店員の「お待ちください」は「伺います」へ変えた方がイイ理由

接客中、新しいお客様が側で用件がありそうな素振りをしているとき、どんな声をかけるのが効果的なのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、使用頻度の高い「少々、お待ちください」より「こちら側が動こうとしている感」がより伝わる言い回しを紹介しています。

「お待ちください」を使わない

お店では、どうしてもお客様をお待たせしないといけないことがあります。他のお客様を接客しているなど、どうしても、手が離せなくてお客様に待ってもらわないといけないという場合です。

飲食店などではよくあると思いますが、他のお客様のオーダーを伺っている時などに、「すみませーん、お会計お願いします」と言われるなんてことは少なくないでしょう。

さて、本題です。こういう時に、何と言っていますか?

私の経験上ですが、ほとんどのお店では、「はい! 少々お待ちください!」と言われます。飲食店に限った話ではなく、小売店でもどこでも、たいてい待たされるような場合は、「お待ちください」と言われるのです。

決してこれが悪いわけではありませんが、お客様の心情を考えるとすると、少し別の言葉を使うことも考えるべきかもしれません。

結論から言うと、私の場合は、「すぐお伺いします!」と伝えることがほとんどです。これによって、少し印象が変わってくるからですね。

お待ちください」という言葉は、どうしてもお客様に『待って』と言っていることになります。もちろん、お客様もよく言われているでしょうし、いちいち気にするような人もいないとは思いますが、待たせることをお願いしていることに、変わりはありません。

一方、「すぐに伺いますね!」という言葉は、こちら側(販売員側)が、「急ぎますね!」とか、「あなたのところに向かおうとしていますよ」と、暗に伝えられる言葉だと思うのです。お客様にお願いをするというよりは、こちら側が動こうとしている感が伝わる言葉とでも言いましょうか。

あなたは信じる?信じない? “裸の付き合い”がもたらす効果

最近、夫婦や家族で一緒にバスタイムを過ごしていますか?たしか子供の頃は両親や兄弟と一緒にお風呂に入ったていたけれど、近頃では、時間がなかったり掃除が面倒だったりするせいで、バスタイムを手軽に済ませている・・・そんな人も多いのではないでしょうか。
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、お風呂の時間を通じた家族コミュニケーションの実態を調査するため、同居家族をもつ全国の既婚男女1,000名を対象に、「入浴コミュニケーション実態調査」を実施しました。

あなたは信じる?信じない? “裸の付き合い”がもたらす効果

既婚男女の61.1%が“裸の付き合い” で「心の距離が縮まると感じる」

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家族や友人と一緒にお風呂に入ることで“心の距離が縮まると感じる”と答えた「裸の付き合いを信じる派」の割合は全体で61.1%と過半数を超え、多くの人がお風呂の時間を特別なコミュニケーションの場として捉えていることがわかりました。
また、中でも「裸の付き合いを信じる派」の割合が最も高かったのは20代男性の85.0%で、若い年代ほど信じる派が占める割合が高い傾向が明らかとなりました。

大切なのは「親子」や「夫婦」など、 “家族とのお風呂の時間”

“裸の付き合い”が特に大切だと感じる関係性について尋ねたところ、全体では1位「親子(51.5%)」、2位「夫婦(44.6%)」と、3位「友人・知人(25.2%)」を大きく引き離しています。入浴コミュニケーションは家族間で日常的に行われることが大切と考えられているようです。

20代・30代の既婚男女に関しては60%以上が“夫婦のバスタイム”も大切と回答

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「夫婦」においても入浴を通じたコミュニケーションが大切であると回答した人は、20代~30代の子どもがいる既婚男女で59.4%、子どもがいない既婚男女で68.2%にのぼり、親子間だけでなく夫婦間においても裸の付き合いが大切だと考えている人が多いことがわかりました。これは、40代以上の既婚男女とは約2倍の差があり、40代以上は「夫婦のバスタイム」が大幅に少なくなることが判明しました。

「シャワー派」は年々増加傾向も、 73.9%が「できる限り湯船に浸かりたい」

普段の入浴が「毎日シャワー派」の人は、15年前の33.7%から現在は39.8%と年々増加しており、全体の約4割を占めています。またその要因は、1位時間が無い39.5%)」、2位「暑いから(39.1%)」、3位「お湯を溜める(沸かす)のが面倒だから(34.7%)」、4位「浴槽の掃除が面倒だから(33.6%)」と続き、夏場の暑さを除いては、日常の忙しさが原因となって湯船に浸かる人が減っている事実が明らかになりました。日々の浴槽掃除の負担については、70.2%の人が「負担を感じる」と回答。その一方で、全体の73.9%の人は入浴の際には「できるだけ湯船に浸かりたい」と回答していることから、毎日の浴槽掃除にかかる負担が湯船に浸かる時間の確保を妨げる一因となっているようです。

“お風呂研究の第一人者” 早坂信哉教授に聞く、 入浴コミュニケーションと湯船でしっかり入浴のススメ

 

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Q 入浴時のコミュニケーションで、 心の距離は縮まるのでしょうか?

入浴コミュニケーションによって心の距離は縮まると思います。入浴時というのは、服も何も着ていない最も無防備でリラックスした状態です。緊張をしていない状況で接する人に、人間は基本的には敵意を持たず打ち解けられる性質があり、自然と信頼関係が発生する環境となります。また、携帯電話やその他の情報をシャットダウンされる機会でもあり、一緒に入浴をしている方と深く向き合える特別な時間になっていることも考えられますね。

Q 早坂先生がオススメする理想の入浴方法はどのようなものでしょうか?

まず第一に入浴時に湯船に浸かることです。湯船に浸かった方が心身ともに良い影響を与えることは、様々な研究結果でも示されております。そして、出来れば毎日入浴することをオススメしております。私たちの調査では、毎日欠かさず湯船に入浴する方は、週6回以下で入浴する方と比べて主観的な幸福度が高いという研究結果が出ています。また、毎日入浴することで要介護になりにくく健康寿命にも寄与することが分かっております。入浴時間としては、40℃のお湯に全身浴10分で深部体温もしっかり上がり、入浴の良い効果が得られるでしょう。

Q 掃除をしていない浴槽に入浴することで何か危険性はありますか?

見た目の汚れももちろんですが、水あかにばい菌が繁殖して皮膚に対して炎症を起こすことも考えられます。また、掃除をしていないことによりカビの胞子が浴槽を舞い、アレルギー反応や肺炎、特に呼吸器に対して問題が出る可能性があります。やはりお風呂は清潔な方がより望ましいので、毎日の掃除はかかせないと思います。お風呂掃除が面倒で毎日の入浴が難しい方は、掃除をラクにする工夫やテクノロジーを積極的に活用することも大切だと思います。

だんだん秋が深まり湯船がさらに恋しくなるこれからの季節、ぜひ家族で夫婦で湯船に浸かって深いコミュニケーションを取る時間を作りたいですね。

ラクするテクノロジー特設サイト
http://sumai.panasonic.jp/rakuteku/bathroom/

パナソニックリフォームサイト
http://sumai.panasonic.jp/sumai_create/

パナソニックバスルーム
http://sumai.panasonic.jp/bathroom/

情報:PR Times

【拡散希望】石垣島に落とし主不明の「デジカメ」が流れ着く

ゴミから流木、はては海賊船に積んだ金塊まで、、、世界中のビーチには今日もいろいろなものが流れ着いています。

2005年に記憶喪失の男性(通称:ピアノマン)がイギリスの海岸に流れ着き、連日テレビを賑わせたことを覚えている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。まあ、あの騒動は結局、フェイクだったわけですが。。。

さて、ピアノマンのような漂流物(者)は滅多に流れ着かないのですが、日本の沖縄県石垣島に、漂流物として「あるもの」が打ち上げられ、それを拾った船長の方が落とし主を探していると、とツイッター上で話題になっています。

いったい、何が打ち上げられたのか?まずは「拡散して下さい!」という言葉と共に投稿された1つのツイートを早速ご覧ください。

どうやら防水ケースに入ったデジカメが打ち上げられていたそうです。なかには思い出がたくさん詰まった写真が残っていたため、投稿者のタグボート船長さん(@miyapan69)が落とし主を探しています。

この話を見て、今年3月にこんな報道があったことを思い出しました。それは、3年前に石垣島で落とされたデジカメが、海を流れ流れて台湾に着き、台湾の学校教師の方が落とし主を探す投稿をFacebookに投稿した話です。この時、落とし主の日本人と連絡がつき、カメラは無事に手渡されたようです。

(参考記事)● 日本から3年かけ台湾にカメラ漂着。落とし主は誰?と現地で話題

10月4日(木)現在、今回のタグボート船長さんが拾ったデジカメの落とし主はまだ見つかっていないようです。早く持ち主の手に渡ると良いですね! この記事を見て、このデジカメは私のだ!という方はツイッターでご連絡してみてくださいね。

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カップル成立5割超の婚活スペシャリストが説く、「モテ」の極意

カップル成立率50%以上の「婚活スペシャリスト」として、これまでたくさんのカップルを誕生させてきたメルマガ『佐藤律子の本当は教えたくなかった禁断のモテ術』の著者、佐藤律子さん。その活動で培われたノウハウを生かし、「異性間コミュニケーション」を考案。現在は、婚活に悩む男女ばかりでなく、夫婦間や企業での人間関係を潤滑に導く手助けをしている。そんなコミュニケーションの達人が手がけるメルマガ「本当は教えたくなかった禁断のモテ術」には、誰もがきになる「モテ」の極意が。佐藤さんに、メルマガに込める想いから「モテ」の正体についてまで、じっくりと語っていただきました。

歳を重ねると分かる、1人の人と深く関わる「モテ」方の重要さ

ーーまずは、メルマガ「本当は教えたくなかった禁断のモテ術」を始めた動機から教えていただけますか?

今から15、16年ほど前になりますが、まぐまぐさんの無料のメルマガスタンドを使わせていただいていたんです。その当時で8000人ほどの読者さんが付いてくださったのですが、自社でスタンドを持つことに。一度は離れてしまいましたが、まぐまぐさんから「書いてみませんか」とお話をいただいたときに、当時のいいイメージが蘇り喜んでお受けすることにしました。

 ーー「あなたの奥様はトンカツを作ってくれますか?」や「わたし、過去にセクハラされました」など、テーマが毎回ユニークで心を掴まれます。

ありがとうございます(笑)。私から発信できるテーマとして主に、「婚活」「恋愛」「夫婦間のパートナーシップ」「ビジネスの男女間」などがあります。昨今、様々な場面でパートナーシップに悩まれている方が多いことが「見える化」してきていますよね。深刻に婚活を悩む方は多いですが、それ以外の方にはピンとこない。ハラスメントが各方面で問題になっていますし、男性読者が多いと伺ったので男女間だけにとどまらないテーマを発信することで、ビジネスで役立てていただけたらと思いながら書いています。

ーータイトルにもある「モテ」は多くの人が気になるところ。佐藤さんご自身が思う「モテ」の定義はなんですか?

大きく分けて2つの「モテ」があると思っています。1つは、ちやほやされる「モテ」方と、もう1つは1人の人と深く関わる「モテ」方。また、「モテ」るというのは、何も男女間の愛情だけではなく、友達をたくさん作るなど交友関係にも言えることですよね。

若い頃は「ちやほやモテ」に目が行きがちかなと思いますが、年齢を重ねて落ち着いてくると1人の人とじっくりと関わる方が重要になってくると思います。私自身も今は1人ひとりとしっかり向き合って成熟した関係性を築く方に魅力を感じるようになりましたね。

ーー「じっくりモテ」に魅力を感じるようになったのはなぜですか?

30代までは「ちやほやモテ」に興味がありました。たくさん友達や知り合いがいると「人気者」に見えますし、若いと馬力があるので飲みに誘われたら断らずに連日飲み歩いて終電で帰る…を繰り返していましたね。

飲みニケーションで作った関係性もありますが、40代になると体力的に厳しくなって。体重が6キロも増えたこともあり、「このままではまずい」とお酒を止めました。すると、みるみる痩せて元どおりに。好きで飲み歩いていたはずなのに、実はストレスだったんだなと気づかされました。きっかけは体調面の改善でしたが、仕事の上でも1人ひとりにきちんと向き合っていきたいと思うようになったんです。その方がやりがいもありますし、相手から信頼もしていただけるようになると感じます。

ーー「飲みニケーション」がないと関係性を深められないと考える人もいるのでは?

ええ。私の場合は、ランチをご一緒して会話を楽しんだりしています。それに、社外のお付き合いがなくても、仕事上でしっかりとコミュニケーションを取れば案外十分だったりするんです。そこでしっかりと信頼関係を築いていくと、自然と「今度、お食事でも」という流れになる。ただ、飲まない人を宴席に誘うのは悪いと思われるようで、呼ばれることはめっきり減りましたね(笑)。

ーー若い世代ほどお酒を飲まない人が増えていると聞きますし、今の時流に合ったコミュニケーションの取り方にシフトして行ったのですね?

私自身は新人の頃に先輩方から飲みニケーションは大事だ、とりあえず顔を出せと言われた世代。ですが、35歳以下の方は、本当に(会社などの付き合いで)飲みに行くことが少ないと感じます。そのギャップが、世代間のコミュニケーションの行き違いを生んでいるのかなと感じることもあります。世代的にどちらの言い分もわかるので、自分の体験や経験を踏まえて異性間コミュニケーションを通して発信できたらなと思っています。

ーーまた、若い世代には自分を「人見知り」だと言う人が多いと感じます。そういう相手とは、どう接したらいいですか?

なるほど……それは興味深いですね。実は「婚活」中の男性にも「人見知り」と言う方は本当に多いんです。「人見知り」をアピールする人には、2つの目的があるんですよ。1つは、自分に暗示をかける。もう1つは、それを言うことで(相手に)許してもらおうとする。せっかく「婚活」に来てるのにもったいないですよね。ですから、私はすかさず「その言葉は禁句です」と言っています(笑)。

ーーどうすれば、会話のキャッチボールができるようになりますか?

相談で多いのが、まさにそれなんです。女性は身近な人の話しをする雑談力があり、一方で男性は、興味のある話をしたがる。男性は女性が話す会ったこともない友達の話を、内心「誰だ?」と思いながら聞き流し、女性は男性が語る趣味や仕事の話にまるで共感できない。それではいつまでも話は弾みませんよね。

私がお勧めするのは、「体験談」です。生きていればどんなことも話題になります。たとえば、「昨日コンビニでこんなことがあって」という他愛のない話でもいいんです。その話から相手のことを知ることができるし、芸人さんの「すべらない話」もすべて体験談ですよね。体験談はテッパンのネタなんです。ただ、会話を楽しいものにするには多少のテクニックが必要。ですから、私は会話術を学んでいただける講座を考案して、提供するようになったんです。

 

ーーそもそものお話ですが、ウエディングプランナーで実績を上げていた佐藤さんが、なぜ起業しようと思われたのですか?

私自身も不思議なんです(笑)。ウエディングプランナーの仕事はとにかく楽しくてやりがいを感じていましたし、職場の人間関係の円満でしたから。そこで、知り合った男性…今の夫ですが、「起業するから一緒にやってほしい」という言葉とプロポーズが同時だったことが大きいでしょうね。

あの頃の私は「井の中の蛙」でした。旦那さんが社長なら、私は社長夫人になれる。セレブな生活が送れるのかな…なんて思ってました(笑)。ですが、蓋を開けたら全然セレブじゃない。それどころか、資金はどんどんと減り続け、ついにはマイナスに。妊娠していた私は、「この先どうなるんだろう」ととても不安でした。

ーーご苦労なさったんですね……。

私の考案した「異性間コミュニケーション」でも分析していますが、男性は社会的な生き物です。主人は大きな企業で働いていましたので、そこでのやり方しか知りませんでした。ですが、中小企業には中小のやり方がある。折しも、「ジミ婚」などの流れもあり当初目指していた「ブライダルプロデュース」はうまくはまらなかったんです。とはいえ、私は乳飲み子を抱えて生きていかなきゃならない。その時に、主人の事業を引き継いで自分でやろうと決意しました。後で友人に聞いたら、「離婚する」「子供を預けて会社勤めをする」という選択肢もあったはずと言われました(笑)。

ーー逆境のなか、佐藤さんはなぜ成功へと向かうことができたのでしょう?

女性は仕事に対して「社会(もしくは会社)での成功」を求めない傾向が強い。やっていて楽しいか、やりがいを感じるかが大事なんです。すぐに結果が出なくても、その仕事に面白さを感じればモチベーションはキープできます。だから自分が楽しいことしかしません。また、私にとって娘は「助けなきゃいけないヒロイン」のような存在。これが男性性を呼び覚まして頑張り続けることができているんでしょうね。

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結婚したい人をサポートする仕事をはじめた頃は、まだ「婚活」という言葉もありませんでした。ですが、悩む人は多く求めはあると実感していましたし、イベントを開くとたくさんの人に来ていただけるようにもなりました。すると今度はもっとたくさんの方に喜んでもらいたいと思うようになりました。弊社に限らず、大抵はカップル成立率は2〜3割程度といったところ。その原因は、先程もお話ししたような「男女間の違い」に起因していることが多いと実感していたので、事前に講義を受けてもらうことを思いつきました。実際に事前に講義を受けると、成功率が飛躍的に上がり80パーセント以上がカップルになることも。最低でも5割を下回ることはなくなりました。

ーーそれはすごい成果ですね!

ありがとうございます。1組でも多くの方に幸せになっていただきたいと願っていますから。今まで相手に巡り会えないと嘆いていた方の人生がガラリと変わるかもしれない瞬間に立ち会えるのは感動的ですね。

「婚活」って実はすごくシビアな場。わずか2時間の間に相手を査定し合うんですから当然ですよね。すごい世界だなって思うし、世の中の縮図のようにも思える。日常ではぼんやりと浮かんでいるようなことが、その場で一気に濃縮される。濃い人間関係を垣間見れることも、やりがいにつながっているのかもしれません。そんな濃い人間関係を見てきた経験から、ビジネス面にも活用できる「異性間コミュニケーション」という発想にも繋がっていったのだと思います。

ーー佐藤さんご自身は仕事からどんなものを得ていると?

いろんな方に出会えることが何より楽しいですね。「婚活」「異性間コミュニケーション」というキーワードを介して、どんどん広がっていくのが嬉しいです。受講してくださる方はもちろん、自治体や企業の方々など、様々な立場や環境の方とコミュニケーションをすることで新たな気づきも生まれます。

ーー今後のメルマガがますます楽しみになりました。どんなことを発信していきたいですか?

私が一貫して伝えたい、発したいことは「男性と女性はそもそも違いがある」けれども、そこで生じるストレスやトラブルを少しでも減らすお手伝いができたらいいなということなんです。

お互いの良いところや難しいところを知ることで、近づけたり助け合えたりできるようになります。日常にありがちな人間関係の諍いがなくなると、とても平和な気持ちになる(笑)。職場では気持ち良く仕事にも打ち込めたり、新しい挑戦に踏み出せると思うんです。

また、「異性間」をうたっていますが、女性同士や男性同士、トランスジェンダーなど性別に関わらずどうすればより良いコミュニケーションが取れるかも深めていけたらと。働く女性は(いわゆる男性的な)社会性を身につけているので、「女性だから」というデリケートな扱いをするよりストレートに伝えたほうがいい場合も。女性らしい性質の社員が叱責されて流す涙と、社会性の強い女性が流す涙ではまるで意味合いが違っています。「異性間コミュニケーション」の基本は、まず相手がどうしてほしいかを考えること。性別だけで区別するのではなく個々の違いに着目していただけるきっかけにもなればいいなと思っています。

ーー本日は、お忙しい中ありがとうございました。

(聞き手・文/橘川有子)

損するだけなのに。なぜ中小企業は大手とばかり手を組むのか

大手メーカーや大手小売店が、中小企業に対して見向きもしなくなってきているというスポーツ用品業界の現状を逆手にとって、これは中小企業にはチャンスだと捉えているのは、無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者・梅本泰則さん。梅本さんが考える、中小と中小が手を組むことで見えてくる「商機」とは?

■中小にとってのチャンス

日経ビジネス9月24日号に、IT企業「オービック」の記事が載っていました。2018年の営業利益率は48.4%で、この10年間に20ポイント伸びたとあります。すごいですね。どんな方法をとったら、そのような営業利益率になるのでしょうか。

その戦略が簡単に紹介してありました。それは、お客様を中小企業に絞ったことです。大手企業を相手にすると、その要求はどんどんと複雑になり、範囲も広くなってしまい、担当者が疲弊します。その結果、売上は増えても収益が低くなってしまう、とあります。

それに対し、中小企業との取引はこちらのペースで仕事が出来、人手もかけずにすむので利益があがる、というのが秘訣のようです。この記事を読んで、まさにスポーツ用品業界にも思い当たるところがありました。どんなところでしょう。

今の日本のスポーツ用品業界は、大手のメーカーさんと大手の小売店さんが引っ張っています。そして、大手のメーカーさんは大手の小売店さんばかりを見ている感じです。中小の小売店さんは、たいして見向きをされなくなっています。経営戦略なのですから、それはそれで仕方ありません。

一方、大手小売店さんは、大手メーカーさんとの取引に力を入れていますが、中小のメーカーさんとの取引には、そうでもないようです。実は、ここに中小の小売店さんや中小メーカーさんにチャンスがあると思うのです。

■大手担当者の悩み

オービックの例にあるように、メーカーさんにとって、大手小売店さんとの商売に力をいれても必ずしも利益が上がるとは限りません。なぜなら、メーカーさんが大手小売店さんに納める掛け率は通常よりかなり低いからです。ですから、そもそも最初から大きな利益率は確保できていません。

その掛け率は、メーカーさんと大手小売店さんが、毎シーズンし烈な交渉を繰り広げた末の結果です。この先、納入掛け率が上がるというようなことはないでしょう。それでも、大手小売店さんの発注金額は億単位になることもあります。担当者にしてみれば、一気に売上が稼げますから、掛け率が厳しくても我慢です。

利益が減る要因は、それだけではありません。大手小売店さんは、発注した商品を全部売り切ることは少ないです。そのため、シーズン後に売れ残った商品は、メーカーさんに返品されることになります。その代わり、新しい商品を納めることが条件です。

この交渉がまた大変で、予定していた以上に返ってきてしまうこともあります。メーカーさんは、返された商品をアウトレットモールにある自社の店舗で売ったり問屋さんにまとめて安く売ったり、いろいろな手を使って消化しなければなりません。これらは、担当者にとっても大変な仕事です。

そのうえ、大手小売店さんからは、広告宣伝費や物流費の一部を負担するよう迫られることもあります。これも利益が削られる原因の一つです。

それやこれやで、大手小売店さんの担当者は疲弊していきます。オービックの担当者と同じようなことです。

日本からノーベル賞が出なくなる、教育現場の耳を疑う「常識」

京都大学の本庶佑特別教授のノーベル医学生理学賞受賞に沸く日本列島。その本庶博士が子供たちに送った「教科書に書いてあることを信じないこと」というメッセージが話題となっています。健康社会学者の河合薫さんはメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』の中で、博士が伝えたかったのは「自分の頭で考えることの大切さだったのでは」とした上で、自身の教科書編集委員としての経験や家庭教師時代のエピソードを交えながら、子供たちの「なぜ?」を封じ込めてしまっている“オトナの常識”に対して批判的な意見を記しています。

※本記事は有料メルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』2018年10月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.,保健学)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。ANA国際線CAを経たのち、気象予報士として「ニュースステーション」などに出演。2007年に博士号(Ph.D)取得後は、産業ストレスを専門に調査研究を進めている。主な著書に、同メルマガの連載を元にした『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアムシリーズ)など多数。

葉っぱの落書きとノーベル賞

日本の頭脳がまたもや世界に名を残しました。スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月1日、2018年のノーベル医学・生理学賞に本庶佑・京大名誉教授と、アメリカのジェームス・アリソン博士を選出したと発表しました。

「効果は高いが高額」と話題になった、がん免疫治療薬オプジーボのもとになるたんばく質PD-1を発見したことが受賞理由です。

研究者になるにあたって大事なのは「知りたい」と思うこと、「不思議だな」と思う心を大切にすること、教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って「本当はどうなっているのだろう」と。

 

自分の目で、ものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。

 

そういう小中学生に、研究の道を志してほしいと思います。

本庶博士は“未来のノーベル賞博士”こんなメッセージを送りました。

ホント、このとおりなんですよね。というかこれって今の大人たちにも言えること。今の時代、情報は溢れ、キーワードを入れてググれば、何十、何百もの情報がつかまります。

そして、「わかった気分」になる。「知る」ことと、「わかる」ことは全く違うのに、見ただけ読んだだけでわかったと錯覚するのです。

難しいことを難しい言葉を使って話すのは簡単です。一番、難しいのは「簡単な言葉で難しい話をする」ことです。そのためにはわかってないと無理。わかるとは考えること。「自分の頭で考えることの大切さを博士は伝えたかったのだと思います。

深い日台の絆。自転車メーカーGIANT創業社長が日本から受けた大恩

台湾が誇る世界的自転車メーカー「GIANT」。幅広いラインナップと品質の良さで日本でも人気となっていますが、同社の創業社長は「日本の方々には大恩がある」と言ってはばかりません。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、GIANT社長・劉金標氏と日本の関係について紹介しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年10月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【日台共栄】世界最大の自転車メーカー「GIANT」がつなぐ日台の絆

今週から、NHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」が始まりました。このドラマのモデルとなったのは、日清食品創業者である安藤百福とその妻・仁子ですが、以前、「『カップヌードル』発明者は台湾生まれ。即席麺がつなぐ日台の絆」でも紹介したように、安藤百福の旧名は呉百福、日本統治時代の台湾で生まれ育った台湾人でした(戦後、1966年に日本に帰化)。世界の食文化を変えた安藤百福は、同時に、日本と台湾の絆を象徴する人物でもあります。

そして、日本統治時代を経験した台湾人企業家には、安藤百福と同様に自らの会社を世界的企業に育て上げると同時に、日本への恩を語り継いでいる人物が多いのです。私は、新刊『世界を変えた日本と台湾の絆』で、安藤百福を含め、そうした台湾人・台湾出身者を紹介しました。

日本人の間ではあまり知られていませんが、そのような日台共栄の礎を築いてきた台湾人を日本政府は毎年叙勲しています。

台湾の叙勲者一覧【2005年春~2017年秋】

そのことは前述の拙著でも紹介していますが、今回はそのうちの一人である「キング・リューこと劉金標をご紹介しましょう。

中島聡インタビュー「通勤の必要がない社会はそこまで来ている」

去る8月24日、メルマガ『週刊 Life is beautiful』の著者で“Windows 95の設計に関わった日本人”として知られる世界的エンジニアの中島聡氏と、“世界初のモバイルインターネット i-mode を世の中に送り出した男”こと夏野剛氏の2人が発起人となり、NPO団体「シンギュラリティ・ソサエティ」が発足しました。先日お伝えした発足イベントに先立ち、MAG2 NEWSでは中島聡氏への単独インタビューを敢行。そこで中島氏の口から直接語られたのは、日本や世界の「近い未来」に関する興味深いお話ばかりでした。

【関連記事】中島聡 × 夏野剛「自らの未来は自らの手で変えていく」

シンギュラリティ・ソサエティが成功するカギとは

ーーまずは今回、シンギュラリティ・ソサエティを立ち上げたきっかけ、なぜ今このタイミングでの立ち上げになったのかを、教えていただけますか?

中島:そうですね。きっかけは色々とあります。

そもそも私自身はバブルの全盛期、NTTが世界一の株価総額だった時に、わざわざそのNTTを辞めて、当時無名のMicrosoftというベンチャー企業に移ったんです。まさに「失われた30年」の一番最初の時に、僕はその良いほうにポッと移ったわけです。

その当時にそういう行動をとるというのは、普通に考えるとものすごくリスクが高かったはずなんですが、今から考えれば全然リスクが高いわけじゃない。だから、もっとそういう動きををする人がいてもいいはずなのに、実際のところは日本において人材の流動化といったものは、あまり起こらなかったんです。こういう企業の新陳代謝が進まなかったことが、いわゆる「失われた10年」を20年に延ばし、またその20年がさらに30年へと延びている原因じゃないかと思っていて、そういう状況を何とかしたいとは常々考えていたんです。

その手の話は、自分のメルマガでもずっと発信してきたんですけれど、ただメルマガって一方通行なものなので、「何か一緒にやろう」とか「世の中を変えよう」という行動には、なかなか結び付かないわけです。私の投げたメッセージを受け取った人が動けばいいのかもしれないけれど、実際そういう人は大企業の中などにいて、日々の業務に忙しくてなかなか動けないということもあるでしょうし。そういう人たちに、ある良い意味の刺激を与えて、ゆくゆくはそういう人たちが集まって会社を創るとか、もしくは会社の中を変えていくとかということをするには、メルマガで訴えるよりも、双方向のコミュニケーションができるオンラインサロンがいいんじゃないかなというのは、以前から考えていました。何だかんだで2年に1回ぐらい会うホリエモンにも、「サロンをやるといいよ」と言われてましたし。

ただ、今のメルマガの読者からメンバーを呼び込んで、心地いい雰囲気のなかでサロンを始めるのもいいんだけれど、よくありがちなサロンでお金を取って、その資金でやっていくいうスタイルが、私にとってはどうもやりにくいというか、潔くないなと感じていたんです。そこで、どうしようかと悩んでいた時に、今年の4月が5月ぐらいのことだったんですが、たまたまお会いしたメルマガ読者の方に「NPOをやりませんか」と言われたんです。なるほど、確かにNPOとしてサロンをやれば、それは別に営利じゃないわけで、集まったお金は基本的に会員に還元、もしくは社会に還元すればいいわけですよね。

それにNPOという立ち位置で行動した場合、例えば様々な社会問題を解決するために、政府や地方自治体などに働き掛けないといけないケースもあると思うんですが、そういう時に営利団体ではなくNPOだと、とりあえずは話を聞いてもらえるんじゃないかということにも気が付いたんです。

そこでNPOを立ち上げて、そこでサロンをやると。サロンに集まったメンバーと一緒に知恵を絞って、例えば日本の少子高齢化の問題に取り組むんだり、自動運転社会をデザインするとかといった、具体的な行動を起こそうと考えたんです。

ーーそれにしても「少子高齢化の問題」や「自動運転社会のデザイン」など、扱おうとされているテーマがどれも壮大で、そこにまず驚いたんですが……。

中島:でも、みんなが「マズイな」と思っていながらも、誰もちゃんと動けていないことって、世の中にはいっぱいあると思いませんか。

例えば日本の少子高齢化の問題は、もう目前に迫っているじゃないですか。多分このまま10年、今のままで突き進んでしまうと、さらに人口が減っていって、地方のインフラはいよいよ成り立たなくなる。そうすると、鉄道が廃止になる、バスの本数は少なくなる、年取った老人はクルマを運転できないと病院にすら行けない。……そんな「2030年問題」とか「35年問題」と呼ばれるような状況が、もうすぐなんですよ。

そういう問題というのは、2030年が来てから解決すればいいわけじゃなくて、もう今から始めなきゃいけない。でも、実際のところはまったく始められていないんです。そのうえ、その始められていない理由というのが、例えば霞が関が力を出し過ぎていて、地方は補助金に頼り切ってるだとか、あるいはその補助金を狙ったコンサルティング会社が入り込んでいるだとか、果てはもう天下りがあるだとか、そういうつまらない理由で、色んなことが解決されていないということが多いんです。

そこで我々がNPOという立ち位置で、要は「ウチは儲けに来たんじゃないんですよ」というスタンスでポンと立って、「あなたはこうしなさい」「こちらはそうしなさい」という風にやっていけば、ひょっとしたら社会は変わるんじゃないかなと。だから、野望として大きい話のように思われるかもしれないけれど、できないことはないような気がしています。

ーーそういう風に解決するのにかかる時間として、やはり10年ぐらいは見たほうがいい、今から始めればギリギリ間に合う、といういうことでしょうか。

中島:はい。少子高齢化によって地方が崩壊するという、手遅れの状態になってしまう前に始めないといけないと思います。

それに日本の社会が抱えているの少子高齢化だけじゃなく、ゆでカエル状態の日本企業……経団連の年寄りたちが仕切っているような大企業が、競争力を失ってどんどんと潰れていってる状況というのも、大きな問題ですよね。今後はそういう会社から溢れる人間がどんどん世の中に増えてくると思うんですが、要はすっかり会社人間になってしまったその人たちが、転職先を探すにしても起業をするにしても、外のネットワークが全くないまま、世の中に溢れてしまう。そういう状況になるというのも、目に見えているわけで、そういう状況も何とかしたいなというのもあります。

ーー今は大きな会社の中にいる人たちも、社外にネットワークを作りましょうよ、というのも一つの目標なんですね。

中島:そうですね。現時点ですでにシンギュラリティ・ソサエティに参加している方もいるんですが、もういろんな人が入って来ています。例えばソニーとかパナソニックとかに勤めている、いかにも私のメルマガを読んでそうな人たちから、お医者さんや地方自治体の役人さんや大学教授まで……。そういった人たちと出会えるだけでも、今までと全く違う経験となるわけですよね。で、ソサエティのなかでそういう人たちと、一緒のプロジェクトに取り組むことで、だんだんと信頼関係ができれば、「将来、この人と働きたいな」という人物との出会いもあるかもしれない。

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あるいは「本当はこれをやりたいんだけど、とりあえず安定した仕事があるからできない」といった状況の人が、シンギュラリティ・ソサエティを通じてプラスに解き放たれて、「じゃあ、これをやろう」という風になって欲しいというのもあります。今後ソサエティのなかで、いくつかのプロジェクトが立ち上がっていくと思うので、そのなかで出会った仲間同士が、それこそ全然関係ないところでベンチャー企業を興すのも、僕はアリだ思っています。

もちろん、ベンチャーを興すのが唯一の目的じゃなくて、私がやりたいと考えているアイデアの実現を手伝ってくれるのもいいですし、あるいは「こういうプロジェクトを自分の会社で抱えているんだけれど、どうもイノベーションが起こらない」というのを、企業秘密に引っ掛からない程度にソサエティ内で相談してもらって、みんなでブレストした結果を、自分の会社に持って帰って実行するのも構わないと思っています。

ーー今後、このシンギュラリティ・ソサエティが活動していくにあたって、どういった点が成功のカギになっていくとお考えでしょうか。例えば先ほどの“手遅れになる前に……”という話だと、スピード感はすごく大事になってくるような気がするんですけど……。

中島:そうですね。やはり、具体的な問題を解決するということを、なるだけ早くやっていきたいところですね。

例えば、少子高齢化で過疎化していく地方に住む老人たちの移動手段を、今後何とかしなきゃいけないという問題があるじゃないですか。でも、そこにいきなり自動運転車を導入しようという話にすると、突然長い話になっちゃうわけです。本気で自動運転車を入れようとすると、まず最初にものすごくお金がかかる上に、技術的・法的な問題点をいくつも乗り越えなきゃいけないので、結局は10年以上の期間がかかってしまうのは目に見えているわけです。

そんなことを長々とやっていてもしょうがないので、すぐに実現できる解決策として私が今考えているのが、例えばおじいちゃんが病院に行きたいなと思った時に押す「病院ボタン」。各家庭にアマゾンダッシュボタンみたいなのがあって、それを押すとクルマが迎えに来て、病院まで行けるというものを、地方自治体が配りますと。それが、ひょっとしたら10年後や20年後には自動運転車が来るかもしれないけれど、今の段階では人間が運転するクルマでやればいいじゃないですか。おじいちゃん側からすれば、自動運転でも人間が運転していても、サービスとしては同じだから。

ーーまずはそこで実績というかひな形を作って、その次の段階で理想形にもっていくと。

中島:そうです。そもそも乗り合いバスや乗り合いタクシーって、みんなで連絡を取り合って、病院に行く時間を一緒にしようみたいなことをしなきゃいけないのが面倒じゃないですか。そういう問題を、まずはインターネットとかの技術を使って解決してあげると。そういう会社を、別に私が立ち上げなくてもよくて、例えば地方自治体の第3セクターとかが立ち上げて、そのビジネスの設計とソフトウエアをシンギュラリティ・ソサエティが提供すると。それを実用化させているうちに、いよいよ自動運転車の時代がやって来たら、それに取り換えていけばいいだけの話なので。

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確かに地方自治体の人を説得するだとか、お金をどこかから引っ張ってくるとかというのは、そんなに簡単な話じゃないと思います。ただ、どこかの地方自治体のパイロットプロジェクトとしてスタートするぐらいだったら、それこそ1年以内ぐらいに実現できてもおかしくないと思っているんです。そういうところから着実に、10年先の問題を解決するため、今ある小さな問題をひとつずつ解決していきたいなと。

ーーそうやって、ちゃんとストーリーを作ったうえで、提案していくわけですね。

中島 そう。そこまで持っていってあげないと、今の地方自治体の人からは、こういうアイデアってなかなか出てこないと思うので。だから「こういうふうにテクノロジーを使えば、こんなに安くできますよ」みたいなのを、僕らが提案してあげて、できればオープンソースでソフトウェアも作ってあげると。基本的に、どこの地方自治体でも似たような問題を抱えているので、ソフトウェアに関しては共有できますよと。

要は「なぜ立ち上げたのか」という実績を、まずは作っていく。シンギュラリティ・ソサエティに参加したメンバーとしても、「こういうことやった」という感覚があったほうが楽しいでしょうし。それに、こういうことをやっていると、実際にビジネスが生まれる可能性もあるわけです。NPOとして最初はやっているけれど、全国に地方自治体はもう何百何千とあるわけで、それらに対してサービスを提供していくんだったら、「それはもうスピンアウトして、営利企業としてやりましょう」みたいな流れは、別に全然あっても構わないと。

ーーゆくゆくはメンバーが巣立っていくみたいな……。

中島:そうですね。……僕もシンギュラリティ・ソサエティを立ち上げる前に、ベンチャーキャピタルをやったほうがいいのか、あるいはインキュベーションをやったほうがいいのかとか、いろいろ考えたんですが、やっぱりNPOという形がいいなと思ったんです。やっぱり今は、オープンソースの時代じゃないですか。だから、ビジネスのローンチとかもこういう風に立ち上げて、会社という形になる前の段階のインキュベーション……プリインキュベーションと呼んでもいいですけれど、それをシンギュラリティ・ソサエティでやると。それでプロジェクトとして立ち上がったら、ビジネスとして独立させると。そんなイメージですね。

 

福原遥、人生初のショートカットにファン「まじカワ」

女優の福原遥が2日、オフィシャルブログとInstagramを同時に更新。

人生初のショートカット姿を公開し、ファンから悶絶の声が殺到している。

この日更新したSNSは、「新しい映画がついにクランクイン。そして、役作りで人生初のバッサリカット」とセーラー服を着てショートカットに大変身した写真を公開した。

「初めてのことばかりで、手に汗握る日々ですが現場がとっても温かくて周りの方にたくさん支えていただいています」と撮影の様子を綴り、「1シーン1シーン大切に過ごして行きたいと思います。早く皆さんに届けたい。待っててね」とファンにメッセージを送った。ハッシュタグには「#新しい映画」「#人生初バッサリカット」「#福原遥」「#福原遥ショートカット」と添えられている。

ファンからは「めっちゃ可愛い」「ショートも似合う!!!」「まじカワ」「可愛すぎ」「本当にカワイイ」「めっちゃイメチェン」「かわええええええ!!!!!!」「ショートカットかわいい!!」「似合ってるぅ!!」「びっくり!」「凄い可愛い」「ショート似合いすぎ!」「これはかわいい」「新鮮!!!!!!」「えええ!イメージ変わるね!でも可愛い!!」「pretty」と悶絶の声や、「浜辺美波ちゃんみたい」「浜辺美波ちゃんっぽい」などの声も寄せられている。

<関連サイト>
福原遥、20歳のBD迎え…「もう幸せでおかしくなりそう」
http://www.entameplex.com/archives/45230

福原遥の「#乗ってく?」投稿にファン助手席争奪戦!
http://www.entameplex.com/archives/45062

福原遥、ぽっぽっぽ~鳩の真似に「マジで癒されます」
http://www.entameplex.com/archives/44930

 

記事提供EntamePlex

【動画】中国人男性、人が乗れるカニ型ロボを生み出してしまう

こちらの動画では、人が乗れるロボットが収められている。

このロボットを生み出したのが、研究者などではなく普通の農家の男性というから驚きだ。

 

 

真っ赤で巨大なカニを模したロボット。100kgまでなら人を乗せて動くことが可能だ。

カニの姿だが横ではなく前に進むよう。

その場で180度旋回し方向転換することも可能。

この『ガシャン!ガシャン!』という音が古風でまた良い。ちょっと『ハウルの動く城』のような雰囲気を出している。

デザインはダサ・・・個性的だが、これはちょっと乗ってみたい!

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(latest News)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES