韓国の言いがかり。EUも隣国をホワイト国に指定せずという事実

15日には文在寅大統領が「日本経済に大きな被害が及ぶ」と発言するなど、日本による半導体材料輸出規制に韓国側がますます反発を強めています。出口の見えない日韓関係ですが、この先どのような道を辿ることになるのでしょうか。メルマガ『国際戦略コラム有料版』では著者の津田慶治さんが、「日本も機会損失を被る可能性がある」とするものの、より大きな被害を受けるのは韓国と断言しています。

ドイツ銀行の混乱警戒

米FRBが7月末利下げはパウエル議長の議会証言で確定した。しかし、NY連銀ウィリアムズ総裁の発言、特に「貿易や世界的な経済成長に関し不確実性がある」が気になる。検討しよう。

日米株価

NYダウは、2018年10月3日26,951ドルで、12月26日21,712ドルと暴落したが、7月末利下げ確定で7月12日27,332ドルと過去最高値を更新した。

日経平均株価も、同様に2018年10月2日24,448円になり、12月26日18,948円と暴落し、米利下げ確定ではあるが107円台と円高、安川電機の決算は60%減益で、7月12日は21,685円になり、米国株に比べて大きく見劣りがするレベルに留まっている。

日本の株価が低いのは、7月末の米国利下げで円高や10月消費税増税や、中国への輸出が陰り機械類、電子部品などの企業業績が減益による。この上に韓国との貿易摩擦が出てくるので、市場は警戒と、出遅れで海外投資家の450億円程度の買いやGPIFや日銀ETFの買いで、上下方向のトレンドが出ずに、硬直状態が続いている。閑散小動きの相場から上下に動くには、何か悪いショックや非常に良いことが起きる必要がある。

米国は、雇用統計もよく過去最高の株高でも、7月のFOMCで利下げをするとパウエル議長が議会証言したことで、過去最高値を更新している。パウエル議長は、インフレ率の下押しで利下げというが何かおかしいが、NY連銀ウィリアムズ総裁は世界経済の不確実性での利下げと、これが気にかかっている。1つには、勿論、米中通商戦争であるが、もう1つにドイツ銀行の破綻があるのではないかと思う。

ドイツ銀行問題

ドイツ銀行は、どのくらいの損失が出ているのか見えないが、社員の2割1万8,000人を解雇した。この状況と並行して、公式行事で震えが出るメルケル首相の健康問題も出ている。この震えが出始めた時期が、ドイツ銀行の問題が出て、その処理を検討している時期に重なっている。

一説には、ドイツ銀行は、デリバティブ取引で7,000兆ドルの取引があり、相当な損失が出ているという評論家もいる。少なく見積もって1%の損失でも、70兆ドルの損失で、7,000兆円というとんでもない損失になる。この損失を年利1%で飛ばしたとしても、1年で70兆円の利子支払いが必要になる。これではドイツ銀行は持たない。

そのため、ドイツ銀行の正常化が必要になり、ドイツ政府が前面に出てきた。もし、ドイツ銀行を倒産させたら、世界的な投資銀行の倒産連鎖が起きて、世界経済はリーマンショック以上の大混乱に陥ることになる。そして、デリバティブ取引の中心は米国である。米国の多くの投資銀行の倒産になる。

このような混乱手前にドイツと米国はあり、EU人事でもECB総裁のポストは、ドイツ連邦銀行総裁のイェンス・バイトマンと噂されていたが、ドイツ銀行問題があり、タカ派のバイトマン氏ではなく、ハト派でフランス人でIMF専務理事のラガルド氏になったのである。金利を思いきりゼロにするしか、ドイツ銀行の救済はない。メルケル首相が、マクロン大統領との議論で負けて、EU議長ポストだけで我慢した理由でもある。

そして、ドイツは、ドイツ銀行に代わって、7,000兆円の穴埋めをすることになる。黒字国ドイツ国家予算は120兆円程度であり、予算の20%を穴埋めに使うとしても、24兆円しかないので、完済するのに292年もかる計算になる。マイナス金利にあるドイツ国債発行で、埋め合わせるとしても、発行額が巨大なために金利上昇を起こしてしまう。

ドイツ銀行の投資部門の中心は米国にあり、ドルでの借入金がある可能性が高く、不確実性のために7月0.5%の下げが必要とウィリアムズ総裁は述べている。トランプ大統領とパウエル議長の7月の電話会議でも、ドイツ銀行の問題が出ているはずである。

中東の悲劇の再来を予感。アメリカが求める有志連合の「踏み絵」

7月9日、アメリカは同盟国に対し、タンカー攻撃などで緊張が高まるホルムズ海峡の防衛やパトロールのため、有志連合への参加を呼びかけました。この問題について、メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』の著者で、数々の国際舞台で活躍する国際交渉人の島田久仁彦さんは、日本がハンドリングを間違え中東諸国の信頼を失ってしまえば、第3次世界大戦の口火となるかもしれないと大きな懸念を抱いています。

踏み絵か?アメリカが同盟国に有志連合参加を要請

「今後は、ホルムズ海峡の防衛やパトロールの任を、日本など直接的に影響がある同盟国とシェアすべき」。7月9日にトランプ大統領から出された“要請”です。 実際に、大阪でのG20サミットの前から、トランプ大統領の「米軍による同盟国の防衛負担への不満」が出されていましたが(実際の数値に信憑性があるかどうかは別ですが)、少し内容を変えて出されたのが今回の“要請”です。

この裏には、先に述べた“不満”もあるでしょうが、実際にはホルムズ海峡での2隻のタンカー(日本の権益)への攻撃を受け、迅速に「イラン犯人説」をぶち上げたものの、追従してくれたのは英国だけで、日本も他の欧州各国も、起きたことへの憤りと懸念は表明するものの、米英のイラン批判に乗っかることはせず、「真犯人捜しの必要性」を述べるにとどまっていました。それにしびれを切らしたのか、「ならば、同盟国も、自国のタンカーは自分たちで守るべきだ!」ということになったようです。

実際に世界の原油取引の5分の1は、ホルムズ海峡を通りますし、中国は8割強、日本もかなり高い割合で、中東地域からの調達に依存していますので、無視できない“要請”ですし、常日頃、地域安全保障およびエネルギー安全保障上、ホルムズ海峡を閉鎖された場合の膨大なネガティブインパクトが懸念されているため、日本のタンカー護衛についてはずーっと懸案事項ではあります。これまではアメリカの第5艦隊に海域の防衛を依存してきましたが、今後は、もしかしたらそうはいかないかもしれません。

アメリカの統合参謀本部議長も、「これから2週間ほどを目途に、各国からこのCoalition of the willing(有志連合)に加わるかどうか、そして、加わるならどのような貢献ができるか、伝えてほしい」というお達しが出ています。では、同盟国・日本はどうするのでしょうか?

現行の法律では、拡大解釈してもこの要請への対応は困難でしょうし、ソマリア沖の海賊対策に派遣している海上自衛隊の艦船のカバレッジの拡大も法解釈的にも苦しい中、政府は大きな決断を迫られそうです。現在、参議院議員選挙真っただ中という政治的な制約もありますが、やはり、現在、与党が推している憲法改正議論への影響が懸念されることもあり、とても難しい舵取りとなるでしょう。

セブンペイ問題の根本要因。日本の悪習慣「ウォーターフォール」

鳴り物入りで導入されるもすぐに大規模な不正アクセスが発生、セブンイレブンという企業自体のITリテラシーを疑われる事態にまで発展してしまった、セブンペイ問題。なぜこんなことになってしまったのでしょうか。世界的エンジニアでアメリカ在住の中島聡さんは今回、自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』で、いびつで時代遅れな開発体制を持つ日本ITゼネコンと、そんな組織にセブンイレブンが開発を委託したところに根本の原因があると指摘しています。

※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2019年7月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール中島聡なかじまさとし
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

7pay事件

最近、セブン・イレブンが導入した 7pay というペイメント・システムの脆弱性をついた犯罪が起こるという事件がありました。誕生日と電話番号さえ分かればパスワードをリセット出来てしまうという、ごく初期的な設計上のミスがあったため生じた事件ですが、「なぜこんなことが起こったのか」の根本原因をさぐり出し、そこから直す必要があると感じています。

私は、以前から繰り返し指摘していますが、日本のコードを書かない上流のエンジニアが設計しコーディングは下請けに任せる、という開発手法(ウォーターフォール)そのものに大きな問題があると考えています。

ソフトウェアの設計は、ただでさえ難しいのに、コードを書かずに設計することは私から見れば「どう考えても不合理」な方法です。どんなに丁寧に初期設計をしても、実際にコードを書き始めると様々な問題点が見つかり設計を変更せざるを得ないケースがほとんどです。

理由は、

  • 当初の設計通りに作るとコードが煩雑になって読みにくくなることが判明する
  • コードを書いているうちにより良い設計を思いつく
  • コードを書いているうちに設計に欠陥があることに気がつく
  • プログラムが動くようになってからリファクタリング(メンテナンスしやすくするために、コードを書き直すこと)を始めた時点で、設計変更を伴うリファクタリングが必要になる

など、様々なものがありますが、これまで私が関わったプロジェクト全てにおいて、「コーディング中の設計変更」は日常茶飯事だし、それなしには良いソフトウェアは作れないと私は考えています。

仕様書を書いて、それに基づいてコードを書くというウォーターフォール型の開発手法の1番の問題点は、この手の設計変更がとても難しい点にあります。

そもそも、上流にいる人たちは仕様書作りに莫大な時間を割きます。そのため、設計変更のたびに仕様書を書き換えていては、そこのコストが馬鹿にならないし、仕様書とコードの不一致もどうしても生じてしまいます

さらに問題なのは、仕様書を書く人が雇用する側で、コードを書く下請けの人が雇用される側、という上下関係であり、さらに、下流でコードを書くエンジニアの多くが、大学でコンピュータ・サイエンスをちゃんと勉強した人たちではないという現状があります。

こんな状態では、そもそもコーディング中に設計に問題があることを見つけることが出来る人も少ないし、たとえ見つけたとしても、これだけはっきりと上下関係がある環境で、上流から渡された仕様書に文句をつけるのは簡単ではありません

7pay事件の根本の問題は、こんないびつで時代遅れな開発体制を持っているITゼネコンにセブン・イレブンが開発を委託していることにあり、そこから根本的に直さない限りは、この手の問題は決して無くなりません。

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※ 本記事は有料メルマガ『週刊 Life is beautiful』2019年7月16日号の一部抜粋です。

とどのつまり、すべき事をすべき時にしなかったら人生どうなる?

やらなくてはいけないとは思っていることであっても、「やりたくない気持ち」を「できない」に都合よくすり替え、いつまでも先延ばししてしまう…。当然ながらこんなことでは何一つうまくことが運ぶはずはありません。そんな状況からどう脱却すればいいのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、自身の若かりし頃の経験を踏まえつつ、アドバイスを記してくださっています。

やりたくないと感じた時に読む話

ちょっと前に、メールでコンサルをやるよと書いたら、10数人の人が応募してくれたんです。コンサルですから、何か解決させたい問題があって、そのためのヒントとか道筋を教えて欲しいということが趣旨になるわけですよね。

ところが不思議なことに、私が提示したヒントとか道筋に対して、

 ■ 仰ることは分かるんですがそれは出来ないんですよ

みたいに言う人が一定数いたんです。

この時点で私的には日本語をどうにかしろよ、と内心思うわけです。だってこれって、「出来ないじゃありませんから。私は出来そうもない無理難題を解決策で言ったりしません。誰でもやろうと思えば必ず出来ることを教えているのに、それを「出来ません」と言って拒否されたら、コンサルなんて出来ませんから。

これ本当はやりたくないということなんですよ。それをそう言うと角が立つから「出来ない」に置き換えているだけです。そこがイラッとするわけです。

ではどうして「やりたくない」という結論になるのかというと、

  • 今の状態が続いても困らないと考えているか
  • 今の耐えられる状態がまだまだ続くと考えているから

なんですね。つまり口では困った困った、解決しなきゃと言っていても、本心では

 ■ イヤなことをするくらいならガマンした方がマシ

って考えているということで、そしてこの状況はこれ以上悪化しないと楽観視しているんです。

実はこの思考が不幸への鉄板ルートなんですよね。

快か不快かと訊かれたら、不快だと答えるのにそれを治すための施策は、何か理由があってしたくない。そうやってこの状況を放置していたら、あわよくば勝手に良くなってくれるか少なくともこれ以上は悪くならないだろうと根拠も無く考えているんですね。まさにおめでたいお花畑発想です。

誰かに(例えば私に)相談をしたということは、自分の潜在意識ではこれは直さなきゃならない問題なのだと自覚しているということです。それをあなたの表層意識が理屈を使って却下したというのが、今の状態なんです。

そして未来というのは、潜在意識が感じた通りになることの方が多いですから、多くの場合で事態はドンドン悪くなっていくんです。当たり前の話ですが、そうなってから対処しようとすると、今やるべきプロセスの数倍の負荷が掛かることも珍しくありません。ま、放置したために延滞金を支払うようなものですよ。

このような逃げ続けてドツボにハマって、長期に亘って精算させられる人生って、私は若い頃に何度もやっていて、もうイヤってくらい痛い思いをしましたから、これは人生の法則だと思うんですよ。数ヶ月、数年経ってから、

 ■ あああの時に手を打っておけばここまでヒドくならなかったはずなのに

って思うようになりますよ。この種の後悔って、人生を蝕むというか、投げやりにさせるというか、簡単には立ち直れないようにさせる威力がありますから、早めにやるべきことをやっておいた方が良いと思いますよ。別に叱ったり、怒ったりするつもりはないんですけど、この部分だけは人生の先輩としてリアルに実感していて本当に深い後悔をすることになりますから、教えてあげているだけです。

それでも分からない人は、是非是非力一杯、痛い思いを満喫してください。それもまた人生のスパイスですから。

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未来永劫忘れてはいけない恩。スリランカが救ってくれた戦後日本

第二次世界大戦後、連合国による分割統治計画も浮上するなど、厳しい制裁にさらされる危機にあった日本。そんな我が国の「救世主」がアジアの地にいたことをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、“博多の歴女”として活躍する白駒妃登美さんが、サンフランシスコ講和会議で日本の窮地を救った、スリランカ代表ジャヤワルダナ氏の演説を紹介しています。

日本人としての誇りが湧いてくる感動実話

かつて吉田茂首相はスリランカへの恩を日本人は未来永劫伝えなければならいと口にしたといいますが、その日本とスリランカの関係をいまどれだけの人が知っているでしょうか。

戦後の混乱期、日本を救ったスリランカのジャヤワルダナ氏の言動に、いま改めて耳を傾けてみましょう。お話を聴かせていただいたのは、“博多の歴女”として活躍する、ことほぎ代表の白駒妃登美さんです。


いまから71年前に終戦を迎えた日本は、昭和26年に締結されたサンフランシスコ講和条約によって主権を取り戻しました。しかし、約6年にわたるGHQ(連合国総司令部)の占領下に置かれた日本は、様々な統制のもとで贖罪意識を植えつけられその後遺症はいまも引き摺っていると言えるでしょう。

昭和30年にインドネシアのバンドンで開かれたアジア・アフリカ会議においても、その影響は顕著でした。なぜなら、そのような国際会議に出ようものなら袋叩きに遭うだろうと恐れた日本側は、代表を派遣することを躊躇し、会議当日もぎりぎりまで会場に足を踏み入れようとしなかったのです。

ところが、どうでしょう。意を決して日本代表が会場に入ると、会場を埋めた各国代表がスタンディングオベーションで迎えてくれるではありませんか。

確かに日本が戦争を行ったことで、傷ついた人々がいたことは事実です。その半面、日本が米英を相手に立ち上がったから、独立を果たせたと考え、日本に感謝してくれている人たちも多くいたことを、この歴史の一場面は物語っています。

ではサンフランシスコ講和会議はどうだったのかというと、連合国側の思惑が錯綜し、例えばソ連が日本の分割統治を要求するなど、日本に対していかなる制裁措置を取るかで議論は紛糾しました。そのような中、会議の流れを一変させる演説が行われたのです。

憎悪は憎悪によって消え去るものではなくただ慈悲によって消え去るものである

スリランカ代表のジャヤワルダナ氏は、仏陀の言葉を引用して国家間の礼節と寛容を説いた上で、次のように言葉を続けました。

「アジアの諸国民が日本は自由でなければならないということに関心をもっているのは何故でありましょうか。それは日本とわれわれの長年の関係のためであり、そしてまた、アジアの諸国民の中で日本だけが強力で自由であり、日本を保護者にして盟友として見上げていた時に、アジアの諸国民が日本に対して抱いていた高い尊敬のためであります」。

長年西洋諸国に虐げられてきたアジアの民にとって、大国ロシアを破り独立を守った日本は希望の星だったのです。

そしてジャヤワルダナ氏は、スリランカが一切の対日賠償請求権を放棄することを明言。演説が終わると、賞賛の声の嵐で会場の窓のガラスが割れるほどだったそうです。

これによって日本は特別な制裁を受けることなく今日の平和を享受することができたのです。

※本記事は『致知』2016年9月号より一部を抜粋・編集したものです。

なぜその子供は、いじめではなく両親の不仲で不登校になったのか

「どんなに頑張っても問題を解決できない」と思ってしまうとこと、ありませんか? そんなときはそもそもの解決法が間違っているのかもしれません。問題解決には「現実を直視することが必要」と言うのは、心理カウンセラーの吉田こうじさん。今回吉田さんは自身の無料メルマガ 『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』で、悩みを解決するための「正しい考え方」を解説します。

間違った悩みの解決方法

色々な方の心のお悩みを伺ってきて思うことは、現実を直視することなく何とかして問題を解決しようとするケースがとても多いということ。

例えば、本当は夫との関係性が非常によろしくなくて夫に激しい敵意を持っているにもかかわらず、その敵意をむき出しにしてしまうと自分が社会的に不安定になってしまいかねないから、その敵意を夫ではなくて、姑さんに向けてみたり、職場の人に向けてみたり、あるいはお子さんに向けてみたり……。

で、さらにもっと深く掘り下げると夫よりも実の父親への抑圧した怒りがあったりするのは本当に良くあることです。

この「抑圧されてきた怒り」は様々な悩みを生み出す原因になるのですが、そこには目を向けずに現状をなんとしようとしてもそれはなかなか無理な相談なわけです。

以前、ある不登校のお子さんがいました。いわゆる対人恐怖でクラスに入れないんです。

このお子さんの不登校の原因は学校でのいじめではなく両親の不仲でした。両親が互いに攻撃しあい、そのフラストレーションをお子さんにぶつけていたのです。そこを修正しないままお子さんの不登校をなんとかするってのはやっぱりちょっと無理な相談なんです。

とは言っても現実を直視するのってはとても頭にきたり、苦しんだり怖いことだったり……、と思うかもしれませんが、実は現実を見ないからとてもイライラしたり苦しんだり怖いワケで。

現実を無視して泣いて騒いでいたら誰かが手を差し伸べてくれたのは赤ちゃんの時までなんです^_^。大人になったら、

  • 悩みの本質はなんなのか?
  • 怒っている本当の相手は誰なのか?
  • 自分が変えられることはなんなのか?
  • 自分が変えられないことはなんなのか?
  • 自分は本当にどうしたいのか?

こうしたことを一つひとつしっかりと現実の自分と向き合いながら答えを出していくと、悩みだらけの世界から少しずつ抜け出せると思います。

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会話が進まなくなるタイプの質問をすると客足が遠のく当然の理由

接客を受ける際、話しやすい店員さんとそうではない店員さんがいるものですが、その違いはどこから生じているのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、販売員が心がけるべき「会話を進めやすい質問のしかた」を紹介しています。

会話を進めるための質問

先日、研修の中で、受講生の方との接客ロールプレイをやった後にこんなことを言われました。私が販売員役をやったのですが、お客様役をやってもらった受講生の方が、「普段、私は接客を受ける時にあまり話さないんですけど、気づいたらたくさん話していました」と言ってくれたのですね。

非常にありがたかったのですが、一方で、「なぜ話しやすかったのか?」についても考えてもらいました。すると、「聞かれたことに答えやすかった」という答えが出て来ました。これはズバリ正解で、私の接客では、お客様が答えやすいように質問をしていくやり方を取っています。そうでないと、お客様は答えにくくなってしまい、会話が前に進まないからです。

例えば、食品ギフトの接客の場合、こういう接客をする方がいます。

販売員 「贈り物でお探しですか?」

お客様 「そうです」

販売員 「当店では、A・B・Cの3種類の大きさをご用意しております。どのくらいの大きさがご希望ですか?」

お客様 「うーん、そうですねぇ」

このまま沈黙が流れます。この場合、「どのくらいの大きさがご希望ですか?」という質問は答えにくい質問です。販売員からすると、お客様の答えを待っているわけですが、お客様はどのくらいのサイズが良いのかがわからないので、答えに窮するのです。結局、そのまま時間がかかってしまうか、お客様も悩んでしまって、「他も見て来ます」と店を後にされたりします。

同じような接客でも、会話が進みやすい場合は、

販売員 「贈り物でお探しですか?」

お客様 「そうです」

販売員 「当店では、A・B・Cの3種類の大きさをご用意しております。お相手の方は何名くらいで召し上がられますか?

お客様 「5人くらいだと思います」

販売員 「でしたら、Bのサイズがちょうど良いかと思います。Cのサイズですと、10名様くらいの量が入っていますが、人数が増えることはありそうですか?」

お客様 「いえ、ないと思います。じゃあBにします」

このような流れになります。「お相手の方は何名くらいで召し上がられますか?」というお客様が明確に答えやすい質問をしているので、お客様もスムーズに答えてくれるのです。「人数が増えることはありそうですか?」という質問も、聞いている内容が明確なので、これもまたお客様は答えやすいですよね。

接客の流れはお店や商品によってまちまちですが、何れにしても、お客様がどんな質問なら答えやすいかを考えて質問をしないと、ものすごく曖昧な質問を繰り返してしまいがちです。

「何色をお探しですか?」
「今日は何をお探しですか?」
「(試用してみて)どうですか?」
「何用でお使いですか?」

これらは全てよく使われがちな質問ですが、ある程度信頼関係の築けているお客様ではないと答えにくい質問でもあります。ちょっとお客様が考えなければいけなからですね。決してこれらの質問が悪いわけではないのですが、お客様があまり話しさないタイプの方だったりすると、会話が進まなくなります。

自店で置き換えてみると、どんな質問なら答えにくくて、どんな質問なら答えやすいのか。そして、どうすればお客様が話しやすい質問ができるのか。ぜひ考えてみていただき、接客に活かしていきましょう。

今日の質問です。

  • お客様がパッと答えやすい質問の特徴は何ですか?
  • 接客の中でスムーズにその質問をするとしたら、どんな練習が必要ですか?

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郵便局の重罪。自ら捨てた地域に寄り添う姿勢と、人としての信頼

日本郵政という看板を信じた人々を食い物した、かんぽ生命保険の不適切営業が報じられていますが、失われた企業や従業員の信頼を取り戻す道はあるのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、経済情勢や厳しいノルマなど「言訳がましいお粗末な謝罪会見」を行なう日本郵政に抜本的な改革は困難であろうと厳しく批判しています。

「郵便局」への信頼を悪用した「かんぽ生命」の罪は重い

こんにちは!廣田信子です。

かんぽ生命保険で、顧客に不利益となる保険の乗り換え契約が次々と発覚し、顧客軽視の営業実態が浮き彫りになっています。

これまでも、いろいろ言われていたことですが、ようやく、金融庁がこうした事態を重く見て業務改善命令などの処分を検討中ということで、かんぽ生命と日本郵便のトップが10日に記者会見しましたが、内容はお粗末なものでした。

郵便局」という高齢者や地方在住者には、絶対的な信頼があるブランドを利用した、不誠実、不正な行為に、改めて怒りを覚えました。これは、営業トークの行き過ぎなんかじゃない、あきらかな詐欺行為です。

かんぽ生命は、19年3月までの5年間で、顧客が保険の乗り換えで不利益を被った事例が2万3,900件に上ると発表しています。顧客を無保険にしてしまったケースも続出しました。保険業法は、契約者に虚偽の内容を伝えたり、不利益となる事実を告げずに既存の契約を解約させて新たな契約を勧めることを禁じているのです。

私は、今年、保険の切り替え時期でしたが、書類のやりとりだけでなく、内容をきちんと理解しているか確認のための電話があり(何度も留守電に入っていました)、10分近く時間をとられるので、もうわかっているからいいのに…と思いながらも、これが保険会社のコンプライアンスなのだから…と付き合いました。特に、保険の切り替え前後に生じることについては、しつこいぐらい説明がありました。これが保険業界の常識です。

また、車の保険ははネット保険ですが、この3月の更新で、見積もりのときの等級から、契約時の等級が変わったようで、返金があるので、契約内容の変更手続きをしてくださいと、何度も、あらゆる手段を使って連絡がありました。すでに、1年分保険料を払っているので、保険会社が言わなければ、そんなこと気にもしないことでした。当然ながら、ネット保険もコンプライアンスはしっかりしていると思いました

それなのに、かんぽ生命保険はなんですか?保険会社としてあり得ないことです。営業の人間がかかわるから親切丁寧どころか、逆に、不誠実不正な行為が行われるなら、ほんと、営業の人なんていらないです。

かんぽ生命保険では、顧客が、半年以上にわたり新旧契約の保険料を二重に支払っていた事例約2万2,000件あることも判明しているといいます。新契約の締結から6カ月以内に解約すると乗り換えと見なされ、営業手当が新規に比べて半減するのを避けるため、郵便局員が手当欲しさに解約を先延ばししていたため顧客は、その間、二重に保険料を払っていたのです。

なぜ、顧客が二重払いに気付かなかったのかというと、「気付かれないよう工夫していた」といい、その一つが、乗り換え契約時、顧客に旧保険の解約を遅らせることを告げず、新規契約は1年分の保険料を一括で支払うよう促す手口だと言います。「月払いだと、通帳をみれば二重払いが発覚してしまう」からです。これは、明らかな詐欺行為ですよね。

担当者本人が悪いのはもちろんですが、数字ほしさに黙認どころか暗にそれを促していた上司もいたはずです。担当者も、手当て欲しさだけでなく、ノルマをこなすためという要素も大きく、そのために組織全体が何が正当なことか不当なことかを判断する能力もなくなっていたとしか思えません。

社長は知らなかったようないい方でしたが、組織的なものだったはずだと疑っています。ぜひ、金融庁には、踏み込んだ調査をして、しっかり処分をしてもらいたいと思います。

背景には、低金利の長期化で、国債中心の運用が行き詰まり、保険販売による手数料収入の確保を迫られていることがある…と言われます。郵便収益が低迷する中日本郵便にとってもかんぽ生命からの販売手数料などが大きな収入源となっており、現場での無理な営業につながった…と報道されていますが、でも、そんなことは、言い訳にもなりません。条件は他の金融機関・保険会社も同じです。

保険料の二重支払いなどの問題発覚後も厳しいノルマが課され続けていて、現場からは本当に改善するのかと疑問視する声が相次いでいると言います。保険料の二重払いはずいぶん前から経営陣も把握したはずで、新しい保険の契約から7カ月後に旧保険を解約することが社内で問題視されるようになると、解約時期を1年半後に延ばす手口が横行。より、顧客に不利益をもたらす行為にエスカレートしていたと言います。

現場では、「相続税対策と虚偽説明するなどして販売する悪質な営業トークがいくつも存在しており、不正販売をしないよう指示があるたびに、新たな抜け道が生み出されてきた。今回も、いたちごっこになるだけではないか…と懸念の声が内部にあるというのです。

会社もラグビーも同じ。平尾誠二流、公私混同が組織を強くする訳

「ミスター・ラグビー」と呼ばれ日本のラグビー界を牽引するも、53歳の若さでこの世を去った平尾誠二さん。そんな平尾さんのチーム作りに関する考え方は、組織の構築にも応用できるといわれますが、個々のメンバーが「何をすればいいか自ら考え出す」ためにはどう導くのが正解なのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、平尾誠二さんが、強いチーム・組織を作るためにモットーとしていた「自発性」について解説しています。

平尾誠二が語った「強い組織」の作り方

ラグビーワールドカップが9月20日に開幕するのを控え、ラグビー熱が徐々に高まりを見せています。

この世紀のイベントの開催を熱望していたのが、ミスター・ラグビーこと平尾誠二さん。平尾さんが生前語っていた「強い組織」「強い選手」づくりの考えは、いまなお輝きを放っています。


強いチームというのは、指示された通りに動くだけではなく、イマジネーションというのを膨らませて、それぞれの状況に応じて何をすればいいかを考え出すチームです。これからは特にそういうことが求められてくると思いますね。

ルールづくりも大事ですが、本当は一人ひとりのモラールが少し上がればチームはものすごくよくなるんです。決め事をたくさんつくるチームは、本当はあまりレベルの高いチームではないですね。

僕はチームワークを高めるために、よく逆説的に「自分のためにやれ」と言うんです。結局それが1番チームのためになりますから。

みんなに、「公私混同は大いにしなさい」とも言うんです。これは、一般的な意味での公私混同ではなく、公のことを自分のことのように真剣に考えるという意味です。個人がチームのことを自分のことのように考えていなければ、チームはよくならない。これからのチーム論としてはそういうことが大事になってくると思うんです。

ラグビーでも、いいチームは一軍の選手から控えの人間まで非常に意識が高いですよ。試合に出ていない人間までが「俺はチームに何ができるか」ということをいつも一所懸命考えている。

その原点は何かとというと、やはり自発性にあるんですね。これをいかに高めるかということが重要です。これは自分の中から持ち上がってくる力ですから命令形では高められない

これをうまく引き出すことがこれからチームの指導者には必要になってきます。また、そういう組織がどんどん出てこない限り、新しい社会は生まれないと僕は思いますね。

※本記事は『致知』2005年6月号の特集「活力を創る」から一部抜粋・編集したものです。

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「ムダほめ」になってないか。部下や子供の「気分が乗る」ほめ方

「ほめて育てる」とは言うものの、子供や部下に対してただ漫然とほめていただけでは成長など込めません。そこにはきっと「コツ」があるはずです。今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では、著者で漫画『ドラゴン桜』の指南役としても知られる親野智可等さんが、教師時代に経験したエピソードをから、子育てだけにとどまらない「効果的なほめ方」を紹介・解説しています。

ほめ方には2種類ある。子どもが本当に喜ぶほめ方とは?

先生だったときのことだ。図工の授業で、ある男の子に「上手だねとほめたがあまりうれしそうな顔をしなかった。

次の授業のとき、その子の描いているところをよく観察して、「この手や腕の立体感や丸みがよく出ているね。肌の明るいところから暗いところまで少しずつ色を変えたからだね」とほめたら、とてもうれしそうだった。

私は「なるほどなあ」と思った。相手をぼんやり見ながら月並みなほめ方をしても通用しないのだ。相手をよく観察することが大事だ。しかも、ほめられる部分を探そうというプラス思考で。

すると相手のこだわりポイントが見えてくる。それは、相手がほめて欲しいことがわかるということでもある。そして、これは当然ながら絵のことだけではなく、全てにおいて当てはまることなのだ。

つまり、ほめ方には2種類あるのだ。

  1. こちらがほめたいことをほめる
  2. 相手がほめて欲しいことをほめる

もちろん1でもうれしいことはうれしい。だが、本当にうれしいのは2番目のほめ方をしてもらったときなのだ。

1.は、「ほめることで相手をコントロールしたいもっとやらせたいという意識が透けて見える。だから、イマイチ素直に喜べない。2.にはそれがない。だから、素直に喜べる。

人は誰でも、自分の思い入れが強いところ、こだわっているところを見てほしいしそれをほめてもらいたいのだ。だから、そこをほめられると「よくぞわかってくれた」という感じでうれしいのだ。

2.のほめ方ができるようになれば、ほめ方の達人といっていい。それは、人間関係の達人でもある。ということで、ぜひ、子どもにもその他の人に対しても2.のほめ方ができるように心がけていこう

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