罰則金利「4年で3倍」に驚愕。えげつない中国“途上国からの貸付金回収法”

他国に真似のできない迅速かつ集中的な融資で、途上国からの信頼を勝ち得てきた中国。しかしその「取り立て」はえげつないと言っても過言ではない手口のようです。今回のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』では台湾出身の評論家・黄文雄さんが、アメリカの研究機関の報告により明らかになった、中国による貸付金の回収法を紹介。併せて中国による台湾侵攻の可能性を考察するとともに、彼らの覇権主義に備えるために日本こそがアジアの盟主たるべき、との見解を記しています。

※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2023年11月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう)
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか』(徳間書店)など多数。

【中国】崩壊が止まらない一帯一路と求められる日本の覚悟

イタリアに続きフィリピンも、中国「一帯一路構想」を離脱する意向

イタリアは中国の「一帯一路」からの離脱を表明していますが、今度はフィリピンも離脱の可能性があるとニューズウィークが報じました。

フィリピンは、親中姿勢だったドゥテルデ前大統領の時代の2018年、スービックとクラークを結ぶ路線、南部長距離鉄道、ミンダナオ島のダバオとディゴスを結ぶ路線の3件の鉄道について、中国の融資により建設するプロジェクトを締結していました。

ところがドゥテルデ大統領が退任し、中国に厳しい姿勢を示す現マルコス大統領が就任すると、中国による領海をめぐる衝突、中国船による領海侵犯などにより両国の関係は急速に冷え込みました。さらには中国がこの3件の鉄道に関する融資に応じなかったため、フィリピン側では契約は破棄された見なし、新たな資金調達先を探すことになりました。

フィリピン鉄道計画、日韓印から資金提供の申し出=運輸相

フィリピンの運輸相は11月6日、すでに、日本、インド、韓国から融資の申し出があったことを明らかにしています。

フィリピンは10月に中国で開かれた「一帯一路フォーラム」も欠席しました。しかも、2017年に開催された同フォーラムには37カ国の首脳が集まりましたが、今回は23カ国にとどまっており、退潮は明らかです。

「一帯一路」については、資金などの実態について不透明な部分が多いのですが、最近、非常に興味深いレポートがアメリカで公表されました。11月6日、アメリカ南部バージニア州のウィリアム・アンドメアリー校のエイドデータ研究所が、中国による途上国のインフラ事業などの実態を分析した最新の報告書を発表したのです。

中国 途上国への巨額融資“罰則金利3倍近くに”米研究機関分析

それによると、中国は途上国に対して西側諸国を凌駕する、スピーディな融資を行ってきたことで、途上国からありがたがられるようになり、現在では世界最大の債権国になったものの、融資審査が甘いため、資金回収が困難になるケースが急増したとのこと。

そこで中国は途上国との間で秘密の専用口座を設定し、融資返済が滞った際には中国だけが担保の現金を引き出せるようにしました。しかも、中国が預金を引き出して空っぽになってしまった場合には、途上国のインフラ事業から入ってくる収益が自動的に補填される仕組みになっているのです。

この記事の著者・黄文雄さんのメルマガ

現在「夫婦関係」が良好ではない人たちが、“今までやってこなかったこと”

夫婦関係に問題がある人の多くがやっていないこと、なんだと思いますか?無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょうおんさんは、個人コンサルで相談に来る人を見ていて気付いたことを語っています。

小さな波で収めるには?

毎月個人コンサルをしていますが、ここで相談される方、特に夫婦関係に問題を持っている方って、話を聞くと、

  • なんでそこまで悪化するまで放置していたの?

って言いたくなることが多いんですよ。

夫婦の会話がありません、という相談に、会話をしたらどうなりますか?と訊くと、私の話は聞いてくれなくて、無視するか反論されてオシマイです、みたいなどうしようもない状態になっていたりするんですが、ちょっと待てと思うわけです。

だって新婚の頃から、話を聞いてくれないとか、無視するとか、反論されるなんてことはなかったはずで、どこかで、何かが理由でそういう反応をし始めた時があったはずなんです。

ここは夫婦関係で非常に大事なポイントで、結婚間もないご夫婦には肝に銘じて欲しいところなんですが、

  • 最初の一回目にそういう対応をされたその時こそが問題解決の最大のチャンス

なんですよ。

だから一回目にそういうつれない態度をされたら、それを放置するのではなくすかさず、

  • ちょっと待って、その君の態度、非常に傷つくんだけど

と注意して、その場で面と向かって、なぜそういう態度を取ったのか、こちら側にどんな問題があったのか(ちゃんと理由はあるものです)、どうしたらその態度が改まるのか、そしてこれは長い目で見て看過できない、必ず解決させなきゃならない問題なのだということを、相手が本当に理解するまで懇々と伝えて、納得するまで話し合わなきゃならない(ならなかった)のですよ。

そこを事なかれ主義よろしく、

  • 今日は疲れているから
  • たまたま虫の居所が悪かったんだろう
  • 話すのが面倒だわ
  • 明日になったら機嫌も直っているだろう

みたいな根拠のない楽観的な考えで(本心では面倒なことに対峙したくないだけなんですけどね)、問題を先送りするから(したから)、その態度が続いてしまったんですよ。

なぜ、小銃も作れなかった韓国の防衛産業は急成長を遂げたのか?

韓国の防衛産業は近年すさまじい勢いで進歩を遂げています。今回、無料メルマガ『キムチパワー』の著者で韓国在住歴30年を超え教育関係の仕事に従事している日本人著者が、韓国の軍事産業事情を語っています。

小銃も作れなかったKバンサン、兵器ショー主役に

年間1000兆ウォン台の国防予算を執行する米国の心臓部で開かれるこの行事には、米国・ドイツ・英国など全世界80か国余り、650余りの防衛産業企業から来た関係者3万人以上が参加する。防衛産業企業が隠してきた悲壮な新型兵器を一斉に披露する「銃声のない戦場」でもある。特に今年は、長期化したロシアのウクライナ侵攻に加え、開会直前に発生したハマスのイスラエル攻撃で前例のない関心が集まった。

韓国戦争当時、小銃一つも作れず、その後も米国が提供する軍事援助装備に依存していた韓国は同日、世界最強の軍事大国である米国にまで武器を売るため、会場中央に230平方メートル(約70坪)規模のブースを設けた。このブースに多くのグローバル防衛産業関係者が絶えず訪れた。

「Kバンサン(=韓国防衛産業)はすでに大リーグ入りした(2022年CNN)」という評価を受けている。韓国政府は今年6大防衛産業輸出国、自由陣営で言えば米国、フランス、ドイツに次ぐ4位を目指す。貿易順位を上回る数値だ。韓国防衛産業は昨年、史上最大の173億ドル(約22兆6800億ウォン)の輸出を記録し、現在の受注残高は100兆ウォンに達する。

核武装した120万の北朝鮮軍に対抗しなければならない特殊な安保環境の影響で、K防衛産業は陸・海・空のすべての分野で急成長した。地上軍兵器である装甲車・戦車・火砲は、国内独自開発と生産可能水準を超え、世界上位レベルに跳躍した。航空分野は1970年代から戦闘機・ヘリコプター技術移転生産を土台に今は高等訓練機(T-50)、韓国型機動ヘリ(スリオン)、次世代戦闘機(KF-X)まで技術が上がってきた。艦艇分野も世界最高水準の造船技術を基に国内自主建造が可能であり、戦闘性能を左右する戦闘体系も着実に拡充している。

「AUSA2023展示場のハンファエアロスペースブースには、世界の自走砲市場の半分以上を占め、「21世紀ベストセラー」に挙げられるK9自走砲と砲弾自動移送装置を装着したK56弾薬運搬車など、最先端自走砲パッケージが展示された。米軍関係者たちはハンファブースを訪れ「K56が米国自走砲とどのように互換できるのか、既存武器体系対比投入人員をどのように3分の1に減らすことができるのか」等を尋ねた。グローバル先頭圏である米国のある防衛産業企業の職員は、ハンファブースを訪れ、本人の経歴を紹介し、転職の可能性を尋ねたりもした。

ハンファ関係者は「2017年に初めてAUSAに参加した時は、果たして低い認知度の韓国技術で作った兵器体系を防衛大国に輸出できるのか半信半疑だった」とし「今年『戦車名家』ドイツを抜いて豪州輸出を獲得し、今や世界で認められた兵器を防衛産業最先進国である米国と北大西洋条約機構(NATO)に市場を拡大するのが目標」と話した。ハンファディフェンスUSAのジョン・ケリー法人長は「韓国の防衛産業界は成人(coming ofage)になったばかりだ」と話した。

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あなたの店が“差別化”を図るとき「絶対にハマってはいけない戦略」とは?

他店に勝つための戦略、あなたのお店では取り入れていますか?  無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』の著者で経営コンサルタントの梅本泰則さんは、小売店が差別化を図るための「4つの戦略」と、そのポイントを紹介しています。

4つの「差別化戦略」とは何か?

1.4つの差別化戦略

あなたのお店では、他店に勝つために、どんな戦略を取り入れているでしょうか。

他店との競争に勝つには、差別化が必要です。

その差別化には、次の4つの差別化があります。

・製品の差別化
・価格の差別化
・サービスの差別化
・ブランドの差別化

製品の差別化とは、文字通り製品の差別化に力をいれる戦略です。

有名なところでは、ソニー、ホンダ、アップル、ナイキなどが、それに当たります。

価格の差別化とは、低価格戦略のことです。

この差別化を戦略にする会社はたくさんあります。

ディスカウントストアを筆頭に、スーパー、家電販売店、ファストファッション、ドラッグストアなどにとっては、重要な戦略です。

サービスの差別化では、お客様への接し方や、利便性、買いやすさ、ファンづくり、特約店化、金融サービスなどを戦略とします。

トヨタやパナソニック、アマゾンなどは、サービスでの差別化を図っている企業と言えるでしょう。

ブランドでの差別化は、すぐに出来るものではありません。

時間をかけて信用を積み上げてきた製品や企業が手にすることができます。

ルイヴィトン、ミズノ、アディダスなどが、それに当たるでしょう。

ブランド力があれば、たとえ価格が高くても買ってくれます。

そして、ブランド差別化が出来ていれば、市場の変化を乗り越えることも可能です。

あなたの扱っている製品は、どうでしょうか。

では、この4つの戦略の中で、最も取りやすいものはどれでしょう。

そう、低価格戦略です。

マンション管理士がスカイツリーからの眺めで絶望的な気持ちに襲われた訳

普段見ているものも視点を変えると新たな気づきがあるもの。東京のタワーマンションを見上げて「資産価値」について考えている人も、高い場所からそのマンション群を見下ろすと、まったく違う感慨や思考が浮かんでくるようです。今回のメルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では、一級建築士及びマンション管理士の廣田信子さんが、初めて高さ450mのスカイツリーの天望回廊からの眺めを見て感じ、考えたさまざまな思いを綴っています。

スカイツリーから見た眺めに不遜さを感じてしまった

こんにちは! 廣田信子です。

先日、東京スカイツリーの最上階の天望回廊(450m)まで行きました。「え、今さら」と思われるでしょうが、今まで、急に運休になったり、あまりに混み過ぎていたりして乗れずに、実は、初めてだったのです。

私は、最上階からの眺めを見て、「きれい」とか、「すごい」とか思わずに、なぜか、怖い気持ちに襲われました。こんなに広い範囲に密集して人がひしめいているのだということに対してです。

超高層ビルが並び、その他の地域も道路沿いは、ビルやマンションが建ち並び、その内側には、戸建て住戸や3、4階建ての建物が密集しています。うすっぺらい地表にへばりつくように、多くの人が生活しているのです。

この東京周辺の地が、大地震や地球温暖化による洪水被害や海水面の上昇といったことに耐えられるのか…という気持に襲われました。それは、長期的には絶望的に思えてしまいました。

展望デッキ(350m)まで降りると、その怖さがいくらか和らぎます。そこに人間の営みをかすかに感じるからです。その後、友人と、30階のレストランで食事をしましたが、そこからの夕方から日が沈み夜になっていく景色は、それは美しいものでした。

この「怖さ」と「美しさ」の感覚の違いは何だろうと思いました。天望回廊(450m)からの眺めは、天からの眺めに近く、私たちに、不遜さを教えているように思えました。

思えば、地球も大きな変動を体験し、大都市が一瞬で沈んでしまうようなことも何度もありました。その中で、生き延びた人たちが今の世の中をつくっているのです。もう、集中するのは限界だと思え中心地に人が集まる仕組みはやめたいと思いました。

大いなる存在は、大自然と共にあり、自然に大きく反することは、いずれ、終わりになる…そんなことを改めて思いました。私たちは、今の都市の不遜さを忘れてはならないと深く思いました。

ITの発達により、人間は、1カ所に集まれなくてもより心豊かに暮らせるのです。最近の中学生、高校生、若い人たちが、自分が役立っていること、喜んでもらえることがうれしいという思いで、行動している様子を見て感じます。日本の一時の豊かさが、こういう子供たちを生む下地になったんだと思うと意味があります。

元信者が解説。岸田首相にも一方的に送られた旧統一教会からの「17枚のファックス」に書かれていたこと

フジ系『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』で、「日韓トンネル」の件が取り上げられたことで再び注目を集めている旧統一教会。そんな教団から「財産保全の立法をしないように」というファックスが複数の国会議員宛に送られてきたことをご存知でしょうか? かつて旧統一教会の信者だったジャーナリストで、先の番組にも登場した多田文明さんは自身のメルマガ『詐欺・悪質商法ジャーナリスト・多田文明が見てきた、口外禁止の「騙し、騙されの世界」』の中で、その理由を解説するとともに、岸田首相にも送られたという文面の中身について紹介しています。

【関連】統一教会の悲願「日韓トンネル」を真剣に検討していた大物政治家の実名

解散命令請求の反論会見で話した「海外宣教援助費」をきっかけに、一気に財産保全の流れになった!?

旧統一教会は文化庁の解散命令を受けて、10月16日に反論会見をしましたが、そのなかで出てきた「海外宣教援助費」は、逆に墓穴を掘った形になったかもしれません。

実際に、おそらく多くの方の耳に、この言葉が残ったことと思います。

翌日、立憲民主党を中心とする国対ヒアリングが開かれて、全国統一教会被害対策弁護団の阿部克臣弁護士から「会見で海外宣教援助費が出てきました。宗教活動でお金を使うことは、目的の範囲内ということをいっておりました。

そういう名目で(今後)海外に送金していくつもりなんだと、改めてわかりました。

財産保全の必要があることが、裏付けられたと思います」との話があり、まさにその通だと思います。

すでに、ヤフー記事「旧統一教会の反論会見により、財産保全の必要性が裏付けられたとの弁護士の見解 与野党で財産保の流れに」にしていますので、ご参照下さい。

立憲民主党からは、財産保全の特別措置法案が提出されて、日本維新の会からは、宗教法人法の改正案に盛り込まれています。

そして自民党議員からも財産保全の検討に対する声もあがり、24日の報道では、与党である自民党、公明党とも、被害者救済に向けて、旧統一教会財産保全の対応策のプロジェクトチームが発足するまでに至っています。

ぜひとも実効性のある被害者救済への道筋をつけてほしいと思います。

世界教団本部が「各国の現行法に沿って財産を管理するように」との通達したとの報道

反論の会見後、旧統一教会の世界教団本部から「各国の現行法に沿って財産を管理するように」との通達を出したという報道が10月23日にありました。

これまで日本の信者らに献金ノルマを課して、数々の民事判決で違法とされるような不法な手段でお金を集めさせておきながら、「現行法に沿って」と、堂々といえるところに教団の本質があるように思います。

もし真摯に、国内の社会情勢に真摯に向き合っての通達をするならば「現行法にそって、悪質な手法で得た財産は、被害者にしっかりと返すように」と通達してほしいところですが、それはしないのでしょうね。

この記事の著者・多田文明さんのメルマガ

自民党のネット工作か?政権支持率「初の30%割れ」報道に漂う強烈な違和感

11月第2週に入り、相次いで発表された共同通信とJNNによる世論調査の結果。どちらの調査でも岸田政権の支持率が初めて30%を下回ったことが、ポータルサイトで大々的に報じられました。これに既視感と違和感を抱いたというのは、人気ブロガーのきっこさん。きっこさんは『きっこのメルマガ』で今回、他社の調査で過去何度も政権支持率が30%を割っている事実を過去記事を引きつつ紹介するとともに、「支持率初の30%切り」という調査結果の記事2つが目立つように報じられた裏側を推測しています。

「政権支持率が発の30%割り込み」報道の既視感。税金を使った自民党のネット工作か

11月2日、岸田文雄首相は物価高対策に関する会見をひらき、「低所得者層への給付金」や「1人当たり4万円の所得税減税」など、閣議決定した対策について説明しました。そして、この対策を受けて、報道各社は全国世論調査を実施し、その結果を報じました。その中で、今回、あたしの目を引いたのが、次の共同通信とJNNの報道でした。どこのポータルサイトでも、このどちらかの記事がトップに掲載されたからです。

内閣支持率28%、過去最低を更新 共同通信世論調査
2023年11月5日付

 

共同通信社が3~5日に実施した全国世論調査によると、岸田内閣の支持率は前回調査(10月14、15両日)から4.0ポイント下落して28.3%となり、過去最低を更新した。自民党政権の内閣支持率が30%を割り込むのは、2009年の麻生政権末期以来。岸田文雄首相は厳しい政権運営を迫られそうだ。

岸田内閣の支持率、初めて3割切って過去最低 JNN世論調査
2023年11月6日付

 

岸田内閣の支持率が、総理就任後、初めて30%を切り、過去最低となったことが最新のJNNの世論調査でわかった。調査は11月4日5日両日に行なわれ、岸田内閣を支持できるという人は、前回の調査から10.5ポイント下落し、29.1%で総理就任後、過去最低となった。

あたしは、この2つの記事を読んだ瞬間、ものすごい既視感、デジャブー感に襲われました。あたしの記憶が確かならば…なんて『料理の鉄人』の鹿賀丈史っぽく小鼻を膨らませて言わせてもらいますが、岸田内閣の支持率が30%を割り込んで20%台になったのは、もう1年くらい前、去年の11月か12月くらいのハズだからです。そして、今年になってからも、様々な媒体の世論調査で、何度も30%を割り込んでいるからです。

そして、あたしはハッと思い出したのです。確か今年3月に、このコーナーに岸田内閣の支持率の不思議について書いたことを。それで、メルマガのバックナンバーのタイトルを確認してみたら、今年3月22日に配信した第208号に「内閣支持率アップのカラクリ」というエントリーを書いており、読み直してみると次の一節がありました。

「毎日新聞では、支持が2月の前回調査の26%から7ポイント上昇して33%」

【関連】マスコミ関係者たちとの食事会が効いた?岸田内閣「支持率上昇」の奇々怪界

あたしは、ちゃんと各紙の世論調査の結果を確認して書いているので、毎日新聞の世論調査では、岸田内閣の支持率は今年2月の時点で、すでに30%を割り込んで26%だったのです。

この記事の著者・きっこさんのメルマガ

怒られた途端たった1度の「4万円減税」。世論の怒りに油を注いだ岸田内閣2つの問題点

支持率や「ニックネーム」などを鑑みても、もはや国民から完全に見放された感のある岸田内閣。首相はどこで何を間違え、このような惨状を招いてしまったのでしょうか。今回のメルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』では米国在住作家の冷泉さんが、内閣混迷の原因となっている2つの問題を取り上げ各々について詳しく解説。さらに官邸周辺が現在、相当な危機的状況である可能性を指摘しています。

※本記事は有料メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』2023年11月7日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

支持率20%割れの事態も。岸田内閣はなぜここまで混迷を極めているのか

世論調査ということでは、アメリカだけなく、日本の政局も揺れています。というのも、岸田内閣の支持率が大きく下がっているからです。先週の前半ですと、33%というのが話題になっていたのですが、30%とか、調査によっては26%台などという数字も出ています。

このままでは、20%を割るとか、あるいは「党の支持率を内閣支持率が割り込む」などという予想もあります。もう1つ、「青木の法則(亡くなった青木幹雄氏のアイディア)」というのがあり、内閣支持率と与党の支持率の合計が50%を割ると政権は持たないと言われていますが、これもシャレにならない感じが出てきています。

総理としては「あわよくば年内に解散」と思っていたようですが、さすがにもうダメでしょう。議院内閣制というのは悲しいもので、政府のトップである内閣総理大臣の権力は、自分を首班指名してくれる与党議員の議席を保証することで生み出され、反対に議席を危うくするとか、実際に大きく減らした場合はアッサリ退陣ということになるからです。

原因としては、色々と言われていますが、ズバリ直接的に内閣のパワーをすり減らしているのは2つの問題だと思います。1つ目は、減税問題です。岸田氏には「増税メガネ」というニックネームが付いており、これも内閣には大きなダメージになっています。ですが、岸田氏は最初から増税をしようとしたわけではありません。

もう一度、事態の経過を確認しておくことにしましょう。順序として岸田総理はまず「異次元の子育て政策」という「給付」を宣言したわけです。色々と批判はあったわけですが、これで支持率が下がったわけではありません。ですが、その後になって、実際は「異次元の子育て政策」の財源は増税で賄うことがバレてしまったのです。

特に中間層の子育て家庭の場合には、給付増と増税が相殺、つまり差し引きマイナスになることが露見したのでした。明らかな制度の設計ミスです。あるいは、財務省としては財政規律の立場から何も考えずに財源と給付を均衡させようとしたのだと思います。問題は、岸田総理は、増税に「ノー」と言わなかったということです。

岸田氏の立場としては、例えばですが野田内閣などもそうですが、「都市の中間層はかなり財政規律を気にする」ので、財源を明確化するのが政治的にも有利と思ったとか、防衛費問題などもあるのでやはり財政規律を優先しようと思ったのかもしれませんが、良く分かりません。ただ、ハッキリ分かるのは、世論は明らかに怒ったということです。「増税メガネ」という有り難くないニックネームがついたのはこのためです。

しかし、岸田氏に何か「マトモな政策論とか、主義主張」があれば、そこを軸足に何らかの説明をするか、世論が納得する着地点へ政策を修正することはできたはずです。ですが、そうした展開にはなリませんでした。「増税メガネ」という言葉に傷ついたのか、選挙に負ける恐怖に震えたのかわかりませんが、状況を一気に挽回しようと定額減税を提案したのです。

この記事の著者・冷泉彰彦さんのメルマガ

『VIVANT』天才ハッカー役の女優ケガ報道に芸能界のドン激怒?TBSがつける“落とし前”は

今年の話題をさらったTBS系ドラマ『VIVANT』、その中で印象的だった天才ハッカー役で一躍注目を集めたのが女優の飯沼愛です。そんな飯沼が出演中のドラマ収録中に事故で頭部や肩をケガしたと報じられました。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、芸能界のドンと秋元康大先生が太鼓判を押すこのイチオシ女優の事故の「落とし前」について注目。そして釈然としない「業界の暗黙」についても言及しています。

『VIVANT』天才ハッカーが、新垣結衣・上白石萌音・多部未華子と肩を並べる“THE芸能界”

『マイ・セカンド・アオハル』出演中の飯沼愛が、収録中に事故にあったことをTBSが謝罪しました。

同局によれば、高さ90㎝の台の上に設置していたカメラが三脚ごと倒れ、その台の横で出番を待っていた飯沼を直撃、救急車で運ばれたということです。

飯沼は頭部の切り傷や打撲、肩の打撲と診断され、現在は経過観察中だそうです。

このニュースが芸能関係者をザワつかせているのは、飯沼愛という女優が将来を約束された“金の卵”だからです。

その理由としてはまず、彼女の所属事務所は大手中の大手である芸能プロダクション『田辺エージェンシー』だということ。

少し前まで堺雅人が所属していた事務所でも知られますが、この事務所が全社一丸となって猛プッシュをしているのがこの飯沼なのです。

そんな女優が頭に傷ですから…業界は大騒ぎです。

飯沼は今から2年前、2021年10月期の『この初恋はフィクション』で、いきなり深夜枠とはいえ“連続ドラマ初出演にして初主演”を果たしました。

『田辺~』と“坂道グループ”の秋元康大先生、TBSがタッグを組んだ育成プロジェクトの演技部門でトップだった飯沼の華々しい女優デビューです。

現場マネージャーたちの間でも「ドン(田辺エージェンシー・田邊昭知代取社長)は本気だ…」と、しばらくの間この話題で持ち切りだったといいます。

2022年7月期、『パパとムスメの7日間』でやはり主演を務めた後はデビューから3作目でTBS“日曜劇場”枠『アトムの童』、今年7月期には『VIVANT』で天才ハッカー役と、ドラマファンの間で一躍注目を集める存在になってきていました。

視聴率で落ち込む『マイハル』の救世主になるかという矢先のこの事故に、疑り深い私は“誰かが仕掛けたんじゃないよな…”なんて勝手に想像してしまいました。

彼女のプロモーションで少なからず“犠牲”になっている女優もいるし、この事故は別の意味で『マイハル』を注目させることになったからです…不謹慎ですみません。

飯沼の状態も大変気になるところではありますが、この事故、別の意味で芸能関係者たちを浮き足立たせてもいるのです。

なぜ、あの会社は後継者に交代してから急成長できたのか?

跡継ぎが会社を引き継いだ途端に会社が急成長する、もしくは倒れていく…その違いはどこにあるのでしょうか。今回、無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者、土井さんは、アトツギのためのベンチャー思考やアドバイスをまとめた一冊を紹介しています。

【後継者が会社を大きく伸ばすには】⇒『アトツギベンチャー思考』

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アトツギベンチャー思考

山野千枝・著 日経BP

こんにちは、土井英司です。

長崎県最古の企業、田中鎌工業では、後継ぎが事業に参画して以来、海外からの注文が殺到しています。

また、同じく知人ですが、札幌に本拠地を置くヤマチユナイテッドグループは、今の山地章夫社長が引き継いで会社は急成長、2022年現在で、年商は245億円に達しています。

地方では、スタートアップよりもアトツギベンチャーの方がうまくいく。

これは、実感としても言えると思います。

本日ご紹介する一冊は、この「アトツギベンチャー(ベンチャー型事業承継)」の提唱者、山野千枝さんが、後継者のための事業心得を記した一冊。

大阪産業創造館を経て、一般社団法人ベンチャー型事業承継を設立、数多くのアトツギベンチャーを支援してきた著者だからこそ書ける、ディープな事業承継のヒント・事例が満載の一冊です。

「○千人に指導」とか言いながら、事例が薄っぺらい本を読むと、心底うんざりするのですが、本書は、事例・アドバイスともに「深い」。

後継社長が直面するお金や人間関係、ビジネスの問題を事前に指摘し、どう解決すればいいか、丁寧なアドバイスをしています。

なかでも感銘を受けたのは、「未来志向の経営者になるためにアトツギ時代に学んでおくこと」としてまとめられた、事業承継までのロードマップ。

この表を見るだけでも、後継社長になるまでにやっておくべきことが、明確になると思います。

同様に、家業の経営資産と未来志向キーワードを掛け算する「新規事業アイデアの拡散シート」も役に立ちます。

これを使えば、家業から突然変異することだって、できるかもしれません。

イノベーティブなビジネス視点と、それを実行する前に付けておくべき基礎スキル、さらには組織内で生まれるであろう軋轢の解決策まで、じつに実践的なアドバイスがなされています。