「定時で帰る=ヒマ」とか何なの。日本の働き方ツイートまとめ

最近何かと話題の「働き方改革」。名前だけ聞くと希望が持てる改革のように思えますが、「裁量労働制」に関する厚労省の調査データに信じられない不備が見つかるなど、いろいろとゴタゴタがありましたよね。

先進国の中では最低、との声も聞かれる「日本の労働環境」ですが、ツイッター上にアップされた一部のリアルな声をまとめてみました。みなさんの職場はどうですか?

「日本の労働環境」話題のツイート

「努力」「根性」の履き違え。日本の労働環境が改善されない、ひとつの大きな原因はまさにコレと感じるのは私だけでしょうか。「24時間戦えますか?」の時代は、もうとうの昔に終わってるハズなのに。。。

「定時で帰宅=ヒマ」という認識、冷静に考えると怖すぎます。「定時」という言葉の意味、忘れてませんか??

ブラックジョークなら笑えますが、本当だから笑えない(涙)。

このシステムを作ったのは忖度残業のしすぎでロボット化してしまったSEで、このシステムを思いついた上司も忖度残業のしすぎでロボット化して…みたいな無限ループの暗〜い話を藤子不二雄A先生に書いて欲しい。

4月から新社会人になるみなさんに読んで欲しいです。うつ病経験者だから言えること。

いかがでしたか?「早くも社会に出るのが怖くなった」という新社会人のみなさん! 世の中はひどい会社ばかりじゃないですし、いい仕事、いい仲間、いい上司との出会いもたくさんあります。たくさんチャレンジして、辛くなった時はちゃんと休みましょうね。休むこと、逃げることは決して悪いことじゃないです!

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

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「大和魂」という言葉を作った超有名な女流作家は、だーれだ?

学校の教科書は、往々にして史実を見落としがちとの指摘があります。そんな大切な史実をよみがえらせようと試みてきたのが、歴史学者で中村学園大学教授の占部賢志氏。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、そんな中から「大和魂の意外な史実」が紹介されています。

思い込みを疑ってみよう

学校の教科書とはいえ、決して万能ではありません。時には見落としてしまった大事な史実もあると、元高校教師の占部賢志さんが言います。

読めば歴史がもっと好きになる、占部さんの人気連載から一部抜粋でお届けします。

日本の教育を取り戻す 占部賢志(中村学園大学教授)

占部 「私の授業では、もっともらしいことや思い込みを疑ってみること、さらには教科書が見落とした大事な史実をよみがえらせることを積極的に試みてきました」

教師A 「例えばどんなことがありますか。二つ三つ例を挙げていただけませんか」

占部 「じゃあ、日本史上重要なキーワード『大和魂』を取り上げてみましょう」

教師B 「日本人らしい勇壮な精神を意味する言葉でしょ」

占部 「では、いつ頃生まれた言葉か知っていますか」

教師C 「戦国時代あたりじゃありませんか」

教師B 「いや、意外に昭和の戦時中じゃないですかね」

占部 「生徒や学生も似たように答えますよ。すべて間違い(笑)。平安時代が正解です。創り出した人物もわかっています。男じゃなくて女です」

教師C 「えっ、女性なんですか」

毎日の夕飯メニューに悩む奥様に朗報。ローテで献立を決める方法

核家族・共働きが増えた今、毎日の献立を考えることが苦痛になっている方も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者・真井花さんが、そんなお悩みを抱えるみなさんのために、「ローテーションを先に決める」という、目からウロコの料理嫌い克服法を紹介しています。

献立のローテーション

さて、本日は料理家事のメイン問題のお話(*^O^*)。

料理が苦手キライという方は、結構いらっしゃるんです。しかも、若い世代ではどんどん増えているようです。ま、苦手な理由は数々あると思うんですが、今日はそのうちのひとつ、献立についてです。

お母さんから「今日なに食べたい?」と訊かれた経験は一度や二度じゃないですよね。しかも、

  • ハンバーグ
  • アジフライ
  • ロールキャベツ

などと、意見というか希望を言ってあげているのに採用率が異常に低いという理不尽さ( ̄∇ ̄)。いやいや、あの採用率の低さの理由は作る側に立ってみて初めて分かることなんですよ。

ですが、あの質問には質問者の迷いが込められているのは本当なんです。その迷いこそが今日のテーマ、献立なんです。

家族が、というか家庭料理を食べる側だけに立っている人たちにとって、毎日の献立の検討がどれほど大変かは想像できていません。あ、断言しておきます。なので、質問者は献立を決めるためのとっかかりが欲しいんですよね。

でね。私は、このとっかかりを家族に求めない方がいいんじゃないかと思うんです。ま、こう言っちゃなんですが、採用率も低いんだし、そもそも家族の希望メニューは冷蔵庫の中や手間や時間や栄養を全く度外視していて役に立たない・・・あ、いや( ・∀・)。

んじゃ、どうやって献立を決めればいいんでしょうか。毎日の献立をスムーズに決定するためには、まず献立を決定するためのいくつかの要素に分解することがまず第一段階です。

トランプ「習近平皇帝」容認発言で判った欧米の真の敵

以前掲載の「習近平、事実上の「皇帝」に。憲法改正で国家主席の任期撤廃」でもお伝えしたように、憲法を改正し、「終身国家主席」の座をうかがうかのような習近平氏に対し、ジョーク交じりに「素晴らしいと思う」と発言したというトランプ大統領。これを受け、国際関係アナリストの北野幸伯さんは自身の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の中で、「この発言を見るだけで、本当の米中関係がわかる」と意外な見方を示しています。

トランプ、習近平の【終身国家主席】は「すばらしい!」

つい最近、「習近平は憲法を変えて、終身国家主席への道を開く」という話をしました。そして、これを「欧米および国際金融資本」が「危険」と認識すれば、「体制崩壊は速まる」と。しかし、「現状中国は、欧州、アメリカ、国際金融資本と悪くない関係を築いている」とも。

この「終身国家主席についてトランプさんがコメントしました。

習氏の終身体制「素晴らしい」、トランプ米大統領が冗談半分で発言

3/4(日)17:53配信

 

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は3日、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が自身の終身体制の道筋をつけつつあることを称賛するような発言をした。

トランプ大統領は「いまや彼(習氏)は終身国家主席だ」「彼はそれを可能にした。素晴らしいと思う」と述べると、支持者の間から笑いが漏れた。さらに同大統領が「われわれもいつか、(終身大統領制を)試してみたらいい」と述べると、より大きな笑いが起こった。

「いまや彼(習氏)は終身国家主席だ」
「彼はそれを可能にした。素晴らしいと思う」

だそうです。この発言、もちろん、トランプさんらしいジョークです。しかし、それにしてもわかることはあります。それは、「トランプさんは習近平が終身国家主席になることを批判していない」ということです。

他社の成功事例を挙げたがる企業がちっとも成長しない理由

社内会議などでよく聞かれる「他社ではこうしています」という発言ですが、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で戦略コンサルタントの中久保浩平さんによると、こういった話が出る会社には「本当のお客様がついてこない」とのこと。果たしてどういうことなのでしょうか?

NGな悩み方

「あの人と比べて、自分はここが劣っている」
「他社と比べて、自社にはこれが足りないなぁ」
「同期は出世しているのに、自分は」
「同級生はあんなに高給取りなのに、それに比べて自分は」
「駅前だとあんなに人通りが多いからいいなぁ、それに比べてこの場所での商売はやっぱり厳しいなぁ」

など、他人や他社と自分を比べいかに自分が恵まれていないかということを悩みとする人が結構います。こうした悩み方をしていてもいつまで経ってもその悩みは解決しません。現実は何一つ変わりません。なぜなら、他人や他社と比べての悩みを解決したところで、また別の他者と比べ、新たな悩みが生まれるからです。

こうした悩みこそ抜本的に解決しなければなりません。その為には、他者と比較しないということが大切です。「他人は他人、自分は自分」。他者はこうだから自分はこうでなければならない、という考え方を捨てるということです。

たとえば、社内でアイデアを出し合うと、

「他社では、こうやっています」
「他社は、こんな状態です」

と、他社の成功事例を挙げたがる人が結構います。他社はこうやっているから、自社でもそうやりたい、他社はこんな状態だから、自社もそれぐらい何とかしたい、と考えるのです。これはラクです。他社という基準があって、自社をそれに照らし合わせていくだけですから、これほど仕事としてラクなことはありません。しかし、それでは決して他社を超えることはできません。結局、他者と比べるところから生まれたアイデアは、似たようなものしか生まれてこないのです。

そして、そういう考え方をする会社には、本当のファンのお客様は生まれてこないのです。会社の考え方と同じように、他社と比較することしかしないお客様しか現れないのです。価格でしか判断しないお客様しか現れてこないのです。「他社はどうであれ、私はこの会社の商品が絶対に好き!」という真のお客様が出てこないのです。

青学の原監督が明かす、強い組織を作るための4ステージ指導法

伊調馨選手への強化本部長によるパワハラ問題は、レスリング協会内部だけにとどまらず、日本中を騒然とさせています。無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者でスポーツ業界に30年以上の関わりを持つ梅本泰則さんは、その原因に「日本的な指導法」があるのではと推察した上で、青山学院大学陸上部を強豪へと成長させた原晋監督の理論的で科学的な指導法を紹介しています。

近代的な指導者が業界を救う

レスリング協会がパワハラ問題で揺れています。事の真偽や良し悪しはともかくとして指導者と選手の問題は重要です。

この問題は、日本的な指導法が原因なのかもしれません。今回は、そのことについて考えてみます。

日本流指導法

コーチや監督が選手を育てるのは、簡単なことではありません。全国には、優れた監督やコーチがいます。それでも、パワハラ問題が後を絶ちません。何故でしょうか。一つの原因として、指導者の指導方法が時流に合ってきていないということが考えられます。

日本のスポーツは、学校体育をベースとして発展してきました。そして、知名度をあげたり優秀な学生を集めるためにスポーツの力を借りた学校も多くあります。その筆頭は、何といっても高校野球。高校サッカー、ラグビー、バレーボールと続いていきます。また、大学の知名度を上げるには、野球やラグビーもありますが、箱根駅伝にはかないません。

このように、多くのスポーツ強化は学校をベースにしています。そのため、どの学校も3年間または4年間という短い期間でチーム作りをしなければなりません。そうしたチームを強くするには、それなりの指導力が必要です。ですから、甲子園で良い成績を残す監督は名監督といわれます。大学でも同じです。

では、そうした学校の監督やコーチは、どのような指導法をとっているのでしょうか。もちろん、監督コーチそれぞれにやり方は違うでしょうが選手にはかなりハードな練習をさせているに違いありません。限られた期間での結果を求められているからです。

その指導方は、科学的な理論に基づいたものでしょうか。それとも、日本的な根性論をベースにしたものなのでしょうか。一流の監督コーチは別として、日本の多くの監督コーチは、伝統的な日本流指導法を行っているのだと思います。そんな中で、面白い記事を見つけました。

高城剛氏インタビュー 「2018年、日本と世界はこう変わっていく」

2017年は「仮想通貨元年」とも呼ばれ、今まで不動と考えられていた「通貨」の価値観が大きく揺らいだ一年でしたが、今年2018年はどんな変化の年となるのでしょうか。MAG2 NEWSでは、メルマガ「高城未来研究所」の著者で、世界を股にかける高城剛さんに、全く先が読めない世界情勢の最新の動向を聞くべくインタビューを敢行。近いうちに崩壊するであろう「スマホバブル」から、日本では笑い話の「大麻解禁」まで、目が離せない内容でお送りいたします。

高城剛が予言する2018年以降の世界と日本

MAG2 NEWS:ここ数年、MAG2 NEWSでは、年末年始に高城さんにお話をお聞きするのが定番になってるんですが、まずは高城さんにとって2017年はどんな一年でしたか。

 高城:そんな芸能レポーターの囲みインタビューのようなザックリ話を聞いてどうするんですか(笑)。実は、2017年の前半はまったく働きませんでした。ピアノ習ってたりして、「お稽古」に忙しい日々だったんです。そうやって一年の前半働かなくなると、後半も同様に働けなくなっちゃうんです。

そこで、2018年は社会復帰というか、スタートダッシュでコケないように、なんとか頑張ってますよ、こうやって(笑)。スペインとかに行っちゃうと、またのんびりしちゃうから、なるべくやる気のある人間で溢れてるアジア圏に身を置くようにしてます。

アジアは、熱いですよね。全世界のうち、今は15億人しか中産階級がいないんだけど、これから15年で50億人ぐらいになるんですよ。で、その7割がアジア人だから、円安の間は観光客は増えますね。もちろん、それによって日本人は衰退していくんですけどね。京都はインド人で溢れかえると思いますね。

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MAG2 NEWS:では早速、今年もデジタルガジェットについて、まずはお聞きしたいと思います。

 高城:まずは、皆さんが動向に興味あるアップルの話から。

いよいよリリースされるmacOS10.13.4のベータ版を見る限り、大きく変わる予兆を感じます。驚いたのは、ついにeGPUを本格的にサポートすることなんです。

ここ最近のMacは、中も開けられないし、メモリーすら増やせませんでした。でも、eGPUをサポートするということは、いままで、自社だけですべて完結してた姿勢を改め、他と協業していくことを示唆しています。

この年末にiMac Proが出荷されましたが、あれは、プロでもなんでもないですよね。GPU見ると、ただのVega 64で、ゲーマーのためのグラフィックカードなんですよ。同じシリーズでも、本当の「プロ」用、Radeon Pro SSGをiMac Proに搭載することができません。これがあれば、8Kの映像編集だろうが、仮想通貨のマイニングだろうが、やりたい放題なのに、iMac Proは規格が自己完結すぎて、どうにもならないんです。

そこで、macOS10.13.4を見ると、eGPUを本格的にサポートしますので、「近年では考えられなかった、他社製品を組み込み可能なMac」が、今年登場するでしょう。噂されるMac Proの新型かもしれませんし、なにより、この領土の一部を、他社に解放したアップルの変化は、想像以上に大きい。エコシステムの崩壊を感じますね。いまでは想像できない協業も発表されるかもしれませんね。自分たちだけで、すべてを行うのを諦めたわけですから。

MAG2 NEWS:iPhoneやスマホは、どうなるのでしょうか?

高城:スマートフォンで今年台風の目になると思うのが、REDです。

REDは、プロフェッショナル用の動画カメラメーカーで、僕も愛用者のひとりです。本社は、カリフォルニアにあります。この企業は、スポーツサングラスで有名なオークレーの創業者のカメラ趣味が高じて始まった会社なので大変面白いのですが、昨年、突然スマートフォン「Hydrogen One」の発表を行いました。今年の夏に発売すると言ってます。

Androidベースなのですが、画面が浮き出るホログラフィックディスプレイになっているのが、最大の特徴です。これだけだったら、スマホ業界でよくあるネタなんですけど、REDにホンハイとシャープが、今年大型出資するんです。

建前上、現行のREDカメラの小型版を作ると言ってますが、一切、「Hydrogen One」について、触れてません。夏に大々的にリリースするわけだから、ホンハイとシャープが作るに決まってるじゃないですか(笑)。ホログラフィックディスプレイの技術は、Leiaという企業が提供してるのですが、いつものように、このままホンハイのモノになってしまうでしょうね。そして、技術流出して陳腐化して、ダメになるんですよ、GoProのように。

あと、この「Hydrogen One」が面白いのは、誰も見たことがないのにほぼ完売してるんです。1台20万円ぐらいするのに。キックスターターやテスラでも、一応プロトタイプや、完成した商品の映像がありますよね。でも、この「Hydrogen One」は、完成品どころか、なにも見せないで売りつけ決済を行う。これは、新しい! アップルにも、見習ってほしいですね。誰も見たことがないけど、「iPhoneXXX」を、売るような。ええ、僕もすっかり釣られて、昨年夏の発表と同日に「Hydrogen One」予約購入しましたよ(笑)。いつ来ることやら。

炎上の「素手でトイレ掃除研修」では絶対に磨けぬホンモノの人材

ビートたけし、タモリなど、トイレ掃除を習慣にしている有名人が多いのは有名な話ですが、居酒屋で人気のビアテイスト飲料「ホッピー」の製造販売元であるホッピービバレッジ株式会社が、素手でトイレ掃除をする社員の写真をウェブサイトに掲載し、「飲料を扱うのに不潔」などと大炎上したことは記憶に新しいところです。この一件を受け、米国在住の作家・ジャーナリストの冷泉彰彦さんは、自身のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』の中で、同社の石渡美奈社長の「トイレ掃除が問題から逃げない強い心育てる」という考え方を「全くの勘違い」と真っ向から否定しています。

ホッピーのトイレ掃除研修、何が問題なのか?

それにしても「まだこんなことをやっているのか!」という思いです。清涼飲料水「ホッピー」の販売元であるホッピービバレッジという会社では、「素手でトイレの掃除をしている」ような社員の画像がウェブサイトに載っており、その話題がネットで拡散したわけですが、例えば津田大介氏が、

ホッピーは味も好きでホッピーがあるところでは基本ホッピーしか飲んでな
かったけど、ドン引きしたのでもう今後飲むのやめようと思う。

とツイートするなど、まさに「ドン引き」という反応が多いようです。「飲料メーカー」という企業イメージと、「素手でトイレ掃除」という行動を重ねる中で出てくる「不潔だ」という印象がまずあり、更に「嫌がる行動を強いる体質への落胆も多く見られるように思います。

この問題ですが、事実のようで、同社の石渡美奈社長は、2007年のブログでの記述に見られるように、「トイレ掃除が問題から逃げない強い心育てる」として、このトイレ掃除を軸とした社員研修をかなり意識的にやってきたのは本当のようです。

ですが、私がショックを受けたのは、「不潔感」とか「嫌がる行動を強いる」ということではありません。この「トイレ掃除が問題から逃げない強い心育てる」という考え方が「全くの勘違い」だからです。

EV 電気自動車

日本は、ガラケーを駆逐された苦い歴史を、EV車でも繰り返すのか

世界中で「EVシフト」が加速する中、日本は明確な方向性を示すことができず、「水素社会」を目指していた頃の体制を捨て切れずに宙ぶらりんの状態が続いています。それを象徴するかのように、トヨタ、日産、ホンダの3社ら計11社が5日、この期に及んでFCV(燃料電池車)向けの水素ステーションの本格整備を目的とした新会社「日本水素ステーションネットワーク合同会社」を設立。また、経産省は3月1日「日本版EV戦略」を策定するとも表明しました。メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で世界的プログラマーの中島聡さんは、日本政府の「世界的なEVシフトに対応する」という考え方がすでに周回遅れだと厳しく批判。さらに「国策」と化した燃料電池車から早期に撤退し、EVへの転換をはからなければ日本は世界に置いていかれると警告しています。

私の目に止まった記事

「日本版EV戦略」策定へ 世界的な電気自動車シフトへ対応

イギリス・フランスなどが積極的な政策を打ち出すのを受けて、ようやく日本の経産省も、「EVシフトに対応するための政策作りに乗り出すそうです。

そもそも「EVシフトに対応する」という発想が、どうしようもなく「周回遅れ」だと思います。この手の経済戦略は、「10年後、20年後の日本はこうあるべきだ」という明確なビジョンを持った上で、それを達成するための政策を国が主導権を持って決めていく必要があります。

イギリスやフランスは、2040年までにガソリン・ディーゼル車を市場から排除すると宣言しましたが、これは「EVシフト」が起こっているから作った戦略ではなく、「EVシフトを加速するために作った戦略なのです。

その意味では、以前から日本政府が打ち出している「水素社会との整合性はちゃんとつける必要があります。必ずしも相反するものではありませんが、どっちつかずの政策を出してもメーカーも困ってしまうので、より明確なビジョンを提供することが求められています。

ちなみに、典型的な悪い例が日本のエネルギー政策です。政府が将来の理想的なエネルギーミックスを明確なビジョンとして提示し、それを実現するための様々なインセンティブを、今の段階から業界に与えておく必要があります。にも関わらず、痛みを伴う原発政策からの撤退は避け、再生可能エネルギーを加速するには必須な発送電分離にも及び腰では、結局、問題を先送りしたまま、エネルギー後進国になってしまうことが目に見えています。

習近平独裁の確立、軍事費8.1%増―中国全人代開幕で見えたもの

3月5日午前、北京で開幕した中国の第13回全国人民代表大会。開幕直前になって「2期10年」という国家主席の任期の廃止が発表されるなど、例年以上に全世界が注目する今回の全人代、新聞各紙はどのように報じたのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんが自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で詳細に分析しています。

中国の全人代開幕を新聞各紙はどう伝えたか

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「正恩氏、韓国特使と会談」
《読売》…「習氏『一極体制』確立へ」
《毎日》…「韓国特使、正恩氏と会談か」
《東京》…「『プロ』消え 人脈たどり」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「習新時代 強める権力」
《読売》…「中国軍拡 米揺さぶる」
《毎日》…「「習氏が核心」徹底」
《東京》…「米との軍拡競争激化」

ハドル

4紙とも解説面に「中国」を取り上げています。これを題材にすることにしましょう。

満場の拍手という演出

【朝日】は1面中央の短い記事から2面の解説記事「時時刻刻」、7面、11面にも関連記事、14面社説。見出しから。

1面

  • 習指導部、改憲案を提示
  • 全人代開幕 主席の任期制限撤廃へ

2面

  • 習新時代 強める権力
  • 任期撤廃案 満場の拍手
  • 駆け込み発表 疑問の声
  • 集団指導体制 大きく改変

7面

  • 不動産投機抑制
  • 格差是正へ立法
  • 中国、成長率目標据え置き

11面

  • 中国軍 進む近代化
  • 国防費8.1%増 兵力30万人減完了
  • 習氏目指す「賢人政治」モデル

14面

  • 中国国防費 不透明さが脅威深める(社説)

uttiiの眼

基本的な情報の中で、1面記事が特に強調しているのは、習近平氏の独裁が強化されると同時に、共産党による指導を「中国の特色ある社会主義の最も本質的な特徴である」(第1条)と位置付け、政府や軍に対して持つ共産党の優位性をいっそう明確化したという点。

しかし、2面「時時刻刻」では、必ずしも盤石ではない習政権の内実を見ようとしている。リードは「共産党の内外に渦巻く反対や不安の声を『圧倒的な賛成』の演出で覆い隠しながら、習近平国家主席の『新時代』が幕を開ける」とし、記事本文には、「国家主席の任期撤廃」は先月25日に突然発表されたもので、《朝日》も「反対派に議論する時間を与えないためではないか」という北京外交筋の話を伝えている。習氏の政治理念を憲法に盛り込むことについては1月の党中央委員会で発表されていたのだが、「主席任期撤廃」の件は、全人代開幕ギリギリになって公表された。そして、25日の発表直前、党長老の子弟らの摘発や共青団出身幹部の失脚が発表されていて、「長老や共青団を震え上がらせているのは、裏を返せばそれだけ抵抗があるということだ」(歴史学者の章立凡氏)との見方も。

また、《朝日》は「新中国の歴史を政治システムで見れば、毛沢東とトウ小平の時代に大きく分けられる」としたうえで、習近平新体制に懸念を示している。独裁と個人崇拝で大混乱に至った毛沢東時代を否定して生まれ、その後40年にわたって続いたトウ小平の集団指導体制、そしてその体制を保障してきた82年憲法。習氏はこれらを改変し、国家主席の任期を撤廃して、さらに自らの元に権力を集中させようとしている。氏ははたして、毛沢東時代の轍を踏むことにならないのだろうか。

記事が、習近平独裁、共産党独裁に批判的な分、「専門家」を使ってバランスを取ったのか、11面国際面の記事の最後に「考論」が付けられ、早稲田大学現代中国研究所長の天児慧氏の話が載っている。しかし、「習近平氏がめざす政治体制の改革は、西洋の政治文明への挑戦だ。習氏は中国独自の政治の仕組みをどうつくるかを本気で考えており、国家主席の任期制限の廃止はその現象の1つに過ぎない。描くのは賢人政治』だろう」という文章にはちょっと吃驚した。日本の中国研究者の中では既に、習近平氏に対する「個人崇拝が始まっているのだろうか