大塚家具・父娘双方から委任状が届いた株主の心情

大塚家具のこと

『平林亮子の晴れ時々株主総会』号外vol.1より一部抜粋

大塚家具で、実質的創業者の大塚勝久氏と、その娘である大塚久美子社長とで、株主総会の議決権を巡って、委任状争奪戦(いわゆるプロキシ─ファイト)が繰り広げられています。

株主である私のもとに、会社からの株主総会招集通知(委任状が同封されていました)が届きました。またそれとは別に、大塚勝久事務局から委任状が届きました。委任状争奪戦は、他の上場企業でもこれまでに繰り広げられてきましたが、私自身は初めての経験です。

私は、株主総会に出席して、最終的な自分の考え(賛否)を、会場で表明してこようと思います。

また、これらの一連の騒動に関して、テレビで私自身のコメントを述べさせていただいたりしています。

私は、大塚家具という家具屋さんが好きで、自宅の家具の多くを大塚家具で購入しています。

そのため、家族のスキャンダラスな問題としてこの件に触れるつもりはまったくありません。

企業としてどう存続していくべきか、ファンとして、株主として、公認会計士という専門家として、経営コンサルタントとして、そして経営者の端くれとして自分なりに考えていきたいと思っています。

今回の騒動の結末が、よりよい大塚家具へとつながることだけを願っています。

大塚家具の件については、来月のメルマガでも触れてまいります。

加えて、メルマガ読者のみなさまには、できるだけタイムリーな内容をお届けできるよう、号外を利用してお伝えしたいと思っています。

 

『平林亮子の晴れ時々株主総会』号外vol.1より一部抜粋

【号外vol.1の目次】
0.ご挨拶~少し訂正です~
1.大塚家具のこと
2.編集後記~ひとこと~

 

『平林亮子の晴れ時々株主総会』

著者/平林亮子(公認会計士)
ベンチャー企業のコンサルティングを行うかたわら、講演活動やマスコミなどでも活躍。毎月どこかの上場企業の株主総会に個人株主として参加するという変わった趣味を持つ彼女のメルマガは、各企業の「本当の顔や雰囲気」を知ることができると人気を集めている。
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震災から4年。命をかけて子どもたちを救った米国人教師を忘れない

東日本大震災から4年

『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』 Vol.130より一部抜粋

東日本大震災を経験されたJETプログラムの先生・・・と言えば、忘れられないのがテイラー・アンダーソン(Taylor Anderson)さん。

米国バージニア州出身で、小学生の頃から日本に興味を持ち日本語を学び始めたテイラーさんは、2008年、大学卒業後に「JETプログラム」に参加。小中学生に英語を教える先生として日本へ・・・。

彼女の赴任先は、東北地方、宮城県内で第二の人口を擁する市、石巻市(いしのまきし)。

外国人が珍しい東北地方の内気な子ども達に、テイラーさんは常に優しく接し、英語を間違えても恐れることはないのよと示し続けました。

彼女の勤務先は、主に石巻市の小中学校でしたが、仕事とは関係なく、隣接する幼稚園でもテイラーさんは教員や園児たちと深く触れ合っていました。園児がダッシュで彼女のもとに駆け寄りジャンプすると、彼女はそのままギュッと抱きかかえ、すぐさま園児が彼女の頬にキスをするのが園内の微笑ましい日常風景だったそうです。

子どもたちはみんなテイラーさんが大好きでした。英語教育を通じ、多くの人と交わり続けたテイラーさんは、いつの間にか石巻を愛してやまないアメリカ人の一人として、地元でもひときわ人望の厚い存在になっていました。

そして、2011年3月11日、東日本大震災発生。

地震発生当時、テイラーさんは、おびえる生徒たちを校庭まで避難させ「大丈夫だよ」と声をかけながら励まし続けました。アメリカ、特にテイラーさんの出身地の米国東部のバージニア州では、ほとんど地震はありません。たぶん、日本の子どもたちより、テイラーさんの方がよっぽど地震に慣れてないだろうし、ずっと怖かったはずですが、テイラーさんは、保護者が迎えに来るまで子どもたちの傍を離れませんでした。

彼女は、まさに命がけで、子どもたちを守ろうとしたのです。

多くの子ども達が、実際に、「テイラーさんに助けられた」「もしテイラーさんがいなかったら自分は助からなかったかもしれない」と語っています。

しかし、自分が避難するよりも子ども達の安全を優先したテイラーさんは、無事に子ども達を保護者に引き渡してようやく自宅に帰る途中、津波に襲われ、帰らぬ人となってしまいました。

彼女は、公式に確認されたあの震災のアメリカ人初の犠牲者です。

まだ、24歳でした・・・。
〔ご参考〕
NYの東日本大震災追悼式典、第4回「TOGETHER FOR 3.11」3月8日(日)午後4時から開催

東日本大震災時、命がけで子ども達を救ったテイラー・アンダーソン(Taylor Anderson)さんのお話

 

『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』 Vol.130より一部抜粋

【Vol.130の目次】
1. ニューヨーク最新トレンドや見所の特集
~第130回:アーモリー・ショー所感:みんな日本を待っている?~

2. 多様性のもたらすもの
~アメリカの自由について~

3. ブログ作りの舞台裏
~東日本大震災から4年~

4. Q&Aコーナー

 

『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』

著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。
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Apple Watchはなぜ、がっかりなのか?

Apple Watch発表! でも何か違う。

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Appleは予想を裏切る会社だ。

日本時間3月10日未明、ついにApple Watchの全容が明らかになった。Apple Watchの予約は4月10日から、発売は4月24日となる。Appleにとっては数年ぶりの新カテゴリー製品ということで全世界から注目を集めたが、発表直後に株価は急落。一部の仕様と機能について期待はずれのムードが漂った。その原因と考えられる要素を以下に推察してみた。

Apple Watchはバリエーションが多すぎる

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Apple Watchはスタンダードモデルの「Apple Watch」、スポーツ向きの「Apple Watch Sport」、そして高級路線の「Apple Watch Edition」の3つのコレクションで発売され、さらに本体サイズも38mmと42mmの2種類から選ぶことになっている。かつてジョブズがAppleに復帰した時に初めて行ったことは製品ラインナップをシンプルにすることだったが、今回はバンドの種類も含め、選択肢が複雑化している。どれを予約するか悩ましい。

Apple Watchは価格が高い。最高で218万円も

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Apple Watchはエディション、サイズ、ケース、バンドで価格が大きく異なる。Apple Watch Sportが4万2800円〜4万8800円、標準モデルが6万6800円〜13万2800円、18金のApple Watch Editionはなんと128万〜218万円!(何度も確かめた!)。ラインナップ同様に価格設定もまた複雑だ。それにしてもiPhoneをサポートするはずの機器が本体より高いとは。

ApplePayがまだ米国でしか使えない

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Apple Watchの目玉機能として注目を集めたモバイル決済システム「Apple Pay」。腕をかざすだけで決済ができるシステムだが、このサービスが利用できるのは未だ米国国内のみ。日本でのローンチは未だ目処が立っていない。おサイフケータイがある日本で普及するかも疑問だ。

Apple Watchは毎日充電が必要な時計

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Apple Watchは当然ながら毎日充電しないとバッテリーが持たない。相当量アプリなどを使用した場合で、18時間程度でバッテリー切れとなってしまう。省電力モードも搭載しているようだが、いずれにせよ、iPhone以外に毎晩充電を意識しないといけないアイテムが増えることは悩みのタネとなりそうだ。

Apple Watchは防水ではない

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シャワーを浴びている写真も以前はあったが、公式サイトには「Apple Watchは防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません」の注意書きが。「例えば、エクササイズ中、雨の中、手を洗う時にApple Watchを着用および使用できますが、Apple Watchを水に浸すことは推奨しません。Apple WatchにはIEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があります。レザーバンドは耐水性ではありません」とのこと。

 

というわけでApple Watchのがっかりポイントを紹介してきたが、これはいずれも発売前から懸念されていた点でもある。ただひとつ確実に言えることは、Appleの製品は発表直後の反応と、発売後の反応で大きく変わってしまうこと。

バリエーションが多すぎるのも、腕時計というパーソナルな製品のため世界に一つしかない自分だけの時計を作れるからかもしれないし、一種のステイタスとなる高級腕時計がこの価格なら安いと思うかもしれない。実際に手にしてみるとほとんどがその魅力に惹かれ、Appleはそんなユーザーをさらに満足させるサービスを始めることが多い。

かつてiPodではなくiTunesがミュージックライフを変えたように、そしてiPhoneではなくアプリがその後のライフスタイルを変えたように、このApple Watchからもまた新たな世界を変えるサービスが生まれるかもしれない。

「別にiPhone取り出せば全部できること」「iPhoneにはできなくて、時計にしかできないことがない」など、一部ではがっかり感が漂ったApple Watchだが、一度手にするとその考えも完全に覆されるかもしれない。Appleは予想を裏切る会社なのだから。

Source: Apple

まぐまぐ編集部/龍崎 登

「ネトウヨ」の正体は30代後半で大学卒の会社員、では年収は?

戦後のメディアと政治の構造から、新しい右派の誕生を分析する

『佐々木俊尚の未来地図レポート』第336号より一部抜粋

「ネット右翼」「ネトウヨ」と呼ばれるような人々が増えています。

多く読まれた安田浩一さんのノンフィクション『ネットと愛国』は、象徴的な団体、在特会(在日特権を許さない市民の会)を取材して「しんどそうな人たち」と評しています。「みんな、しんどそうな人たちだった。どんなにカッコつけた物言いをしようとも、この社会で生きていくことが、本当につらそうな人ばかりだった」「認められたい。見てほしい。そして喜ばれたい。松本に限らず、在特会会員の多くからも、私はそんな強い欲求を感じてならない。在特会の活動は、承認欲求を展開しているだけだ」

安田さんは雑誌の記事で、出会った在特会の会員のほとんどが「非正規の労働者で、経済生活の不安定な人が多い」とも言っています。こういう見方をしている人はジャーナリストだけでなく、一般社会にも多いでしょう。でも本当にそうなんでしょうか。

保守派の評論家の古谷経衡さんは、ネット右翼は「低学歴、低所得、社会的地位も底辺、外見も底辺」というイメージがあるが、実はそうではないのだと自分で実施した調査をもとに説明しています。インターネットでアンケートをとり、自分は『保守』『愛国』思想を持っていると答える人の一般的な像は、三十歳代後半で大学卒の会社員、年収は四百万円台後半だったことを証明してみせました。つまり都市部に住む中流階級ということですね。

日本の排外主義運動を研究している数少ない研究者、徳島大学准教授の樋口直人さんも「しんどそうな人々」という身方を批判しています。そもそも在特会のようなリアルの運動を立ち上げてデモに出て行くのはたいへんな組織力が必要で、「しんどそうな人々」ばかりで組織されているのだったら、そっちのほうがよほどびっくりというお話です。こう皮肉っています。「在特会は社会の縁辺にある者の社会的訓練に成功した優秀な機関という評価が成り立ってしまう」

そもそも社会が不安定になったからといって、それがすぐに在特会のような運動につながるわけではありません。排外運動や極右政党がたくさん現れているヨーロッパではこの点がさまざまに調査されていますが、失業率と極右政党の支持率の因果関係ははっきりしていません。仕事を失ったときにまず求めるのは、排外主義ではなく仕事だとも言われています。だから失業率が高い地域では、経済政策を推進してくれる政党への投票が増える傾向があることがヨーロッパでは確認されているんですよ。思想よりも、まず明日のご飯が食べられるかどうかが大切ということなのですね。

ヨーロッパで排外主義や極右の支持が増えているのは、経済的な理由ではなく文化的理由です。文化的というのは、「移民によって自国の文化が破壊される」というような考えのことを意味しています。極右政党に参加する人たちには、自営業もいれば工場労働者もいて、会社員もいます。彼ら全員が同じような経済状況におかれているわけではないし、失業や就職難といった経済の問題だけで多くの人がつながれるわけではありません。ヨーロッパで極右政党が台頭して、そこに多くの人たちが結集しているという現実は、経済的理由だけでは説明できないのです。文化として極右政党に人々が集まっていると考えるべきなのでしょう。

臨死体験者が共通して感じる「天国の香り」とは?

黄泉の国はいいにおい

『オーラのにしまりちゃん』より一部抜粋

3月ってスピ能力が高まる季節だなと想います。何か不思議体験をする人も、多い。いろいろ質問が多いので今回は、黄泉の国、いわゆる死後の世界について語ります。怖いって言わないでね、笑。怖くないよ。今回はスピかたりまくり大会です。笑

さて臨死体験を私は何度かしてるので視たことがあるってのは前にも言いましたがとにかく、五感で感じる場所に行きます。わたしは何度も同じ目にあったけど、何度もやはり、レモングラスの香りだったの。だから、レモングラスの香りがすると、あ、天国の香りだと想います。人によって違うみたいですが、同じような経験した人に聞くと、ジャスミンの香り、キンモクセイの香り、ゆりの香り、バラの香りなど、花の香りのことが多いみたい。

あ、どうでもいいけど私はフレグランスは昔からバラの香りフェチで、小さい時に母に、この香りのするところから私は来たんだよ、お勉強するためにきたんだよ、と何度も言ったそうです。

ちなみにですが、サンタマリアノヴェッラのローズ。コレ以外の香水はどうも体調悪いとき、とくに生理前なんてとてもつけれなくて、ずっとコレです。サンタマリアはイタリアにある教会の古い(確かヨーロッパ一古いのではなかったかな)薬局のもので、自然の香料だけでできてます。最近ユーロの変動で安くは手にはいらないので、前回のイタリアで買ってくるぞと想ってたら足を伸ばす時間がなかった・・・ので、また次回イタリアに突然いってきます。

あ、話しがそれました。そんな感じで、花の香り薬草の香りといろいろですが、いい香りというのが90%の意識の意見です。それと視覚的には私は、自分の描く世界のようなカラフルなもう素晴らしいオーラのような世界を何度も観ました。アバターって映画覚えてますか? またはラピュタ。このへんの世界って、私はあの世にいったときに視たので、やはり映画作る人は絶対にどこかで視てるんだろうなと確信しています。

自然とこの世にないような花たちの中で、いい香りと、あととてつもなく、あったかーい、気持ちがいい世界。湿度もちょうどよくて眠くなるような。そんな心地よさの中にあの世があって、もう戻りたくないなと思います。だけど、私の場合、まだ早いからもっと修行しなさいと戻されたわけです。

そして宇宙会議ってのはこの世界が窓から見える別世界で、行われます。これは色んな国(というかいろんな星)の人々が色んなカタチで参加しています。そして、何かしらをインプットされます、これが不思議で何をインプットされたか内容は私の意識の中ではもはやこの世に戻ってきたときにはないのですが、何かあるんでしょう。ただ、その場でみかけたオバマさんとか、あっちゃんちの娘とか、人間のカタチの知り合いはよく覚えているんです。あっちゃんちの娘さんとかは、同じ日の朝に、私が彼女に伝える前に、今日宇宙会議でにしまりちゃんと会ったよ、と報告していてちょっと鳥肌でした。

で、窓から見えるそのあの世の世界はわたしにとっては安住の地というか、この世で修行を終えた魂がフワフワしててとてもキレイです。そして苦しみも哀しみもなくただ笑顔が溢れていて、そして次の修行までの間ここで自由な時間を過ごしているようです。

でもね、だからといって修行を放棄した人、つまりは自分で死を選んでしまった人は、ここに来ることができない、またはここにくるまでにメチャ時間がかかるみたいです。死んだ父とか、元上司とか、亡き人たちがここにいるのを何度か視ました。

魂なんですが、私が視るときはさっとその生前の姿になります。特定の何か白いまたは黒い衣装みたいのを着ていることが多かったけど亡くなってすぐの場合、そしてあの世にいってすぐの場合、この装束のようなものを視ることが多かったかもしれない。

しかし、みなさん、許す、ということを課せられているみたいですね。何か、すべてのこちらでの未練とか誰かに対する想いとか嫉妬とか情念とかそういうのは全部、基本的には、捨て去ってきている。そんなイメージです。

死は終わりではない。それは確実にそうだと想う。宗教観の違いはあれど、私が視たあの世はとても美しくそしてはじまりでした。

ここで終わったそして何かを得たものだけを持って、私たちってあの世にいくんですね。そしてまた生まれ変わるのを待つ。そこでご縁が終わらなかった人と、また会うために。

 

『オーラのにしまりちゃん』より一部抜粋

【2015年3月9日号の目次】
◎黄泉の国はいいにおい。
◎今週の軸オーラ鑑定にしまり。
◎今週の勝手に有名人オーラ&運気見ちゃったにしまり。
・「広瀬すずさんオーラ」
◎時事ネタからひとつ。
◎アート展&おねがいごとごと。
◎今週のパワースポットにしまり。
◎NEW ことだまり。
◎今週のQ&A にしまり。
◎対面鑑定☆SOUL BRANDING
◎編集後記

 

『オーラのにしまりちゃん』

著者/にしまりちゃん
コピーライター、クリエイティブディレクター、アーティスト。様々なクリエイティブな視点からズバリと言霊鑑定中。メルマガにも毎週オーラ鑑定が掲載されているので、気になる方はチェック!
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軍事アナリストが朝日新聞の「集団的自衛権報道」に違和感を覚えたワケ

集団的自衛権で「海外の戦争に加われる」だって?

『NEWSを疑え!』第377号より一部抜粋

3月8日、朝日新聞朝刊3面の記事を読みながら、違和感を覚えずにはいられませんでした。

まるで革新政党の機関紙を読んでいるような表現にぶつかったからです。いくら「商業左翼主義」で売上を伸ばしてきたといっても、「天下の朝日新聞」です。これはまずいと思いましたので、ちょっと書いておきます。

朝日新聞朝刊3面の記事は次の書き出しで始まっています。

「『安全保障法制の与党協議』。最近、ニュースでよく出る言葉ですが、なぜいま、どんな目的で話し合っているのでしょうか。日本の安全保障をめぐる歩みはどう変わってきたのか。安倍政権がどんな考えで政策を見直そうとしているのか。まずはこの二つからおさらいし、複雑なテーマを読みときます」

そして、国際平和協力活動に自衛隊が派遣されるようになった経緯などに触れたあと、「与党協議」について以下のように書きます。

「与党協議には、自民・公明両党の議員各6人に、政府側の官僚らが加わり、2月から週1回のペースで開かれている。議論の前提は、安倍内閣が去年の7月に政府の方針として打ち出した『閣議決定』だ。この決定のポイントは、おおまかに言って二つある。ひとつは、海外で自衛隊が戦争をすることを厳しく禁じてきた憲法の読み方を変え、集団的自衛権を認めた点だ。日本の国そのものが成り立たなくなる『明白な危険』があれば、攻撃を受けた他国軍を助けるため、例外的に海外の戦争に加われるとの内容だ。もう一つのポイントは、武力を使わないケース。国際社会の平和に貢献するために、自衛隊の海外での活動や、他国軍への支援をより広げるとの方針だ」

どこに違和感を覚えるかというと、まず「海外で自衛隊が戦争をすることを厳しく禁じてきた憲法の読み方を変え、集団的自衛権を認めた点だ」という部分です。この言い方だと、軍事組織である自衛隊を海外に派遣することは、目的がなんであれ認められない、ということになります。

そして「日本の国そのものが成り立たなくなる『明白な危険』があれば、攻撃を受けた他国軍を助けるため、例外的に海外の戦争に加われるとの内容だ」という表現だと、「例外的に」と断ってはいるものの、まるで助けを求められたら直ちに戦闘部隊を派遣できるかのように読者に受け取られかねません。

それに「海外の戦争に加われる」とは、無責任で軽々しい表現としかいいようがありません。あたかも国家の危急存亡の事態でなくても自衛隊を派遣できるかのようです。

集団的自衛権の行使は、同盟国、あるいは密接な関係にある国家に対するもの、つまり日本国にとっても危機が発生したとみなされる場合で、それ以外の無原則な拡大はないと考えるべきものです。

この記事を書いた記者は、「国家が他国に対して自国の目的を達するために武力を行使する闘争状態」とされている「戦争」の定義について、いま一度、復習してもらいたいと思います。

また、集団安全保障としての国連平和維持活動(PKO)や有志連合の一員としての後方支援であろうとも、自衛官を危険な任務に派遣することを忘れてはなりません。「危険な任務」だからこそ自衛隊にしかできない任務なのです。あまり神経質になる必要はないかも知れませんが、新聞の記事を書くときは、自衛官を命がけの任務に送り出す重みに思いを馳せてもらいたいものです。

 

『NEWSを疑え!』第377号より一部抜粋

【第377号の目次】
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・国境監視技術を輸出するエストニア
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・集団的自衛権で「海外の戦争に加われる」だって?(小川和久)

 

『NEWSを疑え!』

著者/小川和久(軍事アナリスト)
地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。一流ビジネスマンとして世界を相手に勝とうとすれば、メルマガが扱っている分野は外せない。
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【美女のポロリもある?】黒田勇樹がハマるちょっとHな江戸川乱歩ドラマ

スキップカウズイマヤス「そこはまだダメなのよ…人生相談」

『黒田勇樹編集 日本一馬鹿なメルマガ「黒田運送(便)ハイパー」』 vol.154より一部抜粋

最近また小学、中学とハマりまくった江戸川乱歩の美女シリーズを見返してんのね。

知らない人の為に言うと今も続いてる土曜ワイド劇場で、昔放送されていた人気シリーズで名探偵明智小五郎を天知茂が演じたのだ。

元々本を読む楽しさを図書室のポプラ社の江戸川乱歩シリーズで覚えた俺は当然気になって必ずドラマを観るでしょ? そーするとかなりこのドラマはアダルティな訳、てか今ではすっかり地上波から消えてしまったエロでありポロリが割とというか確実にあり………

まず大切なお約束として必ずあんま場面に必要でないとこで誰かしらが風呂に入る……

コレはもう絶対つまり必ず乳ポロリがある!!

コレも勿論ハマった理由……そして親父も一緒に観ていた理由に違いない。

そして基本音楽が変わらないから自然に耳に刷り込まれる………

今度バンドのSEを変えるとしたら……このメインテーマを使いたい程の強烈な刷り込み 笑

どの場面も妖しく且つキャッチーでこのドラマの音楽作った人は相当な才人だなあ~とバンドをしている今 改めて思う。

そしてドラマの主役である美女はその時代の旬な女優さん………で、基本その美女が間違い無く犯人!!

で、必ず明智小五郎にピンチが訪れ明智小五郎は行方不明となり周りをやきもきさせるが!!

死んじゃったと助手の文代が毎回泣くのだが!!

最後に必ず変装を施して犯人側の一味に成りすまし死んだと思われた明智小五郎がその変装をとき服を脱ぎ捨てると……毎回白いスーツ……でおもむろに謎も解く!!コレが全てワンセット!

そして物凄くゴールデンのドラマな筈なのにアングラ感が半端でない!

全編新東宝の映画の匂いがプンプン。

とにかくキザがこれでもか!!と似合う天知茂……もう素晴らし、うっとりする……

ニヒルという言葉を俺はこの人で覚えた、後バタくさいハンサムも!!

残念な事に天知茂が亡くなってその後に北大路欣也→西郷輝彦とこのシリーズは受け継がれるんだけども……矢張り天知茂以外の明智小五郎は定着せず………この美女シリーズはまとめてDVD-BOXにもなってるんで一気観も可能。

もう観てて思うのは江戸川乱歩世界へのキチンとしたリスペクトがあった上で、エンタメとしてのお約束を守る。

だから観てて癖になるんだなあ~。

だから非常に中毒性の強いドラマ!!

1度ハマれば止まらない、かっぱえびせんドラマ。

なんか連続もんが観たいという人には超オススメ!!

今の時代では考えられない規制の甘さ、危うげなセリフもバキバキ。いいよなあ昭和のドラマは。

そんな訳で最近また改めてこの江戸川乱歩の美女シリーズをまたもやリスペクト!!

前にTSUTAYAでレンタルして全部見返してんだけどね。

俺未だにこのドラマの主な音楽口ずさめるからね!

音楽も相当良いですわ。

今度 映画トークライブでこのドラマを特集したいなあ……ドラマだけども!何とかこじつけて。

で、つい最近出た江戸川乱歩映像読本って雑誌が出てて非常にタイムリー過ぎて怖!と思いつつ即買いしたあたくしでありました。

 

『黒田勇樹編集 日本一馬鹿なメルマガ「黒田運送(便)ハイパー」』 vol.154より一部抜粋
著者/黒田勇樹(元俳優、現ハイパーメディアフリーター)
ネット上で大人気を誇り、「ニーサン」と呼ばれ親しまれている。メルマガには上記目次でご覧の通りの豪華なメンバーが、毎回本気の悪ふざけ、元気を出したい人は是非に!
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【アドラー心理学】相手のやる気スイッチを簡単に入れる「アイ・メッセージ」会話術

人間はみな対等である

『★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★』第511回より一部抜粋


◆ 人はすべて、共同して生きている。

アドラー先生は、人間は「共同体」として生きていると言いました。

そしてその共同体であるという意識を「共同体感覚」とし、それを明確に持つことが何より大切だと言ったのです。

分かりやすくいえば

「人はみんなで生きているということをハッキリ認識しようね」

ということです。

そもそものところ、人間は劣等感があって当然です。

誰でも、欠点をいっぱい持ち、完璧な人間なんていません。

だからこそ、その欠点を補い合うために、「みんなで」生きることにしました。

ある人は狩りをする。
ある人は、その狩りの道具を作る。
ある人は、その獲物を調理する…。

そんな風に、それぞれの得意分野をいかして、補い合うことで、すべての人が生きやすくなりました。

人間は、カンペキでないからこそ、劣等感があるからこそ、「集団」を作ることができて、そしてだからこそ、よりよい人生を生きることができたのです。

それこそ一人一人がカンペキであれば、すべてをその人、一人でやってしまおうとするかもしれません。

でもそうなると、たとえば病気やケガをしたときに、何もできなくなってしまい、その個人が死んでしまう可能性だってあります。

みんなで協力したからこそ、すべてがよりうまく行ったわけですね。


◆ 集団だからこその問題。

ただ、それが常に幸せなわけではありません。

アドラー先生は、集団で生きることには、もちろん問題が生じると言いました。

「すべての人間の悩みは、対人関係にもとづいている」

と言ったのです。

それこそたった一人で生きていたら、そこまで悩むことはありません。
(ただその分、デメリットの方が大きいのですが)

人間同士、色々なトラブルを抱え、それによって人はどんどん悩んでしまうのです。

たとえばですが、

「私は顔が悪い」

ということで悩んだ人がいたとします。
これ、もちろんスタートは「比較」です。

世界中に、人間がたった一人であれば、顔が良いか悪いかなんて分かりません。

他の人と比較して、「自分は相対的に顔が悪いのでは?」と悩んだりするわけです。

ただ、顔が悪いことだけが、悩みの根本ではありません。

「顔が悪くて、その結果、みんなにバカにされるのでは?」
「顔が悪いと、モテないのでは?」

そんな不安があるわけです。

そうなると、結局はそれも「対人関係」となります。

たとえば
「顔が悪いけどモテモテな人生」と
「顔はいいけど、誰からもモテない人生」だったら、
誰もが間違いなく、前者を選ぶはずですね。

【テレビで紹介】スマホカメラマンが驚く最新デジカメのプロ機能

シューイチで紹介した超機能デジカメを再解説

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第15号より一部抜粋

最近はスマホで写真ばかり撮って、デジカメなんてもういらないという人も多いのではないでしょうか? でもイマドキのデジカメは高機能化が進み、一度使ってみるともうスマホで写真撮るのがバカバカしく感じるほど進化しています。では最近のデジカメはどんな風に進化しているのか、最新家電情報を紹介する『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』が日本テレビの「シューイチ」で紹介したデジカメを、このメルマガでも再解説しようと思います。

光学65倍の超倍率ズームで月のクレータも?

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まず、最初に紹介したのはキヤノンのPowerShot SX60 HSです。いわゆる超倍率ズームモデルで、光学65倍もあるスグレモノです。先日ニコンより光学83倍のCOOLPIX P900が発表されてしまったので、残念ながら倍率的にはナンバーワンではなくなってしまいましたが、十分な倍率です。

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ズーム倍率が高くするとファインダーから被写体が外れてしまうと、再度見つけるのは至難の業となってしまいます。SX60 HSであれば、フレーミングアシストボタンを押すことで、一時的にズームアウトしてくれるので、被写体を探しやすく、また見つけたあと、すぐにズーム状態に戻ることができます。

高い倍率のズームは手ブレしやすくなりますが、三脚などを使って、動かない被写体を撮影するには便利です。特に月を大きく撮影したいと言う人は多いので、そのためだけに買うのもありだと思います。

自撮りが楽しいウインクシャッター機能

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次に紹介したのはパナソニックのLUMIX TZ57です。これは液晶がチルト式で180度回転し、自分撮りがしやすくなっています。さらにオススメ機能として紹介したのが、ウインクシャッターです。顔認識技術をつかって、ウインクをするとセルフタイマーが働き、シャッターが切れる機能です。

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まあ、なくてはならない機能ではないですが、結構バカっぽくて楽しいです。デジカメとしても小型軽量で広角24mm、光学20倍なので使い勝手はとても良いので、ウインクシャッターはいらないかな?と思っても、オススメできる一台です。

撮影後に焦点を変えられる魔法のカメラ

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次に紹介したのが、Lytro illumです。なんと撮影したあとに、ピントの位置を変えられるカメラです。

手前と奥に距離感のある被写体を撮ると、どちらかがボケて撮ることができます。

今までのカメラですと、どちらをボケさすかは、撮影前に決め、撮ってしまえば変えることができませんでした。

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Lytro illumは撮影したあとで、ピント位置を変えられるので、とりあえず撮っておいても、主役となる被写体をあとからゆっくり選ぶことができるのです。

結構、思ったところと違う場所にピントがあってしまった写真を撮ったことがある人は多いのではないでしょうか。ただ、20万円オーバーする価格と大型ボディは、人を選ぶ感じはします。

フルサイズセンサーを搭載したミラーレス機

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最後に紹介したのがソニーのα7sです。フルサイズのイメージセンサーを搭載したミラーレスとして注目されている一台です。

4K動画も撮れるまさにハイエンド機です。紹介した機能はなんと言ってもISO40万の超高感度撮影です。ISO40万で撮影すると、まったく何も写らないような真っ暗な場所でも、昼間のように明るく撮れます。

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ISO感度を上げるとノイズが発生するのが普通ですが、α7sはノイズをキッチリと抑えています。もちろんISO40万レベルまで上げると、多少ノイズは出ますが、許容範囲と言えます。

また、暗闇での撮影のイメージは、モノクロだったり、全体的に緑がかった色になったりしますが、α7sで撮ると、ちゃんとカラーで撮影できてしまいます。

これまたボディのみで20万円オーバーとなるので、手が出しにくいですが、フルサイズのミラーレス機と言う基本性能の高さを考えると、決してコストパフォーマンスが悪いわけではないですね。

岡安学

 

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第15号より一部抜粋

【第15号の目次】
01.まえがき

02.家電の余談
「シューイチで紹介した超機能デジカメを再解説」

03.本日も家電日和。
「機能性表示食品とコールドプレスジュースと調理家電と」

04.What a funny world I live
「バルセロナMWCで身近に感じた「5G」の世界」

 

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』
著者:神原サリー/一条真人/岡安学
家電の話題を中心に、雑誌やWebでは書ききれない、書けないようなディープな内容、また逆に些細な話題を取り上げていきます。このメルマガさえ読んでおけば最新家電情報を取りこぼす心配ナシ!
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高城剛

ロシア暗殺事件で囁かれる米国ウォール街と軍産複合体の関与

ネムツォフ氏は米国ウォール街と軍産複合体の代理人

『高城未来研究所「Future Report」』第194号より一部抜粋

今週は、ロシアで暗殺された政治家ボリス・ネムツォフ氏につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

先週2月27日、ネムツォフ氏はモスクワ市内を女性と散歩中、車両から6発の銃撃があり、そのうち4発が命中して死亡しました。ネムツォフ氏は2日後の3月1日に行われる予定の、プーチン大統領のウクライナへの軍事介入に反対するデモの呼び掛け人であり、殺害は「政治的動機によるもの」という声も「一部欧米メディア」からは出ています。

現在、プーチン大統領の支持率は80%以上もあるのにたいし、ネムツォフ氏は9%の支持率しかありません。それは、ロシア国民の多くが、ネムツォフ氏が極めて米国に近い存在だと知っているからに他なりません。まずは、近年のネムツォフ氏の動向を振り返ってみましょう。

先週このコーナーでお伝えしましたウクライナを巡る政変劇として有名な「オレンジ革命」直前、2004年11月にウクライナでは民主的な大統領選挙によりヤヌコビッチが当選しましたが、不正選挙としてユシチェンコ陣営は暴力的なデモを行い政府施設を包囲。そしてその後、米国の後ろ盾をもってユシチェンコが大統領に就任したことは、先週お伝えしました。この米国傀儡のユシチェンコを支援していたのが、ネムツォフだったのです(その後、ユシチェンコ政権の顧問に就任しました)。

先週暗殺された際も、22歳のウクライナ人女性モデルと共に「夜の散歩」の際に襲撃され、現在、このモデル、アンナ・デュリスカワは、ロシア当局に軟禁されている、と欧米メディアが報じていますが、事実は、この女性が夜のこの時間に、ネムツォフ氏を外へ呼び出した、とロシアでは言われています。

さて、映画のようなこのストーリーは、まさに事実は小説より奇なりであり、考えられることは3パターンしかありません。ひとつめは、欧米メディアが合唱のように言う「プーチンが暗殺した」というもの。2つめは「プーチンが暗殺したと見せかけるためのもの」。3つめは、「プーチンが暗殺したように見せかけた、と見せかけたもの」。このみっつです。

しかし、ひとつめとみっつめは、支持率80%を超えるプーチンにとって、利得が見えません。いまさらネムツォフ氏になにを言われようが、怖いものはないはずです。「一部欧米メディア」では、ネムツォフ氏が「ロシア軍事行動の証拠を暴露する予定だった」と報道されていますが、これを言っているのはウクライナの親米ポロシェンコ大統領で、そのようなものがあるなら、とっくにカードとして切っていたはずです。ちなみに、レーガン政権で財務次官補を務めたロバーツ氏は、今回の事件に関し、「CIAがプーチンを攻撃する為に手駒のネムツォフを暗殺したのでなければ、露のナショナリストが彼を米の工作員と考えて殺したのだろう」とコメントしています。

もともとネムツォフ氏は、ポーランドを転覆させた「ソリダリノシチ」(連帯という意味の政党)の共同創設者/共同議長でした。この「ソリダリノシチ」は、CIAが資金提供したことがすでに明らかになっており、近年ネムツォフ氏は「ヨーロッパとの統合へ向かうウクライナを支持する」とも表明していました。そしてネムツォフ氏は、全米民主主義基金(NED)から資金提供を受けていたことも明らかになっています。NEDは、「中東の春」を企てたことでも知られる、事実上米国ネオコンの別動部隊です。

なにより、西側諸国の傀儡政権だったエリツェン時代の副首相を務めたのがネムツォフ氏で、ウォール街の意向により、ロシアの国富を転売し、自ら資産を築いた人物として有名でした。その際の盟友ホドルコフスキーは逮捕され(2013年に恩赦)、彼が作った「ロシア解放財団」の理事は、ヘンリー・キッシンジャーとジェイコブ・ロスチャイルドです。言い換えれば、ネムツォフ氏は米国ウォール街と軍産複合体の代理人なのです。

ロシア人は、バカではありません。なにより、ロシアのメディアは少なくとも多面的には物事を伝えます。

ネムツォフ氏が率いるはずだったウクライナでの戦争に反対する抗議(反プーチン)集会の数日前に、彼は暗殺されました。しかし、十万人を超えると言われていた追悼および決起集会「春の大行進」は、わずか1万5000人しか集まりませんでした(主催者発表8万人)。この参加者数が、ロシアの人々が今回の事件をいかに考えているか、なによりの事実だと思います。

一方、米国民の感情はマスメディアによって大きく動かされ、いまやイスラム国以上に、「敵国ロシア」心情は米国で大きく広がりはじめました。かつてのイラクのように、ゆっくりと米国は動きつつあります。

『高城未来研究所「Future Report」』第194号より一部抜粋

著者/高城剛(作家/クリエイティブ・ディレクター)
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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