【英字新聞】え?ロシア大丈夫?石油下落で危機!
石油下落でロシアが大変なことになっていますね。 間違いなく不景気に陥るでしょう。 世界に波及しなければいいのですが… ニュースを見てみましょう。 ■■1.英語原文 (Russian Woes …
Details石油下落でロシアが大変なことになっていますね。 間違いなく不景気に陥るでしょう。 世界に波及しなければいいのですが… ニュースを見てみましょう。 ■■1.英語原文 (Russian Woes …
Details累計10万部を超える『大原さんちシリーズ』がまぐまぐに帰ってきた!
舞台を東京から九州・長崎面佐世保市に移し、
『大原さんちの九州ダイナミック!』として大絶賛配信中!
そして!過去の名作マンガをプレイバック掲載!
今回のテーマは「移住力」。生命力あふれるダンナさんは……。
著者・大原由軌子さんからひと言
東京から長崎県佐世保市に引っ越してから約4年。
私たち一家にとって地方都市はとてつもなく住みやすい場所でした。
首都圏にない地方都市のよさや具体的な生活情報、
そしてまさかのリアル艦これコーナーなどなど、
笑いを交えつつマンガと写真で綴っていきます。
『大原さんちシリーズin九州』、よろしくお願いします。
お笑い芸人と聞くと、気楽な稼業だと思われる方もいらっしゃるしれないが、芸人は“笑い”のみが評価のすべてで、実力が認められテレビなどで活躍しているのはほんの一握り。人知れず消えていく者たちも多く、ある意味我々ビジネスマンよりも過酷な日々を過ごしているといっても過言ではない。
今回ご紹介するのは、そんなシビアな世界に身を置く芸人たちの姿を通じて、社会で生き抜くためのヒントを伝えてくれる一冊。著者である本多正識氏は、漫才作家として数々の芸人と関わりを持ち、またNSC(吉本総合芸能学院)の講師として1万人以上の芸人の卵たちを見つめて来た人物だ。本書では、氏が講師として初めて受け持ったNSC大阪9期生の岡村隆史をはじめ、西野亮廣、山里亮太といった今をときめく人気芸人たちとの対談、そしてオール阪神・巨人や中田カウス・ボタンといった大御所たちとのエピソードを通じて、一流芸人たちによる生き抜くための術を紹介していく内容となっている。取りあげられる秘訣の数々は、芸人の話だからといって決して突拍子もないようなものではなく、たとえば挨拶を常に怠らないといった礼儀正しさであるとか、とにかくあきらめずに挑戦し続ける心など、ビジネスマンの我々も日頃から心掛けるべきことが実に多い。
さて本書で本多氏は、芸人として面白いことを考えるためにはどうすれば良いかということで、そのひとつの方法として挙げているのが“テレビのニュース番組を見ること”。お笑いとは真逆のお堅いものの代表格とイメージされるニュース番組だが、非常識なお笑いを作るためには、まずは前提となる常識の会得が必要で、それを効率よく学べるのがニュース番組だという。実際に南海キャンディーズの山里亮太は、NSCに在籍していた頃から池上彰の『週刊こどもニュース』の本を読み、また売れっ子になった今でも新聞に毎朝目を通し、ボキャブラリーを増やす努力を続けているとのこと。さまざまなジャンルにおける常識をストックし、それを組み合わせることによって、今までにない新しい着想やアイデアを生み出すという方法は、芸人ではない我々でも大いに取り入れることができるのではないだろうか。
長いビジネスマン人生を生き抜くためのヒント、そして自らの能力をより進化させるためのきっかけが、数多くちりばめられた本書。また、そういったカタイ話は置いとき、単に関西のお笑いが好きだという人にとっても、上方芸人たちのイイ話が満載ということで、読了後の満足感はすこぶる高い一冊だ。
information:
『吉本芸人に学ぶ 生き残る力』 本多正識
大人のまぐ
日本の国債が先週、おせっかいなMoody’sが格付けを1ランク下げ、上から4位の「Aa3」から5位の「A1」にしたから、常時戦争状態のイスラエルやアラビア半島の先端のオマーンと同格になった。
単に民間の格付け会社にすぎないMoody’sは、AAA格を少々組み入れただけのサブプライムローン債券をA格だとレッテル貼ったから世界に蔓延し、その結果は世界を激震させた淵源を造った。その十年以上前にこのお節介会社が日本国債の格付けを下げた際に世間は騒いだが、時の首相宮沢さんは「私は意に介さない」と応じた。さすがに(パワーはなかったが)経済のことは見通していた宮沢さんは聡明だった。
安倍さんも誰かブレーンが言ったのだろうか、国債の格下げに対しての発言は聡明だった。「格下げによる長期金利には影響ない」と強調し、「日本の経済に対して外国の信認は高いと思う」と述べた。経済同友会の長谷川代表幹事は「日本国債の格上げに対して一喜一憂する必要はない」と述べたと言う。両者ともこの対応が正しかったろう。
思い出すのは2011年、菅首相時代の国債格下げの時だった。「そういう問題には私は疎いので……」と言ったので皆は呆れた。自社の社債について聞かれた社長が「私は疎いので……」とやったら株主総会は乗り切れない。菅氏は社長でなく首相だったのでクビにはならなかったが嘲笑は買った。しかも本人はその嘲笑を気づかなかったからオオモノだった。
国債が格下げされるとリスクの掛け目が上がるため大量に持っている銀行が売りに出すというケースがある。ところが自国通貨で自国の国債を持っている場合は、リスク掛け目は動かない。故に国内銀行が国債を投げてくると言うケースはない。
ところで、「国債が格下げされると株は上がる」というジンクスがある。事実はこうである。12月3日の日経新聞18頁の左側にグラフが載っている。97年以降、格下げが6回あったが4回は日経平均が上がった。今回が4回目である。格上げが3回あったが、2回は株は下がった。「財政悪化や改善の面を分かっていても敢えて見ないことにしている」のかもしれない
思えばギリシャ危機のころ「豚ども:PIIGs」(ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン)と別称された欧州金融危機の頃から、私事に亘るが筆者は「危機に好機あり」で(本気で買う量ではなかったが)ギリシャ国債を買って短期間に5割の値幅を取って売ったし、スペイン国債を買って3割儲けて喜んで利確売りしたら後に2倍強にになった。
具体的にはこうだった。
昨年1月、スペイン国債を23.9ユーロで買った。円ユーロ相場は115.2(ユーロ/円)だった。
23.9ユーロ×115.2(ユーロ/円)×1万=2753万円
筆者はこれを3割取って利食いしたが、今まで持てば今日売れる所は2.2倍になっている。
40.45ユーロ×147.8(ユーロ/円)×1万≒6000万円となるから1年10カ月で約2.2倍になったことになる。
「危機にこそ好機あり」だったのだ。
昨年1月、スペイン国債を23.9ユーロで買った。円ユーロ相場は115.2(ユーロ/円)だった。
23.9ユーロ×115.2(ユーロ/円)×1万=2753万円
筆者はこれを3割取って利食いしたが、今まで持てば今日売れる所は2.2倍になっている。
40.45ユーロ×147.8(ユーロ/円)×1万≒6000万円となるから1年10カ月で約2.2倍になったことになる。
「危機にこそ好機あり」だったのだ。
『山崎和邦の投機の流儀』
著者:山崎和邦
野村證券、三井ホームエンジニアリング社長を経て、武蔵野学院大学名誉教授に就任。大学院教授は世を忍ぶ仮の姿。実態は投資歴51年の現職の投資家。著書に「投機学入門ー不滅の相場常勝哲学」(講談社文庫)、「投資詐欺」(同)、「株で4倍儲ける本」(中経出版)等。山崎和邦 週報『投機の流儀』では経済動向を解説。
≪サンプルはこちら≫
北海道や東北からは初雪の便りも届き、いよいよ本格的な冬へと向かい始めた日本列島。寒さが堪える季節の到来ですが、冬だからこそより楽しめる絶景があります。その一つが、夜景。今回このコーナーでは「日本三大夜景」と称されるスポットをご案内しましょう。
と、その前に。
そもそもなぜ「冬は夜景が綺麗に見える」と言われるのでしょうか。
夜景評論家、夜景プロデューサーなどの肩書を持つ丸々もとおさんによると、「西高東低の気圧配置により冷たく乾いた大気が雲の低層域に入り込むため、低層や中層域にあるよどんだ大気が高層へと押し上げられ、遠くまで視界が効くようになるため」なんだそう。
つまりはほかのシーズンでは目視不能な遠方の光までが見えるようになるため、より綺麗な夜景が楽しめるということなんですね。なるほど。
それでは「日本三大夜景」を北から訪ねてみましょう。
北海道 函館
函館山より
ナポリ、香港と並んで「世界三大夜景」にも数えられている函館山からの眺望が、当コーナーのタイトル写真。北海道を訪れたのならぜひ足を延ばしたい観光地ですね。
そんな函館で近年話題になっている、新たな「夜景」があります。市街地から函館山とは逆方向、北に向かい車を走らせること30分ほどの七尾町は城岱(しろたい)牧場付近からの「裏夜景」です。
地元の方が親しみを込めて「七つ星夜景」と呼ぶ素敵な眺めですが、残念ながら冬季は車でのアクセスが不可能。というわけで今回は写真でお楽しみください。
兵庫県 摩耶山
続いてご紹介するのは、兵庫県神戸市、六甲山地のほぼ中央に位置する摩耶山の掬星台(きくせいだい)。「手で星を掬(すく)う」がその名の由来です。こちら、そのスポット名に偽りナシ、です。神戸市内、大阪湾、そして関西国際空港までをも一望できるスケールの大きさはまさに圧巻のひと言。「まやロープウェイ」の「星の駅」の目の前にあるため、アクセスも簡単。11月30日までの土・日・祝日は終発が20時30分ということですので、全国屈指の人気を誇る夜景をたっぷりと堪能できそうですね。
長崎市 稲佐山
長崎稲佐山より
「日本三大夜景」を巡る旅、最後は長崎県へ。県庁所在地・長崎市の稲佐山へ登ってみることにします。 2012年に開催された「夜景サミット」で、香港、モナコとともに「世界新三大夜景」に認定された長崎。稲佐山山頂の展望台からは、ライトアップされた女神大橋や港に浮かぶ船、そしてもちろん市街地と、大パノラマを楽しめます。「1000万ドルの夜景」とも呼ばれる稲佐山からの眺めですが、その冠言葉、伊達じゃないですよ。
バッグに一枚多めに服を詰め、行く先々の“夜景狩り”を楽しんでみる──。そんな旅に、あなたも出かけてみませんか?
<オススメ旅情報>
●街灯りと函館山の競演「裏夜景」を愉しむ
函館市公式観光情報「はこぶら」内のページ。レポートが充実しています。
●神戸夜景
摩耶山はもちろん、神戸中の夜景情報を網羅。写真も多く見ているだけで楽しくなります。
●長崎ノ夜景(注:音が出ます!)
美しいスライドショーで長崎の夜景をアピール。夜景マップ等も充実していますよ。
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Question
宮田恵さんの回答
秋は美味しいモノが沢山。 おっしゃるとおりですね。 生活習慣病の患者さんのデータが悪くなる時期です。
体重増加を意識するなら糖質豊富な食材を知ると良いと思います。食欲が増すから体重が増えるというよりは、秋の食材は糖質が高いものが多く、それを食べ過ぎることで太ってしまうということが多いんです。
完熟果実野菜、とくにカボチャは糖質が多いです。 一方、サツマイモや里芋も糖質が多いですが、こちらはGI値が低いので、ご飯やパンの代わりに主食として食べるといいでしょう。 根菜類は糖質が多いのですが、オリゴ糖の比率が多いのでカロリーは比較的低くなります。 食品成分表のエネルギー量はオリゴ糖も通常の糖質としてカウントされていますから、オリゴ糖の多い野菜は思ったより太りにくかったりします。 こういった根菜類の葉っぱは捨てられがちですが、ダイエットにはもってこいの食材です。 うまく調理していただきましょう。
果物も沢山でまわる時期です。 柿は糖質が多いので量を守って下さい。 ブドウは皮の部分のアントシアニンがとても貴重なのですが、生食の場案、皮の部分は破棄してしまいます。 スムージーにして皮ごと、他の野菜とともに頂くといいでしょう。 食べたら動く。 それから食材をジュースやソース、ジャムにする作業をしていると、食べる前に満腹になります。
小児食育科でほうれん草の記事をのせました。 ほうれん草以外にも野菜にはこういった調整機能が沢山含まれていますから、身体が満足=脳も満足、そういう食べ方をお勧めします。
皆様こんにちは!ジェントル高橋です。
ジェントルの日課、それは創刊される新作メルマガのチェックです。とても気になったメルマガがあったので、編集長殿に会いに行くことにしました。そうそうそのメルマガですが、
でございます。
発行しているのは「天狼院書店」さん。本物の本屋さんです。
場所は池袋駅から徒歩10分ほど。AZUMA通りにある本屋さんです。
徒歩10分だけど、ジェントル3分。

余裕で到着。とてもステキな看板が目印なので迷うこともありませんでした。
入り口もガラス張りで中が見えるよ!テンションあがってきました。


いらっしゃいませー!
あ…

……この空気に、ジェントルだいぶ慣れました。
…
…
…
それでは早速でございますが、編集長のご紹介!!

この笑顔がステキでブルーが似合う方こそが
『週刊READING LIFE』編集長の川代さん。
なんと現役の女子大生!メルマガ「週刊READING LIFE」第4回で
いよいよ3月になってしまいましたね。3月といえば出会いと別れの季節……。大学4年生の私ももうすぐ卒業でございます(うまくいけば)。
なんだか本当に私、大学生をやっていた期間があったんだろうか?と思うくらい、あっという間の4年間でした。
私は大学2年の夏から3年の春まで留学していて、キャンパスに通っていたのは実質3年間ということもあって、光のように一瞬で過ぎ去ったような気がします。結局オレンジデイズ的な、ハチミツとクローバー的な、甘酸っぱいような苦しいような切ないような、THE大学生な青春生活はまるで送れなかったように思いますが、それでもやっぱり大学生活って、サイコ─に楽しかったです。
とのことで、川代編集長に会えるのはこの3月いっぱいまで!?です。
そんな川代編集長がチラリと出演しているのがコレ。天狼院書店で映画をやるんです!
本屋なのに映画をやっちゃいます!是非見に行ってくださいね。
そして
気になる2代目編集長候補はこちら!矢口さん

笑顔がとてもお美しい矢口さんは、今年の1月から天狼院書店にジョイン!矢口さんがお持ちのコレ、天狼院書店が編集した雑誌『READING LIFE』です。メルマガの『週刊READING LIFE』はここからとられているそうなんです。
かるく名刺交換を済ませ、さっそくインタビュー。

正直、メルマガは宣伝のものしか読んだことなくて、読み物のメルマガって全然イメージがわきませんでした。それからいろんなメルマガ集めて読んでみたところ、面白いメルマガも可愛いメルマガもたくさん出てきて、これを書くのは楽しいかも♪って思えてきました。
天狼院書店にはフォト部やサメ部などいろんな部活がありまして、その各部活のマネジャーが書いてくれているのでいろんなジャンルのコラムがあります。
「書きたいこと書くぞ!」って書いているとなぜか自虐ネタになる時がありまして…。でも、お店に来たお客さんが励ましてくれることがあり、そういうときメルマガを書いていて嬉しいなと思いました。
私は今年の1月に天狼院書店にはいりまして、それまでも天狼院の名前は聞いていたんですけど…実際中で見てみるとビックリすることばかりなんです。本屋なのにこたつがあってお客さんがくつろげたり、部活があったり、お店も店長の三浦も特に露出していないのに取材がたくさんくるし、編集長の川代さんは女子大生なのにFacebookで何万も「いいね!」がつくような文章書いたりするし。実はすごいノウハウの詰まった書店です。
そしてこの書店に詰まっているいろんなノウハウに触れるチャンスがメルマガにあると気づきました。
多くの人に知ってもらいたいし、読んでもらいたいし、そういうやりがいをすごい感じています。
天狼院ではミリオンズサミットというトークセッションのイベントも実施しているんです。出版社でミリオンセラーを出している編集者さんと三浦店長がトークするのですが、それの文字起こしを有料版メルマガ用にやったときは本当に大変でした。でもめちゃくちゃトークがおもしろくて、すごく刺激になるし…だから私もこの面白さをどうにか文章で伝えたい!と。そんなときにメルマガに関われて良かったなと感じています。

天狼院に来たことない人にこそ読んでもらいたいです。これだけ変わった本屋さんだから「本屋のメルマガ」に固執したくないと思っています。これからももっともっと面白い情報を届けていきますのでよろしくお願いします。

ふぅ…とても良い話が聞けました。ありがとうございました。ジェントル、コーヒーは常にブラックです。
せっかく書店に来たので、本でも買おうかと店内をウロウロしていると
川代編集長の福袋を発見!


YES!
もちろん購入です。
なんと川代編集長のお手紙つきでした!!

お手紙の中身は秘密。
天狼院書店はこんな読書スペースもあったり

ジェントルのためにおすすめの本を選んでくれたり

と至れり尽くせりの本屋さんでした。
もう一冊買って帰ろう。
天狼院書店…まだまだ底知れぬものがあるな。
というわけで、皆様!
川代さん・矢口さんが編集している天狼院書店の
無料メルマガ『週刊READING LIFE』必読です。
登録はこちらから

どうぞ
被災した水産業者が次々と廃業を決める中、老舗缶詰めメーカーが果敢にも会社の再建にのり出した。かろうじて柱と壁の一部が残された倉庫で、残骸に埋もれた商品を掘り起こし、事業復活に希望をつなぐ人々がいる。ふたたび人の行き交う街を目指して、復興へあゆみ始めた被災地。木の屋石巻水産の挑戦を通して、その長いみちのりを追いかけてみる。 (連載4回目:前回はこちら)
作業着姿の女性が、泥まみれの缶詰にゆっくりと手を延ばした。ボランティアのビブスを着た十数人の若者の眼が、食い入るように彼女の手の軌道を追いかける。女性はひと呼吸おくと、迷いなく目的の缶を拾い上げた。
お疲れー!やったね!周囲から拍手とともに歓声が上がる。いつの間にか出来た人の輪が、彼女を取り囲んだ。汗と涙で顔をくしゃくしゃにした彼女は、愛おしそうに缶詰を握りしめ「ありがとう、お疲れさまでした」と搾り出すようにこたえた。
8月3日の午後、4ケ月以上続いた木の屋石巻水産の缶詰の掘り起こし作業が、この瞬間をもって終了した。最期の一缶は、カンさんと呼ばれるボランティアの女性が拾い上げた。2ヵ月以上、毎日のように作業に参加してくれた彼女は、木の屋の社員にとっても戦友のような存在だった。
感動的な熱気に包まれた工場の片隅で、携帯電話を持って深刻そうに話し込む男の姿があった。社員の中村さんや鈴木さん、現場作業に出ていた木村さんの三人だった。受話器の向こうから、「あと500缶何とか出せませんか?」「先日話した物産展の件、あと1000缶どうしても必要です。お願いしますよ。」といった注文追加や催促の声がひっきりなしに聞こえてくる。
“希望の缶詰”として新聞や雑誌で取り上げられた木の屋の缶詰は、またたく間に話題となり注文が殺到していた。嬉しい悲鳴だが、洗浄作業が間に合わず希望に添えない。社員の木村さんは「せっかく注文を下さったのに、ただただ申し訳なくて」と、当時を振り返り言葉を詰まらせた。
秋も深まる頃、掘り起こした80万個近くの缶詰をすべて洗い終え、会社は新たな局面に突入した。「作業は”一区切り”ついたのですが、“終わった”とかいう感覚は全然ないんですよ。会社はまだスタート地点にすら辿り着いてない状況。まだまだ気を抜けない」と木村さんはいう。現在は協力工場の力を借りて、新商品の立ち上げと販売スタートに奮闘している。
「木の屋の皆さんが、安堵出来るのはいつですか」という問いに、商品開発の松友さんは「自社工場を再建して、また自分たちの手で商品を出せるようになった時ですよ」と力強く答えてくれた。(連載4回目)
※記事初出:『東北まぐ5号』(2011年12月配信) 2011年8月の配信開始以来、震災以降の東北に生きる人たちの生の声を、毎月11日にお届けしているオフィシャルメールマガジン『東北まぐ』。当連載『東北まぐCLASSIC』では、過去に配信された『東北まぐ』にて掲載された記事を、そのままご紹介します。そのため、記事の内容が現在の状況と異なっている場合がありますが、その旨ご了承下さい。
被災した水産業者が次々と廃業を決める中、老舗缶詰メーカーが果敢にも会社の再建にのり出した。かろうじて柱と壁の一部が残された倉庫で、残骸に埋もれた商品を掘り起こし、事業復活に希望をつなぐ人々がいる。ふたたび人の行き交う街を目指して、復興へあゆみ始めた被災地。木の屋石巻水産の挑戦を通して、その長いみちのりを追いかけてみる。(連載3回目:前回はこちら)
「埋まっている缶詰を買い取りたい。」東京の飲食店の申し出がきっかけとなり、缶詰の掘り起こしが始まった木の屋石巻水産。予想以上の注文が継続的に入るようになり、4月の初旬からは動ける社員が総出で作業に当たった。小さなスコップでヘドロを慎重にかき分け、缶詰を一つ一つ掘り起こす。粘りつく重油まみれの泥を洗い流し、ブラシで磨き上げ箱に詰めていく。土曜日や祝日にも休みなく、カシャカシャと缶を洗う音が周囲に響いていた。水道も電気も止まったままの石巻漁港一帯で、ここだけが人の気配に満ちていた。
「このハエ何とかなりませんかね。」缶洗いのボランティアにやって来た大学生が、顔のまわりを飛び回るハエを追い払おうと躍起になっている。椅子に座ると、あっという間に手の甲に大粒のハエが数匹とまった。年配の社員が「津波でやられた水産工場の倉庫から魚が流れ出て、あちこちで腐ってるんだよ」と教えてくれる。たえ難い腐臭と大量発生したハエのおかげで、弁当を食べるのも一苦労だ。
長靴姿の若い女性社員に「電気もつかない場所で、毎日大変だね」と尋ねると「会社が動き始めて、目の前に仕事がある。本当にしあわせですよ」と明るい声がかえってきた。家や車を流され、避難所に身を寄せる被災者の多くは、職場を失い収入の見通しも立たず不安な毎日を過ごしている。缶詰が眠る泥と瓦礫の山。ここは、木の屋の社員にとって希望の光なのだ。
6月中旬、木村副社長に復興の進捗を尋ねると、こんな答えがかえってきた。「”復興”と言う前に、まずこの街に人が残らなくては何も始まらない。今は毎月給料を払って社員40人の生活を立て直す事が先決。本来の復興とは、これから始まるんですよ」
(つづく)
※記事初出:『東北まぐ3号』(2011年10月配信) 2011年8月の配信開始以来、震災以降の東北に生きる人たちの生の声を、毎月11日にお届けしているオフィシャルメールマガジン『東北まぐ』。当連載『東北まぐCLASSIC』では、過去に配信された『東北まぐ』にて掲載された記事を、そのままご紹介します。そのため、記事の内容が現在の状況と異なっている場合がありますが、その旨ご了承下さい。
被災した水産業者が次々と廃業を決める中、老舗缶詰めメーカーが果敢にも会社の再建にのり出した。かろうじて柱と壁の一部が残された倉庫で、残骸に埋もれた商品を掘り起こし、事業復活に希望をつなぐ人々がいる。ふたたび人の行き交う街を目指して、復興へあゆみ始めた被災地の街。木の屋石巻水産の挑戦を通して、その長いみちのりを追いかけてみる。


3月11日、まっ黒い水の壁が押し寄せ、石巻の街を飲み込んだ。三陸金華山沖の豊かな漁場にめぐまれ、日本有数の水揚げ高を誇った石巻漁港は、またたく間に重油まみれの泥に覆い尽くされた。沿岸部にあった200社近い水産加工工場も全てのラインが停止した。
「電柱に捕まって津波の引き潮に耐えていたら、横を小学生ぐらいの男の子が流されていったんです。手を伸ばしたが届かなくて・・・」「雪がちらつく神社の境内でブルーシートをかぶって一晩過ごし、ようやく避難所にたどり着いたら食べるものがなかった。逃げる時にとっさにポケットに入れた缶詰があったから、皆でわけて食べました」被災直後の壮絶な状況を、木の屋石巻水産の社員は、静かに語ってくれた。
4、5日経って水が引き始めた為、社員の木村さんが工場を見に行くと「どこが入り口かもわからない状態」で愕然としたという。この頃になると、一部の社員が工場にあつまって、お互いの安否を確かめ合うようになっていた。水や食料の確保など生きのびる為の情報交換が主な話題で、会社再建の話が出てくるような状況ではなかったという。 しかしこのあと、東京から支援物資を運んで来たドライバーが転機をもたらす。彼の一言を受け、木の屋石巻水産は復活へと大きく舵をきりなおす。
つづく(1/3回)
※記事初出:『東北まぐ1号』(2011年8月配信) 2011年8月の配信開始以来、震災以降の東北に生きる人たちの生の声を、毎月11日にお届けしているオフィシャルメールマガジン『東北まぐ』。当連載『東北まぐCLASSIC』では、過去に配信された『東北まぐ』にて掲載された記事を、そのままご紹介します。そのため、記事の内容が現在の状況と異なっている場合がありますが、その旨ご了承下さい。