作詞家も驚き。生きづらさを抱える人たちの「詩」はなぜ心に響くのか?

精神疾患などと闘い苦しみ、社会に生きづらさを感じている当事者や周囲で関わる人たちから募集した「第二回ココロの詩」の優秀賞3作品が選定され、歌曲化が決まったようです。主催者の引地達也さんが、自身のメルマガ『ジャーナリスティックなやさしい未来』で各作品を紹介。それぞれが映し出すリアルな情景を詩と歌で味わってほしいと綴っています。

ココロの詩が映す「定型社会」とそれぞれの「生きる」情景

2019年12月から2020年5月まで募集した第二回ココロの詩大募集(主催・ケアステージHUG実行委員会、共催・一般財団法人福祉教育支援協会・ケアメディア推進プロジェクト・エイフォースエンタテイメント・歌の手帖社)は、応募作品のすべてを作詞家や作曲家らで構成する審査委員会で検討し、その結果3作品を優秀賞として歌曲作品化することを決定した。

さらに前回の第一回ココロの詩の中からも優秀作品として2作品を再選定し「復活当選」させ、全5作品を1枚のCDに盛り込むオムニバズ作品とすることを発表した。それぞれの「生きづらさ」から出発した作品だが、そのつらさの中にある心持やそこから見える風景、幸せと孤独が当事者目線から繰り広げられるリアリティ色の濃い作品集になるのではないかと思う。

詩の募集資格は「国籍・年齢不問。障がいや疾患の当事者をはじめ障がいや疾患にかかわる方、何らかの原因で社会に生きづらさを感じている方」。当事者が圧倒的に多いが支援者や家族の思いが綴られた作品も見られた。

主催者の私は、応募されたココロの詩はどれも切実でリアリティに溢れて、文字だけを見れば、すべてが優秀賞であり、どこかで詩作品として発表したいものばかりで、この詩の世界にどっぷり浸るとき、インクルーシブもダイバーシティもすべて情的な世界観の中で包摂されてしまうような錯覚に陥ってしまうから、詩の持つインパクトは強い。

今回の入賞作はそれを歌とメロディで彩られていくわけで、5作品の今後の「成長」が楽しみである。その5作品は「もういちど もういっかい」米山莉永さん(静岡県)、「うつむく人」広田ろいさん(長野県)、「シアワセ」新木紀江さん(東京都)が今回の入賞分で、「生きる」新木紀江さん(東京都)、「Everlasting Journey」TechpanCreateさん(千葉県)が昨年度応募の中からの復活である。

米山さんの「もういちど もういっかい」には「今度は間違えないから 今度は正しくなるから こんどこそ こんどこそ もういちど ただ抱きしめてほしい」とのフレーズがある。当初、私は「正しくなる」に、正しいという型にはめこもうとするその「見えない力」を奨励するかのイメージを与えてしまうのではないかとの危惧があった。

しかし、それこそが定型社会とそれに生きづらさを抱える人を二分する「定型的な見方」であることに気づいた。作者はその正しさというものに悩まされつつも、何とか「間違えないこと 正しくなること」で自分を鼓舞し続け、愛する人に抱きしめてほしいと願う切実な「ココロ」の様相を表現したのである。

メイクやマスク以前の問題。コロナ禍の「Zoom会議」失敗の原因とは?

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今までリモート会議やテレワークを導入していなかった企業の多くが、対応を余儀なくされています。しかし、不慣れなオンライン会議を「うまく進めるのは難しい」という意見をネットなどでよく見かけますよね。そこで、今回の無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では、著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんが、自身が体験した「上手くいかなかった会議」の例をもとに、「うまくいく」進行方法について語っています。

今どき「オンライン会議」は当たり前。でも…

コロナの影響で、外出を自粛しています。仕事もテレワークがほとんどです。会議もオンラインが多くなっています。

このオンラインも良いことばかりではありません。リアルと同じようにはいかないこともあるからです。

「オンライン会議」を有意義にするために知るべきこと

あなたは会議を開催する立場になることも多いでしょう。その会議がなかなかうまく進まないという経験もあるのではないでしょうか。

会議がうまく進行しないのには、いくつかの理由があります。例えば、

1.議題が参加者に伝わっていない
2.司会進行者が明確でない
3.事前準備が十分にされていない
4.話が横道にそれる
5.参加者の発言機会が少ない
6.使用機材の操作が分かっていない

といったことですね。

先日、ある全国組織のオンライン(Zoom)会議に参加しました。参加者は全国から30名ほどです。オンラインは便利ですね。今までなら、全国の参加者が一同に集まって行いますので日時・場所の設定や経費負担が大変でした。ところが、オンラインならば参加者の移動が必要ないので旅費も時間もかかりません。これなら、頻繁に会議が開けそうです。

そんな便利なオンライン会議ですが、今回の会議は残念ながら、「会議の進行がうまくいかない理由」のいくつかにピッタリとはまってしまいました。どんな理由で進行がうまく行かなかったのか、その模様を再現してみましょう。

まず、「議題が参加者に伝わっていない」については大丈夫でした。参加メンバーには、事前に4つの議題がメールで伝わっていました。

・現状の主な活動状況
・前回の議事の確認
・今後の内部活動に関する報告、検討、承認審議
・今後の外部活動に関する報告、検討、承認審議

です。内部、外部活動には、それぞれ具体的な議題が列記してあります。これらについて話し合われるだろうということが分かる内容です。

さて、会議が始まる10分前には続々とメンバーがZoomに参加。開始の時間まで、親しいメンバー同士の挨拶やよもやま話がかわされます。ちょっとしたアイスブレークタイムです。

また文科省か。官僚が主張する「オンライン授業で全て解決できる」の盲点

新型コロナウイルスの影響で、注目が集まるようになった学校の「オンライン授業」。文科省は、このオンライン授業に「希望を持って進めていこう」と推進しているようですが、そこに待ったをかけるのが無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で、現役小学校教師の松尾英明さん。松尾さんは、オンライン授業で現在の学校教育の問題を解決することは難しいとして、その理由を記しています。

「一人一台タブレット」だけで日本の未来は作れない

次の記事に、共感した。

「オンライン授業が教育現場を救う」という文科省の幻想  前屋毅

もうこれを紹介して読んでもらうだけでもお腹いっぱいになる気がするが、自分の見解も入れる。

前屋氏が言っていることは、私の実感と完全に一致している。私はオンライン、それも双方向授業を何度かやって、そこへの実感がある。

現実の対面で実現できていないことは、オンラインでは到底実現できない。普通に学級経営ができないのであれば、そこで本来実現されるはずの力は、オンラインでは実現できない。当然のことである。

この原則は、あらゆることにいえる。

〇〇があれば、できるのに。

これを言ったら、100%できない。いや、本当はやる気がない、あるいはやりたくないのだと考えて間違いない。

一番わかりやすいのが「お金があったら○〇するのに」である。

そんなことない。大抵の場合、お金の問題は何とかなるのだが、そんなに実現したくない、あるいはする気がないのである。

1人1台タブレット端末がいき渡ったら、本人の興味に沿った個別学習が実現する。学力が向上できる。生き生きとした授業が実現する。

そんな訳ない。1人1台タブレット端末に対応した新たな方法が必要になるだけである。それよりも「簡単」な普通の対面授業ができないのであれば、結果は期待できない。

絶対に勘違いしてはならないのは、今何かがうまくいってないのは、何かの不足や環境のせいではない、という事実である。

自分がうまくいかない時、周りのせいにしたくなる時、いつも自分に問いかけることがある。

「それは、尊敬する○○さんがやっても、日本一の人がやっても、無理か、同じ結果か」

できるに決まっている。○○さんには、歴史上の人物を入れてもいい。そうすると、既に実現しているだけに、言い訳はきかなくなる。

要は、自分次第なのである。色々理由をつけて逃げたくなるが、自分次第なのである。例えば四肢が不自由であっても、自分にできないことを成し遂げる人がいるという厳然たる事実から、逃げることはできない。

GIGAスクール構想自体は、大変結構である。しかしながら、それは現在の学校教育の抱える本質的な問題を解決するには至らない。

何が今の本質的な問題か。これを、教育に携わる全ての人間がそれぞれに考え、答えをもつことが肝要である。

科学者がオススメする市販の「虫除け」はこれ。嫌なカユみにサヨナラ

夏本番の今、少しでも外出するだけで蚊などの害虫に刺されてしまうこと、よくありますよね。そんな時に頼りになるのが『虫除け』ですが、薬局で販売されている物も種類が多く、一体どれを買うのが良いのでしょうか。今回の無料メルマガ『アリエナイ科学メルマ』では、著者で科学者のくられさんが、シチュエーション別に「オススメの市販虫除け」をご紹介しています。

消費者庁も怒る「虫除け」詐欺。本当に効くのはどれか?

虫。自分は飼育しているくらいですが、ダメな人はとことんダメなのが虫です。

というわけで、シチュエーションなども踏まえて、今回はオススメの虫除けを紹介していこうと思います。だいたい大事なのは成分だったりするんですが、それを踏まえた上で、具体的な商品を挙げてみましょう。

似たような名前でも成分が違うことはあり得るので、似たようなのだから、同じメーカーのだから…ではなく、裏書きなんかに書かれている有効成分をちゃんと確認した上でどうぞ。

○ ムヒの虫よけムシペールα
○ キンチョー お肌の虫よけ プレシャワーDF ミスト

ちょっとだけ虫の居るところに出かけるとか、ちょっとキャンプやBBQを…といったかんじでカジュアルな用途で出かける際にオススメなのがこの2つ。

「ムシペール」はディート系の古典的ながら、持ちが良くて、落としやすい…とバランス的に個人的にオススメです。キンチョーの「プレシャワーシリーズ」は新しい虫除け成分であるイカリジンを使っており、カジュアル向けにはこちらもオススメです。

○ フマキラー 天使のスキンベープ プレミアム

2015年に日本で認可された虫除け成分で、ディートよりも刺激性が低く虫除け効果も比較的高い成分にイカリジンというものがあります。

イカリジンは蚊、ブヨ、ダニ、と一般的な不快害虫除けには十分な効果をもっており、ディートは高濃度だと繊維を溶かすことがありますがそんなこともなく、臭いもなく非常に使いやすい虫除け成分です。

フマキラー「天使のスキンベープ プレミアム」はそんなイカリジンを最大量配合している商品なので選んでみました。

ただしイカリジンはヒルに効果が無い他、吸血しないハエのたぐいにも効果が無いので、山奥とかにいく場合は使えないこともあることは知っておくとよいでしょう。

沖縄発『台北ねぎパン』に台湾人が動揺。「お、戦争か?」「寿司ピザで対抗だ!」

日本大好きのお隣「台湾」で今、沖縄のパン屋さんが発売したという「台北ねぎパン」なるパンが「台湾のねぎパンと違う!」と大きな話題となっている。「台湾の2ちゃんねる(5ちゃんねる)」と言われる巨大ネット掲示板「PTT」では、「見てられない…」「焼きそばパンの概念だね」などなど、賛否の声があがっているようだ。

沖縄で「台北ねぎパン」爆誕も台湾人に賛否

事の発端は、台湾メディア「三立新聞網」が報じた、沖縄のとあるパン屋さんに売られていたという「台北ねぎパン」というパンの画像だ。ネットの画像を見ると、たしかに、日本のパン屋さんで同名のパンが売られていることがわかる。なぜ「台湾」ではなく「台北」を頭につけたのかというツッコミは置いておくとして(日本でも「東京●●●」という名の食べ物がよくありますよね)、まるで「ニンニクの芽」のように長めに切った万能ねぎがこれでもか!というくらいに載せられている。

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image by: 三立新聞網『日本賣「台北蔥麵包」 網看霸氣配料傻眼:誤會大了

台湾発祥の「タピオカミルクティー」スタンドがそこかしこに出来ては消えている日本。そんな台湾グルメブームにあやかったのか、「台北」を冠した台湾風グルメを爆誕させてしまったようだ。台湾のネット掲示板「PTT」では「戦争を起こす気か?」「見た瞬間に爆笑したw」などさまざまな声があがっている。

別物すぎる!? 台湾と沖縄の「ねぎパン」の違い

そもそも、台湾の北東部にある宜蘭(イーラン)はネギの産地として知られており、ねぎパンの他にその名も「葱油餅」という薄いお好み焼き風B級グルメや「胡椒餅」など、特産のネギをふんだんに使用した名物グルメは数多い。そんなネギ大好き台湾人が考え出したのが、パンの上に細かく刻んだネギを散りばめた「ねぎパン」なのである。日本人にとっては、台湾の普通のパンだとしてもインパクトが大きいのかもしれない。

上記の写真比較でも分かる通り、台湾名物の「ねぎパン」(右)はネギが細かく刻まれたものがたくさん載せられているのが普通だ。ネギの下にはチーズが載っており、ネギとチーズの絶妙なハーモニーが口の中に広がる。かわって沖縄のパン屋さんの「台北ねぎパン」は、左写真のように「ニンニクの芽」状態の万能ねぎを大量に載せて上に糸とうがらしを添え、パンの下にはカリカリのチーズを敷いているのだ。これではまったくの別物ではないか。

両者の差は一目瞭然。台湾人が「これは外交レベルの事件だ!」とツッコミを入れたくなるのも当然なのかもしれない。

中国で収監なら拷問も?香港デモ「民主の女神」周庭さんが日本人に伝えたこと

香港で起きた一連の大規模デモの中心的人物で「民主化の女神」と呼ばれていた周庭(アグネス・チョウ)さん(23)に5日、違法集会を煽動したとして有罪判決が言い渡された。時事通信などが報じている。量刑は今年の12月以降に宣告されるというが、今回の判決に、ネット上では心配の声が多くあがっている。周さんが、言い渡される量刑によっては中国政府に身柄を引き渡され、監禁、洗脳、拷問などを受ける可能性があるからだ。

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デモ活動中の周庭さん(2015年)image by: Ohconfucius / CC BY-SA

中国共産党が「反体制運動」をおこなった者に対して、監禁や洗脳、拷問を加えた例は枚挙に暇がない。最近の例では、習近平の顔が写ったポスターに墨汁をかけるというパフォーマンスを上海で2018年におこなった中国人女性、董瑤瓊(ドン・ヤオチョン)さんが、中国当局によって精神病院に強制入院させられ、約1年半後に自宅へ帰ってきたときには変わり果てた姿となっていたという話がある。

人権活動家で湖南省出身の欧彪峰(オウ・ビャオフォン)さんは今年1月、Twitterに帰宅した董さんの変わり果てた姿を動画付きで投稿した。董さんは、退院後に「お父さん」という言葉しか話すことができなくなってしまったという。

もし仮に香港デモの「女神」周さんが、中国当局へ身柄を送られるようなことがあれば、董さんと同様の処置を施される可能性は否定できない。

世界中から非難を浴びている中国共産党の「人権蹂躙」とも言える行為を、香港デモの主導者たちにもおこなうようなことがあってはならない。今回の裁判と判決は、日本にとっても対岸の火事ではないのだ。

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image by: 周庭さんTwitter

武田教授が危惧。中国の急速な科学技術による監視社会の恐ろしさ

あらゆるところでネットに繋がる環境が整備され、「5G」の実用化が進み、私たちの生活にITが欠かせなくなって久しい昨今ですが、果たして私たちの生活は、科学技術の進歩によって本当に「幸せ」になるのでしょうか? そんな世界のめまぐるしい技術発展の変化に疑問を投げかけるのは、中部大学の武田邦彦教授。武田教授は自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』』の中で、戦後から現代までの技術革新の歴史を振り返りながら、人類の本当の「幸せ」について考察しています。

科学技術が発展してきた世界。私たちの生活はいいことだらけなのか?

技術が革新されれば、その影響で社会が変わるのは常である。家電製品が誕生すると、最初はテレビ、冷蔵庫、洗濯機が普及して主婦の生活は一変し、女性の社会進出が進んだ。第二波はクーラー、パソコン、スマホで、私生活も事務所も大きく変貌した。

それは当然であり、同時に私たちの人生も生活も大きく改善されてきた。かつて、冬は冷たい水でアカギレが絶えなかった女性の手は、綺麗なままで過ごせるようになり、不潔だったトイレは水洗、さらにはシャワートイレになって快適になった。冬の寒い日にカゼを引いていても銭湯に行かなければならなかったが、今では寒い思いをせずに風呂に入ることができる。自動車も普及して、買い物ばかりではなく、病気になった赤ちゃんを病院に連れていくことができる。

でも、科学技術も不必要に発展すると、思わぬ災害をもたらす場合もある。その典型的なものが原爆だが、世界各国が核武装することによって「全人類を数回、殺戮するだけの核兵器を持つ」という無意味な状態になっている。度重なるウイルス騒動も遺伝子組換え作物も、溢れるスナック菓子もみんな同じなのかもしれない。

ITの通信速度とデータ処理力が飛躍的に上がる、5Gと言われる次世代の通信技術は、世界中を大きく変えるだろう。技術というのはある段階を超えると突然、役に立つようになる。

一つの例を示すと、コンピュータで天気予報をしようという研究はずいぶん前から行われていたが、コンピュータがある速度になるまでは役に立たない。現在までの気圧配置、風や雲の状態などをコンピュータに入れると1日後の予想が計算で出てくる。それは簡単なのだが、その計算に2日かかり、計算が出た時には昨日の天気を予想するようなことになったというのでは役に立たないからだ。

現実的には「明日」が来るまでに「明日の天気」を計算できなければ、予想は役に立たないのである。

それと同じで、パソコンやスマホも、ある技術レベルになってから爆発的に普及する。これまでも3Gとかいろいろな段階があり、その度にネットが誕生したり、スマホが普及したり、駅の改札が自動化されたりしている。

政府へのコロナ追及は「水掛け論」。その語源の伝統芸能が危機に

お盆は帰省を自粛してと言いながら、その口で「Go Toトラベル」を推奨する政府の矛盾した対応に、国民から怒りの声があがっています。こうした議論を意に介さない政府・与党を批判しても「水掛け論」に終わるだけですが、ところでこの「水掛け論」の語源をご存知でしょうか? メルマガ『きっこのメルマガ』を発行する人気ブロガーのきっこさんは、コロナ禍によって歌舞伎や狂言、能、落語といった伝統芸能が危機的な状況にあることを紹介しつつ、その伝統芸能の演目が元となった「水掛け論」と「泥仕合」という言葉の語源や海外の同義語について紹介しています。

伝統芸能と「水掛け論」

7月下旬のニュースですが、新型コロナウイルスの感染拡大で5月末までに中止や延期となった落語、歌舞伎、能、狂言など日本の伝統芸能の公演が、計2636件に達したと国立文化財機構の東京文化財研究所が発表しました。これには公演予定を公表する前に中止や延期を決めたケースは含まれていないため、実際にはさらに多いとみられるそうです。同研究所は「技能継承が困難となり、関連産業の衰退につながる」との懸念を述べましたが、すでに注文が途絶えた三味線製造大手「東京和楽器」が廃業の検討に追い込まれるなどの影響も出始めています。

でも、今はすべての職種、業種が大なり小なりダメージを受けていますので、特定のジャンルだけを「助けてくれ」とは言いずらい空気です。あたしの本職のブライダル業界も大打撃を受けていますが、国による支援は何もありません。政府がどのような理由から旅行業界を救うための「Go To トラベル」を最重要視し、緊急経済対策の予算の大半を注ぎ込んだのかは分かりませんが、もう少し広く浅くすべての業界を支援するような方法はなかったのでしょうか?

ま、どちらにしても、あたしのブライダル業界や日本の伝統芸能の優先順位は極めて低そうなので、何らかの支援が受けられたとしても雀の涙でしょう。安倍晋三のお友だち企業の「電通」や「パソナ」に中抜きされたら、現場にはほとんど届かないと思います。それに「自粛」と「Go To トラベル」を同時進行することを「何ら矛盾はない」と言い張るような相手と議論をしても、結局は「水掛け論」で終わってしまいます。

自宅用とジム用でオススメのギアは?筋トレのプロに聞いてみた

コロナ禍前の空前とも言える筋トレブームでジムに通い始めた多くの人が、徐々にジムに戻ってきています。自粛期間中に自宅トレーニング用の機器やギアを充実させた人もいるようですが、自宅とジムとでは、準備しておくとよいものにも違いがあるようです。メルマガ『届け!ボディメイクのプロ「桑原塾」からの熱きメッセージ』著者の桑原弘樹塾長が、オススメのトレーニングギアを自宅用4つ、ジム用5つ紹介。使用する目的と選ぶポイントなどを詳しく解説してくれます。

おすすめしたいトレーニングギア

Question

shitumon

自粛期間に色々とトレーニングギアを買ってみましたが、ようやくジムにも通えるようになったので改めて本気モードでトレーニングに励みたいと思っています。今更ですが、自宅用とジム用で準備した方がいいトレーニングギアって何か推薦はありますでしょうか。(35歳、男性)

桑原塾長からの回答

長い自粛期間でしたよね。私も色々と考えされられる毎日でした。まずどのレベルでのトレーニングを目指すのか、また現在どれくらいの強度のトレーニングをしているのかによって揃えるギアは変わってきますが、とりえあえず一般論として回答したいと思います。

最初に自宅用についてですが、人によってはダンベルやベンチ台まで揃えた人も随分といたようです。確かに自宅でベンチプレスやダンベルプレスが出来たら便利この上ないですよね。ただ私は揃えようとしない派なんです。

非常事態においては最高に心強いのは間違いありませんが、ジムが再開した後もどうしても自宅トレに頼ってしまうのが怖いからなんです。やはり自宅トレの限界はありますから、あくまでも非常事態の際や時間の無い時だけと割り切って活用できるかですね。私にはその自信が無かったので、自宅トレのギアはある意味最低限としました。

まずなんといってもお勧めはアブローラーですね。大概のジムにもあるかと思いますが、実際ジムではあまり使われず、私もアブベンチなどに頼ってしまいます。が、実際はしっかりとしたフォームでこなせばアブローラーは、どんな腹筋のマシンよりも効くと思います。つまり腹筋に関して言えば、ジムが閉鎖されていても自宅でこれまで以上に鍛えられるという事です。

もう一つ役に立ったのはチューブです。これは強度に種類があるので、鍛える部位によって複数種類揃えた方がいいかもしれませんが、肩、腕、胸、背中とバリエーションが非常に豊富かつ結構効きます。さすがに10レップで精一杯というわけにはいきませんが、それでも20レップもやれば十分だったりしますから、なかなかの逸品だと思います。

あとはプッシュアップバーですね。これが有ると無いでは、プッシュアップの効果が全然違いますから、ぜひ揃えておいた方がいいかと思います。

最後にバランスボールも役に立ちます。ベンチ台などがなくてもバランスボールで色々できますし、名脇役といえます。これらはどれもさほど価格的にも高くありませんし、ホームセンターなど身近なところで売っていますから、第2波対策としては準備しておく価値はあると思います。

実店舗とネットショップの違いから見えてくるこれからの販売戦略

ファッションブランドの販売・広告戦略は、ネットショップの登場によって大きく変化しています。その影響はファッション雑誌の相次ぐ廃刊やウェブ媒体化などにも表れていますが、実店舗が無価値になったわけではありません。ファッションビジネスコンサルタントの坂口昌章さんが、メルマガ『j-fashion journal』で、アパレルブランドにとって実店舗とネットショップの機能としての違いを解説。それを踏まえてのSNSなど外部メディアとの連携がより重要になると説いています。

実店舗とネットショップの機能の違い

1.実店舗とネットショップの違い

実店舗はかなり大きな空間です。その中に商品を陳列するわけですが、空間が大きいほど、商品のバリエーションが必要になります。ある程度の商品のボリュームも店舗の魅力につながります。一般的に、高級な店では商品はゆったりと陳列され、安売りの店は商品を限界まで並べています。それでも、あまりに商品が少なければ、寂しい印象を与えるでしょう。

ネットショップは一つの商品だけでも成立します。しかも、画像だけで受注を取ることができます。実店舗で売上を上げるには、多店舗化が必要です。多店舗化すると、店頭在庫が膨らみます。ネットショップは店頭在庫の負担がありません。

一方、実店舗は多店舗化すれば、ある程度の売上増が見込めますが、ネットショップで売上を上げる確実な方法はありません。「SEOやオンライン広告で現在の売上が2倍になります」というコンサルタントもいますが、多くの場合、現在の売上が少ないので2倍は可能でしょうが、50倍、100倍にする方法は明確になっていません。

2.ブランドイメージ訴求のための旗艦店

かつて、ラグジュアリーブランドのショップはパリの本店だけでした。同時に、アメリカ等の百貨店や専門店に輸出していました。当時は、本店はブランドイメージを具現化したものであり、百貨店の売り場は商品を販売するための売り場に過ぎなかったのです。この時点における本店と百貨店の売り場の違いは、実店舗の2つの機能を表しています。ブランドイメージ訴求と、商品訴求です。

やがて、世界の大都市に本店に劣らない豪華な店舗を展開し、グローバルビジネスになりました。ブランドイメージ訴求に実店舗は適しています。店舗に入る前から、ファサード(開口部)のデザインが顧客に期待を抱かせます。多くの店のドアは重々しく、それがブランドの持つ世界と外界を隔てる結界となります。店内に入ると、ブランドの世界観を具現化した環境の中に分け入ることになります。

そして、ショップのスタッフはブランドイメージに相応しい、容姿とスタイリングを実現しています。そこにある商品は単なる商品ではなく、ブランドイメージの具現化であり、ブランドが表現する特別なコミュニティの一員になるための身分証明書なのです。顧客を包み込み、五感でブランドイメージを訴求する機能は、WEBサイトにはありません。