韓国に居場所なし。“陰口外交”バレてインド太平洋地域で孤立する隣国

9月8日、ウクライナの首都キーウで行われたゼレンスキー大統領との会談で、970億円相当の追加支援を表明したアメリカのブリンケン国務長官。しかしこの後押しも、紛争の早期解決に繋がることはないようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、ウクライナ戦争が長期化する理由を解説。さらにこの紛争による国際経済の停滞が、今後のインド太平洋地域に生み出す状況を考察するとともに、日本が生き抜くために選択すべき立ち位置を検討しています。

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ウクライナでの戦争が映し出す近未来?!

「すべて計画通りに進んでおり、我々は失敗していない」

今週、プーチン大統領がウラジオストックで開催中の東方経済フォーラムで述べた内容です。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、東方経済フォーラムへの欧米諸国や日本からの企業参加はほぼ皆無になり、代わりにロシアの企業と中国の企業、そして中央アジア・コーカサスの各国企業の参加が目立っているようです。

冒頭のプーチン大統領の発言は、“ただの強がり”というように切り捨てるのは簡単ですが、実情はどうなっているのでしょうか?

東方経済フォーラムについては、中国からの参加が目立つのはすでに触れたとおりですが、今回の参加の陣容を見ていて面白いのは、中央アジア・コーカサス各国およびスタン系の国々の対ロ温度差でしょう。

経済的に欧米の資本が増加しているような国々もありますが、かといってロシアとの経済的なつながりと地政学的なつながりを無視できるわけもなく、「ロシアはまだまだ大丈夫」というアピールに付き合わざるを得ない事態であると思われます。

その一因が、アフリカ諸国や中東諸国でも見られる欧米からの内政・人権問題への“過度な”介入です。スタン系の国々は民主主義的な体制というよりは、専制的な独裁体制の国々が多く、それを“是正しよう”と欧米諸国が支援や取引を餌に内政に干渉し、国内の人権状況を改善しようという条件をつけてくることが多いのですが、その作戦は決してうまく行っていませんし、今後もうまく行かないでしょう。

その代わり、ロシアとの健全な距離感を保つために、最近接近を試みているのが中国ですが、ロシアによるウクライナ侵攻前から中ロを軸とした国家資本主義陣営に取り込まれていっています。

特にその傾向が強まったのが、昨年8月末に起きたアメリカ軍のアフガニスタンからの完全撤収とタリバン勢力の復活で、スタン系の結束と、中央アジアから南アジアに抜ける回廊の設置など、着実に中ロによる勢力圏拡大につながっています。この勢いは、ウクライナにおける戦争の長期化と並行して、強まっているようです。

これは、プーチン大統領とその政権によるLook East戦略の傾向にも見られます。プーチン政権発足時は欧州を見て、一時期はNATOへの加盟まで匂わせたロシアですが、欧米政府がロシアと距離を取り続けることを決めたことをうけて態度を反転させています。

結果はご存じの通り、グルジア・南オセチアでの紛争、そして欧米との決裂を意味する2014年のクリミア半島併合に繋がります。

それ以降、プーチン政権によるロシア再編および旧ソ連圏の再統合を狙う戦略に変わり、独自の勢力圏の構築に邁進することになります。

ちょうど、地域における中国経済の影響力が無視できないレベルに達したことを受け、中国と手を組み、ユーラシア大陸東側での支配基盤確立に邁進しています。

この経済基盤・支持基盤が、ロシアによるウクライナ侵攻後、欧米諸国とその仲間たちによる対ロ経済制裁の波状攻撃の影響を緩和する手助けになっていると思われます。

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浜辺美波さんの免許取得にNHKハラハラ?今しかない教習所通い&初ドライブに「一抹の不安」なぜ

女優の浜辺美波さん(22)がクルマの運転免許をゲット!テレビ関係者の意外な反応とは? CMで自動車教習所の教官役を演じていた浜辺さん、自身も22歳の目標として免許取得を掲げ、誕生日からわずか9日で達成を報告。同時期に免許を取った俳優の塩野瑛久さん(27)が「浜辺美波さんが同じ内容を報告していたので僕は自重しました」とジョークを飛ばすなど、“べーやんの初ドライブ”に注目が集まっています。「免許を取るなら今しかなかった」浜辺さんのウラ事情とは――芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが考察します。

「浜辺さんは大丈夫か?」NHK関係者の真意は

22歳の誕生日を迎えたばかりの浜辺美波が、自らのインスタグラム・ストーリーズで運転免許を取得できたことを大ハシャギで報告していました。

芸能記者たちは“これからの狙いはドライブ・デートか…”とほくそ笑んでいるので気を付けた方がいいですョ…。

浜辺といえば、私は少し前に渋谷税務署からオルガン坂に抜ける小道で、旧知のNHK関係者とすれ違う事があったのを思い出しました。

この時、関係者と雑談の中尋ねられたのが、来年前期に予定されている、神木隆之介が演じる植物学研究者の妻を浜辺が演じる予定の朝ドラ『らんまん』に関するものでした。

この関係者は、このところの朝ドラ視聴者離れを深刻に捉えているようで、何の前後の文脈もなく、いきなりぶっきらぼうに「浜辺は大丈夫か?」と聞いてきたのです。

この問いに私の頭の中の“翻訳ソフト”は、“この質問の心配は朝ドラの視聴率に関するものなのか、浜辺のプライベートのことなのか”という2種類で迷ってしまいました。

とりあえず「ん~…どうでしょうね…」という、実に曖昧な言葉で誤魔化してしまいましたけれど。

こんなことがあったばかりでしたから、浜辺の免許取得のニュースは、私にとって特別なインパクトがあったのです。

ドライブの暇なし?来年朝ドラ『らんまん』は超ハード

私がこのニュースで軽い違和感を感じたのは、『らんまん』のオンエアを半年後に控えたヒロインが免許が取れたことにこんなに大喜びして大丈夫なのか…という心配でした。

まぁ高知県からスタートするこのドラマの撮影は、東京制作局とはいえ朝ドラ特有の週に6日拘束という長い…過酷な撮影期間になるわけですから、今しか免許取得に使える時間がなかったのかもしれませんが。

私の取材㊙ノートには、彼女の誕生日の10日程前に“カンナとミナミの夏休み”という橋本環奈とディズニーリゾートにお忍びで遊びに行った詳細がメモされてもいました。

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免許取得、ディズニー…朝ドラのヒロインという大仕事を迎える女優がこんなんで大丈夫なのか、他人事ながら心配になってしまいます。

このドラマは昭和初期の設定ですし、“日本植物学の父”と呼ばれた牧野富太郎氏をモデルとする槙野万太郎氏の妻・寿恵子は近江出身ですから、石川県出身の浜辺には時代考証や方言等、準備期間に勉強が必要な事がとても多いように思えます。

その土地で生きてきた人間独特の所作や言葉のイントネーションを手に入れることは、決して簡単な作業ではないと思うのですが…。

地域の戦力では中国軍が米軍を凌駕。嶌信彦が解説する「台湾海峡危機」増大の実情

中国と台湾の間にある台湾海峡には暗黙の休戦ライン「中間線」が設けられていますが、ペロシ氏訪台後に中国軍機が100回以上中間線を越えて台湾側に侵入。日本のEEZ内にもミサイル5発が落下するなど、緊張が高まりました。今回のメルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「虫の目、鳥の目、歴史の目」』では、著者の嶌信彦さんが増大する台湾海峡危機について解説。インド太平洋地域における中国軍の戦闘機が米軍の5倍に達していること、2025年にはさらなる戦力差の拡大が予想されていることを伝え、米中対立の行方への懸念を示しています。

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増大する台湾海峡危機

アメリカのナンシー・ペロシ下院議長(民主党)の“ひと言”に中国側が激怒し、米・中に緊張関係が走った。ペロシ議長は、7月頃から盛んにアメリカの台湾防衛について発言していたが、8月2日に自ら台湾を訪問し蔡英文総統と会談した。その際「中国の台湾侵攻時には、米国議会はアメリカが台湾を防衛することを支持するだろう」と述べ中国をけん制した。

ペロシ議長は単なる下院議員でなく下院議長を務める大物議員だけに記者会見で「世界で中国の専制主義と民主主義の対立が起きている」と、バイデン米大統領の考え方に歩調を合わせるような言い方をしたので一層中国側を刺激したのだ。しかもバイデン大統領は今年5月の会見で、台湾有事の際に台湾防衛のためにアメリカは軍事的に関与すると示唆していたからペロシ発言に中国側は一層神経をとがらせたといえる。

中国にとって台湾は自国の一部であって、国ではないという立場をとってきた。台湾を含めて“一つの中国”と主張しているのだ。アメリカは1979年の米中国交正常化の時、中国の主張をほぼ受け入れた。このためアメリカは最近まで台湾との高官の往来を止めていたが、このところアメリカはこの約束を破り始めていたため中国を怒らせてきた。

かつて国民党が統括してきた台湾は中国共産党との内戦に敗れたため、国民党が「中華民国」を名乗って台湾を存続させてきた。しかし中国共産党はいずれ中台を統一したいと考えているため、台湾との軋轢は常に存在している。特に太平洋への出口に台湾があることは中国には邪魔で仕方がないわけだ。しかしアメリカにとっては台湾の存在価値は地政学的にとてつもなく大きいため、台湾に武器などを提供して支援してきた。そのことが原因となってこれまでに何度も中国とアメリカの間で“台湾海峡危機”が起こっているのが実情だった。

中国本土と台湾との距離は台湾海峡を挟んで200kmもないので、軍事演習などを行なうと一挙に危機が高まる可能性がある。中国は最近の軍事演習では台湾を取り囲んで封鎖するような形で行なったりすることもあるので、年々海峡危機が高まっているのが実情なのだ。一応、台湾と中国本土の間に暗黙の休戦ライン「台湾海峡中間線」が設けられているが、中国は中間線を超える進出をしばしば行なっているため緊張の度合いが高まっている。

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エリザベス女王死去「本物の国葬」で安倍エセ国葬“消滅”の危機。岸田ヤケ酒?弔問外交の舞台は英国へ。「アベノ因果応報」の声も

8日午後、イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位したエリザベス女王が、夏期休暇で滞在先のスコットランド・バルモラル城で亡くなった。96歳だった。この訃報が伝わると、各国の首脳はすぐさま弔意を示したが、我が国の岸田文雄総理大臣が弔意を発表したのは翌9日の午前9時を過ぎてから。8日に国会の閉会中審議において、安倍元首相の国葬をおこなう理由を「弔問外交のため」と言ったにもかかわらず「行動が遅すぎる」と批判の声が多く上がっている。さらにネット上では、「エリザベス女王の葬儀こそが本物の国葬」であると、「本物の国葬」という言葉がトレンド入りし、国民の総意に反する葬儀はニセモノだとする「本物の国葬論」が巻き起こっているようだ。

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安倍元首相の国葬「弔問外交」が聞いて呆れるショボい参列者たち

8日の閉会中審査で岸田首相は、安倍元首相の国葬を適切だと判断したとし、その理由を4つ挙げた。

  • 国政選挙に6回にわたり勝利したこと
  • 首相在任期間が歴代最長で、東日本大震災の復興や経済の再生に尽力したこと
  • 外交に尽力し、平和秩序に貢献したこと
  • 各国から弔意の声が寄せられていること

その上で、安倍元首相が銃撃によって命を落としたことから「わが国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く決意を示していく」と語った。

在任期間の最長記録だけは事実だが、国民からは残りの3つについて「曖昧な成果ばかり」という声も少なくない。何よりも、国民が「国葬」に反対する理由は、今までの旧統一教会との関係であることは明白だ。

さらに岸田首相は同日の閉会中審査で、本来なら国葬の3日前に公表するはずだった海外の弔問客を“フライング”発表した。国葬の必要性を説明するため前倒しで発表されたのは、アメリカのハリス副大統領、カナダのトルドー首相、インドのモディ首相、オーストラリアのアルバニージー首相、シンガポールのリー首相、ベトナムのフック国家主席、EUのミシェル首脳会議常任議長ら。やはり主要各国トップの名前はなく、「弔問外交」で各国との関係強化をはかることをアピールしたかったようだが、逆に参列者のショボさを露呈する結果となった。

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2000年に在任期間中に亡くなった小渕恵三元首相の合同葬には、アメリカのクリントン大統領(当時)、韓国の金大中大統領(当時)も参列したが、ネットでは「今回それよりも格落ちになることは間違いない」との声も多く出ている。

弔意の表明に出遅れた日本。どの口が「弔問外交」と言うのか?

前日の閉会中審議のストレスでヤケ酒でも飲んでいたのか、弔意の表明に大きく出遅れた岸田首相。それに対して世界各国の首脳はいち早くエリザベス女王への弔意を示していた。

あのロシア・プーチン大統領でさえも「エリザベス女王は、世界が権威を認めた」との弔意を岸田首相より先に発表している。

第一報が出てから数時間がたったネット上には「弔問外交を言う資格もないほどの失態」「外交能力の低さが露呈」「よく安倍の国葬で外交をとか言えるな」「こういうところにも外交センスが表れる」と、対応の遅さに批判の声があがった。

本当に、「弔問外交」とは一体どの口が言うのだろうか?

「本物の国葬」がトレンド入りも「不謹慎だ」、賛否両論に

問題だらけな安倍元首相の「国葬」と比較して、日本のネットではエリザベス女王の葬儀を「本物の国葬」と呼び、その言葉は一時トレンド入りするほどに広まっていた。

そんな「本物の国葬」というパワーワードに対して不満を示す声もある。「英国でも王室嫌いの人はいる」「別人の死を利用して暗殺された人の葬儀を叩くな」「本物とか偽物とか言うのは品性下劣だ」「不謹慎だろ」という意見である。

しかし、そうした指摘に対してネット上には「弔問外交と言い出したのは政府だから比較されるのは当然」「弔意なら自民葬で十分では」「エリザベス女王の国葬の前に消し飛んだだろ」「残念ながら赤っ恥弔問外交となる公算大」と手厳しい反論が多くあがっている。

“品性下劣”といえば、森友問題で文書改ざんを強要され自殺した近畿財務局職員・赤木俊夫さんについて問われた際の、安倍元首相の「ニヤニヤ答弁」を思い浮かべる国民は多い。「因果応報」の声が上がるのはある意味当然とも言える。

画像生成AIと日本酒「獺祭」の共通点とは?素人社員が職人技に勝利、売上100億を達成できた訳

2022年現在も世界的なブームが続き、「sake」と呼ばれ親しまれている日本酒。中でも「獺祭」は圧倒的な品質が人気で入手困難な時期もあったほどですが、山口県が生んだこの名酒には意外な物語がありました。今回の『藤沢数希メールマガジン「週刊金融日記」』では作家でトレーダーの藤沢さんが、在住先の香港でよく口にする獺祭について調べてみて分かった「めちゃくちゃ面白いバックグラウンド」を紹介。さらに関連書籍を読んで知ったという日本酒業界の裏話も併せて披露しています。

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ブログではいえないお店:AIが美術コンクールで優勝した話と日本酒の獺祭(だっさい)の話

第534号で孫正義さんのAIファンドが大損ぶっこいている話を書きましたが、そこで最近は僕のTLでAIが勝手に芸術的な絵を描いてくれるプログラムが流行っている、という話をしました。大量の絵画をディープラーニングに学習させ、簡単な文章でイメージを伝えるだけで、そういう学習した絵画が絶妙にミックスされたすごい絵画がいくらでも出てきます。

先日、美術コンクールで、誰かがAIで作った作品を提出したところ、優勝してしまったというニュースがバズっていました。

画像生成AI「Midjourney」の描いた絵が美術品評会で1位を取ってしまい人間のアーティストが激怒

週刊金融日記 第534号 孫さんが金融のプロにカモられ損した話とAIの未来について

そしたら、それについてTwitterで誰かが、これは日本酒の獺祭(だっさい)と同じじゃないか、と言っていたのです。僕は香港でこの獺祭という日本酒をよく目にしていたので、興味を持って調べました。香港のレストランだと、ちょっといい美味しい日本酒として、獺祭はよく置いてあります。だから、獺祭って、良く知らなかったんですが、海外マーケティングに成功した酒蔵なんだな、ぐらいに思っていました。

ところで、僕は高校生の時に漫画オタクの友だちがいて、その時に『夏子の酒』を読んでいたので、日本酒の作り方については勉強したし、メルマガなどでいろんな高級レストランに行ってはグルメレポートを書いたりしていたぐらいなので、日本酒もちょっとは勉強したんですが、高校生の頃から暗記科目が苦手で、関心がなくなるとあっという間に忘れてしまいます。

香港でよく見ていた獺祭という日本酒は、同じように工学的に味を最適化していって世界中の料理家から称賛された日本酒だということを知りました。

僕が大学生のころは、調味料や醸造アルコールを添加した、貧乏な学生が酔っ払うために飲む、不味くて安い日本酒がたくさんあったんですが、不味いラーメン屋とかがすっかり淘汰されてしまったように、もはや日本にはそんな日本酒はなく、純米酒(=米だけから作る酒)である限り、ちょっといいスーパーで売ってる720ml瓶の日本酒って1,000円ぐらいで、どれもスッキリした味で、とても美味しいのです。ところが、香港のレストランの日本酒は、どう考えてもこの1,000円の日本酒と同じか、輸送の時に品質が落ちちゃってるので、日本のスーパーで買える1,000円の日本酒より美味しくないのに、価格が何倍もして、僕はうんざりしておりました。というのも、香港人とか外国人の僕の知人は、そういうボッタクリの日本酒をクールなSakeとして、何にもわかってないくせに、高い金出してありがたがって飲むわけです。もう、かんべんしてよ、と。

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玉ねぎしか勝たん。目的地にしたくなる「道の駅」驚きマーケティング法

日本各地で見かける、地元の物産品などを扱う「道の駅」。その規模や中身はさまざまですが、本来は「ただの休憩所やお土産屋」として使用されることの多い道の駅が「目的地」と化している場所があります。今回のメルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、 その驚きのマーケティング方法を紹介しています。

休憩所から目的地へと変貌した道の駅。その秘密は、徹底した“玉ねぎ推し”!

淡路島・鳴門海峡のうず潮を見下ろす地に、「道の駅うずしお」はあります。うず潮観光に来た人たちに、淡路島の魅力を伝える施設としてオープンしました。地元の海産物や農産物、お土産などを販売する他、魚介類や野菜を使ったご当地グルメを食べることもできます。

こうした紹介だけでは、他の道の駅と何ら変わりがないように思えますが、ここはひと味ふた味違っているのです。正直、ダサいと言っても良いようなテーマを掲げ、それを徹底することで、大きな集客に成功しているのです。

“玉ねぎ推し”。淡路島の名産です。施設全体で、これでもかと言わんばかりに、玉ねぎを活用しています。

施設に近づくと、まず目に飛び込んでくるのが、「おっ玉チェア」と呼ばれる、オブジェ風のベンチ。中が空洞になった玉ねぎに座り、写真を撮るためのものです。

次に見えるのが、「玉ねぎツリー」。なぜか、玉ねぎがたくさん成っている木が立っています。

かき氷のキッチンカーも玉ねぎのカタチです。中に入ると、そこに並んでいるのは、「玉ねぎまるごとカレー」「玉ねぎポテトチップス」「玉ねぎせんべい」「玉ねぎのわさび和え」「玉ねぎ棒(うまい棒のようなもの)」「玉ねぎ柚子胡椒」「玉ねぎぞうすい」「食べる玉ねぎラー油」「玉ねぎ塩こしょう」「玉ねぎ七味」「玉ねぎステーキソース」「玉ねぎわさびドレッシング」などなど。玉ねぎだらけに圧倒されます。

また、レストランでは、他店で絶対に見掛けることのないメニューと出逢えます。「オニオンスライス」「オニオンステーキ」「蒸した玉ねぎのだし漬け」などが味わえます。

この施設でもっとも行列になっているのが、「あわじ島オニオンビーフバーガー」を販売するお店です。ご当地ハンバーガーランキング第1位になったこともあり、これだけを食べに来る人もいるほどです。

バンズの上に、レタスと「玉ねぎスライス」をのせ、さらに、「玉ねぎピクルス」「オニオンチップ」「玉ねぎカツ」、その上に甘辛く煮た淡路牛をのせ、仕上げに玉ねぎ入りトマトソースを掛けて、バンズをかぶせます。

5種の玉ねぎを使うという、徹底ぶりがお見事です。

かなり評判は良く、リピーターもたくさんいます。

【相談】10歳も年下の部下がマウンティングしてきます、助けてください

不快になるだけで誰も得しない「マウンティング」。今回のメルマガ『『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」』では、世界的なコンサルティング会社マッキンゼーで14年間もの勤務経験を持つ、ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクターの赤羽雄二さんが、部下のマウンティングにお困りの方の相談に回答しています。

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10年下の部下がマウンティングしてきます。まともに相手をするのもバカバカしいのですが、どうしたらいいでしょうか

Question

機械メーカーに入社15年で、主任です。10年年下の部下がマウンティングしてきます。上司を馬鹿にした発言、自分は賢い、よくできるという発言、態度がときどきあって不愉快です。

仕事はそこそこできますが、特に活躍しているというほどでもないので、どういう勘違いをしているのかと思います。まともに相手をしたくないのですが、どうしたらいいでしょうか。

赤羽さんからの回答

ご相談どうもありがとうございます。残念な部下ですね。そういうふうに自分を大きく見せて自己肯定感の低さを補っているのでしょう。お考えの通り、相手にしないのが一番ですが、ほっておくとエスカレートしてもっと馬鹿にしてきたり、自分の自慢がひどくなったりします。

同僚にもそういう態度を取っているはずです。彼の態度の悪さ、思い違いを放置する上司ということで他の部下の信頼も傷つけられるので、無視できません。

一番いいのは、業績・成長目標合意書を導入し、部下全員の長所・成長課題・成長目標・改善策についてフィードバックし、合意し、取り組むことです。

部下を驚くほど育てる業績・成長目標合意書

彼だけに実施するわけにはいきませんので、これを機会に部署で導入します。

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日本人の健康寿命、なぜ郊外よりも都市部の方が長いのか?

健康寿命は「郊外よりも都市部のほうが長い」というデータがあります。その理由のひとつが「住まい」なのですが、都市部のマンションは高齢者の生活に向いているようです。今回、メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』の著者で一級建築士及びマンション管理士の廣田信子さんは、高齢者に向く、向かないマンションについて詳しく語っています。

健康寿命は郊外より都市部の方が高いという驚愕データ

こんにちは!廣田信子です。

高齢者が長く自立して生活するためには、マンションはとてもいい環境なのです。健康寿命は、「住んでいるところ」の影響が極めて大きいと言います。

要介護2以上を不健康状態といいますが、85歳~89歳で要介護2以上の人は22.8%、90歳以上で要介護2以上の人は46.2%だと言います。85歳を超えると、要介護2以上の人は急に増えます。でも、90歳以上でも、要介護1以下の人の方が多いのです。

だったら、90歳代になっても、健康でいられるような生き方はなんだろうと考えたとき、都市部のマンション住まいは向いていると言います。

昨日、聞いたセミナーの中で、その根拠として、健康寿命は、郊外より都市部の方が高いという明確なデータがあってちょっとびっくりしました。

1.買い物等の利便施設が近くにあって自立した生活がしやすい
2.何かあったときの助けを得やすい
3.人が集まる機会が多く、よい生活習慣につながる

そういうことの積み重ねが健康寿命には大きく影響するのです。一人暮らしでも、長寿命化がしやすい「住まい」とは、

1.自立生活が可能な環境
2.コミュニティによるケア
3.サービスによるケア
4.建物・設備によるケア
5.医療、介護によるケア

が望めるところだといいます。

若い時に入居していた「住まい」は、高齢者には向かない「住まい」の可能性があります。戸建住宅の階段の上り下りが、高齢者にはきつくなり、怪我にもつながります。庭も草取りができずに、ぼうぼうになってしまいます。広いマンションは維持するのにコストが掛かり過ぎます。

ですから、高齢者の専門家は、早いうちにセカンドライフ、サードライフを送る「住まい」を考えた方がいいと言うのです。

住み慣れた環境に、そのままいたいと思う気持もわかりますが、最近は、高齢化が当たり前になり、自分の今後の人生を考えたときに、このままでいいのかを考える人が増えています。

問い詰めるのが大好きな「詰めマン」にはどう対処すれば良いか?

なぜこうなったのか、これからどうするつもりなのか…など、人を問い詰めるのが大好きな「詰めマン」と呼ばれる人たち。詰められて辛い、どう対処すればいいのか──。そんな悩みに『永江一石の「何でも質問&何でも回答」メルマガ』著者で、人気コンサルの永江さんが答えます。

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「詰める人」との付き合い方について

Question

詰める人が嫌いです。コンサル等ではプロジェクト遅延時に何故遅れているのか、どこまで遅れる想定なのか、リカバリはどうするのか、そもそもできるのか、お前が先週言たことと違うじゃないか…と詰めて、詰めて、詰めまくるのが良いプロジェクトマネージャみたいな感じなんですが。相手の退路を完全に塞ぐと自我と承認欲求が満たされるのか、詰めるのを止めるようです。

リモートだとしても、詰め(ウー/)マンの対応をするのは嫌です。詰めマンに対応するために準備するのも、時間の無駄で嫌です。他の人が詰めマンに詰められているのに同席するのも、気分が悪くなります。詰めマンへの良い対処法があれば、よろしくお願いします。

永江さんからの回答

そもそも詰められる状況にならないように前向きな問題解決策を提起すると、詰めマンは撃退できるかと思います。

本来あるべきプロジェクトマネージャーの責任は、遅延や品質問題が発生する前に、進捗を確認して必要な問題解決や予防措置を取ったり、メンバーの誰よりも実態をよく理解して適切なアドバイスや指示ができていることです。

会議の場で詰めている=問題事象が発生している時点でマネジメント失格です。詰めるだけの人は、自分がマネージャーの責任を果たせていない自覚もないし、自分が状況や問題を把握できていないからメンバーを問い詰めるしかできないのでしょう。

この手の人には、改善策や問題解決策を具体的に示してあげると良いかと思います。

「今回遅延が生じてしまった原因は○○だと思うので、次から△△のようにプロジェクトを運営した方が遅延リスクを減らせませんか?××さんと私で進捗管理とフォローアップします」

等と合理的な内容を提言したら反論できないですし、おそらく周囲の人も同じように感じているはずなので「なんだ、□□さんの方が仕事できるじゃん」と思って協力してくれるのではないでしょうか。

問題解決しないようでしたらまたご質問くださいね。

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お金のプロが警告。退職金をつぎ込んではいけない7つの地雷投資

充実した老後の生活を送るために重要となってくるのが、退職金の賢い運用。しかし一歩間違うと、悲惨な暮らしを余儀なくされることも十二分にあり得ます。そんな事態を避けるためのヒントをレクチャーしてくださるのは、株式会社Money&You代表取締役で資産運用のプロ・頼藤太希さん。頼藤さんは今回、7つの「退職金でやってはいけない投資」を挙げ、各々についてその理由を詳しく解説しています。

退職金でやってはいけない投資 7つの地雷商品

まとまった金額の退職金でも、当然使えばなくなってしまいます。そこで、投資して増やしたいと考える人はたくさんいます。銀行・信用金庫などの金融機関は、退職金が振り込まれたことは事前に把握できますから、「資産運用をしませんか?」などと、商品の提案をしてくることも少なくありません。

しかし、投資なら何でもお金を増やせると思ったら大間違いです。なかには、退職金を減らす可能性の高い投資もあります。金融機関が提案してくる投資商品の中にも損する商品があります。今回は、退職金でやってはいけない投資をご紹介します。

■退職金でやってはいけない投資その1:不動産投資

まとまった資金ができると、不動産を購入して「大家さん」になろうとする方が多くいます。確かに、大家さんになって、部屋を人に貸せば毎月安定した家賃(賃貸収入)を得られますし、不動産が値上がりすれば売ることで売却益も得られます。

しかし本来、不動産投資は現役時代に住宅ローンを組んで不動産を購入し、賃貸収入からローン返済し、毎月の収支が黒字になるのが理想です。定年後に不動産投資をするとなると、住宅ローンはなかなか借りられないため、不動産を退職金で一括購入することになりがちです。

するとたとえば、2,500万円の物件を購入して家賃10万円で貸し出したとしても、元を取るまでに単純計算で20年以上かかってしまいます。しかも、もし入居者がいなければ、その間の家賃収入は得られないため、元を取るまでの期間はさらに長くなってしまいます。

お金が急に必要になったからと言って、不動産を現金化するとしても、どんな優良物件でも1か月程度の時間はかかります。そもそも売りたいときに売れないこともありますし、希望価格で売ることができないということもあります。こういったリスクを「流動性リスク」といいます。

不動産投資自体は、悪い投資ではありません。しかし、定年後に行う投資としては不向きで、退職金を減らす可能性の高い投資だといえるでしょう。

■退職金でやってはいけない投資その2:毎月分配型の投資信託

毎月分配型の投資信託とは、文字どおり分配金を毎月支払ってくれるタイプの投資信託です。不動産投資の家賃収入と同様に毎月お金が受け取れますし、分配金がたくさんもらえるならお得だと思われるかもしれません。

しかし、毎月分配型の投資信託は、運用で利益が出なかったときは元本を取り崩して分配金を支払ってしまいます。そうすると、分配金を支払った分だけ投資信託の元本が減ってしまうのです。投資信託の元本が減ると、値上がりしたときの恩恵も少なくなってしまいます。

退職金をもらう60歳の平均余命は、「令和3年度簡易生命表」によれば男性約24年、女性約29年となっています。まだまだお金を増やしていく時期です。取り崩す時期は70歳・75歳になってからでも遅くはありません。

また、複利効果の面から考えると、分配金は受け取るよりも再び投資に回したほうが効率よく資産を増やせるでしょう。毎月分配金として受け取ってしまうと、複利効果を生かすことができなくなってしまいます。

さらに、毎月分配型の投資信託は信託報酬などの手数料が高く設定されているのも問題です。自分のお金を預けて、高額の手数料を支払いながら、預けたお金の一部から取り崩した分配金を受け取るというのでは、とても割に合いません。

銀行・信用金庫・証券会社などの金融機関が提案してくる場合は、この手数料が目当てである可能性が高いでしょう。