自信もない、自己管理も下手、成績も悪い…これが「先送り」する人の特徴だ

やらなきゃいけないことを「先送り」していませんか? 実は、先送りすると成績が悪くなるという研究結果があり、『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』の著者で現役精神科医のゆうきゆう先生は、その対処法を語っています。

先送りすると成績が悪くなる?

こんにちは、ゆうきゆうです。

元気でお過ごしでしょうか?

カナダのアルバータ大学の心理学者ロバート・クラッセンが1145名の大学生を対象にして行った調査では、

「課題を先送りする学生ほど、自分に自信がなく自己管理がヘタで成績も悪い」

なんだそうです。

さんざんな言われようです。

とりあえず自信をつけたければ、まず先にやりましょう。

「いや、でも、先送りしちゃう…」という人に、少しだけヒントになる話を。

よくゲームなどでは、「HP(体力)」や「MP(魔力や気力)」などのパラメータがあります。

そしてこれらは、何かのスキルを使用しなかったり、動かなければ、値は変わりません。

時間と共に回復することもあるでしょう。

しかし、現実は少し違います。

何かを先延ばしすると、その気力や体力は「減ってしまう」のです。

なぜなら

「あぁ、やらなきゃいけないのにやってない…」

「やるとしたら、どうやってやろう…」

「いつ始めよう…」

「うう、気が重い…」

なんて風に、エンドレスに考えなくてはいけないからです。

これは何より気力や体力を奪います。

それよりは、とにかく動いてしまうこと。

どんなに小さな形でもいいので、それを実行していくことです。

それだけで気持ちがスッキリしますし「あぁ、小さくてもやり遂げた!」と思うことで、自信も湧いてきます。

すなわち気力や体力の値が「上がる」のです。

これは何より重要なこと。

「少しも動けない」という方は、一つの考え方として、動くヒントにしてみてはいかがでしょうか。

何か少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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なぜ人は「子供の頃に言われて嫌だった言葉」を、いま子供に向けてしまうのか?

自分が子どもの頃に言われて嫌だったはずの言葉を、ついつい子どもに言ってしまう。そんな経験はありませんか? メルマガ『「二十代で身につけたい!」教育観と仕事術』の著者で現役小学校教師の松尾英明さんは、その誤りは教育全般で起きているとして今一度、考える機会をと訴えています。

偉い人とは

読書会での学び。テキストは例の如く、次のもの。

修身教授録』森信三 著 致知出版社

テーマは第2部 第14講「人生の深さ」。

それぞれが最も印象に残った文章について語るのだが、ほぼ全員が次の部分であった。

P.367 13行目より一文を引用する。

(引用開始)
言い換えれば、自分がこれまでにたどって来た、
あらゆる段階で経験した事柄を、
少しも忘れずに、現在それぞれの段階にある人々に対して、
十分な察しと思いやりのできるということが、
すなわちその人の人生内容の深さと、豊かさとを語るわけであって、
すなわちまたその人の偉さを示すわけでしょう。
(引用終了 ただしメルマガの読みやすさを考えて途中改行)

要は、自分がしてきた失敗、してもらってきた恩や赦しを忘れるなということである。そして、多くはそれを忘れて、人に厳しくあたったり、尊大になったりしてしまうということへの戒めでもある。

教育の全般でこの誤りは見える。

「宿題やったの」

「またこんなに散らかして」

「続けること、努力が大切」

「もっと本を読みなさい。勉強しなさい」

「ごろごろしてないで、外で遊んで運動しなさい」

「何でこんなことができないの」

「きちんとやりなさい」

「これぐらい当たり前でしょ」

「何で優しくできないの」

「もっと思いやりをもって」

・・・・

無限に挙げられるが、どれも自分が子どもの頃を正確に思い出せるのならば、ぐっと言葉に詰まるはずである。いや、今の自分ですら、どうであろうか。

子どもは勿論、年下の同僚に接する時も同じである。

たとえば初任者が「常識がない」「指導技術が低い」のは、当たり前である。自分自身のありし日を思い出せば、批判なぞできようもない。きちんと丁寧に教えてあげればいい話である。

年長者に偉い人が多くなるのは、当然である。経験者だからである。ただ、それを忘れている人も多くいるのが古今東西の当たり前なので、そこへの見極めは大切である。

批判したくなったら、いつでも自分自身に帰することである。先人の教えは、素晴らしい智慧として有難く素直に受け取りたい。

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とんかつ「かつや」安さのヒミツは?やけにリピート率が高い理由をコンサルが分析

700円台でトンカツの定食が食べられるチェーン店「かつや」。庶民には大変助かる値段ですが、なぜそこまで安く提供することができるのでしょうか? 無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』の著者で、繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、その秘密と「値段だけではない」かつやの魅力を詳しく紹介しています。

「かつや」が売れている理由。調理は高効率化! サービスは泥臭く!!

カツ丼 560円。

いつの時代かと錯覚するような低価格で、カツ丼や豚カツを提供しているお店。それが「かつや」。

物価急上昇の折、庶民には非常に有り難い存在です。

全国にある豚カツ専門店の多くが、客単価1000円を超える中で、「かつや」は700円台で定食が食べられるのです。

なぜ、これほど安く提供できるのでしょうか。

豚肉の仕入れ先を厳選しているのはもちろんですが、調理のプロを必要としないシステムを導入しているからでもあります。

「オートフライヤー」という機器を使っており、衣をつけた豚肉を入れると、時間や温度が自動で管理され、揚がるとベルトコンベアにのって出て来るのです。

その時間は3分。お客さまを待たせることはありません。

豚カツを揚げるのは、長年の経験と勘を必要とします。

そんな料理人を雇うのは、賃金がかさみ、商品の価格に影響します。

この部分を自動化すれば、大きな経費削減になります。

ビジネスで一番大きな経費は、人件費です。

「かつや」では、その中でもっとも高額な人件費である、料理人を省いたのです。

ならば、「かつや」のお店では、他の店員さんも少ないのでしょうか。

いいえ、そうではありません。

牛丼屋さんやファミレスなどと比べれば、倍ほどの人員を配置しています。

最近のこの手のお店では、注文はタブレットを使い、会計は自動精算機となっています。

しかし「かつや」は、メニューを見て、店員さんに声を掛け、店員さんは伝票に手書きし、厨房にオーダーを通します。

会計は、店員さんに伝票を渡し、お金を手渡しで支払いをします。

ひと昔前の光景が、まだ残っているのです。

調理は効率化しているのに、なぜかサービスは泥臭いまま。

それは、商売人としてのサービス精神を大切に考えているのではないかと推察します。

新しい機器の苦手な人や高齢者は、タブレットや自動精算機を躊躇してしまいます。

昔ながらの店員さんとのやり取りに、安心するのです。

コーヒー豆に水をスプレーする裏技。お手入れ簡単&さらに美味しく飲めるようになったよ

秋の気配が近づいて、ホットコーヒーが美味しい季節になってきましたね。

コーヒーの楽しみ方はいろいろありますが、やっぱり抽出する直前で挽いた豆を使うと香りも味も格別なものです。

ただ、家庭でグラインダーを使っていると、日々のお手入れが面倒に感じることもあるんですよね。

そんな悩みを解決してくれる簡単な方法があるのでご紹介します。

「RDT」ってなに?

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それが、コーヒー豆に水を吹きかける「RDT(Ross Droplet Technique)」というテクニックです。

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普通にコーヒー豆を挽くと、グラインダーの周りに細かな粉が散らばりがち

実はグラインダーでコーヒー豆を挽くとき、内部では静電気が発生しているのだそう。

それによってグラインダー内にコーヒー粉が溜まったり、逆にグラインダーの周りに飛び散ったりしてしまうのだといいます。

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RDTでは、コーヒー豆の表面に水を吹きかけることで静電気の発生を軽減します。

アメリカのコーヒー愛好家・David Ross氏が2005年ごろに編み出したテクニックで、コーヒー好きの間では少しずつ定番の方法として定着。

例えば「Varia VS3」という高性能グラインダーには、付属品として初めからスプレーボトルが付いているほどです。

ちなみにRDTの正当性については、今年に入って論文でも効果があることが証明されました。

コーヒーって料理と同じで科学なので、深掘りすると結構おもしろいんですよね。

グラインダーに悪影響はない?

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私自身もそうでしたが、RDTについて初めて知ると「濡れたコーヒー豆を挽いて、グラインダーは大丈夫なの?」と心配になるかもしれません。

もちろん、グラインダー内部の刃に大量の水が付いた状態で放置するとサビなどにつながる可能性もあるため、公式が推奨していない場合はあくまでも自己責任となります。

ただ、私の場合はこの2年ほどRDTを実践していてもグラインダーに大きな不具合は生じていません。

10年単位など長期的に見るとその影響は出るかもしれませんが、常識の範囲内であればそこまで気にする必要はないかなと思います。

実際に比べてみました

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それでは、実際にRDTの効果を検証してみましょう。

準備するのは、普通の水と細かくスプレーできるボトルのみ。

私はなんとなくですが綺麗な水の方がいいなと思い、いつも浄水器を通した水を使用しています。

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あとは、いつも通りの分量のコーヒー豆に1〜2プッシュ水をスプレーして、軽く振って全体に馴染ませたらOK。

基準としてはコーヒー豆全体がほんの少し湿る程度。かけすぎないように注意してください。

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グラインダーに入れて挽いてみると、その違いは明らか。

何もしない状態だとグラインダーの周りにまで飛び散っていた細かなコーヒー粉が、RDTをしたあとはほぼゼロに。

これならコーヒー豆を挽くたびに掃除をする必要はありません。

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また内部に溜まらず、周りにも飛び散らないことで、計量したグラム数と誤差の少ないコーヒー粉が出てくるため、味のブレがなくなり安定したコーヒーの美味しさにつながります。

特に浅煎りの豆や、エスプレッソのような極細挽きのときの効果は絶大。私はお店で提供するコーヒーの工程にもRDTを取り入れています。

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少しマニアックな方法にはなりますが、取り入れるとすぐに効果を実感できるはず。

スプレーボトルを用意するのが面倒な場合は、水で濡らしたスプーンやマドラーでコーヒー豆を混ぜるだけでも同じような効果が得られますよ。

世界的ロースターが考案したドリッパーは「プラ製」だった!

コーヒー好きの間で高評価なドリッパー、初心者にもおすすめだよ

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詐欺的な“何かやってますアピール”。いじめ探偵が文科省創設の「いじめ対策マイスター」をまったく評価しない理由

教員だけでなく、心理や法律などの専門家も一丸となって学校運営に当たっていこうという「チーム学校」という取り組み。その考え方はまさに理想的なものですが、教育現場はこの「恩恵」を得るに至っているのでしょうか。今回のメルマガ『伝説の探偵』では、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、さまざまな「証拠」を挙げつつ「チーム学校」が仕組み的に崩壊していると判断せざるを得ない理由を解説。さらにこのタイミングで文科省が創設するという「いじめ対策マイスター」に対する率直な思いを綴っています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:チーム学校の崩壊、マイスターって何?

チーム学校の崩壊、マイスターって何?

2010年台から始まっている「チーム学校」、これは、一言で言うと「専門的な職員のサポート体制を作って学校のマネジメント力を強化」するということ。

例えば、心理職のスクールカウンセラー、福祉関係ではスクールソーシャルワーカー、法律だとスクールロイヤー、など。警察OBなどで警察とも連携を図ったり、学校に係るさまざまな問題解決ができるようにチームを組んでおこうというけっこう画期的な体制だった。

しかし、運用からおよそ10年近く、実際は、どうなのよ?と言えば。

現在、中央教育審議会などが目玉としている探究学習の肝となる「学校司書」は、非正規が前提での不安定雇用となっているという。9割近くが非正規、複数校兼任も珍しくないそうで、自治体の中には、資格を求めていないところもあるという。

ちなみに、探究とは、経済界からも今後人材確保に当たっても注目があるかなり画期的なもので、児童生徒が自ら興味のある課題を研究したり、専門性のある人や団体などに取材を行うなどして課題解決をしていこうと言う学習などのことで、これまでの詰め込み型教育とは異なる。

私のところには、この探究関係でものすごい量の申し込みが来る。月に1~2件ならまだ対応ができるが、無償で30件以上の申し込みが来ている状況で、個別授業の一環だからまとめて行うわけにもいかず、選ぶわけにもいかないから、全面的に受付をしないことにしたのだ。

やる気に目を輝かせ、素朴ながらも本質的な疑問を問うてくる児童生徒の対応をするのは、確かに良い。しかし、数が多いとさすがに、どうなのよ?と思うわけだ。

これまでたくさんの児童生徒の対応をした。みな好感が持てたし、真剣に学ぶ姿は希望も持てたが、今は、数の多さと教員らが全く連絡がないことなどで、申し込み自体を閉鎖している。そしてずっと引っ掛かっていたのは、ほぼ全ての対応に教員らの姿も挨拶もなく、趣旨説明の1つもないことだった。

これに文句をネットで呟いたら、教員関係者に見つかって、プチ炎上したが、私が問題だと思ったのは、探究自体はものすごく良い取組なのに、教職員が何の説明もせず、メールや探究学習の意義とか趣旨のプリント一枚もないと言うのがほとんどだと言うこと。これを率直に問うと、児童生徒が先生に怒られると言うこと。炎上した際、教員らはこれを「お膳立て」とよび、そこまでしたら生徒のためにならないと言っていたことだ。

さらに炎上したのは、こうした問題提起の内容を読まずに、単に「いじめ問題で色々言ってくる門外漢が今度は探究の文句を言っていた、叩いてやろう」という極めて未熟な精神の教職員や教授連中からであった。

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お米の「大規模大量生産」は日本の敵か味方か?令和6年米騒動とアメリカの関係…わが国経済・食文化・食料安全保障の死守ラインを考える

2024年夏の日本を見舞った「令和の米騒動」は、新米が流通しはじめたことで一旦の収束をみた。だが米国在住作家の冷泉彰彦氏は、このコメ不足は“猛暑”や“外国人観光客増加”が原因ではなく、来年は今年以上のパニックになる恐れがあると指摘する。抜本的解決策としては、アメリカ流の「コメ大量生産」「大規模米作」が有力だが、それにはわが国として絶対に譲れない条件があるという。(メルマガ『冷泉彰彦のプリンストン通信』より)
※本記事のタイトル・見出しはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:令和米騒動と日米関係を考える

「まったく新しい動き」としての令和6年米騒動

本来の米騒動というのは、大正時代の1918年の話です。このときは、米価が急に倍以上になったことで、怒った都市の民衆が、全国で暴動に走りました。暴動というのは、具体的には最初は平和的なデモなどだったのが、米屋や米問屋に押しかけて「困窮者への寄付を強要」し、さらには「打ちこわし」といって、米倉を襲うなどの事態に発展したのです。

この1918年の状況と比較しますと、現在の日本の消費者は暴力に走ることなくひたすら我慢している点が違います。この点は非常に大切です。

1918年の事件を「民衆が革命へと目覚めた」などと持ち上げる向きが、当時も今もありますが、結果的には途上国であった日本の政府は、民衆のメッセージを前向きには受け止めませんでした。暴力には暴力で対抗する中で、やがて修正資本主義や福祉国家まで否定する「持続不可能な独裁」に陥り「戦時経済から国家の喪失」へと走ってしまったからです。

ですがこの夏から秋の状況も深刻でした。日本では明らかにコメ不足が起きたのです。考えてみれば、こんな状況は、本当に新しい動きです。

というのは、長い間、日本ではコメは余るという状況が続いてきたからです。食文化の欧米化が進み、ラーメンにうどん、パスタなどの麺類やパンによる小麦の消費が増え、反対にコメの消費が減っていったからです。

「コメ余り」一転、強烈な巻き戻しへ

その一方で、1970年代初頭には秋田県の旧八郎潟の干拓など、新たに水田を増やす政策などもあり、チグハグな動きとなっていました。一方で、特に日米の間では日本の貿易黒字が問題になり、アメリカから日本へはコメの輸入を拡大するような要請が続いたわけです。そんな中で、とにかくコメの過剰在庫は大きな問題であり、農水省は「減反政策」といって、コメ作りを止めると補助金を出し続けたのでした。

例えばですが、貿易摩擦に端を発する日米合意によるアメリカから日本への米の輸入枠は、しっかり履行されて日本からアメリカにカネは払われていました。ですが、日本では「安い米国米が流通」するようでは米価が下がってしまいます。ですから、高い金を払って貿易不均衡是正のために輸入した米国の米は「事故米」といって、とても人間の食べるクオリティでは「ないことにされ」て、ノリ(糊)の原料(という建前、実際はそうでもないらしいです)になっていました

そうした流れが、ここへ来て全く反対の動きとなっているわけです。コメの収穫は秋なので、その直前にあたる夏の終わりは前年度の収穫を消費する中で、在庫が尽きていく時期となります。よく言う「端境期(はざかいき)」です。今年の場合は、まさにこの時点でコメが足りなくなったわけです。首都圏などではスーパーの店頭からコメが消えたり、一家族一袋限りという限定販売がされたりしていました。

また、比較的コメの流通量が多い県には、買い出し客が殺到しているというニュースもありましたし、農家には今年の新米を予約しようと問い合わせが増えていたそうです。まるで戦後の食糧難に際して、消費者が農村に買い出しに行ったみたいな話です。また、比較的在庫管理の徹底していた沖縄県では、端境期の需給が調整されていて、「ちゃんとスーパーに米がある」ということがSNSなどで拡散されると、本土からの観光客による買い占めが起きたりしました。

呆れた話としては、コメ泥棒の横行という問題があります。関西では米農家が出荷準備をしている米を、それこそトン単位で盗まれるという事件が頻発しています。犯人像については、イヤな話ですが「同業者が盗品を上乗せして出荷」などというケースもあるそうです。また、ネットで取引されている「即納品可能」なコメというのも、一部には盗品が混じっているそうです。

2025年(令和7年)夏は、コメ不足がさらに深刻化の恐れも

現在は、新米が流通し始めたことで一息ついているのは事実です。ですが、この秋に収穫されたコメは、通常の年であれば、今年の秋から来年の夏までに消費される米です。ということは、新米が出たからといってジャンジャン売れている現状というのは、12月以降に食べる分を、先行して食べてしてしまっているとも言えます。となると、来年の8月になると、同様、あるいはもっと深刻な事態が生じるかもしれないのです。

客単価930円から1180円までアップ。年商20億ラーメン店はいかにして「1杯1千円の壁」を越えたのか?

1杯の丼に1,000円という金額を出せるか否かが議論となってきた、いわゆる「ラーメン1,000円の壁」。しかし人件費を含めあらゆる経費が上昇する昨今、これまでの品質を維持しつつ1杯1,000円未満に抑えるのは困難と言っても過言ではない状況となっています。今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』で外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが取り上げているのは、そんな「1,000円の壁」を超えることに成功した支援企業。彼らが客単価を1,180円までアップできた取り組みを紹介しています。
※本記事のタイトルはMAG2NEWS編集部によるものです/原題:ラーメン1,000円の壁を超えた企業の成功と失敗

敏腕コンサルが教える“ラーメン1,000円の壁”の超え方

◯◯円の壁。

色んな業種業態で大小あれど言われやすいやつですが、それが最も有名なのはラーメン1,000円の壁。これでは無いでしょうか?

年商20億円のラーメンのご支援先でも、この1,000円の壁を客単価ベースでは突破。

ただ、上手く行ったこともあれば、正直苦戦したこともありました。

今日はこの辺りを振り返り、値上げのポイントをまとめてみようと思います。

■客単価を大きく押し下げていたランチセット

客単価は1,000円未満で、930円くらいで推移していました。

メニューは主にこの2つ。

  • ランチセット
  • グランドメニュー

売上構成比率で見ると、

ランチセット:60%
グランド  :40%

こんなバランスになってきます。

そしてこのランチセットが客単価を大きく押し下げるものでした。

品揃えの多さとして「7i」設置し、ラーメンとご飯ものがセットに。

元々はこの7iのうち、

6i:1,000円未満
1i:1,000円以上

こうなっていました。

■まったく問題なく1,000円を超えた客単価

6i:1,000円未満
1i:1,000円以上

これを段階的に変更。3iが一つのカテゴリーとして見られやすいので、

4i:1,000円未満
3i:1,000円以上

このようにして、1,000円以上もカテゴリとして認知されやすいようにしました。

これはやってみて全く問題なし。客単価もこれで1,000円を超えてくれました。

そして既存店客数も好調だったので、価格の微調整をしつつ、

3i:1,000円未満
4i:1,000円以上

このように1,000円以上を品揃えのメインにし、とはいえ1,000円未満も3iでカテゴリーに。

ちなみにこれも全く問題なし!ただここから影響が生じてきました。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

このポーチ、「なんでみんな持ってるんだろう」と試して大納得!想像以上の使いやすさでした

カバンの中の整理整頓や、細かいものを持ち運ぶのに欠かせないポーチ。

何を隠そう私はポーチ好きでして、さまざまなサイズや色柄のものを持っているのですが、意外と“あの人気ポーチ”を使ったことがなく……。

試しにひとつ買ってみたところ、その人気の理由に納得しました。

豊富なサイズと色柄

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LeSportsac「SQUARE COSMETIC」3,630円(税込)

それが、旅行カバンでもおなじみのレスポートサックのポーチ

カバンはもちろんポーチも年代問わず持っている人が多いな〜と感じており、ずっと気になっていたんですよね。

公式サイトに「ポーチといえばレスポ」とあるように、形の種類は大きく分けて8種類

ミニサイズから大容量、マチがあるものにフラットなもの、ティッシュケース付きに持ち手付き……とバリエーション豊富で、用途やシーンに合わせて選ぶことができます。

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ファスナーのサイドにはロゴが

今回私が選んだのは「SQUARE COSMETIC」というモデル。

落ち着いたカラーにフルーツ柄がかわいい「トスドフルーツ」にしてみました。

色柄の種類もかなり充実していて、形によって異なりますが多いものだとなんと80種類以上も。お店にはポーチがずらりと並んでいて、どれにするか悩んでしまいました。

これはたしかに「ポーチといえばレスポ」だ……!

必須アイテムが携帯できる絶妙サイズ

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「SQUARE COSMETIC」はミニバッグでの持ち運びにもちょうどいい、コンパクトなサイズが特徴です。

縦9cm×横11cm×マチ5cmほどの大きさで、ちょうど手のひらに乗るくらい。スクエア型のコロンとした形がなんともかわいらしい!

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開けてみるとこんな感じでポケットなどはないシンプルな一室タイプ

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ファスナーは端から端まで開閉でき、中身を出し入れしやすいのもグッドです。

小さめですがマチがしっかりあるので、厚みがあるものも難なく収納できる絶妙さ……!

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私はどんなカバンのときも必ず持ち歩くリップ、鏡、くし、目薬、コンタクトレンズ、薬、飴、消毒スプレーなどを入れています。

だいたいどの大きさのカバンにも入るので、ポーチごと中身をサッと入れ替えられて便利。

とにかく軽い、しかも丈夫

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レスポートサックのアイテムといえば、この素材も特徴的です。

ナイロン素材が使われており、とにかく軽い! ちなみにほとんどの製品にリサイクルナイロン素材が使われているのだとか。

せっかくポーチで小分けにしても荷物が重くなってしまっては悲しいので、ポーチは軽いのが正義ですね。

ナイロン素材といってもペラペラではなく、きちんと裏張りされているような質感で丈夫なのも◎。

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奥のポーチは雑誌の付録でゲット

ポーチにしてはなかなかお値段がするな……と思っていましたが想像以上に使いやすく、しかもタフ

ひとつ持っておくと長く使えそうですし、愛用している人が多いのも頷けます。

大きめのサイズは旅行用のパッキングで活躍しそうなものも多く、長期の旅行などに合わせて少しずつ増やしていくのもアリかも。

人気のポーチにはやっぱり理由がありました。

この旅行バッグ、「使っている人が多い」理由に大納得!

外出時に使う収納ポーチをコレに切り替えた理由はね…

価格および在庫状況は表示された09月24日22時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
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