせることで、公倍数の30を得るのです。

これが議論の意味です。これがわからないと、意見は、ただのつぶしあいになります。

だいたい、どんな人でも、自分の人生を振り返ってみれば、99%失敗の連続です。なかには99.9999%失敗の連続という人もあるかもしれない。けれど、残りの0.000001でも良いから、そこにある成功を掴む。それが人生だと思います。

その成功の確率が小さなものであればあるほど、リターンも大きい。経済的に成功している人、学問分野で優れた成功を収めた人、すべて、限りなく失敗の連続の人生の中で、ほんの微細な成功のきっかけを得た人です。

だからこそ、議論は、常に公倍数を求める。そういう姿勢が大事なのだと思います。

日本をかっこよく!!

この記事の著者・小名木善行さんのメルマガ

image by: Shutterstock.com

 

「現状維持」は想像以上に難しい。日々の“アップデート”の重要性

変化を続ける世の中。当然、消費者の求める物も時代と共に変化していきます。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんは、販売員の現状維持の難しさに言及し、日々のアップデートの重要性について語っています。

現状維持はかくも難しい

今年入社の新人スタッフの方も、そろそろ仕事を始めて半年が経とうとしています。

このくらいの時期になると、ある程度仕事も覚えてきて自分できることも増えてきているはずです。

良い意味でも悪い意味でも、慣れが出てくる時期だとも言えますね。

販売員としてそれなりに仕事に慣れてき出すと、中には「現状維持をし出す人」が現れ始めます。

売上もそこそこ取れている、お客様もそこそこついてくれている。

そういう現状に大満足とまではいかないまでも、それなりの満足感はあり、周りの評価もそれなりにあるために現状をキープしようとし出すのです。

まぁそれ自体は決して悪いこととは言いません。

販売員個人に限らず、多くの企業も店舗も現状維持ができれば上々というところがほとんどですし、キープができれば文句なしというところは少なくないでしょう。

ただ問題は、現状維持は想像以上に難しいと言うことです。

多分これに関して最もわかりやすいのは、自分の体です。

人間の体は、何もしなければ絶対に衰えていきます。

毎日同じように食べ物を食べて、同じように生活をしていても、確実に老いていくわけで、今の体をキープすることはできない。

だから運動をしたり、勉強をして脳を動かしたり、高い化粧水を使って肌を整えたり、いろんなことをしてなんとか現状をキープしようとみんな必死です

販売員の仕事でもそれは同じです。

そこそこの売上が今取れていて、お客様もそれなりについているとは言っても、何もしなければ確実にその成果は失われていきます。

お客様は次第に減っていくのは必然ですし、売上も今のままいくとは限りません。

そうなるのは、自分が変わらないからというよりも周りが変化していくからです。

人間の体が老いて変化するように、世の中もどんどん変化をしていきます。

お客様も日々変わっていきますし、世の中に求められるサービスも商品もどんどん変わっていく。

それらを日々アップデートし続けないと、現状の売上やお客様の数をキープすることなんて到底できないのです。

それをわかっていないまま、とりあえず今うまくいっているつもりになってしまって、「現状維持ができればいい」と言っているだけだと、必ず落ちていきます。

立ち止まることは現状維持ではなく、衰退でしかないのです。

現状維持とは、常日頃から向上し続けてようやく達成できることなんですね。

会社はそれをわかっていますから、日々商品を変え、サービスを変え、ようやく現状維持ができています。

なのに人が何も変わらなければ、置いていかれるのは当然です。

日々の筋トレで筋力をキープするのと何も変わりません。

販売という仕事にも日々のトレーニングが欠かせないのです。

「向上するのはちょっとしんどい」と思う人でも、現状維持をする努力を怠るとえらい目に遭います。

少なくとも今のまま現状維持をするために、どんな行動が必要かは考えておきましょう。

今日の質問&トレーニングです。

1.あなたの現状をキープするために、欠かせない能力は何ですか?
2.その能力を3年後もキープするとしたら、具体的にどんなトレーニングが必要ですか?

image by: Shutterstock.com

『君たちはどう生きるか』を分かったフリする素人の「考察」がウザイ。被害者の声

7月14日から公開されたスタジオジブリのアニメ映画『君たちはどう生きるか』。宮崎駿10年ぶりの監督作でもあり、宣伝も一切しないという異例のスタイルでの封切が話題となった。公開から約1か月の本日、声優陣が一挙に発表され、映画に対する世間の関心はまだまだ高いようだ。現在の興行収入は約62億3500万円を記録しており、大ヒットと言ってもいいだろう。

分かったフリをするバカとどう生きればいい?

『君たちはどう生きるか』は内容が難解だったこともあり、評価は賛否両論だが、映画を賞賛する人の中には「考察」の形で、映画評論をするケースも目立つ。

それに「はっきり言ってウザイ」と語るのは、都内で働く20代の男性だ。

「彼女と観に行きましたよ。ただ、はっきり言って何も分からずでした。彼女も同意見で〈久々に映画で眠くなったわ~〉と言っていました」

男性は「分からないならそれでいいはずなのに…」と話しながら続ける。

「多分、高評価を付けている人は、あの宮崎駿の集大成の作品を〈分からない〉と言うのが怖いんでしょうね。自分は芸術を理解できる人間に思われたいから考察をして、分かったフリをするのではないかと思っています」

少々辛口な意見ではあるが、男性は実際に「被害」に遭ったという。

「5回観たという会社の上司です。〈あの役はきっと高畑勲であいつは宮崎吾朗。で、多分あの役は鈴木敏夫かなぁ〉など、ドヤ顔で語ってくる。僕が〈正直あんまよく分かんなかったし面白くなかったです〉と言ったら〈う~ん、まあ、ちょっと若い人には難しいんじゃない?ある程度映画を観てきた人間じゃないと理解はできないだろうね〉と上から目線。確かに上司は映画好きらしいけど、もっぱら邦画派とか。たかが日本映画を多く観ているくらいで調子に乗るのという感じですよ。自分の意見が正しい、はっきり言って『分かったフリをするバカ』とどう生きていけばいいっすかね?」

あんたに宮崎駿の頭の中が分かるワケないだろ

確かに、映画口コミサイトには、男性の上司のような意見もある。自らの考えを持つことはもちろん良いことだが、それは正解とは限らない。なので、他人を巻き込んでしまうのは少し違うのかもしれない。

映画を観たという30代の女性も言う。

「つまらなくも面白くもないというか…。なんか、絵が綺麗で某キャラクターが可愛かったなくらいの感想しかありません。ただ、一緒に行った彼が大のジブリファン。ずっと、〈あのシーンは千と千尋の~〉とか言ってくるのはウザイかな(笑)。私が〈え、そうなの?違くない?〉というとキレ気味で反論してくるんですけど、なぜお前の考え=正解の思考になるのか理解できない。あんたに宮崎駿の頭の中が分かるワケないだろっていう(笑)。てか、彼氏は本当に自分の考えで言っているならいいんだけど、他の人の口コミ見まくってるんですよ。明らかに他人の意見に影響されてるじゃねーかっていう…(笑)」

一方で、こんな声もある。

「別に、自分の考えを押し付ける気はないですけどね。普通に感想を話して、人と共有したいから、僕は自分のブログに長文の映画評を書きました。僕の頭では、あの映画を理解できているつもりです。分からない人から〈分かったフリするな〉とか言われるのは腹立たしいし、違うかと思います」(40代・男性)

『君たちはどう生きるか』の考察問題。皆さんは、どう思いますか?

去る者は追わず。なぜ退職の意思が固まった労働者を強引に引き留める会社は「トラブル対応」に追われるのか?

もうこの会社やめよう。そう決めた従業員を、「もう一度考え直してよ」と引き留める会社は多いと思います。しかし、そのことでかえって会社側がトラブル対応に追われることが多いのをご存知でしょうか? 今回、無料メルマガ『採用から退社まで!正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』の著者で社会保険労務士の飯田弘和さんが、すでに退職の意志を固めた従業員を説得することで発生するアレコレについてわかりやすく解説しています。

退職の引き留め

労働者から、「退職させてもらえない」といった相談を受けることがあります(念のため言っておきますが、これは、私の顧問先とは関係のない労働者さんからの相談です)。

退職(辞職)については、労働基準法には定めがありません。

民法では、雇用期間の定めのない労働者は、2週間前に退職を申し入れれば退職できることになっています。雇用期間の定めがある労働者は、原則、期間満了まで働く義務がありますが、“やむを得ない事情”があれば退職できることになっています。

ところで、“退職させてもらえない”労働者は、労基署や弁護士などに相談します。相談していく中で、労働者は労働に係る様々な知識を得ます。今まで気づかなかった労働問題に気付くようになります。

たとえば、残業代の未払いがあることが分かることがあります。年次有給休暇についても、それが労働者の権利であり退職までの間に使うことができること、付与されていた年次有給休暇の日数が法定よりも少なかったことなどが分かることがあります。

在職中にハラスメントを受けていたならば、会社と加害者に対し損害賠償や慰謝料を請求できることを知ります。

最初から退職を認めていれば、円満退職で、何ら問題なく終わっていたものを、退職の申し出を拒んだがために、いろいろな問題が表出します。会社はトラブル対応に追われることになります。

また、このような労働者は、退職届を提出の後、そのまま年次有給休暇を使って退職日まで休むことが多いです。そうなると、後任者との引継ぎもままなりませんし、急に年次有給休暇で休み始めた当該労働者の穴埋めも大変です(必要最小限の引継ぎすら行わない場合には裁判等で不法行為と判断されることがありますが、逆に言うと、必要最小限の引継ぎさえ行えば問題ないということになります)。

そもそもの話として、退職の申し出を断られた労働者が、それで退職申し出を撤回することは殆どありません。

「勝手に辞めたら、損害賠償請求するぞ」などと脅す事業主もいますが、それがハッタリだということは、労働者にバレています。

退職の意思が固まった労働者を引き留めるのは無理です。そうであれば、できる限り、会社にとっても労働者にとって良い形での退職を目指した方がよいと思いませんか。

必要な人材に対して退職を慰留することは構いませんが、労働者にとって「辞めさせてもらえない」と感じさせる程の引き留めは避けるべきでしょう。

image by: Shutterstock.com

年金受給者が死亡した場合に遺族がもらえる未支給年金は「遺族年金」と何が違うのか?

生前に年金を受給していた人が死亡した場合に、生前貰えなかった年金を一定の遺族が請求によって受給する年金を「未支給年金」といいます。ところで、この未支給年金は、遺族年金と何が違うのでしょうか? 人気メルマガ『事例と仕組みから学ぶ公的年金講座』の著者で年金アドバイザーのhirokiさんが、その違いについて事例をあげながら詳しく解説しています。 

必ず発生する未支給年金の要件と、遺族年金受給者が必ずしも未支給年金を受給するとは限らない事例

1.年金受給者が死亡した際に必ず発生する未支給年金と、遺族年金との違い

人が亡くなった際に生じる年金は遺族年金ですが、それと同時に発生しやすい年金があります。それが未支給年金です。

未支給年金というのは生前に年金を受給していた人が死亡した場合に、生前貰えなかった年金を一定の遺族が請求により受給する年金を言います。

年金というのは本来は受給者本人名義でしかもらえない一身専属権がありますが(年金の受給権を他の誰かには渡せない)、死亡者が生前貰えなかった年金に対しては未支給年金というような例外を認めています。

まず、未支給年金というのはなぜ年金受給者死亡時に発生するのかというと、年金というのは年金の受給権発生月の翌月分から死亡した月分まで受給する事が出来ます。

例えば6月受給権発生した人は請求によりその翌月である7月分から年金が貰えますが、初回振り込みは大体3ヶ月くらいはかかるので早ければ9月15日振込(普通は8月15日に支払う7月分の1ヶ月分)か10月15日に7、8、9月の3ヶ月分が振り込まれます。

その後は特に何も無ければ原則通りの偶数月に前2ヶ月分ずつを支払っていきます。

そうすると後払いなので、例えば12月15日は10月分と11月分が支払われますので、12月分を貰っているわけではありません。12月分は翌年2月15日に1月分と一緒に支払われます。

もし12月中に死亡しても12月分の年金まで貰えます。

とはいえ12月中に死亡すると、それは2月に支払われるものなので死亡した本人はもう受給する事が出来ません。

よってそこは一定の遺族に請求して受給してもらう必要があります。年金は本人以外は貰えないものですが、一定の遺族に例外的に請求を認めています。

年金の支払いサイクルが後払いなので受給者死亡時に必ず発生するのが未支給年金なのです。

どういう遺族が受給できるのかというと死亡時点で生計を同じくしていた配偶者、子、父母、祖父母、兄弟姉妹、3親等以内の親族までのうち、一番上の順位者が請求により受給します。

なお、生計を同じくというのは同居とか、住民票が一緒とか別居でも何か合理的な理由(単身赴任、入院、就学など)があれば大体認められます。別居してて何にも関わらないようにしてるみたいなのは無理ですね。

あと、一定の遺族の年齢ですがそれは特に定めはありません。

年金で言うと例えば「子」というのは18歳年度末未満(障害等級2級以上の状態にある子は20歳まで)の事を指す事が多いですが、この未支給年金はそのような年齢の制限はありません。

父母や祖父母が遺族年金を貰う時は本人死亡時点で55歳以上で支給は60歳からという制限はありますが、そのような制限もありません。

よって、遺族年金の一定の遺族関係と未支給の遺族関係は少し異なる事に注意しないといけません。

余談ですが「子」は死亡者本人の実子か養子でなければ貰う権利はありません。

※ 補足

遺族年金は本人死亡時に生計を同じくしていた一定の遺族(配偶者、子、父母、孫、祖父母)がいて、死亡時の請求者の前年収入が850万円未満(もしくは所得が655.5万円未満)でないといけません。

生計同一とその収入を合わせて、生計維持関係といいます。遺族年金は本人死亡時に生計維持されていた場合に、請求により受給する事が出来ます。

なお、夫や父母祖父母が受給するには本人死亡当時55歳以上でなければいけません(原則として60歳から支給)。子や孫の場合は18歳年度末未満(障害等級2級以上の場合は20歳到達日まで)でないといけません。

未支給年金とはこのように明確な違いがあります。

もう一つ、3親等以内の親族というのがありますが、これは平成26年4月改正からここまでの遺族が対象となりました。

それまでは兄弟姉妹まででしたが、高齢化によりお嫁さんが亡夫の親を介護してたのち看取るとか、甥姪と一緒に暮らすというようなケースもあるのでそれを考慮されたのでしょう。

範囲は広くなったものの、大半は上位順位者の人が請求する事がほとんどです。
上位の請求者が居ると、下の順位者の請求権はありません。

このように亡くなった方が受け取れなかった年金を、遺族が受け取るのが未支給年金です。

年金受給者死亡の際は遺族年金の請求の時に一緒に未支給年金もという事は多いため、大体はセットで考えていたほうがいいですね。

という事で、1つ事例を考えてみましょう。

この記事の著者・hirokiさんのメルマガ

ビッグモーターとは大違い。イエローハット創業者が学んだ「領収書の人生」

カー用品チェーン『イエローハット』の創業者である鍵山秀三郎氏。自転車一台で始めた商売を発展させた彼は、知人から教えられた「領収書の人生」を大切にしていると、今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』で紹介しています。「請求書の人生と領収書の人生」の違いとは何なのでしょう?

請求書の人生と領収書の人生 鍵山秀三郎(イエローハット創業者)

鍵山秀三郎氏。『致知』読者の皆様にはお馴染み、イエローハットの創業者です。自転車一台で始めた商売を、一部上場に至るまで発展させてこられました。

また、社員の心の荒みをなくしたいと創業時に始めた掃除の実践は、今日まで半世紀以上にも及び、運動の輪は会社の枠を超え、日本全国のみならず世界にも広がっています。

その鍵山氏が『致知』2007年12月号に綴られ、当時大きな反響を呼んだ「請求書の人生と領収書の人生」というお話をご紹介いたします。

─────────────────

“もっと、もっと、もっと”

際限なく求めて欲しがって生きるのは、「請求書の人生」であると、知人の有吉説志様から教えていただきました。

有吉様は、幼い頃お祖母さんから、寺社にお参りした時は「ありがとうございます」と請求書ではなしに領収書のお参りをしなさい、と教えられたそうです。

向上心や探求心は人の成長に欠かせない大切な条件ではありますが、度の過ぎた欲求は人を卑しくし、ひいては国家の尊厳を傷つけることにも繋がります。

有吉様のお話を通じて、求めるばかりではなく、いま与えられているものごとに感謝の心を持つ「領収書の人生」を歩めと教えていただきました。

日本には領収書の生き方をしている方が大勢おられますが、そういう方は世間から注目されることはありません。

請求書の生き方をする人が派手で目立つのに比べて、領収書の生き方をする人は地味で人目につかないところが共通しているからです。

誰からも注目されず、光の当たらないところで、いつ報われるか分からないことにも心を込めて取り組んでおられるそのお姿からは、卑しさは微塵も感じられません。

他人に頼ったり、求めたりすることなく、人の役に立つことだけを念頭において、一途に歩み続けるお姿は、人を惹き付ける豊かな魅力を備えています。

このような方々は、お互いに住む世界は異なっていても、一度会っただけで朴訥なお人柄に惹かれ、年来の知己のようになります。

語り合ううちに、この方の成功を祈り、ささやかであってもお手伝いをしたいという思いが湧いてきます。

そして、この領収書の生き方をされている方々同士のご縁を結ぶことの大切さを実感いたします。

image by:Kuha455405, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

「何とか私を安倍派の会長に…」と森元首相の前で土下座した“小物政治家”の実名

会長を務めていた安倍元首相の死後1年以上が経つも、未だ後継者を決められずにいる自民党最大派閥の清和会。そんな中にあって何としてでも首相の座を手に入れたい権力亡者たちの争いは、水面下で激しさを増しているようです。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、地方紙で森喜朗元首相が暴露した後継会長レースの舞台裏を紹介。その上で、汚職にまみれた東京五輪の組織委員会会長だった森氏が政界に大きな影響力を持ち続けている現状に対して、不条理極まりないとの批判的な目を向けています。

安倍氏が残した混乱の種。森元首相が暴露した自民最大派閥跡目争いの舞台裏

自民党最大派閥「清和会」(安倍派)の跡目争いは、安倍元首相が亡くなって1年と40日を経ても決着がつかず、泥沼化の様相を深めている。

8月18日に開催する予定の幹事会と総会で、同派の塩谷立会長代理が新体制に移行する決意を固めているが、それに対して、もう一人の会長代理である下村博文氏が反発し、10日と16日の2回にわたって話し合いの場が持たれた。10日の協議を報じたのが以下の記事である。

自民党安倍派で共に会長代理を務める塩谷立・元総務会長と下村博文元政調会長は10日、国会内で新体制について協議した。塩谷氏は自身を「座長」とする「常任幹事会」による集団指導体制への移行を提案。下村氏は新会長を選出すべきだと主張し、平行線をたどった。(時事通信)

16日の協議でも意見の食い違いは埋まらず、18日の幹事会・総会での意見対立を避けることに合意しただけに終わった。

実は、この塩谷・下村会談に至るまでの間、下村氏がある行動を起こしていた。森喜朗元首相が北国新聞の連載記事「総理が語る」(8月7日付)で、舞台裏を暴露している。

最近、下村博文氏が森氏の事務所にやってきたというのである。下村氏は、森氏に嫌われていることを知っている。後述するが、過去のいくつかの言動が森氏の怒りを買っていた。敷居が高いはずのその人のもとを何の用で訪ねたのか。

「(下村は)『何とか私を会長に』と言うんですが、『それは私が決めることじゃない。みんなが決めることだが、君には味方がいないじゃないか。だったら自分はどうあるべきか考えてみたらどうだ』と伝えたんです」

安倍元首相という指導者を失った安倍派の奇妙さは、代議士を引退している森氏の意向に沿って後継体制が話し合われていることだ。後継会長になり総理をめざしたい野心家はウヨウヨいるが、いずれも傑出した才覚を持ち合わせないため、互いに張り合っているのみ。そんななかでは、派閥の元会長というだけで意見がすんなり通ってゆく。

森氏はいわゆる「5人衆」、すなわち萩生田光一、西村康稔、世耕弘成、松野博一、高木毅の各氏による集団指導体制を発案したといわれる。しばしば森事務所に顔を出して持ち上げてくれるこの5人を気に入っているのだろう。

「少なくとも2年か、3年のうちに、5人のうちで自然に序列が決まっていく」と森氏は言うが、気の長い話だ。会長を置かないほうが、自分の存在感を維持できるという思惑でもあるのだろうか。森氏の暴露話は続く。

「『今までのご無礼をお許しください』と土下座までするので、『君は私に無礼を働いたのか。その自覚があるのなら私は絶対に許さない。帰ってくれ』と言ったんです」

三文芝居のセリフのようだが、実際にあったことらしい。「今までのご無礼」とは何を指すのか、二人の間ではわかるのだろう。われわれは、過去の出来事から推測するしかない。

この記事の著者・新恭さんのメルマガ

排外主義的な「スパイ防止法」自民案にチラつく統一教会の影。今こそ真にフルスペックの防止法を制定せよ

諸外国からスパイ天国と揶揄されるほど、さまざまな国の諜報員が「野放し状態」になっていると言っても過言ではない日本。他国並みの「スパイ防止法」の制定を求める声は少なくないものの、未だ実現に至りません。その原因はどこにあるのでしょうか。今回、政治学者で立命館大学政策科学部教授の上久保誠人さんは、「中道主義」である自身がフルスペックのスパイ防止法を求める理由を、これまでの経験を交えつつ解説。その上で、我が国で同法を成立させるために必要不可欠な条件を提示しています。

プロフィール:上久保誠人(かみくぼ・まさと)
立命館大学政策科学部教授。1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。

安倍政権以降の無品格。スパイ防止法の制定前に乗り越えるべき壁

中国で「改正反スパイ法」が施行された。「反スパイ法」とは、2014年に制定されたスパイ行為の取締り強化を目的にした法律である。この法律をめぐっては、スパイ行為の定義があいまいで、法律が恣意的に運用される懸念があった。実際、中国在留の日本人が、スパイ行為に関わったなどとして、少なくとも17人が拘束され、9人が実刑判決を受けている。

現在、拘束されている日本人の早期開放の目途は立っていない。ところが、今回の改正で、従来の「国家の秘密や情報」に加えて「国家の安全と利益に関わる文書やデータ、資料や物品」を盗み取り、提供する行為が新たに取締りの対象となるなど、スパイ行為の定義が拡大された。中国の当局による取締りがさらに強化され、日本人の安全が一層脅かされると不安視されている。

海外で拘束されている自国民を早期開放させるために、自国に入り込んだその国のスパイを摘発し、自国民と交換する「スパイ交換」という手法が世界の主流だ。中国の「改正反スパイ法」に対抗するために、日本でも「スパイ交換」ができる法律の整備が必要だという主張がある。

自民党内には、外国による「スパイ活動を取り締まる法律」(以下、「スパイ防止法」)整備に向けた提言を年内に取りまとめようとするグループ(以下、推進派)がある。議員立法で、外部からの諜報活動に対抗して、機密情報が外部に漏出するのを阻止する「カウンター・インテリジェンス」に関する法律の成立を図る。同時に、公安調査庁、警察庁外事情報部、防衛省情報本部などカウンター・インテリジェンスに関係する部門が乱立している状態を解消し、これらの統合をする法律を閣法(政府提出法案)で実現する、という提言になるとみられる。

一方、「スパイ防止法」については、1985年に中曽根康弘内閣が初めて法案を国会提出して以来、根強い反対派が存在し、その制定を阻止してきた。反対派は主に、リベラル派のメィア、弁護士、市民団体、共産党など政党に幅広く広がっている。

反対派の主張は、「スパイ活動」の内容が広範囲・無限定であり、結果として「調査・取材活動、言論・報道活動、日常的会話等のすべてに対して、当局の恣意的な取り締まりを許してしまう」というものだ。つまり、「スパイ防止法」は人権侵害の危険が大きいと批判しているのだ。

私は、大学教員の立場から、「スパイ防止法」の制定に肯定的である。その理由は、日本の大学が国際化を進め、海外との先端的な学術研究のネットワークの構築や、海外からの優秀な研究者・学生を受け入れて、かつ言論の自由、思想信条の自由、学問の自由を守るために必要だからだ。