勝因は日本人向けにしなかったこと。東京・月島で感じる“本当のハワイ”

コロナ禍で足を運ぶことが難しくなってしまった常夏の島・ハワイ。日本にはハワイ好きな人は多く、関連グッズを扱うお店も多くあります。しかし、東京・月島にあるお店はそうしたお店とは一線を画しているようです。繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんがメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』で紹介するのは、現地の“ロコ”たちが通うお店のお惣菜を再現し、大人気となっている小さなお店です。

ハワ恋夫婦の惣菜店に並ぶものは?

常夏の楽園、ハワイ。

その独特で開放的な空気に魅せられる人は多く、日本にいても“ハワイ中心”の生活をしています。

東京都中央区月島で惣菜店を営む店主もそのひとり。いや、奥さんも同じく、ハワイマニア。

夫婦揃って、ハワイに恋し、何度も足を運んでいます。

営業する惣菜店も、実はハワイのローカルフードを売るお店です。

店主がハワイで惚れ込んだ「ポキ」を中心に、ロコモコ丼やガーリックシュリンプ、モチコチキン、スパムむすび、オックステールスープ、アヒフライ、マカロニサラダ、ハウピア、アサイーボウル、マラサダなど、ハワイローカルの人たちが、日常的に食べているものを販売しています。

特に「ポキ」は、15種類ほど用意されています。

「ポキ」とは、小さく切った魚介類や玉ねぎなどの野菜を醤油や塩で味つけしたもの。

現地でポキにハマった店主が、好き過ぎて、ポキのお店を出そうと、仕事を辞めてしまったのです。

まだ、子どもが小さかったのですが、ポキ愛は静まることなく、決断に至りました。

結果的には大成功。1日中、お客さまの絶えないお店となっています。

もんじゃ焼きの町・月島の路地裏にありながら、多くのハワイマニアが訪れます。

知る人ぞ知るお店なのです。

全国どこを探しても、こんなお店は存在しないのではないでしょうか。

NHKは7000億円ぼろ儲けの「強制徴収」をやめよ。“お手本”の英BBCが受信料廃止の動きで余波

英国のドリース・デジタル・文化・メディア・スポーツ相は17日、公共放送BBCの受信料(ライセンス料)制度を見直すと表明した。時事通信などが報じた。BBCはNHKなど世界の公共放送のモデルとなっているだけに、今後日本での議論にも一石を投じそうだ。

NHKが“お手本”とする英BBCが受信料制度見直しへ

ドリース氏は下院での演説で「技術の変化とともに、特に若い世代の視聴者の間で習慣も変化している」と指摘。BBCの長期的な資金調達の在り方、罰則規定を伴う受信料支払い義務について「適切かどうかを今こそ真剣に問うべき時だ」と述べ、近く制度見直しに向けた議論を始める考えを示した。

BBCの受信料をめぐる動きは以前から話題となっていた。

昨年2月16日付の英サンデータイムズで、英国政府はBBCの受信料制度を廃止し、希望者のみが視聴料を払う課金制(サブスクリプション)の導入を視野に入れた見直し作業を始める意向だと報じられていた。

BBCの活動の約75%は受信料収入で、残りは商業活動や交付金という構成。ちなみに、受信料の支払い世帯は約2620万で、支払い率は90%以上とされている。

首相官邸がBBCに対し、受信料は廃止になるとすでに通告しているとも報じられており、世界の公共放送は大きな転換期を迎えそうだ。

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NHK受信料の“強制徴収”になぜか裁判所も後押し

BBCをめぐるこうした動きは、当然日本のNHK受信料問題にも波及してくる。

ドリース氏が演説の中で指摘した「技術の変化とともに、特に若い世代の視聴者の間で習慣も変化している」という言葉は日本も同じで、「サブスクリプションに移行すべき」という声は以前から多方面で叫ばれていた。

日本ではディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが12月10日にチューナーのないスマートテレビを発売。ネット動画の視聴に特化した製品として大きな話題となり、売れ行きも好調だという。

さらに注目をされたのが、「NHKの受信料を払う必要がないのではないか?」という点。

放送法64条は「NHKの放送を受信することができる受信設備(テレビ)を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」と規定。同法を根拠に、総務大臣の許可によって定められたNHK放送受信規約は「放送受信料を支払わなければならない」と義務付けている。

しかし、12月2日にはおかしな判決が裁判所から出た。

NHKの放送を視聴できないように加工したテレビを自宅に設置した東京都の女性が、受信契約を締結する義務がないことの確認を求めた訴訟で、女性側が逆転敗訴。いわば、「NHKは映らないテレビでも受信料を払え」との判決が下されたのだ。

とにかく金を払わせようとするNHKのあこぎな姿勢、またそれを擁護するかのような裁判所の判決。強気に出続けてきたNHKだが、今回のBBCをめぐる英国政府の判断が一石を投じることは間違いない。

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民放や有料放送がこれだけ発達している日本で、有無を言わさず受信料を貪り取るNHKの存在意義はどこにあるのか。「サブスクリプションに移行すべき」という声はますます大きくなるだろう。

この世の地獄。中国とロシアが糸引く「紛争地」で起きている惨劇

開幕まで残り3週間を切った北京五輪。しかしこの「平和とスポーツの祭典」が行われる2022年も、国際社会の混迷は深まるばかりのようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者で元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、年明けから続々と「北京詣で」に訪れる各国の意図と中国の企てを解説。さらに中ロの影が見え隠れするエチオピアの紛争の悲惨な現状を紹介するとともに、この混乱が周辺国に与える深刻な影響を考察しています。

 

2022年が国際的な大シャッフルの年になりそうな懸念

【北京詣でに勤しむ中東諸国・トルコ、そしてイラン】

今年に入りUAE、サウジアラビア王国、トルコ外相が相次いで北京を公式訪問し、そして近々、イランのライシ大統領と外相が北京入りすることになっています。

いろいろと理由は考えられますが、の最大のものは【中国との安全保障・経済上の戦略的パートナーシップの再確認と強化】でしょう。

その顕著な例はイランですが、核合意をめぐって欧米諸国から非難を浴びせかけられ、経済制裁で締め上げられているイランを救ったのは、同じく核合意の当事国である中国とロシアです。中でも中国は昨年に25年間にわたる戦略的パートナーシップをイラン政府と結んでいます。

イランの首脳は、北京の後、モスクワに移り、ロシアとも同様の数兆円規模の20年超の戦略的パートナーシップを結び、ロシア製の兵器を購入する大型契約を結ぶ見込みで、それはイランの革命防衛隊の戦力の近代化を意味すると言われています。確実にイランは反欧米に舵を切るアピールをしていることになります。

同様の動きは中東諸国でも起きています。サウジアラビア王国とUAEと言えば、中東アラビアにおけるアメリカの同盟国の筆頭格で、トランプ政権時代には密月とも評されるほどの関係でしたが、オバマ政権およびバイデン政権下では、次第に距離を取り始め、中国とロシアへの接近を行っています。産油国から安定的に原油を購入するというカードを用い、中国は中東諸国から外交的な支持を得ています。

中東諸国も専制国家が多く、欧米的に言う人権侵害が多発していると思われますが、中国と同じく欧米から人権問題で口出しをされているという共通点から、数がものをいう国際機関での会合、特に人権理事会などの場では、欧米および日本から人権侵害に関する懸念が評されても、中東諸国は「内政問題に対して他国が口出しをすべきではない」という立場を貫き、中国に対する人権決議が通ることはありません。

同じことは、理事会における批判の矛先が中東諸国に向いているときも同じで、その場合は強力な中国からのバックアップが入ります。

新疆ウイグル自治区問題、チベット問題、香港問題…いろいろな中国の人権侵害への非難が国際的な場でなされても、中東諸国および中国から支援を得ているアフリカ諸国、そして一帯一路諸国は、数の力で非難を葬り去ってしまいます。

 

元検事・郷原信郎氏が疑問視。森友裁判で国があえて認諾を選んだ「3つの理由」

先日掲載の「『安倍隠し』に血税1億。森友裁判“認諾”に怒らぬ日本国民の腑抜けぶり」でもお伝えしたとおり、森友問題で自死に追い込まれた財務省職員の妻が真相を知るために起こした裁判を、「認諾」で終わらせた国。損害賠償額が1億円を超えるこの訴訟において、なぜ国は争うことなく責任を認めるという選択を行ったのでしょうか。今回のメルマガ『権力と戦う弁護士・郷原信郎の“長いものには巻かれない生き方”』では元検事で弁護士の郷原信郎さんが、考えうる3つの理由を専門家の目線で考察・解説しています。

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プロフィール:郷原信郎(ごうはら・のぶお)1955年島根県松江市生まれ。1977年東京大学理学部卒業。鉱山会社に地質技術者として就職後、1年半で退職、独学で司法試験受験、25歳で合格。1983年検事任官。2005年桐蔭横浜大学に派遣され法科大学院教授、この頃から、組織のコンプライアンス論、企業不祥事の研究に取り組む。2006年検事退官。2008年郷原総合法律事務所開設。2009年総務省顧問・コンプライアンス室長。2012年 関西大学特任教授。2017年横浜市コンプライアンス顧問。コンプライアンス関係、検察関係の著書多数。

赤木雅子氏国賠訴訟、「請求認諾の決裁権限」は法務大臣にある

森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題で、改ざんを強いられ、自死した同省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻雅子さんが、国と佐川宣寿・元財務省理財局長を訴えた訴訟で、国が「請求を認諾」した。

「裁判」というのは、「真相解明」を目的としてするものではなく、あくまで原告の請求の存否を判断する手続きにすぎない。

そうである以上、被告が、その請求権があることを認める「認諾」をしてしまえば、裁判所が請求権の存否を判断する必要はなくなる。それ以上裁判を継続する意味はなくなるので、裁判はそこで終了することになる。

佐川氏も、個人として損害賠償請求を起こされており、こちらの方は認諾の対象ではないので、訴訟としては残る。

しかし、公務員の不法行為による損害賠償請求については、賠償責任を負うのは国で、不法行為を行った個人は、故意又は重大な過失がある場合に国から求償を受ける立場に過ぎない。

一般的には、国賠訴訟の対象となる事案で、公務員個人への賠償請求が認められる可能性は殆どない。敢えて佐川氏も被告に加えているが、請求としては無理筋だ。証人尋問等による立証に入ることなく裁判は終了するものと考えられる。

結局、国が請求を認諾したことで、この訴訟は事実上決着することになる。

赤木雅子氏は「負けたような思い」と新聞でコメントしていた。

夫が改ざんを強いられ自殺に追い込まれた真相を明らかにすることが訴訟の目的だったのだから、請求の認諾は、まさにその思いを踏みにじるものだ。

原告代理人弁護士も、国側が認諾することができないよう、請求額を、何とか理屈のつく範囲内で増額し、通常の判決で認められるレベルを相当上回る金額にしていたはずだ。

ところが、国側は、それでも「認諾」によって、訴訟を無理やり終結させてしまった。

裁判の中で事実関係が明らかになることを、なんとしてでも避けたかったからだろう。

原告の請求を丸ごと認めることで、国が、その金額を原告の赤木雅子氏に支払うことになるが、その原資は国民の税金だ。

なぜ、こうまでして、国の側が、国賠訴訟で事実審理が行われることを避けようとするのか。

事件当時、理財局長だった佐川宣寿氏の証人尋問か、その際の官邸側とのやり取りが明らかになることか、いずれにしても、国民の負担で事実を隠蔽しようとしているとすれば、国民にとって到底受け入れ難いことだ。

この請求認諾について、財務大臣が、「いたずらに訴訟を長引かせるのも適切ではなく、また決裁文書の改ざんという重大な行為が介在している事案の性質などに鑑み、認諾するとの判断に至った」と説明しており、あたかも、財務省の判断で請求認諾が行われたように思われている。

しかし、国賠訴訟への対応の当事者は法務大臣であり、法務大臣が請求認諾の最終決裁権限を有している。

なぜ請求認諾が行われたのかを考える上でも、この点は重要だ。

 

世襲政治家から国を取り戻せ。日本を救う「江戸の長屋システム」とは

先日掲載の「岸田首相『分配主義』の目玉になるか?貴族制の再創設が日本を救う理由」では、日本国憲法の制定により我が国において廃止となった貴族制の再導入が、今後の日本を救うことになるとの持論を展開した、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で今回、その論をさらに進め、貴族のランク決定において「社会貢献度」が重視されるシステム構築を提案するとともに、その具体的な評価方法等を提示しています。

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新しい資本主義での価値観の変更

前回は、貴族制の復活で、名誉と地位を分配することを提案したが、この根本にあるのが、人生の意義や価値観の変更である。

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今までは、政治権力や金融資本主義の下で、権力をとることや金儲けをして、権力奪取や大きな金融資産を残すことが、人生の意義や人生の価値とした社会であったが、権力やお金以外の社会貢献度の大きさが、価値を持つ社会になるように、価値観の変更を行うことである。

この手段として、貴族制を作り、社会貢献度という尺度で貴族のランクが決まるようにすることで、皆が社会貢献を人生の目標にできるようにして、日本社会を明るくする必要がある。お金や権力だけの評価基準からの脱却が必要になっている。

社会貢献の仕方は、高額の税金を納めることや慈善団体に寄付することや新陳代謝を促進する社会の仕組みや技術を開発することや事業化することなど、多岐にわたる。この尺度を作り、皆がこの尺度に納得するような基準を作ることが重要である。

安倍政権の時のような、首相のお友達だけが、得をする仕組みにならないように、首相のお友達を名誉から排除することも重要である。権力のある者やその周辺の人たちは、名誉にあずかれないようにする。権力を持つか、名誉を持つかの1つしか追及できないことが必要である。

首相は、権力を失った後には貴族になれるようにして、報いることである。議員や大臣など権力をとる段階にある人たちも貴族なれないようにする。勿論、首相を通じて権力を行使する、首相のお友達も排除しないといけない。

お金や権力だけの基準から、社会貢献度の基準に社会の評価システムを変更することである。これで新自由主義的資本主義の根本が崩壊するし、ボランティアを正当に評価する仕組みができる。

人生の評価基準を変えることで、経済成長だけの基準で社会を評価しないようになると期待したいし、それがないと、日本の貧困化は悲劇的なことになる。

一番、期待が大きいのが、江戸時代の商家の裏にある裏長屋と同じようなことを企業や資産家に期待する。貴族という名誉を与える大きな目的は、貧困化した若者たちの世話であろう。

表にある商家は、裏長屋を貧乏人に安い家賃で貸し、かつ、長屋の住人の世話をすることが重要であった。警察力がないので、裏長屋の住人が、略奪する暴徒に、世話になっているこの商家は、襲わないでくれと嘆願することになる。しかし、現在は、このようなことはないので、その代わりに名誉を与えるのだ。

今後、日本全体が貧困化すると、人口の40%程度の人たちは、極度な貧困になり、家も持てなく、結婚もできないことになる。この世話は、国だけではできない。多くの資産家と企業が参加しないと、無理である。貧困で苦しむ人数も多い。多くの篤志家が必要になる。

国は予算的にも、年金や生活保護の仕組みを維持するだけで手一杯なはずで、若者の世話はできないし、多岐にわたるので、多くの参加者が必要なのである。

家だけではなく、仕事の世話も必要である。このため、企業の出番であり、資産家の寄付が必要であり、NPOや財団法人、社団法人などの仕組みで対応するしかない。

今は、資産家が資産を残すために財団法人を作るが、真剣に社会貢献しているわけではない。このため、現状は、中途半端な状態になっている。

バルミューダフォン弱り目に祟り目。販売停止で再びイメージ毀損の大打撃

先日掲載の「ある意味『事故』。ソフトバンクはバルミューダフォンと“心中”するのか」では、気鋭のメーカーが満を持してリリースしたスマートフォンを酷評したケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんですが、今回ばかりはバルミューダに同情的なようです。石川さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、製造担当の京セラの判断による一時的なバルミューダフォンの販売停止を、同社の「勇み足」と評した上で、この騒動について「バルミューダだけが損して終わった」と総括。その上で、トラブル発生時の情報発信の難しさについて記しています。

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販売再開も京セラの勇み足でバルミューダのイメージダウンに

バルミューダのスマートフォン「BALMUDA Phone」が1月上旬に販売停止となったのち、14日に販売再開となった。

原因は一部の周波数帯域で干渉ノイズが許容値を超える可能性があったという。通話やデータ通信などには影響がなく、ユーザーが困るようなことは発生しなかったようだ。

今回のいきさつとしては、製造を担当する京セラがミスに気がつき、バルミューダとソフトバンクに連絡。まずはショップ店頭で販売停止となり、その状況がSNSにアップされ、メディアが広報に問い合わせ、記事化されたという流れだ。

わずか1週間程度でアップデートにより対処できたのは素晴らしいが、メディア対応という点においては、いささか反省すべき点が残ってしまった。

そもそも、今回のトラブルはユーザーに被害が起きることもなく、実際はたいしたことない内容だ。あわててショップに販売停止させる必要があったのか。

あらかじめソフトウェアアップデートを用意しておき、配布時に技適を満たしていなかったので修正したという案内をすれば良かったのではないか。

今回、ショップでの販売停止の告知がSNSでアップされ、変な話が拡散されてしまったことで、バルミューダのイメージがまたも毀損してしまった。

しかも、3連休中に盛り上がってしまったため、ネタ枯れで困っている月曜日のテレビのニュース番組が飛びついてしまった。内容としては大したトラブルでもないのに「バルミューダのスマートフォンが販売停止になった」という事実だけがテレビで拡散。さらに各局がYouTubeに動画を流すものだから、一般的にも広がるようになってしまった。

なんだか京セラの勇み足になっていた感がある。

アップデートで簡単に対処できるのだから、販売停止時に「数日で再開できる見込み」とアナウンスするだけでもイメージは違ったはずだ。

世間から見れば、最初の「販売停止」という話だけで「売れなかったから、もう販売を辞めるのか」という誤ったイメージを植え付けられた人もいるのではないか。

今回の騒動により、またもBALMUDA Phoneのイメージが悪くなり、バルミューダだけが損して終わった。

もうちょっと慎重に情報発信のやり方を工夫していれば、ここまでのダメージにはつながらなかったはずだ。

昨年のNTTドコモ通信障害といい、トラブル発生時にいかにSNSと一般メディアに対して、どのようなタイミングで適切に情報を発信していくか。広報のやり方が改めて問われることになりそうだ。

 

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ホンマでっか池田教授が個人の教育データ「デジタル化」に呆れる理由

1月7日、デジタル庁は教育データの利活用に向けたロードマップを策定したと発表。2025年ごろまでに学習履歴などの個人の教育データを一元化するとのことです。その目的についてのさまざま説明を「嘘八百の美麗字句」と切り捨てるのは、CX系「ホンマでっか!?TV」でおなじみの池田清彦教授です。今回のメルマガ『池田清彦のやせ我慢日記』で教授は、デジタル庁やスポーツ庁の仕事は、国民にとってなくても困らない無駄仕事ばかりと主張。個人データの集積などは私企業の利益への奉仕か、国民管理への意向でしかないと厳しく指摘しています。

 

ブルシット・ジョブ(無駄仕事)に精を出すデジタル庁

「政府は学習履歴などの個人の教育データについて、2025年頃までにデジタル化して一元化する仕組みを構築することになりました」というニュースを聞いて呆れてしまった。「こうした教育データを学校や教育機関が共有して、教育の向上につなげたい」「子供たちの個性を伸ばすことができるよう、教育の現場でデジタル化の環境を整備し、具体的な政策として進めていきたい」ということらしいが、よくもまあ、嘘八百の美麗字句を並べるよね。

そのうち、課外活動や塾や学校外の活動もデジタル化するつもりらしい。デジタル化すると言ってもオリジナルなデータを集めるのは現場の先生なので、今でさえ忙しい教育現場は、さらに忙しくなり、教育そのものにかける時間はさらに少なくなり、教育は悲惨なことになりそうだ。現在でも、学校の先生の仕事の大半は教育の向上には全く役に立たない無駄仕事で、デジタル化はこれに拍車をかけるだろう。はっきり言って、志のある若者は政府に管理された学校の先生にはならない方がいいと思うよ。

「2030年頃までには、本人が閲覧できるようにして、生涯学習などに役立てたい」と、とてもいいことのように言っているけれども、余計なお世話だ。大体自分の過去の学習履歴などを参照して、将来の学習に役立てようなどという国民はまずいないだろう。こういう無駄なことに、エネルギーと金を使うので、日本はどんどんドツボに嵌っていくのである。

私が現役の高校教諭だった頃も、指導要録というのがあって(今もあるけど)、成績や出席、その他の素行などの「指導に関する記録」を記載して、5年間(「学籍に関する記録」は20年間)保管しておく決まりがあって、私は担任をしていたので、指導要録を書かされたが、成績と出欠だけ記載して、素行や行動の記録はすべて、特記事項なしというハンコを押して済ませていた。

入学、卒業、退学、転入、転学等の学籍に関する記録は、本人が証書類を紛失した際に、卒業や在籍を証明する証拠となるため、20年間保管することに意味はあるが、指導に関する記録などは、書いて金庫に保管してから5年間、閲覧する人はほぼ皆無なので、事細かに記載しても時間の無駄なのだ。だからこういうことにエネルギーと時間をかけるのは無駄仕事の最たるもので、児童生徒と遊んでいる方が余程有意義なのである。

 

「置物」と思え。2人きりが多いうえに嫌味で苦手な同僚への対処法

会社で2人きりになることの多い同僚と気が合わない。人柄も信用できず、顔を合わすことを考えただけで日曜の夜は気持ちが落ち込む。それでも自分には特別なスキルもなく、転職は避けたい──40代女性の悩みに答えるのは、メルマガ『公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ―』著者で公認心理師の永藤かおるさん。「相手が変わることへの期待」だけはしてはいけないと語る永藤さんは、自身のメンタルを守るために、相手はただの「置物」だと割り切る方法もあるとアドバイスしています。

 

ちょっと御相談がありまして:同僚とそりが合わない

皆様からお寄せいただいたご相談や質問にお答えしたり、一緒に考えたりしていきます。

Q.
40代女性、小さな会社で働いています。私と、同僚の50代の男性が内勤で、それ以外の人たちは社長も含めて営業などで外出していることが多いのですが、この50代男性とそりが合いません。

私は、子育てを終えて2年半前に社会復帰したのですが、この男性はもう勤続20年以上です。ちなみにこの人は、先代の社長の甥っ子であり、現社長のいとこで、社長よりも10歳くらい年上です。

今の会社に勤め始めた頃、右も左もわからない状況で、頼りになりそうな人たちも皆外勤で、仕事について聞くのはこの人しかいなかったのですが、「自分で調べて」とか「俺もわかんねえよ」とつっけんどんに言われ、尋ねるたびに嫌な思いしかしませんでした。それでいて、私が自分で調べてやってみると、小声でブツブツと「違うし」「あーあ」などと言われます。

上司や社長にも相談したのですが、関係性などもあるせいか、「まあまあ、そう言わずにうまくやってもらえないかな?」とことを荒立てないようなだめられるばかり。挨拶しても返さないようなこの男性と一緒にいるだけで腹が立つというのに。

とはいえ、私には特別なスキルがあるわけではないし、仕事自体が嫌いなわけではないし、お給料もこのご時勢ながらきちんと出してもらえているので、転職はなるべくしたくないのですが、この人と顔を合わせることを考えただけで日曜の夜などはうんざりします。私はどういう気持ちでいればいいでしょうか?

【永藤より愛をこめて】

うわー、日曜の夜に、うんざり、どんよりするお気持ち、お察しします。こういう人、男女問わず一定数いるんですよね、不思議なことに。「この人、何が楽しいんだろうか?」と思ってしまいます。よく2年半耐えましたね。

さて、「どういう気持ちでいればいいでしょうか?」というご質問ですが、たぶんいくつかの選択肢をあなたがお持ちである、ということは、うすうすお分かりでしょう。ひとつだけ、「これだけはしない方がいいですよ」ということだけ触れておきます。

それは、「相手が変わることを期待する」こと。多分この男性は、これから先も愛想がよくなったり、親切になったり、快活になったりすることはありません。よっぽど彼の身に何か起こらない限り。

なぜなら、今のままで彼は何ら困っていないからです。あなたは、不快に思うし、嫌だし、困っているかもしれないけれど、彼は何も困っていない。ゆえに彼が変わることはまずないのです。それを前提に考えると、あとはあなたの気持ち次第です。

 

木村拓哉はなぜ映画賞で嫌われるのか。次女koki,の初主演作が新たな火種!?キムタク家族に起きている異変とは

俳優として2021年も大活躍を見せた木村拓哉(49)が今度はアーティスト活動を活発化させている。1月19日にはニューアルバム『Next Destination』をリリース、さらに2月からはライブツアーをスタート。自身のインスタグラムには熱の入ったリハーサルの様子を連日投稿している。まさに順風満帆といった木村だが、“あること”をめぐって波乱が起きそうだという。

元SMAPでは誰よりも勝ち組となった木村拓哉

2022年のスタートはアーティストとして動き出した木村。「歌筋、ダンス筋を使うと身体のリアクションが半端じゃない」とSNSで語るなど、久々の歌やダンスにやや苦労しているようだが、充実した日々を送っているようだ。

一方、俳優業も順調そのもの。まだ正式発表はないものの、4月クールから毎週木曜日の夜9時枠で連続ドラマの主演が決定しているという。東京スポーツによると、学校の運動部の先生役だといい、何部かは不明だが格闘技の部活だとしている。

昨年9月に公開された映画『マスカレード・ナイト』も大ヒットし、元SMAPで誰よりも勝ち組となった木村。日本アカデミー賞主演男優賞の受賞は間違いないとささやかれているが、そう簡単にはいかない。実は木村と日本アカデミー賞には過去の因縁があるのだ。

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なぜ木村拓哉は映画賞から嫌われているのか?

興行収入が37.7億円(12月現在)で2021年の邦画部門で第9位となった『マスカレード・ナイト』。2019年に公開された前作『マスカレード・ホテル』も46億円を突破しており、2作続けて大ヒットしたといってよい。

菅田将暉主演で大きな話題となった第8位の『花束みたいな恋をした』の興業収入38億円に迫る勢いをみせ、“客を呼べる俳優”であることを数字で証明した。

それだけではない。木村は12月に発表された「第46回報知映画賞」で主演男優賞を受賞。映画撮影のため授賞式は欠席したが、「本当に嬉しく思っております」と喜びの声をビデオメッセージに寄せた。

報知映画賞は日本アカデミー賞の1年前にスタートした歴史ある賞で、多くの俳優が同じ作品でアカデミー賞を受賞している。いわば前哨戦的なポジションのひとつとして定着しているのだ。

となれば、木村が日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に選ばれる可能性が俄然高まるが、そうすんなりとはいかないと映画ライターは語る。

「ドラマでは『ロングバケーション』『グランメゾン東京』など数え切れないほどテレビ誌で賞を獲っている木村さんですが、こと映画賞に関してはノミネートさえされていません」

そこには木村と映画賞の間にある“因縁”があるという。

「2006年に公開された木村さんの主演映画『武士の一分』では作品賞、山田洋次が監督賞と脚本賞、檀れいが主演女優賞、笹野高史が最優秀助演男優賞しています。でも、そこに木村さんの名前はありませんでした。事務所の方針でノミネートされる前から日本アカデミー賞などの国内の映画賞を一歩的に辞退していたからといわれています」(前出・映画ライター)

そうした行動が各スポーツ紙の映画記者たちを当時呆れさせてしまったようで、映画賞では“キムタク外し”が当たり前という風潮になってしまったという。

現に木村は今回受賞した報知映画賞主演男優賞の受賞コメントの中で、「こういう賞にあまり慣れてないので、非常にどうしていいのか、正直分からない部分ではあるんですけど」と語っており、映画賞とは無縁であったことを自任している。

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すっかり映画賞、ひいては日本アカデミー賞から嫌われてしまった木村だが、果たして15年前の忘れ物を取り戻すことはできるのだろうか。

トンガ海底火山の巨大爆発で懸念される、日本近海の津波地震発生と南海トラフ地震

トンガ付近の海底火山「フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山」が日本時間15日13時ごろに1000年に1度の巨大爆発を起こし、日本や米国などの沿岸部では「津波」に似た潮位の上昇が起きた。気象庁によると、フンガ・トンガ-フンガ・ハアパイ火山の噴煙高度は約1万6000メートルにまで達し、日本列島の太平洋沿岸部全域にわたって「津波警報」「津波注意報」が出されたが、一連の津波警報・津波注意報は16日14時にすべて解除されている。

「今回も遠い南の島の噴火か」と安心してしまった日本国民も多かったのかもしれないが、今回の噴火によって「ある懸念」が現実のものとなる可能性がでてきた。それが、「南海トラフ地震」と「伊豆・小笠原海溝アウターライズ地震」である。

衝撃波による気圧の変化と「南海トラフ地震」

今回のトンガ噴火により、日本でも「衝撃波」の影響で気圧の変化が観測されたという。下記のウェザーニュースが公表した動画がその衝撃を物語っている。

これだけの衝撃が世界各地で観測されたということは、地震を起こす各地のプレートや海中の火山帯にも何らかの刺激が与えられたであろうことは想像に難くない。しかも、このタイミングで噴火の2日前にあたる13日、政府の地震調査委員会が驚きの発表をしている。

それが「南海トラフ巨大地震、40年以内の発生確率「90%程度」に引き上げ」という、東京大学名誉教授の平田直委員長の会見だ。同委員会は南海トラフで今後40年以内にマグニチュード8から9級の地震が発生する確率を、前年の「80~90%」から「90%程度」に引き上げたのである。

そして今回のトンガ大噴火である。この衝撃により、地震の発生時期はむしろ早まった可能性さえあるのだ。40年以内とは、明日かもしれないし39年11ヶ月後かもしれない。いずれにしても遅かれ早かれ、南海トラフで巨大地震が起きる可能性は今回の会見で「100%」により近づいたのである。13日の会見で平田委員長は「日本は世界的にみて地震が起きやすい場所だ。どこで起きてもおかしくないので備えを進めてほしい」と呼びかけた。

小笠原海溝とアウターライズ地震

また先日、東京・小笠原沖で発生した地震を覚えているだろうか?4日、東京・小笠原村の父島近海で午前6時8分頃、マグニチュード(M)6.1、深さ77km、最大震度5強の地震が観測された。この震源地よりも本州寄りで、同じく「伊豆・小笠原海溝」沿いの鳥島(東京都青ヶ島村)近海では2021年12月ー2022年1月現在、過去に例がないほどの群発地震が頻繁に発生している。独立行政法人防災科学技術研究所(NIED)が公表している、気象庁一元化震源要素(2日前以前)およびHi-net地震観測システムによる自動処理結果(前日・当日)の震源要素を使用して作成された「Hi-net自動処理震源マップ」によると、ここ30日間で鳥島近海で群発地震が発生していることがわかる。

つまり4日に発生した小笠原村震度5強がトリガーとなって、鳥島近海の伊豆・小笠原海溝でアウターライズ地震が発生する可能性、あるいはその前兆である可能性が出てきたのである。

アウターライズ地震とは、海溝の外側付近でおきる地震のことを指す。この「アウターライズ」とは、海洋プレートが折れ曲がって海溝から沈み込む際にできる隆起帯を指し、その部分を震源域とする地震を「アウターライズ地震」と呼んでいる。この鳥島近海で群発地震が起きているエリアは、伊豆・小笠原海溝のアウターライズ(外側)にあたり、もしこのエリアでM8クラスの地震が発生した場合、東日本大震災で発生したものと同規模の巨大な津波が発生し、房総半島や東京湾、伊豆半島などの関東周辺から南は九州まで津波被害が出る可能性がある。

地質学者「マリアナ諸島は沈没するかもしれない」

MAG2 NEWSでは2020年8月、地質学者の「日本沈没」に関する可能性について学会発表された論文に関する記事を公開したが、その中で「今後、マリアナ諸島は沈没するかもしれない」という仮説を紹介した。今回のトンガ大噴火からそう遠くはないマリアナ諸島付近のプレートで、何らかの変化が起きている可能性もあるだろう。

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4日の小笠原周辺の地震発生により、日本近海では今後何が起きても不思議ではないのかもしれない。ドラマの中で描かれたような「日本沈没」は無いにしても、3.11で多くの被害を出した津波地震の脅威がまだ完全に払拭されたわけではない。

思い起こされる3.11直前の「クライストチャーチ地震」

昨年2021年3月5日の日本時間午前4時28分頃、ニュージーランド沖のケルマデック諸島でM8.1の巨大地震が発生したことを覚えている人は少ないだろう。この地震の場所こそ、今回のトンガ大噴火のすぐ南西のエリアで発生していたのだ。このエリアの地殻変動は約10ヶ月前から始まっていたのかもしれない。

ニュージーランド周辺の地震と聞いて思い出すのが、あの東日本大震災発生の17日前に起きた、2011年2月22日にニュージーランドのカンタベリー地方で発生した「カンタベリー地震」(通称:クライストチャーチ地震)だ。この地震で日本人留学生ら28名が命を落としたことを記憶している人も多いだろう。

● カンタベリー地震 (2011年)-Wikipedia

この地震のわずか17日後に、東北沖でM9.0という日本周辺における観測史上最大の地震「東日本大震災」が発生したことで、ニュージーランド周辺の地震と日本付近の地震発生が連鎖している可能性を唱えている地震学者も多い。

今後も、遠方の地震とたかをくくることなく、日本および太平洋周辺の地震や噴火に注意を払う必要があるだろう。