【動画】結婚式に「演出」のようなタイミングで落雷、停電!

愛し合う2人の門出を祝う結婚式。大事な式典だけにできればトラブルが起きることなく終わってほしいもの。

しかしこちらの動画では予想だにしないハプニングが起きてしまったようで・・・
 

 
シチリア島で行われたとある結婚式の映像。

神父が話し終えたタイミングで、ちょうど落雷による停電が発生!

あまりにタイミングが良すぎて、思わず何かの演出かと思ってしまいそう。

タイミングが良かったこともあり、式自体にそこまで影響はなさそうだ。

こんなハプニングも、時が経てば良い思い出になってくれることだろう。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(Video Insolite)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

記事提供ViRATES

 

迷える現代人よ、新しい価値観は「渋谷」で見つかるかもしれない

さまざまな産業が進化し、スピーディーな変化を求められる現代社会では「多様性」という言葉が必要不可欠なキーワードとなってきています。そんな多様な未来を考えるイベント「Social Innovation Week Shibuya 2019」が2019年9月11日(水)~22日(日)の11日間限定で開催されます。

新しい価値観とはなにか?

shibuya1

「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019(通称SIW)」とは、多様な未来を考える都市回遊型イベントです。若者が集まるエリア、渋谷・原宿・表参道を中心にカンファレンスや体験プログラムが開催されます。

次世代の急先鋒を切る識者が登壇する今年のテーマは 「新しい価値観 〜New Rules〜」。

あらゆる産業が加速度的な進化や変化を求められる時代。世界を魅了するアイデアや体験、サービスは、新しい価値観を生活者に提供し、さらにその新しい価値観から、誰も見たことのない社会がデザインされていく時代とも言えます。

新しい価値観とはなにか?2019年の「SOCIAL INNOVATION WEEK」は、この問いに挑みます。

3つの要素から構成。次世代を担う方々が登壇

shibuya2

1:LEARNING (ラーニング)

●SHIBUYA AWARD(シブヤ アワード)

新しい視点や発想で社会変革に挑む、ソーシャルイノベーター等によるプレゼンテーションを今年も実施。選考委員の審査により社会をより良い方向に導くプロジェクトや人を表彰します。

●DIVE DIVERSITY SESSION(ダイブ ダイバーシティ セッション)

国内外からさまざまな有識者を招き、多様な未来の可能性を探求するトークセッションを展開します。

2:NETWORKING (ネットワーキング)

参加する人が自由に交流できる機会を提供し、オープンイノベーションへとつながるきっかけを創出します。

3:EXPERIENCE(エクスペリエンス)

子供から大人まで誰もが好奇心を刺激されるプログラムを渋谷〜表参道エリアのオープンスペース等で展開します。

イベント詳細

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

PR:ソーシャルイノベーションウィーク実行委員会

なかなか歌わせてもらえない演歌歌手。歌い始めた司会者に激怒!?

台所のお手入れでやっかいなのが「レンジフード(換気扇)」のお掃除!

はい、いかがでしたでしょうか。なかなか歌を歌わせてもらえない演歌歌手の方、ちょっと可哀相でしたね。
さて、この動画でお伝えしたかったのは何かというと台所の「レンジフード」つまり換気扇のお掃除って大変、でもあのレンジフードだけ交換できるんです、しかも「10年間ファンのお掃除不要(※1)」、それがフジテックメンテナンスの「エアプロ(AirPRO)」と、いうこと。みなさん、ご存じでしたか?

10年間ファンのお掃除不要!「エアプロ(AirPRO)」で換気扇をキレイに快適に

レンジフードに対する一番の困りごとである「掃除の大変さ」を『汚さない』という発想により解決した機能、それが「AirPRO」の「オイルスマッシャー機能」です。汚れなければ掃除がラクになる、そのために、より多くの油をレンジフード内に浸入する手前で捕集することを追求しました。従来のレンジフードのフィルターの代わりに、高速回転するディスク状のフィルターを搭載。ディスクの回転により吸い込む油煙から油を高効率で分離、ディスク外周のオイルガードに遠心力で飛ばし回収します。本機能によりディスクまでで油を約90%捕集(※2)。これまで高所で手が届きづらく掃除が大変だったファンやレンジフード内部(※3)の掃除不要を実現しました。

「レンジフード国内シェアNo,1」(※4)の富士工業グループだから実現できた、「AirPRO」(エアプロ)。ぜひ、あなたのご家庭でも実感してみてください。さあ、これからエアプロしましょ♪

※1 「お掃除不要」とは、レンジフード内部が汚れないという意味ではありません。普及製品:BDR-3HL(富士工業製)の1年間相当の油が付着する期間が、オイルスマッシャー搭載製品は約10年となるため、製品設計上の標準使用期間中はお掃除をする必要がないとしています。普及製品について1年に1回ファンを清掃することを前提としています。
※2 各数値・汚れ具合は富士工業規定の試験方法によるものであり、設置環境や使用方法により異なる場合があります。
※3 内部:ケーシング
※4 出典:シェア64.1%・富士経済「2017年版住設建材マーケティング便覧」<2016年実績>

● AirPRO

PR: フジテックメンテナンス株式会社

前途多難。それでもワークマンは、ユニクロの牙城を崩せるのか?

ユニクロなどファストファッションをお洒落に着こなすロジックを解説する大人気メルマガ『【最も早くオシャレになる方法】現役メンズバイヤーが伝える 洋服の着こなし&コーディネート診断』。その著者・MBさんが、いま若い女性まで新たな顧客として取り込み始め急成長している「ワークマン」の商品でお洒落になるコーディネートを、ビジネス分析とともに詳しく解説しています。

ワークマン総評「生産背景と目的から見る”甘さ”から、ユニクロ超えならず」

昨今注目されているワークマンですが、今回はワークマンのカジュアルアイテム、ブランド展開、コーディネートについて徹底的に語ります。果たしてワークマンは第二のユニクロになれるのか? 専門家であるMBが論理たっぷりに、またビジネス観たっぷりに語ります。

アウターの一部は確かに「ユニクロ超え」

ワークマンの店舗数はユニクロと近くまた作業服とは言え洋服を作ってきた歴史も長い。条件だけで言えばユニクロ並みのコスパ品を作ることが可能であり、「ユニクロの牙城を崩すことが出来る唯一の企業」とも言えるでしょう(店舗数で言えばユニクロよりしまむらが上ですが、しまむらは型数が多くまた店舗により商品展開が異なるためロットは比較的少なめ。ユニクロのように巨大ロットでモノを作ることに慣れてるわけではない)。

洋服の値段は工業生産的な論理で決定されます。数が多ければ多いほど単価は安くなる、基本的にはただそれだけの話なので、ワークマンはその点他企業よりも大きな優位性を持っていると言えるでしょう。

で。肝心のモノを見ると確かにコスパは凄まじいです。
例えば

オススメアイテム

661ma01

BRAND:ワークマン
ITEM:透湿レインスーツSTRETCH
PRICE:4,900円
https://store.workman.co.jp/item/item.html?i=661

コーディネートは後述しますが、こちらのマウンテンパーカーは多分世界一レベルでコスパが良いです。アウトドアでよく見る透湿防水素材(雨など外部からの水を防ぐ上に内部の蒸れは逃すハイテク機構。都市生活でよくある外は寒いけど電車の中は暑いといった様な状況でも快適に過ごせる。電車の中で汗だくにならない)を使ったマウンテンパーカー。GORE-TEXなどでおなじみですね。

市場で買えば1万円未満のものなどほとんどないハイテク素材のマウンテンパーカーですが、こちらなんとパンツとセットで4900円と驚異的な価格設定。勿論透湿防水と言ってもスペックがあります、例えばプロユースのGORE-TEXなどに比べれば機能性はやや劣りますが、それでもこのクオリティで1万円を切って提案しているところはおそらく世界中探してもほぼ無いでしょう。パンツとセットなんて聞いたこともありません。

※参考「ブロックテックパーカ」

03_404362
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/404362/

ユニクロも数年前からアウトドア需要を見越して ブロックテックという自社開発の透湿防水素材のアイテムをローンチしていますが…正確なスペック比較をしているわけじゃありませんが(そもそもどちらの商品も都市生活においては十分なスペックなので比較の意味がないと思ってしていません)個人的にはワークマンの方が素材感は上だと思ってます。

ブロックテックパーカー(コート類のブロックテックとマウンテンパーカー類のブロックテックは微妙に違うので注意、ここではマウンテンパーカーの話です)は柔らかくテロンとした素材感でハリがない。だからこそインナーとしても使える汎用性がありますが、その分マウンテンパーカーの特徴である首元部分が寝やすいため小顔効果に欠けるのが難点です。

他方ワークマンのこちらのアイテムは固い素材でハリがある。インナーに入れるとゴワつく反面、首元が立ちやすく小顔効果があり、また固めの素材のため体にフィットせずシルエットを美しく見せてくれます。(柔らかい素材は体の線を拾ってしまうため体型が分かりやすくなる、逆に固い素材は体の線を拾わないため体型をごまかせます。)

値段で比較しても定価はワークマンの方が安い。ただユニクロの方がデザインはシンプルで万人にウケやすいとは思いますが、逆に言えばそれは「つまらない」とも捉えられる。

ワークマンの方はアウトドアのデザインを詰め込んでおり地味にならない。胸元の止水ZIPや脇下の切り替えなど、「やりすぎ」ではない程度のデザインを盛り込んでおりシンプルだけど地味にならないオシャレ感のあるものに。もちろん好き嫌いがあると思うので「ワークマンの勝ち!」とまでは思いませんが、少なくともブロックテックを買うときにもう一つ「悩む選択肢」にはなるでしょう。このアイテムに関しては十分「ユニクロ一強の牙城を崩している」と言えます。デザイン的にもスペック的にも。

とりわけアウター類に関しては「ワークマン感」はほぼ無く、名品が多かったです。安く手頃で形もよく機能性も高くデザインも悪く無い、そんな印象でした。

コンセプトが甘くまだまだ発展途上な部分も

では全てが全てワークマンが優れているか、と言われると決してそうではありませんでした。上記の通り巨大で豊富な生産背景を持っておりモノ作りのレベルは高い。しかしあえて辛辣なことを言わせていただくと「コンセプトが甘すぎる」と個人的には思います。

6058ma01

https://store.workman.co.jp/item/item.html?i=6058

5918ma01

https://store.workman.co.jp/item/item.html?i=5918

6091ma01

https://store.workman.co.jp/item/item.html?i=6091

例えばこれらの商品は10年以上前の楽天市場で見かけたような酷く粗雑なデザイン。もちろん作業着としては優秀なのでしょう。ポケット類が多く動きやすく機能的、頑丈さもあり旧来のワークマンとしては文句ないものだと思います。しかしながら街着として考えるとあまりにもトレンドを意識していない、デザインがあまりにも古くチープです。

私は「洋服は文脈である」となんども説いています。例えばディオールのコートでもセリーヌのスキニーでも使い方を間違えれば野暮ったくなります。他方で楽天の安っぽい服でも使い方が真っ当であるならばおしゃれに機能することもあります。全ては文脈であり正解は常に相対的。「これを買えば絶対間違いない」「これを買うのは絶対間違い」ということはほぼありません。

上記の商品も「作業用として」は優秀なものだと思います。また、極めて限定されたある特定の着こなしにおいては「おしゃれ」に機能させることも不可能ではないでしょう。しかしこのメルマガでピックアップするような「良品」ではありません。誰もが使いやすい、トレンドデザインに優れている、シルエットが綺麗、、、どれも該当しません。相当のコーディネート力がある人ならなんとか着回せるんじゃない?レベルです。限りなくNGに近いアイテムだと思います。

お客様をどうしたいのか?目的が定まっていない

なにが言いたいかというと・・・
ワークマンの問題点は「街着用の服と作業用の服をハイブリッドしてる」点にあります。実はワークマンはカジュアル業態店舗である「ワークマンプラス」においても、「街着専用に開発した商品」が一点たりとも無いそうです。全て作業服として使える従来的なワークマンとしての商品であり、ワークマンプラスはその中で「街着として使っても違和感のない服」を集めた業態だそうです。ここに大きな問題があると私は感じました。

上記の通りですが
「作業着として優れている」という文脈から導き出すデザインと、
「普段着として優れている」という文脈から導き出すデザインは、
全くもって異なります。

その中でたまたま交差点を見たのが「アウター類」です。上記で紹介した通りマウンテンパーカーは作業着としても日常着としても優れたものです。しかし例えば紹介したものの「セットのパンツ」などは日常着としては酷すぎる出来です。

シルエットはなに一つ考えられていない。ただ「雨を防ぐ」くらいにしか捉えてないでしょう。オマケにしてもひどい出来です。着用感もラバーの質感が不快で蒸れも起こりやすい。もちろん作業用としては及第点なのでしょうが、日常着としては目も当てられないレベルです。

街着として提案している限りはワークマンプラスは「お客様をオシャレにする」という洋服ブランド共通のミッションを持っているはずです。
しかしながら「作業着」というくびきの中でそれを行おうとしているため、「イマイチおしゃれにならないけど、まあいいか」という妥協を感じます。作業着を目指すのか街着を目指すのかコンセプトがどっちつかずで甘いため、「たまたま交差点を突くことが出来たアタリ品」以外はなんとも言えない野暮ったさに溢れているのです。

条件がある分、ユニクロにはまだ劣る

実はこれ考えてみたら仕方のないこと。
「ワークマンは800店舗あり、だからこそロット数が多く、単価を安くできる」と書きましたが、つまり「既存800店舗で売れるもの」じゃないと高コスパを実現できないのです。

街着業態である「ワークマンプラス」はまだ数店舗しかない。この数店舗だけで展開する商品を作ってしまえば、並のブランド以下のコスパになる可能性もあります。だから彼らは「作業着として売れるもの」を前提条件に持ってくるしかないのです。

とりわけ難しいなと感じたのはパンツ類です。
パンツのシルエットは全くと言っていいほどトレンドを意識していない。ボリュームある作業靴を合わせるためか裾幅は甘いし、その割にモモ幅は細くなっているため歪な印象を受けます。

「体を美しく見せる」という目的によって作られているユニクロ製品と
「(作業着として使える範疇で)なるべく美しく見える」という目的によって作られているワークマン製品とではやはり差が出てしまうのですね。

VMDもまだまだ甘い

※参考画像「ワークマン店内」

L1009378
http://www.neqwsnet-japan.info/wp/wp-content/uploads/2019/08/L1009378.jpg

またVMD(商品陳列)もおかしいと思いました。
ワークマンプラスは街着として提案しているのか、純粋な作業着として提案しているのかが明確に区別されていません。ららぽーとなどのモールで「洋服屋さん」として入ってきた人が間違えてシルエットの悪い作業着を掴む可能性があるということ。

「お客様をおしゃれにしたい」という目的よりも「街着としても使えそうだから売ってみよう」という想いが透けて見える気がします。街着として提案するならせめてもっとコーディネート提案やそれに即した商品陳列をすべき。「お客様に良いものを与える」「お客様をおしゃれにする」そうした気概をあまり感じません。

キリンビール「本麒麟」大ヒットの秘密に学ぶ、企業文化の変え方

キリンビールの「本麒麟」のヒットの裏には、中途入社した執行役員の企業文化に捕らわれない戦略があったようです。メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』発行人の理央周さんは、日経新聞の記事を紐解き、ビール業界の課題と老舗企業を蝕む「大企業病」を克服する方法を示します。大企業に限らず、硬直化した組織を変革しヒットを生むために必要なものとは?

ヒット商品を生むには社員を変えろ!キリンビールに学べ

キリンビールが面白い試みをやっているそうです。日経新聞8月14日の記事によると、キリンホールディングスの磯崎社長は、4月の入社式で新入社員を前に、「これからは外部から中途採用した人材が、5割になっても構わない」と言ったそうです。

現在のキリンホールディングスでは、中途採用人員が全人員の1割にも満たないそうなので、相当強く意味があるメッセージだと言えます。なぜ、磯崎社長はこのような発言をしたのでしょうか?

ビールの市場の特徴

ビールの業界は典型的な寡占市場です。最近でこそ、ヤッホーブルーイングなどが頑張っていますが、アサヒ、キリン、サントリー、サッポロの4社の、メジャープレイヤーが長年市場でシェアを取り合ってきました。

市場の伸びが鈍化した寡占市場では、1社からヒット商品が出ると、競合が似たような商品を出して追いかける、というパターンがよくあります。1980年代後半に、アサヒビールが、スーパードライを出して大ヒットしたときに、他社が次々と自社のドライを出したような状況になることが、よくみられます。

本麒麟のヒットまでは、キリンビールもそうだったのでしょう。ビール好きの私も、売り場にいっていざ買おうとすると、メーカーが違うだけで、同じような種類のビールばかり。そうなると、自然と値段が安いものを買ってしまいます。

このメルマガで何度も書いているように、目に見える点、素材や価格などの商品の属性だけで勝負していると、最終的には「じゃあ、安い方にしておこう」となるのが、消費者心理です。これが、商品カテゴリーのコモディティ化による、値引き合戦の引き金です。企業側としては、値段の安さではないところで、勝負をしていきたいところです。

本当にあった怖い話。マンション管理人に住人の部屋番号を聞く男

管理員常駐マンションの仕組みを悪用し、管理人から物件の居住者情報を引きだそうとする訪問者も存在するようです。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、管理員が実際に経験した「本当にあった怖い話」を紹介しています。

本当にあった「怖い話」

こんにちは!廣田信子です。

マンションの管理員さんをしていた方が、「こんな場合は、どうしたらよかったんですか?」とセミナーの後、質問に来られました。

受付窓口に、

 

「このマンションにお住いの『〇〇さん』のお宅に伺ったんですが、部屋番号をうっかり聞くのを忘れていてどのお部屋かわからないのですが…教えて頂けませんか?

 

という男性が。私が、マニュアル通り、

 

「申し訳ございませんが、個人情報ですので、こちらではお答えできません。ご本人にどうぞ電話でご確認ください」

 

というと、

 

「携帯電話に掛けているのですが、たぶん、私が来るので、準備に忙しいのか、携帯電話に出てくれなくて…。困ったな…。じゃあ、端から、全部のお宅を呼び出すしかないのかな~」

 

…と。私は、全部のインターホンを押されては、居住者に迷惑が掛かると思い、

 

「では、お教えしていいかどうか、こちらで確認しますので、お待ちください」

 

と言って奥に入り、そのお宅に、管理事務室のインターホンから連絡したんです。それが大失敗でした。私は、どうすればよかったんだろうと今も悩んでいます。

…と。その話を聞いて、別に間違った対応じゃないと思うけど、何が問題だったの?と聞くと…

インターホンの連絡に、相手が出なかったので、受付窓口に戻って、

 

「○○さんは出られませんよ、お留守じゃないですか…」

 

と伝えようと思ったら、もう男性はいなくなっていました。あれ~おかしいな…と思ったのですが、日にちを勘違いでもしていて、それに気づいたのかな~と。

 

でも、私はたいへんなことをしてしまっていたのです。

 

その男性の目的は、「〇〇さんがこのマンションに住んでいるかどうかを確かめることだったんです。その男性は、「〇〇さん」のDV夫で、「〇〇さん」は、その夫から逃げてこのマンションに引っ越してきたのだったんです。

 

もちろん、私はそんなことは知りません。

 

DV夫は、何かの情報で、「〇〇さん」が、この周辺にいるらしいと突き止めこの地域のマンションをすべて回って、同じように、「〇〇さん」がこのマンションにいることを知っているかのように言って、管理員さんの反応を見て回っていたのです。

 

私が根負けして、「本人に教えていいかを確認する」といった時点で、DV夫は、「〇〇さん」がこのマンションにいることを確信。それで目的は果たしたので、正体が知られないうちに消えたのです。

 

私は、「〇〇さん」の事情を知らなかったので、自分がたいへんなことをしたことに、その時は気づかなかったのですが、何となく、気になって、一応、こういうことがあったということを「〇〇さん」にメモで伝えたので、今回のことの真相がわかり、本当に青ざめました。

 

警察へ連絡して、マンションの周りを見回ってもらうようお願いしましたが、私のせいで、事件にでもなったらと、「〇〇さん」が無事引っ越しされるまで、本当に生きた心地がしませんでした。

 

警察の周囲のマンションへの聞き込みで、周囲のマンションを軒並み同じように回っていたことも後からわかりました。見るからに、凶暴な感じだったら、私もわかったんでしょうが、ごく普通の人で、ほんとうに困っていたようだったので、私も、突き放し切れなくて…。

 

これまでも、子供や町内会の人が訪ねてきて、部屋番号がわからないというので、ご本人に確認して、教えたことがありましたが、もう誰が何と言ってきても、住んでいるかどうかもまったくわからないように、ポーカーフェイスで突き放すしかない…ということなんですかね。

…と。この話を聞いて、私でも引っかかったかもしれない…とショックを受けました。

何だか、世知辛いようですが、窓口を預かる管理員さんには、こんなこともあるということを知っておいてもらいたいと思って書きました。そして、DV夫やストーカーから逃げている方はぜひ管理員さんにその事情を事前に伝えてくださいね。

こんなことを書くのは、人と人とがますますつながりにくくなるようで、何だか寂しいですが…安全のためには仕方がありません。

image by: Shutterstock.com

いじめに加担した教師を守る腐りきった教育委員会の呆れた言い訳

山口県周南市で起きたいじめ自殺事件において、いじめに加担していた教師が懲戒処分を受けることなく、「口頭注意」のみで済まされていたことが明らかになりました。今回の無料メルマガ『いじめから子どもを守ろう!ネットワーク』では、このような理解に苦しむ判断を下した山口県教育委員会を批判するとともに、「いじめ防止対策推進法」にいじめへの加担、助長、放置、隠蔽に関わった教師の懲戒処分を明記するなど、その改正の必要性を強く訴えています。

教師からのいじめを懲戒できない不条理

8月20日付の読売新聞オンラインで、「揺れる『いじめ防止法』…放置した教職員を懲戒すべきなのか」という記事が掲載されました。校長会などの教育関係団体が懲戒規定に反対していじめ防止対策推進法の改正案から懲戒規定が削除されたこと懲戒規定削除にいじめ被害遺族らが反発している現状を紹介し、「法改正を目指すには、遺族や教育関係団体それぞれの主張の妥協点を見いだし、意見調整をすることが欠かせないと言えそうだ」と結論付けています。(2019年8月20日付読売新聞オンライン)。

私たちは、長らく教師のいじめ加担、いじめ助長、いじめ放置、いじめ隠蔽等を抑止するためには懲戒規定が必要だと訴えてまいりました。教師が、いじめを放置したり、いじめに加担することで、いじめが深刻化してしまった事件が数多く起きているからです。いじめによる長期の不登校、いじめを苦にしての自死、いじめ被害者や家族の精神疾患。加害者が問題なのは当然ですが、ここに至る前に早期に対処すれば自殺や不登校をくいとめることもできたとしか考えられない事件が起きています。

最近では、7月、山口県周南市で、高2男子生徒が2016年7月に、鉄道自殺した事件が大きく取り上げられました。教師が加害者と一緒になって生徒をいじめていたことを知りながら、山口県教育委員会は、「いじめに類する行為」であるが、「懲戒の指針に照らしあわせた結果、懲戒処分には至らない」として、いじめに加担した教師を懲戒処分しなかったという内容です。

この事件では、

1.当初の第三者委員会は、生徒は日常的に「いじり」を受けていたこと、教師たちは「いじられキャラ」、「それで人間関係が保たれる」などと問題視しなかったことを認め、「いじめ」に該当するものもあったと認定しましたが、「いじめのみを自殺の要因と考えることはできない」と結論付け、しかも県教委が、遺族に、「(調査報告書の)内容を外部に口外しないとする文書への署名を強要したことも判明しています。

2.遺族の求めに応じて再調査した「県いじめ調査検証委員会」は、本年2月、

  • 体形や髪形をからかい、「キモイ」などと言った、
  • 女子生徒の制服のリボンを頭に付けられてスマホで撮影された
  • ラインのグループから退会させられて仲間外れにされた等、同級生らによるいじめ18項目を認定

教師のいじめについては、

  • 部活顧問が、他の部員たちに「○○に預けとけ。○○が片付けるよ」と言って、練習後の片づけを押し付けた
  • テスト中に、「ちゃんとやったんか」と個別に話しかけた
  • 授業中に不必要に名前を連呼した

など一部の教員による5件の行為について、「いじめに類する行為」であると認定し、「教員に配慮と適切な対応があれば自殺を防げた可能性があった」と結論づけました。

3.教職員20人への聞き取り調査をまとめた文書も遺族に渡されましたが、それは、「(死亡した生徒は)能力が異常に低い」、「学習障害」、「やりとりもかみ合わない」、「いじられながらも相手をしてもらった方がいい」、「いじりを行っていた生徒も知っているが、みんな良い子」等の教師側の言い訳にあふれたものでした。ご遺族は、関係教員の処分を強く求めていました

この訴えに対して、本年7月23日、県教委は、野球部顧問の教諭を、生徒の入部時に保護者の意向確認をしなかった等を理由に「口頭厳重注意のみとし、同じく「いじめに類する行為」を行った他の教員には懲戒処分なし。当時の校長は、「減給10分の11か月)」の懲戒処分、当時の教頭2人は、いじめ調査を実施しなかった等として、「文書訓告」とされました。

血液型占いのレベル。教育にハウツーを持ち込むバカバカしさ

日々の生活でハウツーやマニュアルに救われることは多いものですが、対象を「子供」とした場合、それは通用するのでしょうか。今回の無料メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』では著者で現役教師の松尾英明さんが、子供への教育にハウツーは適用できるのかを考察しています。

教育における「ハウツー」は通用するか

「こうすればこうなる」というのが「ハウツー」である。ハウツーは、技術の伝達手段として、あるいは適正な作業手順としてとても大切なことである。

ところで、ハウツーは、子どもへの教育に適用できるのか。

これは「時々まれに当てはまることがなくもない」という程度である。「似たタイプ」であれば、多少当てはまることもある。タイプとは、類型化である。

例えば血液型性格診断は、4分類の類型化である。大まかなので、当てはまるかもということも結構ある。しかし、A型だから必ずこうということはないというのはこれが好きな人にも自明のことである。

教育のハウツー系は、その程度の確率で考えた方がよい。似た傾向があっても、目の前の子どもが他と全く一緒ということはない。違う人間なのだから当然である。

兄弟は違う性格に育つ。同じ親が育てているのにも関わらずである。「学校教育の影響だ」という外的要因だけではない。よく泣くとか、ほとんど泣かないとか、0歳児の時点で全く違うのである。

つまり、例え兄弟であっても、生まれてもってくる種が違うと考える。当たり前だが、ランと松の木では育て方が全く違う。胡蝶蘭は高く売れていい、マスクメロンの果実ができたらいいと思うのが、成果主義、経済中心の考え方である。

実際の社会において、花や果物が胡蝶蘭とマスクメロンばかりでは困る(というより、その状況では市場原理により、価格は急落する)。多種多様、色々な子どもがいるからいいのである。均質ほどつまらないことはない。ハウツーで何でもうまくいけるほどつまらないことはない

競争社会で勝つ人間を育てたいのかもしれない。しかし少なくとも、公教育で目指すのはそこではない。

公教育で育てるのが社会に健全に生きる人間である以上、競争ではなく、協奏協働できる人間のはずである。協奏、協働とは、個性をおさえて周りに合わせることではない。独自の個性を発揮して他と調和することである。

まとめると、ハウツーで均質に一つの価値観に沿った人間を育てようとするのはもはや無理がある(戦争における「駒」としての兵には、これが最も必要かもしれない。「上の命令に従う」という価値観への均質が求められる)。

多種多様な個性の育成。これからのダイバーシティの社会において求められる教育は、従来のそれとは真逆なのかもしれない。

image by: Shutterstock.com

経済重視、ずさんな暑さ対策。でも五輪は「絶対失敗しないので」

いよいよ開催まで1年を切った2020年の東京五輪。観戦チケットの抽選や聖火ランナー募集なども始まりましたが、心配なのは日本の酷暑です。年々厳しさを増す夏の暑さに、選手はもちろん応援する観客やボランティアスタッフの健康状態も危ぶまれています。そんな中、虚構新聞社公式Twitterアカウントのこの記事ツイートが大きな話題となっています。

オリンピックのずさんな暑さ対策を皮肉った内容に、計1万を超えるRT・いいねが。「案外本気で大会関係者は神風が吹くと思っていそう」「現実記事と虚構記事の区別がつかない」「リアルがフェイクのようであり、フェイクがリアルのよう」など多数の意見が寄せられました。中には、記事のリアルさゆえか、現実のあまりの異常さのせいか、一部には本気で騙されてしまった人も。この反響について、虚構新聞の社主UKさんが自身のメルマガ『虚構新聞友の会会報』の中でクールに語られています。

流言蜚語〜オリンピックの話〜

20日に配信した本紙記事「「暴れる猛暑、護摩で調伏」五輪期間中、祈祷師3千人配置へ」がツイッターのトレンドランキングに入っていました。なぜかついでに「虚構新聞」というワードまでトレンド入りしたこともあり、昨年7月の「東京23区、全面ドーム化へ」以来、一時サーバーが落ちるほどの大きなアクセスとなりました。

▼「暴れる猛暑、護摩で調伏」五輪期間中、祈祷師3千人配置へ
https://kyoko-np.net/2019082001.html

▼東京23区、全面ドーム化へエアコン完備「全天候型都市」目指す
https://kyoko-np.net/2018071901.html

ちなみにさらにさかのぼると、一昨年にトレンド入りした「琵琶湖の水全部抜く」も8月配信ということで、ここ数年はだいたい夏になると目立つ感じになるようです。

▼「琵琶湖の水ぜんぶ抜く」外来魚駆除に「排水」の陣
https://kyoko-np.net/2017082301.html

さて、話は今回の「護摩で調伏」について。一読して「前に読んだことがある気がする」と気付いた方は、なかなかのマニア。「祈祷師を呼ぶ」というパターンは、実は過去にも一度記事にしたことがありました。

▼政府、大飯原発に祈祷師200人を派遣へ
https://kyoko-np.net/2012061301.html

今を遡ること7年前、政府(※当時は民主党・野田政権)が福井県の大飯原発再稼働を決定したときに、同じ趣旨の記事を書きました。ちなみにオチはこんな感じ。

『祈祷の有効性・実効性について、政府関係者は「神のみぞ知る」として、再稼動前からすでに事故責任の所在を神になすりつけており、原発が文字通り「安全神話」でしかなかったことを改めて裏付けたかたちだ。』

来年の東京五輪・パラリンピックが猛暑に襲われるか否か、これも同じく「神のみぞ知る」状況ではありますが、猛暑という災害は、突発的な自然災害に左右される原発事故と違って、今からでも十分に危険が予見でき、なおかつ本気を出せば十全な対策を立てることができます。これでもし来年、熱中症で死者が出ようものなら、明らかな「人災」と言っていいでしょう。

「護摩」の前週14日にも「新国立競技場に巨大風鈴設置」という雑コラ記事を書いたのですが、これら2つの記事を通じて暗にほのめかしたのは、暑さ対策のお粗末さです。

▼涼しげな音色で酷暑乗り切れ新国立競技場に巨大風鈴設置
https://kyoko-np.net/2019081401.html

「巨大風鈴」も「護摩焚き」も、真に受けた人は皆無に近いですが、しかしながら「本当なんじゃないかとほんの一瞬戸惑った」という感想は多く目にしました。裏返せば、これまで行われてきた暑さ対策がいかに虚構じみていたかということでもあります。

既にご存知の方も多いと思いますが、虚構じみてる例を1つ挙げると、組織委員会では来年、競技会場入り口にアサガオを飾って涼しさを演出するのだそうです。

▼アサガオで警備に癒やし=東京五輪・パラ会場に4万鉢−組織委(時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019052500190&g=spo

『夏は暑さが厳しく、警備は物々しいイメージ。大会組織委員会の担当者は「涼しげになってリラックスしてもらえれば」と話す。』

美観の面でアサガオを飾ること自体は問題ないですが、果たして訪日する海外の観戦者に「アサガオ=涼しげ」は通じるのでしょうか。

もちろん、暑さ対策として競技時間を早めるなどしていることは知っています。しかし、いざ実際にテスト大会をしてみたところ、選手や観客から不満が続出。関連記事を挙げればきりがないほどで、テスト大会を実施して本当に良かったとしか言えません。

▼「暑い。耐えられない」五輪ボートテスト大会課題浮上で対策見直しも(産経)
https://www.sankei.com/sports/news/190809/spo1908090036-n1.html

▼馬事公苑で馬術テスト大会トップ大岩、暑さに危機感(産経)
https://www.sankei.com/tokyo2020/news/190812/tko1908120001-n1.html

▼ホッケー五輪テスト大会暑さ対策は霧吹き扇風機(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/sports/news/201908180000345.html

▼お台場でパラトライアスロンW杯水質悪化、スイム中止東京大会へ懸念強まる(毎日)
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20190817/dde/041/050/017000c

それにしても、ここまで来ると「どうして炎天下の東京でスポーツ大会を開かねばならないのか」と、東京五輪・パラリンピックの存在意義そのものが疑わしく感じられます。元をただせば、五輪誘致のために出した資料に「この時期の天候は晴れることが多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と、当の日本人が読めば首を傾げるような文言を載せた段階でおかしかったのです。

さらに開催決定後も、費用が膨れ上がることへの批判を避けるために新国立競技場の設計を見直した際には、安倍首相がリーダーシップを発揮して、客席の冷暖房設備をカット。首相は会議では「暑さ対策なら、『かち割り氷』だってある」と発言したそうです。確かに、かち割り氷はすばらしいアイデアでございます。

▼首相「冷暖房はなくてもいいんじゃないか…」土壇場で工費カット驚く遠藤五輪相(産経)
https://www.sankei.com/politics/news/150828/plt1508280044-n1.html

この惨状を前に、誰もが「前回大会のように、秋開催に変えればいいのでは」と考えますが、大リーグなどスポーツイベントが続く海外の事情に配慮して、秋開催への変更は不可。かくして招致には成功したものの、もはや引くに引けない、下手をすると「日本は夏に訪れる場所じゃないという印象だけを世界に発信するセルフネガティブキャンペーンとして記憶されかねない状況に陥りつつあるわけです。

これも結局のところ、招致当時、今より不況の色が鮮明だった日本が、景気対策の1つとして経済効果ばかり目を向けた結果、スポーツ大会という五輪本来の側面をおろそかにしたことが招いた事態です。

そして、もう1点思い出すべきことがあります。オリンピックの招致が決まった瞬間、ほぼ全てのマスコミが、関係者の歓喜する写真とともに「56年ぶり」「悲願叶う」といった祝賀ムードで伝えました。今でこそ五輪の問題点をあれこれ指摘している朝日新聞でさえ、招致決定の号外には「感動東京は待っている」「五輪の情熱と興奮世界へ」という勇ましいフレーズが踊ります。

▼朝日新聞号外東京招致決定
http://www.asahi.com/special/2020hostcity/extra/

決定した当時、北海道から沖縄まで全ての日本人がこれほどまで喜んでいたかどうかは分かりません。しかし、少なくとも関西在住の社主は、この時の妙な浮かれっぷりに軽い違和感を覚えていました。地理的な隔たりのせいか、どうにも「東京のためのイベント」として他人事にしか感じられなかったのです。ただ「今回は開催費用も節約するらしいし、これがきっかけで被災地の復興が進めばいいね」くらいに思っていました。

それから6年。招致前にあれほどアピールしていた「コンパクト五輪」「復興五輪」のフレーズをとんと耳にしなくなりましたが、あの理念は一体どこに行ったのでしょうか

社主の観察範囲が偏っているのかもしれませんが、近ごろ五輪関係のニュースと言えば「ずさんな暑さ対策」だけでなく、「関連経費の大幅超過」「ボランティアのやりがい搾取」「残念な傘付き帽子」など、ほとんどと言っていいほどネガティブな話題しか耳に入ってきません。本当に大丈夫なのでしょうか。

しかしここで、ここまでの流れを全てひっくり返すようなことを言いますが、おそらく東京五輪は大成功に終わることでしょう。大会期間中、日本中が選手たちの真剣な姿に感動し、きっとお祭りのようなすばらしい17日間になるはずです。

さらに、これは予言しておいてもいいですが、大会期間中、懸念されていたように観客やボランティアが熱中症で倒れようと、「○○選手、世界新」などの報道の前に、極めて小さく扱われることでしょう。ツイッターなどでも、ネガティブにつぶやけば「何で今みんなが楽しんでるときに、わざわざそんなこと書くの?空気読めよ」という、クソリプという名の圧力が強まるのは目に見えています。「五輪招致」の号外やサッカーW杯など、これまで繰り返し見てきた「猫も杓子も」な国民的熱狂を知っていれば、祭りに水を差すことの難しさは推して知るべしです。そういう意味で、五輪は鉤括弧つきながら「成功」が約束されています。

しかし、何より問題なのは祭りの後」です。2013年に五輪招致が決まった後、国は様々な政策を2020年に向けて設定してきました。共謀罪が焦点になった「組織的犯罪処罰法」も五輪のテロ対策という名目で成立しました。憲法改正や譲位も含め、「失われた20年」という負の遺産を清算した新時代を印象づけるため、五輪に向けて一丸となって邁進してきた感があります。

しかし、東海道新幹線という大きな遺産を残した前回大会と違い、来年の五輪が終わっても、国民全体が恩恵を享受できるようなものは何も残りません。むしろ2021年以降は、五輪関連の建設事業などで先取りしてきた需要を失ったうえ、世界的な景気減速と10%の消費税、さらに日本人の3人に1人が65歳以上という、これまで人類が経験したことのない超高齢社会を生きることになります。大きな目標を失った時代の到来です。

護摩を焚いて祈るべきは来年の暑さよりむしろそれ以降に控える国難の方かもしれません。2020年の東京五輪が「令和のええじゃないか」として後世に語り継がれないことを祈るばかりです。

image by:  joelpapalini / Shutterstock.com