来年1月21日か?永田町で囁かれる不人気増税メガネ「退陣」説の真偽

政務三役の相次ぐ辞任が決定打となり、過去最低を記録した岸田政権の支持率。もはや風前の灯火と言っても過言ではない状況に追い詰められていますが、今後「奇跡の政権浮揚」はありうるのでしょうか。今回のメルマガ『ジャーナリスト伊東 森の新しい社会をデザインするニュースレター(有料版)』では伊藤さんが、岸田人事の「不適材不適所」ぶりを改めて紹介。さらに永田町で囁かれ始めた「岸田首相退陣」のXデーを明かしています。

プロフィール伊東 森いとうしん
ジャーナリスト。物書き歴11年。精神疾患歴23年。「新しい社会をデザインする」をテーマに情報発信。1984年1月28日生まれ。幼少期を福岡県三潴郡大木町で過ごす。小学校時代から、福岡県大川市に居住。高校時代から、福岡市へ転居。高校時代から、うつ病を発症。うつ病のなか、高校、予備校を経て東洋大学社会学部社会学科へ2006年に入学。2010年卒業。その後、病気療養をしつつ、様々なWEB記事を執筆。大学時代の専攻は、メディア学、スポーツ社会学。2021年より、ジャーナリストとして本格的に活動。

岸田内閣、「辞任ドミノ」続く 「不適材不適所」 来年1月21日、ささやかれる「首相退陣」説

岸田文雄首相は、13日、過去の税金滞納を認めた神田憲次財務副大臣(60)=衆院愛知5区=を事実上更迭した。

神田氏は、9日の参院財務金融委員会で、税理士資格を持ちながら、2013年から2022年にかけ固定資産税を滞納し、4回にわたり差し押さえを受けていたことを認める。

神田氏をめぐっては、「週刊文春」により、代表取締役を務める会社保有の土地・建物の固定資産税を過去に滞納した経緯が報道され、岸田首相は、神田氏が国民に納税を収める立場であることから、国会審議への影響は避けられないと判断。辞表を提出させ、持ち回り閣議で受理した。

これにより、9月の内閣改造後、政務三役の辞任は3人目。野党は、今後も首相の任命責任を追及するだろう。

政府は、後任に自民党の赤沢亮正政調会長代理(62)を充てる。赤沢氏は、衆院鳥取2区選出で当選6回、無派閥。

首相は、神田氏の辞任に対し、官邸で記者団に、

「任命責任は重く受け止める。政府一丸となって職務に当たり、国民の信頼を回復していく」(*1)

とし、着任後、2カ月ほどで辞任に至ったことについては、

「国民におわびしなければならない」(*2)

と述べた。

文春報道後、自民党内からも、月内成立を目指す2023年度補正予算案の審議に影響するとし、神田氏の早期辞任論が浮上していた。神田氏は衆院当選4回。自民党安倍派に所属し、内閣政務官などを歴任。

9月に発足した第2次岸田改造内閣では、10月26日に山田太郎文部科学政務官が女性問題で辞任。同31日には、東京都江東区長選に絡む公選法違反で柿沢末途法務副大臣が辞任するなど、「辞任ドミノ」が続く。

11月に入り実施された共同通信の世論調査では内閣支持率は政権発足後、初めての30%を割り込んだ。岸田内閣をめぐっては、今後も「文春砲」が続くと予想され、辞任ドミノは終わる気配はない。

目次

  • 岸田内閣のこれまでの主な辞任と理由(肩書は当時)
  • 不適材不適所
  • 内閣支持率低迷、目立つ若者からの低支持率

この記事の著者・伊東森さんのメルマガ

高岡蒼佑、また小栗旬に激怒のナゼ。「小物」「チキン野郎」の投稿を見た芸能記者が思い出す、故・三浦春馬さんのこと

俳優で自身が所属する芸能事務所『トライストーン・エンタテイメント』の社長に就任した小栗旬さんに対して、元俳優で格闘家の高岡蒼佑さんが、以前に続き再び“告発”をしていることが話題になっています。これに、芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、普段の「後輩に慕われている小栗」の顔を紹介しつつ、高岡が批判した小栗旬への「怒り」の理由について考えながら、3年前に亡くなった俳優・三浦春馬さんに思いを馳せています。

尊敬される兄貴分? それとも…小栗旬は何者なのか

今年6月、『トライストーン・エンタテイメント』代表取締役社長に就任した小栗旬の周辺が騒がしくなっているようです。

少し前『週刊女性PRIME』が、性加害問題が原因で大河ドラマ『どうする家康』主演の『嵐』松本潤に完全密着した『プロフェッショナル 仕事の流儀』がお蔵入りの危機にあると伝えていました。

昨年5月にオンエアされた同番組の小栗旬編は、芸能関係者やファンならずとも、“役者・小栗旬”の凄みを天下に知らしめるような反響がありました。

今でも私は、番組半ばで小栗が漏らした「(このシーンは)演技に集中したいからカメラを回すのは止めてくれる…」のシーンは強烈に憶えています。

『週刊女性~』の記事で私が驚いたのは、松潤が『どうする家康』のスタッフに “鎌倉殿の小栗旬のように、闇落ちする家康を演じたい”と話していたという件でした。

松潤の性格を考えれば、少しだけ意外と思われる記事です。

ファンの間で小栗と松潤は仲がいいことで知られていますが、このエピソードに関しては、松潤の小栗に対する並々ならぬライバル心が感じられ、胸がドキドキしてしまいました。

『中居正広のキンスマ』で、若手役者たちの憧れの対象として小栗旬の名前が必ず出ることに「また小栗旬かよ…何なんだアイツ…どんだけ好かれてんだよ…」とMCの中居が言っていましたが、役者の後輩たちにとって小栗は良き兄貴分、松潤とは友人でありライバル…というスタンスのようですね。

先日行われた『第36回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』最終選考会で、同コンテスト出身の戸塚純貴が意外とも思える小栗の話題を披露してファンを大喜びさせていました。

なんでも、とある舞台制作スタッフから飲み会の席で「お前は小栗さんより凄いのか?」と聞かれ「僕は小栗さんよりできますね~」と酒の勢いを借りて答えたことが巡り巡って小栗本人の耳に入ったようで、後日自分の舞台公演中、観劇後楽屋に小栗が突然現れたというのです。

「すみません!決してそんなこと言ってないですって(謝った)…」と平謝りの戸塚を、面白がる小栗が目に浮かぶようです。

この手のサプライズが大好きですからね…。

この後小栗は戸塚へ、楽屋出入口に飾る暖簾をプレゼントしたというエピソードも実に小栗らしく、そんなところがリスペクトされるひとつの理由なのかもしれません。

冒頭の“小栗周辺の騒がしさ”にはもうひとつ、高岡蒼佑が再び批判投稿をした意味もあります。

たった5年後、多くの飲食企業で「利益」が無くなってしまうかもしれない根拠

長かったコロナ禍による「自粛ムード」も終わり、ようやく居酒屋が普通に利用できるまでに戻った現在ですが、今から5年後には「このままだと利益がなくなる」と言われていることをご存知でしょうか? 今回のメルマガ『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』では、外食・フードデリバリーコンサルタントの堀部太一さんが、5年後に多くの飲食企業で利益がなくなる根拠と、その対策について徹底的にレクチャーしています。

5年後に多くの飲食企業で利益がなくなる!?

現在かなりご支援先と危機感を持っているテーマです。

5年後に利益がなくなるので、一体どのような取り組みを今するか?というもの。

今行動するか何もせずに5年後を迎えるか。これによって大きな差になるので、下記がまた意思決定の参考になれば幸いです。

飲食業の利益率は?

飲食業の営業利益率はどの程度が多いのか?

経済産業省が出しているデータだと「8.6%」というものが有名です。

しかし。

これって最終更新日が2007年10月1日なんです。なんと16年も前のデータ!

では今はどの程度?と言われると、「4%~5%」くらいとも言われています。

赤字の企業も多いことを考えると、利益を出す難易度は昔に比べ非常に高くなりました。

確実に見えているコストプッシュ

最低賃金を1,500円にする。これは確定ラインで進んでいく未来です。

そう考えると5年後に皆様のエリアではどのくらいアルバイトさんの人件費は高まるでしょうか。

計算しやすいように今1,000円だとします。

0年後:1,000円
1年後:1,040円
2年後:1,082円
3年後:1,126円
4年後:1,172円
5年後:1,219円

これぞ複利パワー!5年後には今の「120%以上」の金額になる訳です。

という事は。

今皆様のアルバイトさん人件費率が20%だとしましょう。それは5年後には24%になる事が確定しています。

24%=20%×120%

20%が24%という事は4%のコスト増。

上記で飲食業の営業利益率は「4%~5%」と書きました。つまりここの要素だけで一瞬で利益を吹き飛ばす事が既に確定しています。

この記事の著者・堀部太一さんのメルマガ

不都合な真実。日本における「幸せになるための“残酷な”条件」とは?

「幸福の条件」というものは、実は常に新しくなっています。無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』の著者土井英司さんは、最新の幸福の条件について、経済学の視点から語った衝撃的な一冊を紹介しています。

【最新調査でわかる「幸福の条件」】⇒『残酷すぎる幸せとお金の経済学』

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残酷すぎる幸せとお金の経済学

佐藤一磨・著 プレジデント社

こんにちは、土井英司です。

一時期、幸福に関する議論が流行し、Xなどでは、古い理論のまま、幸福を語っている人がちらほら見られます。

本日ご紹介する一冊は、最新のエビデンスに基づき、幸福を論じた、興味深い一冊。

著者は、拓殖大学政経学部教授で、労働経済学、家族の経済学、幸福の経済学を専門とする、佐藤一磨さんです。

本書のなかで著者は、幸福に関する衝撃的なデータを披露しています。

いくつかご紹介しましょう。

  • 人生の「幸せのどん底」は48.3歳
  • 経済成長と幸福度は関連がない
  • 経済成長すると子どもの幸福度は低下する
  • 日本では管理職に昇進しても幸福度は上昇しないし、健康状態は悪化する
  • 妻が管理職だと夫の幸福度は低い
  • 弟がいる長女の年収は16%低い
  • 未婚の子との同居は幸福度を下げる

これだけでもきつい結果ですが、詳細を読むと、さらに衝撃的なことがいくつかわかってきます。

なお、幸福が年収7.5万ドルで頭打ちになるというカーネマンらの分析結果は、最新の研究によって否定されているらしいので、アップデートできていない方は、ぜひ読んでおきましょう。

最新の調査結果では、「年収が7.5万ドル以上になっても、幸福度は伸び続ける」ようです。これまたシビアな結果ですね。

タイトルには「お金」とありますが、実際には、パートナーシップや兄弟構成、働き方、親子の同居などが幸福に及ぼす影響が広く論じられています。

世間の論調とは異なり、現在の日本で幸福に生きるための真実が見えてくる、貴重な文献だと思います。

(この本、一部の論者にとっては極めて不都合な内容なので、おそらく口コミしてもらえないでしょうね…)

個人的には、とても読み応えのある本だと思いました。おすすめです。

日経新聞に担がれ自慢話。「物価高の犯人」黒田東彦前日銀総裁の“厚顔無恥”

今年11月の『日経新聞』の名物コラム「私の履歴書」に登場したのは、辛口評論家の佐高信さんが「株価の番人」で「物価高の犯人」と厳しく批判する前日銀総裁の黒田東彦氏でした。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』では、総裁時代の黒田氏が、旧ジャニーズ事務所の会見でも問題になった「NG記者」を作っていたとする『朝日』記者の証言を紹介。大企業に内部留保を蓄えさせ、庶民を苦しめる物価高を招いた黒田氏の「ラチもない自慢話」を掲載する『日経』に対しても、以前から用いている辛辣な異名を浴びせて批判しています。

黒田は物価ならぬ株価の番人だった

前日銀総裁の黒田東彦が11月1日から『日経』の「私の履歴書」の連載を始めたことが話題になっている。安倍晋三が、政権寄りの検事長の黒川弘務を検事総長にしようとして、直前で挫折したが、黒田も黒川と同じで、日銀総裁にしてはいけない人だった。

案の定、異次元の金融緩和とか言って、金融をジャブジャブにし、「物価の番人」であるべきなのに「株価の番人」になってしまった。そのツケは尾を引いていて、物価は上がり続けている。

黒田の前任者は白川方明だった。だから、シロがクロになったと言われたが、物価については明らかに黒田はクロ、すなわち物価高の犯人である。労働組合(連合)がまったく闘わなかったこともあって、企業の内部留保だけがたまりつづけ、何と500兆円にも達している。異次元の内部留保であり、それは操作された株高の遠因ともなっている。

そんな黒田を「私の履歴書」に登場させた『日経』は、さすが「株式会社・日本の社内報」である。そう書いて、以後、私は同紙からパージされている。

安倍は「日銀は政府の子会社」と言い、黒田は総裁時代、「家計の値上げ許容度は高まってる」と日銀総裁にあるまじき講演をして反発を受け、あわてて取り消した。しかし、それは取り消しのきかない発言である。

黒田について、『朝日新聞』の原真人が、さもありなんという指摘をしている。松下康雄、速水優、福井俊彦、そして白川と4人の総裁の取材をしてきたが、みんな、国民への説明責任を果たそうとしていた。ところが、黒田になって記者会見のスタイルが変わったという。

それまでは早い者順に自由に質問できたのに、質問者を総裁が指名するようになったのである。そして、黒田が踏み切った異次元緩和に批判的な記者は指名されなくなった。原もその1人で、手をあげつづけたが無視された。まさにジャニーズ事務所の会見でクローズアップされた「NG記者」である。日経の記者はそうではなかっただろう。

物価高と日銀総裁は容易につながらなくなってしまったが、密接な関係がある。日銀は「物価の番人」であり、インフレファイターとして通貨の価値を守るのが本来の役割である。

黒田の頭の中にはないだろうが、中央銀行は「職業的心配屋」と呼ばれる。いつも通貨の価値が下がることを心配して、時に政権と対立するからである。現在は異常なまでの円安だが、それだけで黒田は総裁失格なのだ。それなのに『日経』でラチもない自慢話を書き散らしている。その居直り的鈍感さには呆れるばかりか、載せている『日経』にも腹が立つ。

1984年に退任した前川春雄や、バブル退治をやって、私が“現代の鬼平”と名づけた三重野康など、近来でも日銀らしい総裁はいた。しかし、安倍によって、日銀の独立性は破壊され、その忠犬の黒田が総裁になった。黒田はためらいもなく勲章を受けるだろうが、前川は「人間に等級をつける勲章は好まない」と言って叙勲を断ったのである。

この記事の著者・佐高信さんのメルマガ

image by:Asian Development Bank, CC BY 2.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

虚構話とニセ証拠で被害保護者を“モンペ”に仕立てる悪質さ。調査で浮上した「全国的いじめ隠蔽マニュアル」が存在する可能性

当サイトでもこれまで二度に渡り取り上げてきた、神戸市18年間いじめ隠蔽事件。その悪質さは数々の隠蔽事例の中でも類を見ないと言っても過言ではありませんが、被害保護者が入手した数々のファイルは神戸市教育委員会及び学校サイドの悪意を証明して有り余るものでした。今回のメルマガ『伝説の探偵』では、現役探偵で「いじめSOS 特定非営利活動法人ユース・ガーディアン」の代表も務める阿部泰尚(あべ・ひろたか)さんが、被害者の父親が学校での事故や事件を語るシンポジウムで発表したそれらのファイルを紹介しつつ、「隠蔽の5つの手口」を解説。さらに全国で頻発するいじめの隠蔽との共通点を指摘するとともに、「全国的いじめ隠蔽マニュアル」存在の可能性を疑っています。

被害保護者を“モンペ”に。神戸市18年間いじめ隠蔽事件の卑劣

「神戸市18年間いじめ隠ぺい事件」は2度に渡って伝説の探偵でも取り上げてきたので、ご愛読の読者の方はご存じだろう。

2023年9月27日「全国学校事故・事件を語る会」大集会シンポジウムで本事件の保護者であるお父さんが全国的な隠ぺいマニュアルがあるのではないかと発表をした。

実際、この全国的なマニュアルがあるのではないかというのは、様々な被害者が感じていることであり、隠ぺいの手口などが報道されると驚くほど、共有事項が見つかるという奇怪な状態である。今回はお父さんの許可を得て記事化したと同時に、同じ隠蔽被害に遭っている方に手を挙げてもらいこの共通項をこれから特集していきたいという趣旨である。

神戸市18年間いじめ隠ぺい事件の過去の記事

【関連】恐ろしい同調圧力。神戸市が17年間も隠蔽し続けた凄惨いじめ全真相
【関連】「悪いのはお前ら親子だ」いじめ隠蔽18年間の神戸市が使った“卑怯な手口”

積極的に被害側への嫌がらせを続けた学校と市教委

いじめの概要としては、2005年、当時小学5年生だった児童が13名の加害児童から、「きしょい」「ウザイ」「死ね」などの暴言、K-1ごっこと称し殴る蹴る廊下を引きずり回すなどの暴力、もの壊しなどの陰湿ないじめ(被害額およそ10万円)金銭恐喝(被害額およそ50万円)などを受けたいじめ事件である。

このいじめ事件についておよそ15年後、第三者者委員会が設置された。

加害者の一部はいじめを認め謝罪、認めなかった3名は民事提訴し被害側(原告)勝訴、学校はいじめを認め教育委員会に報告、第三者委員会もいじめと隠蔽を認めるも、神戸市教育委員会だけがいじめを認めないという奇怪な事件である。

「神戸市18年間いじめ隠ぺい事件」と呼ばれている。

特筆すべきは、学校と市教委が積極的に被害側への嫌がらせを続けた事だろう。

学校による被害者への嫌がらせとして、転校妨害、被害者の風評被害を黙殺するなどがあり、神戸市教委については、裁判所に虚偽文書を提出、神戸市議会にて虚偽答弁をしたなどがある。

また、唯一、未だにいじめを認めない神戸市教育委員会は、第三者委員会の報告書に難癖をつけ、根拠がないなどと吠えているが、証拠は揃っており、これが世の中にまかり通るのであれば、何が真実かわからないと言えるだろう。ちなみに、第三者委員会の報告書は、様々な専門家が良く調べてあるほぼ完ぺきな調査報告書だと評価している。

この記事の著者・阿部泰尚さんのメルマガ

「サプリメントを常用しても死亡リスクは低下しない」は本当か?

ビタミンやミネラルなど、不足する栄養素をサプリメントで補っている人も少なくありません。食習慣や体の状態によって、必須栄養素を錠剤などで補給することに意味はあっても、「死亡リスクを下げる効果」については、あるとは言えないようです。今回のメルマガ『糖尿病・ダイエットに!ドクター江部の糖質オフ!健康ライフ』では、糖質制限食の提唱者として知られる糖尿病専門医の江部康二医師が、今年4月にアメリカで発表された調査結果を紹介。食品から摂取した場合に死亡率を下げるとされる栄養素についても、サプリメントからでは同様の効果は期待できないと、意外な結果を伝えています。

サプリメントに死亡リスク低減効果なし?

少し前ですが、毎日新聞医療プレミア、ヘルスデーニュースに、サプリメントに死亡リスク低減効果なし?」という記事が載りました。当該記事へのリンクは切れているので、下に要約を転載しておきます。

私は、サプリメントは、飲んでいませんし、患者さんに奨めることも、ほぼ無いので、そんなものかなという感想です。米タフツ大学准教授のFang Fang Zhang氏らが「Annals of Internal Medicine」4月8日オンライン版に発表ということですので、信頼度は高いと言えます。

アナルズオブインターナルメディスンは、ニューイングランドジャーナル、ランセット、ブリティッシュメディカルジャーナルなどに次ぐランクの医学雑誌で、インパクトファクターも高いです。

「ビタミンAとビタミンK、マグネシウム、亜鉛、銅を適度に食品から摂取すると、全死亡率または心疾患や脳卒中などの心血管疾患による死亡率は低下するが、サプリから摂取しても効果はない」

食品から摂取すると効果があるのに、サプリからでは効果が無いという事実は、とても興味深い報告です。

高雄病院の推奨する「スーパー糖質制限食」においては、

  • 魚介類、肉類、卵、卵製品、乳製品
     ⇒ 糖質はほとんどなし
  • 豆腐、納豆
     ⇒ 糖質はほとんどなし
  • 葉野菜、ブロッコリー、ゴーヤ、ピーマンなど
     ⇒ 糖質が少ない
  • 海草、茸
     ⇒ 糖質が少ない
  • くるみ、アーモンド
     ⇒ 糖質が少ない

など、幅広い食品を満遍なく食べるので、糖質だけは制限していますが、必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、全て食材から摂取可能なので、サプリは必要ないのです。

「サプリメントは栄養バランスに富んだ食事の代わりにはならない」というのは、けだし名言と思います。

一方、ベジタリアンの場合には、ビタミンB12、ビタミンD、EPA・DHAが不足しやすいのでそれらを、サプリで補充することには意味があります。また、生理のある女性や出産後の女性の鉄欠乏性貧血には、保険内で鉄剤を処方することも必要です。

この記事の著者・江部康二さんのメルマガ

欧州まで飛び火するガザの戦火。国際交渉人が描く最悪のシナリオ

カタールとエジプトの仲介、そしてアメリカの後押しにより、4日間の戦闘停止と人質の解放で合意したイスラエルとハマス。しかしその間もイスラエルはガザ北部への空爆の継続を公言しており、先行きは依然不透明と言わざるを得ない状況となっています。この紛争の行方を識者はどう見ているのでしょうか。今回のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』では元国連紛争調停官の島田さんが、合意の中に戦闘停止を延長するインセンティブが設定されてはいるものの、停戦が永久には続かない理由を解説。さらに自身が考えうる「ワーストシナリオ」を挙げるとともに、その回避策を考察しています。

偽りの平和なのか。イスラエルとハマス“一時停戦”でも終わり見えぬガザ紛争

11月22日のニュースはイスラエルとハマスの一時停戦と人質解放についての合意の内容でした。

イスラエルとハマス双方にパイプを持つカタール政府とエジプト政府が仲介し、非常に難しい合意内容を築き上げましたが、その背後には、最後まで合意を渋るイスラエル政府に唯一影響力を行使できるアメリカ政府のプッシュがありました。

バイデン大統領は10月7日からしばらく、国内のユダヤ票田への配慮から、国内でも異様に映り、欧州や日本の同盟国からも理解しがたいほど、べったりのイスラエルサポーターの立場を貫いてきましたが、アメリカ各地で反イスラエルデモが頻発し、アメリカ各地でパレスチナ系住民への残虐な行為が目立つようになり、加えて国連安全保障理事会の場でも孤立を深めるにつれ、次第にイスラエル政府に対しても“自制を求める”発言をするようになってきました。

また人道的な配慮と一時停戦の要請をネタニエフ首相から突っぱねられたことに端を発し、次第にアメリカ政府の立場も意見も、イスラエルに厳しくなり始めてきました。

以前にも触れましたが、国連安全保障理事会の場でイスラエル非難の内容が提起される度に、アメリカや英国が拒否権を発動して、国連の場での対イスラエル非難と制裁をブロックし続けてきたこともあり、国際社会では国際法や国際人道法の観点は全くイスラエルには機能せず、従来、国際法や国際人道法の遵守を他国に強いるアメリカや欧州が、イスラエルに対しては弱腰であることも踏まえ、イスラエル問題はアンタッチャブルな感触で捉えられてきました。

私も国連紛争調停官時代に、安保理の会合に何度となく出席しましたが、イスラエルとインドに関する案件は常にブロックされることに違和感を抱いていました。

今回、先週お話ししたマルタによって提出された決議案が可決されたことで、そのタブーが気のせいか破られたように思いますが、その際もまだアメリカと英国は、拒否権ではなくとも、棄権するという事態になっていましたが、それはアメリカと英国の影響力をもってしても、イスラエルによる過剰な自衛権の行使と民間人や病院、学校などへの無差別な攻撃を庇いきれないと痛切に感じ始めたことを指していると考えます。

【関連】自衛という名目の“見境なき殺戮”。イスラエルが攻撃の手を緩めない理由

イスラエルも、安保理の場で暴言ともいえる主張をしながらも、次第に国際社会の潮流を感じ始めたようで、アメリカに促され、カタールとエジプトから、戦争終結後にイスラエルとアラブ諸国の話し合いの場を確保するとの保証を示されたことを受け、今回のディールに至ったと考えます。

この記事の著者・島田久仁彦さんのメルマガ

羽生結弦“たった105日の結婚生活”で芸能記者が思い出す、無言で警察署へと向かった「ゆづママ」

自身のSNSで突然の「離婚」を発表し、日本および世界に衝撃を与えたプロスケーターの羽生結弦(28)。そんな彼には、スケート人生を裏で支えていた母と姉という、なくてはならない存在があったことをご存知でしょうか。芸能記者歴30年のベテランジャーナリスト・芋澤貞雄さんが、過去に羽生を取材したときに体験した「ゆづママ」と「ゆづ姉」についての思い出と、取材の難しさについて語っています。

羽生結弦の離婚に思う、取材の在り方と“守る”ということ

羽生結弦のたった3ヶ月の結婚は、日本のみならず海外にも波紋を広げているようです。

17日深夜、『X』で発表したその理由の“ストーカー行為、許可のない取材、不審な車”というキーワードには私も思い当たる節もあり、心を痛めています。

このブログでも以前、何度か羽生への取材のことを書いた時、読者の方から「取材っていうかストーカーじゃん」というコメントをいただいたこともありましたし…。

確かに東京から仙台まで、1度もサービスエリアに立ち寄ることがなかった羽生の動向を考えると、何かを食べたり飲んだり、トイレに行くことさえ見られるのが嫌なんだろうな…とわかります。

こんな時代ですから、スマホですぐアップされるプライベートが、メディア媒体の取材と同じくらい避けたい事だったのでしょうね。

遠征時のホテルや通院先のエレベーター内で一緒になった羽生は、目が合うといつもすぐに目を伏せ、うつむき加減になっていました。

あれだけの成績を残せる選手が、プライベートでは人目につくことを恥ずかしがるなんてと、それを可愛らしく感じた自分がいたことも事実です。

今回の離婚に関して、私への問い合わせがいちばん多かったのは羽生の実母と姉に関することでした。

まだ羽生が選手だった頃、移動の際は必ずたくさんの荷物を持って、羽生の10メートルあたり後ろを静かに歩くのが実母のルーティン・ワークでした。

あれだけ華麗な、神経質で華奢な羽生を守り育てていくのには欠かせない存在だったのは間違いありません。

羽生の“精神安定剤”のような存在が実母だったと断言できます。

私が鮮明に記憶しているのが、埼玉で行われた国際試合で、ISUが指定した選手たちが泊まっていたホテルのパーキング・エリアを取材したときのことです。

羽生が会場直行バスに乗り込むのを見送った直後、私は実母に声を掛けました。

すると彼女はホテルに戻るでもなく、“議事堂通り”を“アイランドタワー”の方に歩き出したのです。

1度しか声は掛けなかったのですが、私はこの時、何故でしょうか新宿署に入っていくだろう実母を感じたのです。

彼女の歩き方に“怒り”や“迷惑”を感じ、“邪魔です。消えて下さい”という心の声が聞こえたのです。

芸能記者として取材をしていると、時々体験する“一線を超える”瞬間です。

【関連】羽生結弦は「8歳年上妻に捨てられた」説の真偽。たった105日で電撃離婚のナゼ、熱狂的ファンとマスコミが“責任押し付け合い”の修羅場

北朝鮮「ミサイル工業記念日」の“封印”は、金正恩の娘をめぐる「葛藤」が原因か?

北朝鮮が偵察衛星を打ち上げた3日前、18日は北の「ミサイル工業節」という記念日でした。1年前の同日は、ミサイル「火星17」発射に金正恩の娘とされる「金主愛」という少女の姿が見られましたが、今年の同記念日に関する公式報道は一切ありませんでした。今回のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では宮塚コリア研究所の専門研究員である新井田 実志さんが、北の記念日が「封印」されたことから、金正恩の娘に関する「何かしらの葛藤」があったのではないかと推測しています。

※本記事は有料メルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』2023年11月23日号外です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

封印されたミサイル工業節~それは金正恩の娘を巡る葛藤の表れなのか? 

11月5日の朝鮮中央通信は、最高人民会議常任委員会常務会議において、11月18日を「ミサイル工業節」として制定する政令を採択したと報じた。同日は昨年、ICBM(新型大陸間弾道ミサイル)「火星17」の発射試験に成功した日である。

中央通信報道はミサイル工業節制定の意義を以下のように説明している。

「ミサイル工業節の制定は偉大な党中央の指導の下に世界的な核強国、最強の大陸間弾道ミサイル保有国の威容を満天下に轟かせた主体111(2022)年11月18日を我々式国防発展の神聖な旅程として特記する大事変が成し遂げられた歴史の日として永遠に記録し、我が国家の無尽莫強な国力をより一層粘り強く固めていく朝鮮労働党と共和国政府、全国全体人民の確固不動の意志の発現となる」

「神聖な旅程として特記される大事変」とは、すなわち金正恩の領導の成果である。金日成時代には「不滅の歴史」、金正日時代は「不滅の嚮導」と、指導者の業績を称える叢書や記録映画が編まれており、金正恩に関しては2020年から「不滅の旅程」と題するものが打ち出されている。ハングルで北式でリョジョン「旅程、南式の表記ではヨジョン)」とは“金正恩革命史”の隠喩なのである。

ところが不思議なことに、肝心のミサイル工業節当日、北朝鮮の公式報道は記念日に一切触れることがなかった。翌日以降も同様であり、公式報道上に「ミサイル工業節」という言葉が登場したのは、政令の制定が唯一なのである。これは一体どういうことなのか。

そもそも、「最強の大陸間弾道ミサイル保有国の威容を満天下に轟かせた」ことを記念するのならば、「火星17」は南で“怪物”と形容される大型ミサイルとはいえ、技術的には初めて固体燃料を使用した「火星18」の方がより高度なもののはずであって、その発射に成功した4月13日の方がミサイル工業節にふさわしいとも思える。

そこで想起しなければならないのは、昨年11月18日が金正恩の娘・金主愛とされる少女の姿が初めて公にされたということであろう。筆者は今のところ「金主愛後継者説」に組する立場ではないが、彼女が「火星17」発射の場に立ち会ったことが“革命領導”の“最初の足跡”だったと位置づけるならば、日付の選択に合理性は高まる。しかし、そうであるならば余計に、制定後初の記念日がなにゆえに“封印”されてしまったのかという疑問も深まるのである。

ミサイル工業節の3日後、偵察衛星「万里鏡1号」が打ち上げられ、発射場では金正恩が参観したことが報じられた。しかし、その画像をつぶさに見ても金主愛らしき姿はどこにも見当たらず、報道上でも触れられなかった。以下は現時点での全くの想像(妄想)だが、北朝鮮中枢において彼女を取り巻く何らかの葛藤が起きているのかもしれない。今後の「旅程」を引き続き注視しなければならない。

(宮塚コリア研究所 新井田 実志専門研究員)

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image by: 朝鮮労働党機関紙『労働新聞』公式サイト