知らなきゃヤバい落とし穴。魅力的な節税施策に見える「経営力向上計画」

「経営力向上計画」っていう言葉をご存じですか? 中小企業のみなさんには特に知っていてほしいこの情報を、今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』で、著者の現役税理士・今村仁さんが紹介しています。

全損の威力

■1億円の設備投資

機械装置であれば、耐用年数10年として、10年かけて1億円が費用化されます。

出店による設備投資であれば、内装費や備品などで耐用年数6-15年として、6-15年かけて1億円が費用化されます。

1億円が費用に計上されると、利益が1億円圧縮されます。

例えば実効税率を30%とすると、

利益3億円×30%=9,000万円の法人税等

利益3億円△1億円=2億円×30%=6,000万円の法人税等

つまり、1億円が投資年度に全額費用に計上=全損扱いとなると、9,000万円‐6,000万円=3,000万円の税負担軽減効果が発生します。

大きいですよね。

■投資1億円が全損となる「経営力向上計画」

投資金額を全損扱いとするには、資本金1億円以下であるなど一定の要件が必要ですが、一般的に下記の2パターンがあります。

1.A類型の証明書が発行される機械装置等に設備投資した場合

2.1に該当しない場合は、B類型の経済産業局の事前確認が必要

上記いずれの場合でも必要な手続きが、「経営力向上計画」の認定です。

経営力向上計画の認定を既に受けられている方は、今回新たに設備投資する内容を記入した変更計画を提出することによって、適用が可能となります。

詳しくはこちらです。

■とはいえこれは永久節税でなく繰り延べ

投資金額の全額が損金になるというと魅力的に感じるかもしれませんが、これはあくまで、いずれ費用計上される減価償却費の先取りであるということも、知っておいて下さい。

つまり、耐用年数10年の機械装置であれば、10年かけて費用化される設備投資金額が、投資年度に先取りで費用化されるということですので、その後には減価償却費が計上されないことになり、そこで取り戻し課税が行われるイメージです。

経営力向上計画を使った全損処理というのは、永久節税ではなく、あくまで税の繰り延べ効果でしかないということです。

それでも投資金額が大きいケースなどでは特に、魅力的だと思いますが。

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自民・松野前官房長官の「裏金グルメ天国」国民には地獄?食いすぎ飲みすぎ嘘つき国会議員“脱税メシ”の呆れた実態

原則非課税の政治資金から支払った多額の「会合費」のうち、数万円程度の小額を収支報告書に記載する一方、高級店での飲食代など数十万円単位の高額支出は記載せずに「裏金」で処理していた自民・松野博一前官房長官。訂正後の収支報告書は、グルメ好きも思わず唸る“名店リスト”さながらとなっています。この豪快な飲み食いぶりに関して、メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんは、「事実上、個人が自由に使えるお金だったわけで、本来なら課税対象」と脱税の疑いを指摘。松野氏は毎晩、どこでどんな料理に舌鼓を打ち、いかなる「政治活動」に励んでいたのでしょうか?
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題:松野前官房長官の訂正収支報告書が物語る裏金の豪華な使い道

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岸田総理肝入りの「政倫審」はウソつきの始まり

バカな話である。自民党安倍派のパーティー券販売による裏金作りが、誰の指示でいつから始まったのか、いったん取りやめることになったのに誰が再開を主導したのか、いまだにわからない。

どこかの秘密組織でもあるまいし、党のガバナンスが機能していれば、すぐにでも「かくかくしかじか」でございますと発表できるだろう。

岸田首相の目だってまったくの節穴ではない。側近の情報収集力をもってすれば、派閥の裏金作りの実態などとっくに把握済みのはずである。

しょせん同じ穴の狢ゆえ、都合の悪いことはみんなで隠しておこうというだけのこと。だから、ウソをついてもおとがめのない政倫審とやらを開いて、出席者に都合のいい言い訳をさせ、よけいわからなくさせる。

とにかくその儀式さえ通過すれば、野党が“人質”にとっていた新年度予算を衆院可決、年度内成立に持ち込めると岸田首相は踏んだ。

ところが、審問される立場というのは誰しも嫌なもの。政倫審に出たくない、公開はいやだ、あいつが出ないのなら俺もと駄々をこねる面々がいて、一時は開催すら危ぶまれる事態となった。

困り果てた岸田首相は、俺も出るからお前らも出ろといわんばかりに、呼ばれてもいないのに自ら出席することを決定。

そうなると、いくらなんでも総理の顔に泥を塗るわけにはいかず、しぶしぶ政倫審に出席した二階派の武田良太氏、安倍派の塩谷立氏、西村康稔氏、松野博一氏、高木毅氏は案の定、知らぬ・存ぜぬのオンパレードとあいなった。

松野博一前官房長官に5年で1千万円超の裏金

誰もがメンツのために動いただけの茶番劇。空虚感ばかりが漂うなかで、わずかに垣間見えたのは、裏金で贅沢三昧の日々を過ごす政治家の姿である。

前官房長官、松野博一氏の政治資金の使い方について、枝野幸男議員が質問した一幕。

直近5年間で派閥から1千万円を超える裏金のキックバックを受けていた松野氏は資金管理団体「松風会」の収支報告書を今年2月5日付で訂正した。2020年に315万円、2021年に550万円、計865万円の還流分を記載していなかったとして、その分を増やした収入額に変更。支出については、2020年に11万円、21年に293万円、22年に545万円を増額、そのほとんどは会合費だった。会合といってももちろん、ペットボトルの飲料付きのそれではない。

枝野氏「2022年に突然、松風会の会合費が550万円も増えている。どこからどう出していたのか」

松野氏「会合は、ほぼ毎日あり、そのうち私主催の会合は週1、2回だ。会合費が増えた分は派閥の還流分を使っていたと思う」

キックバックされた裏金を会合に使い、その分を新たに記載して訂正したという。では、松野氏は裏金でどのような会合を開いていたのか。

「裏金を納税するのか、しないのか」2時間54分の国会演説で自民に迫った野党議員「ぼやき漫談」の大正論

前回掲載の記事で、予算案の早期衆院通過を図る自民党への抵抗戦術として立憲民主党の山井和則衆院議員が行った、2時間54分という長時間演説の序盤を紹介した、ジャーナリストの尾中 香尚里さん。尾中さんは今回、その演説の締めくくりまでを取り上げ解説するとともに、毎日新聞で政治部副部長などを務めたメディア出身者として、マスコミに求めたい「気概」を記しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題「立憲民主党・山井和則、魂の大演説 後編」

【関連】裏金クソメガネの思い通りにはさせぬ。野党議員が自民に2時間54分も聞かせ続けた「脱力系ぼやき漫談」の破壊力

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

野党以上にだらしないマスコミ。野党議員が2時間54分の「ぼやき漫談」国会演説で得た“戦果”も冷笑するのか?

3月1日の衆院本会議で「衆院史上最長」を記録した、立憲民主党・山井和則氏による小野寺五典予算委員長解任決議案の趣旨弁明。2時間54分の演説で特に注目したのは、対立政党から投げつけられるヤジをその場で拾い上げ、当意即妙に「対話」したことだった。

ヤジまで褒める山井氏の胆力

前編で指摘した通り、山井氏の演説のポイントは「予算案の審議は80時間行うことが暗黙のルールなのに、小野寺氏が69時間で審議を打ち切ることを、与野党の合意なく強行した」ことにある。そのことを切々と訴える山井氏に、与党から「早く終われ!」とヤジが飛んだ。

それを聞いた山井氏の長い反論が始まる。

「いや今ね、『早く終われ』とおっしゃるけれど、土曜日(3月2日)に審議とか、採決とかすると言ってるから、私はこうやって言わざるを得ないんでしょうが」

「世の中円満が一番ですよ、円満が。政策では戦う。でも、国民の皆様の幸せのために、合意するところは合意する(のが本来の予算委員会の姿だ)。(そのことが)おかしいと思われる自民党の議員っておられるんですか?おられます1人でも?いないでしょう?いないじゃないですか」

山井氏は議場のあちこちを指差しながら演説を続けた。

「私、難しいこと言ってますか?『80時間(審議を)やろう』と言ってたのを69時間で打ち切ったから、私がこの演説してるんじゃないんですか。どっちが悪いんですか?」

再び議場からヤジが飛ぶ。なんと山井氏はそのヤジを「褒めて」みせた。

「いや今ね、自民党の方、いいことおっしゃった。『80時間やっても(野党は)反対するんでしょ』って。

そりゃあね、賛成、反対はね、私たち考えますよ(反対することもありますよ)。でもね、私が言ってるのは、国会のルールなんですよ、ルール。激しい議論はするけれど、しっかり80時間審議して、賛成、反対の結論をする(結論を出す)。例年80時間議論しているところ、69時間しか審議できなかったら(中略)国会が機能しなくなるんじゃないですか?いかがですか?」

「さっき聞いた!」。またヤジが飛ぶ。山井氏は「『さっき聞いた』って、全然わかってないから、もう1回言わざるを得ないんでしょうが!」と言い返した。

沈む中国が「戦時体制」に移行か?台湾有事に賭け習近平に権力集中、高まる極東の軍事リスク

内外で悲観論が広がる中国経済。中国を売り、日本を買う」と決めた国際社会の決断は以前の記事でお伝えしたとおりですが、窮鼠猫を噛む習近平は、国内の不満を外に向かわせるため危険な賭けに出るかもしれません。これから5月までの間に、台湾周辺の情勢は一気に緊迫する可能性も。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』が、日本周辺における地政学的リスクの高まりについて詳しく解説します。

フィリピン沿岸警備隊に中国船が「体当たり」

このところ、中国船による事故や危険行為が非常に活発化しています。

3月5日、フィリピン沿岸警備隊の船が中国海警局の船から放水され、衝突されるという事件が起こりました。

【新映像】中国船が放水しガラス粉々 フィリピン船員は吹き飛び4人軽傷…2隻で“挟み撃ち”も 「容認できない」と退去要求

フィリピン船は、同国が領有権を主張する南シナ海のセカンド・トーマス礁に座礁させた軍艦への補給任務支援に行っていました。

すると中国海警局の船が放水で嫌がらせをはじめ、さらには衝突してきたということです。

この放水により、フィリピン側には4人の乗組員がケガをしたとのことです。この補給任務で負傷者が出るのは初めてのことだそうです。

台湾でも中国海警局の態度が硬化、緊張高まる

これに先立つこと約3週間前の2月14日、台湾の金門島付近で違法操業をしていた中国漁船が、台湾当局の取り締まりを受けて逃亡、追跡劇の途中で漁船が転覆し、2人が死亡するという事件がありました。

この事件を受けて、中国海警局は金門島付近の海域を航行している台湾の観光船に対して、臨検を行いました。

臨検は30分ほどで終わり、中国海警局は引き上げましたが、乗船していた観光客は、本土に連行されるかもしれないということで、気が気ではなかったとのこと。

中国海警局、台湾の観光船を臨検-漁船転覆事故で対抗か

違法操業していたのは中国側の漁船でしたが、中国人が2人亡くなったことで、中国の態度が硬化しました。

現在もこの事件の余波が続き、金門島付近では緊張が続いています。

3月5日に開幕した全国人民代表大会で李強首相が演説を行い、台湾統一への意欲を示しましたが、昨年使用されていた「平和統一」という文言がなくなっていたことで、この事件が影響しているのではないかという意見もあります。

「独立反対、祖国統一」全人代で李強首相強調 経済面での取り込み図る方針維持か 「平和的統一」文言消え警戒する声も

ただし、現在の中国経済は内外で悲観論が広がっており、また全人代でも強力な経済対策が示されませんでした。

中国全人代開幕:経済再建に向けた強い姿勢は示されず

それだけに、国内の不満を外に向かわせるため、わざと騒動を起こしている可能性も否定できません。

太るのではなかったの?いくら糖質を摂っても痩せている人がいるのはなぜなのか

ダイエット効果が高いとされている糖質制限食。逆に言えば糖質の摂取は肥満につながるということになるはずですが、どれだけ糖質を摂っても太るどころか痩せている方がいるのも事実です。その理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では糖尿病専門医で自らも「糖質制限食療法」を実践している江部康二さんが、そんな謎の解明を試みています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「糖質をたくさん摂っても痩せている人は?」

なぜ糖質をたくさんとっても痩せている人がいるのか

全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人も一定います。

この人たちはなぜ太らないのでしょうか?

まず基本のおさらいです。

<摂取エネルギーと消費エネルギー>

<基礎代謝量、身体活動量、食事誘発熱産生>

1)

  • 摂取エネルギー>消費エネルギー → 体重増加
  • 摂取エネルギー=消費エネルギー → 体重不変
  • 摂取エネルギー<消費エネルギー → 体重減少

2)通常のカロリー制限食(高糖質食)なら

  • 消費エネルギー=基礎代謝量+身体活動量(運動や家事);食事誘発熱産生(DIT)

3)糖質制限食なら、高糖質食の時には無い

  • 「肝臓の糖新生でエネルギーを消費」→基礎代謝の増加
  • 「高蛋白食摂取」→食事誘発熱産生(DIT)の増加」

が認められる。

1)は生理学的事実です。

2)3)を比較すると糖質制限食の方が高糖質食に比べ、体重が減少しやすいことは明白です。

それでは「全く糖質制限せず、たくさん糖質を摂取していても、太らないどころか痩せているうらやましい(?)人」は、いったいどういうメカニズムいなっているのでしょう。

まず基礎代謝が高い人が、そうなります。

かくいう私も30代までは、炭水化物をいくら食べても太りませんでした。

ラーメンもうどんもご飯もパンもおかずもしっかり食べてましたが体重は不変でした。

医学部で野球部だったので、6年間はかなり運動していて、細身でもそれなりの筋肉量があって、基礎代謝が高かったのだと思います。

いくら食べても体重は学生時代と同じ56-57kgでした。

しかし40代になって、徐々にお腹がでてきて太りはじめました。

これは、十数年間学生時代と同じ体重であっても、運動をしていないので、現実には筋肉量が徐々に減り続けて、脂肪が徐々に増え続けて見かけ上の体重だけが一緒だったのだと思われます。

結局筋肉量が減って基礎代謝が減ったので、同じ摂取カロリーでも、消費カロリーを上回るようになり太り始めたのだと思います。

このパターンが所謂中年太りの本態と思われます。

もう一つのパターンは、インスリンが曲者と思います。

インスリンの分泌が多ければ太ります。

基礎分泌インスリンも追加分泌インスリンも一緒のことで、その分泌量が多いほど太ります。

インスリンが肥満ホルモンたる所以です。

私見で仮説ですが、インスリンは基礎代謝を減らしている可能性があります。

インスリンは同化ホルモンであり、脂肪の分解(異化)を邪魔するので、基礎代謝が減る可能性があるのです。

常々言ってますように、糖質こそが肥満の元凶です。

それは、糖質だけが血糖値を上昇させ、インスリンを大量に分泌させるからです。

脂質は、単独ではインスリンを全く分泌させませんし、血糖値も上げません。

それでは、「炭水化物をしっかり食べても太らない人」とは、基礎代謝が高いタイプ以外にはどんなパターンがあるのでしょうか?

次回に続きます。

(この記事はメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』2024年3月5日号の一部抜粋です。ご興味をもたれた方は、ご登録の上お楽しみください、初月無料です)

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

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富士五湖震源の“嫌な揺れ”で「富士山の大噴火」に備えはじめた人たち。心配しすぎ?必要な備え?プレッパーでなくても気になる「噴火Xデーの想定被害」

7日午前5時40分頃に発生した、山梨県東部富士五湖を震源とするM3.6、深さ20km、最大震度2の地震。山梨以外に群馬、埼玉、東京、神奈川、長野、静岡でも揺れを観測した。揺れは震度2と決して大きなものではないが、問題は震源が富士山のすぐふもと富士五湖である点だ。

これにネットユーザーが即反応。「富士山噴火?」「とうとう出たね。。。」「首都直下と富士山噴火と南海トラフ3連動なら日本終了」など、この地震から“富士山噴火”を連想する人が多数見られた。しかし言うまでもなく、今回の地震が富士山噴火の前兆という根拠はどこにもなく気象庁も現時点でそのような情報を発表する様子はない

このような状況下で浮上してくるのが、地震を巡る不確かな“予言”。数々の予言を的中させたとするインドの男性預言者が、「24年4月までは特に日本で大きな地震が起きる可能性が高い」と予言しているが、科学的証拠などまったくなく、ましてや富士山噴火の根拠にもならない。ちなみにこの男性、「23年の10月28日から30日の間に日本で大地震が起こる」というピンポイント予言は見事に外している。

しかし、歴とした火山である富士山の噴火が“絵空事”かといえば、それはNOだ。今回の地震に関係なく、噴火はいつあってもおかしくない。そのような状況にあって、私たちが事前にできる準備はないのだろうか。

世界で増殖する「プレッパー」と呼ばれる人々

防災に関する記事を多く作成してきたというネットニュースサイトの40代男性デスクによると、「プレッパー」なる人々が存在するという。ウィキペディアによると、「自然災害や経済恐慌などで発生するカタストロフィに対処するため、生存術や物資の備蓄、避難訓練などに日常的に取り組んでいる人」で、その名称は「『prepare(準備する、備える)』に由来し『備える人』を意味」しており、「自力で生き延びることを信条としている」という。

「私がプレッパーについて調べた際にたどり着いた記事には、『世界はゾンビの集団に襲われて滅亡する可能性があり、彼らの襲撃に備えて食料や武器を備蓄している』というプレッパーが紹介されていました。『それくらいの準備をしておけば大抵のことに対応できる』と話していたのが印象的でしたね」(ネットニュースサイトの40代男性デスク)

アメリカだけをとってみても数百万人のプレッパーがいるとされるが、中には自宅の地下に核シェルターを作る、自給自足生活を可能にするために農場や牧場を所有する、インストラクターに銃の扱いを学ぶという“ヘビー”なタイプもいるという。国土が広く銃の保有が認められているアメリカならではといったところだろうか。

【関連】第三次世界大戦に本気で備える「プレッパー」たちを知っていますか

当方でも調べてみたところ、アメリカでは「PrepperCon」なるイベントも開かれていたこともあり、銃などに並んで湯沸かし器や園芸用品が展示され、バーチャルの銃撃戦や台風などの災害体験もできたという。

そんなプレッパー、日本でも珍しい存在ではなくなっていると、50代のテレビ関係者は話す。

「中部地方の放送局さんなんですが、22年の段階で『プチ・プレッパー』として“防災主婦”なる方を情報番組で紹介しています。700リットル分の水や大量の缶詰などの食料などを備蓄していて、水も電気も使わずに自宅にあるものだけで被災生活体験もしているとのことでした。きっかけは東日本大震災だったと話していましたね」

さらにそのテレビ関係者によると、コロナ流行時に水や食料の備蓄やカセットコンロを買い込みそのままの状態をキープしているという家庭も多いとのことなので、そういった意味では日本でも、「プレッパー」という単語やスタイルも普及中とも言えるだろう。事実、「備蓄系ユーチューバー」と呼ばれる人々も増加しているという。

首都東京を機能不全に陥らせる富士山の噴火

では、富士山の噴火が実際に起きた場合、中部地方や関東周辺はどれだけの被害が想定されるのか。前出のネットニュースサイトの男性デスクは話す。

「内閣府は富士山ハザードマップを公表していますが、1707年の宝永噴火以来300年以上も沈黙している富士山がいざ噴火した場合の被害は甚大です」

【関連】富士山ハザードマップについて(内閣府防災情報)

「中でも衝撃的なのは、ハザードマップの7ページ目にある『応永噴火の降灰分布図』で、富士山周辺では3m、東京都心でも0.5~8cmの灰が降ったとされています」(同前)

富士山噴火を扱ったこちらの記事によれば、大量の火山灰は上空20kmまで吹き上げられ、風に流され広がってゆき、噴火数時間後には東京に到達。道路は灰がつもり通行止めとなり空港は閉鎖され、鉄道もストップし首都機能は麻痺するという。

「たった8cm」と思う向きもいるだろうが、首都を完全に機能不全に陥らせるには十分な降灰なのだ。さらに上掲の内閣府による富士山ハザードマップの8ページ目には、宝永噴火と同じ規模の噴火が発生した場合、「噴火中の降雨等の状況や噴火後の河川の出水等の状況により約1兆22,000億円~約2兆5,000億円規模の被害総額も予測されるとの記載もある。

【関連】富士山ハザードマップについて(内閣府防災情報)

あまりに甚大に過ぎる被害だ。

「プレッパーではない人々」の備えとサバイバルマニアのお勧め

このような状況下で、現在「プレッパー」ではない一般の国民は今、どのような備えをしているのか。ネット上にはこんな書き込みがあった。

《水がヤバそうだから風呂のお湯は洗う直前まで張ったままにしてる》

《小型ソーラーパネル買ってあるけど、灰で太陽が隠れたらアウトか》

《ホムセンで売ってた持ち出し袋はある。でも何が入ってるか確認してない》

中にはこんなポストも。

《ヤバいかなとは思うけどとくに何もしてない。東京は首都なんだし国が威信をかけてすぐに復旧させると信じてるし》

一方、サバイバルマニアによる揃えるべき防災グッズを投稿したポストもある。

《灰から実を守るために使い捨ての防塵マスクとゴーグルがあれば心強い》

《普通のミネラルウォーターではなく災害備蓄用の水なら5年保存できる》

《LEDランプがついてる大容量のモバイルバッテリーは予備照明としても使えるからおすすめかな》

前述のように、気象庁は現時点で今回の地震と富士山の噴火との関連性について発表はしていない。しかし富士山が火山である以上、いつ噴火してもおかしくはないのも事実だ。その被害想定を頭に入れ、日本版プレッパーのような生活を試みてみるのも悪くはないのかもしれない。

バカのフリしてインタビュー?プーチンを取材した米国ニュース元看板司会者が心の中で嘲笑していたワケ

2月6日、ロシアがウクライナに軍事侵攻してから初めて西側のジャーナリストによるインタビューを受けたプーチン大統領。その動画はインタビュアーでアメリカの元FOXニュース看板司会者だったタッカー・カールソン氏の個人ウェブサイト等で公開されましたが、鋭い質問もなく、「ただプーチン氏の主張を聞かされただけ」との評も多く聞かれるものでした。そんなカールソン氏ですが、ここに来て「本音」を語り始めたといいます。インタビュー中、彼はどんなことを胸に秘めていたのでしょうか。国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんがメルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で紹介しています。

※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/メルマガ原題「タッカー・カールソン衝撃の本音~プーチン主張は超バカげている!」

プーチンの主張は超バカげている!心のなかで嘲笑っていたアメリカ人インタビュアー

全世界のRPE読者の皆様、こんにちは!北野です。

2月6日は、親プーチン派の人たちにとって、「プーチン、偉大な勝利の日」であります。

なぜ?元FOXニュースの看板キャスター、タッカー・カールソンがプーチンにインタビューをした。それで、プーチンの主張が、全世界に拡散された。ということだそうです。

このインタビューを見ながら私は、「タッカー・カールソンは、知識量が十分ではないのだな」と思いました。

プーチンは、「自分に都合のいい事実だけ語り、自分に都合の悪い事実は語らない」という作戦で、インタビューを「情報戦の強力な武器」にしました。見事です。

しかし、RPEの皆さんは、「タッカー・カールソンでプーチンが語ったことの『ホントの部分』と『ウソの部分』」を見分ける力を身につけてください。

実を言うと、このインタビューの「ホント」と「ウソ」について、【裏メルマガ】で語っていました。是非こちらの記事をご一読ください。

プーチンがタッカー・カールソンからインタビューを受けた意味

ついでに、【裏メルマガ】に登録されてみてはいかがでしょうか?

【裏】ロシア政治経済ジャーナル~情報ピラミッドを超越せよ!

なにはともあれ、タッカー・カールソンは、プーチンの言葉をとても素直に聞いていました。私は、「プーチンにとって都合の悪い質問をするほどの知識はないのかな」と思ったのです。しかし、ここにきて、タッカー・カールソンが【本音】を語り始めました(出所URLは、一番最後につけます)。

『Lex Fridman』チャンネル 2月28日付にタッカー・カールソンが出演していました。注目してほしいのは、1時間29分あたりです。

レックスさんが、「プーチンが、戦争継続の正当性は、【非ナチス化】だと言ったことについてどう思う?」と質問しました。

これに対してタッカー・カールソンは、「これは、私が今まで聞いた中で【最もバカげたこと】の一つだと思ったよ!」と正直に応じました。

少々、補足しておきましょう。プーチンは、ウクライナ侵攻の理由として、

  • NATO拡大を阻止するため。ウクライナのNATO加盟を止めるため
  • ルガンスク、ドネツクのロシア系住民を救うため
  • ウクライナの【 非ナチス化 】「非軍事化」「中立化」
  • ロシアが先制攻撃しなければ、ウクライナがロシアを攻撃しただろう

などなど、いろいろ理由を挙げています。

そして、プーチンは、タッカー・カールソンに、「ウクライナを非ナチス化しなければならない!」と主張した。「非ナチス化しなければならない」というのは、つまりプーチンは、「ゼレンスキー政権は、『ネオナチ政権だ』」と主張しているのです。タッカー・カールソンは、それを聞きながら、「これは、私が今まで聞いた中で【最もバカげたこと】の一つだ!」と思っていたというのです。

いじめを受けた子供は思春期の精神的健康を崩しやすいという研究結果

子供時代のいじめの体験は、その後の精神状態にどのような影響を与えるのか。今回のもりさわメンタルクリニックの無料メルマガ『精神医学論文マガジン』で、そんな研究の論文を紹介しています。

いじめは不信感を介して思春期の精神状態を悪化させる

◎要約:『いじめを経験すると、その後様々な側面で精神状態の悪化を経験する可能性が高くなり、それには人に対する不信感が影響している』

児童期のいじめが長期にわたってその後の人生に影響を与えることが指摘されてきました。

今回は、子ども時代のいじめがどのような要素を介して、その後の精神状態に影響を与えるのかを調べた研究をご紹介します。

Bullying fosters interpersonal distrust and degrades adolescent mental health as predicted by Social Safety Theory

いじめは対人的な不信を招き、思春期の精神状態を悪化させる

イギリスにおける大規模なデータ(the UK’s Millennium Cohort Study)を元にした研究で、10,000人を対象としています。

子ども時代のいじめの体験と食事、睡眠、身体的活動等の要素、思春期の精神状態との関連を調べています。

結果として、以下の内容が示されました。

・いじめの経験のある子どもは思春期になり、内的(うつや不安など)、外的(問題行動など)、全体的精神的健康の問題を来しやすくなっていました。

・この傾向に最も影響を与えていたのは、思春期における対人的な不信感でした。

・不信感を持っている場合にはその後、3.5倍精神疾患に罹患する可能性が高くなっていました。

いじめをきっかけとした回避傾向や周囲への不信感は、臨床上の実感と一致する内容でした。

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台湾海峡で高まる緊張状態。なぜ日本メディアは“冷めて”いるのか?

2月14日、中国本土にごく近く、台湾が実効支配する金門島沖で中国の漁船が転覆。2人の漁師が亡くなった事故の原因は、紆余曲折の後、台湾当局の船に衝突されたためということが判明しました。この事態について、「台湾有事」の危険性が最も高まるケースと危惧するのは、多くの中国関連書を執筆している拓殖大学の富坂聰教授です。今回のメルマガ『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』では、事故後の中台双方の動きを詳しく伝え、“好物”であるはずの「台湾有事」の緊張が高まっているにもかかわらず、日本のメディアがあまり騒がない理由についても解説しています。

台湾有事を喧伝した日本メディアはなぜ金門漁船衝突で緊張を高める台湾海峡に冷めているのか

台湾有事の危険が高まるパターンの一つに、中国と台湾それぞれの市民が熱狂し、感情をぶつけ合うケースが想定される。双方の民意が妥協を許さなければ、政治がそれに抗うことは難しいからだ。

世論を沸騰させる切っ掛けはさまざまあるが、どちらかに犠牲者が出るトラブルは感情的になりやすい。なかでも一方が当局者で犠牲者が民間人である場合は最悪だ。つまり2月14日、金門島沖で大陸の漁船が転覆した事故は、両岸の緊張を一気に高めかねない問題なのだ。

現場では、4人の漁師が海に投げ出され、2人が亡くなっている。犠牲になった漁師たちには家族もいる。同情の声は瞬く間に大陸に広がり、習近平政権を激しく突き上げる声となった。

こうなれば中国側も、国民に分かりやすい形で「怒り」をアピールをしなければ収まらない。ただでさえデリケートな海域で、中台がにらみ合い、チキンレースのような状態に陥れば、次にどんなハプニングが起きても不思議ではない。

台湾は1月、総統選挙を終え、民進党の頼清徳副総統が勝利を収めているが、権力の交代期に入り、政治的には不安定な季節を迎えている。つまり「台湾有事」を煽り立ててきた日本のメディアならば、連日大騒ぎしてもおかしくない「危機」が進行中なのだ。しかし、なぜか日本のメディアの反応は鈍い。その理由は、何か。おそらく大好きな「中国叩き」にはつながらないことがわかっているからなのだろう。

日本のメディアにとって中国は、いまや心置きなく正義の鉄拳を振り下すことができるイージーターゲットだ。しかし今回はどうやらいつもとは違い、中国を批判する材料に乏しいからだ。

中国大陸からわずか数キロメートルしか離れていない、台湾の金門群島近くの海域で台湾の海巡署(沿岸警備当局)の追跡を受けた中国の漁船が転覆し、乗っていた中国人漁師2人が死亡したのは2月14日だ。

台湾当局は当初、台湾が実効支配する海域に無許可で侵入し、乗組員が臨検に抵抗したため追跡したところ、漁船が当局の船から逃れるため蛇行を繰り返し、転覆、病院に搬送したが2人が死亡したと発表していた。

漁師の死亡という一報を受け、中国側はすぐに強く抗議すると同時に、対抗措置として海警局による同海域のパトロールを常態化させた。ここに中国海警局と台湾海巡署が極めて敏感な海域で長時間にらみ合うことになったのである。

現役精神科医が教える、他人に流されやすい人が自分の人生を存分に楽しめない当然の理由

あなたは他人に流されやすいですか?今回のメルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では、著者で現役精神科医のゆうきゆう先生が紹介しているのは、自分の人生を自分で生きていくための秘訣を紹介しています。

他人に流されず、自分の人生を自分で生きていく秘訣

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

さて、皆さんは行動するとき、状況を待つタイプでしょうか?

それとも自ら進んでいくタイプでしょうか?

今回は「自分の人生を生きていく方法」についてお話します。

■ チームを最強にした!監督の特殊な「試合運び」!

ビル・ウォルシュ氏という、アメリカのプロフットボール有名なコーチがいます。

実は、彼はとても特殊な試合運びをすることで有名でした。

普通のコーチは、状況や試合の進み方を見て

「今この瞬間はこうしなさい」

と指示します。

つまり状況を見て、それに合わせた判断をするのが一般的です。

ところがウォルシュ氏は、状況というのを基本気にしません。

「最初はこうだ」

「次はこうだ」

「ラストはこうだ」

というように、相手の出方ではなく、自分から今回の試合運びを決めます。

そしてそれをもとに、選手たちに指示をしていたんです。

この方法は、弱そうに聞こえるかもしれません。

しかし実は、ウォルシュ氏のチームはかなり良い成績を上げ、勝率も高く、有名になっていったのです。