世界シェア・トップを誇る日本の中小企業にあった「3つの共通点」

これまで数回に渡り、世界に誇る技術を持ちながら一般的にはあまり知られていない「国内の小さな世界一企業」を紹介し続けてきた無料メルマガ『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』。今回も世界トップレベルの技術を持つ中小企業を取り上げながら、それらの企業の根底に流れる共通点を考察しています。

「小さな世界一企業」1000社

経済産業省の内部資料によると、日本には世界シェア・トップの中小企業が100社以上あるという。さらに政府系金融機関が把握している世界トップレベルの技術を持つ企業を含めると、1000社を超えるという推計もある。

弊誌では、今まで、瀬戸大橋やスカイツリーなどで使われている「絶対ゆるまないネジ」を開発したハードロック工業(社員50名弱)、100万分の1グラムの歯車を作った樹研工業(70名)、痛くない注射針を開発した岡野工業(6名)を紹介してきた。

近年はエレクトロニクス分野ではソニーやパナソニックなどが一時ほどの存在感を失い、アップルやサムスンなどにお株を奪われたように見えるが、これらの外国企業も部品レベルでは多くの日本企業に頼っている

自動車分野はトヨタを代表に日本企業が世界をリードしているが、それも日本の優れた自動車部品メーカーの力による所が大きい。逆に欧米メーカーが日系部品メーカーを使って追い上げを図っている

エレクトロニクス、自動車などは売上げ規模も大きいので大企業でないと取り組めないが、グローバル化の時代には部品・材料を供給する中小企業が世界のマーケットで勝負できるし、かつ本格的な技術革新は部品材料から生ずるものが多い。

こういう意味で、日本に1000社もの世界トップレベルの中小企業が存在するという点は、我が国の財産である。今回は、いくつかの小さな世界企業を取り上げて、それがどのように誕生し、成長したのか、見てみよう。

高いと言われても。スタバが値段を下げてはイケない納得の理由

スターバックス コーヒー ジャパンは9月20日より、商品購入でもらえるポイントを集めてプレゼントなどと交換できるプログラム「スターバックス リワード」を提供開始しました。米国ではすでに8年前から始まっているこのプログラムを、なぜ日本で導入するに至ったのでしょうか? メルマガ『理央 周 の 売れる仕組み創造ラボ 【Marketing Report】』の著者でMBAホルダーの理央さんが、その理由と戦略について考察しています。

スターバックスのポイントプログラムに見る顧客獲得&維持の戦略

スターバックス コーヒー ジャパンは、日本市場では初めてとなる顧客へのロイヤルティ増進プログラム「スターバックス リワード STARBUCKS REWARDS」を9月20日より提供開始した。

スターバックス リワードは、プリペイドカードをスターバックスのホームページから、オンライン登録をするか、スマホにダウンロードした公式モバイルアプリに登録をすると参加できる、スターと呼ばれるポイントを集めてその獲得数に応じたサービスが提供される会員向けのプログラムになる。

内容としては、50円の購入ごとに1スターというポイントが貯まり、そのポイント数に応じてプレゼントをもらえたり、限定商品が買えるキャンペーンに応募できる、というマイレージプログラムだ。

アメリカでは8年前からこのプログラムはスタートしていたとのこと。

CNet Japanの記事によると、

先行してSTARBUCKS REWARDSを導入している米国では、1330万人いるスターバックス リワード会員による商品購入が、売上高の36%を占めており、モバイルの支払いは、米国内店舗における取引の30%を占めているという。将来のOne to Oneマーケティングに欠かせないツールという。(以上記事を引用)

といった具合に、早くからこのような顧客へのサービスによる、顧客離脱防止策維持策をとっているのだ。

なぜ、日本での開始が今なのか?という点に関して、日本経済新聞の記事によると、出店戦略において、出店数が加速している中、サービスの低下や、混雑、価格の高さなどで、顧客満足度が下がっていることを受け既存顧客へのサービスプログラムとしてスタートした、とある。

これまでの既存顧客へのサービスとしては、ドリップコーヒー2杯目は108円で買えること、期間限定だが、カフェラテでも2杯目をサービス価格で行なっていたこともあったし、スターバックスカードに5000円の入金をすることで、お好きなドリンク1杯サービス、などのプログラムを提供していた。

【書評】直木賞作家、痔の手術したってよ。朝井リョウの肛門事情

『桐島、部活やめるってよ』や直木賞受賞作『何者』などで知られる朝井リョウ氏が赤裸々告白!? 今回の無料メルマガ『クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】』で編集長の柴田忠男さん取り上げているのは、そんな人気作家のエッセイ集。辛口の柴田さんが「とにかく面白くて実用的」と太鼓判を押す「肛門記」とは?

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風と共にゆとりぬ
朝井リョウ・著 文藝春秋

朝井リョウ『風と共にゆとりぬ』を読んだ。この作家の本を読むのは初めて。映画『桐島、部活やめるってよ』は鬱陶しくて、原作を読む気にはなれなかったが、タイトルはナイス。堂々たる造本で地味カバー(格調が高い? 虚勢を張った感じ)のこの本、三部構成のエッセイ集である。

第一部「日常」。小説に込めがちのメッセージや教訓を「込めず、つくらず、もちこまず」をモットーに綴ったという17編。結婚式へ押しかけ傍迷惑な余興、懲りなく参加する知り合いのいないバレーボール参加における空気の読めなさ、座談会でのはずしまくり、気の毒なエピソードの連続はけっこう読んでてつらい。

第二部は「プロムナード」。新聞購読者を読者にしたいという野心に司どられて綴ったという、日経の半年間連載、見開きコラム21編。あまり面白くないが、「私は、物語を作る人間の実力は、どこをどう書くか、ではなく、どこを書かないか、という選択に宿ると思っている」という決心みたいのが潔いと思う。

ここまでで全体の約3/4。もうやめようか思ったら、第三部「肛門記」ときた。なんじゃこれは?。こんなタイトルありか。痔瘻の発症、手術、入院、そのすべてを綴った「肛門界激震の一大叙事詩」であった(本人がそう言う)。この部は字体が古くからある名作みたいな感じで格調が高い、ようにもみえる。

愛ある「ゆで卵好き」板東英二に元CAがチューしたくなった理由

米国育ちで元ANA国際線CA、さらに元ニュースステーションお天気キャスターからの東大大学院進学と、異例のキャリアを持つ健康社会学者の河合薫さんのメルマガ『デキる男は尻がイイ-河合薫の『社会の窓』』。今回は、河合さんが思わずチューしたくなる相手として、ゆで卵好きを貫き通すタレントの板東英二さんの知らざれる魅力について語っています。すみません坂東さん、チューしてもいいですか?

やっぱりゆで卵が好き

ちょっとした一言、たわいもない仕草、ドンと刺さる表情などが垣間見えると「チュー」したくなります。このコーナーでは、そのほんの一瞬を毎週、レポートします。

生放送のテレビやラジオ。失敗は許されない本番の時間の中で、唯一ホッとできるのがCM中です。実はその2分間こそが、出演者たちの“素”が垣間見える特別な時間なのです。

そこで今回は、CM中に“キュン”ときた瞬間を、コッソリお話しします。

板東英二さんといえば一時は独特の語り口で一世を風靡。所得隠しが発覚してからはお茶の間から消えてしましましたが、“事件”が発覚する前に、ご一緒させていただいたことがありました。

ウワサどおりと~てもいい人。緊張気味だった私をリラックスさせるべく、本番中もやさしくしてくださいました。

坂東さんといえばゆで卵」。一日に10個以上食べるとか。ウソのようなホントの話で、番組でも卵話で盛り上がりました。

で、CMに入ると、坂東さんがこう私に聞いてきた。

アナタは卵好き?」と。(以下敬称略)

坂東「卵は好き?」

河合「私……嫌いです」

坂東「なんで??? あんな美味しいモノはないよ」

河合「あの黄色い部分がヒヨコになると思うと、どうしても食べられなくて」

坂東「ああ、祭りで売ってる黄色いヒヨコ? あれはカラースプレーで色つけてるやろ?」

河合「で、でも、やっぱりあのイメージが……」

坂東「満州から引き上げてくる時にね、食べ物がなくて。鶏の卵盗んで、すすって腹みたしたのよ。それでね…………」

坂東さんはその後、引き上げる時の空腹をいかに卵が満たしてくれたか、最愛の母親がいかに自分を犠牲にして子供の腹を満たすのに努力したか、ゆで卵をたべると「今」の幸せを噛み締めることができるかを話し続けました。

時折、興奮気味に唾を飛ばしながら、時折、遠い日を懐かしむように遠くをみながら……

そして、フロワーのディレクターさんが「VTR から入ります~」と、CMあけのカウントダウンを手で出し始めると……。

坂東「あなたも卵好きでしょ?」

と満面の笑みでおっしゃいました……

河合「……い、は、は…い……。(坂東さんチューしてもいいですか?)」

解説

好きなモノは好きと貫き通し、それは絶対だ!と信じる芯の強さ! 女はたま~に、こういう男にフラリときます!(笑)

マジか? ええ、たま~に。といっても“いい人”というのが条件ですが……

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幼少期の浅い学習経験が将来、あなたの「認知症リスク」を上げる

高齢化社会に突入したと言われて久しい日本。平均寿命は世界トップクラスと言われ、65歳以上の高齢者の数は年々増加傾向にあります。そんな高齢化問題の中でもっとも深刻と言われているのが、認知症患者の増加。メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で現役医師の徳田安春さんは、認知症を患う高齢者のほとんどが後天的要因によるもので「多くの認知症は予防可能だ」とし、その予防方法について持論を展開しています。

超高齢社会と認知症

これまで65歳以上が高齢者の定義に使われていました。最近になって、この定義を引き上げたほうが良いという意見が学会から提案されました。新しい高齢者の定義は75歳以上とすべき、というものです。提案したのは日本老年学会と日本老年病学会です。65歳から74歳まではプレ高齢者とみなすとよいと提案しています。

日本人の平均寿命は世界トップクラスです。65歳以上でも体力と知力そして気力が旺盛な人々は大勢います。65歳以上の定義はそもそも前世期の人々の平均寿命に基づいたものでした。故日野原重明先生は85歳以上で社会貢献を活発に行っている人々を新老人と定義付けました。日野原先生自身も新老人として活躍を続けて105歳の天寿を全うされました。

しかしながら、日本のこの超高齢社会には大きな課題があります。それは認知症の増加です。年齢毎に過去と比較したときには、認知症の発症率は減ってきてはいますが、高齢人口が爆発的に増えているために認知症患者さんが増えているのです。

最近、アルツハイマー病及びその他の原因による認知症患者の死亡者が急激に増加しています。地球規模で見ても大きな問題です。2015年のデータでは、世界中で約4千7百万人もの人々が認知症を患っていると推定されています。これは21世紀の最大の課題となっています。

認知症に対する治療

これまで認知症は高齢になったために起こった自然な結果だと思われてきました。現在のところ、認知症には有効な治療方法はありません。そのことが、高齢者の必然的な結果だと思われるマインドセットとなったのです。

ドネペジルやガランタミンなどのコリンエステラーゼ阻害薬というお薬はアルツハイマー病やレヴィー小体型認知症の進行を遅らせる可能性はあります。

また、メマンチンはアルツハイマー病やレヴィー小体型認知症の中で重症者の進行を抑える可能性があります。しかしながらこれらの薬は軽度の認知機能障害には有効ではありません。

認知症の要因

実は、多くの認知症は予防可能なのです。認知症全体に対しての原因の割合を比較したデータがあります。それによると、遺伝的に認知症になりやすい要因を持って認知症になった人は7%のみでした。多くの要因が遺伝以外の後天的なものなのです。

認知症患者の全ての人々のうち後天的な要因でそれぞれ認知症となった割合を見てみましょう。まず、小児期における学校での浅い学習経験が8%の認知症に関連しています。小学校を中途退学すると、将来認知症になるリスクが高くなります。小児期の学習は認知機能の発達に重要なのです。

中高年では、高血圧と肥満が合わせて3%のケースに関連しています。また、中年期での聴力障害が9%の認知症に関連しています。聴力障害がなぜ認知症になるのかの詳しいメカニズムはまだ完全に解明されていませんが、明らかなリスクとなっています。

65歳以上の要因では、全部合わせると15%の認知症の原因となっています。これらには、糖尿病運動不足喫煙うつ病、そして社会的孤独が含まれます。

糖尿病、運動不足、喫煙は動脈硬化性の認知症の原因となります。また、うつ病は脳の機能を低下させます。そして、社会的孤独はコミニケーション不足となり脳の神経細胞が使われなくなるため認知症が進みます。

認知症の予防

これらの小児期から中年そして65歳以上の時期について、認知症の要因を全て取り除くと35%ものケースが予防できるのです。認知症の予防は子供も中年期の人たちもよく考えるべきでしょう。若い頃から絶えず騒音などに曝露されていると将来、認知症のリスクが高くなるでしょう。

認知症のケアでは家族と介護者のメンタルヘルスについても考慮しなければなりません。家族と介護者の多くは生活の質が下がっており、これらのうち約40%の人々に不安神経症やうつ病が発症するといわれています。家族や親戚だけでなく、社会全体での対応を真剣に考えて取り組むべきでしょう

認知症の発症年齢を平均で5年間遅らせるだけでその数を半分に減らすことができます。認知症はもう年齢による必然的な結果とみなしてはならないと思います。予防可能な部分がかなりあります。みんなで予防について真剣に考えると良いでしょう。

文献
Dementia prevention, intervention, and care. Lancet. Published: July 20, 2017
http://thelancet.com/commissions/dementia2017

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腹が減っては戦ができぬ? 空腹時の効率はどれだけ下がるのか

「空腹だと栄養素がいきわたらないから、いい働きもできない」という意味のことわざ「腹が減っては戦ができぬ」。

おそらく、現在と比べると食料がなかった時代に生まれたことわざかと想像されます。

「飽食の時代」ともいわれる現代でも、このことわざは活きているでしょうか?

食の乱れによる慢性疲労

管理栄養士の森由香子さんは、病院での栄養指導の臨床経験から、慢性的な疲労を感じている人が少なくないこと、その原因として、慢性的な栄養素の不足、不規則な食事時間、ストレスによる自律神経の乱れ、体内で発生する活性酸素の影響などを指摘しています。

そして、こうした食の乱れは、欠食やダイエットなどによって身体に必要な栄養素が足りなくなり、身体のさまざまな機能が正常に保たれなくなって起きていると診ています。

さらに、こうした慢性疲労が進行して過労状態になると、動脈硬化・脂質異常、不整脈などから脳出血・心筋梗塞などの病気にいたるとも指摘しています。

まさに、現代版「腹が減っては戦ができぬ」状態が、森さんのいう「慢性疲労」といえるのではないでしょうか。

脳の栄養失調

近年、MRIなど画像診断装置の開発によって脳科学が発展し、生きている状態で脳に起こっていることが解明されてきています。

それによると、脳は食べたエネルギーの20~25%ほどを消費する“大食漢”でありながら、エネルギー源を貯蔵できないので、ブドウ糖を血液から常に摂りこんでいなくてはなりません。

また、脳へのブドウ糖の供給が数分とまっただけでも死んでしまうので、脳は食欲を制御して空腹や満腹を感知し、その結果から摂食行動をコントロールしていることも解ってきました。

また、何らかの理由で十分な栄養が届かなかった場合、脳はエゴイスティックに自分の使う分を最優先し、身体の他の器官に栄養素がいかないようにしてしまいます。

たとえば、ダイエットがいき過ぎてブドウ糖が不足すると、脳は身体の他の組織がブドウ糖を使えないようにし、インスリンへの感受性を弱くしてしまいます。

この結果、身体の細胞がブドウ糖を使えない病気、つまり、糖尿病を発症するといったことが起こります。

こうした病気もまた、「腹が減っては戦ができぬ」が脳の栄養失調というかたちで起こっている事例といえるでしょう。

必要エネルギーを計算する

健康に過ごすためにはエネルギーはどれくらい必要なのでしょうか?

肥満ややせは生存率を低くしますから、健康に生きていくために目標となる体重(標準体重)に、生きるために最低限必要なエネルギーの「基礎代謝量」と、毎日どれくらい身体を動かしているかという「身体活動レベル」を掛け合わせたものが、1日に必要なエネルギー量ということになります。

たとえば、身長170センチ、体重70キロ、身体活動レベル「ふつう」の40歳男性の場合、目標体重を65kgとすると、1日に必要なエネルギー量は、標準体重65kg基礎代謝基準値22.3×身体レベル1.75≒2,537kcal、およそ2500kcalになります。

栄養学的には、このエネルギー量を食事でもって摂ることで、「腹が減っては戦ができぬ」状態を回避することができます。

加えてそのさい、栄養素をバランスよく摂取することが求められます。

炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取していくことで、身体の活動効率を最大化できることが強調されています。

腹八分目を心掛ける

メタボや生活習慣病が増えている現代日本では、食料のなかった時代とは違って、欠食していたりダイエットに走っていなければ、よほどのことがなければ腹が減り続けていることはなくなっているでしょう。

むしろ反対に、飽食の時代といわれるように、食べすぎやそれによる肥満やメタボの方が問題になっています。

満腹になるまで食べないと満足できない、ストレス発散のためにドカ食いをする、噛まないで早食いをする、食べ放題が大好きなど、食べ過ぎることによって活動効率が落ち、「食べ疲れ」という全身疲労をつくりだしていると、上に挙げた森さんは警鐘を鳴らしています。

空腹時の方が学習効率はよくなる?

「空腹時の方が学習効果は高い」「空腹時の方が運動に適している」「腹いっぱいだと性生活の満足度は下がる」「少しお腹がすいているとよく眠れる」など、最近の研究結果からも、いわゆる「腹八分目最適効率説」が多く提起されているようです。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざがありますが、現代は「腹が減っては戦ができぬ」のような足らざることの問題性もさながら、過剰な時代であることの方が問題視されていると思われます。

【参考】
・森由香子『疲れやすい人の食事は何が足りないのか』青春新書、2016.
・高田明和『脳の栄養失調』講談社ブルーバックス、2006.

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ

 

<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお・かおるこ)
保健師・保健師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
 
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

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【関連リンク】

【大森海岸】ラーメン官僚が滋味に酔う煮干しラーメン【麦苗】

日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・大森海岸「Homemade Ramen麦苗」の味玉にぼらあ。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、雑味なく煮干しの持ち味だけを見事に切り抜いたラーメンを出す店と評価する、「麦苗」の味玉にぼらあのお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】Homemade Ramen麦苗

Homemade Ramen麦苗@大森海岸にて、味玉にぼらあ。

昨年4月にオープンした、2016年の東京ラーメンシーンを語るには欠かせない実力店。

こちらに関しては、オープン当初以来、行列が途切れない店というイメージがあるが、訪問したこの日もやはり行列。

けど、列の長さ自体は、少し落ち着いてきているかも。

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20分程度、並びに加わり入店。

未食だった『味玉にぼらあ』を、注文させていただいた。

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滋味深い煮干しに由来する和風味が、スープ全体に根を張る、あっさり系煮干しの模範解答のような1杯。

うま味と香りが強い伊吹イリコを用いているにもかかわらず、表現されている味わいは非常にエレガント。

癖やエグ味を全く出すことなく、煮干しの持ち味だけを見事に切り抜いたラーメンを出す店は、1都3県に何店舗か存在するが、雑味の少なさという点において、それらの店舗の中でも相対上位に位置する。

毎日、店の製麺機で打つという自家製麺も、滋養味豊かなこのスープと絶好の相性。

チャーシュー、味玉などのバーツの造作も極めて丁寧。

これは美味い、美味過ぎる!

あっと言う間に、丼を空っぽにしてしまった。

自身が食べて美味かったラーメンのみUPする、田中一明さんの記事をチェックしたい方はこちらでフォロー

DATA

Homemade Ramen麦苗

営業時間 11:30~14:30 18:00~売り切れ次第閉店 土、日、祝11:30~16:30 売り切れ次第閉店

住所 東京都品川区南大井6-11-10

定休日 木曜と不定休

希望という名の絶望。大義なき新党と報道が日本を滅ぼす【宮脇睦】

27日午前、結党の記者会見を開き、党綱領を発表した小池百合子氏率いる「希望の党」。所属の国会議員は衆参両院合わせて14名ですが、今後多数の合流が見込まれています。そんな同党に否定的な見方を示すのは、無料メルマガ『マスコミでは言えないこと』の著者でITジャーナリストの宮脇睦(みやわき・あつし)さん。宮脇さんは彼らが掲げる政策について「耳障りの良い言葉を並べただけで具体策は何もなく、このままでは小池ファーストの党でしかない」とし、同党結党の大義を問わず、そして政策の矛盾点を指摘することのないマスコミの姿勢に対して苦言を呈しています。

希望の党に見つける絶望

いよいよ民進党が消えてなくなる日がやってくるかも知れません。事実上の引導を渡したのは小池百合子都知事。率いる新党「希望の党」が反自民の受け皿となり表を稼げるのではないかと、脱走兵が相次いでいるからです。

この状況をお笑いタレント千原ジュニアが、TBS「ビビット」の2017年9月26日の放送でこう喝破します。

裏で人気タレント司会の番組が始まる。まだ企画書もないけど視聴率を稼ぎそうだから、いまの番組を降板してあっちに移る。

小池百合子人気に便乗しようとする連中だという指摘です。

政治家は選挙に落ちればただの人、といいますが、それ以下でしょう。仕事と地位と名誉と、なによりそれまでの政治実績を否定されるのも同然だからです。

その為、政治家という地位にしがみつきます。

ひとりの人間としてその感情は理解しますし、共感も同情もしますが、それに権力を監視する使命を帯びているはずのマスコミが批判を加えないことは果たして正しいのでしょうか。9月27日に開かれた、所属国会議員による「結党会見」を見る限り、烏合の衆、野合、選挙互助会の印象はより強まりました。

党名に掲げた「希望」が、私には「絶望」に見えてしまいます。

9月16日の朝日新聞から吹き始めた「解散風」で、安倍晋三首相が正式に発表する前から「解散総選挙に大義はあるのか」とネガティブキャンペーンが張られました。

対して「希望の党の結党に大義はあるのか問いただしたマスコミは皆無です。

八代英輝弁護士はレギュラー出演するTBS「ひるおび」のなかで大要こう述べています。

そもそも大義があった解散などない。郵政解散など筋論としておかしい。選挙はこれまでの結果と、これからの政治を任せる人を選ぶためのもの。

私は憲法改正を掲げる安倍首相が打つ解散には、常にそれを実現するという「大義」があると考えますが、八代氏の指摘に概ね同意します。

アンチ自民、安倍降ろし的な論調が目立つ「ひるおび」のなかで、今年の6月までは、番組の方向性に同調する発言が目立った八代氏ですが、7月に衆参両院で開かれた閉会中審査以降、立場を軌道修正し、是々非々のバランスがとれた意見を述べています。

政治やニュースを取り扱う番組とはいえ、番組の方向性はプロデューサーやディレクターが決め、それに添った人選が為されます。だから出演者が好き勝手に話すことは基本的にはできません。

閉会中審査を巡る報道では、獣医学部新設について「歪められていた行政が正された」と証言した加戸守行前愛媛県知事の存在を一切触れなかったことで、ネットを中心に高まった「偏向報道」に対する「言い訳」として、八代英輝弁護士の立ち位置を変えさせたのかも知れません。

話を戻します。

新党結成直前、小池百合子氏は小泉純一郎元首相に会い政策相談などをしたと自ら告白し、ネタを提供します。アンチ自民、反安倍の文脈から指摘された「大義」論で、たびたび取り上げられたのが小泉純一郎氏による「郵政解散」です。

「シニアに健康を売る」店が絶対にハズさないこれだけの理由

悲観的に語られることが多い少子高齢化社会ですが、大きなビジネスチャンスもあるようです。無料メルマガ『がんばれスポーツショップ。業績向上、100のツボ!』では著者で現役コンサルタントの梅本泰則さんが、どの世代よりも健康でいたいという思いが強いシニア世代をターゲットにしたスポーツショップ運営法を、具体的に記しています。

シニア市場を狙う

もう6年以上も前になりますが、当メルマガ第250号では「シニアをお客様に」というテーマでお話をしました。

シニアをお客様に

その時、シニアを対象にしたスポーツショップを作ろうというのが骨子でした。しかしその後、シニア対象のスポーツショップが出来たという情報は入ってきていません。なかなかむずかしそうですね。

とはいえ、シニアの人口はますます増えていきます。人口の多い市場を狙うのは、ビジネスの常道です。総務省の資料によれば、2015年の65歳以上の人口は約3,350万人います。その今後の人口予測は、次のようです。

  • 2020年:3,610万人
  • 2025年:3,660万人
  • 2030年:3,680万人
  • 2035年:3,740万人
  • 2045年:3,860万人

一方、15~64歳の人口は、2015年の7,630万人から2045年には5,350万人となり、0~14歳の人口は2015年の1,590万人から2045年1,010万人と、いずれも減少していく予想です。シニア市場の大きさが分かりますね。

そこで、シニアの人達について考えてみましょう。何といっても、シニアの人達が最も関心を持つことは「健康でいたい」「若々しくありたい」ということではないでしょうか。そのために、スポーツは大きな役割を果たすことができると思うのです。

【動画】あわや大惨事! 渋谷のスクランブル交差点で暴走車が…

東京・渋谷のスクランブル交差点で、あわや大惨事になり兼ねない事件が発生した。

歩行者が横断歩道を渡っている際に、なんと信号を無視して暴走する黒いワゴン車が突っ込んできたのである。

暴走車はパトカーに追跡されながら、交差点に進入してきたようだ。

 

 

逃走する暴走車。

警視庁は、車を運転していた男の行方を追っている。

幸い怪我人はなかったようだが、人通りの多い交差点で危険極まりない行為だ。

 
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:YouTube(ANNnewsCH)
参照:テレ朝NEWS/渋谷のスクランブル交差点でワゴン車暴走 行方追う
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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