【大反響】家族死亡で救急車を呼ぶと警察が来るワケーー読者の反応まとめ
MAG2 NEWSで紹介した「家族が自宅で亡くなった時に救急車を呼ぶと、遺族はさらに辛い目に遭う」の記事が、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます。「知らなかった」「経験ある」の意見のほかにも、今の高齢化社会問題を浮き彫…
DetailsMAG2 NEWSで紹介した「家族が自宅で亡くなった時に救急車を呼ぶと、遺族はさらに辛い目に遭う」の記事が、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます。「知らなかった」「経験ある」の意見のほかにも、今の高齢化社会問題を浮き彫…
Detailsジリ貧状態の小さな工務店を窮地から救った、2代目社長の「決断」とは? 戦略コンサルタントとして活動する中久保浩平さんは、会社や組織のトップが備えるべき「決断力」と、その判断材料となる「理念や信念」の大切さについて、自身のメルマガ『ビジネス真実践』で、このように語っています。
とある工務店の社長と出会ったのは今から5年前。先代から引継ぎ社長に就任して2年目のことでした。
ご相談頂いた当時の内容は、事業の方向性、あり方、そのものでした。
先行きが不透明で右に行って良いものか? 左に行って良いものか? そのような状況でした。
それまでは、官の仕事の割合が半分として成り立っていたのですが、公共事業も減り、且つ、小さな地域の市場でパイを奪い合う、挙句、価格競争という叩き合いが激化していたのです。
そうなると家業として営んでいる会社では体力的にも非常に厳しくなるし、組織としても機能しなくなる、仕事をすればするほど赤字が続いてしまうといったような負のスパイラルに陥っていくのも目に見えていました。
「このままでは・・・。」
しかしそんな状況下でもただ1つ光明がありました。
それが、社長の考え「まあるい暮らし」というものでした。
まあるい暮らしとは、「家」を建て販売するという考えではなく、家での「幸せなくらし」を提供する、という考えです。
ですが、「幸せなくらし」というのは、家での生活だけでは成り立ちません。地域との関りも重要になってきます。なので、安心して生活できる地域社会を作り出すことも必要です。
しかし、その考えを地元の人達(商圏)に知ってもらわないと仕事になりません。
そして、それを事業として成り立たせていくには、これまでの官の仕事を一切を捨てること、家族経営からも脱却すこと。
その決断が必要でした。
しかも、それが正解なのか間違っているのかも分かりません。
随分と悩み苦しみながら、前に進むため、会社を守るため、社長は決断を下しました。
家でまったく勉強をしないお子さんに頭を悩ませている方、必読! 塾や予備校で1000人以上を教えてきた教育のプロがメルマガで、驚くほど無理なく学習習慣をつけられる声かけ法を披露してくださっています。
「家で勉強する習慣がないんです」
「家で机に向かっているを見たことがないんです。」
よくこのようなご相談をいただいています。そこで、このコラムではこのご相談へのアドバイスをしたいと思います。
まず結論から申し上げます。自宅学習する習慣のないお子さんには、次のようにアドバイスすることが多いです。
「毎日、1分間勉強しよう!」
そうするとたいていのお子さんは、
「え? 1分でいいの?」
と拍子抜けします。
おそらく、
「1日1時間勉強しなさい。」
「1日2時間はやらないと。」
と言われ続けているからでしょう。
学校や塾や家庭教師の先生や親から言われている時間数ととても大きなギャップがあるために拍子抜けするわけです。私はむしろこのギャップを利用しようとこのアドバイスをしています。
そうすると、お子さんは
「1日1分だったら…やってみようかな。」
と前向きな気持ちでこのアドバイスを受け入れられることが多いです。
毎日勉強する習慣のない子にとって大事こと。それは、
とにかく心理的なハードルを下げること
これにつきます。
「1日1時間なんてムリだ。」
と思ってしまうんですよ。こういう子は。だから、ハードルを思いっきり下げるわけです。
でも、よくよく考えてみてください。1分って言ってもバカにならないんですよ。お子さんは、
など。これだけのことをするわけです。0分だと、これすらもやりません。これは大きな進歩だと思いませんか??
継続って大事です。まずは1分でもいいんですよ。とにかく毎日続けることに価値があります。
実際に、1分間だけで勉強が終わったとしてもお子さんに向かって絶対に文句を言わないでくださいね。むしろ褒めてあげてください。0分が1分になったのはスゴイことです。
もしかしたら、そのまま5分間勉強できることもあるかもしれません。
1分やるつもりが10分になることがあるかもしれません。
1分やるつもりが30分になることがあるかもしれません。
1分やるつもりがいつのまにか1時間になることがあるかもしれません。
1分間勉強する、ということはそういうチャンスがあります。
0分ではそういうチャンスすらもありません。0分は0分です。そもそもやらないわけですから時間が伸びることもありません。
「うちの子、自宅学習する習慣がないんです。」
という相談はとても多いです。そういうお子さんには、
「毎日1分間勉強しよう!」
と声を掛けてお子さんの気持ちのハードルを下げることから、スタートしてみてはいかがでしょうか。
そして、毎日の勉強習慣が付き始めてから、
「毎日30分勉強しよう!」
「毎日1時間勉強しよう!」
と少しずつ長時間になるように導くことが大事です。
これは私が家庭教師のプロフェッショナルとして、実際にお子さんや保護者様にアドバイスしている内容のひとつです。参考にしていただけたらと思います。
LFLの家庭教師ではお子さんの気持ちを考えながら、挑戦してみようと思えるハードルを課しています。
そうすることで少しずつ理想状態に近づけていくのです。
最初から理想的な状態をお子さんに押し付けることは簡単です。そして、それを実現できないお子さんの責任にすることも簡単です。
しかし、これを教育的と言うのにはほど遠いのではないでしょうか。指導とは、ある目的・方向に向かって教え導くこと、と辞書にあります。
教え導くことが大事です。
押し付けることではありません。
お子さんを理想状態に近づくように1つずつ指導します。1つずつ教え導いてまいります。
お気軽にご相談いただけたらと思います。
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読者から寄せられた法律相談に、現役弁護士がズバリ回答する『知らなきゃ損する面白法律講』。今回ご紹介するのは、離婚した元旦那と子どもとの面接に関する問題です。確かにこのパターン、元旦那がかなり無神経なような気が気がしますが……。
□相談□
離婚して約1年たちます。その間、子供面会は月に2回と年に数回のお泊まりと決めていました。今までは相手の実家や親戚の家に遊びに行っていたみたいですが、最近相手の交際相手とその子供と過ごす事がありました。「そのような事が続くのでれば会わせるつもりはない。面会の時は親子だけで過ごして欲しい」と伝えましたが、理解してくれません。私の勝手な言い分なのでしょうか? こちらから会わせませんと言える権利はあるのでしょうか?(30代:女性)
□回答□
離婚後、親権者ではない親が子供と会う権利を面会交流権(もしくは面接交渉権)と言います。これは民法上規定はありませんが、裁判所の実務上「子の監護について必要な事項」(民法766条1号)として認められているものです。
通常は、当事者同士の話し合いによって、面会交流の可否、回数、日時、場所、方法などの詳細を決め、その通りに実施していくことになります。調停離婚などの場合は、調停において面会交流の内容について決めていくのが一般的ではないかと思われます(審判に移行して裁判官が内容を決める場合もあります)。ただ、いったん決めた面会交流の内容に反する会い方などをしたとしても、法的に違法とはならず、罰則などもないということです。
そのため、ご相談者様のように、面会交流を巡るトラブルというのが生じてしまうという実情があります。
当事者同士での話し合いによって解決するのがベストですが、相手が聞き入れない場合は、裁判所に対して調停または審判を申し立てることが可能です(裁判実務上、民法766条2号、3号を根拠に認められています)。そして、調停や審判において面会交流の内容を変更するということを行います。
もっとも、ご相談者様がおっしゃる「元旦那様の交際相手と、その連れ子と一緒に遊ぶ場合は会わせない」という内容が認められるかは未知数です。
面会交流は、まず第一に「子の福祉」が重視されます。したがって、お子さんが元旦那様とその交際相手と会うことで好影響が生じている。あるいは、交際相手の連れ子と遊ぶことを望んでいるなどの事情があれば、今の会い方が認められてしまう可能性は無きにしも非ずです。一度、お子さんとじっくり話し合いをして、どのような会い方がベストかを考えた上で、お子さんが元旦那様だけと会いたいようでしたら、調停を申し立てられることをおすすめいたします。
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中国の南シナ海埋め立てに対して「強い反対」等を表明し閉幕したG7エルマウサミット。はたしてこの首脳会談は日本にとって「成功」だったのでしょうか。国際関係アナリストの北野幸伯さんは無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』でその内容と参加各国の「本音」を詳細に分析しています。
皆さんご存知のように、ドイツのエルマウで6月7~8日、G7首脳会議が行われました。注目すべき点は、なんだったのか?
そう、「AIIB事件後、はじめてのG7首脳会議だったこと」です。
なぜ?
G7参加国は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ。2013年まではロシアもいて、「G8」だった。ところが、「クリミア併合」で、ロシアはG8から「追放」され、今は、G7に戻った。
このG7、冷戦時代は、「アメリカを中心とする西側世界の運営」を協議する場でした。冷戦終結後は、「アメリカを中心とする世界の運営」を協議する場になった。
ところが、アメリカのパワーは徐々に衰えている。ロシアでは、08年のリーマンショックで、「アメリカの一極世界は崩壊した」といわれています。つまり、ロシアの歴史観では、「08年以前と以降」は「別の時代」なのです(たとえば、冷戦時代、ポスト冷戦時代のように)。
そして、世界の運営については、G8(今はG7)より、G20のほうが重要になってしまった。
そんな背景があって、影響力の衰えているG7。しかも、現在は、さらに深刻な問題を抱えています。
それが、例の「AIIB事件」。
G7=7カ国のうち、4カ国、つまりイギリス、フランス、ドイツ、イタリアは、アメリカの制止を無視して、中国主導の「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)への参加を決めた。その他、イスラエル、オーストラリア、韓国なども、アメリカの命令を無視してAIIB参加を決めた。アメリカはこれで、「自国の影響力低下」と「中国の影響力増大」をはっきり認識した。それで、2013年からはじまっていた中国による「南シナ海埋め立て問題」を、大々的に非難しはじめ、米中関係が悪化していった。
とまあ、こういう流れなわけです。
オバマさん、「裏切り者たち」と顔をあわせる気分はどうだったのでしょうか?
ドローンの規制に頭を悩ます各国ですが、アメリカではNASAが民間とタッグを組んだ共同研究が進められています。そこから生まれた対策の1つが、携帯電話の基地局を利用しドローンを管制するシステム。まさに「その発想はなかったわ!」の内容が、小川和久さんのメルマガ『NEWSを疑え!』で紹介されています。
米航空宇宙局(NASA)と米国最大手のモバイル通信会社ベライゾンは、小型・低高度の無人航空機(ドローン)の航空交通管制を、携帯電話基地局を用いて行う技術の共同開発を進めている。英ガーディアン紙がNASAに関連文書の公開を請求し、6月3日に報道した。
NASAとベライゾンは、シリコンバレーのモフェットフィールド飛行場にあるNASAエイムズ研究センターを共同研究の拠点としている。無人機航空交通管制の実験を今年の夏に開始し、2017-2019年には無人機とのデータ通信・経路情報提供・監視・追跡にセルラーネットワークを利用するための概念を固めるという。
米国では、連邦航空局(FAA)がまだ商業用無人機を飛ばすために必要な規則を決めておらず、NASAとベライゾンの共同研究も予備的な段階を出るものではなく、予算も5年間で50万ドル(6000万円)にすぎない。
FAAが今年2月公表した、商業用無人機に関する規則の案は、重量25キロ以下の無人機について、対地高度150メートル以下、時速160キロ以下、操縦者または監視員の視界内で、日の出から日没までの間の飛行を許可する内容だ。
この案は、商業用無人機が操縦者・監視員の視界の外を、航空交通管制の下で飛ぶことを想定していない。
そのかわり、FAAはこの条件で飛ぶ無人機には耐空証明を求めず、商業用無人機操縦者に求める資格要件も、有人機パイロット免許や実技試験ではなく、簡単な航空工学の筆記試験や運輸安全局(TSA)の身元調査にとどめる方針だ。無人機使用者の負担が大きな規則はかえって守られず、取締りの費用が高くなるので、安全の範囲内で使用者の負担がもっとも少ない規則を定めるというのがFAAの方針だ。
恋愛アドバイザーの月岡奈津子さんが、「恋愛とお金」「自分との向き合い方」をテーマにズバズバ語りまくる、注目のメルマガ『悩みは自分で解決できる! ~男と女と、お金と、自分~』。今回取り上げるのは、異性・同性に関係なくモテるどころか好感度を下げまくる女性の思考パターンについて。……確かに、こういう面倒くさい人っていますよね。
30代後半あたりになると、女の「モテ」はやはり人間力が大きく影響してくる。
要はコミュニケーション能力の差が歴然と表れてくる頃で、付き合う年代も自分と同じか、上だったりして、周りの「人を見る目」も肥えている。
A子とB子がそれぞれ、人脈を広げようと街に出た。同じくらいの人脈で、2人の共通の知人も増えた。
結果、A子は「また貴女と一緒に飲みたい!」と言われ、男女問わず お誘いが増えた。かたやB子は「私も一緒に行きたい! 今度誘って!」と自分から言うけど、あまり誘われない。さらに「B子は信用できないよ」という噂まで聞くようになった。
A子は「人として」多くの人を魅了し、B子は知り合いが増えるほどに好感度を下げていた。私はA子とB子の違いに気付いた。
■A子の人脈の作り方(多くの人を魅了するポイント)
(1)自分のことが好き、心が幸せで満たされている。
(2)自分が(いいな~、素敵だな~)と思う人に屈託なく話しかける。そう思わない人には話しかけない。自分の評価を気にしない。人に嫌われることを恐れない。
(3)相手の人間性に興味がある。自分の人間性も心を開いて先に披露する。
(4)気さくで明るく、カラッとしている。明るいエネルギーと、場の空気を一瞬で良い方へ変える強いオーラを放っている。
(5)自由気ままに振舞っているように見えるが、実は周りの人をよく見ている。さりげなく気を利かせて、みんなが楽しめる共通の話題を提供したりする、ムードメーカー。
(6)A子と話すと当然、楽しい。元気をもらえる。受け手も「A子は傍若無人を装ってる気遣い屋」だと気付くので、好感度が上がる。(また会いたい、話したい、一緒に飲みたい)と思うので、相手からお誘いが来る。
(7)コミュニケーション能力の低いモテないオジさんや、同年代の奥手の男性、心に闇を抱えている女性など、付き合いが難しかったり気疲れしそうな相手とでも、適切な距離感で付き合える。彼らにとっては稀有な存在なので、大事にされる。
(8)コミュニケーション能力の高い人はもちろん、低い人とも上手に付き合えるので、A子は「人として」多くの人を魅了し続けている。
「日本円だけでこれまで通りの生活をするには、最低今の3倍は稼ぎ続けなければいけない」。そんなショッキングな「予告」を、シンガポールの国立大学で教鞭を執る前参議院議員の田村耕太郎さんがメルマガに記しています。「そして子供には無理をしてでも海外で教育を受けさせるべき」とも。残酷すぎる現実、ご紹介します。
当たり前過ぎることをアホの繰り返しの様に書く。これから日本は人口が減っていく。そのペースは毎年1%の減少となっていく。「なんだ1%か」という人もいるが、ざっくり過ぎるいい方をすれば、50年で半分になる、100年でなくなる、というペースだ。経済成長も、毎年生産性を1%向上させても、ゼロ成長なのだ。今の教育やインフラで日本が生産性を毎年1%向上させ続けるのは簡単ではない。
その上でより少ない人口により巨大な負債が残されるので、これからの子供たちは、ある計算によれば給与額面の90%近くを差し引かれる時代が来る。その状況では円も暴落しているだろうから、輸入物価は高騰しているだろう。この日本の貧困化をどうするかを、さすがに日本政府中枢の連中もよくわかっていて、考えてはいるが、意見交換すると相当な荒療治しかないという結論にいつもいたる。
もちろん、荒療治をもっと早く始めれば未来は多少はいい方向に向かっていく可能性がある。シンガポールに住んでいる私には日本の貧困化は痛切に感じる。シンガポールのミドルクラスの生活と同じ生活ができる日本人がどれだけいるだろうか?
大学で教鞭を取る傍ら、身近な疑問研究家として数多くの著作を出されている星田直彦さん。今回は、そんな星田さんの無料メルマガ『社会人の雑学――★雑木話★(ぞうきばなし)』で取りあげられていた、お寿司を数える単位「貫」に関する雑学をご紹介しましょう!
板前さんが目の前で握ってくれて「へぃ、お待ち」と出してくれる寿司もいいが、私は回転寿司も気に入っている。その回転寿司でさえ、頻繁に行けるわけではないのだが……。
回転寿司でも非回転寿司でもたいていの場合、握り寿司は2つまとめて提供される。私は2つペアで「1貫」と呼んでいた。昔からそう呼んでいた。そう呼ぶことに自信があった。
ところが、回転寿司のお店に置いてある「持ち帰り用の寿司」のチラシをよく見ると、どうも違っている。その店では握り寿司の個数そのものが「貫」のようにとれる書き方がされていた。
20代の若い人数名に聞いてみたが、握り寿司は1つを「1貫」というと思っているとのことだった。つまり、うさぎを1羽、2羽と数えるように、「貫」とは握り寿司の数え方だと思っているとのことだった。
まとめよう。握り寿司を前にして、「1貫」というとき、人によって主張が違う。
「1貫」とは、にぎり寿司1個のことである。
「1貫」とは、にぎり寿司2個のことである。
1個か2個かというのは、全然違う。全然違うのに、どうしてこんな「重要」なことで「意味が揺れている」んだろう?
そこで、私は考えた。きっと現在は、「1貫=2個」から「1貫=1個」に移り変わる過渡期なのであろう。このあたりのことを調べてみようと思った。
よくよく考えてみれば、「貫」というのは質量の単位である。質量の単位と考えれば、「1貫」の寿司が1個の場合もあるし、2個の場合もあるし……、そういうことが起こったって不思議はない。
しかし、1貫は3.75kg。「1貫」のお寿司は、一人分としては多すぎる! これは、握り寿司の歴史と質量の単位「貫」の歴史について調べ、どこかで接点を見つければよいと気がついた。
◆「貫」は「つらぬく」と読む。
質量の単位である「貫」は、やはり「つらぬく」に関係がある。
天秤で質量を量るときには、規格の整った分銅がたくさんあると便利である。身近にあるものでは、やはり硬貨だろう。金銭としての値打ちを一定にするためにも、また、信用のためにも、硬貨は均一性が求められる。
◆江戸時代の一文銭1枚の重さは3.75g。このころの一文銭には四角い穴が空いていて、その穴は紐を通して大量に持ち歩くときに利用された。
一文銭100枚を紐に通したものが「百文差し」と呼ばれた。ちょうど100文の買い物をするときには、「百文差し」1本をぽ~んと渡せばよい。
◆みなさんも想像すればお分かりいただけると思うが、同じ硬貨を100枚数えて、それに紐を通し、ひもから抜けないように頭とおしりを括るという作業はなかなか大変だ。この作業を行うことに対する作業賃がほしいくらいだ。「お代は、100文」だよと言われて、百文差しを簡単に渡すのはなんだか悔しい。
そこでかどうかはわからないが、当時は実際には96枚で百文の価値があるとされていた。
◆さて、1枚 3.75gの一文銭が96枚だったら、3.75×96=360(g)。これだけの重さがある。この360gという質量、ちょっと記憶に残しておいてください。
◆ちなみに、現在の五円硬貨1枚の質量が3.75gだ。
◆日本には「匁(もんめ)」という質量の単位があって、「1匁=3.75g」だ。「♪勝っ~てうれしい花いちもんめ」の「もんめ」が、これ。
2015年6月2日、厚生労働省が豚レバーの生食での提供禁止を受け“豚レバ刺し駆け込み需要”が広がっています。6月12日より適用される豚レバーの生食禁止に対し、ネット上では規制に対する賛否両論の声とともに、規制の内容について様々な憶測が飛び交っています。今回は厚労省の提出した「食品、添加物等の規格基準」の内容を確認するとともに、もう豚肉が食べられないのではという嘆きにお答えします。
今回改正された内容を要約すると、この一言につきます。
販売者が一般消費者向けに豚の食肉を使用して食品を製造・加工・調理する場合は、豚の食肉の中心部まで十分に加熱しなければならない
ここで言われる「十分な加熱」の例
⇒中心部の温度を63℃で30分間以上加熱する
⇒中心部の温度を63℃で30分間以上加熱すると同等以上の殺菌効果を有する方法で加熱殺菌
(中心部の温度を75℃で1分間以上加熱殺菌すること等)
“63℃で30分以上”という表現をそのまま捉えてしまうと、鍋の中で軽く火を通していただくしゃぶしゃぶが食べられなくなるのではという懸念が出てくるかもしれません。しかし条件でもあげられている通り、63℃で30分以上の加熱殺菌と同等の殺菌効果のある加熱をすれば問題ないので、しゃぶしゃぶをする際のベストの鍋の温度と言われる80℃でしゃぶしゃぶをする場合は通常通り(安全のためには気持ち長めにしゃぶしゃぶした方がよいでしょう)の食べ方で問題ありません。注意しておきたいのは、鍋の中に冷たいお肉を入れるとお湯の温度が下がりますので、なるべく温度を下げないように火力の管理をしましょう。また、しゃぶしゃぶする際に使うお箸は生肉を触っているので、しゃぶしゃぶするお箸と、食べる際に使うお箸は別々にするなど生肉に触れないようにしましょう。
焼肉店で提供される豚ホルモンももちろん豚の内臓ということで、今後自分で焼くことはできないのでしょうか。この点についても運用上の注意にて「飲食店で一般消費者が自ら豚の生肉等を調理し、飲食する際には、一般消費者に対しコンロ等加熱設備を提供するよう事業者に指導すること」とあることから、必ず消費者が生の豚の内臓に火を通すことができる環境を提供することで問題ないとされます。消費者は、より豚の生食による危険性をしっかり認識した上で焼肉を楽しみましょう。
焼肉で生の豚レバーを食べる際、どれだけ焼けば本規格に沿うのでしょうか。条件で提示されている「中心部の温度を63℃で30分間以上」は焼肉の概念を犯しかねないため、同等の加熱殺菌例「中心部の温度を75℃で1分間以上」から考察してみます。ある調査によると、備長炭で160gの肉を焼いた場合、表面温度が85℃の時の内部温度は55℃(マイナス20度)との結果がでており、また東京都健康安全研究センターの調査では、炭火で焼いた焼き鳥の中心温度が65℃になるまで、10分強の時間を要するとのデータも。肉のサイズや部位によって火の通りは異なりますが、10分強は火を通していた方が安全と言えるでしょう。
今回の企画基準改正により考えられる一般消費者への影響として、以下の点があげられます。
・飲食店で豚の生レバー(レバ刺しなど)を食べることができなくなる
・豚肉をスーパー等で購入する際、要加熱等の注意喚起が目立つ(と思われる)
・豚肉の生食の危険、生焼けなどにより注意しなければならない
この騒動の以前より、「豚肉はしっかり火を通さなければならない」というのは常識と言っても良いほど認識されていたはず。にもかかわらず、牛レバーの生食禁止が波及して一般化してしまった豚レバーの生食は結果として、消費者のE型肝炎ウイルスや食中毒への感染リスクを高める結果となりました。提供側の意識を高めることも必要かもしれませんが、まずは消費者自身が自分の身体に入れるものの安全性を認識することが重要と言えます。