広告や宣伝を打つ理由に「売上」と答えた人がアウトな理由

SNSなどの媒体で宣伝をすることが手軽になった現在ですが、その反面、炎上などで簡単に信用を損ねることも多々見られます。そんな中、「広告や宣伝の目的を履き違えている経営者がいる」と語るのは、無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で人気コンサルタントの中久保浩平さん。果たして、広告や宣伝の真の目的とは何か?その答えについて明確に語っています。

広告・宣伝の目的は?

広告や宣伝方法などの相談を受けたときに、「広告や宣伝をする目的ってなんですか?」と、尋ねるとほとんどの方が「そりゃぁ、宣伝して売上あげるためですよ」「お客さんに多く来てもらうためです」と応えます。つまり、広告や宣伝は売上のために行うものだと考えているのです。

「え!違うの?」と思うことでしょう。

確かに広告を出せば費用対効果で売上・増客が見込めたりすることはできます。ですが、目的を「それ」ばかりにあわせていると、広告をしないと売上が立てられない、広告や宣伝をしないとお客さんの入りを見込めない、といったような自力の無い会社、お店へと退化していきます。

広告は、売上やお客さんを集めるために行うものであるというだけで考えでいると、売上向上=広告という思考や発想ばかりで、売上やお客さんの入りが悪ければ「広告に問題がある。」となり、真に改善すべきことに意識が向かなくなってしまいます。それどころかキャッチコピーのテクニックとかばかりが気になって余計に分けのわからない方向へ走り出してしまいます。

で、「効果のある広告媒体はなにか?」「効果のある広告・宣伝の打ち出し方は?」といったように「効果、効果」ばかりに意識が行くようになり、次から次へと試しては失敗し、の繰り返し。一向に広告効果という呪縛から抜け出せなくなるのです。私自身も含め、そういう会社やお店をこれまでにたくさん目の当たりにしてきました。

では逆に広告によってほんとに効果を上げている会社やお店はどうなのか?そいう会社やお店の責任者に尋ねると、「広告は売上を上げたり、お客さんを呼び込むためだけに使うものではありません。もちろん、結果的には売上が上がったり、お客様が増えたりしますが、それが目的ではありません」と応えてくれます。そして、そういう会社やお店ほど効果のある広告を打ち出しているのです。

以前、某企業のマーケティングのサポートをさせて頂いたころ、媒体に対する考え、取り組み全てにおいて、一貫して「広告、宣伝は売上アップのためではない」を守って取り組んでいました。そして、その結果、絶大なる効果を上げていました。

松下幸之助さんは、著書『実践経営哲学』の中で「宣伝広告、広報活動は企業の姿勢や考え、製品などについて世間の人へ正しく知ってもらうために行うものである」と語っています。広告や宣伝をするには、まさにこうした考えというのが必要なようです。

現代では、インスタ、facebook、YouTube、LINEなどのSNSで簡単に誰でも利用出来る媒体が多岐に渡ります。広告、宣伝を売上目的のために活用しているだけでは簡単に利用できる分、信頼、信用も簡単に損ねることになりかねません。それがわかっていても、「やっぱり、広告は売上アップのためにやります。増客のためにやります。」では、本来ビジネスで必要な自力が付くのは、難しいでしょう。

広告や宣伝の目的はなんのためにあるのか?この機会に改めて、よーく考えてみてはいかがでしょう。考えを明確にしておかない限り、より一層の会社やお店、あるいは商品・サービスの発展や成長というものは望めません。

■今日のまとめ

「広告や宣伝は何のためのか?明確にする」

  • 広告や宣伝は何のためにするものか?その目的を考えノートにまとめる
  • 自社の広告を見て、上記で書き出した考えにマッチしているものか?チェックする
  • 広告に頼らない会社、お店作りをするための献策を考えノートにまとめる

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台湾の回転寿司に驚愕。日本と違う、いなり寿司の中に入ってた物

世界一の親日国・台湾に2015年まで住んでいた日本人「小 籠包(しょう・ろんぽう)」さんが発行する無料メルマガ『〜台湾大好き!メルマガ〜 レレレの台湾』。今回は、入店後の第一声が「いらっしゃいませ」という、明らかに日本を意識した「台湾式回転寿司」のお店を紹介しています。

台湾の回転寿司は、いなり寿司にミックスナッツが入ってるって本当?

台湾に住み始めてしばらく経った頃、台湾にも日本と同じような回転寿司があることを知りました。

値段も日本の回転寿司とほぼ変わらない、一皿100円前後(30元)。ものは試しと言うことで、家からMRTで3駅先にある「争鮮回転寿司」(SUSHI EXPRESS)という回転寿司屋さんに入ってみました。

まず驚いたのが、日本語で「いらっしゃいませーの後に中文で歡迎光臨!」と言われたこと。和食を演出してます。席に着くと、日本と同じ自分で注ぐお茶が置かれていますが、こちらは抹茶の粉末ではなく緑茶のティーバッグでした。

さて、回転している皿を取ろうといざレーンを見て驚きました…。なぜなら、そこには寿司ではなく、おつまみがズラーーーッと並ぶオンパレード。そう、台湾の回転寿司は、「小菜」と呼ばれる小皿の一品料理がかなり多いんです。

何が流れてくるのかというと、スモークサーモンのスライス、茹でた殻付きのエビ、甘エビ刺身、この辺りは寿司屋ですね。さらに、焼いた子持ちししゃも、茹でたオクラ、茹でたブロッコリー、煮た黒豆、茹でた枝豆、そしてポテトサラダ…。まだまだ、今度は甘く煮た(ふかした?)さつまいもまで流れてきました。ちょっとしっとりした食感で美味しいのですが。これらが大量に流れてきます、寿司と同じくらい、いやそれ以上の量で…。もはや小菜屋なんじゃないかという勢いで。

それら小菜を華麗にスルーして(いや、たまにポテトサラダとかは取りましたが)、お寿司が流れてくるのを待ちます。流れているのはなぜかサーモンばかり。どんだけサーモンが好きな国民なんだと言わんばかりのサーモン率です。
個人的には子持ちにしんが多くて嬉しかったのですが、それにしてもサーモンが多い。しかもみんな食べている。

すると、目を疑うような皿が目の前を流れて行きました。皿が珍しかった訳ではありません。皿に載っているモノがです。そこには、いなり寿司(おいなりさん)が載っていたのですが、ご丁寧にも中身に何が入っているかわかるように、上の部分が開かれていました。そこにギッシリと詰まっていたのは…、「ミックスナッツ」です。しかも松の実とかかぼちゃの種とか、さらに「ナツメまで、ちょっとマニアックなナッツばかり。中にはカシューナッツ・オンリーのいなり寿司もありました。しかもこれ、うまいと評判なんです見た目に反して

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これはかなりの衝撃でしたねー。普段から食べていたいなり寿司に、こんな斬新なアレンジ方法があるとは…。しかもかなりの頻度でレーンを回り、実際にみなさんが食べているところを目の当たりしたわけですから。ここ「争鮮回転寿司」(SUSHI EXPRESS)は、こうした奇抜なメニューもさることながら、「マグロ」や「エビ」「シメサバ」「鯛(ティラピア)」「たまご焼き」から、「うに」「いくら」の軍艦巻き、果ては一貫の「うなぎの蒲焼き」寿司までを揃えており、日本と変わらぬ味を楽しむことができます

ガリの味もほとんど日本と一緒。わさびも別添えなので、お子様とご同伴でも気軽に利用することができます。台北市内にはかなりの店舗数を出店しているため、スマホで調べればすぐに行くことができますよ。店舗検索(門市検索)はこちらから。

お昼時、夕方は多少混みますので、少しだけ待たされるご覚悟を。その後、私たち家族は子供ができてからも、ここ争鮮回転寿司はよく利用しました。月一くらいの頻度で通ってましたね。妻が一時帰国している間も、給料日あたりに一人で食べに行っていたほどです。日本の味を懐かしみながら。ちなみに、この争鮮には日本風の寿司キャラクターもいて、入り口に巨大な人形がお出迎えしてくれますよ。寿司キャラ一覧はこちらから。

かなり日本を意識していますねー。鮭のやつなんて、清水サーモン君ですよ…。エビちゃんもすごいですが。台湾に行かれたら、件のミックスナッツいなり寿司、ぜひご自分の目で舌で確かめてくださいね!争鮮回転寿司のインスタグラム検索結果はこちら。店内の様子がわかりますよ。

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「自宅」からの交通費支給。じゃあ「自宅」が二か所あったら?

多くの企業が社員に支給している「自宅から社までの交通費」ですが、その規定には注意を払う必要があるようです。今回の無料メルマガ『「黒い会社を白くする!」ゼッピン労務管理』では著者で特定社会保険労務士の小林一石さんが、交通費の不正受給があったとして懲戒解雇されたある人物の裁判事例を紹介するとともに、その支給を規定する際に注意すべき3つのポイントを記しています。

400万円の交通費不正受給、懲戒処分は無効か有効か

以前あるラジオ番組で某ジャズピアニストの人がこんな話をされていました。

 

MC 「今はご自宅が東京とニューヨークの2ヵ所にあるそうですね」

 

ジャズピアニスト 「そうですね。自宅はその2ヵ所です」

 

MC 「そうですか。ワールドツアーなどで世界をまわられることも多いと思いますがツアーが終わったらどちらのご自宅に戻られるのですか?」

その答えがすごかったんです。

ジャズピアニスト 「そうですね。(ツアーの会場に)近いほうです」

まるで、新宿と町田に部屋を借りていて仕事が遅くなったら「(会社近くの)新宿」のような感覚です。やはり世界規模で活躍されている人は感覚まで世界規模なんだと妙に納得してしまいました。

さて、この「自宅ですが労務管理的には問題になることがあります。それについて裁判があります。ある学校法人で交通費を不正受給したとして定年間近の先生が懲戒解雇になり退職金も不支給になりました。そこでその先生が「納得いかない!」として裁判を起こしたのです。

この裁判で問題になったのは「自宅の定義です。この学校法人では「自宅から学校までの交通費を支給する」としていました。ただ、この先生の「自宅」はちょっと通常とは違うところがありました。実は「自宅と呼べる家が2ヵ所あったのです。1カ所目は自らローンも払っている家、もう一つはその先生の奥さんの実家です。

家庭の事情で、奥さんとお子さんはその奥さんの実家で生活をしていました。そこでその先生は週の日によって自らの家から出勤したり奥さんの実家から出勤したりしていたのです。

その奥さんの実家から出勤していたとして交通費を計算すると、実際に支給していた交通費との差額がなんと約400万円にもなりました。そこで学校法人がこの先生を交通費の不正受給をしたとして懲戒解雇(退職金も不支給)にしたのです。

ではこの裁判はどうなったか。

裁判の結果、学校法人が負けました。懲戒解雇は無効とされたのです(つまり交通費の不正受給は無かったということですね)。どういうことか。裁判所は以下のように判断しました。

  • (給与規程などに)「自宅」を定義づける規定がなく、その内容を説明したこともない。運用上は住民票の住所をもとに通勤費を計算して支給していた
  • 住民票上の「自宅」は、(先生の)家になっており、実際に生活の実態もある。
  • 「住民票上の住所=自宅」として運用してきた以上、不正受給があったとは認めることはできない

いかがでしょうか。

生涯ナンバープレートをつけなかったジョブズが生涯口にしなかった物

ハラスメントへの監視が強まってきた昨今、「俺の酒が飲めないのか」と迫る上司は減ってきたとは言われていますが、飲み会でなかなかお酒を断れない人はまだ多いのではないでしょうか。人生を豊かにするため断酒をすすめる「飲まない会」の代表ヒース・レイカー氏が毎日届けるメルマガ『アルコール依存症じゃないけど「本気で」酒をやめたい!』では、意義ある人生を送るためには「過剰な協調性を捨てよ」と主張されています。

協調性が高すぎると、お金がたまらない?

世の中の誰もがあなたに「酒を飲め」と言います。「とりあえず飲め」と言います。「まあ、いいから飲め」と言います。あなたが「飲まない」と言うと、相手は露骨に機嫌が悪くなります

でもあなたが何を言おうが・何処へ行こうが・どこの政党を支持しようが・どこの野球チームを応援しようが・誰と付き合おうが・何を食べようが・何を飲もうが・・・自由だと思いませんか? 私達は法を犯さない限り、自由を保証されているんじゃないんですか? 何を飲むかなんて、他人に指図されることでしょうか?

刑法で「成人しているのに飲酒しない者は10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金に処す」と定められているのであれば、そりゃ、飲むしかないですよ。嫌いでも。

たまたま上司だから、たまたま先輩だから、たまたま同僚だからって、他人の自由を奪う権利があるんでしょうか?
あるわけないでしょ!日本は法治国家ですよ。立場を利用して自分が飲ませたいものを強要するというのは相手の人格を否定しているのと同じです。「お前に飲み物を自分で決める権利は無い」と…。

さて近年の研究によると、可処分所得の少ない人(お金に余裕の無い人、「協調性が高すぎる」という特徴を持っているそうです。

「えぇ~、ちょっと待ってくださいヒースさん、小学校の頃から協調性がある子は良い子だって教わってきましたよ」

はい、そうでしたね。でもそれは、「どこを切っても金太郎飴」のような同じ品質に管理された人格を作り出すための全体教育です。農耕社会…産業革命…高度経済成長期までは美徳とされてきた人格です。

しかし、協調性が高すぎると無意味な誘いを断ることが出来なくなります。断るのは申し訳ない・がっかりさせたくない・波風を立てたくない…。

「だから、あなたに合わせます…。嫌いにならないでね」

協調性が高すぎて飲み会を断れないと、お金と時間がどんどん無くなって行きます。その協調性が、働いたお金の多くを便所へオシッコとして流してしまいます。将来のための勉強・趣味・家族サービス・運動・・・などに使えた時間を止めてしまいます。協調性が高過ぎる人は、可処分所得と可処分時間が無くなるのは当然だと言えますよね。

反対に全く協調性が無いのは問題です…。協調性があるにしてもバランスが重要だという話です。旅客機が飛んでいる最中なのに、「今、降ろしてくれ」みたいな協調性の無さは問題でしょう。「そんなの無理だ」と、機長やCAや乗客全員に反対されても「じゃぁいい!」と言ってパラシュートを着けて勝手にドアを開けて飛び降りちゃうくらい協調性が無いと誰も逆らえないです。ただ、そんなヤツの方が金持ってんだよね~。

上記の例は大袈裟ですが、スティーブ・ジョブズってそんな感じの人ですもの。死ぬまで自分が運転するベンツにナンバープレートを付けないでいたんですよ。何回もパトカーに停められて、よく新聞沙汰になってました。カリフォルニアではクルマを新車で購入してから半年はナンバーを付けるまで猶予があるそうです。だから半年ごとにベンツを買い替えて、ずっとナンバープレートを付けてなかったのです。結局、違法じゃないからお咎め無し。

これは彼の一つのエピソードですが、人生全般がそんな感じの人でした。でもそんな人が、あなたが今このメルマガを読んでいるスマホみたいなものを作り出すんです。スティーブ・ジョブズは酒を一滴も飲みません付き合いで飲んだりしません。スティーブ・ジョブズを見習えとは言いませんが、もしかしたら、あなたの人生にとって問題なのは協調性が高すぎることかも知れませんよ。

※一部表記を修正いたしました。(2019年10月28日)

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※本記事は有料メルマガ『アルコール依存じゃないけど『本気で』酒をやめたい!』2019年9月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にどうぞご登録ください。

規則よりマナー。騒音をアンケートで解決したマンションの奇跡

マンションの騒音問題は、住民各々がどこまでを騒音とすべきかで揉めることが多々あるため、管理組合が規約制定する場合がありますが、規約に頼らず住民の潜在的マナーで解決を目指すマンションも存在するようです。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、意見交換の重要な場として「住民アンケート」が活発に機能するマンションの実例を紹介しています。

規則よりマナーで「暮らしやすいマンション」に

こんにちは!廣田信子です。

すてきなマンションをご紹介したいと思います。東京都内、地下鉄の駅から徒歩5分、築約35年、約60戸のマンションです。表通りに面していないので、静かで、建物もとてもきれいに維持されています。理事は基本1年任期の輪番制(立候補可)で、ずっと同じ管理会社といい関係でやってきています。場所がいいので、市場価格も、分譲時より上がっているぐらいで、中古で購入した若い家族が入居しています。

集会室はなく、エントランスが3つあり、3系統のエレベーターが独立しているので、人のつながりが作りにくいマンションの構造です。で、総会以外は、あまりみんなが集まる機会がなく、コミュニティ活動も特にありません。表面的に点数化をするとコミュニティ形成ができていないと思いがちですがとてもいいコミュニティの文化をつくっていて、感心しました。

それがよく表れているのが、多かれ少なかれどのマンションにもある騒音問題にこのマンションがどう対処したか…です。このマンションでは、細かい規定をつくらず、マナー意識を共有することで運営してきたのですが、住み替えで子供が多くなったり、専有部分のリフォームが盛んになる時期なので、やはり、騒音に対する苦情はあり、「規則で縛るべき」との意見も出ます。それで、理事会で検討しましたが、理事会では、「規則では縛れないので、マナーに訴えるべきという従来通りの考え方でいくことを決めたのです。

苦情がある度、広く居住者の思いを拾わず、どんどん禁止規定を作り、自分たちで自分たちの住まいを暮らしにくくしているのでは…と、思う管理組合がある中で、「規則よりマナーの文化を貫いていることに、まず、びっくりし、感動しました。

それで、理事会は、皆さんに方針を理解してもらえるようにと、アンケートを実施しています。まず、1回目のアンケートでは、気になる音や時間帯、それに対する意見を聞きました。その結果は、大多数が「集合住宅なのでお互いに気を配っていこう」という常識的な回答でしたが、生活しているのだから音がするのは当たり前。音が気になるなら人のいない所に住めばいい…と、音に対する苦情よりは反対に音に過剰に反応し過ぎることに対する批判意見が出たのです。

通常、騒音に関するアンケートをすると、あれも、これもと苦情が寄せられ収拾がつかなくなるのでは…と二の足を踏みますが、それに、正面からソフトに取り組んだ理事会も、騒音苦情より過剰に反応し過ぎることに反対する意見が多く出たことも、私には、驚きでした。

で、理事会は、1回目のアンケート結果を見てどう思うかを聞く2回目のアンケートを実施しました。

【書評】ネトウヨとパヨクをまともな人が「論破」できない理由

ネット上ではすっかり一般名詞化していると言っても過言ではない「ネトウヨ」「パヨク」という言葉ですが、その定義を説明するとなるとなかなか難しいのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さんが紹介しているのは、そんな言葉で呼ばれる人々を定義づけし、特徴をわかりやすく解説する一冊。本文中の「ネトウヨ、パヨクにならないためのルール」はなるほど納得、です。

偏屈BOOK案内:物江潤『ネトウヨとパヨク』 

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ネトウヨとパヨク
物江潤 著/新潮社

ネトウヨはネット右翼、「パヨクはその反対の立場の人を批判的にとらえた表現である。いずれも馬鹿にした軽量級な言葉だが、そう呼ばれる人はたいてい自分を正義の味方であると考えているので、日常会話はともかく、特定のテーマで穏やかな対話は殆ど成立しない。彼らの〈善意〉に反論しようものなら、血相を変えて罵詈雑言を浴びせてくる。カタカナ呼称のない時代もそうだった。

著者はネトウヨやパヨクと呼ばれる人びとを「対話不能な人」と広く定義づけ、彼らの実態や問題点を説明する。彼らはネット空間だけでなく、日本中に広く分布している。マスメディアの情報を極端に疑って眺める一方ネット空間の情報は盲信するといった特徴を持った人々が多く出現し、一部はネトウヨと呼ばれる存在になっていったようだ。誰の発明か、両者とも絶妙な表現だ。

左翼をもじった「パヨク」は侮蔑度が高い。リベラルを自称しながら言うことは支離滅裂な人々のことはもちろん、国民民主党や立憲民主党といった政党全体を指す場合もある。一見すると正反対に思える両者の活動は、驚くほど似ているという。「保守・リベラル」と「ネトウヨ・パヨク」をどのように区別すべきか。簡単に言えば、対話可能かどうかで分類してしまえばいいのだ。

対話可能であれば「ネトウヨ・パヨク」ではない。対話可能かどうかは、議論のルールを守れるかどうかで判定できる。著者は議論の3つのルールを示す。

  1. 自らの主張は仮説に過ぎないと確信すること
  2. 人の発言権を奪わないこと
  3. どれほど奇妙奇天烈に思える主張でも、理由付け(論拠)や事実でその良し悪しを判定すること

この大原則が、わたしたちがネトウヨ、パヨクにならないためのルールだ。議論のルールを守れない人の呼称は何でもいい

現実世界では無力に近い対話不能な人たちが、ネット上では手がつけられない存在になっている。極端に乏しい理論しか持たない、断言のような主張がネット上で幾度となく反復されることで、人々の間にその主張が感染していく。説得力のない言葉だから説得できる、という奇っ怪な現象が起きている。論理がないため理論破綻しようがない主張=信仰のようなものだから攻め手がない

論理らしきものが備わったケースもあるが、事実と主張を強引に接続してしまう「無限接続の法則」が発動しているため、対話は成立しない。たとえば、

1.私たちの動画が削除された(事実)→2.愛国動画が削除されたのはおかしいので(理由付け)→3.YouTubeは反日である(主張)

といったものである。彼らは正義の心を胸に、無尽蔵のエネルギーで対話相手に反論をしかけてくる。ときにはありったけの憎しみを込めて。冷静に対応しようとすればするほど徒労感が蓄積される。結局、対話を試みた側が馬鹿らしくなって撤退するか、罵詈雑言の投入か、どちらかの道を辿る。憂慮すべきは、ネトウヨ、パヨクが強い影響力を持つネット空間に、中高生たちが触れる機会が増大していることだ。

この本では便宜上ネトウヨ、パヨクという表現を使うが、これは対話のできない人たちを指しているのであって思想信条に対するレッテル貼りではない

「ステレオタイプなネトウヨ、パヨク」
「眩暈がするような主張を繰り返すネットの人々」
「結論しかない主張は最強である」
「無尽蔵のエネルギーが対話相手を疲弊させる」
「それでも対話をする心構えを持たなくてはならない」

という章立て。君子(じゃないけど)危うきに近寄らず、と決意した。

編集長 柴田忠男

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ユニクロ×JWアンダーソンはこれを買え。プロが推すマストバイ3選

TVや雑誌、単行本と各界から引っ張りだこの人気ファッションアドバイザーで、メルマガ『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』の著者として知られるMBさんが、メルマガ最新号でJWアンダーソンとユニクロのコラボ商品全型をレポートされています。その中から、評価90点以上の高スコア厳選アイテムを、着こなし例とともにご紹介します。

評価90点  3Wayミリタリーパーカ ¥12,900

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/422092-69

取り外し可能なライナーがついたパーカー。これがなかなかの出来。シンプルなデザインですがライナーには赤ベースのチェックを使っておりチラリと見える。これが良い感じのアクセントになるのです。赤チェックなどはインパクトが強いので、チラリと見えるだけでも十分脱地味効果があります。フード部分もボリュームがあり襟はしっかり立ち上がる。そのため小顔効果が高くスタイルも綺麗に見えます。

※参考動画「この動画一つで初心者はまずOK!体型を綺麗に見せる方法!

またこのアイテム、ライナーとアウターそれぞれ単体で使えるほどちゃんと作ってあります。

※参考画像「MB着用」

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※参考画像「MB着用:ライナーだけの着用画像」

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これがライナーだけで着た状態、なかなか良いでしょう?
アウターと異なりカーディガンのような柔らかい素材になっているので秋口のライトアウターとしては優秀です。アウターと同じように無地でシンプルなカラーリングですが裏地の赤チェックがチラリと見えるので一枚で着用しても地味にならない

アウター単体は少し地味な印象なので着こなしに気をつけないといけませんが、腕サイドにJWマークがワンポイントであったり、首元のドローコードは色をカラーマッチさせず切り替えていたり、ほんのちょっとだけデザインを入れる工夫をしている。そのため無難&地味な印象には比較的なりにくい

何よりコレ素材感が良いですね。
12,900円で取り外しできるライナーつきですから、どう頑張っても安素材になるだろうなと思いきや…コットンポリ素材でしっかりとハリのある風合いになっています。高級感がありテカテカの安っぽい印象もない。

防寒性も高く冬まで使えるし、ライナーを外せば春でもイケる。これ今回のマストバイアイテムでしょう。ユニクロUはロングコートを中心に比較的ドレスなアイテムが多かったですが、こちらはミリタリーやアウトドアライクな印象のショート丈。全くテイストが違うので着こなしの幅を広げるために持っておくのは良いかも。サイズはLサイズ購入。

評価90点 防風ボアフリースジャケット(長袖) ¥5,990

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/421643-69

※参考画像「MB着用」

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これも事前に動画などでレビューした通りですが、蛍光カラーが程よく入ったデザインセンスが素晴らしい。こんな風にシンプルにスキニーなどで合わせても地味にならないのが嬉しい。

後述のコーナーでも触れていますがボアの風合いにも色々あります。こちらはどうかと言われると、実はかなり良い!安いボアは柔らかくて頼りない風合いのものも多いですが、こちらは防風素材のためしっかりとした固めの生地になっており高級感あり。エンジニアドガーメンツとのコラボ品よりもこちらの方が数段風合いの良い素材になっています。その分高いけど。

そんなわけで安っぽいボアを想像している人はご安心を。カラーリング含めてしっかりオススメできるアイテムです。ボリューム感があるので細身のパンツとの組み合わせがまずは簡単でしょう。Lサイズ購入。

評価90点 スウェットシャツ(長袖) ¥2,990

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/421640-05

これなかなか良い感じ。ポケット部分を別布で切り替えているんですが、ここの布地をツヤ感のあるコットンツイル素材にしてあります。これが大正解。当然切り替えている分、目立つわけでポケットパーツの素材はとても重要。ここの素材を気を抜かずに上質なものをチョイスすることで全体のカジュアルなスウェットの風合いを高見えさせている。

※参考画像「MB着用」

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それと肘当ても同じ素材を使っておりやはり高級感ある。
意外と一枚でもサマになるのでおすすめです。切り替えがあって地味にならないけど、安っぽくもならない。値段は2990円…ニットと同じ値段と考えると少し高い気もするけれど、納得。少し大きめのサイズ感でスラックスなどに合わせるとバランスを取りやすいですよ。Lサイズ購入。(メルマガより一部抜粋)

最高得点95点をつけた商品を含む、JWアンダーソンとユニクロ全商品の着こなし例を知りたい方は、10/20に配信されたメルマガをぜひお読みください。10月中にメルマガをご登録いただければ、10/20号を含む1ヶ月分のメルマガを「初月無料」でお読みになることが可能です。この機会にぜひご登録ください。

image by:  『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』

日本マクドナルド社員が7億円着服「FX投資に使った」に驚きの声

会社の資金を着服したとして、警視庁新宿署が25日、日本マクドナルド財務税務IR部統括マネージャーの西町崇容疑者(38)を業務上横領容疑で再逮捕したと発表と、読売新聞共同通信朝日新聞などが報じた。同署は西町容疑者が今年1月以降、会社の資金計約7億円を着服したとみて捜査しているという。

朝日新聞によると、同社の口座では1月以降、数十回にわたり約7億円の不正な引き出しが確認され、西町容疑者が関与をほのめかしているといい、警視庁が詳しく調べているとしている。また、共同通信によると、西町容疑者は昨年7月に入社、財務部門の統括マネジャーとして、小切手の作成や取引先への送金を担当していたという。逮捕容疑は10月4日、同社の口座から小切手を振り出して換金し、現金3千万円を自分の口座に入れて横領した疑いが持たれている。お金は「FX投資」や「借金返済」に使ったと話しているという。

この、日本マクドナルド社員の逮捕について、ネット上では「バランスシートぐちゃぐちゃだろ」「早く見抜けなかったのか」「管理・監査機能が弱すぎる」など、さまざまな意見が多数寄せられている。

Twitter上の反応







※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

source: 読売新聞共同通信朝日新聞

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韓国の思う壺。ユニクロ柳井会長「日本人劣化」発言という踏み絵

大規模な日本製品不買運動が続くなど反日感情が収まりを見せない韓国で、新たに槍玉に上がったのはユニクロのCMでした。フリース発売25周年を記念する新CMに対して「慰安婦を冒涜したもの」との抗議が殺到し、放送中止に追い込まれる事態となったのですが、これをユニクロ柳井会長の雑誌インタビューでの反日擁護発言に対する「韓国サイドの踏み絵」とするのは、台湾出身の評論家・黄文雄さん。黄さんはメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、なぜ「踏み絵」なのかを解説するとともに、中韓と本気の外交をする際に肝に銘じるべきことを記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年10月23日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【韓国】柳井会長の「日本人劣化」発言で、ユニクロは韓国に踏み絵を踏まされた?

ユニクロの広告に…韓国中小ベンチャー企業長官「非常に腹立たしい」

韓国で不買運動にあっているユニクロですが、今度はそのCMが大反発を受けています。その広告とは、フリース発売25周年を記念するものですが、98歳の白人女性が、13歳の黒人女性から「私の年齢のときには、どのような服を着ていたの?」と問われ、「80年も昔のことは覚えていないわ」と答えるもの。

ユニクロCM「慰安婦を冒涜している」と批判殺到し中止に 韓国語の字幕で意訳され物議

実際には「そんな昔のことは覚えていないわ」というセリフだそうですが、韓国語の字幕で「80年も昔のことは覚えていないわ」と意訳されたことで、韓国国内で「日帝時代の慰安婦を冒涜するのか」と物議を醸し、ユニクロ不買運動に拍車がかかっているわけです。

ユニクロ側は「慰安婦冒涜というのは全く事実ではない」「いかなる政治的、宗教的な事案、信念、団体とも関係はない」と説明していますが、その一方で、「多くの方が不愉快に感じた点を受け入れる」として、広告を中止してしまいました

誰がどう考えても慰安婦を冒涜する意図などないのは明らかで、旭日旗同様、いつもの韓国人の曲解による「脊髄反射」としか考えられませんが、しかし、そう見られてしまった、あるいは韓国側の踏み絵を踏まされてしまったのには理由があります

数日前、ユニクロ会長の日本は最悪韓国が反日なのはわかる」という日本の雑誌インタビュー記事が、韓国で紹介されたからです。

ユニクロ会長「日本は最悪、韓国が反日なのは分かる」…安倍政権に苦言

これを報じた中央日報の記事を一部抜粋しましょう。

16日、日経ビジネスによると、柳井氏は今月9日付に掲載されたインタビューで、日本が韓国を敵対視しているのは異常で、日本が韓国に反感を持つようになったのは日本人が劣化した証拠だという趣旨で主張した。

柳井氏は「韓国にみんな(=日本)がけんか腰なのも異常。日本人は本来、冷静だったのが全部ヒステリー現象に変わっている」と話した。また「ああいう国民性だから、韓国の人が反日なのは分かる」としつつ「今、日本は最悪」と評価した。

柳井会長は「本屋では『日本が最高だ』という本ばかりで、いつも気分が悪くなる」としながら「どこが今、最高なのか」と反問した。

私は出典である日経ビジネスは読んでいませんが、中央日報が報じたことが正しいならば、柳井氏の発言は、日本で韓国への反発が強まっているのは日本人が劣化したからで、韓国人が反日になるのも当然だという主張であり、韓国の反日を擁護するものだということになります。

また、中央日報は、韓国での日本製品不買運動に触れながら、「これが韓国市場を意識して出てきた発言だったかどうかはしっかりと読み込む必要はある」としています。

つまり、韓国での不買運動で大きなダメージを受けたユニクロの会長が、韓国におもねるためにわざと韓国にとって耳障りのいい発言をしたのではないか、と韓国側も疑っているわけです。

おそらく韓国でも、この柳井氏の発言が真意なのかどうか疑う向きが大きかったのでしょう。だから、わざわざおかしなイチャモンをつけて、どこまで自分たちの言いなりになるか踏み絵を踏ませたのではないかと思っています。

文春砲に狙われた菅原メロン経産相「ヤジ将軍」の恥ずかしい過去

地元有権者に対して贈答品や香典などを配った疑いが週刊誌で報じられるなど、第4次安倍再改造内閣で初入閣を果たした菅原一秀経産相が窮地に立たされています。それが事実であるならば公職選挙法違反の罪は免れないところですが、そもそも菅原氏とは一体どのような政治家なのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、「ヤジ将軍」と呼ばれた菅原氏のこれまでの国会での行状を記すとともに、彼のようなタイプの政治家が経産相として相応しいのかとの疑問を呈しています。

ヤジ将軍、経産相になったのが運の尽き

議員バッジつけてふんぞりかえっていても、その中身たるや、知れたもの。耳障りなヤジの飛ばし屋や気色悪いゴマスリ屋のたぐいだけは国会にウヨウヨしている。

たまに質問をすれば、時間のほとんどを野党批判と政権へのヨイショで空費する。その半面、他人の質問には威勢のいい野次を連発するのも、たいがい、そんな連中だ。

自民党政調の議論を経て内閣が出してくる法案は、国会で審議するものではなく、国会を通すものだと心得違いしている自民党議員のなんと多いことか。

その代表格がかの菅原一秀氏。このほど経産大臣という要職についたものの、はやくも「メロン大臣」とかなんとか言われ一部週刊誌で疑惑のスター扱いされている。

彼がメロンのようなのではない。メロンなどの贈答品を選挙区の有権者に送っていたという、公職選挙法違反寄付行為の禁止の疑いのある大臣という意味である。

この疑惑を最初にすっぱ抜いたのは、「週刊文春」。贈答品を送った先の有権者の名前、住所などを記したリストや、メロンの販売業者からFAXで送られた明細書などを入手したうえ、「代議士の指示でリストを作成した」と言う元秘書の証言をとっているから、記事の信ぴょう性はかなり高い

新大臣のスキャンダルは野党にとって絶好の攻撃材料だ。11月11日の衆院予算委員会で本多平直議員はどこからもらったのか、このリストを手に菅原大臣を攻め立てた。

本多議員によると、贈答品リストのなかには50人の自民党有力政治家の名もあった。「安倍晋三先生にはローヤルゼリー大、塩崎先生には小」などと、菅原氏の軽重判断によるとみられる注意書きも細心に書き込まれていた。公職選挙法とは無関係だが、本多氏はそこから突いていく。菅原氏の政治手法の中心に鎮座する「情実」を見てとったからであろうか。

本多議員 「選挙区外の先輩や同僚にお歳暮、中元のようなものを配ることはないですか」

 

菅原大臣 「選挙区内はございません」

 

本多議員 「長い議員生活のなかで、本当にないですか」

 

菅原大臣 「選挙区外ならございます」

自民党暮らしも長くなると、誰もが“ごはん論法の常習者になるのであろうか。中立であるべき棚橋泰文委員長までもが、菅原大臣が答弁を終えて着席するまで次の質問を認めなかったり、本多議員がA4用紙のリストを一瞬見せるようなしぐさをしただけで「理事会で提示を認めていない資料だ」とクレームをつけるなどして、質問時間削りの助太刀をする始末である。さて、そのリストの件。

 

本多議員 「大臣にもお渡ししたリストには239人の名前がのっている。政治家は50人、このなかには安倍総理も菅官房長官もいる。大臣の選挙区である練馬区の市民の方110人のリストもある。たとえば2006年でいうと練馬区の方にメロン24、カニ38、2006年の冬はミカン23、タラコ・スジコ66、2007年夏はメロン79を贈っている。このリストはおたくの事務所でつくったものではないのですか」

 

菅原大臣 「昨日、リストを本多事務所からいただきました。現在、確認をさせているところです」

 

本多議員 「安倍晋三先生にはローヤルゼリー大、塩崎先生には小、こんな判断、秘書にできるんですか…問題は有権者への贈答品だ。こんなリスト作る人、菅原さんしかいない」

これがでっち上げのリストなら、「確認させる」などと言わずに即座に否定するはずである。自分がやったことだから時間稼ぎをしてごまかすのだ。

「安倍晋三先生にはローヤルゼリー大、塩崎先生には小」という露骨な贈答ランク付けは、情実の世界にどっぷりつかった菅原氏ゆえにできること。政治家に贈ったことを認めたのだから、同じリストに記載されている選挙区の有権者に贈ったことも認めなければならない

週刊文春や本多議員が入手したリストは10年以上前のものだが、俗世間的に考えて、毎年送っていたギフトを取りやめるには、それなりのきっかけと決断が必要だ。文春のすっぱ抜きがなかったら、この冬の歳暮も同じようなことを繰り返すところだったのではないだろうか。