景気のいい会社の社長はなぜ皆揃いも揃って中古ベンツに乗るのか

お金に余裕のある方が所有する車、というイメージの強いメルセデス・ベンツですが、そんなベンツの「中古車」が絶好の節税アイテムになるというのは、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。なぜ新車ではなく中古車なのでしょうか。大村さんが自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、その驚きの「税制上のカラクリ」を白日の下に晒しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2019年2月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

なぜ景気のいい社長は中古ベンツに乗るのか?

ベンツというと、金持ちのアイテムとして定着しています。景気のいい会社の社長さんなどは、ベンツを買うことが多いものです。ベンツを買うのは、もちろん性能がいいし、ステイタスシンボルとしても有効だからでしょう。

が、社長さんたちが好んでベンツを買うのは、もう一つ理由があります。それは、ベンツは節税アイテムとして打ってつけということです。ちょっと会計に鋭い社長さんは、「中古ベンツ」を買うというケースもけっこうあります。なので今回は、なぜ中古ベンツを買うと節税になるのか、ということをご紹介しようと思います。

まず、自動車を購入したときの会計処理から、簡単に説明したいと思います。自動車を買った場合、買ったときに全額を経費で落とすことは出来ません。固定資産に計上して、減価償却をしなければなりません。固定資産というのは、何年にもわたって使えるもので高額なもの(10万円以上)のことを言います。自動車などは、何年にも渡って使いますよね?だから、その購入費を買った年に全額経費にしてしまうと、買った年の車の経費だけが大きくなり、それ以降の年は車の経費がゼロになってしまいます。これは、会計処理的にバランスが悪いので、長く使えるものを買った場合は、購入費を使える期間に案分して経費計上しましょう、ということになっているのです。それが、いわゆる「減価償却」です。

減価償却の方法には、「定額法」と「定率法」という二つの方法があります。定額法というのは耐用年数に応じて毎年同じ額だけ」の減価償却費を計上していくというものです。そして定率法というのは資産の残存価額に毎年同じ率をかけて」、各年の減価償却費を計上していくというものです。両者の特徴としては、定額法は毎年同じ額の減価償却ができ、定率法は耐用年数の前半期での減価償却費が大きく、年数を経るごとに償却費が少なくなっていきます。だから、早めに多く減価償却費を計上したい場合は定率法を選ぶべきでしょう。

なぜ車の買い替えが節税に?

会社の景気がいいとき、今年は儲かりそうだというときには、節税策として車の買い替えをするという手があります。

なぜ車の買い替えが節税になるのか、というと、まずは単純に大きな買い物をすることで経費を膨らませるという意味があります。前述しましたように、車は購入したときに一括して経費として落とすことはできず、減価償却資産として計上し、耐用年数に応じて経費化していかなければなりません。

が、車の場合は、耐用年数が比較的短いのです。新車の普通乗用車でも耐用年数は6年です。耐用年数6年という事は、定率法での減価償却率は0.333です。つまり購入して1年目に購入金額の3分の1を経費計上できるということなのです。そして、購入して2年間で購入費の約55%を減価償却できます。

レーダー照射で軍事アナリストが期待する韓国のファクトチェック

暗礁に乗り上げてしまったレーダー照射問題について、韓国国内でファクトチェックの動きがどうなっているのか気になると語るのは、メルマガ『NEWSを疑え!』の著者で軍事アナリストの小川和久さん。小川さんは、自身が日本のファクトチェック団体「FIJ」の理事を務めていることもあり、ファクトチェックについては韓国の方が日本より先進的であることを紹介しています。

レーダー照射問題と韓国のファクトチェック

韓国駆逐艦のレーダー照射問題について、韓国のファクトチェックはどのようになっているのか、気になっています。韓国政府側の客観性を欠いた牽強付会ともいうべき「反論」について、韓国の国民からも批判が出ています。

「文政権と左派たちよ、お前らがめちゃくちゃにした、しっちゃかめっちゃかにした韓米関係、韓日関係、あとで誰がどう収拾するんだ」「経済も国防・安全保障も、困るのは韓国であって、米国や日本が困るだろうか」

以上は主要紙『朝鮮日報』に掲載された読者の声の一部ですが、YouTube上では賛同する声のほうが圧倒的に多いのが印象的でした。この『朝鮮日報』には、日韓両国のつながりを重視すべきだとするソウル大学教授の一文も掲載されています。

しかし、ファクトチェックとなると、私の耳には届いてこないのです。日本と比べても、韓国のファクトチェックへの取り組みは先進的な印象があります。

国際的なファクトチェックの動きについて、2017年7月、マドリードでの国際会議に参加したファクトチェック・イニシアティブ・ジャパン(FIJ)の楊井人文事務局長のレポート(2017年7月15日付Yahoo!ニュース)から関連部分だけを引用します。

2017年7月3日~5日、スペイン・マドリッドでファクトチェック国際会議『Global Fact 4』が開かれ、40カ国以上から過去最多となる約180人の関係者が一堂に会した。

 

国際会議は、2015年に発足した国際ファクトチェックネットワーク(IFCN)が主催。3日間、ワークショップなど20を超えるプログラムが行われ、ファクトチェックに携わるメディア・団体をはじめ、研究者やエンジニア、グーグルやフェイスブックなどプラットフォーム事業関係者など幅広い層から参加した。

 

ファクトチェックとは、一言で言えば『言説の真偽検証』だ。政治家など公人の発言、メディアの報道、インターネット上の言説など、社会に大きな影響を与えるあらゆる情報が対象となる。意見や論評が正しいかどうかではなく、もっぱら事実の正確性を検証することに主眼をおく。

 

こうしたファクトチェック団体は欧米に限らず、中南米、アフリカ、アジアにも広がっている。ポリティファクト創設者で現在デューク大学教授のビル・アデア(Bill Adaire)さんは、その数が3年前の48から126に増えたことを明らかにした。

 

お隣の韓国でもファクトチェックに取り組むメディアが急増している。今年、国立ソウル大学(SNU)にファクトチェックセンターが設立され、多数のメディアが参加したプラットフォームが稼働し始めたのだ。

 

大統領選を控えた今年3月、SNUファクトチェックセンターが発足すると同時に、公共放送KBSや中央日報など16のメディアが参加。投票前日までの約1ヶ月間、主に候補者の発言に対するファクトチェックを177件も行った(現在は22メディアに拡大)。(2017年7月15日付Yahoo!ニュース)

2017年6月に最初の取り組みとしてファクトチェック・イニシアティブ(FIJ)が発足した日本から見れば、先進的という表現でも間違いないでしょう。

【動画】絶望…大量に積み上げた缶詰を倒した放心状態の男性

とある倉庫内作業中の男性を映した映像。

ハンドパレットを使って、3メートル近く積み上げられた缶詰を運んでいたのだが・・・

 

 

高々と積まれた缶詰。いったいいくつあるのだろうか?

なれた手つきで運ぶ男性。しかしちょっと油断して急旋回したら・・・

勢いよく缶詰が崩れ落ちてしまった。

積み上げた半分以上が崩れ落ち、無残に地面に転がる。

そして男性は放心状態のまま数秒動けず。男性の絶望感がひしひしと伝わってくるっ・・・!笑

周りを補強しておけば良かったか?もっとゆっくり運べば良かった?いずれにせよ男性の凡ミスではあるが、この量はちょっと気の毒すぎる。

「良いことあるさ!」と男性を励ましたくなってしまう動画だ。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:LiveLeak(fugdat)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

記事提供ViRATES

「天気のいい日に外遊び」があらゆる習い事よりも優れている理由

子どもが成長するにつれ親として気になってくるのが、「習い事」ではないでしょうか。何を習わせたらいいのか、我が子はどんなことに興味があるのか……。そんな尽きない親御さんの悩みに対して、今回の無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』では一つのヒントを提示しています。

どうする?習い事

子どもがある程度大きくなってくると、習い事……なんて話も出てくることがあるでしょう。

  • 友だちは××を始めたらしい
  • △△をやるなら、□歳くらいから始めた方が良いんじゃないか
  • この子には○○の才能がありそうだから、やらせてみよう
  • 自分が☆☆ができず、本当に悔やんでいる。この子にまでそんな思いをさせたら可哀想なので、習わせてあげようと思う

人によっては、内外から相当のノイズに悩まされているかも知れませんね。

もちろん、価値観・考え方は人それぞれではありますが、その判断は確実に子どもの人生に影響を及ぼします。今号では「子どもが自分自身の伸びる力で自身に一番合った伸び方をする」ことを目指した“くろさわ流・習い事の考え方”をご紹介します。

(1)原則

まず大原則。

子ども本人の興味・意欲で決める

当たり前のようですが、意外と難しいポイントです。決して、「親やりたいこと」「やらせたいこと」を持ち出してしまわないように!この点は非常に繊細な注意が必要です。

子どもは、わずかでも親の意向を感じてしまうと、その意向に沿うように合わせようとしてしまう(そして、そのために自分自身の興味関心を犠牲にしてしまう)ことがあります。「パパは○○をやって欲しいけど、やりたくなかったらやらなくてもいいよ」という程度でも、充分にNGです。

ちなみに冒頭に挙げた4つの例は、いずれも「子ども本人の興味・意欲」ではないこと、お気づきでしたか?

頭では分かっていても、日常の中では“ノイズ(周囲から、場合によっては自分の中から聞こえてくる雑音)”に惑わされてしまいがちなもの。気を付けましょうね。

僕が「マウンティング」という不毛な営みから距離をおいた理由

誰しも職場の同僚や友人との人間関係でだれもが一度は経験する、自慢や批判によるいわゆる「マウンティング」合戦。無料メルマガ「仕組みと掛け算でビジネスを成功に導く【平成進化論】」の著者である鮒谷周史さんは、この「マウンティング」という不毛な行為から一線を画すことで心の平安を得られたと語っています。

「マウンティング」という不毛な営みから距離を置け 

世の中において「マウンティング合戦」ほど無駄で、不毛で、人を消耗させるものはない、と考えています。
マウンティングとは、自分が相手よりも優位な立場にあることを分からせるための態度を取ったり、示威行為を行ったり、といったことを意味する言葉です。小中学生の社会においてはたいていの場合、分かりやすい形で(親の職業とか、家が金持ちかどうかとか、住んでいる家のデカさとか、とかで)相手に乗りにかかるし、大人になってからであれば、(一部、例外もあり、あからさまに態度で表す人もありますが)少し頭のいい人や常識をわきまえた人ならばいかにエレガントに(自慢していないように見せかけながら)マウンティングするか、が課題になったりするものです。

霊長類の本能、とでもいうべきものでしょうから、これをなくすことはできないにせよ、

 学歴とか、勤務先企業のブランドとか、規模とか、年収とか、肩書とか、役職とか

 分譲とか賃貸とか、マンションの高層か低層かとか

 どんな車に乗っているとか

 どんな服装を着て、どんな時計やアクセサリーを身につけているとか

 結婚しているとかしていないとか、子どもがいるとかいないとか

 子どもの成績がいいとか悪いとか、どんな学校に通っているとかいないとか

こんなこと(装飾や記号のようなもの)を意識して生きて疲弊するなど、実にくだらないし、愚の骨頂であるとすら思っています。

正直、私(鮒谷)は、上に羅列したようなことはどうでもよく、企業規模とか全く気にならないし、(私自身、吹けば飛ぶような零細企業経営者)、役職こそ代表取締役であっても、「有限会社」の経営者であったり、港区在住でもなければ、タワマン住まいでもなく、借家住まいで、車も持っていないし(乗れないし)、(夏用と冬用の、それなりのスーツだけは一着ずつもっていますが)高価な服装は一切所有せず、高級時計も身に着けず、その他、一切の、「マウンティング合戦」から距離を置き、「物質や、肩書や、世間体を意識」することとは程遠い世界に生きることで平和で平穏な毎日を過ごしています。

実際、世間的に「凄い!」といわれるものを持っている人と接しても、あるいはそんな人から、ときに「乗りにかかられても」なんとも思いません。

社員数とか企業規模とか、住んでいる場所とか家の広さとか、

所属企業とか、役職とか、高級な車とか時計とか服装とか、

いろんなものを誇られても、究極のところ、それら「本人の付属品」のようなものを誇らしげに語られたところでぶっちゃけ、

どうでもいいしくだらない

と思っているから、心が乱れることもなければ、凄いなあとは思うし、そのように声をかけることもありますが、だからといって、私(鮒谷)自身がそれらを求めたい、求めよう、といった気にはまるでなりません。

そういえば、ここまで書いてきて思い出したのですが、その昔、身につけているすべての服装がジョルジオ・アルマーニ、という男(現在、当社の200万円超の債権を放置したまま、どこかに雲隠れ中ですが)と取引したことがあり、その際、私(鮒谷)の上から下まで1万円くらいで完結している服装を見て、めちゃくちゃ馬鹿にしてきたことがありました。 

でも、いろんなことをいわれてもなんにも思わなかったんですよね。服装を見て判断されたところで、私自身、別に服装のセンスとか、かけた金額で競おう、なんて考えたこともなかったから。

これは一つの例ですが、こうした営為から距離を置くととてつもなく精神的に軽くなれるもの。

言葉を換えると、世の中において(他の人がどうであれ)自分自分が至高と感じている価値に没頭・没入し、それ以外のものに、必要以上の価値を見出さない人が、もっとも精神的に自由な存在となれるのかもしれないのでは、と思ったりしています。

もとより、他者が価値と感じるものについてケチを付けるつもりはなく、敬意は払えども、万一、それを押し付けられても、それによって心を乱されない、(私は別のものに価値を置いているから)といった精神の状態(境地)に入ることができたとき、人は他者との比較から解き放たれるのではないでしょうか。

繰り返しますが、私(鮒谷)自身、誰がどこに住んでいるとか、どんな家に住んでいるとか、どんな車に乗っているとか、どんな時計を身に着けているとか、肩書きであったり、職業であったり、所得(年収)であったり、そのようなものにはほとんど何の興味もありません。ただ、興味があるのは「マニア、オタク」として、他の誰も興味を示さないような対象に没頭していて幸せそうに生きている人、のみ。

自身が興味関心の対象として選んだ分野について、「論」や「説」を立て、さらにはそれを「学」のレベルに引き上げ、最終的には「道」として、自らの人生や生活と一体化させることができれば、そこで至福の喜びを感じることができるでしょうし(これぞマニア道、オタク道)、 私(鮒谷)自身が、その状態に至高の価値を置いているからこそ、はっきり言えば、他の人の(外的な)装飾や記号のようなものには何の興味も持てないし、したがってそこにおいて比較相対する感情も生まれず、平穏・平和な感情を保ち続けることができているのです。

こうした、自身が至高と考える価値の対象を持たなければ(見いだせなければ)、どうしたって、分かりやすい、他人の装飾や記号に目が向いてしまい、それよりも自分が上、自分が下といった、くだらない葛藤が始まり、自らを疲弊させることだけとなるのではないでしょうか。

そんな状態にはまり込まないためにも、「私」はこの分野に全てを捧げているのだ、という対象を早期に確立する(所を得る)ことが、人生において、安定と充足の感情を保ちながら生きていく秘訣ではないかと考えています。

こうした世界は、「自分の興味・関心の対象について、マニアレベル、オタクレベルで追求する存在」になれたとき、体現されるのではないでしょうか。

image by:alphaspiritShutterstock

他人のセールストークを丸パクリではちっとも売れない当然の理由

ひと言で「売れる営業トーク」といっても、その内容は千差万別。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、売れる営業マンの「セールストーク」からは多くを学べる上に、そのトークを生み出すまでの「トレーニング方法」に着目することが重要だと記しています。

結果ではなく過程を参考にする

つい先日、何かの記事で、売れる営業マンのセールス方法について書かれている記事を見かけました(すみません、何の記事だったか忘れました)。そこに書かれていた内容で印象的だったのが、セールストークそのものを真似るのではなく、売っている営業マンのトレーニング方法を知ろう的な内容です。

これはとても素晴らしい視点だと思います。これこそが、最も高い効果が見込める方法だと思うからです。

販売員の世界でも、売っている人のセールストークやノウハウを知りたがる人は、たくさんいます。もちろん、私もその一人です。ただ、そういったノウハウやトークをいくら知ったところで、自分の接客にどれだけ活かせるかというと、非常に難しい部分が大きいはずです。

違う業界の人のセールストークを参考にするとしても、同じ言葉を使うことはできませんし、同じ業界で売っている人のノウハウをそのまま持ち込もうとしたって、結局、自分自身の個性と違う接客スタイルであれば、実践では役に立たないことが多いでしょう。

丸々真似をすることも大事ではありますが、だからと言って、それで売れるようになるかは、正直何とも言えませんよね。そうなってしまうのは、「結果」を参考にしてしまうからです。

売っている人のセールストークやノウハウは、その人がいろんな経験やトレーニングを積んで培ってきた結果」です。たくさんいろんなことを学んできた結果、「お客様、こちらは〇〇で~」みたいなセールストークが生まれているわけですね。

その結果を参考にして、セールストークを使おうと思っても、売っている人は、その前準備だったり、その人にしかわからないような別の要素を入れ込んでいたりするので、案外うまくいかないのです。

ですが、その「結果を生み出した過程を参考にすることができれば、話は変わります。

2月19日は空を見上げよう。今年最も大きく見える満月を見逃すな

毎月初、その月々の星空の見どころをお知らせしてくださる無料メルマガ『1日1粒!『幸せのタネ』』の著者・須田將昭さん。今月は、須田さんが「なかなかに見どころがある」という2月19日の星たちについて紹介しています。

今月のほしぞら案内(2月)

2月の星空は、とにかく寒い…の一言ですね。ちょっと立ち止まって星空を見上げる…というだけでもしっかりと防寒を。

さて、さて、まずは見やすいもので金星なのですが、1日に月と近づきました。とは言っても実はもうその最接近の時間は過ぎているので、このメルマガを見てからでは、離れてしまっています。遅くなってしまいすみません。

2日の夕方に月と土星が接近したのですが、土星は太陽の方に近いのでその姿を見ることはできませんでした。

今の見頃は、明け方の東の空ですね。木星と金星が輝いています。そこに、先ほど話題にした土星が下旬には加わってきます

2月19日はなかなかに見所ありますよ。

まず明け方。金星と土星が近くに輝いている姿を見ることができます。少し離れて木星も明るく輝いています

外惑星(地球より外側をも回っている惑星たち)の木星や土星の見かけの動きはあまり変わりませんが、内惑星(水星や金星など地球より太陽の内側を回っている惑星)は、1日で大きく見かけの位置が変わります。それで19日の明け方には金星と土星が近づいて見える、ということです。

また2月19日は月が地球に最も近づきます。翌日20日が満月ですが、今年最も大きく見える満月、ということになります。

実際にどのくらい違って見えるのかは、横に小さい時の満月を並べて見るわけではないので、一般にはわからないでしょう。

それでも、いつもより月は近いんだな…と思って見るのは、少しロマンを感じますね。

image by: Shutterstock.com

有料サービスを使わない人間が資本主義社会の成功者になれない訳

前回の記事『通帳の残高を見てニヤニヤしてるだけの人ほど金運が上がらぬ訳』で、「金運とはなにか」について論じてくださった無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。今回は、「有料と無料を比較することによりビジネススキルが成長する法則」について記しています。

有料と無料を比較すると

前回は金運は動きを伴う流れですよ、ということを解説しました。

その流れに沿うように、出来る範囲でおカネを使っているとそのうち有料のモノと無料のモノとの違いがビビットに感じられるようになるはずです。

あらゆるビジネスは、最終的には集めたおカネの多寡が成績表になるわけですから、最後はおカネを払ってもらいたいわけですよ。そのためのルートというか、順序の最初に無料があるだけなんですね。最初から最後まで、全部無料で良いよというビジネスがあるとしたら、それはあなたのビジネススキルが低くて、ビジネスモデルを読み解けていないだけなんですから。

みなさんが日々使っているLINEって、フツーに使う分には無料ですけど、あれはあなたに課金していないだけで、あなたのウラ側にある情報をLINEが利用することでおカネに換えているだけですからね。譬えて言えば、民放のテレビは直接的には無料ですが、間接的にはCM代が各商品に上乗せされて、別のタイミングでみなさんが支払っているんですよ。それと同じです。

最近ではここが非常に巧妙化したビジネスが増えたので、直接的におカネを課金するモデルが余計に高いモノ、無駄なモノに思えてしまう傾向があるんですが、直接課金しているビジネスモデルの方が正直でそのサービスに自信を持っていることが多いんですよ。だってユーザーから正々堂々とおカネをもらうわけですから、提供するモノに自信が無いなんてことがあるわけありません。

そういうサービスを積極的に利用してみることで無料の世界と有料の世界の違いを味わうことが出来るんです。そしてこの違いを堪能して、提供されるサービスのレベル感を評価出来るという人が、資本主義社会に於ける成功者であり、おカネ持ちなんです。

大地震で倒壊まで解体すらできぬ「既存不適格マンション」の苦悩

築年数が古く、耐震基準を満たしていないマンションは建替え必須でその合意を所有者から集める必要がありますが、予想される経費に匹敵する建替えプランを示せず放置されているのが現状です。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者でマンション管理士の廣田信子さんが、マンションの価値上昇を狙える建替えプランの提案を試みています。

既存不適格マンションの建替えをシミュレーション

立地がよければ既存不適格でも建替えられる?」では、耐震性が不足して耐震改修のめどが立たないのに既存不適格で建替えも難しいと思われているマンションでも、立地によっては、建替えの合意形成ができる可能性があるのでは…という話をしました。過去記事でも書いているように、

高経年団地と旧旧耐震小規模マンションをどうする?

今、将来の方向を見極められず厳しい状況にあるのが、「旧々耐震基準」といわれる1971年4月以前に建てられ、大きく耐震性が不足しているのに、耐震改修のめどが立たたず既存不適格建替えも難しいマンションです。

厳しい状況にあると書きましたが、立地のいいマンションは耐震性に関わらずそれなりの市場価格を有しているので、危機感を持っていないところもあります。考えないようにしている…ということでしょうか。そのため、大幅な耐震性不足が明確になることを避けるため耐震診断を避けているマンションも少なくありません

過去、大地震で建物が大きく破損しても、マンションでは、人の命に関わるようなことにはなっていないから、このまま耐震改修はしないで維持管理していく。大地震で大きく破損したら、その時は覚悟を決めて解体する。これまでの事例だと公費で解体でき地震保険の保険金もおりるので、有利な建替えができる。そう割り切っている…という管理組合すらあります。

旧々耐震基準で建てられている上に容積率が引き下げられ既存不適格になっているマンションにはそう思うしかない八方ふさがりの現実があるのです。

それでも、大震災で被害に遭った方の話を聞くと、自分の住まいが大きく破損する恐怖と、突然、生活の場を失うことになる困難さはたいへんなもので、そんな思いを、高齢のマンション居住者の方にさせたくない。そうなる前に何とかできないか…と最近強く思うようになりました。

そんな状況で、「住宅の広さより立地」。立地が良ければ、住戸は狭くてもいい…という昨今の住宅購入者の価値観の変化を知り、容積率が引き下げられた既存不適格マンションにも建替えのチャンスがあるのではないかと思ったのです。

さて、問題は事業者が現れるかどうかです。自分たちで建替えというより、立地を最大限に生かすプランにして、戻りたい人は戻れるようにする…ということで、一旦、事業者に敷地を売却して、(耐震性が不足しているので、4/5の特別多数決議でOK)土地の代金(解体費用が差し引かれる)を受け取り、区分所有者に分配する。その費用で、別のマンションに住み替える人、高齢者施設等に入居する人、仮住まいを経て、建替え後に戻る人(部屋は小さくなっているが…)いろいろな選択があるでしょう。

例えば、築50年でも、今、65平米で4,000万円の価格で流通しているとして、建て替え後、50平米で7000万円で売り出せたとしたら、何とか事業の採算がとれる可能性があるかもしれません。ものすごくざっくりした話ですが…。