【日経平均】高値更新も、ドルではITバブルの大天井を越えていない

ドルで見た日経平均は140~150のボックス。大きく抜ける条件は何か

『山崎和邦 週報「投機の流儀」』(2015年2月22日号)より一部抜粋

日経平均は一昨年5月23日の青春期相場の大天井以降、140ドル~150ドルの間の往来相場が1年半以上も続いた。既報で述べたとおり、そのレンジから下にも上にも僅かに短期的にハミ出しただけだった。大きくはハミ出してない。

いや、実は2000年のITバブルの大天井(4月の20,833円)さえもこのレンジ内だったと言える(当時ドル円・140×150ドル=21,000円≒ITバブル大天井)ということになる。

ドルの対円相場が14年高値を越えてこないと日経平均は07年の大天井を大きくは抜けてこれない。

14年12月8日の円ドル最安値は121.85円だ。
∴121.85×150=18,277円≒週末の値

となり、日経平均は円ドル相場の呪縛から抜け出れない。

海外投資家の目からは「日経平均は140ドル~150ドルのものだ」と認識されているであろう。日経平均がドル相場の頸木から解放されることはなかろうから、そういうことになると円ドル相場が130円~140円とならなければ、日経平均は140~150ドルのレンジから抜け出れないということになる。

そのためには遅延していた実体経済へのアベノミクス効果が顕在化することだ。

現実にかつてない規模で、企業収益の改善として企業内にカネが蓄えられているが、それが川下に波及してないという実感がある。いわばダムには水が満々と蓄えられているが、下流は依然渇えている、という感じだ。いずれ、企業に蓄えられたダムの水が下流を大きく潤すことになるであろう。2014年までは企業収益改善を起点とした好循環は小さかったが、2015年は、安倍首相の言う「全国津々裏々にまで」浸透する経路を辿る必要がある。

(1)賃上げ、(2)設備・研究開発投資増、(3)増配と自社株買い、(4)M&Aなどの財務投資となって実物経済を潤す、という武者氏の言う経路だろう。

ただ、こういうことは言える。

(A)これが現実化するまでには2、3年かかる。それまで市場は待てないで「アベノミクスは失敗ではないにせよ、成功とは言えない、よって株高の限界はこれまでだ」という気分が市場を覆い包む日が来るか、

(B)または、株価は実体経済に先行するから株価が先走って経済政策の
成功を先取りして市場に具現するか、つまりは「青春期相場」の再来である。

この(A)、(B)の内の後者を市場が選択しなければ、永久にボックスを抜けないということになろう。後者を選択する市場というものは、ひとえにマインドの問題である。

昨年6月、浜田宏一博士がBS12チャネル「マーケット・アナライズ」にゲストとして出演して下さった時に「アベノミクスの弱点は何か」という質問に対して、

「日本人が日本に自信を持たないことだ」

と言って直ちに、

「私の立場で株式投資を勧める訳には行かないが、今までの15年間のような動きをしていてはダメだ」

と付け加えて帰った。このことは本稿で当時も書いた。つまりはマインドである。株も景気もマインドで動く。

 

『山崎和邦 週報「投機の流儀」』(2015年2月22日号)より一部抜粋
著者:山崎和邦(大学教授/投資家)
野村證券、三井ホームエンジニアリング社長を経て、武蔵野学院大学名誉教授に就任。投資歴51年の現職の投資家。著書に「投機学入門ー不滅の相場常勝哲学」(講談社文庫)、「投資詐欺」(同)など。メルマガ「週報『投機の流儀』」では最新の経済動向に合わせた先読みを掲載。
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小川和久

【イスラム国】ローマ征服宣言、もはや武力で抑えるしかないのか

「イスラム国」はリビアからローマを窺う

『NEWSを疑え!』第372号より一部抜粋

イラクとシリアの「イスラム国」の英文広報誌『ダビク』は、2月12日に公開した第7号で、日本国民を脅迫するとともに、「イスラム国トリポリ州」(リビア)の部隊が、エジプト人のコプト派キリスト教徒21人を捕えたとして、その写真を掲載した。3日後、「イスラム国」は21人を海辺で斬首する映像を公開した。犯人の1人はナイフを海に向けて、「われわれはローマの南にいる。ローマを征服する」と豪語した。

イタリア政府は、リビア発の「イスラム国」のテロの脅威に危機感を強めている。リビアとイタリアの間の地中海では、密航業者の船がアフリカ・中東・アジアからの難民・不法移民を運んでおり、リビアの「イスラム国」は、その中にテロリストを紛れ込ませて、イタリアに送り込むことができるからだ。

2011年にカダフィ政権が倒れてリビアへの強制送還措置ができなくなり、また、リビアと中東のアラブ諸国で内戦が続いた結果、2014年には17万人の難民・不法移民がリビアまたはトルコからイタリアへと海を渡り、収容された。

折しも2月14日にはトリポリ沖で、小型の密航船の乗客を収容したイタリア沿岸警備隊の巡視船船長に、密航業者の男たちが自動小銃を突き付け、空荷の密航船を奪い返してリビアに戻るという事件が起きた。リビアの密航業者がイタリア沿岸警備隊に銃を向けたのは初めてのことだ。

リビアの「イスラム国」の映像による脅迫に対し、イタリアのレンツィ首相は、近いうちに軍事介入する可能性を示唆したが、その翌日には「軍事介入する時期ではない。国連安全保障理事会(決議)を待とう。国連は、過激派の武装勢力よりも圧倒的に強い」と後退した。イタリア陸軍10万人のうち、リビアへ派遣可能な兵力は、多めに見積もっても5000人ほどしかいないからだ。

実は、「イスラム国」は昨年にもローマ征服を唱えている。昨年10月11日に公開された『ダビク』第4号の表紙は、ローマ(バチカン市国)のサン・ピエトロ広場のオベリスクから、「イスラム国」の黒い旗がたなびくコラージュ写真だった。

小川和久

「イスラム国」の価値観における「ローマ」との戦いの意義は、米国の月刊誌『ジ・アトランティック』の3月号で、同誌寄稿編集者のグレイム・ウッド氏が詳しく解説している。

その最終的な戦いにおいて「ローマ」がどの国をさすのかは定まっていないものの、「イスラム国」はシリア北西部のダビクで「ローマ軍」との決戦に勝利することになっている。昨年12月、米軍人がイラクの地上に現れたという知らせ(おそらく誤報)に、「イスラム国」支持者が狂喜したのは、その最終戦争が始まると受け止めたからだという。

自らのことを、神が世界を終わらせるための手段だと主張している「イスラム国」は、かつての米国の人民寺院(1978年に913人が集団自殺)のような集団なので、対策は、その教えが誤っているとイスラム教徒が宣伝することと、「イスラム国」の武力を武力で封じ込めることしかない、とウッド氏は断じている。

静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之

 

『NEWSを疑え!』第372号より一部抜粋

著者/小川和久(軍事アナリスト)
地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。一流のビジネスマンになり世界を相手に勝とうとすれば、メルマガが扱っている分野は外せません。
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高城剛

【ウクライナ×ロシア】欧州大戦勃発直前で、米露を抑えた独仏との裏取引

米国がISIS問題に武力介入したワケとは

『高城未来研究所「Future Report」』第192号より一部抜粋

今週は米国との事前協議なく、独メルケル首相と仏オランド首相が電撃的に和平会談を設け露プーチン大統領と会談し、ウクライナ紛争を停戦に持ち込んだことにつきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

先週2月12日、長く続くウクライナ紛争を終結させる第一歩を踏み出すために、独メルケル首相と仏オランド大統領は米国との事前協議なく、ロシアのプーチン大統領との和平会談のためにベラルーシのミンスクに訪れました。これは、欧州で表面化していない「よっぽどのことが起きそう」であることを暗に示しており、また、ロシアもそれを望まないことから、和平会談が急遽行われることになりました。

考えてみればおかしな話で、ドイツもフランスもロシアもウクライナ紛争の当事者ではありません。和平に関して合意した後も、ロシアのペスコフ報道官は「ロシアはウクライナ問題解決の保証人であって紛争当事者ではない」と発言しており、あくまでも「部外者」であることを対外的には強調しています。

しかし、もはや世界は隠し事がほとんどできない時代に成熟しつつあります。すなわち、「情報」を集めることではなく、独自の「見方」をつけることが大切な時代なのです。かつて本メールマガジンでお伝えしましたように、ロシアの特殊部隊が観光バスに乗ってウクライナに観光客として入り込んでいるのは明らかで、その観光客に関して、ロシア政府はなにかを言える立場ではなく関与していない、という立場を貫いていますが、世界中の多くの人々は、ウクライナ紛争はロシアと米国の代理戦争であることを理解しています。このような状況は米国も同じで、どんなに軍産複合体による外注軍事会社がウクライナで戦闘を繰り広げても、米国政府としては、「関与していない」立場をとるしかありません。

結局、このようなEUの「エッジ」で紛争状況が長引けば、割りを食うのは欧州全般であり、欧州の大国ドイツとフランスは一刻も早く紛争が収まることを願うばかりのはずです。なぜなら、欧州経済問題によって各国の情勢が不安定な現在、ウクライナの紛争が長引く、もしくは大きくなると、欧州は歴史的に再び世界大戦が近づくことを理解しており、一方遠く離れた米国のネオコンは、宿敵ロシアとの最終決戦から世界大戦を望んでいる状況にあります。米国は常に地政学的に優位な駒を進め、現在問題があるウクライナも中東も極東からも、米国本土から距離的に離れている場所での紛争を演出しています(一方、地政学的に問題あったキューバは取り込みました)。

米国としてみれば、今回のようにドイツとフランスがロシアと近しくなると巨大なユーラシア大国に連なる可能性があるため、好ましく思っていません。ですので、戦争は避けたいと思っているオバマ大統領も、停戦合意後も「ロシアへの経済制裁は続ける」確約を、急遽メルケル首相と話し合いました。

これは僕の推測にすぎませんが、プーチン大統領はメルケル首相とオランド大統領に、ウクライナから米国(共和党ネオコン)を撤退させるように話したはずで、それをメルケルは飲んだはずです。そうしなければ、停戦合意に至るはずがありません。そして、ウクライナのポロシェンコ大統領に、米国(共和党ネオコン)の代理人であるネオナチ勢力を政権から遠ざけるようにも確約させたはずです。事実、ウクライナのネオナチ勢力は停戦に反対していますが、米国が引き下がるのであれば、停戦に向かうしかありません。すなわち、ウクライナ紛争は、米国民主党オバマ大統領と共和党ネオコンの交渉ステージにあがったはずです。そこでオバマ大統領は、共和党ネオコン勢力との交渉に「飴」を用意しました。それが、ISISへの武力介入です。

あれほど拒んでいたISISへの大きな武力介入に関して、オバマ大統領は、期限付きで進攻(限定的な地上作戦)に出ることを急遽発表しました。これは、

 

『高城未来研究所「Future Report」』第192号より一部抜粋

著者/高城剛
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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鍼灸師のぶ先生

【春の眠気】おへそ湯たんぽ、正座ですっきり解消

春の眠気・チェック

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.104より一部抜粋

本格的な温かい春に向かってカラダは本来ののびやかさを取り戻します。のびのびするためには、冬の間のこわばるしくみを変える必要があります。カラダのモデルチェンジはおもに寝ているときに行われます。日頃の疲れや寒さで体力を消耗していると就寝中のカラダのしくみ作りや一日の疲労の回復にたくさんの時間が必要になります。春の寝起きの眠気具合をチェックして、春のモデルチェンジが順調におこなわれているか毎朝確認しましょう。

●春の眠気・チェック
毎朝すっきり目覚めるようならカラダのしくみ作りや回復が十分足りています。もし、目覚めが悪い・まだ眠い・日中眠いなどがあるようなら、春のカラダ作りは停滞気味です。毎日の疲れをぬきながらカラダ作りを進めるために就寝中の必要な体温をおぎうことが必要です。

・おへそ湯たんぽ
就寝中、お腹を温めることで消化器の働きが高まると食べもたれの予防になり、同時に疲労回復に必要な臓器への血行もたかまります。ぬるめの湯たんぽや「弱」レベルの電気アンカーでよいのでおへそのあたりを温めて寝るようにします。

・膝下ストレッチ・正座のススメ
膝下から足首・足の甲までが伸び伸びゆるむと消化器や疲労回復の臓器などがたかまります。また、手足の血行がよくなるので回復力が高まります。正座は膝下の筋のストレッチになり血行をうながします。あぐらをかいて両足裏同士をくっつけてすわると股関節のストレッチになります。

・フットマッサージ
足首や足の甲を入浴中や就寝前にマッサージすると日中たまったむくみがとれやすくなります。就寝前にむくみが楽になるとカラダの隅々まで血行が行きわたり春のカラダ作りがうながされます。コツはできるだけ軽く・やさしく足首や足の甲の関節をゆらすようにマッサージすることです。

 

『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 Vol.104より一部抜粋

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
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【オンナのホンネ】女子が年上男性を捨て始めている!? 恋愛で求める黒い願望を赤裸々告白

先日、まぐWoman編集部にある相談メールが届きました。

「恋に恋をしていた頃は、好きなタイプも彼氏の理想もハッキリしてたのに、最近何がタイプなんだかわからないんです…。昔は年上派だったのに、最近は年下も気になるし。これって年上に対する絶望なのでしょうか?それと自然な流れなのでしょうか?」
(ミッチェルさん/33歳)

年齢を重ねるごとに恋愛で迷走していくというお悩み、非常にわかります!むしろ編集部としてもそのお悩み、すっごく気になります!!

ということで、恋愛の現実が見えてきた20代半ば~30代後半の渋谷OL100名を対象に緊急調査!

 

「あなたは年上の男性と年下の男性、どちらと恋愛したいですか?」(まぐまぐ編集部調べ)

恋愛するなら年上?年下?

実際に付き合った人は何歳差?

調査の結果、約半数を占めたのが「年上」という答え。「年下」や「同い年」という回答はほぼ同数の2割ほどで、世間一般で言われている“女子は年上男性と付き合いたい”というジンクスとほぼ合致。

ところが「実際に付き合った人は何歳差?」の答えも聞いてみると、意外にも実際に付き合う相手は年下の方が多いということが判明。理想は年上だけど現実で付き合うのは年下ってどういうこと?

年上派、年下派、同年代派それぞれ意見を見てみると、男性に求める女子の願望が見え隠れしてきました。

年上派

年上男性は甘えベタ女子の救命士?
それともお金も愛情もお手軽にそれなりにゲットしたいチョイワル女子のターゲット?

・年下だと自分がしっかりしてないといけないと思ってしまう(32歳)
・仕事で気を張っている分プライベートではなるべく人に頼ったり甘えたりしたい(28歳)
・賑やかな場所が苦手なので家デートや温泉デートをのんびり楽しめる人となると年上かな(29歳)
・なるべく男性も立ててあげなきゃって思うと年上の方がやりやすい(36歳)
・正直な話、ケチなデートはしたくないから仕事が安定してきてそれなりにもらっている年齢がいい(26歳)

年上派でも求める願望が二極化していることが伝わる結果に…女性の私が言うのもなんですが、女子って怖い!

いつもは仕事にがっつり向かっているOLにとって、年上男性と言えば包容力があって素直に甘えられるイメージがあるのかも。また、20代女子にとって年下男性となるとまだ社会人になって間もない人も多いはず。社会の荒波にもまれた男性は包容力があって器が大きく見える?

かわいい理由がある反面、年上男性を手っ取り早いお財布にしようとしている女子もちらほら。給料も会社での地位もそれなりに確立してきた年上男性はチョイワル女子の格好の餌食かも。“男性を立てる”という日本人的な発想も、“立てて(おだてて)あげなくちゃ”という含みがあると思うと、女性の褒め言葉も深読みしてしまいそうですが、知らず知らずのうちに私も使っていないかヒヤリとする結果に。

年下派

ただ頑張っているあなたを見ていたいだけ!
面倒見の良いアネゴ女子と思いきや年上に飽き飽きした乗り換え女子もちらほら?

・自然に甘えつつも、男として上に立とうと頑張ってくれるのでバランスがいい(34歳)
・頼りなくても年下だと思えばイライラしないけど年上だったら最悪(27歳)
・自分と違う世代の価値観が見えるし、自分も若返る気がする(30歳)
・とにかくかわいいから!愛でたい!(36歳)

年下派女子の第一声はほとんどが「年下男子の一生懸命さにキュンとする」という答え。

年下が自分のために頑張っていると思うだけで、普段の何気ないやさしさでもキュン度が倍増するんだとか。また、会社で働いていると、年上上司とのお付き合いばかりで、下の年代とのかかわりも薄くなってくるので、年下と付き合うことでより広い世代の価値観を見ることができるというカッコイイ答えも。

気になるのが、年下派の中にも“元・年上派”がいること。年上男性の見栄っ張りなところや、頼りないところを目の当たりにして「年上のくせに大人げない」とゲンメツして年下にチェンジしたという人も。

同年代

男女平等を求めるなら同年代?
相手に頼り過ぎない友達恋愛こそ長続きのコツという大人な意見も

・年上は上から目線のわりには肝心なとこでダメな男が多い(25歳)
・年下は甘えてくるからめんどくさい(27歳)
・同年代だと話題もあうし、対等な視点でつきあえる(28歳)
・出会いが一番多いのが同年代だし、一緒にいて無難に楽しい(30歳)

年上はハードルを高く求めすぎた結果アウト、甘えてこられると面倒な年下もアウト。求められる男性の「めんどくせー!」と言う声が聞こえてきそうな女性の本音が見えてきましたが、その結果が“対等な関係になれる同世代が一番”というのも意外ですね。最近はデートも割り勘を求める女子も多いといいますし、これからは男も女も対等な関係を求める同世代カップル率が上がってくるのかも?

ただ、同世代派という答えの女子には歳の差恋愛をしたことがない人も多く見かけられました。もしかしたら同世代しか見ていなかったけど歳の離れた男性と付き合ってみると考え方がぐっと変わってきそうですね。

三者三様、様々な意見が出揃いましたが、読者のみなさまはいかがでしたか?年上派が多数でしたが、そこに潜む女の思惑は想像以上にブラックなようです。また今回のアンケートで元・年上派というジャンルも見えてきました。今後も理想の年上男性と現実とのギャップを目の当たりにした女子たちは年下に流れていくのでしょうか。

次回は興味深い恋愛経験を持つ5名を編集部に招いて座談会を開催。よりリアルな赤裸々告白は悩める女子だけでなく男性も見ておいて損なし!

 

まぐまぐ編集部ではいろんなお悩みを募集しています!お悩みだけでなく、今気になっているあんなことやこんなこと、調べてほしいことなどお送りください。
<投稿はこちら>

(まぐまぐ編集部/レモン松嶋・まつこ)

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【中東取材】日本人記者が戦争取材に向かない理由

『上杉隆の東京脱力メールマガジン』第298号(2015年2月20日号)より一部抜粋

1年半ぶりに中東を訪れている。前回2013年の取材ではレバノンとシリアを訪れた。すでにその時点で100万人以上のシリア難民が発生していた。

今回は日本人人質事件殺害直後ということもありシリアには入らない。シリアから周辺諸国に大量に難民が流れている現状から、無理に入国する必要もないと判断していることもある。

取材拠点のレバノンの他にトルコ、ヨルダン、エジプトのどこかの国への取材を予定している。すでに現地にいながら計画が確定していないのを不思議に思う読者もいるかもしれない。だが、このような曖昧な取材こそ、むしろ命を守ることにつながると自らの教訓が示している。

今回は文藝春秋の取材だ。普段の戦地取材は個人取材であり、取材費も保険もすべての経費は自腹だった(ゴルフ取材は除く)。だから、こうした出版社持ちの海外取材は初めてだ。

実は、それには自分なりのルールを作っていたのだ。今回の中東取材では当初、ベイルートとトルコで数日、ヨルダンかエジプトのどちらかで数日滞在という強行軍を想定していた。

しかし、そのスケジュールはなくした。代わりに緩い日程での取材旅行となった。なぜか?

戦争(内戦も含む)取材の失敗の原因は、強行日程によるものが多い。日程上の無理が取材を台無しにするばかりか、命取りになることもある。12年前、イラク戦争取材の際の失敗から、私はそれを痛烈に実感し、学んだものだった。

当時、渡航直前に話を聞きにいった軍事ジャーナリスト(当時)の加藤健二郎氏や山本美香氏(故人)などのジャーナリスト仲間、あるいは中東調査会の大野基裕氏(当時/現国会議員)や外務省の職員などからのアドバイスは見事にまで一致していた。

それは「無理をするな」ということに尽きた。換言すれば「日程を決めすぎる」ということでもある。

外務省の職員や商社などの現地駐在員からの具体的アドバイスも同様だった。そうした情報を集めていたにも関わらず、12年前の私は勘違いの「勇気」を誇っていた。そして、私は無理をして失敗を犯した。

 

『上杉隆の東京脱力メールマガジン』第298号(2015年2月20日号)より一部抜粋

著者/上杉隆 (ジャーナリスト〈一時復職中〉)
情報操作だらけの大手メディア報道では絶対伝えない情報を届ける「東京脱力メールマガジン」。第一次安倍政権の内幕を描いた「官邸崩壊」以来、安倍晋三の仇敵となった上杉隆が、ブログやtwitter、facebookでは書くことができない、今、伝えたい情報とは!
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【脱・悲愴感】リストラされて幸運になる人、不運になる人

 悲愴感より、未来

リストラに遭って会社をクビになった時に、幸運が訪れるのは、悲愴感が漂っていない人です。

会社をクビになったということで、「会社を離れた自分」をすぐに自覚して、「さあ、これからどうするか」と考えられる人。

そういう人は、そもそも会社にいる時から、社外でも通用する能力や技術を身につけているので、すぐに他社からお声がかかるのです。

むしろ、その他社のほうが明るく「クビになったんだって?よかったじゃん。
うちでもっと活躍できるじゃん」などと誘ってくれるんですね。

しかし、いつまでも悲壮感が漂っている人は、いつまでも「会社の中の自分」から離れられず、「会社を離れた自分」が分からないのです。

だから、会社をクビになったというのに、いつもと同じように出勤ルートを行って、悔しそうに会社を見つめる、みたいな未練たらしいことをやってしまいます。

そんな人に、いい話が来るはずがありません。

「こんなに会社のために尽くしてきたのに……」と思っているのであれば、その会社のために尽くしたことを武器に他社にチャレンジしてみればいいのです。
それでダメであれば、「その会社のために尽くすこと」は社会的に大した価値ではなかったということが分かります。
分かったら、すぐに新しいことにチャレンジして、次の価値あることを目指せばいいのです。

何かを勉強しなおすのもいいですし、どこかで下っ端からやり直すのもいいでしょう。
そうやって次の新しいことを一から始めることを面倒がるから、次の出会いがないのです。

また新しい自分がスタートすると考えて、新たな気持ちでチャレンジしていくべきで、そういう切り替えができる人から、次の機会という幸運が舞い降ります。

自分の家族や友人など、身近な人が悲愴感に陥っている場合は、一緒に悲愴感に浸ってあげるのではなく、「よかったじゃん。次のことができるじゃん」と、明るい未来を教えてあげるべきです。
特に家族の方は、リストラにあった本人はもしかしたら「家族に申し訳ないな……」と思って悲愴感を抱えているのかもしれません。
そんな時に、「なぜもっと頑張らなかったの」とか、そういう過去の話をするのは追い打ちになります。
そこで「私たちは大丈夫。これからこれから」と家族が希望を与えてあげることで、本人も過去から未来の自分に向き始めるのです。

過去は変えられないのですから、未来を向くしかありません。

要は未来を向くタイミングがいつなのか、ということですから、「それはもう、早い方がいいんじゃないの?」というお話です。

過去のことで落ち込むのは、時間がもったいないですから、早めに切り上げて未来を向きましょう。

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【来週の相場】注目は新興軽量級株や低位株、直近IPOやバイオ関連な

『プロの視点。今、乗るべき銘柄が見えてくる。』より

今週の株式相場は、外部要因の変化で一喜一憂する展開となった先週の流れから、良好な外部要因のもと月曜日は買いが優勢。外部要因軟化で火曜日には売りが先行するも下げ渋り、水曜日も買い優勢の展開から、木曜日、金曜日と買い気を強めており、好調ぶりが目立っています。

日経平均株価は、先週末の1万7900円台から、月曜日に大台1万8000円を奪回。火曜日に1万7900円台まで戻したあと、水曜日には1万8200円台を達成。木曜日には1万8300円台を付け、2007年2月高値を奪回して14年9ヵ月ぶりの高値に到達すると、金曜日も1万8300円台を固めるなど、着実に水準を切り上げてきました。

先週は決算シーズン通過とともに買い安心感が高まるも祝日休場にギリシャ問題を抱えるなか、日替わりで一喜一憂する展開になっていましたが、今週は米国株高、ユーロ上昇と良好な外部要因のもと月曜日は買い優勢の展開。日経平均株価の大台1万8000円奪回と昨年来高値を更新しました。月曜日は米国市場が休場でしたが、ギリシャ情勢の先行き不透明感からユーロが下落、火曜日は利益確定売りが先行して日経平均株価は反落しましたが、TOPIXは続伸。内需系業種の物色も追い風となり、順調に上値を切り上げています。

ギリシャ債務問題進展期待、日銀金融政策決定会合の金融政策イベントをこなし、水曜日は再び買い優勢の展開。前営業日にも確認された内需系業種や決算売りに押されていた日立<6501>、マツダ<7261>など決算銘柄の反対売買も相場を押し上げていました。

FOMC議事録での緩和継続期待を背景に上値を追う展開となった木曜日には、前述のとおり日経平均株価は2007年2月高値を奪回。14年9ヵ月ぶりの高値に到達するなど、新値追いを強める格好。バブル時の1989年末最高値3万8957.44円から、1996年の高値2万2750円、ITバブルの2000年の高値2万0833円、そして2007年2月高値1万8300円を結ぶ、バブル以降の「長期上値切り下げ」が終焉に向かっています。

金曜日はFRBによる利上げ観測の根強いドルが底堅く、円安推移から外需関連株を牽引役に東京株式市場は買い優勢の展開。株価指数は連日の昨年来高値更新、上値追いが確認されました。木曜までの日経平均の上昇は時価総額上位のメガバンクなどの金融株を中心とした上昇でしたが、金曜にはメガバンクが利益確定売りで一服するも、トヨタ<7203>、日立<6501>、富士重工業<7270>ら外需関連株がドル堅調でしっかりとなるなど、良い資金循環が効いているといえるでしょう。

もう一方の株価指数のTOPIXも続伸。時価総額上位のメガバンクの反落をこなし、大台1,500ポイントに乗せてきました。日経平均株価とTOPIXの株価指数比較においても、出遅れ感のある内需系業種への資金シフトが見られることから、日経平均株価の高値更新で物色の裾野の広がりが進むとともに、次第に出遅れ銘柄や低位株などの修正高も働いています。

ただし、売買代金上位で目立ったのはジャパンディスプレイ<6740>などの材料株、ALBERT<3906>など直近IPO銘柄が短期売買の対象として名を連ねました。新興市場でもインバウンド消費関連に名乗りを挙げたプロルート丸光<8256>が人気化するなど、短期資金の行き先に注目が集まっています。

そこで、株価指数にも高値警戒感が高まっており、出遅れ内需系業種に資金が向かうなか、来週は新興軽量級株や低位株、直近IPOやバイオ関連など、市場参加者の物色意欲の高い状況のもとで思惑先行の動きとなりやすい銘柄に注目してみてください。

株式市場で資金循環が効いている状況では、相対的に出遅れている銘柄に注目が集まりやすく、特に低位材料株や直近IPO銘柄などに資金が集中する場面も予想されます。ギリシャ支援プログラム問題が大詰めを迎えるなか、来週はイエレンFRB議長、ECBのドラギ議長の議会証言などもあり、指数の上値を抑える局面があるかもしれません。そのようなときに思惑先行の動きとなれば、値動きを重視した短期資金集中の見込まれる物色対象の活躍期待も一層高まることになるでしょう。

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家電の話

【電動歯ブラシ】家電コンシュルジュが選んだモデルは歯科医も驚く高性能

もう普通の歯ブラシには戻れない

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第12号より一部抜粋

年末に奥歯の詰め物が取れてしまい、10数年ぶりに歯科医院へ行ってきました。まずは歯全体のレントゲン写真を撮影し、口の中の写真まで撮られ、さらにはどれくらい汚れが残っているのかを見るための青と赤の検査薬を塗布後の写真を撮られ…。

青は昔から蓄積された古い汚れで、赤は今朝の磨き残しということなのだそう。自分の口の中なんて見たくはないし、「こんなに汚れていますよ」と怒られるのなんていやだなあと思っていたら、画面に写し出された私の歯を見て、歯科衛生士さんが一言。

「10年以上、歯医者さんに行ったことがないっておっしゃってましたよね?思い違いじゃないですか?まったく青くなっている部分がないし、赤いのもほんの少し。こんな歯は珍しいですね。素晴らしいです」

確かに画面に大写しになっている私の歯は、裏側も含めてほとんどが真っ白。かすかに歯間部分が赤くなっているところがあるだけでした。担当の歯科医の先生が「電動歯ブラシ使っていますか?」と。「はい」という私の返事に「もしかして、ソニッケアーですか?」と先生。

昨年秋から愛用しているのがフィリップスのソニッケアーダイヤモンドクリーンのピンクシリーズなのでそのことを伝えると、「やっぱりね。ダイヤモンドクリーンは高価かもしれないけれど、それだけのことはありますね。うーん、そうでしたか」

元々、『日本の歯科医が選ぶNO.1ブランド』というのがソニッケアーのキャッチフレーズみたいになっていますが、私の歯でここまでその実力を目の当たりにしてしまうと、さすが!と納得せざるをえません。

本体はもちろんのこと、3か月に1回は取り替えが必要なブラシ部分も割高感が否めないのだけれど、虫歯や歯周病の治療、見た目のきれいさ(ホワイトニング)のことを考えると、自分の健康のための維持費としては決して高くはないのかなと思ってしまいます。

そんな私も実は電動歯ブラシの振動やキーンとした感じが苦手でした。でも、ソニッケアーには初心者にもやさしくパワーを段階調整する「イージースタート」機能というのが搭載されていて、一定回数使うと標準のパワーになるように初期設定されているのですね。だからソフトな感じで慣れていって、いつの間にか全然違和感を覚えることなく使えるようになるというわけ。

ところでソニッケアーの歯磨きの仕組みはどうなっているのかというと、ブラシヘッドの毎分約31,000回の超高速振動と、幅広い振幅運動によって“音波水流”を発生させ、この音波水流が、毛先の届きにくい歯間や奥歯の歯垢まで効果的に除去します。ブラシ部分はとてもやわらかい毛でできているので、歯や歯ぐきを傷めることなく、歯ぐきの後退を防げるのも手磨きよりも素晴らしい点かなと思います。

私が通っている歯科医院は「デンタルメンテナンス」という名を掲げているとおり、虫歯や歯周病の治療そのものよりも、徹底的な歯垢除去によって歯をきれいな状態にすることを最優先していて、それが終了してから、治療に入るという方式です。口内環境を整えて、今後も虫歯や歯周病にならないようにする習慣をつけることが最も重要なのだといいます。

ソニッケアーの機能説明の中にも「歯肉炎が進行している場合も、ソフトかつ徹底した歯垢除去により、歯ぐきの健康状態を推進させることができます」という一文があり、なんとなく不調を感じる人でもソニッケアーでのケアによって、状態がよくなることが示唆されているのも、歯科医院での話に通じるので納得感がありますよね。

電動歯ブラシを使い始めると、もう普通の歯ブラシには戻れないなというのが正直な気持ち。私自身が歯科医院で証明したソニッケアーの威力。実際に先生にほめられるまではここまですごいとは思わなかったのですが、感激しきりの今日この頃なのです。

神原サリー

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