媚びは売るな。上司が思わずエコヒイキしたくなる部下の特徴

これまで度々「エコヒイキされることが重要」と力説してきた無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ〜おんさんですが、では「エコヒイキ」されるためにはどう振る舞うのが正解なのでしょうか。今回の記事では、その具体的な方法が記されています。

相手に媚びずにエコヒイキされる

過去何度か、「エコヒイキされることが重要なんだよね」という話を書いたのですが、そうしたら思いもしない受け取り方をしている人がいたので、ちょっとビックリしたんです。

切っ掛けは私のセミナーで、そこに来られた方が、「エコヒイキされようと上司にゴマを擂るのは嫌いなんです」って言い始めたわけですよ。え? は? なんですかそれ? というのが私の正直な感想で、私だってゴマすりなんて大嫌いですよ、と言ったら逆にポカンとされて、「だっていつもエコヒイキされることを考えろって言ってるじゃないですか」って言われちゃったんです。

この瞬間にどういうことなのかがよく分かったのと、たぶんこの人以外にも同じ思考をして袋小路に陥っている人がいるんだろうなと思って解説することにしました。

分かる人にはもうお分かりでしょうが、「エコヒイキされるイコール相手に阿るではありません。ちなみに「阿る」ってなんて読むか分かりますか? 分からない人はすぐに検索してくださいね。これくらいの漢字が読めなきゃそれこそエコヒイキされるのはムリですから。

相手に媚び媚びしたり、阿ったりすると何が起こるのかを考えるとこの思考の問題点が分かってくると思うんです。例えばあなたが部下や後輩、異性の人から、媚び媚びされたり、阿られたりしたら、あなたは相手のことをどう考えますか?

北朝鮮危機で軍拡するな。韓国が、日本の対策を故意に曲解している

巷間囁かれていた米朝の軍事衝突という最悪の事態は避けられているものの、未だ緊張の続く北朝鮮情勢。我が国も米海軍との連携などを含め情勢の見極めに当たっていますが、台湾出身の評論家・黄文雄さんのメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』によると、韓国メディアは日本の「北朝鮮対策」を批判しているようです。さらに、今回新たに決まった韓国新大統領の文在寅氏が朝鮮半島有事の際の在韓邦人の保護を盾に、日韓合意の再交渉を迫ってくる可能性もあるとの危惧を示しています。

【日韓】日本の対北朝鮮対策を「悪意的に」曲解する韓国

日本が初の米艦防護、朝鮮半島危機に乗じて軍事活動活発化

海上自衛隊で最大級の護衛艦「いずも」が、アメリカ海軍の艦船防護の任務につきました。これは安全保障関連法で可能になった初の任務で、5月1日午前10時に横須賀基地を出航し、午後には千葉県房総半島の沖合で、米海軍の補給艦と合流したそうです。

NHKニュースは、「いずも」は2日にかけて補給艦の周辺で警戒監視活動を行い、四国沖の太平洋で分かれたあとに、東南アジアなどを訪れる長期航行に向かうことになっていると報じています。

海上自衛隊の元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院の伊藤俊幸教授は、もともと「いずも」はヘリコプターの発着ができる準空母であり、本来であればイージス艦などに護衛してもらう側の艦船だと指摘しています。

また、北朝鮮有事を想定している場合、太平洋側には脅威はないと考えられるため、米艦防護というよりも、日米同盟の結束感をアピールする狙いがあるのではないかと論じています。

一方で、搭載ヘリコプターによる哨戒活動、あるいは潜水艦対策には有効だという専門家の意見もありますが、いずれにせよ、日本が集団的自衛権を含めた安全保障体制を一歩進めたことは評価できます。

極右敗北。仏大統領選マクロン勝利で始まるグローバリズムの逆襲

7日、フランス大統領選の決選投票が行われ、グローバリスト達から支持を受けたマクロン氏が圧勝し、仏史上、最年少となる39歳の大統領が誕生することになりました。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは、これを「グローバリズムの逆襲」と銘打った上で、一時期急速に盛り上がった「ナショナリズム」が急速に後退している理由について詳しく分析しています。

マクロン勝利=グローバリズムの逆襲

皆さんご存知のことと思いますが、フランス大統領選挙でマクロンさんが勝利しました。得票率は、マクロンさん65.5%、ルペンさん34.5%。「圧勝」といってよいでしょう。

彼の経歴については、以前書きましたので、参考になさってください。

略奪婚で逆に人気上昇。フランス大統領候補・マクロン氏の素顔

今回は、彼が勝利した意味について書きます。

グローバリズム 対 ナショナリズム

第2次大戦が終わってから70年代まで、世界では「ケインズ」が主流でした。ところが、70年代になると、「ケインズではうまくいかないよな」と認識されはじめた。

80年代になると、レーガンさんのアメリカサッチャーさんのイギリスが、「新自由主義を採用し不況を克服することに成功します。90年代に入ると、「共産主義の総本山」ソ連が崩壊した。ケインズと共産主義は瀕死の重傷。新自由主義の時代がやってきます。

新自由主義はグローバリズムを推進します。これに、「旧共産圏が一気に資本主義圏に入ってきたこと」「IT革命」などもあり、世界は一気にグローバル化していきました。

ところで、グローバル化が進むと、貧富の差が拡大していきます。なぜ? 「グローバル化」をもう少し具体的な言葉でいうと、「人・物・金の動きが自由になる」こと。

の動きが自由になったので、金持ちはオフショアを普通に使えるようになり、税金を払わなくてよくなった

の動きが自由になり、貧しい国から豊かな国に、どんどん移住するようになってきた。労働市場に安い労働力がどんどん投入されるため、金持ちはますます富む。その一方で、もとから豊かな国に住んでいた人たちの賃金は下がっていきます

グローバル化で貧富の差がひろがる」。これは、「理論的な話」ではなく、「事実」です。こちらをごらんください。

世界人口の半分36億人分の総資産と同額の富、8人の富豪に集中

AFP=時事 1/16(月)13:01配信

 

【AFP=時事】貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム(Oxfam)」は16日、世界人口のうち所得の低い半分に相当する36億人の資産額と、世界で最も裕福な富豪8人の資産額が同じだとする報告書を発表し、格差が「社会を分断する脅威」となるレベルにまで拡大していると警鐘を鳴らした。

世界の大富豪8人と、貧しい36億人分の資産は同じ!!! ちなみにオックスファムは、以下のような報告もしています。

  • 上位1%の資産は、残り99%よりも多い
  • 月6,000円以下で暮らしている人は、世界に14億6,000万人いる
  • 貧富の差は、ますますひろがっている

2011年、「ウォール街を占拠せよ!」運動が盛り上がりました。そのときのスローガンは、「私たちは99%だ!」。つまり、「ますます豊かになっているのは1%だけで、残り99%の私たちは、ますます貧しくなっている!」というのです。私は当時、「気持ちはわかるけど、大げさだな~」と思いました。しかし、オックスファムの調査では、彼らの方が正しかった。

そして、2015年、二つの出来事によって、さらに「反グローバリズム」が盛り上がっていきます。「二つの出来事」とは? 一つは、欧州に中東・北アフリカから難民が殺到したこと。2015年、ドイツだけでも100万人以上の難民がやってきた。もう一つは、「イスラム国」(ISによるテロが頻発したこと。「ISメンバーが難民に紛れてやってきてテロを起こす」ということで、欧米で、「難民、移民を制限しろ!」というムードになってきた。

  • グローバル化による貧富の差の拡大
  • 大量難民問題
  • ISテロ

などによって、「反グローバリズム」「ナショナリズム」の時流が強くなっていきます。そして、2016年6月、イギリスは国民投票で「EU離脱」を選択した。2016年11月、「反グローバリズム的」「ナショナリズム的」主張をするトランプがアメリカ大統領選で勝ちました

ヤマト運輸「無人配送」に異議あり。中島聡氏が指摘する物流業界の課題

Windows95の設計に携わり、「右クリック」「ダブルクリック」などを開発した世界的エンジニアである中島聡さんが、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、ヤマト運輸とDeNAの次世代物流サービス「ロボネコヤマト」について、エンジニアの視点から持論を展開しています。このサービスは、将来的に自動運転を利用して「無人で動く宅配ロッカー」のようなものを目指しているという未来型プロジェクトですが、自動運転車の世界事情にも詳しい中島さんの見解とは?

私の目に止まった記事

自動運転社会を見据えた次世代プロジェクト、ロボネコヤマトで毎日をもっと便利に

ヤマト運輸が DeNA と実証実験を始める無人配送車の紹介です。まだ、技術的にも法的にも完全な無人運転は不可能なので、とりあえずは運転手付きで行う実験だそうですが、最終的には、 無人で動く宅配ロッカーのような形を目指すようです。

流通において、業界では宅配の部分を(通信業界と同じく)「ラスト1マイル」と呼びますが、今やここのコストが大きな問題になっています。

今年になって、ヤマト運輸はアマゾンの当日配送サービスの受託から撤退する方針を決めましたが、オンライン・ショッピングの拡大に伴うニーズの上昇と、寡占化に伴う価格圧力が同時にかかっている上、そこに(少子化と肉体労働の不人気による)人手不足が重なり、結果として過酷な労働環境、残業手当の不払い等の問題が起こっています。

これに関しては、アマゾン自身も大いに危機感を持っており、ドローン、宅配ロッカー、Uber 型の配送など、様々な実験を繰り返しています。

今回のヤマト運輸の実験を見て感じたのは、「もしロボットによる配送が可能ならばアマゾンは外部の業者など使わないだろう」というものです。

インフラビジネスは「規模の経済」が大きくものを言うので、もしヤマト運輸が本当に危機感を持っているのであれば、もっと視野を広げて大きなインフラ作りをすべきだと思います。

【真似厳禁】12歳の少年が自動車を運転してみた結果…

海外に住む12歳の少年が、プライベートで自動車運転のレッスンを受けているようだ。

これだけで嫌な予感がする。

車を運転し始める少年であったが・・・。

 

 

バックまでは良かったが、前進すると、そのまま家に突っ込んでしまう。

12歳の少年が車を運転するのは無理だった。

くれぐれも、お金持ちの家の人であっても真似はしないように!

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:Liveleak(DailyPicksandFlicks)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供ViRATES

信じるな。「管理職に残業代は払わなくていい」という真っ赤なウソ

「役職手当をもらってるんだから文句は言えない」などと、残業代なしで毎日遅くまで働いているという方、いらっしゃいませんか? 今回の無料メルマガ『採用から退社まで! 正しい労務管理で、運命の出会いを引き寄せろ』では著者で現役社労士でもある飯田弘和さんが、「会社が管理職に残業代を払わなければいけない理由」について解説するとともに、未払いの場合にどのような事態が待ち受けているか詳しく記しています。

御社では、管理職への残業代を支払っていますか?

こんな会社をみかけます。

管理職の方へは一律の役職手当」を支払って、労働時間に応じた「残業代を支払っていない会社。

なぜ、残業代を支払わないのか? それは、労働基準法第41条にある、「『監督若しくは管理の地位にある者』については、労働時間、休憩及び休日に関する規定は適用しない」定めがあるから。

俗に「管理監督者」と呼ばれる、この「監督若しくは管理の地位にある者あなたの会社の管理職とはまったく違うものだという事を理解してください。

ですから、管理職の方へ残業時間に応じた残業代を支払っていない場合賃金の未払いが発生しています(ごく一部の管理職の方については、管理監督者にも当てはまり、残業代の支払いが不要となる場合もあります)。

未払賃金については過去2年分をさかのぼって請求可能です。プラス、その未払賃金に利息が付きます。さらに、訴訟で判決が出された場合、裁判所は、未払賃金(未払残業代)と同額の「付加金」の支払いを命ずることができます。

この場合、管理職に支払っている「役職手当」は、通常の賃金の一部とされるため、その「役職手当」を含めた給与に対して、残業代の割増が計算されることになります(その分、割増賃金の額は高額になります)。

なぜ東京・町田の小さな電気店は安売りせずとも20年以上黒字なのか

価格や品揃えではなかなか大型店に太刀打ちできない小売店。「時代の流れで仕方ない」などと諦めてしまったら、そこで終わりです。今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で現役コンサルタントの梅本泰則さんが、今注目の電気店「でんかのヤマグチ」が続けている、お客様に愛されるための努力を紹介しつつ、地域に愛される店づくりについて考察しています。

「でんかのヤマグチ」から学ぶ

あるスポーツショップの経営者は、勉強熱心な方です。経営セミナーによく顔を出します。普段から、ビジネス書もたくさん読んでいます。ですから、ビジネス理論やノウハウの知識は豊富です。ところが、残念ながら、そのお店の業績はそれほど伸びてはいません。どうしてなのでしょう。そのお店のことをよく知っている人に、事情を聞いてみました。

どうも、その経営者は、セミナーやビジネス書から学んだことをお店の経営に活かしていない、というのです。もしかしたら、知識や情報を得るだけで満足しているのかもしれません。そういえば、私に「セミナーに参加するのが趣味だ」と言っておられたのを思い出しました。やはり、学んだことは実行に移してこそ、ですね。

そして、先日、別の経営者のことを聞きました。業界は違いますが、小売店の店主です。私の知人が、その店主に「でんかのヤマグチ」の商売について詳しく説明しました。そこからヒントをつかむようにアドバイスをしたそうです。ところが、その店主は、「私には関係ないことだ」と言って無視をされたとのこと。残念ですね。

ところで、あなたも「でんかのヤマグチ」さんのことは、よくご存じでしょう。このお店のノウハウはどんな業種の小売店にも応用できます。そこで、「でんかのヤマグチ」さんが行っている方法を、少し紹介してみます。きっと活用できることがありますので、参考にしてください。

韓国大統領選の結果が鍵。日本にとって最悪のシナリオとは?

先日、米トランプ大統領とロシアのプーチン大統領が緊急会談を行い、北朝鮮の核実験を阻止することで一致しました。さらに、親北朝鮮の立場をとっていた中国との関係も悪化し、それでも核実験を強行しようとする北朝鮮は、まさに「八方塞がり」の状態に。メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは、以前の記事に続いて朝鮮半島の今後を予測。津田さんは、韓国の大統領選挙で北朝鮮シンパの文候補が当選した場合、北の状況は大きく変化する可能性があると予想しています。その根拠は何でしょうか? そして、日本にはどのような影響があるのでしょうか?

第2次朝鮮戦争の限定化

先週に続いて、北朝鮮はロシアから石油を供給してもらう交渉を開始したが、その情報を安倍首相はロシアのプーチン大統領から得てトランプに伝え、トランプ・プーチン会談で、どうも石油供給契約を止めたようである。どうなるのであろう?   

0.安全保障の鉄則

戦争はないと騒いでいる政治家や評論家がいるが、安全保障は、最悪の場合を想定する、米国が見ているのは北朝鮮が核実験をして、核ミサイル技術を手に入れて米国を攻撃可能にすることであるが、このような状態なると見て、戦争準備を米国は行っている

米国としては、長距離ミサイル開発を止めることが米国の目的である。短距離のミサイル保持は米国としては、許容範囲である。

もちろん、多くの人命が失われるが、戦争がないとして準備をしないと、戦争時の邦人退避の経路も設定できないことになる。このため、安全保障政策は、常に最悪な状態を想定して、国内外の日本人を救出できる準備しないといけないのだ。

そのような準備ができた上で、戦争にならないような交渉を北朝鮮とすることである。単純に戦争の犠牲者が多いので、戦争はないという政治家や評論家の言葉を真に受けてはいけない。戦争は外交の一手段であることを忘れてはいけない。

トランプ大統領が瀬戸際作戦を行っている理由は、戦争回避を宣言したら、北朝鮮は絶対に核開発を止めない。このため、あくまでも、最終的には戦争を辞さずというしかないし、準備もする。

北朝鮮は、核実験を強行する方向である。中国の核実験したら石油供給停止を非難して、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)で、北朝鮮は「存在と発展」のために核開発プログラムを必要としているため「変更することも揺るがすこともできない」とし、「北朝鮮は中国に対し友好関係を維持するよう懇願することはない」とした。

これを聞いて、トランプ大統領は、金正恩委員長はストロングマンだと評価したようである。トランプ大統領はディール(取引)として、核開発中止を見ていることがわかる。ディールを楽しんでいるようだ。

しかし、トランプ大統領は、米朝トップ会談を外交当局から止められて、直接のディールをできない状態で、中国に丸投げしている。このため、中国に配慮したものの言い方になっている。

美人東大タレントが伝授。東大生12人中8人が正解した難問の解き方

先日、TBSのクイズ番組「東大王」に出演された、メルマガ『木村美紀が明かす家庭教育の秘策』の著者で美人東大タレント・木村美紀さん。ファイナルステージに進出した現役東大生のクイズ王たちは、知識の幅広さと奥深さもさることながら、問題を誰よりもスピーディーにかつ正確に解くための「頭の使い方」が独特で、それは「東大生の思考のクセ」でもあると言及。子供から大人まで知っておいて損のない「頭の使い方」について、実際に出された問題を解きながらわかりやすく解説してくれました。

東大王から学ぶ! 地頭を育てる、5つの思考のクセとは?!

4月30日(日)に放送されたTBS「東大王」はご覧いただけましたでしょうか。

面白い難問が次々と出されて、すごくためになりました。

5月14日(日)14:30~15:24 にもTBS 『東大王 が再放送されるようなので、まだ見ていない方も、よかったらご覧ください。

ファイナルステージに進出した現役東大生のクイズ王者たちは、知識の幅広さも奥深さも超人的で、すごかったですね。

小さいころからの積み重ねの量が半端ないのだろうな~と、またまた圧倒されました。

ローマは一日にしてならず。

クイズ王者は一日にしてならず。

普段からいろんな事に興味をもって自ら調べてぐんぐん吸収していくことが大事だなと思いました。

超難問に正解した人に「なんで知っているのか?」と聞くと、「昔、なんでだろうと思って、調べたことがあって」とよく言っているんですよね。

一方的に耳にした情報よりも、自分が興味をもって手を動かして得た情報なら、やっぱり後者の方が体で覚えているぶん強いし記憶にもずっと残りやすいのでしょう。

やらされているという感覚とか、気がのらないけど勉強しなきゃという感覚だと、その場しのぎになりがちで、パワーとしては弱いから。

生きて時間を重ねていく中で、「へぇ~なるほど!と思った瞬間が多いほど楽しくて豊かな生き方ができるのかな、ってふと感じました。

ホンモノの知識を、ぎっしり肉厚に身につけていきたいです。

何も知らないとうっかり見過ごして通りすぎてしまうようなことも、知識があれば急にストーンと自分の中に入ってきて、生きていることがキラキラ見えてくるから。

クイズも考えること自体がただただ楽しくて、誰かとごはんしている時もクイズで盛り上がるし、純粋にクイズを考えることが面白いんですよね。

正解したら快感だし、その味をしめたらまたやりたくなるけど、たとえ正解しなくたっていいんです。

自分の頭でゼロから考えたり知識を引っぱり出したりそのブレインフローが楽しいから

クイズで活躍する人たちは考えることが好きなんだなって。

必死で悩んでいる表情は真剣だし、クイズに参加している最中はとにかく楽しそうだし、間違えたら心の底から悔しそうだし、正解したらとびきりの笑顔で喜ぶ。

なんか生きているって感じがして、いいなぁ。

そんなふうに思うのです。

いろんな感情が生まれるほど疲れることもあるけど、喜怒哀楽の豊かな生き方はステキだなって。

東大王は、いろんなクイズ番組がひしめくなかでも、最高峰の難易度を誇るレベルの高い問題がとにかく多くて、生き方まで考えさせられる良質な番組でした。

というわけで、今回のテーマはこちら。

東大王から学ぶ! 地頭を育てる、5つの思考のクセとは?!

東大王2017で出題された問題をふりかえり、出演者の思考をたどりながら、思考のクセをひも解くべき分析していきたいと思います。

【豆知識】そういえば「法則」と「法律」ってどう違うの?

「法律」と「法則」。漠然と「違うもの」だと認識してはいるものの、ではどう違うのか説明して、と言われたら口ごもってしまうという方も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、著者の須田將昭さんがその相違点をわかり易く解説。さらに『日本国憲法』に対して我々国民がどう取り組むべきかについても記しています。

法律と法則の違い

憲法はご承知のとおり、その国の基本原理原則となる根本法規です。

学生の頃、「授業にでなくても単位がもらえる」と有名だった講義を登録していました。授業の初日、先生が一言目に

「単位はあげますから、授業には出ないでください」

と発するのを聞くためだけに何十人、あるいは百人を超える学生が教室に詰めかけます。その一言を聞いたら、みんな拍手して出て行く…という、今時そんな先生がいたらえらいことになりそうですが、その授業の1コマ目だけは受けました。

今でもよく覚えているのは、法律と法則は何が違うか、というところから始まったことです。

いわゆる自然の法則というのは例外がない。というのも、自然の現象を説明するためのものとして抽出されているので、そもそも法則には例外はない(例外があるのならそれは法則ではない)。でも、法律は後から作られたもの。社会の中で必要があって生まれたものだから、結果的に状況によっては例外のようなものが生まれる、という話でした。

ははあ、なるほどなあと思いながら聞いていたのが四半世紀以上前の話です。

法律の解釈には結果としてさまざまな立場を生むことになります。本来、作った時に「これはこういう意味ですよ。例外はありませんよ」ということになっていれば変わらないのでしょうが、時とともに、事情の変化とともに、解釈や運用が変化していきます。

(注)それがいいか悪いかではなく、法律とはそういうものだ、ということです。