NTTの「ドコモ完全子会社化」は大失策。日本がスマホ後進国になる日

菅新総理が掲げる目玉政策の1つ「携帯電話料金の値下げ」が、携帯業界に大きな波紋を拡げています。中でも驚きだったのが、NTTによる「NTTドコモ完全子会社化」のニュースです。 果たして、この「完全子会社化」は英断だったと言えるのでしょうか? ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』で、この再編を「準国有化」と表現し、値下げ競争の加速を予測。さらに、携帯大手3社の値下げによって楽天モバイルや格安スマホの存在価値がなくなることを危惧しています。

NTTによるNTTドコモ完全子会社化の衝撃━━年内にも値下げ?国内の通信業界再編は必至か

ここ数年でもトップクラスのニュースであった「NTTによるNTTドコモ完全子会社化」。先々週の日経電子版「モバイルの達人」で「菅総理が本気で料金値下げを実現したいのなら再国有化しかない」と書いたのだが、まさか現実になるとは驚いた。

ただ、ここ数年、総務省があれこれと競争政策を導入してきたものの、成果はさっぱりであり、すでに手を尽くした感はある。菅総理が値下げに関して、早急な回答を求めているようだが、総務省が新たに競争政策を仕掛けたところで何も変わるわけもなく、最終手段である「準国有化」によって、一気に値下げ料金競争が加速しそうだ。

最も現実的なのは12月1日、NTTドコモ・井伊基之氏が新社長に就任した際に華々しく値下げを発表するパターンだ。メインブランドであるNTTドコモで、何千円も値下げをすれば収益に与える影響は甚大で、それこそ「収益で3番手」を脱却できなくなることを考えると、サブブランドを作るのが現実的と言えそうだ。サブブランドで20GB・3~4000円という値付けができれば、総務省の内外価格差調査でも欧州に対抗できる料金となり、菅総理も納得ではないか。

KDDIやソフトバンクこそ、NTTドコモにサブブランドを作って欲しいのではないか。メインブランドで値下げとなれば、対抗値下げをせざるを得なくなる。そうなれば収益への影響は避けて通れない。しかし、サブブランドであれば、すでに2980円という料金プランがあるので、ここで対抗すればいい。

ただ、キャリアのサブブランドでの戦いとなれば、格安スマホや楽天モバイルの存在価値がなくなる危険がある。

3~4000円でNTTドコモのサポートやネットワーク品質を享受できるのであれば、わざわざ格安スマホや楽天モバイルを選ぶ人がいるだろうか。

今回の件は公正取引委員会も承認するような発言をしているので、このまま何も問題なく完全子会社化が成立しそうだ。

総務省としては、本当にこのままでいいと思っているのか。

NTTドコモの強制的な値下げによって、KDDIやソフトバンクは対抗できる体力はあるかもしれないが、格安スマホや楽天モバイルにとっては相当、厳しいことになるだろう。

これまで料金競争を作ってきた事業者が撤退ということになれば、最終的には3つのキャリアしか残らないということもあり得る。

果たして、これが本当に健全な競争と言えるのか。菅総理の値下げ要請は、日本の通信業界を破綻に追い込む危険性を帯びているように感じる。

3キャリアも収益が落ちれば、研究開発費が削られ、5Gや6Gでますます世界から取り残されるはずだ。

10年後、「こんなはずじゃなかった」と後悔する日が来そうで、今からとても心配だ。

稲盛和夫氏がパイロット候補生に激怒!JAL再建秘話の意外な顛末

2兆3,000億円もの負債を抱え倒産し、誰もが「復活は不可能」と見ていたJALを見事に立て直した京セラ創業者の稲盛和夫氏。ドラマ『半沢直樹』の帝国航空のモデルと言われるJALを、稲盛氏はいかにして再建したのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、同社刊の『JALの奇跡』で描かれた、ある象徴的なエピソードを紹介しています。

稲盛和夫氏がパイロット候補生と交わした約束

大きな話題を呼んだテレビドラマ『半沢直樹』。その中で描かれた帝国航空のモデルとされているのが“JALの再生”です。

2018年に弊社から刊行された『JALの奇跡』にはその再生の軌跡が、当事者の立場から熱く、リアルに描かれています。

絶対不可能といわれたJAL奇跡の再建は、いかにして成し遂げられたのか?本書から内容を一部ご紹介いたします。

パイロットの卵たちを感激させた稲盛さんの本気

JALは毎年多くのパイロット志望の社員を入社させていた。しかし路線の大幅な縮小に伴ってパイロットの数も減らさざるを得なくなり、パイロットの希望退職を募ると同時に、パイロットを目指して入社した方々に対する訓練を中止し、地上勤務についてもらうことになった。そのためパイロット候補生たちは文句たらたらだった。

無理もない。彼らは子供の頃からパイロットを目指して勉強を重ね、難関の試験を突破してJALに入社したのである。いよいよこれからパイロットとしての訓練が始まると期待を胸に膨らませていたら、訓練は中止、再開の見込みもないと言われ、パイロットの業務とは直接関係のない仕事を命じられたのである。先輩はちゃんとパイロットになっているのに、自分たちの代から止まってしまったというのだから戸惑いも怒りもあっただろう。

彼らが文句ばかり言って困っているという報告が現場から何度も上がってきており、稲盛さんも「どういう対応をしているんだ」と心配をしていた。

「どうしようもないので、とにかく我慢してほしいと話していますが、なかなか理解をしてくれないので困っています」

と幹部が言うと、

「幹部が逃げ回っていたら解決できるはずはない。一度みんなを集めてほしい。自分が直接話をする」

とおっしゃった。そして簡単な立食のコンパをすることになった。

コンパに参加したパイロットの卵たちは40、50人もいたと思うが、早速何人かが稲盛さんに近寄り、

「我々はパイロットを目指してJALに入社したのに、いつになったら訓練に入れるのですか。それも知らされないまま他の仕事をさせるというのは、おかしいのではないですか」

と訴え始めた。

すると稲盛さんは、

「馬鹿か、お前は。JALの経営状況がどうなっているかわかっているだろう。パイロット一人育てるためには多額のコストがかかるのだから、すぐに再開できるはずがない。お前のためにJALがあるのではないんだ。まずはJALの再建のために一緒に頑張ろうじゃないか。再建が順調に進めばパイロットの訓練は必ず再開する。それまでは今の職場で頑張ってほしい」

と話した。しかし、彼らも自分の人生を懸けているから簡単には納得せず、激論が続いた。こうして何人かのメンバーと厳しいやりとりが続いたが、稲盛さんは一人ひとりと真摯に向き合い、相手の話を丁寧に聞き、自分の思いを伝えた。

コンパの終わりの時間が近づくと、稲盛さんは激論を繰り広げた相手のコップにビールを注いで回った。そして

「まあまあ、そう怒るな。お前たちの言い分はよくわかっている。苦労をかけて申し訳ないな。でも会社の事情も理解してくれよ」

と、さっきまで真っ赤な顔で怒っていたのに今度はニッコリと笑って、「頑張れよ」と声をかけた。相手は黙って頷いていた。

中国包囲網は日本の国益。なぜ親中ドイツは習近平を見捨てたのか?

米大統領選の候補者2人による第1回討論会では本質が論じられなかった「米中対決」ですが、ここに来て各国の対中政策に大きな変化が起きているようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田久仁彦さんが、親中ドイツの「中国切り敢行」により習近平政権との対決へと舵を切ったEU諸国をはじめ、各国による中国包囲網が強化されつつある現状を解説。さらに菅新政権に対しては、「米中双方に顔が利くアドバンテージを活かした外交をすべし」との提言を記しています。

 

Chinaと“決別”する世界

米中対立が激化する中、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが世界各国を襲い、そこで生じた混乱に乗じて中国が勢力圏を広げてきました。マスク外交や医療戦略物資の供給、そして資金援助などを通じた“コロナ外交”を武器に、アジア各国、アフリカ諸国、中東諸国、そして中東欧諸国と南欧諸国へと親中派の形成が進んでいました。9月25日ごろまでは、親中派増勢計画は着々と進んでいたように思います。

欧州では、EUによる対中批判のブロックや骨抜き(ギリシャを中心とした動き)、準加盟国セルビア共和国による中国賛美とEU批判、英・独・仏のコア国の切り崩しなどが進められ、アメリカのトランプ大統領が呼びかけた対中制裁への参加をためらわせるきっかけとなりました。

アジア諸国(ASEAN)では、カンボジア・ラオス・ミャンマーが進めていた“諸手を挙げての中国賛美”が影響し、ASEANとしての中国非難を弱めるかブロックしてきました。アフリカ諸国、中東諸国の外交的支持も取り付け、中国の覇権拡大は確実視されてきました。ついに米中の2ブロック化が進み、他国はそのどちらに与するのかを決めないといけないという状況になるのではとの懸念も高まりました。

しかし、その潮流が今、大きく変わろうとしています。

そのきっかけは、やはり欧州各国による対中政策180度転換でしょう。

これまで欧州各国は共通して、経済・貿易政策上、中国への依存度が非常に高く、Chinaマネーと技術は欧州各国の“毎日”にしっかりと組み込まれていました。アメリカが制裁対象にするHuawei社も、最初の欧州拠点をドイツに置き、その後、各国に普及していったという経緯から、Huaweiに対する態度も温度差がありました。そのような経緯から、トランプ大統領が求めてきた対中強硬策は見送ってきました。

しかし、この潮目が変わったのが、欧州各国からの懸念と抗議にも関わらず、香港国家安全維持法の制定と人権弾圧(新疆ウイグル、チベットなど)が強行され、そして新型コロナウイルス感染症発生の情報を習政権が隠ぺいしていた疑惑が確証に替わると、最も中国と近しいと思われていたドイツ政府が中国切りを敢行すると、フランスをはじめとする他のEU諸国も中国との対決へと舵を切りました。その証がドイツのアジア戦略の大転換と呼ばれた【インド太平洋外交のガイドライン】とフランスの【インド太平洋国防戦略】の発表でしょう。

この動きを止めようと、中国政府も王毅外相を急遽派遣して5か国首脳と会談させましたが、すでに報じられているように、各国とも丁寧に王毅外相を遇したようですが、歩み寄りは全く見られませんでした。これに習近平国家主席が激怒し、「中国は人権の教師は不要!!」とメッセージを送り、欧州各国に“警告”を送りましたが、EUはこれまで数年かけて進めてきたEU-China経済・貿易協定の交渉を打ち切り、中国との対決を選択しました。

これにより“西側自由諸国”の温度差が縮小したのみならず、中国が画策していた欧州の分断もとりあえず阻止できたようです。

ペット先進国はドコの国?しゃべる猫を飼う医学博士に聞いてみた

しゃべる猫「しおちゃん」の飼い主で、米国在住の医学博士しんコロさんの元に、「世界の中で、ペットに関して進んでいる国はどこですか?」という質問が届きました。しんコロさんは、自身のメルマガ『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』の中で、なかなか難しい質問だとしながらも、アメリカと日本を事例にして真摯に回答しています。

「ペットに関して進んでいる国」はどこ?

Question

shitumon

しんコロさんの思う「ペットに関して進んでいる国」はどこですか?

しんコロさんの回答

なかなか難しい質問で、直接の答えは出せないのですが、西欧のペット事情について感じることを書きたいと思います。

僕はしおちゃんと出会う以前は猫の保護活動に積極的に参加していたわけではなかったのですが、しおちゃんと出会ってシェルターのシステムを学ぶ機会がありました。

シアトル時代もペットショップを見かけたことはなかったし、ねこ飼いの知人たちも皆シェルターからの保護でした。しおちゃんの出会いのきっかけをくれたシェルターに感謝の気持ちもあり、またどういう経緯でしおちゃんがシェルターにやって来たのか興味もあり、シェルターを訪れてインタビューしたりドキュメンタリーを撮影したりもしました。

そんな中で、アメリカはシェルターのシステムがうまく動いていることを知りました。「ペットに関して進んでいる国」がどこか、細かな比較は最近は特にしていませんが、西欧諸国はペットや動物に対する人道的な扱いに関してかなり敏感だという印象があります。「動物は人間が管理する」という意識がかなり強いのです。そのため、シェルターを通した保護にも積極的ですし、殺処分をしない保護に対しても前向きです。

一方で、苦しんでいる動物を出さないという目的なのか、安楽死に対してもかなり積極的です。そこが日本人とは感覚がかなり違うように思います。

日本人の僕たちは「チャンスがあるなら生きて欲しい」と思う一方で、アメリカ人は「苦しませてはいけない」という意識の方が強いように感じます。生き物の生死に対してアメリカ人はかなり制御を取ると同時に、責任も取る部分があります。

一方で、それゆえにシビアな判断をさっくりとすることもあります。動物愛護においてそういった「責任を持つがシビア」な姿勢と、日本的な「判断は自然に委ねる」姿勢のバランスがうまくとれている国があるのか、僕も興味深いです。

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気づくのが遅いほど大損!年金の「手続き漏れ」はココに注意して

生活の変化とともに、さまざまな届け出を出さなければいけないことは多々あります。しかし、それを忘れてしまった場合どうなるのでしょうか?特に年金は老後の生活に直結するお金なので、届け出を忘れることで損をしてしまうかもしれません。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者のhirokiさんが、年金の届け出を忘れていた場合はどのような対処をすべきなのか、そしてその場合の年金額はどうなるのかを第3号被保険者期間を例に挙げ解説しています。

過去に年金に関する届出を忘れてた期間を年金記録に結びつけて年金増額!はしたものの…

年金を貰い始めた後、これからこの年金額で暮らすのかと思っているとふとした時に、年金額が変更される事があります。原因はいろんなのがあってキリがないんですけど、65歳前後で変わる事や在職してたから変更された等は特に問題が無い年金額変更の特徴ではありますが、過去の記録が違ってたとかで年金額が訂正されるという事もあります。

13年前ごろに発覚した消えた年金記録問題以降は、しばらくの間は年金額が訂正される人が非常に多くなりました。年金の本来あったはずの記録が漏れてそれが見つかり、年金に反映されて年金額が訂正され、増額になるというパターンだけでなく、過去の手続きをすべきだった部分を忘れていたために年金額に反映されずになったままというパターンも存在します。

今回は、国民年金第3号被保険者期間の事で考えていきましょう。

国民年金第3号被保険者期間というのは昭和61年4月以降のサラリーマンとか公務員の夫(妻)の扶養に入ってたような専業主婦(主夫)だったというような期間です。この第3号被保険者期間はよく、年金保険料を支払わなくてもちゃんと支払ったものとして、将来の65歳から支給される老齢基礎年金に反映される期間です。

※ 参考記事
保険料支払わなくても年金が貰えるという国民年金第三号被保険者がそもそも不公平ではない理由とその歴史的な仕組み(2019年7月有料メルマガバックナンバー)

惚れ薬よりも効果的?愛のホルモン「オキシトシン」を増やす方法

古今東西「媚薬」の類は多々ありますが、昨今はアマゾンでも入手可能なようです。しかしそんな媚薬を使わずとも、信頼や情愛を勝ち取ることができるホルモンが存在することをご存知でしょうか。今回の無料メルマガ『毎朝1分! 天才のヒント』では著者の倉橋竜哉さんが、「オキシトシン」という神経伝達物質の働きを紹介するとともに、体の中での増やし方をレクチャーしています。

愛の生まれるところ

雑誌の怪しい薬の広告はとりあえず読む倉橋竜哉です^^;

「媚薬(ほれ薬)を使ってみたいと思いますか?」という話をしていたのは、つい数日前の朝5時会でのことでして、媚薬って聞いたことぐらいはあると思いますが、それを飲ませたりニオイを嗅がせたりすると、相手が自分のことを好きになってしまう…という、そんなものが本当にあったら世の中混乱必至のクスリであります。

最近、びっくりしたのですが、それがアマゾンでふつーに売っているのをたまたま見つけまして(おいおい!)、しかも購入者レビューに「これをバレないように飲ませたら、相手のガードが下がりました」みたいなことが書いてありまして。いやいや、それって犯罪だろ。こんなことサイトに載せていて、アマゾン大丈夫なのか?…なんて、どうでもいい心配をしてしましいました。

そんな媚薬が本当にあるのかどうかわかりませんが、それに近い作用をする神経伝達物質(ホルモン)に「オキシトシン」があります。「愛のホルモン」「絆のホルモン」などの別名があったりします。

もともと陣痛促進剤や母乳を出やすくする薬として注目されていたのですが、よくよく調べてみると、オキシトシンには他にも効果があるようで、学習意欲や記憶力、免疫力がアップしたり、一緒にいて、これがたくさん出る人は、その相手に信頼や情愛を感じやすくなる傾向があります。社交性が高くなるので、欧米では自閉症の薬として点鼻薬として処方されていたりします。

日本でも売られているのかな?と思いまして、「オキシトシン 点鼻薬」というキーワードで検索したところ、最初に出てきたのがアマゾンの媚薬のページでした(それで見つけたわけです)。

通販の媚薬にオキシトシンを増やす効果があるのかどうかわかりませんが、オキシトシンは「スキンシップ」で増やすことができます。手をつなぐ、手を当てる、ハグをする、キスをするその他のあれやこれやも含めて、肌と肌とのふれあいで、オキシトシンを増やし、お互いの絆を深め、安心感や幸福感が高まります。それだけで、心因性の症状(神経痛や胃痛など)の痛みが緩和することもあります。

あと、何かをしたりされたときに「ありがとう」と感謝の言葉を使うと、言った方も、言われた方もオキシトシンが増えます。

これをお読みのあなたは「オキシトシン」足りていますか?もし足りていないな…ということでしたら、誰かの肌に触れてみるのもいいですし、それが難しければ「ありがとう」という言葉を言う機会を増やしてみるといいかもしれないですね。

★まず私からあなたにこの言葉をお届けします

「愛はどこから生まれますか?」

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アパレル業界の死?Amazonのプライベートブランド服が世界を席巻する日

コロナ禍によって加速した、製造と小売を一体化したファストファッションの衰退と百貨店アパレルの崩壊。このぽっかりと空いた市場は、どこが穴埋めをしていくことになるのでしょうか? メルマガ『j-fashion journal』著者でファッションビジネルコンサルタントの坂口昌章さんは、そんな隙間を埋めるのが米EC大手Amazonの「アパレルPB(プライベートブランド)」ではないかとして、その展望を予測しています。

これからのファッション業界はアマゾン「PBアパレル」が台頭する可能性

1.日本のアパレル市場が大変革

現在、我々の眼前には、店舗流通からネット流通への巨大な流れが見えている。

ファストファッションが衰退し、グローバルSPAもコロナ禍で大減速。百貨店と百貨店アパレルも崩壊を始めている。

つまり、世界、日本のアパレル市場には大きな隙間が生まれているということだ。その隙間を埋めるべく動いているのが、アマゾンである。

米国『Digital Commerce 360』発行の「北米EC事業トップ1000社データベーストップ1000 2020年版」によると、第1位のAmazonは現在、111のプライベートブランドから、2万2,617点の商品を展開しているという。これは、2018年6月と比較すると3倍以上の商品数にあたる。

アパレル、アクセサリー、靴類は、Amazonブランドの商品の54%にあたる1万2,222点を占めている。

アマゾンのPB戦略は、派手な広告をすることもなく、密かに成長している。

最早、マスメディアを動員してプロモーションする必要はない。最も効果的なプロモーションは、アマゾン広告であり、それを自由にコントロールできるからだ。

また、アマゾンはイメージを取るより、実を取る戦略を取っている。ブランドというより単品訴求であり、気がついたらPB比率が高まり、利益率が高まるというのが理想だろう。

2. AI活用のMDモデル

現在、アパレル業界ではAI活用が期待されている。しかし、そもそも日本のアパレル企業の企画手法は、トレンド情報分析が基本であり、統計を重視していない。トレンド情報分析をAIに委ねるのはかなり困難だろう。

店舗販売では、品番ごとの売上のバラツキが少ない。各10枚ずつ、棚に積んであれば、0枚~10枚のバランスが把握できる。しかし、各1枚しか陳列されていなければ、0枚か1枚しか把握できない。

通販であれば、在庫に関係なく、受注が入る。しかも、時系列的な変化も把握できる。店舗販売より、通信販売の方が統計からの判断がしやすいのだ。

しかも、アマゾンであれば、地域ごとの変化も把握できるし、広告の出し方によって需要を判断することができる。

たとえば、二種類のスカート丈の画像をAグループとBグループの顧客に提示することによって、どちらが売れるかを判断できる。

テストマーケティング、アンケート調査等、様々なデータ収集が可能であり、その結果をAIで分析することができる。

AIを活用するなら、AIを活用しやすい需要予測の手法が必要なのだ。

そういう意味では、アマゾンのPBは最も統計処理的、最もAIが活用しやすい事例になるだろう。事例研究としても、アマゾンのPBはとても興味深い。

ロング接客では欲張るな。お客様が買いたくなるクロージングのコツ

商品やサービスの説明に熱が入り接客が長くなってしまった場合、重要となってくるのがクロージング時のまとめですが、なかなか上手くいかないという声も多く聞かれます。具体的に何を意識すれば「まとめる力」がつくのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、「情報をまとめやすくするため数を決めてしまう」という方法を紹介しています。

まとめる力

長い時間接客をしていると、どうしても情報量が多くなってしまい、販売員としても、接客を受けているお客様としても、何が決定打なのかがよく分からなくなりがちです。

そういう時、そのまま無理に決定を迫ろうとしても、まず間違いなく衝動買いに近い買い方になるため、購買までに至ることは少ないですし、たとえ買ってくれても、お客様の後の満足度は下がります。

ですから、長い時間の接客の時には、接客の内容をまとめて、お客様が判断しやすくすることが非常に大事になってきます。しかしこれがなかなか難しいのです。

例えば、接客中には、

  • 商品の特徴
  • 素材
  • 売りとなるポイント

のような商品的な話や、

  • お客様の目的
  • 選ぶ基準
  • 予算
  • どんな場面が想像できるか

などの、お客様のニーズの話などいろんな要素が出てきます。これらを「じゃあまとめますね」と整理しようと思っても、「商品の特徴はこうですよね。そしてここがポイントになりますよね。お客様の目的はこれで、選ぶ基準がこれで、予算がこのくらいですから、この情報で判断してみましょう」みたいな話になってしまって、結局情報量は多いままになってしまい、判断できない状態が継続します。まとめているつもりが、単なる復唱になってしまっていて、上手くまとまっていないことが多いわけです。

だから、まとめる力というものが結構重要になってくるのですが、そんな力を持ち合わせていないよという人でも、割と簡単にできることがあります。

それは、数を決めてしまうことです。

情報をまとめる時に、最も大事な情報を3つまでにまとめてしまうとか、数を絞り込んでしまうのですね。そうするだけで、一気に情報がまとめやすくなります。

接客をしながら、お客様が判断基準にしていそうな部分を抽出して、「じゃあ3つほどまとめてみますね。第一にお客様の目的はこういうことでした。第二に選ぶ基準はこういうことでした。第三に予算がこのくらいでした」というような感じでしょうか(実際にはだいぶ言い方は変わりますが)。

全ての情報を盛り込もうとするよりも、あえて他の情報は一旦切り捨ててまとめてしまうことで、情報整理が俄然楽になります。もちろん、他の情報が必要なら、それはまた別で引っ張ってくればいいことで、いきなり全部をひっくるめようとしないことが大事だということです。そうしてまとめる力がついてくれば、自然と、より多くの情報でも、まとめられるようになっていきます。

ですが、最初から全部をまとめようとしても失敗しがちなので、最初のうちは、意識して数を絞るやり方をとってみると、整理しやすいはずです。クロージングの際などには、非常に重要な接客の仕方になってくるので、ぜひ色々と練習をしてみてください。

今日の質問です。

  • 直近のロング接客を思い返してみましょう
  • その接客の内容を大きく3つにまとめるとしたら、どんなまとめ方ができますか?

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なぜ今「大盛り」の家庭用冷凍パスタが売れている?納得のマーケ術

少子化、消費者の購買意欲のダウンなど、商売人にとって景気の悪い言葉ばかりが目立つ昨今ですが、そんな中でも的確に顧客のニーズをつかみ、利益を上げている企業があります。そうした企業は市場や消費者のどこに注目しているのでしょうか? メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』では今回、大盛りの「家庭用冷凍パスタ」を発売する企業が増えている点に注目。大手の日清食品と日本製粉が力を入れている理由と戦略に迫ります。

価格以外で差別化する。「家庭用冷凍パスタ」の大盛りに学ぶ価値の生み出し方

売上がジリ貧だ、新しいお客様が離れている、というような悩み、あなたもありますよね。

だからといって、安易な値下げや、広告やプロモーション、ホームページの改善など、小手先の手法に頼っていると、根本的な治療はできません。

今号では、売れない、という問題をどう解決するか、売り伸ばしたい、という課題をどう実践するのかを、考えてきます。

家庭用冷凍パスタの大盛りが伸びている!

ここのところ、家庭用の冷凍パスタに、大盛り・Bigを出す企業が増えているとのこと。

私も自宅で仕事をするときがあって、時間がないときの昼ごはんとかに、電子レンジでチンしたりして食べたりします。時間短縮にもなるし、冷凍庫に入れてあると便利ですよね。

最近は、味の種類もバラエティに富んでいて、ミートソースやカルボナーラ、和風の明太子クリームなどなど、ほぼなんでもあります。

また、パスタとしてのカテゴリーも、オーソドックスな「定番タイプ」、ちょっと高級感のある「プレミアムタイプ」と、Bigな「大盛りタイプ」と、かなりの種類が出てきています。

食品新聞によると、特に大盛りタイプの市場が伸び始めているため、大手の日清食品と日本製粉が力を入れてはじめた、とのことです。

日本製粉の方は最近、人気の「オーマイBig」シリーズに大盛りタイプを投入し、好調な売り上げ推移を見せています。

美味しく勝てる市場を探そう

マーケティングがまずすべきは、「美味しい市場」、すなわち大きい・伸びている市場を見つけ、そこに商品を出すこと。これが出発点になります。

売上が見込める大盛り冷凍パスタ市場を切り開こうというのは、正しい戦略です。

冷凍パスタの大盛り市場がここのところ伸びてきた背景には、核家族化で、おひとりさま消費と言われる、2、30歳代の若い層の「個食」が増えてきたことがあります。働く場所から家が遠く、忙しいので簡単に済ませたい、という需要です。

また興味深いのは、逆に高齢者層で子供たちが巣立って、夫婦二人という層の人たちが、1つのパスタを2人で分ける、というような食べ方も増えてきています。

このようなニーズを見つけ出してそこに商品を投入する、というのがマーケティングの王道です。

一方で、食品新聞の記事には、業界内において大盛りタイプは、1個あたりの利益が少ないため、自らの首を絞めるのではないか、という懸念も出始めているようです。

この懸念はある意味正しいのですが、ここで考えたいのが、事業の伸ばし方のステップです。まずは売上をあげ、次に利益をどう出し残していくか、を考えていくわけなので、ここで重要なことは、売り上げを上げる際に、価格の安さだけの勝負にならないようにするために、

何をするべきか? に知恵を使うべきということでしょう。

石原さとみ、突然の結婚発表のウラに創価学会?その意外な背景とは

誰もが驚いた、女優・石原さとみ(33)の突然の結婚発表。さとみファンはもちろん、世の多くの男性がため息をつき、悔しがった。相手は同い年の会社員男性で、挙式や披露宴は未定。会見の予定はなく、妊娠もしていないという。祝福ムードが漂う一方で、「入籍はこれから」というフライングでの結婚発表に疑問の声も…。何が結婚発表を急がせたのだろうか?そこには、石原さとみも学会員だという創価学会の影響があるのではとの見方が広がっている。

結婚発表は創価学会の「大切な日」に合わせた?

主演したフジテレビ系連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」も好評のまま幕を閉じた石原さとみ。

ドラマ関係者に迷惑をかけないよう、最終回を待って幸せの報告をしたのかと思いきや、どうやらそうではないという推測が出始めている。

実は10月2日という日は、宗教法人創価学会が定める「世界平和の日」。1960年に現名誉会長である池田大作氏が世界平和のため、初の海外指導の旅へと出発したことから制定された。

そんな創価学会にとって“大切な日”に、学会員でもある石原は、結婚発表という自らの“大切な日”を合わせたのではないかと言われている。

そもそも石原さとみが創価学会信者であることは一部の間で知られた話。両親が学会員であることもあってか、石原は小学校から高校まで創価学会が関連する学校に通っていたという。今も大の仲良しだと語る石原の父親は、創価学会の幹部クラスという情報もネット上では伝えられている。

芸能界に数多くいる創価学会信者

石原さとみだけではない。芸能界には創価学会信者がとても多い。創価学会には「芸術部」という組織があり、タレントの久本雅美が高い地位にいるということは有名な話だ。

他にも、女優の岸本加世子や歌手の山本リンダ、高橋ジョージなどが知られているが、「え?あの人も!?」という芸能人たちもたくさんいる。

石原と同じ女優では上戸彩、井上真央、俳優陣には松山ケンイチ、段田安則。特に多いのがお笑い芸人で、加藤茶、仲本工事、山田花子、ナイツなどベテランから若手まで幅広い。

また、ジャニーズ関連では、滝沢秀明、松本潤なども創価学会員ではとの噂がある。

芸能人が創価学会信者になるパターンはいくつかあるが、石原さとみのように親の影響で小さい頃からずっと学会員の人間もいれば、大人になってから知人や友人を通して創価学会信者になる人も多い。

久本雅美は共演者やスタッフに対して熱心に入会を勧めることで知られ、久本を経由して創価学会員になる芸能人はかなりいるという。