犬のスペリャリストが解説、愛犬があなたの言うことをちっとも聞かないワケ

自分としては正しい指示を出しているつもりなのに、飼い犬がちっとも言うことを聞いてくれないと感じている方、もしかしたら大きな発想の転換が必要かもしれません。今回のメルマガ『ドッグペディア・Doggies 911』では犬の行動専門家であるドッグビヘイバースペシャリストのMASUMIさんが、「犬が言うことを聞かない理由」をわかりやすく解説。さらに多くの人が気づいていないという、愛犬に対する飼い主の重要な役割をレクチャーしています。

 

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犬が言うことを聞かない理由(見逃しとBRIDGE)

犬が飼い主の指示に従わない…なぜでしょう。実は人間(飼い主)が犬にそう教えているからなんです。それも知らず知らずのうちに…。

4つの基本コマンドってものがありますよね?「座れ」「伏せ」「待て」「来い」。

この4つ、お菓子を使って教えることで犬はすぐにできるようになります。「伏せ」は難しいという人も多いでしょうが…。この4つ、家の中でならできると自負している飼い主さんはほとんどです。でも、外だと無理…お菓子を用いても、外で他に犬がいたり、人がいたりするとうちの犬は全くできません…という人がほとんどです(誘惑があればできないということ)。

そういう時に、「できないまま」…で終わっているということです。できないから、やらせていない。やらせ方がわからない。犬がやってくれない。

つまり、人の方が諦めてしまうことで、犬が「やらなくてもいいのね」を学習してしまうということにお気づきでしょうか?「犬がやってくれるまで待つ」という方法を飼い主さんが知らず知らず(無意識)に行っているんです。「座れ!」も、何度か言っているうちに犬が従う…例えば「座れ」を何回いいますか?

最初の1回目の「座れ」で座らない犬に対して、皆さん、どうしています?おそらく2回目、3回目と「座れ」を繰り返すはずです。犬が座るまで。

これ、実は犬に「座れ」という指示は、「すぐに座る必要はないのね…」を教えているということですよ。1回目で座らない、2回目で座らない、3回目でも座らない…これを毎回繰り返すうちに、どんどん犬たちは「従わなくてもいいんだ…」と学習してしまいます。なぜかわかりますか?そこには、「経験」が残らないからです。

座ったら、お菓子が貰える、「お菓子が貰えた」このことは、犬にとって「経験」です。食べることで味覚が刺激され満たされる…これが経験として残ります。「座れ」と言われて従った後に「食べる」という経験が紐づけされるわけです。犬には「食べ物」+「座れ」=満たされる(経験)、こういう学習ができているということです。

食べ物がない状態( X )での「座れ」とは、犬にとって、( X )+「座れ」=? こうなるということです。

経験に残るようなことが何も起きなければ、犬には理解ができないんですよ。じゃあ、どうするか?

座らないとどうなるか?の経験を与えなければなりません。

食べものがない状態( X )で、「座れ!」をさせようとしたときに、何かの刺激があれば、経験として学習できるということです。( X )+「座らない」=満たされない(経験)を理解させればいいんですよね?

欲求が満たされないということは、いい経験ではありません。嫌な経験として残ります。メルマガを読まれている方は、だいぶ犬に対しての知識は得られているはずです。でも頭の中でわかっていることが、実践できているとは限りません。おそらく、多くの飼い主さんは、「見逃し」をしてらっしゃいます。

 

秋の朝の「こわばり」対策。鍼灸師が教える「指先グーパー」運動

寝苦しくなくなったのはいいものの、気づくと寒さで縮こまって寝ていることもある秋の朝、体を動かしにくく感じることはないでしょうか。手足の指や手首、足首、膝、腰、肩など、関節の動きのぎこちなさを表す「こわばり」には、リウマチによるものと秋の涼しさによるものがあるようです。それぞれの特徴を教えてくれるのは、メルマガ『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』では、鍼灸師ののぶ先生。涼しさによる「こわばり」対策には、「指先グーパー」運動をお勧めしています。

朝の体のこわばり

【リウマチによるこわばりと秋の涼しさによるこわばり】

朝目が覚めた時、カラダのこわばりを感じるという人が多いこの頃。特に女性に多いといわれるリウマチの兆候もこんな訴えが目立ちます。年齢に関係なく起床時、両手や指がこわばるというもの。

ただ秋の涼しい風が吹くころにもこんな朝のこわばり症状は出やすいです。リウマチは左右同時におこりますし、手先などの末端で症状が目立ちます。

秋の涼しさが原因の体のこわばりは首肩や背中、腰やひざなどの体幹部や大きな関節が多いのが特徴。もちろん手先のこわばりを訴える人もいらっしゃいます。

【原因は冷え】

リウマチは膠原病の一種でアレルギー症状なので左右対称に症状が現れるのが特徴。病院など受診すると炎症やリウマチ因子が血液検査などでわかります。心配な人は病院受診を。

季節性の体のこわばりは朝方の冷え込みが原因。うっかり窓を開けて寝てしまっていたり、寝ている間に寝具をはいでしまって朝方冷えたりするのが原因ですね。そんな朝の体のこわばりを感じたら、起床前に寝床で血流を促すことができると朝が楽に過ごせます。

【指先グーパー】

涼しくなる秋は体が縮こまりたくなる。そんな秋の朝のこわばり対策は、手や足の指でグーパーして末端からの血流を促すこと。

夏場は緩めることが目的だったので、パーにすることをがんばりました。でも、季節は進み秋。秋はグーパーするときのグーを頑張るようにするとよいです。特に心肺機能が高まりにくい秋の朝は、手の指先だけでなく、手のひらのグーパーもしっかり握りこむように行いましょう。

最初は指先だけ握りこむように100回程度、グーパーします。それが終わったら、手のひらをしっかり握りこむように、やはり100回程度グーパーします。血行が悪い時ほどなかなか握りこめない。無理に100回やることもないですが、午前中はこんな指先や手のひらを握りこむ運動を頻繁に行うとよいです。

足腰が冷えたりひざの痛みや腰痛が気になる人は、ぜひ足指でチャレンジしてみてください。また日中は足腰が冷えやすいですから、厚手の下着などぼちぼち着こむようにしたらよいですね。

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軍事のプロが問う。総裁選候補者は「敵基地攻撃」を本当に理解しているか?

29日に投開票を迎える自民党総裁選で論点の1つとなっているのが安全保障問題。9月になって北朝鮮がミサイルを連発していることもあり「敵基地攻撃」に関して各候補の考えの違いが注目されています。しかし「攻撃」の内容は具体的には語られず、国民の理解が深まる議論にはなっていません。今回のメルマガ『NEWSを疑え!』では、軍事アナリストの小川和久さんが、まず「敵基地攻撃」を時代遅れのマスコミ語と指摘。その上で日本が“敵”と想定する中国や北朝鮮を攻撃する前提条件や、攻撃したりされたりした場合に起こる事態を明確に示し、現実に則した議論の必要性を訴えています。

総裁選候補者は「敵基地攻撃」を理解しているか?

自民党総裁選で論点のひとつになっていますが、実は「敵基地攻撃」という言い方は正しいとは言えないのです。これはマスコミ的な命名で、それは今日のミサイル発射装置の主流が移動式となっていて、固定した基地の攻撃とはイメージが違うことのほか、以下の条件を見れば明らかです。私はシンプルに「打撃力」と呼ぶのが望ましいのではないかと思っています。

一般的に口にされる敵基地(あるいは敵地)攻撃論は、北朝鮮や中国に日本を攻撃する兆しが見えたら、ミサイルが発射される前に破壊できないと国を守れないというものです。もちろん、北朝鮮や中国にそんなことをさせてはならないのですが、前提条件として考えなければならないのは次の点です。

北朝鮮や中国は何を目的として日本にミサイルを撃ち込んでくるというのでしょうか。また、どんなミサイルをどのくらいの数、日本のどこに向けて発射し、ミサイル攻撃のあと、日本に対してどんな動きに出てくるというのでしょうか。

それに、日本に向けて発射される前に敵のミサイルを破壊すると言いますが、日本はどんなミサイルを何発くらい発射するのか、その場合、敵の日本に対する反撃がどのようなものになり、日本はどのように対処すると考えているのか、それも語られたことがありません。

以上のような条件が不明なまま、これまでの敵基地(あるいは敵地)攻撃論は一人歩きしてきた面があります。それを口にする皆さんは、数発、あるいは数十発のミサイルで敵の発射装置などを叩くことをイメージしているのは明らかです。ここはひとつ、無責任な抽象論、感情論がはびこらないよう、ひとつひとつ整理していく必要があると思います。

まず、北朝鮮や中国には日本に対する渡洋上陸作戦能力が備わっていません。従って、日本を占領する能力がない以上、目標がどこであれ、日本に対するミサイル攻撃は破壊を目的としたものにならざるを得ないのです。

その場合、日本に対する攻撃は日本列島に84カ所の軍事基地を展開する米国から「自国に対する攻撃」とみなされ、反撃の対象となるのは自然の流れです。ほかの同盟国の場合と違い、日本列島は米国にとって死活的に重要な戦略的根拠地と位置づけられているからです。この場合、在韓米軍も同時に反撃に出ますから、韓国も一緒に反撃せざるを得なくなります。韓国に司令部を置く朝鮮国連軍15カ国以上が参戦する条件ともなります。米韓両国の反撃能力は、ミサイルだけを見てもすさまじいものです。

スピーチのプロが感じた「自民総裁選」4候補の討論中に通り抜ける“新しい風”

突然の菅義偉首相「不出馬」によって四つ巴の激しい争いとなった「自民党総裁選挙」もいよいよ大詰め。そんな4候補が出演した討論番組を見たという、メルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』の著者である森裕喜子さんは、そこから「新しい風」を感じたといいます。スピーチのプロから見た自民総裁選候補たちの発言と、殺伐としたコロナ禍の日本に吹くかもしれないと感じた「風」とはどんなものだったのでしょうか?

 

新しい風は吹くか? 2021自民総裁選の新しいコミュニケーションの形

4名の立候補者による討論会やメディア露出合戦が続いていますね。

9/22日の夜、TBSの報道番組「ニュース23」での討論を見ていて、(なんだか、新しくなりそうな予感・・・)と感じました。

河野氏、岸田氏、高市氏、野田氏(届け出順)4名、そのうち女性が2名ということも大きいように思います。

昨年の三つ巴(石破氏、岸田氏、菅氏)の時とは全然空気がちがう!

そう感じました。

高市候補が「こうして4人で番組に出ていると、連帯感のようなものが生まれている」とコメントしていましたし、他の番組の討論を見ていても、そう思いました。

世代交代とも言われている今回の選挙。本当にそうなりそうな、そして、なってほしいな、もちろん、良い方向に!
と思いながら、観ておりました。

コロナ禍ということで、地元で演説もできないという状況。
それもあってか、今回はオンラインを活用した討論イベントや候補者の人となりを見せるような内容が目立ち、親近感が湧いて来る雰囲気が強かったですね。

特に興味深かったのは、自民党主催の4日間連続「オンライン討論会」です。

新しい対話の形:ハイブリッドなオンライン討論会

生配信で、ほぼ毎回、観てしまいました。なんたっておもしろい。なぜかというと、ガチンコ勝負だったからです。

一応「コロナ対策」「国防」など、毎日大まかなテーマが出されていて、100名のオンライン参加の市民とスタジオがつながっている。それをYoutubeで生中継して誰もが視聴できるのです。

ハイブリッド型のイベントでした。そして、ここが良いのです。

参加者の中から、抜き打ちで質問が出る。候補者4名は、もちろんどんな質問が来るのかは事前にはわからないのです。

そして、時間も長時間。4日間いずれも18時~19:45くらいまで。ほぼ2時間ですよ。その分、質問数も多い。

テレビ番組だとせいぜい30分くらいですからね。

また、質問者の年齢層も幅広く、3歳くらいの子供さんから大人まで、海外からの参加も多数。

これら様々な属性の市民から、多岐にわたる質問に対して、ほぼ2時間、4名出ずっぱり。

見所は、質問に対して4名の候補者それぞれが、

>いかに自身の政策と絡めて、相手にわかりやすく答えられるか

>他の候補者との相違点をどう聞かせられるか

>時間内に簡潔に答え切ることができるか

などなど、実力が大いに試された本番でした。質問に答える感じのやりとりで、対話型とも言えるかもしれません。

画面を通してではありますが、質問者の市民に答える形は国会内での緊張感ある答弁とも違うし、記者からのツッコミある質問とも違います。
それゆえ、4名の候補者の「人間性」を強く感じました。

 

芸能人が「薬物芋づる式」で一斉逮捕か。音楽プロデューサー大麻検挙で芸能界大揺れ。有名女優Xも確保間近

今月23日、東京・世田谷区で乾燥大麻およそ1.8グラムを所持したとして、会社を経営する40代の兄弟が逮捕・起訴されていたことがわかった。しかし、これは大麻所持で逮捕されただけというニュースでは終わらない。なぜならこの兄弟は芸能界にも精通しており、多くの有名人と交流を持っているからだ。このニュースを受け、一部の芸能人は震えあがる思いをしているという。

音楽プロデューサー逮捕きっかけで芸能界が震撼

逮捕されていたのは会社経営の保坂学被告(42)と弟の耕司被告(40)の兄弟で、2人は今年8月、世田谷区三軒茶屋の関係先で乾燥大麻およそ1.8グラムを所持した疑いが持たれているという。テレビ朝日が報じた。

保坂被告らの関係先の捜索ではコカインや液体状の大麻も見つかっており、保坂被告らが密売をしていた可能性もあるとみられている。厚生労働省麻薬取締部は保坂被告らの認否を明らかにしていない。

実はこの保坂兄弟、一部の音楽業界ではその名をよく知られた有名人。プロデューサーとして『フジロックフェスティバル』に参加し、自身が選んだDJなどを出演させていた。

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FLASHによると、兄弟が暮らしていた家は音楽関係者の間で “世田谷ハウス” と呼ばれていて、ここで大麻やコカインを販売していた疑いをもたれており、薬物の密売所になっていたとして、当局からマークされていたという。

音楽業界に詳しいライターは次のように語る。

「保坂被告は音楽フェスの間では知られた人物で、東京のアンダーグラウンドなクラブシーンではかなりの有名人でした。自分がプレイをするのではなく、プロデューサーという存在です。なので、音楽業界には多くの知り合いがいて、その関係から芸能界にも人脈を広げていったとみられています」

自身が経営する会社でイベント運営やインターネットビジネス、飲食店のプロデュースなどさまざまな事業を展開していた保坂被告。関係先には多くの芸能人やミュージシャンたちが顔を出していたという。

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俳優、女優、ミュージシャン…震えあがる芸能人たち

FLASHによると、30代の俳優Yは「毎年のようにフジロックに来ていて、学被告のステージのところにくると、いつも親しげに話をしている」とし、「保坂兄弟が2017年1月、恵比寿で和食レストランを開店した際には、レセプションパーティにも来ていた」と報じ、保坂学被告と写る写真も掲載した。

また、「石野卓球さんやピエール瀧さんは、保坂兄弟とかなり親しい間柄で、卓球さんは学被告のステージにも出演していました」とした上で、石野卓球やピエール瀧と被告らが収まる写真も載せた。

実際に保坂被告のツイッターには(現在はアカウント削除)、過去に「久しぶりに石野卓球さん。ぶっ飛ばされました。深夜の卓球さんのプレイも楽しみ」と綴られるなど、親密な関係を伺い知ることができる。

ちなみに、俳優Yの所属事務所は保坂兄弟との関係について「連絡先も知りませんし、何年も会っていません」とFLASHの取材に答えたという。

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中国の影響力増大で消えた「国連」の存在意義。20年間で加速した“無力化”

9月21日に始まった国連総会では各国の首脳が演説。注目されたバイデン大統領、習近平国家主席は共に「米中冷戦は望まない」と語り、国際協調を重視する意思を示しました。しかし具体的なメッセージにおいては「分断」を印象づけたと分析するのは、メルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』』著者で元国連紛争調停官の島田久仁彦さんです。かつて総会前には事務総長報告の執筆作業にも携わった島田さんは、現在国連が重要視している国際問題を整理し、中国の影響力の増大に伴い無力になっていく国連の現状を憂いながらも、グテーレス事務総長のメッセージに希望があると伝えています。

 

混乱の国際情勢と国連の役割とは?

「米中冷戦は決して望まない」初めて大統領として国連総会でスピーチをしたバイデン米大統領。就任時と同じく、国際協調への復帰というイメージを強調しようとした狙いも見えましたが、実際には、世界の分断を印象付けたのではないかと感じます。

国連総会と並行して、英国と豪州とのつながりを強化し、共通でインド太平洋地域で顕著になる中国の脅威に対抗するというAUKUSが結成され、また日米豪印が中心となるクアッドの首脳会合もニューヨークで開催されることとなりました。そこに込められたアメリカ政府の決意は「インド太平洋地域の権益・利益は何としても守り抜く」という内容と、「いかなる強硬手段にも対抗する」という強い意志の表れでした。

中国との対峙をはじめ、特定の国々を名指しして非難するアメリカ大統領は、皆さんもご存じの通り、先のトランプ大統領をはじめ(イラン、北朝鮮、中国など)、ブッシュ大統領の「悪の枢軸」発言など、特段目新しいものではありません。しかし、これまでこのような対立軸を浮き彫りにしたのが共和党の大統領であり、民主党政権の大統領は、どちらかと言えば協調を強調してきた傾向がある中、民主党のバイデン大統領がこの対立軸の明確化スタイルを取ったのは、もしかしたら目新しいところかもしれません。

とはいえ、気候変動問題やコロナへの対策といったグローバルイシューでは、中国をはじめ、各国との協力を模索する姿勢を強調し、民主党の大統領っぽさもにじみ出ていたように思われます。

では、米中対立のもう一方の岸にいる習近平国家主席はどうだったか。習近平国家主席は総会場には現れず、ビデオメッセージでの演説となりましたが、バイデン大統領と同じく「米中冷戦は望まない」とのメッセージを発しました。

しかし、ニュアンスとしては、アメリカへの揶揄もあるのでしょうか?「コロナや気候変動などのグローバルな問題に各国が力を合わせて立ち向かう必要があるときに、小さなnational interestsにこだわるようなことはすべきではない」と、アメリカ主導で進められる“対中包囲網”の形成に対して釘をさすことも忘れていませんでした。

そして直接的な表現と間接的な表現を交えて「内政的な問題に対して、とやかく言う権利はどの国も有さない」と発言し、欧米が人権問題を盾に、中国の“内政問題”を非難し、制裁をちらつかせることへの全面対決の姿勢を強調しています。

そこには新疆ウイグル自治区の問題、香港情勢、そして台湾をめぐる欧米サイドからの圧力が含まれていますが、中国が国連安全保障理事会の常任理事国であるがゆえに、国連ではこれらの問題に対する決議は一切出されません。そして、台湾が国連の正式な加盟国でないという事実もネックになっています。

 

高市首相なら日本は終焉。財政再建を潰す自民右派のトンデモ思想

29日に投開票が迫り、最終盤を迎えた自民党総裁選。当初は事実上、河野氏と岸田氏の一騎打ちとも見られていましたが、安倍前首相の強力な後押しを受けた高市早苗氏の猛追もあり、まさに激戦の様相を呈しています。この予測困難な総裁選の行方を占うのは、日本国際戦略問題研究所長の津田慶治さん。津田さんは自身のメルマガ『国際戦略コラム有料版』で今回、決選投票となった際の「票の流れ」を読むとともに、総裁選後に行われる衆院選の見通しについても言及しています。

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自民党総裁選挙で、野党との差が見えなくなった

総裁選挙では4人が立候補しているが、野田さんは、出馬が遅れた影響が大きく、あまり票が集まらないようである。

高市さんは、安倍前首相の応援で票の上積みが起こり、党員票では岸田さんを抜く勢いになっているようだ。河野さんは党員票で圧倒的に優位であるとみられたが、あまりにも酷いネガティブキャンペーンで、党員票が目減りした感じを受ける。反対に、高市さんの応援団が嫌いな人も相当数いるようだ。

ということで、どうも、河野さん、岸田さん、高市さんの三者での争いになってきたが、1回目で過半数を超える人がいないようである。

決選投票は、1つに河野・岸田、2つに河野・高市、3つで岸田・高市の3つの組み合わせがあるが、1の場合は、高市さんの票が岸田さんに回るので、岸田優位になり、2の場合は高市さんの応援団を嫌うために、岸田さんの票が割れるので、河野さん優位になり、3の場合は、可能性としては低いと思うが、河野さんの票は岸田さんになり、岸田優位となる。

ということで、河野・高市での決選投票となると河野さんの芽が出てくる。他では、岸田さんが優位となる。

安倍さんの頑張りで、河野さんの芽があることになる。高市さんは河野さんより岸田さんの票を相当に食ってしまったと思える。

年金改革など、河野さんは50歳代以下の若者を意識した政策で、若者層を狙っているが、もし、河野首相になると、野党は改革を自民党に取られてしまい、苦戦になるような気がする。

というより、野党と自民党の差が見えないことが問題である。米国では、共和党の国民に干渉しない小さい政府対民主党の国民を保護する大きな政府という明確な相違点がある。

それに比べると右派の高市さんは、まるで民主党の左派オカシオ=コルテスさんと同じ主張(MMT賛成)をして、大きな政府指向である。自民党右派は米民主党左派と同じようでトンデモ思想という感じだ。

自民党右派は、財政再建の芽を潰し、バブル崩壊寸前の時代にその状況を酷くする人たちと見えてしまう。野党の同様であり、日本の終焉が近いように感じる。

中国に対応するスタンスも、野党は河野さんと同じようであり、野党と与党の差がない。特に両民主党との差を見つけずらい。

共産党との違いは、企業姿勢であるが、労働組合をバックにしている両民主党は自民党と同様である。ということで、自民党の河野さんと高市さんの違いの方が、野党と与党の差より大きい感じがする。

共産党は、非正規社員やそれ以下の人たちを代弁するので、自民党との違いが明確である。しかし、共産党支持層が大きくないことで、政権を取れない。

立憲民主党は、共産党と組むというが、主張の差が大きいので、労働組合は反発することになる。

総裁選挙後の衆議院選挙が面白くなってきた。河野さんだと野党は大変である。岸田さんであると年金改革をぶつけることができ、若者層の票を狙える。

 

トランプと同レベル。バイデン「米国ファースト外交」の迷惑千万

前任者が破壊し尽くした世界秩序の回復は、現職大統領に望むことも厳しいようです。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、就任から1年足らずの間にバイデン大統領が次々と犯した外交上の失敗を列挙し、各々について詳細に解説。その姿勢を「トランプ前大統領と同様の米国ファースト」と批判的に記した上で、失敗続きのバイデン外交の根本原因を探っています。

 

※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年9月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール高野孟たかのはじめ
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。

何をやってもドタバタして失敗続きのバイデン外交/その根本原因はどこにあるのか?

バイデン米大統領の外交がドタバタの連続で、世界中に大迷惑を及ぼしつつある。

第1に、前後左右の気配りも目配りもなしにほとんど衝動的に強行したアフガニスタンからの撤退である。

そもそもやるべきでなかった戦争であり、そのために最初から達成すべき戦略目標が何なのか誰も理解しないままに始めてダラダラと20年間も続けてしまった戦争であるのだから、期限を決めて「エイ、ヤッ」と撤退を決断したのは、偉いと言えば偉い。しかし、どんな物事にも縦糸と横糸があり、少し複雑なことになれば斜め糸もあったりして、その脈絡関係を慎重に見極め、それらを全体として俯瞰して3次元方程式をどこにも落ち度がないように解を求めていくのが政治であり外交というものだろう。

一夜で崩壊した米国製「アフガン政府」

米国自身の歴史的経緯を縦糸に例えるならば、オバマもトランプも、ブッシュ子が発動したこの馬鹿げた戦争を止めにしたいと思ったけれども叶わなかったのは、米軍侵攻でタリバン政権だけでなくアフガニスタンの国体そのものを破壊してしまい、その跡に「米国式民主主義」に基づく新国家を建設して差し上げようと思ったところが全然上手く行かなくて、引くに引けなくなったからである。

だから、問題の争点は「引くか引かないか」ではなく、「引いたとしても米傀儡の『アフガン政権』は何とか自分の足で立って、タリバンとの難しい交渉に立ち向かうことができるか」にあった。バイデン政権の判断は、

  1. 「アフガン政権」は少なくとも3カ月は持ち堪え、タリバンとの交渉に当たるだろう
  2. タリバンもいきなり首都を武力攻撃したりせずに政権側との交渉に応じるだろう

――というものだったが、実際には、ガニ大統領は逃亡し「アフガン政権」は一夜にして崩壊した。

結局のところ、米国のホワイトハウスも軍部も国務省も情報機関も、アフガンで何がどうなっているかを全く把握していなかったというこの元超大国の惨状には、呆れるばかりである。その結果、あとは野となれ山となれという究極的な無責任を演じてしまった。

こんな、撤退というより逃亡というべきやり方であるならば、前任者たちの誰でも実行可能であったろう。たぶんバイデンは「オバマもトランプも、断固やり遂げる勇気がなかった。私は奴らとは違うぞ。決断できる大統領なんだ」とでも考えたに違いないが、それは前後の脈絡に目を瞑った余りに乱暴な猪突猛進でしかなかった。

 

現役精神科医が伝授、コロナ禍の「プチうつ」に効く今すぐできる動作

最近、この長いコロナ禍で精神的に落ち込んでしまう人が増えているそうです。今回の無料メルマガ『セクシー心理学! ★ 相手の心を7秒でつかむ心理術』では著者で現役精神科医のゆうきゆうさんが、マイナスのイメージにハマってしまい、抜けられないというお悩みに対して、今すぐにできる簡単な解決方法を伝授しています。ちょっと落ち込み気味なとき、試してみてはいかがでしょうか?

「プチうつ」から一瞬で立ち直る、魔法の鼻息とは!?

こんにちは、ゆうきゆうです。みなさま元気でお過ごしでしょうか?

さて、少し前にこんなご相談をいただきました。

「自分はマイナスのイメージにハマってしまうと、エンドレスになってなかなか抜けられなくなってしまいます。こういった時どうしたらいいでしょうか?」

実際に、多くの人がマイナスなイメージにハマってしまう、という経験をしたことがあると思います。

これはうつや落ち込みの原因にもなりえます。

自分自身も同じような経験をしたことがあります。

疲れたときやたまに風邪を引いたときなどに

「あぁ、なんであんなことしちゃったんだろう」
「何であんな人がいるんだろう」

など、マイナスのイメージにとりつかれることがありました。

このようなネガティブなイメージから、どういうふうに抜け出したらいいか。

いろんな方法がありますが、今すぐ実行できる、簡単な方法があります。

それこそが「鼻で笑うこと」です!

隠されたイメージ 

鼻で笑うという行為は、大人になればそうそうなく、マンガの中ぐらいでしか見ることがないかもしれませんね。

例えばお嬢様キャラもしくは生徒会長キャラなど、インテリ的・偉そうな人が

「フン!そんなバカなことがあるわけないだろう」
「フン!ふざけないでくださいませ」

なんて風に言っているのを見られたことはあるのではないでしょうか。

この「フン!」を、ネガティブなイメージにハマりそうな時にやってみるのです。

例えば「あぁ、どうしてあの時…フン!」という感じですね。

そんなに目立たないため、特に一人だったら絶対に出来ますし、外を歩いてても、職場で仕事してても出来ると思います。

そのフン!に隠されたイメージは何かというと

「フン!くだらない」
「フン!その程度か」

というワードです。

過去のこととか、ネガティブなイメージにハマってしまい、不幸で不幸でしょうがないと思った時

「フン!この程度の不幸か」

と頭の中で思えるわけです。

 

「岸田では選挙で勝てない」自民総裁選のカギとなる議員票61票の行方

派閥の論理が優先され簡易方式で菅義偉氏が選出された昨年とは一変、いわゆる「フルスペック」で行われる自民党総裁選。今回は直後に衆院選も控えているため、票読みが困難になっているともされています。そんな総裁選を、永田町に身を置く方はどのように見るのでしょうか。今回のメルマガ『石川ともひろの永田町早読み!』では小沢一郎氏の秘書を長く務めた元衆議院議員の石川知裕さんが、マスコミ各社の調査と選挙を控えた議員の心理を紹介しつつ、その結果を予測しています。

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河野総裁で決まりか!?/岸田総裁なら低支持率スタートに

自民党総裁選挙もいよいよ終盤戦だ。街頭演説ができないぶん、テレビやネットでの討論に重きを置いた選挙戦になっている。4候補同士の討論では、河野氏に対しての質問が多く河野氏の政策に対して疑問を呈する場面が目立つ。裏を返せば河野氏が党員票で圧倒的に有利で、その票を減らさないと自分たちが勝利できないことの裏返しとも言える。

報道機関の調査によると、河野氏は党員票で40%を超える支持となっている。読売新聞の党員調査を参考に記す。

河野太郎 40%
岸田文雄 22%
高市早苗 20%
野田聖子  6%

日本テレビの調査でも

河野太郎 40%
岸田文雄 21%
高市早苗 15%
野田聖子  5%

となっており河野氏の優位は揺るがない。

次に議員票の獲得予想を報道機関の調査で見てみよう。

時事通信の調査によると、

河野太郎 118票
岸田文雄 104票
高市早苗  79票
野田聖子  21票
未定    39票
回答拒否  22票

投票先が定まっていない票が61票ある。

この61票が誰に行きそうなのか全く予想できないが、流れによっては議員票の順番は変動の要素がある。「岸田氏逆転勝利」の根拠は、高市氏に入っていた票を安倍晋三氏が「岸田支持」の流れを作る、という想定に立っている。しかし、「未定・回答拒否」の議員は河野氏に流れる可能性が高い。

総選挙を控えて「誰がトップなら勝てるか」と考えるからだ。

仮に、党員票で圧倒的に支持を得た河野氏が選ばれないとなると、自民党は党内民意を無視した結果となり、岸田政権は冷気の中での発足となる。

これが総選挙前でなければ強引にひっくり返すこともできる。しかし、選挙を控えた若手は自分の生き残りを考えている。1回目は高市氏に入れて、決選投票で岸田氏を支援した場合、地元有権者から「安倍や麻生に命令された」と見られるのを嫌がるだろう。

決選投票は議員票の比重が増す。

未定・回答拒否の61票がカギになる。

 

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