リフォームでもリノベーションでも無い「リファイニング建築」とは何か?

老朽化した建築物を壊すことなく、その8割を再利用し建物の寿命を伸ばす「リファイニング建築」が注目を集めています。コストも建て替えの6~7割というこの新たな再生手法、どういったコンセプトで、どのように進められるものなのでしょうか。今回の無料メルマガ『まんしょんオタクのマンションこぼれ話』では著者のでマンション管理士でもある廣田信子さんが、リファイニング建築の原則や認定制度等について詳しく解説。その上で、これまで当建築法が活用されてこなかった分譲マンションについても、建替えや敷地売却ができない場合の「第三の選択肢」として視野に入れておくことを推奨しています。

「リファイニング建築」を知っていますか

こんにちは!廣田信子です。

「リファイニング建築」って知っていますか?「リファイニング建築」とは、建築家 青木茂氏が提唱した建築物を再生する一手法です。

リファイニング建築は、リフォームやリノベーションとは異なり、弱体化した構造躯体の耐震性能を軽量化や補強によって現行レベルまで向上させるとともに、既存躯体の約80%を再利用しながら、建て替えの60~70%のコストで、大胆な意匠の転換や用途変更、設備一新を行い、その行為を繰り返すことによって建物の長寿命化を図る新たな再生手法です。青木茂氏の工房では、既に約130件をこの手法で再生しています。

リファイニング建築には下記の五原則があります。

  1. 内外観ともに新築と同等以上の仕上がり
  2. 新築の60~70%の予算
  3. 用途変更が可能
  4. 耐震補強により、現行法規および耐震改修促進法に適合する
  5. 廃材をほとんど出さず、環境にやさしい

リファイニング建築は、老朽建築物を壊さず、現行法に合致させ、長寿命化させる手法として注目されていました。建替えに比べ、廃棄物を6割減、二酸化炭素を8割減にできるといいますから、脱炭素時代に合致しています。

この度、「一般社団法人リファイニング建築・都市再生協会」が、老朽建物を壊さず長寿命化する再生建築の認定制度を2021年度中にも始めると発表しました。

マンションやビルの老朽化が進む中、資金や立地の問題で建て替えが難しい事例で、設備や意匠の刷新だけでなく耐震補強もするなど基準を満たす物件を認定し、依頼主が工事費の長期融資を受けやすくすることを目指します。また、講習会で再生建築の担い手も増やすといいます。

認定制度によって、リファイニング建築に対する信頼性が高まり、市場での評価も新築と同等になっていくのでは…と期待されます。

リファイニング建築による再生は、「建て替え」と比べると、建築費を7割以下に抑えられ、工期を2年程度から10カ月程度に短縮できるため、これまで、賃貸マンションでは、活用された事例がいくつかあります。また、オフィスビル等をリファイニング建築でマンションに生まれ変わらせるという事例もありました。

ゆきぽよが出演料1億円でSODデビュー?“無修正ボディ”披露も芸能界はNG。事務所クビの小倉優香が大本命か

今年1月に“コカイン騒動”を起こしたタレントのゆきぽよ(24)が3rd写真集『はじめまして』(光文社)を5月25日に発売することが決定した。ゆきぽよはライザップ指導のもと、食事生活の改善やトレーニングを行い、2カ月間で4.6キロの減量に成功。その生まれ変わったボディを披露することとなった。しかし、依然として芸能界からは“そっぽ”を向かれており、今後はセクシー系へ転身するのではとの声もある。

ゆきぽよ“無修正ボディ”披露も厳しい芸能界の道

グラビア業界初のRIZAP監修で、体重4.6kg減、ウェスト11.7cm減と見違えるようなボディとなったゆきぽよ。1年2カ月ぶりとなる写真集は、ボディラインの写真修正や加工を一切していない、“無修正”であることを明かした。

25日に行われたライザップの記者会見では、くびれだけでなく、腹筋が割れたボディを披露したゆきぽよ。マイクを握ると、「1月の報道で世間の皆様をお騒がせして申し訳ありませんでした」とコカイン騒動についてまず謝罪。

さらに、「このお仕事で恩返ししたい。このお仕事が大好きなんだとすごく思いました。新しく生まれ変わったゆきぽよをどうぞよろしくお願いします」とコメントした。

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友人関係にあったという振り込め詐欺グループのリーダーがコカインで逮捕され、自身も家宅捜査と薬物検査を受けていたゆきぽよ。その影響は大きく、約2カ月間ほどテレビでゆきぽよの姿を見ることはほとんどなくなっていた。

苦境の中、ゆきぽよはスポーツ新聞社数社を回って一連の騒動に関して説明。謝罪行脚をしたものの、依然として厳しい声があがっている。

芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。

「本人は“シロ”だったとはいえ、あまりにもイメージが悪すぎます。薬物や反社関連はスポンサーが最も嫌う案件。たとえ、テレビ局側が番組に出演させたいと持っても、スポンサー側からNGが出るでしょう。また、ゆきぽよさんは歯に衣着せぬコメントが売りでしたが、それも鳴りを潜めてしまいますから、今後テレビで活躍するのは難しいと言わざるを得ません」

近頃のテレビ業界は特にコンプライアンスに厳しい。ゆきぽよは地に落ちたイメージの向上に努めているものの、タレントとしてはこのまま消滅してしまう可能性が高そうだ。

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SODで出演料1億円のビックプロジェクト

そんなゆきぽよに朗報とも呼べそうな情報がある。

大手アダルトコンテンツ流通業者であるソフト・オン・デマンド(以下、SOD)が芸能人やモデルを起用した史上最大のプロジェクト「スーパースタープロジェクト」をスタートさせたのだ。

出演料1億円、総製作費2億円、さらに超有名監督を起用して作品を作るという壮大なプロジェクト。想定しているキャストは名の知れた芸能人としていて、誰が出るのかと話題になっている。

出演者に関する詳細な情報は明らかになっていないが、ネットではゆきぽよを推す声もチラホラある。

現在は騒動前に決まっていた仕事をこなしているゆきぽよだが、今後新しい仕事を開拓していくのは難しい。少なくてもテレビの世界で、これまでのような活動をすることは不可能だろう。

eggのモデル出身でギャル系のゆきぽよ。もしセクシー女優の道へ進んだとしたらかなり需要がありそうだ。

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ライザップのCMやキャンペーンなどで一時的に露出は増えても、今後は芸能界を干される道を辿りそうなゆきぽよ。一発逆転を狙った出演があるかもしれない。

コロナ禍で「解散総選挙」は現実的か?与野党が今「封印」で合意すべきこと

永田町界隈を駆け巡っている「解散」の風。衆議院の任期満了が今年10月のため、いつ解散の掛け声が出てもおかしくないのは確かですが、コロナ感染拡大が収まりを見せない中で、選挙をおこなうのは現実的なのでしょうか? 小沢一郎氏の秘書も長く務めた元衆議院議員の石川知裕さんは、自身のメルマガメルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』の中で、与野党はコロナ対策に集中すべきであり、選挙「封印」を合意してみては、と現実的な提案をしています。

衆院の解散時期で駆け引きをすべきか?/いま与野党がすべき政治判断を提案する

永田町では、下村博文・自民党政調会長の発言が現実味を帯びて語られている。

下村氏は3月18日、東京都内の講演で、4月上旬に日米首脳会談があることに触れた上で、「(日米首脳会談は)首相の大きな成果となり、内閣支持率にもプラスになる。 『追い込まれ解散』という構図はつくりたくない。 勝負のタイミングとして東京都議選(7月4日投開票)と同日選挙も菅総理の頭の隅にあるかもしれない。 『連立複雑方程式』みたいなもので、解散総選挙はいつあってもおかしくない」と述べ、訪米後の解散の可能性を示唆したのだ。 

下村氏が言うまでもない。 衆議院の任期満了は10月。 残り半年となったのでいつ解散があってもおかしくない。 

解散のタイミングとして、「政権支持率が上がっているところでやる」が政権の戦略だ。 訪米でバイデン大統領と日米同盟について再確認し、オリンピックに向けて協力していく姿勢を国民に示せば、支持率が上昇する可能性はある。 日本人は潜在的に米国との同盟に依存しており米国大統領との良好な関係を構築した首相は比較的政権を長く維持できている。

今のところ噂されているのは、訪米後すぐの解散。 4月8日、9日に訪米した後、12日に解散するというものだ。

こうなると、4月13日公示の北海道2区衆議院補欠選挙は吹っ飛んでしまう。 選挙準備を考えると、解散から3週間以降に投票日が設定される。 そうなると連休を挟んでの投票、もしくは連休中の投票になる。 しかし、コロナワクチンの接種で自治体はてんてこまいな時期で、この案は現実的ではない。難しいだろう。

次にゴールデンウイーク明けの解散だ。 訪米での成果を上げ、デジタル庁の法案を成立させ、実績を強調して解散するという戦略だ。

このプランだと、5月25日公示・6月6日投票(ちなみに大安)となる。 だが、東京都議選と近接しているので、公明党が懸念することが予想される。

こうした政治日程をご覧になって、みなさんはどうお考えになるだろうか。

私は、ワクチンが行き渡らない中で解散ができるとは到底思えない。

私の地元では、いまだ医療関係者にもワクチンは行き渡っていない。 医療関係者に行き渡るのが大幅にずれ込んでいる。 重い疾患を持つ方や高齢者への接種も連休明けにできるかどうかわからない状況だ。

常在戦場の気構えを持たなければいけない。 それは言うまでもない。

だが、この状況下では、解散を「封印」することで、与野党が合意するのはどうだろうか。

コロナ対策に集中できる環境を整えるべきではないだろうか。

東日本大震災のときは、被災がひどい地域は統一地方選挙の実施を半年延期した。

「コロナの感染状況が落ち着くまで解散はしない」と与野党が合意し、万が一、任期満了時に感染爆発していたら、解散を無期限延期するというぐらいの考えでコロナ対策に集中すべきだ。 私はそう提案したい。

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「菅おろし」カウントダウン始まる。菅首相と二階氏の間に亀裂、糸が切れた“操り人形”に幹事長激怒

各社の世論調査で相変わらず支持率の低下に苦しんでいる菅内閣。不支持率が4カ月連続で支持率を上回っている。そんな中、菅義偉首相と後見役として支えてきた二階俊博幹事長の間に亀裂が入っていると一部で報じられた。菅首相と二階氏に一体何があったのか。

菅首相と二階幹事長の間にすきま風

今月16日に行われた記者会見の中で、二階氏は菅政権が発足から半年を迎えたことについて触れ、「首相のリーダーシップによって、大変しっかりした運営をなされている。安心し、信頼してわれわれはこの内閣を支持していける。自信を持っている次第だ」と述べた。

この半年間の菅首相の仕事ぶりを評価した二階氏だが、すでに2人の間にはすきま風が吹いている。

NEWSポストセブンによると、二階氏はGo To停止から緊急事態宣言の発出や解除、解散・総選挙について相談をせず、勝手に決めてしまう菅首相に激怒しているという。

また、菅首相は昨年のステーキ会食を批判されて以来、二階氏が会合に誘っても出席しなくなった。

こうした菅首相の態度に二階氏は立腹。“俺がいなければ菅は総理の座にいられない”ことを思い知らせるため、二階氏がその力を示そうとしているようだ。

崩れかけてきた菅首相と二階氏の蜜月関係。二階氏主導による“菅おろし”が始まろうとしている。

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国民と二階幹事長との間で揺れる菅首相

自民党内の大半の支持を受けて成立した菅政権は当初、報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み6割以上に達し、菅首相の安定した政権運営を多くの議員が予想していた。

菅首相が描いていたシナリオも、新型コロナウイルスをある程度収束させ、東京五輪・パラリンピックを成功に導いた後、自民党総裁の任期が終わる9月末までに総裁選を実施、衆院の解散・総選挙に打って出て、再選を果たすというものだったとされている。

しかし、後手に回ったコロナ対応で批判が殺到し、内閣支持率は急落。菅首相のシナリオとはかけ離れたものとなってしまう。

菅首相としては、国民からの不支持をこれ以上広げたくない。二階氏の操り人形として政策を推し進めていけば批判が高まる。

だが、無派閥宰相で政権基盤が脆弱なだけに、二階氏を無下にすることもできない。いわば、菅首相は国民と二階氏の間で揺れていることになる。

二階氏との“ちょうどいい距離感”に苦しむ菅首相。綱渡りが続く政権運営はさらなる窮地に陥っている。

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京大・藤井聡教授が憂慮。頭の良い言論人さえ気づかぬコロナ自粛の不条理さ

1月から延長期間を含めて3ヶ月近くに渡って続いた政府の「緊急事態宣言」ですが、今月22日にすべての都道府県で解除されました。この期間中に、緊急事態宣言の無意味さやコロナ自粛の不条理さを説き続けてきたという京都大学大学院教授の藤井聡さんは自身のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』の中で、どんなに偉い言論人であっても「正論」に耳を傾けない現状を憂慮。過去の偉人の逸話などをひきながら、宣言解除のいまこそ理性を取り戻すべきだと訴えています。

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~』2021年3月20日配信分の一部抜粋です。続きはご購読の上、お楽しみください)

 

緊急事態宣言が解除された今こそ、「コロナ自粛の不条理さ」の徹底検証・徹底周知が絶対必要

この度、ようやく緊急事態宣言が解除されました。

私はこの緊急事態宣言は、本来なら出す必要なんて何も無かったし、自粛要請も時短も何も要らないと思っていましたから、これでようやく無駄な緊急事態宣言が無くなるということで(緊急事態宣言をここまで引っ張っていることは最悪の政治判断だったとは思いますが、それを一旦さておきますと)、ひとまず「安堵」いたしております。

私が緊急事態宣言なんて要らないだろうと当初から思っていた理由は次の様なものです。

まず第一に、時短や自粛は社会経済被害が大きい割に感染抑止効果は限定的(あるいは、ほぼ無い)なことは既に統計的に明らかになっているからです。

そして第二に、仮に感染がある程度広がっても、公衆衛生被害はトータルで深刻なものではないからです。コロナよりもさらに恐ろしいリスクが山のようにあり、したがって、コロナばかりに着目して行動制限をかけていると、トータルで見た公衆衛生被害はさらに拡大してしまうリスクが拡大するのです(これらについての客観的証拠は、当方主催で開催したこちらの行動関係の研究発表会等をご参照下さい)。

もちろん、緊急事態宣言を出すことが必要なタイミングというものがそのうち訪れる可能性は決して皆無だとまでは思いませんが、それとて今から振り返れば、今回に限っては、そんなことも無かったことが今や明らかになっています。何と言っても緊急事態発出のはるか2週間前に、感染は収束に向かい初めていたからです。

それは例えば戦争の時に、「最終兵器を使うタイミングが来たら使ってやろうと思ってずっとタイミングを伺っていたが、別にそれを出さなくても収まりそうになったから使わずに済んだ」という様な話だったわけです。

いわば、緊急事態宣言というものは軽々に出すものではなく、最後の最後の手段として、致し方無く出すのが本来の姿なわけですが、それを今年の年明けの時点で出すなんて早すぎるだろうし、もっと冷静に状況を見ていたらずっと出さずに済んだ筈だったのに、という次第です。

しかし、当方がいくらそういう事を今年の1月や2月に話をしても、驚く程、世間の反応が鈍く、むしろ当方をバッシングする人が様々に出てくるのが実情でした。

それはなぜそうなるのかというと、逆説的にも「緊急事態」の宣言が出されてしまっていたからです。

菅総理がどれほどの人物なのかはさておき、一応は我が国のトップの総理大臣なわけで、その人が国家権力を使って「緊急事態であります」と宣言したのですから、その心理的圧力たるや強烈なものとなったわけです。

これこそ「言葉の魔力」「言霊の力」であって、緊急事態だから平常時じゃないなんだか異常な気分に皆がなるわけです。

その結果人々は、「緊急事態の今、コロナは怖くないとか自粛が要らないとか言うこと自体が不適切で不道徳。兎に角『何も考えず』に自粛しろ!」という気分に支配されてしまったのです。

結果、「国家による緊急事態宣言」は、その「言葉の魔力」と「国家権力」の両者によって人々の「思考停止」を強烈に導くものなわけです。

このままでは手遅れだ。米中激突の最前線となる日本の鈍重な対応

激化の一途を辿る米中対立ですが、菅政権の危機感はあまりに薄すぎるようです。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では著者の島田久仁彦さんが、鮮明化する米欧ブロックと中ロブロックの対立を詳細に解説。さらに未だ米中両にらみの対応を続ける日本政府に対し、どう動くべきかを熟考し、迅速に行動することを促しています。

 

鮮明化する米中対立と世界のブロック化

バイデン政権発足から2か月。ついにアメリカ外交の姿勢が明らかになってきました。

その特徴は、【国際協調体制への復帰と同盟の重視】という全体的な方針に加え、【中国に対しては決して妥協しない】というトランプ政権以上に、外交方針全体にわたる対中政策です。

その方針が見えてきたのが、東京で行われた日米2+2、そして極めつけは、アンカレッジで行われた米中外交閣僚会談でのブリンケン国務長官とサリバン国家安全保障担当補佐官の対中姿勢でした。

具体的な内容については、すでに報道されていますので、ここでは繰り返しませんが、アメリカが中国にはなったメッセージを解釈すると、【アメリカは中国の強硬姿勢を決して看過しない】というものだと思われます。

もちろん、中国側としては猛反論し、協議は物別れとなりましたが、本当に中国サイドは、このような事態を予測していなかったのでしょうか。

答えは当人にしか分かりませんが、YESとNOが入り混じった状況というのが適切な描写ではないかと思います。

トランプ政権の4年間で修復不可能とまで悪化した米中関係を、バイデン政権下で改善したいと望み、本来ならソウルまで赴いていたブリンケン国務長官に北京に立ち寄るように要請できるところ、アメリカ側の申し出に従う形で、両国からの中間点とはいえ、アメリカの都市であるアンカレッジにまで赴いて会談を行うことを容認したのは意外でした。

ゆえに、恐らく、お互いのジャブの撃ち合いはあるものの、先日の米中首脳会談(電話)の内容を受けて、今後、両国関係を改善するための儀礼的なスタートとなると期待したのかもしれません。

しかし、実際にはそうはならず、アメリカからの原理原則に基づいた、かなり突っ込んだ中国批判が行われ、結果として楊氏(外交担当の国務委員)からの猛反撃になりました。

ただし、ここで見たいのは、その反撃が、通訳に通訳をさせず、一方的に中国語で、それもメディアがいる前でぶちまけたという疑問です。

楊氏の猛反撃は、恐らくアメリカに向けたものというよりは、中国国内へのアピール材料ではなかったかと思われます。ブリンケン国務長官の非常に対中批判に“中国は決して屈しない”というイメージ戦略に思えます(実際に、アメリカ側にいた友人曰く、事後的に通訳されるまでは、ブリンケン国務長官もサリバン氏も、トーンで良い話でないことは感じていたが、内容までは理解できていなかったとのこと)。

ブリンケン国務長官とサリバン氏による対中強硬策のアピールも、中国への警告という側面はあったかと思いますが、「バイデン政権は、決して対中弱腰外交をするのではなく、毅然とした態度で立ち向かう」というメッセージを米国内と、同盟国に与えたかったという、こちらもイメージ戦略だった気がしてなりません。

発言内容に込められた本気度はともかく、結果として見えてきたのが【米欧ブロックと中ロブロックの鮮明化】です。

様々な側面で、アメリカと欧州各国の対中姿勢の足並みが揃ってきました。まだ一枚岩とまでは言えないかもしれませんが、厳しい姿勢を貫くという基本方針はシェアされている模様です。そこにオーストラリア、ニュージーランド、カナダが加わり、一つのブロックが出来ます。

中国はというと、国家資本主義体制の拡大を目論んで、ロシアと組み、中ロで北朝鮮を庇護することで一つのブロックを作っています。

そこに一帯一路政策で絡めとったとも言えるアジア、アフリカ、中東諸国を加え、そこにベネズエラやキューバ、ボリビアなどを加えて、また一つのブロックを形成しています。このブロックでは、ロシアは例外として、中国の外交姿勢や主張をほぼそのままの形で支持するという忖度が存在しています。

 

海保のボロボロ船艇で、どうやって尖閣を防衛するつもりなのか?

「海警法」を施行し尖閣諸島周辺での動きを活発化させる中国。その動きへの対応にあたる海上保安庁の巡視船が老朽化により、一時航行不能状態に陥っていたと産経新聞が独自記事で伝えました。この報道に対し、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんは驚き、呆れながらも解決できる問題もあると指摘。以前にも主張している、海上自衛隊と海上保安庁のインターオペラビリティ(共用性、相互運用性)を可能な限り高める必要があると訴えています。

離島防衛なんて、よく言うよ!

3月22日の産経新聞にこんな大見出しが踊りました。

尖閣巡視船、一時航行できず 昭和55年建造…老朽化で故障か

尖閣と聞くとじっとしている訳にはいきません。まずは記事から。

「尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で領海警備に当たっていた海上保安庁の尖閣専従巡視船が1月、任務中に故障し、一時、航行不能状態に陥っていたことが21日、海保関係者への取材で分かった。老朽化が原因とみられる。尖閣では中国海警局の船による領海侵入が相次ぎ、中国は2月、海警局の武器使用を認める海警法を施行するなど日本の有効支配を覆す動きを強めており、装備の刷新も含めた対策が急務といえそうだ。

 

 尖閣周辺の領海警備で、任務中の巡視船が航行できなくなる事態は極めて異例。故障が発生したのは那覇海上保安部所属のヘリコプター搭載型巡視船『うるま』で、老朽化が進んでいる」(中略)

 

「うるまは1月下旬、尖閣諸島周辺で、船内の電力をまかなう発電機の一部が故障し、動作不良になった。発電機を動かしている燃料タンクを確認したところ、大量の海水が混入していることが判明。海水を含んだ燃料をエンジンに使用すれば機関停止につながる恐れもあり、一定時間、エンジンを停止させたままの状態を余儀なくされた」(中略)

 

「耐用年数を過ぎた139隻の内訳は巡視船29隻、巡視艇110隻。巡視艇の老朽化が特に顕著で、超過割合は46%に上る。海保は順次、新造して代替更新を進めているが、尖閣対応巡視船の増強などが優先されてきたため、追い付いていないのが現状だ」(中略)

海保の悩みが深いことがわかりますが、気になったのは次の部分です。

「(前略)耐用年数を過ぎた巡視船艇は故障が増え、エンジンの出力が落ちて速度が低下。さびなどの腐食で船体に穴が開いて修理が必要になるほか、交換部品が製造中止になっているケースもある。海保は対応が手薄にならないよう、古い船艇が1カ所に集中しないようにするなど配置を工夫し、老朽化に対応している」

日本は領海と排他的経済水域を合わせた面積で世界6番目の海洋国家です。その海洋権益を海上保安庁と海上自衛隊で守っています。すぐれた企業経営者に若干の基礎知識を備えてもらえば、返ってくる答えはほぼ同じでしょう。

予算としては防衛省と国土交通省で分かれますし、その中でも海上自衛隊と海上保安庁という組織別に考えなければならないのは当然です。しかし、そこに日本の海洋戦略という視点をかぶせると様々な意味で合理化が実現できるのではないかと思います。

護衛艦と巡視船を共通化しろなどというつもりはありません。ただ、両方の艦船で共通化できる部品類は少なくないと思います。それをできなければ企業は成り立ちません。

また、家庭で使う電化製品ではありませんから、早く買い換えさせる目的で部品をストックしないということがあってはならないのが国家の装備品です。最後は「共食い」で部品を融通するにしても、退役するまで部品を確保するのは国家国民に対する責務でもあります。

部品がないなどというのは国家としての怠慢ですし、責任放棄です。政治家の皆さん、海洋国家とか離島防衛とか口にして、恥ずかしいですよね(笑)。(小川和久)

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なぜ先生やコーチは大勢の子どもにうまく話を聞かせられるのか?

話を聞いてくれない子どもにしっかり話を聞いてもらうようにするポイントについて、前回「話を聞かない子どもがガラリと態度を変える『魔法の姿勢』」で紹介してくださった無料メルマガ『子どもが育つ“父親術”』。今回は、大勢の子どもたちがしっかりと大人の話を聞けるようになる方法を伝授しています。

ちゃんと聞きなさい!~先生・コーチ編~

話を聞かない子どもがガラリと態度を変える『魔法の姿勢』」では、「子どもが大人の話をちゃんと聞かない」との問題を取り上げました。「どうすれば、子どもが大人の話をしっかり聞けるようになるか」のポイントを3つ、

1.聞かせる前に聞く
2.聞いて嬉しい内容で
3.子どもに成功体験を

をお伝えしましたね。「3つのポイントを押さえたコミュニケーションを続けていれば、子どもはやがて、大人の話をしっかり聞けるようになる」とお伝えしたところ、読者の方から「一度に大勢の子どもを相手している時には難しい」とのコメントをいただきました。

私もサッカーのコーチをしているので、よく分かります。10人、20人、30人の子どもを前にして、「大人の話を聞かせる前に、子どもの話を一通り聞く」なんて、事実上不可能ですよね。

そこで今号では、先生やコーチなど、多数の子どもに接する方に、「子どもが大人の話をしっかり聞けるようになる」ための方法をお届けします。

※ 便宜上、サッカーチームのコーチの立場を例に書いています。他の立場でご活用いただく際には、一部の言葉を置き換えてお読みくださいね

1.聞かせる前に聞く→1人1人の行動を見る

1人ずつ「話を聞いて」いては、時間がいくらあっても足りません。「話を聞く」代わりに、「行動(スポーツならプレー)を見て」あげましょう。ただ漠然と・漫然と見るのではなく、

・短時間でも良いので1人ずつに焦点を当てて
・プレーの中に、子どもの意図(あそこにパスを出したかった、ドリブルで右に抜けたかった、など)を見つけること

がとても重要です。言い換えれば、「プレーの中に表れた意図を読み取ること」で、話を聞くことに代えるわけです。

V6の解散発表を悲しむファンに三宅健がラジオで伝えた「最後の一言」

結成時からメンバーが変わることも欠けることもなく、昨年25周年を迎えた「V6」が、今年11月1日のデビュー記念日をもって解散すると発表がありました。有名芸能リポーターの井上公造さんが11月に創刊したメルマガ『井上公造の「とっておき芸能情報+LIVE」』では、ジャニーズ取材歴30年の芸能リポーター・駒井千佳子さんが「美学を貫いた」と、解散の決断について思いを綴ります。駒井さんは、メンバーの三宅健が、解散発表後最初の自身のラジオ番組でファンに伝えたメッセージを紹介。いつもファンに寄り添ってきた三宅を「アイドルの中のアイドル」と評しています。

 

駒井千佳子の「イケメン倶楽部」:美学を貫いた「V6」、最終章はこれから…

「V6」の解散が発表された。メンバーが1人も欠けることなく四半世紀もの間、活動を続けてきたことは奇跡のようなものだと思う。

ジャニーズ事務所から発表された文書の中に、「この6人でなければV6ではない」という言葉がある。これは、メンバー全員の一致した思いだ。だから彼らは、森田剛くんの「ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という申し出を受け入れた時、「解散」という選択をした。V6の美学を貫いたのだ。

プロ集団

V6は、それぞれが違う分野の第一線で活躍するプロフェッショナル集団だ。抜群の歌唱力を持つ坂本昌行くんは、数多くのブロードウェイミュージカルの日本版で主役を務めている。

長野博くんは、俳優業の他に、調理師免許と野菜ソムリエの資格を持ち、3本のレギュラー番組ではグルメリポートをすることも多い。彼の食リポは、味や食材の表現力が非常に豊かだ。

井ノ原快彦くんのMCの巧みさは、皆さんもご存知のとおり。コンサートのMCでも、しゃべっていないメンバーから上手に言葉を引き出し、場を盛り上げてくれる。V6のコンサートに行くと毎回、イノッチの言葉選びのうまさに唸(うな)ってしまうほど。

岡田准一くんは、今や日本を代表する俳優だし、森田くんは、役が憑依(ひょうい)してしまうタイプの“役者”だと思う。森田くんが出演する舞台や映画を見ると、恐ろしいほどのリアルさに目が釘付けになってしまうのだ。

手話を始めた理由

三宅健くんはマルチな才能を持っている。K-POPにも詳しいし、インテリアにも造詣(ぞうけい)が深い。特筆すべきは手話だろう。NHK-Eテレ「みんなの手話」でナビゲーターを務め、パラリンピックのスペシャルサポーターにも任命された。

きっかけは、V6の10周年の握手会。聴覚障がいのファンから手話で話しかけられた時、理解できなかったことが悔しくて手話の勉強を始めた。手話だけでなく、V6のコンサートの映像作品に字幕を付けるように提案したのも三宅くんだ。さらに、「三宅健のラヂオ」を放送しているbayfmでは、彼の意をくんで、放送翌日には文字起こしをして公式サイトにアップしている。

その「三宅健のラヂオ」の15日の放送では、急きょ録音したものが流された。出演している舞台「藪原検校(やぶはらけんぎょう)」の公演先である石川県のホテルからリモートで録音したものだ。

コロナ禍だから心に沁みる。NYで見た「人生を考えさせられる」言葉たち

今年の1月1日にニューヨークの交通ハブであるペン駅が拡張され、新たにオープンした駅舎が「モイニハン・トレイン・ホール」です。今回の『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』では、NY在住の人気ブロガーりばてぃさんが、この最新スポットの構内各所に掲げられた「人生を考えさせられる言葉」をご紹介。壮大な建築プロジェクトである同ホール内を飾る、印象深いメッセージとは?

ニューヨークには人生を考えさせる言葉がいっぱい

以前からお伝えしている新たにオープンした「モイニハン・トレイン・ホール」ですが、今回は構内でみかけた、人生を考えさせられる言葉をご紹介します。

ニューヨークでも近年稀に見る、とてつもなく壮大な建築プロジェクトということもあってか、アート作品も気合い入ってますし、壁に掲げてあるメッセージも良いもの多め。

例えば、

Dear New York, This is for You.(親愛なるニューヨーク、これはあなたのために)

といった具合に。

大切な誰かに贈るプレゼントのメッセージカードに書いてありそうな言葉ですが、新しくオープンした駅構内にあるのは珍しいので新鮮です。

他にも、

“It always seems impossible until it’s done”(それが成されるまで、いつも不可能に見えるんだ)

・・・というのも。

そう、誰もやってないこととか、自分がやったことないことって、いつも最初は、できっこない、不可能だよって思えるものですよね。

もしくは、力が入りすぎてしまって空回りしたり、進んでいるのに進んでいないような実感を感じにくいこともあったりします。

でも、そこで諦めず、勇気を出して前へ進むことで必ず道は開ける・・・そんなメッセージを感じます。他にも、ニューヨークの街角には時々この手のメッセージをみかけます。

過去には、

“I was born for LOVE not hatred”(私は愛のために生まれた、憎しみのためじゃない)

そしてもう1つ、

“Life is not about waiting for the storm to pass, it’s about learning how to Dance in the Rain.”(人生とは、嵐が通り過ぎるのを待つのではなく、雨の中でも踊ることを学ぶことだ)

などなど。

こういうちょっとした言葉やメッセージほど、ニューヨークらしさを感じますが、コロナ禍の今は余計に身に沁みる気がします。

ご参考:

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