時間がない人に。大掃除はこの3箇所だけすれば運気がアップする

何かとイベントの多い12月。年内にやり終えたいと思っていた事が時間不足で実現困難になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんなときは「ま、いっか」の精神で「諦め」も肝心とした上で、年末の大掃除を諦める際に注意すべきポイントを紹介しています。

どうしてもハズせないのは

さて、本日は優先順位のお話。

12月も中旬ですねえ。いろいろやることがあって、

  • 時間はいくらあっても足りない!

状態なんではないでしょうか(*゚∀゚*) 忙しい上にマジメな人が多い日本の家庭では、ヒマ過ぎて困るなんてことは、未来永劫来ないんじゃないでしょうか。

で、時間がないならどうするか。…どうしますか?

  • 家族のオシリを叩く?
  • 時短スキルを活用?
  • ちょっと早起きする?
  • 休日にまとめて?

…違うでしょ。時間がないならどうするか、コレしかないでしょ。そう

  • 諦める( ̄人 ̄)

ですよ。だって、時間がないんだから。物理的にできないんだから。諦めるしかないでしょ。困るのよね~、そんなマジメなこと言ってくれちゃ。ちゃんとメルマガを読んでくれているのかしら。家事なんてま、いっか♪」でやればいいんですよ、ホントに。

家族のオシリを叩くのも、時短スキルを活用するのも、早起きも休日もガンバリ過ぎですから。そういうのは、むしろ余裕のあるときにやってみて予めワークするかどうか確認しておかなきゃ。年末の押し詰まったころにいきなりやっても、ワークしませんよ。

ハイ、というわけで、ムリな分は諦めましょう(*^ー゚)b

ここで問題なのは、

  • どれを諦めてどれを諦めずになんとかやるのか

ですよね。

ま、個人的な偏見かもしれませんが、年末年始の仕事で諦めるとしたらおそらく

  • 掃除

が選ばれてしまうんじゃないかと思うんです。その前のクリスマスの飾り付けとかケーキとか食事の準備、プレゼントって、楽しくて華やかな感じがありますよね。お正月のお年玉なんて、お子さんや親戚付き合いもあって省略されるとは思えないし。

それに比べて、大掃除って地味だし、家の中のことなので、家族が文句言わなきゃイイヤみたいな、妥協しやすさがあるように思うんです。偏見かもしれませんが。

なので、掃除のうち、どうしてもやってほしい場所を挙げておきます。それは

  • 玄関
  • 神棚
  • 水回り(トイレやお風呂、キッチンなど)

ですね。あまりに運気アップに直結しすぎていて、ここが汚れたまま年を越すのはさすがにどうかと思うんですよ。

そう、逆に言えば、コレ以外は

  • 諦めてOK

ですからね。あ、積極的に諦めないでね。それは、「ま、いっか♪」の濫用ですよ( ̄∇ ̄)

12月は忙しい。どうしてもどうしても時間がないなら、せめてココだけは掃除しましょう。

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要求ばかりを突きつけてないか。パートナーへの不満が炙り出す事

ちょっとした雑談をしていても、次から次へとパートナーへの愚痴をこぼす人は少なくありません。なぜそこまで、相手への気持ちがこじれてしまうのでしょうか。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では、心理カウンセラーの吉田こうじさんがその原因を探るとともに、解決につなげるためすべきことを記しています。

不平不満の数だけ相手に要求しているということを理解しましょう

例えば、パートナーに対して、「私がここまで我慢しているのに、どうして?」「私がこんなにしてあげたのに、どうして?」などと、不平不満を感じるとき、「そもそも、どうして私はそこまで無理をして相手に合わせようとしているのだろうか?」を考えてみるといいと思います。つまり、相手に合わせる、相手に尽くすことの理由、動機ですね。

もしも、「寂しいから」とか「振り向いて欲しいから」とか「嫌われたくないから」「捨てられたくないから」などといった、自分にとっての不快を避ける動機の場合、その避けたいと思っていることが現実化しやすいので、そういう場合は、理由、動機を徹底的に見直すことをオススメします。あ、「愛して欲しいから」といった自分の要求だけを満たそうとするような動機もオススメしません。

「もっと愛を深めたいから」とか「もっとパートナーのことを理解したいから」といった、「自ら◯◯したい!」という動機にしましょうね。

そして、動機を見直した上で次に考えたいのは、不平不満とは相手に対する要求の裏返し」なのだということです。つまり、不平不満が多ければ多いほど、必然的に相手に突きつけている要求も同じだけ多いはずです。でも要求を突きつけられればられるほど、相手は大変だし面倒くさくなって放棄したい気持ちになります。なので報われない現実がやってくる…。

ですから、一度、不平不満をザザザーっと書き出したら、「もしも同じ要求を突きつけられたら、自分ならどう反応するだろうか?」みたいなことを、しっかりと考えてみましょう。

というのも、「私がどんなに辛いのか、夫が理解してくれない…私のことを夫は愛してくれない…」と悩んでいる妻自身が、実はそもそも夫のことを理解しようと努力していなかったり、もっと言えばそもそも愛していないのに要求だけ突きつけているなんてことは、案外よくあることだからなんです。

ということで、「頑張り損」「我慢損」「真面目損」ばかりの辛く苦しい人生が続くと感じている人は、一度、「私がこれまでずっとパートナーに要求ばかり押し付けていたから、これまで何度も悩ましい問題を生み出しているのではないか?」という観点から過去を真剣に振り返ってみるのも、辛いことかとは思いますが、大切なことなのではないかなって思ってます。

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驚くべき識字率。明治日本で『自助論』が100万部を記録した理由

ベストセラーが生れる背景には、作品の出来、版元の販促・宣伝など様々な要因がありますが、人口約3,000万だった明治時代の日本で、口コミだけで100万部を売り上げた書籍がありました。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、明治大学文学部教授の齋藤孝氏と花王前会長の尾崎元規氏の対談形式で、『自助論』がなぜベストセラーと成り得たかを解説しています。

『自助論』が100万部の大ベストセラーになった理由

サミュエル・スマイルズ著自助論』。300人以上に及ぶ西洋古今の偉人の成功談が収録され、刊行から150年以上が経ついまなお、世界的なベストセラー、ロングセラーとなっています。

本書を座右の書とする花王前会長・尾崎元規氏と明治大学文学部教授・齋藤孝氏に、その魅力と心に残る言葉やエピソードを語り合っていただきました。


 

齋藤 「『自助論』(原題Self-Help』)はイギリスの著述家サミュエル・スマイルズが300人以上の西洋の成功者たちの言葉やエピソードをまとめた本で、1858年に初版が刊行されました。以後、十数か国語に翻訳されて世界的なベストセラーとなり、日本では明治4(1871)年に中村正直が西国立志編』(全11巻と改題して出版しています」

尾崎 「この『西国立志編』は福澤諭吉の『学問のすゝめ』と並んで当時多くの人に読まれ、総計100万部を記録したといわれていますね」

齋藤 「当時の日本の人口が約3,000万人だったことを考えると、驚異的な数字ですよ」

尾崎 「それだけ識字率が高かった」

齋藤 「そうですね。加えていまと違うのはマスコミや出版社が戦略的に売ったわけではなく、口コミで広がっていったこと。『自助論』と『学問のすゝめ』が二大ベストセラーになったのは、日本にとって非常に幸運だったと思います」

尾崎 「なぜこれほどまで多くの人に親しまれたか、齋藤さんはどのようにお考えですか?」

齋藤 「明治維新になって近代化をしていく。その時にやっぱり志を持った若い人たちがたくさんいたと思うんですね。ただ、どういう方向に変わっていけばいいのか当時の人にはなかなか見えにくかった

そこに『自助論』が入ってきて、「ああ、これが近代的な国の成功モデルなんだ」という具体例がたくさん示されていたことで、もともと持っていた志に方向性が与えられたのでしょう。

それと、タイトルもよかったと思います。原題をそのまま訳せば『自助』ですよね。自助という言葉はキリスト教の前提があれば分かりますけれども、そうでないとちょっとピンと来ない。『西国立志編』というタイトルにしたことで「これは志の本なのか」と。

この立志という言葉が当時の人に響いたのではないかと思います。その点では、中村正直のネーミングセンスというのも、ヒットの理由の一つなのかもしれません」

尾崎 「時代の空気と西国立志編というタイトルが見事にマッチしたのでしょうね」

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心理のプロが警告。本当の自分ではない虚像が生む「偽名現象」

「周囲の評価」を得ることを動機として、頑張り、真面目アピールなどを続けると、一部で評価は得ても、徐々に「頑張り損・我慢損」などのストレスに襲われる場合があるようです。今回の無料メルマガ『東北NO1メンタルトレーナーが送る『自信をはぐくむ、幸せな自分のなり方』』では著者で心理カウンセラーの吉田こうじさんが、周囲と自分が演じるの虚像のズレが生み出す「偽名現象」について解説しています。

「偽名現象」が招く悲劇

偽名現象」という言葉を聞いたことがある方もいるかと思います。

偽名現象とはその漢字の通り、人から見られている自分が本当の自分ではなく、偽物の自分のように思っていて、本当なら感じなくてもいい罪悪感などのストレスを感じてしまうという現象です。

これは、まさに本当の自分を隠そうと一生懸命努力してきた人が陥りやすい「自己不適格感」と言ってもいいでしょう。

例えば、人に親切にしようとするとき、その行動の理由(動機)として、本当は

  • 親切にしないと見捨てられる
  • 親切にしないと嫌われる
  • 親切にしないと怒られる
  • 親切にしないと孤独になる

などといった、自分にとっては耐え難い不快なことを避けようとするものだったとしても、それを隠して「親切な人のふり」をして親切な行動をとったとします。すると、親切にした相手から感謝されたとしても、薄っすらとした後ろめたさ」が心に残るんです。そして、その薄っすらとした後ろめたさが、積もり積もっていくと、嘘の自分、ごまかしている虚像の自分がどんどん拡大していって、偽名現象になっちゃうわけです。

で、この偽名現象に陥ると、とても悩ましい現実ばかり体験するようになります。

例えば、職場で同僚に、「あれ?これ、やっていなかったんだ~」と言われたとき、そのひとことを「攻撃された」って思っちゃうんです。で、責めた相手に対して怒りを抱いてしまう…。これ伝わりますか?

あるいは、「あ、まだやってなかったみたいだから、私がやっておくね」って言われたことも、「攻撃された」って思っちゃうんです。で、責めた相手に対して怒りを抱いてしまう…。

相手は、全く責めていないし、ただ、事実を口にしただけ、感想を述べただけなのに、それを「攻撃された」と思ってしまうので、現実世界がまるで敵だらけのように感じちゃうんです。

なので、何とか周りから責められないように、さらに真面目に頑張る努力する我慢する…。でも、現実はますます酷くなるばかり…。

僕が思うに、ありたい自分になること(自己実現の対極にある状態とは、自己防衛的な状態です。自分を守ろう、守ろうとして、嘘偽りの自分を周囲に見せようとしている時って、どんどん自己実現から遠ざかっている時なんです。真面目に頑張っても自己実現から遠いと感じれば、そりゃあ「損した」って思って当然なわけです。

なので、「頑張り損」「我慢損」「真面目損」ばかりの辛く苦しい人生が続いているという人は、自分は自己実現のために真面目に頑張っているのか、それとも不安や恐れから身を守るための鎧を身につけるために真面目に頑張っているのか、真剣に考えてみる必要があると思ってます。

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「こんな店になるはずじゃなかった」はなぜ起きてしまうのか?

例えばスタッフの振る舞い、料理の盛りつけ、店舗の衛生状態等々、その店が基準とするのが、「本来のあるべき姿」。ところがその「理想の状態」が保てなくなり、結果として売上が低迷してしまう店舗も多いと言います。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、「あるべき姿」を徹底することの大切さを解くともに、店舗スタッフへの浸透法を記しています。

あなたの店では、「あるべき姿」がどれだけ浸透されていますか?

営業中、キッチンから決められた盛り付けと違った商品がでてきたとします。さて、店長であるあなたは、どうしますか?通常は、キッチンに商品を返し、決められた盛り付けにするよう指示するでしょう。

しかし、決められた状態でない商品をデシャップにいたアルバイトが何も気づかずにお客様に提供したらどうなるでしょう?

盛り付けは、お客様の視覚的な要素から楽しませる、美味しいと思ってもらう大切な部分であり、盛り付けに不備があると、下手をすると、美味しい商品も反対に感じさせてしまう可能性もあり、盛り付けを決められた状態でお客様に提供することは非常に大切な事です。

では、このような事態を避けるためにどうすべきか?

一つは、デシャップに店長もしくは社員が立ち、すべての商品をチェックするというチェック機能を持たせることでしょう。もちろん、キッチンスタッフが、正しい盛り付けで商品を作れば問題ありませんが、忙しかったりすると、ついつい(これもNGですが…)雑な盛り付けで出すような可能性もあります。

しかし、商品をだすデシャップでチェックする機能を持たせることができれば、不備のある商品をお客様に提供されることを避けることができます。だから、デシャップって、ホールスタッフへの指示機能だけでなく、商品のチェックするという機能もあり、大切なポジションであると昔から言われているわけですね。

ただ、店長や社員が休みの日はどうすればいいでしょう?チェックする「人」がいないと、チェック機能は全く働かなくなります。

なので、対策の2つ目は、すべてのスタッフ(もちろんアルバイトも含め)が、商品のあるべき状態を知っておく、浸透させておくことです。

全スタッフが商品、特に盛り付けの「あるべき状態」を知っておけば、不備がある商品がでてきても、店長や社員スタッフが休みの時でも、チェック機能を働かせることができるでしょう(もちろん、ホールアルバイトがキッチンスタッフに対して、指摘することがいいという風土作りも欠かせません。でなければ、気づいても指摘すると怒られるという雰囲気があれば、誰も指摘しなくなるからですね)。

今回、商品、盛り付けを例に出して話を進めましたが、アルバイト教育、そして、店長・社員教育の際に、「あるべき状態を守ることがすごく大切だと、最近つくづく感じています。

先ほどの盛り付けの例でいえば、ちょっとした盛り付けの不備を見逃すことが「普通」になると、不備のある状態があるべき姿」になってしまいます。

店長を筆頭に、すべての社員スタッフが、「あるべき状態」を意識して仕事をしていたら、アルバイトが「あるべき状態」のレベルでない仕事をしたときに、きっと、「これはあるべき状態だっけ?」と指摘することが「普通」になるでしょう。

しかし、「あるべき状態」を意識していなければ、不備を見逃すことが増え、それが自然と「普通」の状態になり、これが、売上低下につながってしまうのです。

売上が低迷する店、不振の店をみると、色々な意味で仕事のの低さを感じます。入店時のあいさつやスタッフ同士の声の連携、店内の清掃、商品の品質などなど、「本当にこれが最初決めた状態なの?」と思うことが多々あります。

反対に、普段から「あるべき姿」を守ることを徹底させることができたら、また、「あるべき姿」であるかどうかをチェックし、改善を絶えずお行っている店は、売上が下がるはずがないと思います。

もっと、店に「あるべき姿」のその重要性を浸透させませんか?

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フィルムカメラを買うなら頭に叩き込んでおきたい、選び方の王道

スマホの普及でいつでもどこでも簡単に写真撮影ができる時代にあって、デジカメに押され一線を退いた「フィルムカメラ」へ興味を抱く若い世代も増えてきているようです。今回の無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』では著者の須田将昭さんが、フィルムカメラに実際に触れたい場合、基本的にカメラの「中古市場」で探すことになるとした上で、「失敗しない選び方のコツ」を紹介しています。

フィルムカメラの復権?

最近、フィルムカメラの魅力に目覚めた若者が多い、という記事を時々目にします。

スマホで簡単に写真が撮れる時代ですが、その中で写真を撮る楽しみに目覚め、そこから本格的なデジタルカメラを買う人もいれば、さらに「フィルムも使ってみたい」という人たちが増えてきている、そういうことのようです。

デジタルカメラにはないノスタルジーが写る、というわけではないでしょうが、簡単には写らないところに魅力を感じているようです。

現在、フィルムカメラを新品で買うのはかなり機種が限定されていますので、実際には中古のカメラを買うことが多くなります。

このメルマガをお読みの方でも、中古のフィルムカメラに興味関心がおありの方もいらっしゃるかもしれませんので、「選び方のコツ」をご紹介します。

まず…よほどこれまでにカメラをたくさん触った経験がないという場合は、信頼できるお店で買う、というのが一番です。

なんだそれは?と思われるかもしれませんが、ネットのオークションなどでは、故障や不具合のあるカメラでも平気で売られていることも少なくありません。出品者が知っていて出しているかどうかはわかりません。知識がなく、不具合があっても知らずに出している可能性もあります。そして知らずに買って、知らずに使って、うまく写らないなあぁ、下手だからかなぁ、と悩むことになってしまうかもしれません。

まずはちゃんと相談できるお店で買うのが鉄則です。

それと故障があっても修理を受けてくれる保証があるかどうか。知識のあるお店の人でも、実際に撮ってみないとわからない不具合もありますし、少し使ってみてから出てくる不具合もあります。半年、長ければ1年ぐらいの保証があると安心です。

そういうお店であれば、色々話しているうちに、お店の方が「あなたにとっていいカメラ」を選んでくれるものです。予算との兼ね合い、撮りたいもの、好みなども含めて、愛着のもてるものを出してくれるでしょう。

一昔前の、中古カメラのバブル期のような頃は、たくさんの中古カメラ店もありましたが、今は随分と減ってしまったように思います。

それだけにお店探しは大変ですし、都会に近くないと見つけにくいのも事実ですが…安いと思った中古カメラが結果的に高くつくこともままあるので、1台目は慎重に、と思います。

カメラ選びのコツ!と言いながら、結局「お店かよ!」となってしまいましたが、実際、私もこれまでにネットオークションなどでかなり痛い目にも遭ってますので「自己責任」とはいえ、それを初めての人に背負わせるのはなあと思うのです。

楽しい趣味になるかもしれないのに、いきなりきつい洗礼を受けるのはどうにも申し訳ない。ぜひ楽しくスタートしてもらいたいからこそ、お店を選んで、としか言いようがないところですね。

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安倍政権の「お答え控える」答弁、今年だけで420回に批判が殺到

「お答え控える」という安倍政権の答弁が「悪夢の民主党政権」の4倍になったという毎日新聞の報道を受けて、「悪夢の民主党政権」にハッシュタグをつけた投稿がTwitter上に相次ぎ、トレンドになっている。

毎日新聞によると、安倍首相以下、自民党の閣僚・官僚が、野党などからの質問に対し「お答えは差し控える」と、答弁や説明を回避する場面が急増。2012年の野田佳彦政権時の105回に対し、2019年(12月5日の議事録公開分まで)はその4倍にあたる420回にも及んでいるという。

「桜を見る会」についての追求でも聞き慣れたこの「お答え控える」という言葉。安倍首相ほか自民党幹部からは「情報を開示せずに、何とか追求を交わしたい」という思いが垣間見えるが、国民はそんな逃げ腰の姿勢に不信感が募っているようだ。

共同通信が今月14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は42.7%で、11月の前回調査から6.0ポイント減少。不支持率は43.0%で、昨年12月以来、支持と不支持が初めて逆転している。共同通信によると、首相主催の「桜を見る会」の疑惑に関し、安倍晋三首相は「十分に説明しているとは思わない」は83.5%にも上っている。「お答えを控える」の一言で情報を隠蔽する現政権への失望の表れではないだろうか。

今日もまた朝日新聞で、首相夫人・昭恵氏の行事参加にかかる費用について「お答え困難」との答弁書で逃げようとしていることが報じられた安倍政権。「#悪夢の民主党政権」で投稿される人々からの声を逃げずに聞いて欲しいものだ。

「お答え控える」に対するTwitterの声

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

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ママは休んじゃダメですか?子を産みたくなくなる社会の無慈悲

「育休明けに自分の選択で管理職を降りた」という「ワーママはる@打倒長時間労働!」さんのツイートや記事が話題になっている。女性のキャリアとライフイベントの両立の難しさや、ワーママの働きやすさを確保するための同僚たちの負担、親のキャリアのために子どもが置いてけぼりになるのではないかという懸念など、様々な反応の声が聞かれるが、ワーママ編集部員 HYの身にも最近、女性のキャリアについて考えさせられる出来事があった。

話題「ワーママはる@打倒長時間労働!」さんのTwitter

ママは休んじゃダメですか?

先日、我が家に夫の友人やその家族たちが遊びに来た。その中に大学の後輩である独身男性A(某コンサルティング会社勤務、32歳)がいたのだが、彼が発した一言が、その場にいたワーママたちを絶望の淵に追いやったのだ。

Aの上司は、3歳のお子さんを育てながら仕事をしている女性マネージャーだが、夫が多忙のため、平日はほぼワンオペ状態。子どもの突発的な発熱などの際には実家を頼ることもあるというが、コンサルティング会社のマネージャー職という重責を担いながら、ワンオペで家事と育児を回しているのだという。

「子どものお迎えのため、いつもダッシュで会社を走り去っていく」というAの上司。Aは「上司の帰宅後はチャットツールで報告をしたり、指示を受けたりしている」と言っていたが…ちょっと待ってほしい。彼女にホッと息つく時間はあるのだろうか、自分の趣味やリフレッシュのために使える時間はあるのだろうか。

Aの上司についての詳細な情報は持ち合わせていないが、3歳の子どものお迎え後といえば、食事を作り、食事を食べさせ、お風呂を沸かし、お風呂に入れ、歯磨きをさせ、絵本を読み聞かせ、となかなか忙しい。その育児の合間に食事の後片付けや洗濯、明日の保育園準備なども入ってくるだろう。それに加え、彼女はその合間になんとチャットツールで業務指示を出したり、報告を受けたりもしているというのだ。もちろん土日は保育園も休みになるため、「自分の時間」とはならない。

「一体彼女はいつ休んでいるのだろう?」ふと口を衝いて出た言葉に対するAの反応は、「でも、世間のワーママって、そんなもんじゃないですかね?」というものだった。

Aを批判するわけではない。男女平等が叫ばれ、働き方改革が進んでも、それが「世間の見方」なのだろう。まるで「子どもを産むこと、産んでもなお働くことを選んだのだから、休めなくても自己責任だろう」と言われているようで愕然とした。

ママに強いる負担が少子化を加速する

私の他に2人いたワーママも言葉を失っていたが、ワーママの奮闘をそばで支えるパパたちの必死なフォローもまた、現代社会を物語っているように聞こえた。「ママだって休みたいよな」「男性がもっと育児参加しやすくなればいいんだけど…」、でもどうしようもないのだ。「ワーママはる@打倒長時間労働!」さんが記事内で答えていたが、男性たちも女性の働きやすさを確保するため、長時間労働で業務をカバーしてくれているのだから。

「ワーママは生産性が高い」「生産性の高さはワーママに見習おう」などという記事を見かけることもあるが、では限られた時間の中で成果を出せないママは、「働く資格がない」とばかりに職場や社会から弾かれる存在なのだろうか。ママだって、人間だ。スーパーウーマンばかりではない。疲れるし、一人の時間だってほしいし、頭が回らない日だってあるのだ。

先週、出生率が過去最低を記録した(参照:120年間で最少に。出生数90万人割れで韓国レベルに落ちる日本)というニュースがあったが、至極当然ではないだろうか。2人目なんて産んだらますます休めなくなるのだから…。そして無理ゲーの中必死で働くワーママを身近で見ている次の世代は、「産みたい」と思うのかどうかも甚だ疑問である。

「ママは休めなくて当然。それは自分が選んだ道じゃないの?」そんな無慈悲な声を投げかけてくる社会で、誰が子育てと仕事を両立したいと思うのか…。ワーママの苦労は「キャリアの中断」のみに限らない。心身の健康を害する危険を孕みつつ、子どもに寄り添う母であり、生産性の高いワーキングウーマンであることを求められているのだ。

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大学テスト採点61億受注のベネッセ子会社に「幽霊会社」説が浮上

大学入試センターが2023年まで約61億円にのぼる採点業務の請負契約を締結していた「学力評価研究機構」が、ペーパーカンパニーである可能性があると日刊ゲンダイが報じた。その報道を裏付けるかのような元国民民主党(現無所属)の山井和則衆議院議員のツイートも投稿され、ネット上で大きな話題となっている。日刊ゲンダイは13日、「学力評価研究機構」の問い合わせ先に電話し取材を試みたところ、担当者は「広報窓口はベネッセの広報」と告げられ、機構の社員とは話ができなかったとしている。オフィスのフロアや社員数についても、回答は「非公開」「社員数は把握していない」と回答したという。

また、日刊ゲンダイが同日16時ごろに「学力評価研究機構」が入っているとされる三井ビルを訪問したところ、総合案内の入居企業が記載されているパネルに社名は見つからなかったという。同じビルに入っているベネッセの新宿オフィスに向かうと、ベネッセ広報の電話番号が手渡され、機構の社員には1人も会えなかったようだ。

そして、山井衆院議員も16日、自身のツイッターで「学力評価研究機構」を実際に同僚議員と訪問したが、ビルに社名は見つからなかったとツイートして話題となっている。

「学力評価研究機構」は11月、服部社長がベネッセの商品企画開発本部長を兼務していることが発覚し、12月1日付けで兼務を解消していたという。これについてベネッセ広報は「学力評価研究機構は他の教育事業系グループ会社から独立して事業を遂行する体制となるため」と先月21日の日刊ゲンダイの取材で回答していた。しかし、「学力評価研究機構」についての直接取材にはベネッセが応じているという不可思議な事態になっているのが現状だ。日刊ゲンダイの見解通り、「学力評価研究機構」がペーパーカンパニーだとしたら大変な問題である。今後の国会での検証を待ちたい。

Twitter上の声








※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 日刊ゲンダイ山井和則衆議院議員公式ツイッター

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