信号大国ニッポン。1時間に22分も赤信号で停止するという異常事態
日産自動車株式会社は、 15日、 オリジナルムービー「信号大国ニッポン」を日産のウェブサイトで公開しました。 これは、 信号の設置数が多い日本の交通事情を、 公的調査資料や独自調査からレポートし、 その実情を基に制作した…
Details日産自動車株式会社は、 15日、 オリジナルムービー「信号大国ニッポン」を日産のウェブサイトで公開しました。 これは、 信号の設置数が多い日本の交通事情を、 公的調査資料や独自調査からレポートし、 その実情を基に制作した…
Details前川喜平前事務次官が告発した「加計学園」の内部文書について、松野博一文科相は6月15日、「追加調査」の結果を報告。民進党などが指摘した19の文書のうち、菅官房長官が怪文書と断じた「官邸の最高レベル」との文言が記されたものを含む14の文書の存在を認めました。この調査結果をすでに予測していたメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、「安倍内閣の権力乱用と公私混同は国民主権の冒涜だ」と一刀両断しています。
いわゆる「総理のご意向」文書の有無について、あれだけ「確認できない」「調査は必要ない」と言い張っていたのに、前川喜平前次官に続いて現職官僚からも文書の存在を証言する声が上がるにおよび、松野文科大臣が「追加調査する」と姿勢を大転換。
しかも、瞬時に終わってしかるべき追加調査とやらがいまだに続き、時間稼ぎが行われている。野党議員から、告発者を懲らしめるための「犯人捜し」で手間取っているのではないかと指摘されるのも仕方がない。
追加調査も、再調査も、ヘッタクレもない。単に、前川文科前次官の証言でウソがばれ、それでも強弁し続けたが、ついに限界に達しただけのこと。どうせ、「支持率症候群」で心をかき乱した安倍首相から、取り繕いの令が出たのだろう。
もともと、殿のご乱心から始まり、家老の悪巧みでド壷にはまった「安倍加計騒動」なのだ。「総理のご意向」だと、文科省に加計・獣医学部を認めるよう圧力をかけた内閣府は、いわば殿の隠れた「番犬集団」か。
3月13日の参院予算委員会で、福島みずほ議員の質問に激昂した安倍首相は原稿を答弁席の机に放り出した。
もし、働きかけて決めてるんであれば、これは私、責任とりますよ。当たり前じゃないですか。
今治市で獣医学部の建設が進む加計学園の加計孝太郎理事長と安倍首相の親しい関係を指摘され、興奮して口走ったのが「責任をとる」という言葉だった。あまりの過剰反応に、福島議員は「どうしてそんなに恫喝するのか」と訝った。
5月17日、18日、朝日新聞に文書の存在がスクープされると、菅官房長官は「怪文書」と決めつけて、「殿」が責任をとらないですむよう、内閣府はもちろん、文科省にもこの文書についての「箝口令」を敷いた。
その後、前川前次官が「文書はホンモノ」と証言するや、菅官房長官ら安倍官邸の面々は前川氏を「クセモノ」扱いし始める。読売新聞に三流週刊誌なみの記事を書かせ、前川は信用できない男だとお得意の「印象操作」におよんだ。
しかし、官邸の工作もむなしく、出会い系バーで前川氏に出会った女性の証言などにより、かえって前川氏の「株」が上がる皮肉な結果となり、半面、官邸側の陰湿な謀略が際立った。
開院29周年を迎えた、 医療法人社団翔友会 品川美容外科(東京都港区 理事長 綿引一)は、 20代~50代の男性330人を対象に「どんな女性と海に行きたいか」意識調査を実施しましたのでその結果をご報告いたします。
どんな体型の女性と海に行きたいですか?と質問したところ、 約85%がメリハリのある体型、 スレンダーな女性と海に行きたいと回答。 (メリハリのある身体49.4%、 スレンダー35.5%)男性はぽっちゃり好きという意見も耳にしますが、 ぽっちゃりと回答した人はわずか14.2%という結果になりました。
また、 海へ行って女性の脂肪で気になったパーツは?と質問したところ、 66.1%がおなか・腰まわりと回答。 海では最も太りやすい、 おなかや腰まわりを男性から見られていることが分かりました。


理想のウエストサイズは?と質問したところ、 最も多い回答が56~60cmで44.5%、 60cm以下を理想とする男性はちょうど半数という結果となり、 20代女性の平均ウエストサイズ64.1cmから4cm以上も細いウエストを理想とする声が多いことが分かりました。
次に理想のバストサイズを質問したところ、 全体の約7割がC、 Dカップを理想と回答。 実際の女性のバストサイズ調査によると一番多いのがBカップ(Bカップ34%、 AAカップ・Aカップ23%、 Cカップ22%)とあり、 男性の理想とするサイズと現実のサイズには違いがあるようです。


一緒に海に行きたい芸能人は?と質問したところ、 最も多い回答が深田恭子さん、 次に新垣結衣さん、 綾瀬はるかさんという結果になりました。 健康的でメリハリのある体型の方が比較的多く票を集める結果となりました。 また、 6位に壇蜜さんや磯山さやかさんなどグラビア系の方がランクインしました。

以上の調査結果から、 男性が求める女性のスタイルに近づく方法について、 品川スキンクリニック池袋院神林院長に伺いました。

一般的に男性目線のスタイルとはメリハリのある体型を好む傾向にあり、 理想サイズ以上でもくびれが出来ていれば細くみえるとも言えます。 メリハリのある体型は食事制限などの自己流のダイエットではなかなか難しく、 結果がでるまでに時間が掛かるのが現状です。 実は食事制限などのダイエットで減らしやすいのは内臓脂肪。 見た目で気になる皮下脂肪はダイエットをしても最後に落ちるため、 今から水着の季節に間に合わせるには難しいかもしれません。 当クリニックでは植物由来の成分を主とする薬剤を使用して気になる皮下脂肪を分解する痩身治療を行っております。 また、 内臓脂肪はご自身の食事制限によるものが重要になりますが、 医師の処方のもとサプリメントを組み合わせることでより効果が出やすいのです。
気になる脂肪は解消して思いっきり夏を満喫したいですね。 まずはお気軽にご相談ください。
株式会社主婦の友社は2017年6月14日(水)に、 『バナナを逆からむいてみたら』を発売しました。 欧米で著者累計110万部突破の、 世界的瞑想の師アーチャン・ブラーム氏によるベストセラーが、 ついに日本上陸。 怒り、 …
Details「猫カフェ」と聞けば、すっかり定着したイメージがあります。では、「保護猫カフェ」はご存知でしょうか? 保護ネコカフェとは、寄付金や補助金などに頼らず、自力で猫の保護活動を継続していくことを目的とし、里親が見つかるまで一時的に猫を預かっている団体のことをいいます。通常の猫カフェとは全く違うようです。今回、そんな活動をおこなっている「ネコリパブリック(NECO REPUBLIC)」池袋店に取材へ行き、詳しくお話を聞きました。
“67,091”。これが、今回の取材の鍵となる数字です。ピンと来た方はいらっしゃるでしょうか?
この数字は、環境省の統計資料による平成27年の「猫の殺処分数」を表す数字です(現時点で公表されている最新の情報)。いきなり衝撃的な事実をお伝えしましたが、これでも、殺処分数自体は10年前(平成17年)に比べると、1/3にまで減って来ているというのだから、驚きです。
今回取材をさせていただいた「ネコリパブリック」さん(取材協力:ネコリパブリック池袋店さん)では、2022年2月22日までに、行政による猫の殺処分をゼロにするという目標をかかげ、「自走型保護猫カフェ」を展開しながら、様々な観点から、保護猫の認知度を高める活動を行っています。
様々なハテナが頭に浮かぶ「自走型保護猫カフェ」ですが、今回の取材を通じ、そのハテナをナルホド!に変えて行くことが、結果として殺処分ゼロへつながることなのかもしれないと感じました。
まず、自走型というのは、運営を続ける体力をつけるということです。
“猫を保護する団体”というと、寄付金や補助金という他力に頼りがちなものも多いのですが、寄付金や補助金というのは変動が大きく、そこが断ち切られてしまった場合には、保護活動自体を続ける事ができなくなってしまうのです。
このため、そうした他力に頼らず、自力で猫の保護活動を継続していくことを目的としているのだと感じました。
保護猫カフェと猫カフェ、字面を追うとその違いは、お店に居る猫が保護された猫か、そうでないかというだけのように感じますが、実際は大きく違っていました。
普通の猫カフェでは、お店で猫が飼われているだけです。これに対して保護猫カフェでは、保護猫達が里親さんに巡り合えるまでの間、一時的に在籍している場所というスタンスだと感じました。このため、保護猫カフェの猫達には、入れ替わりがあるのです。
里親さんに巡り合えた猫がカフェから“卒業”していくためです。つまり、猫カフェにいる猫は、“プロの猫”なのに対し、保護猫カフェにいる猫は、あくまで「パートナー候補の保護猫」なのです。
ネコリパブリックでは、「可哀想」とか「やせている」といった“負”のイメージを抱きがちな“保護猫”の可愛らしさを知ってもらい、“保護猫”のイメージアップや、里親さんとの巡りあわせのチャンスを広げて行く場を“猫の共和国”として展開しています。
共和国という体を成すため、選挙によって選ばれた大統領も存在するというのですから、その体制も徹底しています。もちろん大統領は“猫”で、そうした猫達をサポートするために人間が居るのです。
四半期に1度の割合で発行される広報紙もしっかりとしており、ネコリパブリックの活動や、オリジナルグッズ、共和国の政治体制など(大統領選挙の様子など)が書かれており、読んでいて楽しい内容になっています。
こうした広報紙の売り上げも、保護猫活動の運営費に反映され、入国者(お客さん)が保護猫の手助けをする事に役立てられるという仕組みを作っています。
こうした努力は協賛者を集め、昨年11月には、ネスカフェとコラボした大規模なイベント(ネコ市ネコ座)を原宿で開催していたり、雑誌『anan』で特集が組まれていたりしています。
この取材の前まで、「保護猫カフェ」というカテゴリーの存在を知らなかった私は、大変失礼ながら、その認知度の高さに驚いてしまいました。
今回は、殺処分ゼロを目標として、猫が幸せを感じられるように開国された共和国、ネコリパブリックの池袋店さんに、お邪魔してきました。
ネコリパブリックでは、各店舗が共和国への入口となっています。このため、入店には、“入国手続き”が必要です。注意事項などが書かれた“ネコリパブリック憲法”や、“入国確認書”を読み、パスポート申請書に必要事項を記入し、パスポートとビザを発行してもらうことで、猫達の居住区へと“入国”することが可能となります。ちなみに入国前には、手洗いと、消毒液による殺菌が行われますので、ちゃんと指示に従ってくださいね。
与野党が夜を徹して攻防を繰り広げていた6月15日早朝、参議院本会議で「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案に対する採決が行われ、自民・公明両党などの賛成多数によって可決、成立した。大手各通信社、大手各紙などのWebメディアが速報で伝えた。
今回の参院における「共謀罪」採決・成立については、与党が委員会採決を省略する「中間報告」を強行するという、異例の禁じ手を採用。これは第1次安倍政権時の2007年にも前例があったが、強引な国会運営と批判を浴びて、参院選惨敗の一因にもなった。
14日夜、東京・永田町の国会議事堂前には、法案に反対する数千人の人々が集まり、攻防が続いた「良識の府」に向かって、「強行採決、絶対反対」などの声を挙げていた。(随時更新)



Photo by: MAG2 NEWS
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韓国大統領府で行われた、文在寅氏と二階俊博自民党幹事長との会談。その席上、文大統領は2015年に「最終かつ不可逆的に解決」されたはずの慰安婦問題について「解決には時間が必要」と述べるなど、国際的合意を反故にする姿勢を見せています。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の著者で台湾出身の評論家・黄さんはこの事態を「予想の範囲内」としながらも、国際秩序の維持という観点からも日本は韓国側の理不尽な要求を一蹴すべきと記しています。
● 文在寅大統領、日韓合意に「時間が必要」…友好ムード演出も道険し 韓国与党代表、二階俊博氏に慰安婦問題で謝罪要求も
安倍晋三首相の特使として自民党の二階俊博幹事長が訪韓していますが二階氏と会談した文在寅大統領は、日韓合意については「解決に時間が必要だ」と語り、歴史問題の解決には「日本が韓国国民の心情をくみ取ろうとする努力が重要だ」などと述べました。
大統領選挙で日韓慰安婦合意の見直しを公言していた文在寅氏ですから、この発言は予想の範囲内でしょう。しかし、日韓慰安婦合意はアメリカをオブザーバーとして、国際的に成立し、内外に発表した合意です。いったい文在寅政権は、どのような理屈で日本に対して「見直し」を要求してくるつもりなのでしょうか。
記事によれば、文氏に先立ち二階氏と会談した韓国与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表は、自身のフェイスブックで慰安婦を「性奴隷」と表現し、日本の謝罪と日韓合意の再交渉を求めたと暴露したそうです。また「合意は守らなければならない」との二階氏の反論も紹介し、これに反論し返したとも記しているそうです。
どのような反論返しをしたかという内容については、朝鮮日報に記事がありました。
まず秋氏は二階氏に対して、「慰安婦(被害者)に対する日本の明白な謝罪と韓日の慰安婦(合意の)再交渉を求めた」うえで、元判事の秋氏は「判決が確定した後も重要な証拠が見つかった場合は再審できる」として、「真実追求に向けて努力と協力をしなかった日本がわずかな金を渡し、最終的かつ不可逆的(に解決した)とした合意に韓国の国民は同意できないとはっきり話した」と強調し、「二階幹事長は両国の約束であるだけに合意を守るべきだと主張したが、約束だから守らなければならないというのは契約法上の論理にすぎないと反論した」そうです。
つまり、韓国側は完全なちゃぶ台返しをしてきたということです。しかし、日韓合意後にどのような「重要な証拠」が見つかったというのでしょうか。反対派が韓国国民を煽り、「国民が気に入らないと言っている」と主張しているだけです。
いわゆる「韓国の国民感情」が最優先ということです。国民感情のような移ろいやすいものを理由にするならば、永遠に約束などできません。現在の国民が納得しても、将来の国民が納得しない可能性があるからです。
しかも、秋氏によれば、日韓合意は日本が完全に悪いかのような言い回しです。日韓合意は両国政府の責任者が、国内でのリスクを承知の上で交わした合意であるはずです。日本でも日韓合意への反対の声は少なくありませんでした。「どうせ韓国はまたゴールポストを動かすはずだ」という懸念が拭えなかったからです。
そして韓国はやはりゴールポストを動かしました。そして今度は「謝罪と日韓慰安婦合意の再交渉」が日韓関係に不可欠だと言い出したわけです。いくら「最終的かつ不可逆的に解決した」という文言を入れても、韓国は絶対に解決する気はありません。
日本企業が生き残りをかけて、次々に海外へ進出しています。NY在住で『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の著者・りばてぃさんによると、海外進出している日系企業の数は過去最多。多くの有名企業が「人口減少」に拍車がかかる日本の将来を懸念して海外事業に力を入れ始め、その営業努力が受け入れられ、売り上げ向上に繋がっているのだとか。一体どんな企業が海外で人気を博しているのでしょうか?
市場調査や取材で街歩きをしていると、けっこういろいろ新たな発見があって、中には意外な事実に驚かされることも。
先日、メルマガのあとがきでも軽く触れたが、日本の下着メーカーのワコールが、アメリカの小売店にけっこう進出しているのだ。
女性用商品を取り扱うブティック他、マンハッタン内にある各種デパートでは必ずといってワコールの商品を取り扱っている。
高級デパートのバーグドルフ・グッドマンに、サックス・フィフス・アベニュー。
老舗デパートのメイシーズに、ブルーミング・デールス。
そして、ロード&テイラーは下着売り場フロア全体の3分の1もの広さをとってワコール商品を販売している。
とにかく、ワコールさんの商品をマンハッタン内でよく見かけるのだ。
あまりにもよく見かけるし、ロード&テイラーの売り場面積の広さが印象的だったので、実際の売上を調べてみた。
そしたら、なんと、2016年度のアメリカでの売上が200億円超!? もあるという。
また、海外事業強化する3か年計画を2016年4月からスタートし、中期経営計画の業績目標数値は連結売上高で2,150億円以上、連結営業利益150億円以上を目標にしているそうだ。
(ご参考)
以前からワコールさんの商品を見かけるなぁなんて思ってはいたけど最近特に目にするようになったのは、海外事業を強化している営業努力によるものなのだろう。
ニューヨークでよく見かける日系企業の商品と言えば、ワコールさんだけじゃない。
金芽米と無洗米。誰もが一度は口にしたことがあるお米だと思いますが、これらの生みの親が米農家ではなく、「東洋ライス」という精米機メーカーであることをご存知の方は少ないのではないでしょうか。「テレビ東京『カンブリア宮殿』(mine)」は、放送内容を読むだけで分かるようにテキスト化して配信。御年83歳、「お米のエジソン」との異名をもつ雜賀慶二社長の「知恵」の源とは?
東京・銀座になかなか予約が取れない大人気の店がある。「近畿大学水産研究所」。不思議な名前の食事処は、お昼前に訪ねたのに席はもういっぱいだ。
客のお目当てはマグロだ。この店で使っているのは近畿大学水産研究所が世界で初めて完全養殖したクロマグロ。一番人気は「近大マグロづくし丼」(2500円)。もうひとつのこの店の評判は「ご飯がおいしい」こと。「いろいろな業者のお米を使う中で、金芽米が甘みがあって一番おいしかったので、使わせていただいてます」と言う。
金芽米の魅力はおいしさだけではない。金芽米に惚れ込んだのが「タニタ食堂」。ヘルシーメニューで人気の店だ。日替わり定食は一汁三菜。バランス良く栄養が取れるメニューに金芽米が一役買っている。普通の米と栄養価が違うのだ。

「栄養価は玄米並みにあって、白米以上においしいので、うちのコンセプトとマッチしていました。通常のお米と比べて、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富になっています」(丸の内「タニタ食堂」の加藤めぐ美さん)
さらにこの金芽米は普通のお米よりカロリーは10%ほど低めだ。「家でも食べたい」と言う声に応え、「タニタ食堂の金芽米」として販売も。ネット通販で人気商品となっている。
米離れが進む中で、金芽米の生産量はグングン伸びている。この金芽米を作っているのは1社だけ。それが東洋ライスだ。
和歌山県和歌山市に東洋ライスの本社はある。1961年、精米機器のメーカーとしてスタートし、その後、米の加工事業にも進出。米をおいしいご飯に変える会社だ。従業員は170人、売上げは82億円に上る。
世の中で「アタリマエ」と思われていることに疑問を持った人・企業が成功を収める例は枚挙に暇がありません。今回の無料メルマガ『MBAが教える企業分析』の著者・青山烈士さんが紹介するのは、実に200年もの間変わることのなかった「聴診器」のデザインを一変させ好評を得た上に、世界有数のデザイン賞を受賞するという高い評価をも受けた企業。その戦略・戦術とは?
200年変わることのなかった「聴診器」を リ・デザインしたことで注目を浴びている企業を分析します。
● クラシコ(医療用品の 企画・製造・販売)
今回はクラシコの新しい聴診器「U scope(ユースコープ)」にフォーカスをあてます。
医師をターゲットに「専門家を集めた共同開発体制」に支えらえた「美しいデザイン性」「機能性」などの強みで差別化しています。
デザインに徹底的にこだわったからこそ、世界三大デザイン賞のうち2つで受賞するなど、高い評価を得ることにつながっており、注目を浴びています。
分析のポイント
ザインの価値
「なぜ聴診器は常にこのカタチなのか?」
「本当にこれが理想のカタチなのか?」
というデザインへの疑問から、聴診器「U scope(ユースコープ)」は生まれたようです。約200年間、ほとんど形状(デザイン)に変化がなかったことを考えるとクラシコのように聴診器の「見た目」に疑問を持てることはすごいことだと思います。
今回の事例からみても、世の中に常識として認識されていることに疑問を持つことが、大きなビジネスチャンスにつながることが多いように感じます。
本メルマガでも、Vol.16にて紹介した腕時計メーカー「Knot(ノット)」は腕時計の本体とベルトはセットという業界の常識を疑ったことが成功につながっていました。
● Knot(ノット=カスタムオーダーできる国産腕時計メーカー)
また、有名なところでは、パイロットコーポレーションはボールペンは消せないという常識を疑い、消せるインクのボールペンを開発し、大ヒットとなりました。
ぜひ、一度、ご自分のビジネスについても疑問を持って見てみてはいかがでしょうか。